JP4256826B2 - 給電装置 - Google Patents

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    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G11/00Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts

Description

本発明は、例えば自動車のスライドドアやスライドシート等の移動構造体に常時給電するべく、ケース内にワイヤハーネスを略U字状に屈曲して収容した給電装置に関するものである。
図4は従来の給電装置の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
この給電装置41は、自動車のスライドドア42に搭載され、横長のケース44の内部にフラットワイヤハーネス45を略U字状に屈曲させて収容し、ケース44にスライダ46をスライド自在に設け、ワイヤハーネス45の一端をスライダ46に固定し、ワイヤハーネス45の他端をケース44に固定したものである。
スライダ46は可撓性のアーム47で車両ボディ43に連結され、ワイヤハーネス45の一端からアーム47に沿って車両ボディ側のワイヤハーネス48が配線されて電源等に続いている。ワイヤハーネス45の他端はスライドドア側のパワーウィンドモータやドアロックユニットやスイッチユニットやスピーカ等の補機(図示せず)に続くドア側ワイヤハーネス(図示せず)に接続されている。
フラットワイヤハーネス45には弛みを防止するために可撓性の補強板を付設させている。ケース44には底壁が設けられ、ワイヤハーネス45はケース44の上壁49と平行な底壁とに沿って略U字状に屈曲している。
図4のドア半開状態からスライドドア42を矢印Aの如く前方へ閉めると、スライダ46はケース44の後方へ相対的に移動し、ワイヤハーネス45は上下ほぼ同じ長さでU字状に屈曲する。また、図4のドア半開状態からスライドドア42を矢印Bの如く後方へ開けると、スライダ46はケース44の前方へ相対的に移動し、ワイヤハーネス45は上側部分45aよりも下側部分45bが短くなって、略J字状に屈曲する。これらによってワイヤハーネス45の弛みが吸収され、スライドドア内の各補機に確実に常時給電が行われる。
特開平11−342807号公報(第4頁、図1〜図2)
しかしながら、上記従来の給電装置41にあっては、ワイヤハーネス45としてフラットワイヤハーネスを用いているために、ケース内でのワイヤハーネス45の弛みを抑える可撓性の補強板を必要とし、補強板の取付コストや部品コストがかかるという問題があった。
そこで、本出願人はフラットワイヤハーネスに代えて断面略円形ないし長円形の通常のワイヤハーネスを用いて、図5に示す給電装置を考案した。
この給電装置51は、合成樹脂製のケース52と、ケース52の底壁53に沿ってスライド自在なスライダ54とを備え、ワイヤハーネス55はケース内で略U字状ないしJ字状に屈曲して収容され、ワイヤハーネス55の一端がスライダ54に固定され、ワイヤハーネス55の他端がケース52の上壁56側に固定されたものである。
ケース52は横長の略長方形に形成され、上下に平行な壁部56,53を有する。スライダ54は上半部54aと下半部54bとで構成され、下半部54bはケース52の底壁53から下側に突出し、ワイヤハーネス55は上半部54aから下半部54bにかけて略クランク状に屈曲して配索され、下半部54bからスライドドア等の移動構造体に向けて導出されている。
この給電装置51を自動車のスライドドアに適用した場合、スライドドアを開けると、鎖線の如くスライダ54がケース52の前方に相対的に移動しつつ、ワイヤハーネス55の下半部55bがケース52の底壁53に沿って前方へ摺動し、スライドドアを閉じると、実線の如くスライダ54がケース52の後方に相対的に移動しつつ、ワイヤハーネス55の下半部55bがケース52の底壁53に沿って後方へ摺動する。ケース52はスライドドアと一体に前後に移動し、スライダ54はさほど動かず、車両ボディ側との接続用のハーネス部分57と共にほぼ定位置にある。
