JP4252500B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、始動時にモータ(モータジェネレータ)により無端状部材(ベルト)を介してエンジンを駆動する始動装置を備えた車両制御装置に関し、特に無端状部材の異常状態を高精度に検出して、始動装置の使用可能な範囲を拡大させた技術に関するものである。
この種の車両制御装置において、始動装置とエンジンとの間の動力伝達を行う無端状部材としては、長尺で柔軟な輪状部材(たとえば、ベルトやチェーン)が用いられている。以下、無端状部材としてベルトを用いたベルト駆動式の始動装置を例にとって説明する。
一般に、車両制御装置は、始動時にエンジンをクランキングするための始動装置を備えており、始動装置の始動用モータは、ベルトを介してエンジンに連結されて、始動用モータの回転力をエンジンに伝えている(たとえば、特許文献1参照)。
このようなベルト駆動式の始動装置は、ギア噛合い式のスタータモータと比較して、ギアノイズがなく、スムーズにエンジンを始動できるので、この利点が注目されて、エンジンの起動停止を繰り返すハイブリッド車両およびアイドルストップ車両などに適用されつつある。
また、上記背景のもとで、スタータモータの回転数とエンジンの回転数との回転数偏差に基づいて、ベルトに異常が発生したことを判定する装置も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平11−147424号公報 特開2001−165019号公報
従来の車両制御装置では、たとえば上記特許文献2の場合、スタータモータ回転数とエンジン回転数との偏差が所定値よりも大きい場合に、ベルトが異常状態であると判定しており、ベルトの正常または異常の2つの状態のみしか判定することができない。
したがって、ベルトが異常であると判定された場合には、始動装置に対してベルト使用が可能な軽度の異常であっても、ベルト駆動式の始動装置が使用不能となり、フェイルセーフ用として別の始動装置を設置する必要があり、コストアップを招くという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、回転数偏差が所定値を超えている時間に応じた評価指標値を用いて、無端状部材(ベルト)の異常状態を高精度に且つ適切に検出することのできる車両制御装置を得ることを目的とする。
この発明による車両制御装置は、車両に搭載されたエンジンを制御する車両制御装置であって、エンジンの始動時に無端状部材を介してエンジンを駆動する始動装置と、始動装置および車両制御装置に給電を行う電源と、エンジンの回転数を検出する第1の回転センサと、始動装置の回転数を検出する第2の回転センサと、第1および第2の回転センサの各検出値に基づいて無端状部材の異常を検出する異常検出手段と、を備え、異常検出手段は、各検出値を用いて無端状部材の滑り量を算出する滑り量算出部と、滑り量が所定値を超えている場合に無端状部材が滑り状態にあることを判定する滑り判定部と、滑り状態が判定された時間に基づいて無端状部材の評価指標値を算出する指標値算出部と、評価指標値を記憶するメモリ部と、評価指標値を複数の基準値と比較することにより無端状部材の異常状態を段階的に判定する異常判定部と、を含むものである。
この発明によれば、回転数偏差が所定値を超えている時間に応じた評価指標値を異常判定基準とすることにより、無端状部材(ベルト)の異常状態を高精度に且つ適切に検出するができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両制御装置を示すブロック構成図であり、特にエンジン始動システム(以下、「本システム」という)の関連構成を示している。
ここでは、一例として、本システムを、アイドルストップシステムが搭載された車両の制御装置に適用した場合について説明するが、これに限定されることはなく、たとえばハイブリッド車両にも適用可能である。
また、ここでは、動力伝達用の無端状部材としてベルト13を用いた場合を示したが、これに限定されることはなく、モータジェネレータ(以下、「MG」という)2からエンジン1にエンジン始動用動力を伝達可能な柔軟な輪形部材であれば、たとえばチェーンを用いてもよい。
図1において、本システムは、車両(図示せず)に搭載されたエンジン1と、エンジン1の始動時に回転力を発生するベルト式のMG2と、MG2に接続された車載の電源(バッテリ)3と、マイクロコンピュータからなるECU(電子制御ユニット)4と、を備えている。
ECU4は、電源3から給電されている。
MG2は、電源3からの給電により駆動されるとともに、エンジン1の通常運転中においては発電機として機能し、電源3に発電電力を供給するようになっている。
