JPH10169535A - エンジンの始動制御装置およびその装置を用いたハイブリッド電気車両 - Google Patents
エンジンの始動制御装置およびその装置を用いたハイブリッド電気車両Info
- Publication number
- JPH10169535A JPH10169535A JP8329553A JP32955396A JPH10169535A JP H10169535 A JPH10169535 A JP H10169535A JP 8329553 A JP8329553 A JP 8329553A JP 32955396 A JP32955396 A JP 32955396A JP H10169535 A JPH10169535 A JP H10169535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- starting
- water temperature
- cranking
- apu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、エンジンの置かれた環境に応じて、
常に安定、かつ確実にエンジンを始動させることができ
るエンジンの始動制御装置およびその装置を用いたハイ
ブリッド電気自動車を提供する。 【解決手段】本発明は、エンジン水温にもとづきクラン
キング時間あるいはクランキング停止回転数と再始動回
数とを定めて、エンジン状態に応じた始動条件を定め、
この始動条件にしたがいエンジン7のスタータ7dを制
御するように始動制御装置を構成して、極低温の始動
時、クランクキング時間が不足してエンジンの始動が果
たせなかったり、高温の始動時、クランクキング時間が
過剰となってスタータから異音が発生したり、再始動回
数が不足することによる始動不良がないようし、エンジ
ン運転が必要なときに、確実にエンジンが始動されるよ
うにしたことにある。
常に安定、かつ確実にエンジンを始動させることができ
るエンジンの始動制御装置およびその装置を用いたハイ
ブリッド電気自動車を提供する。 【解決手段】本発明は、エンジン水温にもとづきクラン
キング時間あるいはクランキング停止回転数と再始動回
数とを定めて、エンジン状態に応じた始動条件を定め、
この始動条件にしたがいエンジン7のスタータ7dを制
御するように始動制御装置を構成して、極低温の始動
時、クランクキング時間が不足してエンジンの始動が果
たせなかったり、高温の始動時、クランクキング時間が
過剰となってスタータから異音が発生したり、再始動回
数が不足することによる始動不良がないようし、エンジ
ン運転が必要なときに、確実にエンジンが始動されるよ
うにしたことにある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを自動的
に始動させるエンジンの始動制御装置およびその装置を
用いたハイブリッド電気車両に関する。
に始動させるエンジンの始動制御装置およびその装置を
用いたハイブリッド電気車両に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンを駆動源に用いた自動車は、排
ガスを浄化する触媒を用いて、エンジンから排出される
排ガスを浄化している。ところで、エンジンの排ガス状
態は、エンジンに対する負荷の変化が大きいため、すな
わち自動車が大・小の曲り、上・下勾配のある道路、渋
滞等の道路を走行する等によりエンジン負荷が大きく変
わるために、全ての走行状態において触媒で十分に排ガ
スを浄化するのは難しい。
ガスを浄化する触媒を用いて、エンジンから排出される
排ガスを浄化している。ところで、エンジンの排ガス状
態は、エンジンに対する負荷の変化が大きいため、すな
わち自動車が大・小の曲り、上・下勾配のある道路、渋
滞等の道路を走行する等によりエンジン負荷が大きく変
わるために、全ての走行状態において触媒で十分に排ガ
スを浄化するのは難しい。
【0003】そこで、電気自動車の開発が進められてい
る。電気自動車のほとんどは、車体に搭載されたバッテ
リーの電力でモータを駆動してタイヤを駆動させている
が、自動車の車体に搭載可能なバッテリーの電力量に対
する電力消費量の割合が大きいので、走行できる距離が
短いという難点をもっている。
る。電気自動車のほとんどは、車体に搭載されたバッテ
リーの電力でモータを駆動してタイヤを駆動させている
が、自動車の車体に搭載可能なバッテリーの電力量に対
する電力消費量の割合が大きいので、走行できる距離が
短いという難点をもっている。
【0004】そこで、特開平7−71236号公報でも
示されるような普段はバッテリーだけの電力で走行し、
このバッテリーの電力が所定以下に低下すると、小排気
量のエンジンを作動させて発電機を駆動し、所定の電力
量になるまで充電しながら発電走行を行うという、バッ
テリーの状況に応じエンジンが作動・停止を繰り返して
電気走行を継続させるハイブリッド電気自動車(ハイブ
リッド電気車両)が開発されている。
示されるような普段はバッテリーだけの電力で走行し、
このバッテリーの電力が所定以下に低下すると、小排気
量のエンジンを作動させて発電機を駆動し、所定の電力
量になるまで充電しながら発電走行を行うという、バッ
テリーの状況に応じエンジンが作動・停止を繰り返して
電気走行を継続させるハイブリッド電気自動車(ハイブ
リッド電気車両)が開発されている。
【0005】このようなハイブリッド電気自動車は、エ
ンジンが電気走行を維持するの必要な短い充電時間の間
だけ、定(軽)負荷の発電機を駆動するので、バッテリ
の欠点を補いつつ高い浄化性能が確保できる利点をも
つ。