この給電装置51は自動車のスライドドア以外にもスライドシートや回動式のバックドアやトランク、自動車以外の機械等のスライドドア等にも適用可能なものである。これらスライドドアやスライドシートやトランク等は移動構造体と呼称され、車両ボディ等の電源側は固定構造体と呼称される。
しかしながら、上記給電装置51にあっては、スライダの下半部がケースから下方に突出しているために、ケースの上端からスライダの下端までの距離が増大し、給電装置が高さ方向に肥大化するという問題や、スライダの下半部がスライド時に外部と干渉し、スムーズなスライド動作が行われないという心配があると共に、給電装置の見栄えが低下するといった問題があった。
本発明は、上記した点に鑑み、スライダの突出に起因する給電装置の肥大化や、スライダと外部との干渉等を防止して、コンパクトでしかもスライド動作のスムーズな給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る給電装置は、ケース内に複数本の電線を束ねて成るワイヤハーネスを略U字状に屈曲して収容し、該ケース内にスライダをスライド自在に設け、該ワイヤハーネスの往部側を該ケースに固定し、該ワイヤハーネスの復部側を該スライダを経て外部に導出させる給電装置であって、該ワイヤハーネスの往部と復部との間で該往部と復部とに沿う該ケースの壁部に長形のスリット状の開口が設けられ、該スライダが、該復部に沿う該ケースの壁部から該開口にかけて配置され、該スライダにブロック状の揺動部材が軸部で該開口の長手方向に首振り自在に支持して設けられ、該揺動部材が該開口内に位置し、該スライダと該揺動部材との内側で該ワイヤハーネスが該復部に沿う該ケースの壁部から該開口に向けて屈曲しつつ、該揺動部材のハーネス挿通孔から該復部側が外部に導出されことを特徴とする。
上記構成により、スライダがケース内に完全に収容され、スライダの一方がケースの外壁部に沿って位置し、ワイヤハーネスの復部がスライダの一方から他方にかけて配索されて、往部と復部との間でケースの長形の開口から外部に導出される。ワイヤハーネスは略U字状に屈曲され、スライダに配索されるハーネス部分は往部から復部に向かって配索される。往部はケースの一方の壁部に沿って位置し、復部はケースの他方の壁部に沿って位置する。スライダ部分でワイヤハーネスの復部が往部に向けて屈曲するから、復部とケースの壁部との摩擦抵抗が低減され、スライダの操作性が高まる。
また、スライダの移動に伴って、揺動部材が揺動し、導出側のワイヤハーネスの曲げ力やこじり力がスムーズに吸収される。給電装置を移動構造体に搭載した場合、導出側のワイヤハーネスは固定構造体(電源側)に向けて配索され、移動構造体の移動時にスライダが相対的に移動しつつ揺動部材が移動構造体の移動反対方向に揺動する。
請求項2に係る給電装置は、請求項1記載の給電装置において、前記ケースにレール部が設けられ、前記スライダに、該レール部に対する係合部が設けられたことを特徴とする。
上記構成により、スライダがケースのレール部に沿って所定位置でスムーズに進退自在となる。レール部は合成樹脂製のケースに一体成形されることがコスト及び組立性の上で好ましい。
請求項3に係る給電装置は、請求項2記載の給電装置において、前記レール部が前記開口の近傍に配置されたことを特徴とする。
上記構成により、開口がケースの高さ(幅)方向中間部に位置し、レール部が開口の近傍すなわちケースの高さ(幅)方向中間部に位置し、レール部にスライダの高さ(幅)方向中間部が係合し、それによりスライダがこじり力等を受けずに安定してケース内をスライド自在となる。