また、本システムは、始動専用モータからなるスタータ5と、エンジン1の負荷となる補機6(エアコンのコンプレッサなど)と、エンジン1の冷却水温Twを検出する温度センサ7と、エンジン1の回転数Nengを検出する回転センサ8Aと、MG2の回転数Nmtrを検出する回転センサ8Bと、MG2の回転力をエンジン1に伝達するベルト伝達機構9と、を備えている。
ベルト伝達機構9は、エンジン1の回転軸に連結されたクランクプーリ10と、MG2の回転軸に連結されたプーリ11と、補機6の回転軸に連結されたプーリ12と、各プーリ10〜12に巻き掛けられた動力伝達用のベルト13(無端状部材)と、により構成されている。
具体的には、クランクプーリ10は、エンジン1の出力側とは反対側において、クランク軸に取り付けられている。
各プーリ10〜12を連結するベルト13としては、一般に設けられた補機6の駆動用のVリブドベルトを用いることができる。
MG2は、エンジン1の始動時において、ECU4の制御下で駆動され、ベルト13を介してエンジン1を駆動する始動装置を構成している。
ECU4は、たとえば、アイドルストップ制御用のプログラムなど(図示せず)に加えて、ベルト13の異常の有無を検出する異常検出手段40を備えている。
異常検出手段40は、各回転センサ8A、8Bの検出値(エンジン1の回転数NengおよびMG2の回転数Nmtr)に基づいて、異常判定用の時間t_jg(以下、「劣化評価指標値」ともいう)を算出し、劣化評価指標値t_jgに基づいて、最終的にベルト13の異常状態を検出する。
異常検出手段40は、MG2の回転数Nmtrをエンジン回転数相当値Nmtr_hatに変換するMG回転数変換部41Aと、エンジン1の回転数Nengとエンジン回転数相当値Nmtr_hatとの回転数偏差ΔN(=Neng−Nmtr_hat)を求める回転数偏差算出部41(減算手段)と、回転数偏差ΔNが所定値ΔNthを超えたときにベルト13の滑り状態を判定するベルト滑り判定部42と、回転数偏差ΔNが所定値ΔNthを超えている時間t_jgを計測する時間計測部43と、異常検出手段40の検出結果を記憶するメモリ部となるEEPROM44と、累積された時間(劣化評価指標値)t_jgを複数の基準値(後述する)と比較してベルト13の異常状態を段階的に判定する異常判定部45と、を備えている。
MG回転数変換部41Aおよび回転数偏差算出部41は、ベルト13の滑り量を算出する滑り量算出部を構成している。
MG回転数変換部41Aは、エンジン1のクランクプーリ10の直径とMG2のプーリ11の直径とのプーリ比PRを算出するとともに、プーリ比PRを用いてMG2の回転数Nmtrをエンジン回転数相当値Nmtr_hatに変換する。
回転数偏差算出部41は、エンジン1の回転数Nengとエンジン回転数相当値Nmtr_hatとの回転数偏差ΔNを求め、これをベルト13の滑り量としてベルト滑り判定部42に入力する。
なお、ここでは、エンジン回転数相当値Nmtr_hatを用いた回転数偏差ΔNを滑り量として算出しているが、たとえばプーリ比PRなどが既知であれば、エンジン回転数NengとMG回転数Nmtrとの差(または和)を滑り量として用いることもできる。
また、ベルト13に滑りが発生していない場合には、Nmtr×PR=Neng、の関係が成立するので、PR=1であれば、Nmtr=Neng、となる。
したがって、PR=1の場合には、MG回転数Nmtrをそのままエンジン回転数相当値として用いることができる。
また、各回転数Neng、Nmtrに上記関係がある場合、MG回転数変換部41Aは、MG回転数Nmtrをプーリ比で除算することにより、エンジン回転数相当値Nmtr_hatを算出することになる。
時間計測部43は、回転数偏差ΔNが所定値ΔNthを超えている時間t_jgに応じた評価指標値を算出する指標値算出部として機能しており、この場合、計測した時間t_jgを劣化評価指標値として出力する。
時間t_jgは、EEPROM44に記憶されるとともに、必要時に異常検出手段40によって読み出され、異常判定部45によるベルト13の異常判定に用いられる。
ベルト滑り判定部42は、回転数偏差ΔNの絶対値を所定値ΔNthと比較する比較手段を含み、回転数偏差ΔNの絶対値が所定値ΔNthを超えている場合にベルト13の滑り状態を判定する。
異常判定部45には、警報ランプ14が接続されており、異常判定部45は、検出された異常状態(後述する)に応じて異なるように警報ランプ14を駆動し、異常状態を運転者に報知するようになっている。
また、異常検出手段40は、エンジン1の始動時にベルト13の異常検出処理を実行し、エンジン1の冷却水温Tw(周辺温度)が所定温度(エンジン1の冷機状態に対応)以下の低温状態を示す場合には、異常検出処理の実行を禁止するようになっている。