ンジンが電気走行を維持するの必要な短い充電時間の間
だけ、定(軽)負荷の発電機を駆動するので、バッテリ
の欠点を補いつつ高い浄化性能が確保できる利点をも
つ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】こうしたハイブリッド
電気自動車は、充電時にはバッテリに余裕がないことか
ら、限られたバッテリの容量を用いて、エンジンを速や
かに始動することが求められる。
電気自動車は、充電時にはバッテリに余裕がないことか
ら、限られたバッテリの容量を用いて、エンジンを速や
かに始動することが求められる。
【0007】ところで、ハイブリッド電気自動車におけ
るエンジンの始動環境は、エンジンの状態、自動車が置
かれる地域、気候などによって様々である。一方、エン
ジンを自動的に始動する制御装置のほとんどは、エンジ
ンのスタータ(始動装置)を一定なクランクキング時間
の間、通電させる制御と、始動失敗時には所定の回数、
例えば5回まで再始動を許す制御とを組み合わせた構成
が用いられ、エンジンの始動が必要なとき、エンジンが
始動するまで、所定の回数、エンジンを一定時間、クラ
ンキングさせるようにしていた。
るエンジンの始動環境は、エンジンの状態、自動車が置
かれる地域、気候などによって様々である。一方、エン
ジンを自動的に始動する制御装置のほとんどは、エンジ
ンのスタータ(始動装置)を一定なクランクキング時間
の間、通電させる制御と、始動失敗時には所定の回数、
例えば5回まで再始動を許す制御とを組み合わせた構成
が用いられ、エンジンの始動が必要なとき、エンジンが
始動するまで、所定の回数、エンジンを一定時間、クラ
ンキングさせるようにしていた。
【0008】ところが、こうしたスタータを一定時間、
通電する制御は、エンジンの始動環境の変化にかかわら
ず、エンジンの始動が求められるときにだけ、すなわち
バッテリの充電が必要となるときだけ行われるために、
例えば長いクランキング時間を要する極低温の始動(エ
ンジンの回転がオイルフリクションの影響で遅い回転と
なるため)では、クランクキング時間が不足してエンジ
ンの始動が果たせないことがある。しかも、クランクキ
ング時間が不足しているため、再始動を繰り返し行って
も、エンジン始動は果たせない。
通電する制御は、エンジンの始動環境の変化にかかわら
ず、エンジンの始動が求められるときにだけ、すなわち
バッテリの充電が必要となるときだけ行われるために、
例えば長いクランキング時間を要する極低温の始動(エ
ンジンの回転がオイルフリクションの影響で遅い回転と
なるため)では、クランクキング時間が不足してエンジ
ンの始動が果たせないことがある。しかも、クランクキ
ング時間が不足しているため、再始動を繰り返し行って
も、エンジン始動は果たせない。
【0009】また高温時のエンジンの始動では、逆にク
ランクキング時間が過剰となるので、異音の発生の原因
となる、スタータのギヤがエンジンで駆動されるという
ギヤの連れ回りが発生しやすい。しかも、高温時の始動
は、失火が発生しやすいので再始動の機会が多く求めら
れるが、再始動回数は一定であるために、エンジンの始
動に至らないことがある。
ランクキング時間が過剰となるので、異音の発生の原因
となる、スタータのギヤがエンジンで駆動されるという
ギヤの連れ回りが発生しやすい。しかも、高温時の始動
は、失火が発生しやすいので再始動の機会が多く求めら
れるが、再始動回数は一定であるために、エンジンの始
動に至らないことがある。
【0010】こうしたエンジンの始動性の良否は、ハイ
ブリッド電気自動車の性能の良否にそのまま影響を与え
るので、良好なエンジンの始動が期待できる装置が要望
されている。
ブリッド電気自動車の性能の良否にそのまま影響を与え
るので、良好なエンジンの始動が期待できる装置が要望
されている。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、エンジンの置かれた環境
に応じて、常に安定、かつ確実にエンジンを始動させる
ことができるエンジンの始動制御装置およびその装置を
用いたハイブリッド電気車両を提供することにある。
で、その目的とするところは、エンジンの置かれた環境
に応じて、常に安定、かつ確実にエンジンを始動させる
ことができるエンジンの始動制御装置およびその装置を
用いたハイブリッド電気車両を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、エンジンの状態を検出す
る検出手段を設け、この検出されたエンジン状態からエ
ンジンの始動条件を設定する始動条件設定手段を設け、
この設定された始動条件にしたがってエンジンの始動装
置を始動制御する制御手段を設けて、安定、かつ確実な
るエンジンの始動性を確保する始動制御装置を構成した
ことにある。
に請求項1に記載した発明は、エンジンの状態を検出す
る検出手段を設け、この検出されたエンジン状態からエ
ンジンの始動条件を設定する始動条件設定手段を設け、
この設定された始動条件にしたがってエンジンの始動装
置を始動制御する制御手段を設けて、安定、かつ確実な
るエンジンの始動性を確保する始動制御装置を構成した
ことにある。
【0013】すなわち、この請求項1に記載の発明によ
ると、始動条件設定手段により、エンジンの始動の際に
は、常にこのエンジンの置かれた環境に応じたエンジン
の始動条件が定められていく。
ると、始動条件設定手段により、エンジンの始動の際に
は、常にこのエンジンの置かれた環境に応じたエンジン
の始動条件が定められていく。
【0014】この始動条件にしたがって、エンジンの始
動装置は始動制御されるから、エンジン運転が必要なと