請求項1記載の発明によれば、スライダがケースの外壁から内側にかけて位置し、ワイヤハーネスがスライダを経てケースの高さ(幅)方向中間部の開口から外部に導出され、スライダがケース内に完全に収容されるから、給電装置が高さ(幅)方向にコンパクト化され、且つスライダが外部と干渉する心配がなく、スライダの損傷が防止されると共に、見栄え(商品価値)が向上する。また、ワイヤハーネスの復部が往部に向けて屈曲することで、復部とケースの壁部との摩擦抵抗が低減され、ワイヤハーネスやケースの摩耗や擦れ音やスライダの操作力が低減され、耐久性や操作性の良い給電装置が提供される。
また、揺動部材によってケースからの導出側ワイヤハーネスがスムーズに揺動して、導出側ワイヤハーネスにかかる曲げ力等が吸収され、スライダの操作力が低減されると共に、導出側ワイヤハーネスの耐久性が向上する。
請求項2記載の発明によれば、スライダの操作力が低減され、ケース内のワイヤハーネスの伸縮動作が一層スムーズに行われる。
請求項3記載の発明によれば、スライダの中間部がレール部に係合し、スライダがこじり力等を受けずに安定してスムーズに摺動するから、スライダの操作性が一層向上する。
図1〜図3は、本発明に係る給電装置の一実施形態を示すものである。図1は給電装置の概要、図2〜図3は給電装置のスライダの移動形態をそれぞれ示している。
この給電装置1は、ワイヤハーネス2を略U字ないしJ字状に屈曲させた状態で収容する合成樹脂製の横長なケース3と、ケース3の高さ方向中間部のレール部4に沿ってスライド自在なスライダ5とを備え、スライダ5の下半部5aがレール部4に係合し、レール部4の上側でケース3にハーネス導出用の横長のスリット状の開口6が設けられ、スライダ5の上半部5bが開口6内に位置し、ワイヤハーネス2がスライダ5の下半部5aから上半部5bにかけて配索され、ワイヤハーネス2が上半部5bから開口6の外側に導出されたことを特徴とするものである。
ケース3は略長方形に形成され、前半側の部分が幅狭に形成され、後半側の部分が幅広に形成されている。ケース3の前半部と後半部とは上側の段部7を介して続き、ケース3の底壁(壁部)8は前端から後端にかけて水平に真直に位置し、ケース3の上壁9は前半側9aが低く、後半側9bが高くなっている。ケース3の前半側の部分は後半側の部分よりも短くなっている。
上側の段部7に垂直な開口10が設けられ、開口10においてワイヤハーネス2の上側部分(往部)2aが固定されている。ワイヤハーネス2の固定は例えばケース3の上壁9の延長板(図示せず)にワイヤハーネス2をテープ巻きやバンドで固定することで行われる。
ケース3はベース部11(図2)とカバー部12とで構成され、ベース部11は垂直な基壁13(図2)と、基壁13の周囲の上下前後の壁部9,8,14,15とで構成され、カバー部12は一枚の板状部材で構成される。ベース部11とカバー部12とは好ましくは係止突起と係合枠片等といった係止手段(図示せず)で相互に固定されている。図1ではカバー部12の図示を省略している。
カバー部12に横長の開口6が設けられている。開口6はカバー部12の前端から後端の近傍にかけて水平方向に切欠形成されている。開口6は平行な上下端6a,6bと前側の開口端6cと後側の終端6dとを有している。開口6はカバー部12すなわちケース3の高さ方向中間部に位置している。ケース3の幅狭な前半側において開口6の上端6aはベース部11の上壁9aの内面にほぼ一致している。
開口6の下端6bに近接してカバー部12の内面とベース部11の内面とに一対のレール部4が対向して設けられている。レール部4は断面略三角形ないし四角形状に形成され、カバー部12やベース部11と一体に樹脂成形されることが好ましい。レール部4は開口6と平行に開口6と同じ長さで水平方向に真直に延びている。