なお、図1において、補機6は、1台のみでなく、所要の任意数だけ設置され得る。
また、エンジン回転数Nengおよびモータ回転数(MG回転数)Nmtrを測定するための回転センサ8A、8Bは、特別な専用センサとして付加されたものではなく、既存のセンサが使用されている。
さらに、スタータ5は、ベルト13が滑った場合に、確実にエンジン1を始動させるために使用され得るが、この場合、必ず設置されるべきものではなく、省略することもできる。
次に、図2を参照しながら、ECU4内の異常検出手段40の具体的な処理動作について説明する。
図2は主にベルト滑り判定部42および時間計測部43の処理を示すフローチャートである。
図2において、まず、回転センサ8Aの検出信号からエンジン回転数Nengを求めるとともに、回転センサ8Bの検出信号からMG回転数Nmtrを求める(ステップS10)。
続いて、MG回転変換部41Aは、エンジン1のクランクプーリ10の直径と、MG2のプーリ11の直径とからプーリ比PRを求め、MG回転数Nmtrをプーリ比PRで除算してエンジン回転数相当値Nmtr_hatに変換し(ステップS11A)、回転数偏差算出部41に入力する。
これにより、回転数偏差算出部41は、回転数偏差ΔN(=Neng−Nmtr_hat)を算出し、これを滑り量としてベルト滑り判定部42に入力する。
続いて、ベルト滑り判定部42は、回転数偏差ΔNの絶対値と所定の滑り判定値ΔNthとを比較し、回転数偏差ΔNの絶対値が滑り判定値ΔNthを超えたか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11において、|ΔN|>ΔNth(すなわち、YES)と判定されれば、時間計測部43は、EEPROM44内に記憶された劣化評価指標値t_jgを一定値だけ増加させて(ステップS12)、再びEEPROM44に更新記憶させる。
このとき、時間計測部43は、タイマカウンタとして機能し、ステップS12により、EEPROM44内の記憶値は、一定期間ごとに、回転数偏差ΔNが滑り判定値ΔNthを超えている時間(劣化評価指標値)t_jgを一定値だけ増加される。
このように、ベルト13が滑っている期間において、時間計測部43により劣化評価指標値t_jgが加算され続けるので、ベルト13に滑りが発生している時間に応じた劣化評価指標値t_jgを測定することができる。
一方、ステップS11において、|ΔN|≦ΔNth(すなわち、NO)と判定されれば、劣化評価指標値t_jgの加算処理(ステップS12)は実行されず、劣化評価指標値t_jgは、前回値を維持する。
次に、異常検出手段40は、EEPROM44に記憶された最新の劣化評価指標値t_jgを読み出して、第1の基準値t_jgth1と比較し、劣化評価指標値t_jgが第1の基準値t_jgth1よりも小さいか否かを判定する(ステップS13)。
第1の基準値t_jgth1(異常判定用のしきい値)は、たとえば、ベルト13の正常状態を示す許容範囲(正常範囲)内の上限値に設定されている。
ステップS13において、t_jg≧t_jgth1(すなわち、NO)と判定されれば、劣化評価指標値t_jgが許容範囲を逸脱しているので、続いて、劣化評価指標値t_jgを第2の基準値t_jgth2と比較し、劣化評価指標値t_jgが第2の基準値t_jgth2よりも小さいか否かを判定する(ステップS14)。
第2の基準値t_jgth2(重度異常判定用のしきい値)は、第1の基準値t_jgth1よりも大きい値であり、たとえば、ベルト13の軽度異常状態に対応した軽度異常範囲の上限値(重度異常範囲の下限値)に設定されている。
一方、ステップS13において、t_jg<t_jgth1(すなわち、YES)と判定されれば、劣化評価指標値t_jgが許容範囲内にあるので、ベルト13が正常状態にあるものと見なして、ベルト13の異常に関する軽度異常フラグF1および重度異常フラグF2を全て0クリアする(ステップS15)。
また、ステップS14において、t_jg<t_jgth2(すなわち、YES)と判定されれば、劣化評価指標値t_jgが軽度異常の範囲内にあるので、軽度異常フラグF1を「1」にセットする(ステップS16)。
さらに、ステップS14において、t_jg≧t_jgth2(すなわち、NO)と判定されれば、劣化評価指標値t_jgが軽度異常の範囲を逸脱しているので、ベルト13が重度異常状態にあるものと見なして、重度異常フラグF2を「1」にセットする(ステップS17)。
最後に、最新の劣化評価指標値t_jgをEEPROM44に記憶させて(ステップS18)、図2の処理ルーチンを終了してリターンする。
ここで、EEPROM44は、電源3からECU4への給電が遮断されても記憶値がクリアされない装置である。