きに、確実にエンジンが始動される。これにより、極低
温の始動時、クランクキング時間が不足してエンジンの
始動が果たせなかったり、高温の始動時、クランクキン
グ時間が過剰となってスタータから異音が発生したり、
再始動回数が不足することによる始動不良がなくなる。
動装置は始動制御されるから、エンジン運転が必要なと
きに、確実にエンジンが始動される。これにより、極低
温の始動時、クランクキング時間が不足してエンジンの
始動が果たせなかったり、高温の始動時、クランクキン
グ時間が過剰となってスタータから異音が発生したり、
再始動回数が不足することによる始動不良がなくなる。
【0015】請求項2の発明は、上記目的に加え、最も
エンジン状態を顕著に表わすエンジンの冷却水温を用い
て、容易にエンジン状態に応じたエンジンの始動条件を
設定するために、請求項1に記載の始動条件設定手段
で、エンジンの冷却水温にもとづきエンジンのクランキ
ング時間あるいは同じくクランキングが停止する回転数
と、エンジンの再始動回数との両者を始動条件として定
めたことにある。特にクランキング時間の実施態様とし
てはSGT入力回転もしくはそれを分周したパルスが好
ましい。
エンジン状態を顕著に表わすエンジンの冷却水温を用い
て、容易にエンジン状態に応じたエンジンの始動条件を
設定するために、請求項1に記載の始動条件設定手段
で、エンジンの冷却水温にもとづきエンジンのクランキ
ング時間あるいは同じくクランキングが停止する回転数
と、エンジンの再始動回数との両者を始動条件として定
めたことにある。特にクランキング時間の実施態様とし
てはSGT入力回転もしくはそれを分周したパルスが好
ましい。
【0016】請求項3の発明は、上記目的に加え、エン
ジンの置かれた環境の変動が激しいハイブリッド電気車
両において良好なエンジン始動性を確保するために、請
求項1又は請求項2に記載のエンジンの始動制御装置を
ハイブリッド電気車両のエンジン始動に適用したことに
ある。
ジンの置かれた環境の変動が激しいハイブリッド電気車
両において良好なエンジン始動性を確保するために、請
求項1又は請求項2に記載のエンジンの始動制御装置を
ハイブリッド電気車両のエンジン始動に適用したことに
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図5に
示す第1の実施形態にもとづいて説明する。図1はハイ
ブリッド電気自動車(ハイブリッド電気車両)の概略構
成図を示し、図中1は例えば前輪2,2間に配置された
走行用モータ、3は同モータ1の出力部に連結されたト
ランスミッションである。
示す第1の実施形態にもとづいて説明する。図1はハイ
ブリッド電気自動車(ハイブリッド電気車両)の概略構
成図を示し、図中1は例えば前輪2,2間に配置された
走行用モータ、3は同モータ1の出力部に連結されたト
ランスミッションである。
【0018】トランスミッションミッション3の出力部
は、例えば差動装置(図示しない)を介して、それぞれ
前輪2,2に接続されていて、走行用モータ1を動力と
して前輪2,2を駆動できるようにしてある。
は、例えば差動装置(図示しない)を介して、それぞれ
前輪2,2に接続されていて、走行用モータ1を動力と
して前輪2,2を駆動できるようにしてある。
【0019】車体(図示しない)の中央にはバッテリー
4が搭載されている。そして、このバッテリー4の出力
端子は、走行用モータ1の接続端子から延びる配線5,
5に接続されていて、バッテリー4の電力を走行用モー
タ3へ供給できるようにしてある。
4が搭載されている。そして、このバッテリー4の出力
端子は、走行用モータ1の接続端子から延びる配線5,
5に接続されていて、バッテリー4の電力を走行用モー
タ3へ供給できるようにしてある。
【0020】後輪6,6間には、水冷式のエンジン(冷
却水がラジエータとエンジン本体内のジャケットを循環
する冷却構造を採用したエンジン)、例えば水冷式の電
子制御エンジン7(以後、単にエンジン7と称す)が搭
載されている。このエンジン7の出力部には、発電機8
(被駆動機器)が連結されていて、エンジン7を駆動源
として発電機8を駆動できるようにしてある。
却水がラジエータとエンジン本体内のジャケットを循環
する冷却構造を採用したエンジン)、例えば水冷式の電
子制御エンジン7(以後、単にエンジン7と称す)が搭
載されている。このエンジン7の出力部には、発電機8
(被駆動機器)が連結されていて、エンジン7を駆動源
として発電機8を駆動できるようにしてある。
【0021】発電機8の出力端子8a,8aは、配線
5,5の延出端に接続されていて、配線5,5を通じ
て、発電機8で発電される電力をバッテリー4、走行用
モータ1へ供給できるようにしてある。
5,5の延出端に接続されていて、配線5,5を通じ
て、発電機8で発電される電力をバッテリー4、走行用
モータ1へ供給できるようにしてある。
【0022】一方、9は走行用モータ1に接続されたM
CU(モータコントロールユニット)、10はバッテリ
ー4に接続されたBCU(バッテリーコントロールユニ
ット)、11は発電機8に接続されたAPU(オグジャ
リープロセッサーユニット)、12はエンジン7に接続
されたECU(エンジンコントロールユニット)を示し
ている。
CU(モータコントロールユニット)、10はバッテリ
ー4に接続されたBCU(バッテリーコントロールユニ
ット)、11は発電機8に接続されたAPU(オグジャ
リープロセッサーユニット)、12はエンジン7に接続
されたECU(エンジンコントロールユニット)を示し
ている。
【0023】このうち、MCU9は、走行用モータ1の
作動をアクセルペダル(図示しない)の開度にしたがっ