スライダ5は上半部5bと下半部5aとが合成樹脂材で一体に形成され、上半部5bは断面略逆L字状(略枠状)に形成され、下半部5aは矩形ブロック状に形成されている。上半部5bは下半部5aから立ち上げられた垂直な壁部と、直交する水平な壁部とで構成されている。下半部5aの上部の左右両側に、一対のレール部4にスライド自在に係合する水平な溝部(係合部)16(図3)が設けられている。
スライダ5の下半部5aは上下又は左右に分割可能であることが好ましく、これら各分割ブロックにワイヤハーネス2を保持する断面半円状の溝が設けられ、両方の溝は合体して断面円形のハーネス挿通孔17(図3)をなして、下半部5aの上面に貫通して続いている。溝の内周面には例えばワイヤハーネス外周の保護チューブであるコルゲートチューブの周溝に係合するリブが設けられることが好ましい。ハーネス挿通孔17は下半部5aの後端から上端にかけて円弧状に湾曲して続いている。両分割ブロックは係止爪と係合凹部等といった係止手段(図示せず)で相互に係止される。一方の分割ブロックは枠状部である上半部5bに一体に続いている。
スライダ5の上半部5bには矩形状の揺動ブロック(揺動部材)18が垂直な軸部19で回動自在に連結されている。揺動ブロック18は上下に分割され、且つ係止爪と係合凹部等といった係止手段(図示せず)で相互に固定されることが好ましく、各分割ブロックに断面円形ないし長円形のハーネス挿通孔20(図2)をなす断面半円状ないし円弧状の溝が設けられ、ハーネス挿通孔20は揺動ブロック18の下端面から揺動先端面にかけて湾曲状に形成され、スライダ5の下半部5aのハーネス挿通孔17に続いている。
本例の揺動ブロック18のハーネス挿通孔20の内周面にはリブが設けられ、リブに揺動側のワイヤハーネス2dの外周の断面長円形のコルゲートチューブの周溝が係合している。揺動ブロック18の内部とスライダ5の内部においてワイヤハーネス2は保護チューブのない複数本の電線の状態で屈曲配索されており、スライダ5の下半部5aの後端と揺動ブロック18の揺動先端において各保護チューブの端部が固定されている。複数本の電線はケース内から揺動ブロック18を経てケース外へ導出されている。揺動ブロック18はケース3の横長の開口6内を前後に揺動する。
本例においては揺動ブロック18を用いてケース外側のワイヤハーネス2dを揺動自在としたが、揺動ブロック18を廃除して、従来例(図5)のようにスライダ5の上半部(上半ブロック)5bから直接的にワイヤハーネス2を開口6を経て外部に導出させることも可能である。
図1の実線及び図2の如く、スライダ5がケース3の後端側に移動した際に、ワイヤハーネス2の上側部分2aが下側部分(復部)2bよりも長くなり、上側部分2aがケース3の上壁9の内面に沿って真直に位置し、ケース3の後端側でワイヤハーネス2の屈曲部2cが略半円状に屈曲して位置する。ワイヤハーネス2は従来のフラットワイヤハーネスに較べて剛性を有しているから、ワイヤハーネス2の上側部分2aが垂れ下がることはない。揺動ブロック18は斜め後方に回動する。ワイヤハーネス2の屈曲部2cに続く下側部分2bはスライダ5内を下から上に向かい、上側の揺動ブロック18から開口6を経て斜め後方に導出される。
開口6と揺動ブロック18は共にケース3の高さ方向中間部においてワイヤハーネス2の上側部分2aと下側部分2bとの間に位置している。この構成により、従来のスライダの下半部をケースの下側に突出させた構造に較べて、給電装置1が高さ方向にコンパクト化されている。また、スライダ全体がケース内に完全に収容されているから、従来のようにスライダ5が外部と干渉する心配は皆無であり、給電装置全体の見栄えも向上している。
また、ワイヤハーネス2が上側部分2aと下側部分2bとの間で外部に導出されたことで、従来のようにワイヤハーネス2が下側部分のさらに下側から外部に導出される場合に較べて、ワイヤハーネス2に無理な曲げや捩り力が作用せず、それによってスライダ5の動きがスムーズ化され、スライダ5の操作力が低減される。