したがって、EEPROM44に記憶された劣化評価指標値t_jgは、電源3(バッテリ)が取り外された(ECU4への給電がOFFされた)場合でも、クリアされることはなく、ベルト13の異常状態に対応した履歴情報として保持される。
なお、ベルト13の異常状態を段階的に判定するための各基準値t_jgth1およびt_jgth2において、第1の基準値t_jgth1は、具体的には、ベルト13に滑りが発生しているものの、エンジン1の始動に対しては支障が生じない程度のレベルに対応した値であり、たとえば、0.5[sec]程度に設定されている。
また、第2の基準値t_jgth2は、ベルト13の滑りが発生してエンジン1が始動できない程度のレベルに対応した値であり、たとえば、数[sec]程度に設定されている。
図3はエンジン1の始動時におけるベルト13のスリップ発生状態をイメージ図として示すタイミングチャートである。
図3において、横軸は時間t(0.00〜0.80[sec])であり、縦軸はエンジン回転数Neng、MG回転数Nmtr、回転数偏差ΔN、劣化評価指標値t_jg(累積時間)、をそれぞれ示している。
図3から明らかなように、劣化評価指標値t_jgは、回転数偏差ΔNが所定の滑り判定値ΔNthを超えている期間では、時間計測部43によって増加され、回転数偏差ΔNが滑り判定値ΔNth以下を示す期間では一定値に保持される。
たとえば、時間tが0.30[sec]を超えた時点で、一時的に、ΔN≦ΔNthとなっており、このときの劣化評価指標値t_jgの値は一定値となっている。
図2に基づく異常検出手段40の処理により、劣化評価指標値t_jgは、図3のように変化する。
すなわち、回転数偏差算出部41は、モータ回転数Nmtrとエンジン回転数Nengとの回転数偏差ΔNを算出し、ベルト滑り判定部42は、ベルト13の滑り発生に起因した回転数偏差ΔNを所定の滑り判定値ΔNthと比較し、時間計測部43は、ΔN>ΔNthを示す期間に劣化評価指標値t_jgを増加させる。
次に、図4のフローチャートを参照しながら、異常判定部45による警報ランプ14の点灯動作について説明する。
図4は異常状態のレベルに応じた警報ランプ14の点灯ロジックを示している。
図4において、異常判定部45は、まず、ベルト13の滑りの程度に応じた軽度異常フラグF1および重度異常フラグF2(前述の図2の判定でセット/クリアした)をチェックする。
すなわち、軽度異常フラグF1がセットされているか否かを判定し(ステップS20)、F1=1(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、重度異常フラグF2がセットされているか否かを判定する(ステップS21)。
一方、ステップS20において、F1=0(すなわち、NO)と判定されれば、ベルト13は正常状態であると見なされるので、警報ランプ14を消灯して(ステップS22)、図4の処理ルーチンを終了してリターンする。
また、ステップS21において、F2=0(すなわち、NO)と判定されれば、ベルト13は軽度異常状態であると見なされるので、警報ランプ14を点滅駆動して軽度異常状態を運転者に報知し(ステップS23)、図4の処理ルーチンを終了してリターンする。
さらに、ステップS21において、F2=1(すなわち、YES)と判定されれば、ベルト13は重度異常状態であると見なされるので、警報ランプ14を点灯駆動して重度異常状態を運転者に報知し(ステップS23)、図4の処理ルーチンを終了してリターンする。
このように、異常状態のレベルに応じた2個のフラグF1、F2を用いて、1個の警報ランプ14の点灯ルールを設定することにより、ベルト13の滑り状態を運転者に容易に且つ正確に報知することができる。
したがって、運転者は、異常状態のレベルに応じて具体的な対処の要否を判断することができる。なお、警報ランプ14に代えて、または警報ランプ14に加えて、ブザーや報音装置などを警報装置として用いてもよい。
上述したこの発明の実施の形態1によれば、ベルト13の異常状態の程度に応じて、劣化評価指標値t_jgが変化するので、ベルト13の切断のような致命的な異常に至る前の軽度異常状態を事前に検出することができる。
また、たとえば被水などでベルト13が滑りやすい状態になった場合には、ベルト13に異常がなくても滑りが発生し、時間経過により水が乾くと正常状態に復帰するが、一旦滑りが検出された場合にベルト13の異常状態を誤判定する可能性があるが、この発明によれば、劣化評価指標値t_jgに基づいて判定しているので、このような一時的な異常状態に起因した誤判定を回避することができる。
また、MG2の要求トルクが大きいエンジン始動時にベルト13の異常検出処理を実行することにより、ベルト13の滑り発生状態を確実に検出することができ、異常検出精度を向上させることができる。