て制御する機能を有している。BCU10はバッテリ4
の容量をモニタしていて、バッテリー4の電力量が所定
値以下の電力値まで低下すると、エンジン始動指令信号
を出力する。
作動をアクセルペダル(図示しない)の開度にしたがっ
て制御する機能を有している。BCU10はバッテリ4
の容量をモニタしていて、バッテリー4の電力量が所定
値以下の電力値まで低下すると、エンジン始動指令信号
を出力する。
【0024】APU11は、エンジン7の始動を制御す
る機能、エンジン7のスロットルを制御する機能、発電
を制御する機能、エンジン7の排気管7aに介装された
電気加熱式触媒装置13のヒータ13aを制御する機能
を有している。
る機能、エンジン7のスロットルを制御する機能、発電
を制御する機能、エンジン7の排気管7aに介装された
電気加熱式触媒装置13のヒータ13aを制御する機能
を有している。
【0025】ECU12は、エンジン7の運転を制御す
る機能を有している。こうしたMCU9、BCU10、
APU11、ECU12が連携して、つぎのようなハイ
ブリッド電気自動車を走行させるのに必要な機能を得て
いる。 (イ)普段はバッテリー4の電力だけで走行させる機
能。 (ロ)バッテリー4の電力が所定値以下まで低下する
と、BCU10からAPU10へエンジン始動指令信号
を出力する機能。 (ハ)このエンジン駆動指令に伴い、電気加熱式触媒装
置13をプリヒートさせる機能。 (ニ)プリヒート後、エンジン7を同エンジン7が置か
れた状態に最も適した始動条件で始動させる機能。 (ホ)エンジン7を排ガス浄化に好適な回転域で運転さ
せる機能。 (ヘ)発電機8からの発電を適正に制御して、発電しな
がら走行させる機能。 (ト)バッテリー4が所定の電力量まで充電されると、
エンジン7を停止させる機能。
る機能を有している。こうしたMCU9、BCU10、
APU11、ECU12が連携して、つぎのようなハイ
ブリッド電気自動車を走行させるのに必要な機能を得て
いる。 (イ)普段はバッテリー4の電力だけで走行させる機
能。 (ロ)バッテリー4の電力が所定値以下まで低下する
と、BCU10からAPU10へエンジン始動指令信号
を出力する機能。 (ハ)このエンジン駆動指令に伴い、電気加熱式触媒装
置13をプリヒートさせる機能。 (ニ)プリヒート後、エンジン7を同エンジン7が置か
れた状態に最も適した始動条件で始動させる機能。 (ホ)エンジン7を排ガス浄化に好適な回転域で運転さ
せる機能。 (ヘ)発電機8からの発電を適正に制御して、発電しな
がら走行させる機能。 (ト)バッテリー4が所定の電力量まで充電されると、
エンジン7を停止させる機能。
【0026】上記(ニ)の機能は、APU11に格納さ
れていて、本発明の要部となるエンジン始動制御装置を
構成している。この始動制御装置について説明すれば、
APU11には、エンジン7に設けた水温センサ14
(冷却水の温度を検知するセンサで、検出手段に相当)
で検知したエンジン冷却水温(以後、エンジン水温と称
す)が、ECU12を通じて、入力されるようにしてあ
る。つまり、最も顕著にエンジン状態を表わすエンジン
水温をAPU11入力させるようにしている。
れていて、本発明の要部となるエンジン始動制御装置を
構成している。この始動制御装置について説明すれば、
APU11には、エンジン7に設けた水温センサ14
(冷却水の温度を検知するセンサで、検出手段に相当)
で検知したエンジン冷却水温(以後、エンジン水温と称
す)が、ECU12を通じて、入力されるようにしてあ
る。つまり、最も顕著にエンジン状態を表わすエンジン
水温をAPU11入力させるようにしている。
【0027】またAPU11には、様々なエンジン状態
下で、有効、かつ確実なエンジン始動が行える始動条件
がマップ形式で設定してある。具体的には、APU11
には図2中の実線Aで示されるようなエンジン水温(エ
ンジン状態)に基づき始動に要するクランキング時間、
例えばSGT入力回転(回)を定めたマップ(SGT入
力回転/水温マップ)と、破線Bで示されるようなエン
ジン水温(エンジン状態)を基づき始動失敗時における
エンジンの再始動回数(回)を定めたマップ(再始動回
数/水温マップ)とが設定されている。
下で、有効、かつ確実なエンジン始動が行える始動条件
がマップ形式で設定してある。具体的には、APU11
には図2中の実線Aで示されるようなエンジン水温(エ
ンジン状態)に基づき始動に要するクランキング時間、
例えばSGT入力回転(回)を定めたマップ(SGT入
力回転/水温マップ)と、破線Bで示されるようなエン
ジン水温(エンジン状態)を基づき始動失敗時における
エンジンの再始動回数(回)を定めたマップ(再始動回
数/水温マップ)とが設定されている。
【0028】さらに述べれば、実線Aのマップは、始動
するときのエンジン回転速度が、エンジン水温が低い領
域だと、エンジン各部を潤滑するオイルのフリクション
の影響で遅く、エンジン水温が高い領域だと、速くなる
ことを考慮して、SGT入力回転(回)を、低エンジン
水温領域は多く(クランキング時間:長)、高エンジン
水温領域は少なく(クランキング時間:短)定めたもの
である。
するときのエンジン回転速度が、エンジン水温が低い領
域だと、エンジン各部を潤滑するオイルのフリクション
の影響で遅く、エンジン水温が高い領域だと、速くなる
ことを考慮して、SGT入力回転(回)を、低エンジン
水温領域は多く(クランキング時間:長)、高エンジン
水温領域は少なく(クランキング時間:短)定めたもの
である。
【0029】破線Bのマップは、クランキング時間の長
い低エンジン水温のときと、クランキング時間の短い高