図3の如くスライダ5をケース3の前端側に移動させることで、ワイヤハーネス2の下側部分2bが上側部分2aよりも長くなり、下側部分2bがケース3の底壁8に沿って真直に延びて支持される。ワイヤハーネス2の屈曲部2cはケース3の長手方向中間部に位置する。揺動ブロック18は斜め前方に回動する。
上記給電装置1を自動車の左側のスライドドアに搭載した場合、図2はスライドドアの全閉状態、図3はスライドドアの全開状態となる。ワイヤハーネス2の上側部分2aはケース3の固定部を経てスライドドア側のパワーウィンドモータやドアロックユニットやドアミラーユニット、カーテシランプ、スイッチユニットといった補機側のワイヤハーネスにコネクタ接続される。揺動ブロック18から導出されたハーネス部分2dはスライドドアと車両ボディとの間を経て車両ボディ側(電源側)のワイヤハーネスにコネクタ接続される。
上記給電装置1は車両ボディ側に配置することも可能であり、その場合は上下の導出ハーネス2e,2dの接続先は逆になる。また、スライドドア以外に例えば自動車のスライドシートに対して上記給電装置1をフロアに横置きに配置し、揺動ブロック側のハーネス部分2dをスライドシートの内部の補機に接続し、固定側のハーネス部分2eを電源側に接続することも可能である。
また、自動車以外のドア等にも適用可能であり、例えば昇降式の扉に対して上記給電装置1を長手方向が上下方向となるように配置し、昇降式の扉に揺動ブロック側のハーネス部分2dを接続し、固定側のハーネス部分2eを電源側に接続することも可能である。このように、給電装置1の使用形態は必要に応じて適宜設定可能である。
また、上記実施形態において、レール部4に係合するスライダの溝部16を滑車等に代えることも可能である。また、レール部4を一対ではなく一本とすることも可能である。一本であっても、スライダ5がケース3内でケース厚さ方向にガタ付きなく収容されることで、スムーズなスライド動作が可能となる。また、レール部として突条ではなくスリット状の長孔(図示せず)を設け、スライダに溝部16ではなく、長孔に係合する軸部等を設けることも可能である。
本発明に係る給電装置の一実施形態の概要を示す正面図である。 同じく給電装置の詳細例におけるスライダが一端側に移動した状態の斜視図である。 同じく給電装置におけるスライダが他端側に移動した状態の斜視図である。 従来の給電装置の一形態を示す斜視図である。 従来の給電装置の他の形態を示す正面図である。
符号の説明
1 給電装置
2 ワイヤハーネス
2a 上側部分(往部)
2b 下側部分(復部)
3 ケース
4 レール部
5 スライダ
6 開口
8 底壁(壁部)
16 溝部(係合部)
18 揺動ブロック(揺動部材)

Claims (3)

  1. ケース内に複数本の電線を束ねて成るワイヤハーネスを略U字状に屈曲して収容し、該ケース内にスライダをスライド自在に設け、該ワイヤハーネスの往部側を該ケースに固定し、該ワイヤハーネスの復部側を該スライダを経て外部に導出させる給電装置であって、該ワイヤハーネスの往部と復部との間で該往部と復部とに沿う該ケースの壁部に長形のスリット状の開口が設けられ、該スライダが、該復部に沿う該ケースの壁部から該開口にかけて配置され、該スライダにブロック状の揺動部材が軸部で該開口の長手方向に首振り自在に支持して設けられ、該揺動部材が該開口内に位置し、該スライダと該揺動部材との内側で該ワイヤハーネスが該復部に沿う該ケースの壁部から該開口に向けて屈曲しつつ、該揺動部材のハーネス挿通孔から該復部側が外部に導出されことを特徴とする給電装置。
  2. 前記ケースにレール部が設けられ、前記スライダに、該レール部に対する係合部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の給電装置。
  3. 前記レール部が前記開口の近傍に配置されたことを特徴とする請求項2記載の給電装置。
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