また、エンジン1の低温時においては、MG2の要求トルクが大きいことから、ベルト13の滑りが発生し易くなるが、低温時にベルト13の異常判定処理を禁止することにより、低温時での要求トルクの増大に起因した影響を回避することができ、異常状態の検出精度をさらに向上させることができる。
また、劣化評価指標値(ΔN>ΔNth、となっている時間)t_jgを、EEPROM44に記憶させることにより、たとえばメンテナンス時に電源3(バッテリ)を外しても、記憶された検出情報がクリアされることがないので、ベルト13の異常履歴情報が消えることがなく、電源3の復帰後に継続して再使用することができる。
なお、図1〜図4では、第1および第2の基準値t_jgth1、t_jgth2からなる2個の異常判定しきい値を用いて3段階の異常判定処理結果を取得する場合について説明したが、異常しきい値を3個以上設定して、4段階以上の判定結果を細かく分割して制御を実行してもよい。
さらに、異常しきい値を特に設定せずに、異常状態を無段階に判定可能な構成とし、劣化評価指標値t_jgを直接的に各種制御(たとえば、ベルト13の滑りを回避する制御)に用いてもよい。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、MG2の要求トルクが増大する(ベルト13の滑りが発生し易い)期間として、エンジン1の始動時を選択し、エンジン始動時に滑り判定処理を実行したが、運転者がアイドルストップを禁止した(再始動が実行されない)場合を考慮して、エンジン1の通常運転時に、一定期間ごとに負荷トルクを増大させることにより、MG2の要求トルクを増大させて滑り判定処理を実行してもよい。
この場合、ECU4は、エンジン1の通常運転時に、一定期間ごとにエンジン1に対する負荷トルクを変化させる負荷トルク変更手段を備えている。
また、負荷トルク変更手段は、MG2による発電停止および発電運転を繰り返し実行して、電気負荷を急増させてMG2の要求トルクを増大させて、ベルト13の異常を効率的に検出できるようにしている。
ただし、エンジン1の負荷トルクに変化を与える手段であれば、電気負荷の変更手段に限らず、他の手段を用いてもよい。
以下、図5および図6を参照しながら、一定期間ごとに発電停止/発電運転を実行したこの発明の実施の形態2に係る車両制御装置について説明する。
図5はこの発明の実施の形態2による発電停止/発電運転の実行時の滑り判定処理を説明するためのタイミングチャートであり、横軸は時間t_[hour]、縦軸は、電気負荷トルク、回転数偏差ΔN、劣化評価指標値t_jg、をそれぞれ示している。
また、図6はこの発明の実施の形態2による発電停止/発電運転(電気負荷の変更)の処理(一定期間ごとに実行される)を示すフローチャートである。
なお、この発明の実施の形態2に係る車両制御装置の構成は、図1に示した通りであり、異常検出手段40による処理の実行タイミングが異なるのみである。
前述のように、エンジン1の始動時のみにおいてベルト13の滑り検出処理を実行した場合、たとえば、運転者が何らかの方法(たとえば、スイッチ)でアイドルストップを禁止しているような場合、スタータキーによる始動操作のみに依存するので、ベルト13の滑り検出処理を実行する機会が少なくなることが考えられる。
そこで、図5のように、一定期間t_LDA(たとえば、100時間)が経過するごとに、所定時間t_LDB(たとえば、10分間)だけ発電を停止し、その後、発電を再開することで電気負荷トルクを急増させることにより、MG2の要求トルクを増大させて、ベルト13の滑り検出処理を実行する。
すなわち、図5において、時刻t_1、t_3において、MG2による発電を停止させ、時刻t_2、t_4において発電を再開させている。
このとき、時刻t_2での発電再開時には、ベルト13の滑りが発生していないが、時刻t_4から時刻t_5までの期間(破線枠参照)においては、ベルト13の滑りが発生しており、劣化評価指標値t_jgが増大している。
図5のように、発電停止時においては、車両の電力供給源が電源3(バッテリ)のみとなり、バッテリ容量が低下するので、発電再開の直後においては、電気負荷トルクを大きくすることができる。
次に、図6を参照しながら、この発明の実施の形態2による一定期間t_LDAおよび所定時間t_LDBの設定処理(電気負荷の変更処理)について説明する。
図6において、まず、カウンタ値CNTをインクリメントし(ステップS30)、カウンタ値CNTが発電停止中の所定時間t_LDB(たとえば、10分間)以上に達したか否かを判定する(ステップS31)。