エンジン水温のときとを、充電時のバッテリー状態を考
慮、さらには高エンジン水温時には失火しやすい傾向が
あることなどの始動性を考慮して、始動失敗時の再始動
回数(回)を、低エンジン水温領域は少なく、高エンジ
ン水温領域は多く定めたものである。
い低エンジン水温のときと、クランキング時間の短い高
エンジン水温のときとを、充電時のバッテリー状態を考
慮、さらには高エンジン水温時には失火しやすい傾向が
あることなどの始動性を考慮して、始動失敗時の再始動
回数(回)を、低エンジン水温領域は少なく、高エンジ
ン水温領域は多く定めたものである。
【0030】またAPU11には、検知したエンジン水
温にしたがい上記マップA,BからSGT入力回転、エ
ンジンの再始動回数を読込む機能が設定されていて、こ
の読込みによりエンジン状態に応じた始動条件を決定す
るようにしてある(始動条件設定手段)。
温にしたがい上記マップA,BからSGT入力回転、エ
ンジンの再始動回数を読込む機能が設定されていて、こ
の読込みによりエンジン状態に応じた始動条件を決定す
るようにしてある(始動条件設定手段)。
【0031】さらにAPU11には、エンジン始動指令
信号の出力に伴い、ECU12からのSGT入力回転信
号が、設定したSGT入力回転となるまで、エンジン7
のスタータ7d(始動装置)を通電し続けるクランキン
グ機能、クランキング後、ECU12を通じて入力され
るエンジン回転数Neの変化から始動が成功か失敗かを
判断する機能、始動失敗毎に設定再始動回数だけ、エン
ジン7の始動を繰り返す再始動機能が設定され、エンジ
ン7の置かれた環境に応じて、同エンジン7を始動させ
るようにしてある(制御手段)。
信号の出力に伴い、ECU12からのSGT入力回転信
号が、設定したSGT入力回転となるまで、エンジン7
のスタータ7d(始動装置)を通電し続けるクランキン
グ機能、クランキング後、ECU12を通じて入力され
るエンジン回転数Neの変化から始動が成功か失敗かを
判断する機能、始動失敗毎に設定再始動回数だけ、エン
ジン7の始動を繰り返す再始動機能が設定され、エンジ
ン7の置かれた環境に応じて、同エンジン7を始動させ
るようにしてある(制御手段)。
【0032】このエンジン7の始動の制御が、図3のフ
ローチャートに示されている。つぎに、このエンジン7
の始動制御を、ハイブリッド電気自動車の走行と関連づ
けながら説明する。
ローチャートに示されている。つぎに、このエンジン7
の始動制御を、ハイブリッド電気自動車の走行と関連づ
けながら説明する。
【0033】すなわち、今、バッテリー4の残存容量が
100%(フル充填状態)であるとする。この状態で、
乗員がアクセルペダルを操作すると、MCU9の制御に
より、バッテリー4からアクセルペダル開度に応じた電
力が走行用モータ1へ供給され、ハイブリッド自動車は
バッテリー4だけの電力で走行する。
100%(フル充填状態)であるとする。この状態で、
乗員がアクセルペダルを操作すると、MCU9の制御に
より、バッテリー4からアクセルペダル開度に応じた電
力が走行用モータ1へ供給され、ハイブリッド自動車は
バッテリー4だけの電力で走行する。
【0034】バッテリー4の残存容量は、こうした電気
走行(EV走行)に伴い、図4に示されるように次第に
低下していく。この後、バッテリー4が所定の容量値X
まで低下すると、BCU10からAPU11へエンジン
始動指令信号が出力される。
走行(EV走行)に伴い、図4に示されるように次第に
低下していく。この後、バッテリー4が所定の容量値X
まで低下すると、BCU10からAPU11へエンジン
始動指令信号が出力される。
【0035】APU11は、この信号を受けると、ま
ず、電気加熱式触媒装置13のヒータ13aを通電す
る。すると、電気加熱式触媒装置13の触媒13bは、
排ガス浄化に適した活性温度にまで上昇され、ステップ
S1で示すプリヒートが行われる。
ず、電気加熱式触媒装置13のヒータ13aを通電す
る。すると、電気加熱式触媒装置13の触媒13bは、
排ガス浄化に適した活性温度にまで上昇され、ステップ
S1で示すプリヒートが行われる。
【0036】プリヒートが終了すると、APU10は、
ステップS2に示されるようにマップA(SGT入力回
転/水温マップ)から、現在のエンジン水温に対する設
定SGT入力回転(回)を読取り、続いてステップS3
に示されるようにマップB(再始動回数/水温マップ)
から、現在のエンジン水温に対する設定再始動回数
(回)を読取る。
ステップS2に示されるようにマップA(SGT入力回
転/水温マップ)から、現在のエンジン水温に対する設
定SGT入力回転(回)を読取り、続いてステップS3
に示されるようにマップB(再始動回数/水温マップ)
から、現在のエンジン水温に対する設定再始動回数
(回)を読取る。
【0037】これにより、現在のエンジン状態における
最も始動に適した条件、すなわちエンジン状態に応じた
始動条件が決定される。ついで、ステップS4に示され
るカウンターにより、設定再始動回数が減数カウントさ
れた後、ステップS5を経て、ステップS6に進み、A
PU11はエンジン7のスタータ13aを通電させる。
最も始動に適した条件、すなわちエンジン状態に応じた
始動条件が決定される。ついで、ステップS4に示され
るカウンターにより、設定再始動回数が減数カウントさ
れた後、ステップS5を経て、ステップS6に進み、A
PU11はエンジン7のスタータ13aを通電させる。
【0038】これにより、スタータ13aの駆動ギヤ
(図示しない)が突き出て、フライホイールの外周部に
設けたギヤ(図示しない)と噛み合い、フライホイール
を回転駆動して、エンジン本体をクランキングする。
(図示しない)が突き出て、フライホイールの外周部に
設けたギヤ(図示しない)と噛み合い、フライホイール
を回転駆動して、エンジン本体をクランキングする。
【0039】このクランキングにより、エンジン本体の
ピストンは、クランクシャフトを通じて、シリンダ内
(いずれも図示しない)を往復動駆動する。このクラン
キング中、APU11は、ステップS7に示されるカウ
ンターにより、設定SGT入力回転(回)を、エンジン
本体から出力されるSGT入力回転信号毎に減数カウン
トしている。
ピストンは、クランクシャフトを通じて、シリンダ内
(いずれも図示しない)を往復動駆動する。このクラン
キング中、APU11は、ステップS7に示されるカウ
ンターにより、設定SGT入力回転(回)を、エンジン
本体から出力されるSGT入力回転信号毎に減数カウン
トしている。
【0040】そして、設定SGT入力回転が0になるま
でカウントされると、APU11は、所定のクランキン
グ時間が経過したと判断して、クランキングを終了す
る。ここで、クランキング時間は、あらかじめエンジン
の置かれた環境に応じて定めてあるから、それぞれエン
ジンが置かれている環境の冷・温間状態に適したクラン
キングが行われる。
でカウントされると、APU11は、所定のクランキン
グ時間が経過したと判断して、クランキングを終了す
る。ここで、クランキング時間は、あらかじめエンジン
の置かれた環境に応じて定めてあるから、それぞれエン
ジンが置かれている環境の冷・温間状態に適したクラン
キングが行われる。
【0041】例えばオイルのフリクションの影響で、駆
動されるエンジンの回転が遅くなるような低エンジン水
温領域のエンジン状態では、十分に長いクランク時間が
与えられ、逆にエンジンの回転が速くなるような高エン
ジン水温領域のエンジン状態では、短いクランク時間が
与えられる。
動されるエンジンの回転が遅くなるような低エンジン水
温領域のエンジン状態では、十分に長いクランク時間が
与えられ、逆にエンジンの回転が速くなるような高エン
ジン水温領域のエンジン状態では、短いクランク時間が
与えられる。
【0042】そして、つぎのステップS9において、ク
ランキング後のエンジン回転数が上昇したと判定される
と、APU11はエンジン7の始動がなされたと判断す
る。一方、ステップS9において、エンジンの回転が下
降すると、APU11はエンジンストールが発生したと
判定、すなわち始動が失敗したと判定して、ステップS
4に戻り、設定SGT入力回転にしたがって、再びエン
ジン7のスタータ13aをクランキングする(再始
動)。
ランキング後のエンジン回転数が上昇したと判定される
と、APU11はエンジン7の始動がなされたと判断す
る。一方、ステップS9において、エンジンの回転が下
降すると、APU11はエンジンストールが発生したと
判定、すなわち始動が失敗したと判定して、ステップS
4に戻り、設定SGT入力回転にしたがって、再びエン
ジン7のスタータ13aをクランキングする(再始
動)。
【0043】そして、この再始動の回数が、先のステッ
プS4のカウンターで減数カウントされていく。ここ
で、設定してある再始動回数は、あらかじめ充電後のバ
ッテリー4の容量、さらには始動性を考慮して、クラン
キング時間の長い低エンジン水温領域は少なく、クラン
ク時間が短く、かつ失火するおそれのある高エンジン水
温領域は多く定めてあるから、エンジン自体に問題がな
ければ、エンジン7は始動されていく。
プS4のカウンターで減数カウントされていく。ここ
で、設定してある再始動回数は、あらかじめ充電後のバ
ッテリー4の容量、さらには始動性を考慮して、クラン
キング時間の長い低エンジン水温領域は少なく、クラン
ク時間が短く、かつ失火するおそれのある高エンジン水
温領域は多く定めてあるから、エンジン自体に問題がな
ければ、エンジン7は始動されていく。
【0044】なお、設定した回数、再始動が繰り返し行
われても、エンジン7が始動されないときは、ステップ
S5のカウンターが負となり、エンジン自体に問題があ
ると判定してENDへ進み、再始動を断念する。
われても、エンジン7が始動されないときは、ステップ
S5のカウンターが負となり、エンジン自体に問題があ
ると判定してENDへ進み、再始動を断念する。
【0045】ハイブリッド自動車は、こうしたエンジン
7の始動により、発電機8で発電された電力をバッテリ
ー4、走行用モータ1の双方に供給しながら走行する。
そして、所定の容量値Yまでバッテリー4が回復(充
電)すると、BCU10からイグニションオフに相当す
るエンジン停止信号がAPU11へ出力され、エンジン
7を停止させて、再びバッテリー4の電力だけでハイブ
リッド自動車を走行させていく。
7の始動により、発電機8で発電された電力をバッテリ
ー4、走行用モータ1の双方に供給しながら走行する。
そして、所定の容量値Yまでバッテリー4が回復(充
電)すると、BCU10からイグニションオフに相当す
るエンジン停止信号がAPU11へ出力され、エンジン
7を停止させて、再びバッテリー4の電力だけでハイブ
リッド自動車を走行させていく。
【0046】このように自動でエンジン7を始動する際
は、常にこのエンジンの置かれた環境に応じた始動条件
にしたがって適正に始動が行われるから、エンジン運転
が必要なときに、確実にエンジンを始動させることがで
きる。
は、常にこのエンジンの置かれた環境に応じた始動条件
にしたがって適正に始動が行われるから、エンジン運転
が必要なときに、確実にエンジンを始動させることがで
きる。
【0047】この結果、極低温の始動時、クランクキン
グ時間が不足してエンジンの始動が果たせなかったり、