ステップS31において、CNT≧t_LDB(すなわち、YES)と判定されれば、発電運転を実行し(ステップS32)、CNT<t_LDB(すなわち、NO)と判定されれば、発電を停止させる(ステップS33)。
続いて、カウンタ値CNTが発電停止処理用の一定期間t_LDA(たとえば、100時間)以上に達したか否かを判定する(ステップS34)。
ステップS34において、CNT≧t_LDA(すなわち、YES)と判定されれば、カウンタ値CNTを0クリアし(ステップS35)、CNT<t_LDA(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS35を実行せずに、図6の処理ルーチンを終了してリターンする。
ここで、電気負荷の変更インターバルとなる一定期間t_LDA(たとえば、100時間)と、発電停止中の所定時間t_LDB(たとえば、10分間)との関係は、言うまでもなく、t_LDA>t_LDBとなる。
図6の一連の処理を実行することにより、一定期間t_LDAの間隔ごとに、所定時間t_LDBだけ発電を停止させることができる。
このように、発電停止/発電運転を実行しながらエンジン1の電気負荷を変更してMG2の要求トルクを増大させ、ベルト13の滑り判定処理(図2参照)を実行することにより、前述と同様に、確実で且つ高精度な滑り判定を実現することができる。
また、エンジン1の始動時以外でもベルト13の異常検出処理が実行されるので、たとえば運転者がアイドルストップを禁止指示したような場合(始動回数が少なく、検出頻度が少ない場合)でも、確実に高精度な異常検出を実現することができる。
なお、ここでは、MG2による発電を停止して電気負荷トルクを変化させる例を示したが、瞬間的に電力消費を大きくすることが可能であれば、他の方法で電力消費を大きくして、電気負荷トルクを変化させてもよい。
また、上記実施の形態1、2では、特に言及しなかったが、異常検出手段40は、ベルト13の異常検出処理を複数回実行しても、ベルト13の異常が検出されない場合には、劣化評価指標値t_jgを初期値にクリアしてもよい。
これにより、たとえば、ベルト13のメンテナンス後に劣化評価指標値t_jgが初期値に戻されるので、警報ランプ14などの誤点灯を回避することができる。
この発明の実施の形態1に係る車両制御装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1によるベルト滑り判定ロジックを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による始動時でのベルト滑り発生時の応答動作をイメージ図として示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1によるランプ点灯ロジックを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による通常運転中に定期的に電気負荷を上昇させて滑り判定処理を実行中の様子を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2による電気負荷の変更処理(一定期間および所定時間の設定処理)を示すフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン、2 モータジェネレータ(始動装置)、3 電源、4 ECU、7 温度センサ、8A、8B 回転センサ、9 ベルト伝達機構、10 クランクプーリ、11 始動装置のプーリ、13 ベルト(無端状部材)、14 警報ランプ、40 異常検出手段、41 回転数偏差算出部、41A MG回転数変換部、42 ベルト滑り判定部、43 時間計測部(指標値算出部)、44 EEPROM、45 異常判定部、Neng エンジン回転数、Nmtr モータ回転数、Tw 冷却水温、ΔN 回転数偏差、t_jg 劣化評価指標値(ΔN>ΔNthとなっている時間)、ΔNtn 所定値、t_jgth1 第1の基準値、t_jgth2 第2の基準値、Nmtr_hat エンジン回転数相当値。

Claims (11)

  1. 車両に搭載されたエンジンを制御する車両制御装置であって、
    前記エンジンの始動時に無端状部材を介して前記エンジンを駆動する始動装置と、
    前記始動装置および前記車両制御装置に給電を行う電源と、
    前記エンジンの回転数を検出する第1の回転センサと、
    前記始動装置の回転数を検出する第2の回転センサと、
    前記第1および第2の回転センサの各検出値に基づいて前記無端状部材の異常を検出する異常検出手段と、を備え、
    前記異常検出手段は、
    前記各検出値を用いて前記無端状部材の滑り量を算出する滑り量算出部と、
    前記滑り量が所定値を超えている場合に前記無端状部材が滑り状態にあることを判定する滑り判定部と、
    前記滑り状態が判定された時間に基づいて前記無端状部材の評価指標値を算出する指標値算出部と、
    前記評価指標値を記憶するメモリ部と、
    前記評価指標値を複数の基準値と比較することにより前記無端状部材の異常状態を段階的に判定する異常判定部と、
    を含むことを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記滑り量算出部は、
    前記エンジンのプーリ径と前記始動装置のプーリ径とのプーリ比を算出するとともに、前記プーリ比を用いて前記始動装置の回転数をエンジン回転数相当値に変換する回転数変換部と、
    前記エンジンの回転数と前記エンジン回転数相当値との回転数偏差を求める回転数偏差算出部と、
    を含み、前記回転数偏差を前記滑り量として算出することを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  3. 前記異常検出手段は、前記エンジンの始動時に前記無端状部材の異常検出処理を実行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記エンジンの周辺温度を検出する温度センサ手段を設け、
    前記異常検出手段は、前記周辺温度が所定温度以下の低温状態を示す場合には、前記無端状部材の異常検出処理の実行を禁止することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両制御装置。
  5. 前記メモリ部は、EEPROMにより構成され、前記電源からの給電が遮断されても、記憶内容を保持することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の車両制御装置。
  6. 前記異常検出手段は、前記無端状部材の異常検出処理を複数回実行しても、前記無端状部材の異常が検出されない場合には、
    前記評価指標値を初期値にクリアすることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の車両制御装置。
  7. 前記異常検出手段に接続された警報手段を備え、
    前記異常検出手段は、前記無端状部材の異常を検出した場合には、前記警報手段を駆動して、前記車両の運転者に異常状態を報知するとともに、
    前記無端状部材の段階的な異常状態に応じて、前記警報手段の駆動状態を変更することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の車両制御装置。
  8. 前記エンジンの通常運転時に、一定期間ごとに前記エンジンに対する負荷トルクを変化させる負荷トルク変更手段を備え、
    前記異常検出手段は、負荷トルク変更手段により前記負荷トルクが変化されたときに、前記無端状部材の異常検出処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の車両制御装置。
  9. 前記始動装置は、モータジェネレータにより構成され、
    前記負荷トルク変更手段は、前記一定期間ごとに、所定時間にわたって前記モータジェネレータによる発電運転を停止させた後に、前記始動装置による発電運転を再開させて前記エンジンに対する電機負荷を増大させることを特徴とする請求項8に記載の車両制御装置。
  10. 前記指標値算出部は、
    前記滑り量が前記所定値を超えている時間を計測する時間計測部により構成され、
    前記滑り量が前記所定値を超えている時間を、前記評価指標値として算出することを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の車両制御装置。
  11. 前記異常判定部は、
    前記評価指標値を、前記無端状部材の正常範囲の上限値に対応した第1の基準値と比較し、
    前記評価指標値が前記第1の基準値を超えた場合には、前記評価指標値を、前記第1の基準値よりも大きい値で前記無端状部材の軽度異常範囲の上限値に対応した第2の基準値と比較し、
    前記評価指標値が前記第1の基準値以下を示す場合には、前記無端状部材が正常状態と判定し、
    前記評価指標値が前記第1の基準値よりも大きく且つ前記第2の基準値以下を示す場合には、前記無端状部材が軽度異常状態と判定し、
    前記評価指標値が前記第2の基準値よりも大きい場合には、前記無端状部材が重度異常状態と判定することを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の車両制御装置。
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