再始動回数が多いためにプラグが燃料で濡れてエンジン
の始動が果たせなくなったり、高温の始動時、クランク
キング時間が過剰となってスタータから異音が発生した
り、再始動回数が不足することによる始動不良がなくな
るので、安定、かつ信頼性の高いエンジン始動を約束で
きる。
グ時間が不足してエンジンの始動が果たせなかったり、
再始動回数が多いためにプラグが燃料で濡れてエンジン
の始動が果たせなくなったり、高温の始動時、クランク
キング時間が過剰となってスタータから異音が発生した
り、再始動回数が不足することによる始動不良がなくな
るので、安定、かつ信頼性の高いエンジン始動を約束で
きる。
【0048】しかも、最もエンジン状態を顕著に表わす
エンジン水温を用いて、SGT入力回転(クランキング
時間)と再始動回数とを定めて始動条件としたので、容
易にエンジン状態に応じたエンジン7の始動条件を決定
することができる。特にSGT入力回転の適用は、容易
にクランキング中の回転を検知できるので好ましい。も
ちろん、このSGT入力回転を分周したパルスでもよ
い。
エンジン水温を用いて、SGT入力回転(クランキング
時間)と再始動回数とを定めて始動条件としたので、容
易にエンジン状態に応じたエンジン7の始動条件を決定
することができる。特にSGT入力回転の適用は、容易
にクランキング中の回転を検知できるので好ましい。も
ちろん、このSGT入力回転を分周したパルスでもよ
い。
【0049】またエンジンの置かれる環境の変動が激し
いハイブリッド電気自動車においては、エンジン状態に
応じた自動始動によって、常に良好なエンジン始動性が
確保できるので、高い信頼性をもたらす。
いハイブリッド電気自動車においては、エンジン状態に
応じた自動始動によって、常に良好なエンジン始動性が
確保できるので、高い信頼性をもたらす。
【0050】図5〜図7は、本発明の第2の実施形態を
示す。本実施形態は、APU11に設定されたエンジン
の始動条件として、エンジン水温に基づき定めた、クラ
ンキングが停止するエンジン回転数、すなわちクランキ
ング停止回転数(r.p.m )と、第1の実施形態で用いた
再始動回数(回)とを用いたものである。
示す。本実施形態は、APU11に設定されたエンジン
の始動条件として、エンジン水温に基づき定めた、クラ
ンキングが停止するエンジン回転数、すなわちクランキ
ング停止回転数(r.p.m )と、第1の実施形態で用いた
再始動回数(回)とを用いたものである。
【0051】具体的には、図5に示されるようなマップ
形式を用いてある。すなわち、APU11には図5中の
実線Cで示されるようなエンジン水温(エンジン状態)
に基づくクランキング停止回転数(r.p.m )を定めたマ
ップ(クランキング停止回転数/水温マップ)と、破線
Bで示す第1の実施形態でも述べたエンジン再始動回数
(回)を定めたマップ(再始動回数/水温マップ)とが
設定されている。
形式を用いてある。すなわち、APU11には図5中の
実線Cで示されるようなエンジン水温(エンジン状態)
に基づくクランキング停止回転数(r.p.m )を定めたマ
ップ(クランキング停止回転数/水温マップ)と、破線
Bで示す第1の実施形態でも述べたエンジン再始動回数
(回)を定めたマップ(再始動回数/水温マップ)とが
設定されている。
【0052】さらに述べれば、実線Cのマップは、エン
ジン水温が低い領域だと、エンジン各部を潤滑するオイ
ルのフリクションの影響でストールしやすく、エンジン
水温が高い領域だと、クランキング時間が過剰になりや
すい(スタータ13aのギヤがエンジンのフライホイー
ルに連れ回りされやすく)ことを考慮して、クランキン
グ停止回転数を、低エンジン水温領域は多く(クランキ
ング時間:長)、高エンジン水温領域は少なく(クラン
キング時間:短)定めてある。なお、破線Bのマップ
は、第1の実施形態と同じである。
ジン水温が低い領域だと、エンジン各部を潤滑するオイ
ルのフリクションの影響でストールしやすく、エンジン
水温が高い領域だと、クランキング時間が過剰になりや
すい(スタータ13aのギヤがエンジンのフライホイー
ルに連れ回りされやすく)ことを考慮して、クランキン
グ停止回転数を、低エンジン水温領域は多く(クランキ
ング時間:長)、高エンジン水温領域は少なく(クラン
キング時間:短)定めてある。なお、破線Bのマップ
は、第1の実施形態と同じである。
【0053】またAPU11には、検知したエンジン水
温にしたがい上記マップC,Bからクランキング停止回
転、エンジンの再始動回数を読込む機能が設定されてい
て、この読込みにより第1の実施形態のときと同様、エ
ンジン状態に応じた始動条件を決定するようにしてある
(始動条件設定手段)。
温にしたがい上記マップC,Bからクランキング停止回
転、エンジンの再始動回数を読込む機能が設定されてい
て、この読込みにより第1の実施形態のときと同様、エ
ンジン状態に応じた始動条件を決定するようにしてある
(始動条件設定手段)。
【0054】さらにAPU11には、ECU12からの
エンジン回転数Neが設定したクランキング停止回転数
CRK となるまで、エンジン7のスタータ7d(始動装
置)を通電し続けるクランキング機能、クランキング
後、ECU12を介して入力されるエンジン回転数Ne
の変化から始動が成功か失敗かを判断する機能、始動失
敗毎にクランキングを設定した再始動回数だけ繰り返す
再始動機能が設定され、エンジン7の置かれた環境に応
じて、同エンジン7を始動させるようにしてある(制御
手段)。
エンジン回転数Neが設定したクランキング停止回転数
CRK となるまで、エンジン7のスタータ7d(始動装
置)を通電し続けるクランキング機能、クランキング
後、ECU12を介して入力されるエンジン回転数Ne
の変化から始動が成功か失敗かを判断する機能、始動失
敗毎にクランキングを設定した再始動回数だけ繰り返す
再始動機能が設定され、エンジン7の置かれた環境に応
じて、同エンジン7を始動させるようにしてある(制御
手段)。
【0055】なお、APU11には、いたずらにクラン
キング時間が長引くことがないよう、クランキング時間
の上限を制約する機能を設定してある。このエンジン7
の始動の制御が、図6のフローチャートに示されてい
る。なお、図6のフローチャートでは、図3のフローチ
ャートと異なる部位だけ、異なるステップの符号を付し
てある。
キング時間が長引くことがないよう、クランキング時間
の上限を制約する機能を設定してある。このエンジン7
の始動の制御が、図6のフローチャートに示されてい
る。なお、図6のフローチャートでは、図3のフローチ
ャートと異なる部位だけ、異なるステップの符号を付し
てある。
【0056】つぎに、このフローチャートにしたがって
エンジン7の始動を説明する。ここで、APU10は、
ステップS1で示す電気加熱式触媒装置13のプリヒー
トを終えたとする。
エンジン7の始動を説明する。ここで、APU10は、
ステップS1で示す電気加熱式触媒装置13のプリヒー
トを終えたとする。
【0057】すると、APU10は、ステップS10に
示されるようにマップC(クランキング停止回転数/水
温マップ)から、現在のエンジン水温に対するクランキ
ング停止回転数(r.p.m )CRK を読取り、続いてステッ
プS3に示されるようにマップB(再始動回数/水温マ
ップ)から、現在のエンジン水温に対する設定再始動回
数(回)を読取る。
示されるようにマップC(クランキング停止回転数/水
温マップ)から、現在のエンジン水温に対するクランキ
ング停止回転数(r.p.m )CRK を読取り、続いてステッ
プS3に示されるようにマップB(再始動回数/水温マ
ップ)から、現在のエンジン水温に対する設定再始動回
数(回)を読取る。
【0058】これにより、現在のエンジン状態における
最も始動に適した条件、すなわちエンジン状態に応じた
始動条件が決定される。続いて、ステップS11に示す
クランキング時間の上限時間を規定している設定タイマ
(TMR )が作動して、減数カウントが行われ、始動終了
に至るまでを計時していく。
最も始動に適した条件、すなわちエンジン状態に応じた
始動条件が決定される。続いて、ステップS11に示す
クランキング時間の上限時間を規定している設定タイマ
(TMR )が作動して、減数カウントが行われ、始動終了
に至るまでを計時していく。
【0059】ついで、第1の実施形態と同様、ステップ
S4に示されるカウンターにより、設定再始動回数が減
数カウントされた後、ステップS5を経て、ステップS
6に進み、エンジン7のスタータ13aを通電させてい
く。
S4に示されるカウンターにより、設定再始動回数が減
数カウントされた後、ステップS5を経て、ステップS
6に進み、エンジン7のスタータ13aを通電させてい
く。
【0060】これにより、スタータ13aの駆動ギヤ
(図示しない)が突き出て、フライホイールの外周部に
設けたギヤ(図示しない)と噛み合い、フライホイール
を回転駆動して、エンジン本体をクランキングする。
(図示しない)が突き出て、フライホイールの外周部に
設けたギヤ(図示しない)と噛み合い、フライホイール
を回転駆動して、エンジン本体をクランキングする。
【0061】このクランキングにより、エンジン本体の
ピストンは、クランクシャフトを通じて、シリンダ内
(いずれも図示しない)を往復動駆動される。こうした
クランキングにより、図7に示されるようにエンジン7
の回転数Neは次第に上昇していく。
ピストンは、クランクシャフトを通じて、シリンダ内
(いずれも図示しない)を往復動駆動される。こうした
クランキングにより、図7に示されるようにエンジン7
の回転数Neは次第に上昇していく。
【0062】なお、クランキング中、APU11は、入
力されるエンジン7の回転数Neを検知している。そし
て、エンジン回転数Neがクランクキング停止回転数CR
K に達するにしたがい、APU11はクランキングを終
える。
力されるエンジン7の回転数Neを検知している。そし
て、エンジン回転数Neがクランクキング停止回転数CR
K に達するにしたがい、APU11はクランキングを終
える。
【0063】ここで、クランキング停止回転数CRK は、
あらかじめエンジンの置かれた環境に応じて定めてある
から、それぞれエンジンが置かれている環境の冷・温間
状態に適したクランキングが行われる。
あらかじめエンジンの置かれた環境に応じて定めてある
から、それぞれエンジンが置かれている環境の冷・温間
状態に適したクランキングが行われる。
【0064】例えばオイルのフリクションの影響でスト
ールしやすい低エンジン水温領域のエンジン状態では、
例えば図7中に示す高回転数CRT2がクランキング停止回
転数として定められるから、十分に長いクランキング時
間が与えられる。また逆にクランキング時間が過剰にな
りやすい(スタータ13aのギヤがエンジンのフライホ
イールに連れ回りされやすい)高エンジン水温領域のエ
ンジン状態では、例えば図7中に示す低回転数CRT1がク
ランキング停止回転数として定められるから、スタータ
13aのギヤが連れ回りを起こさない適正な短いクラン
ク時間が与えられる。
ールしやすい低エンジン水温領域のエンジン状態では、
例えば図7中に示す高回転数CRT2がクランキング停止回
転数として定められるから、十分に長いクランキング時
間が与えられる。また逆にクランキング時間が過剰にな
りやすい(スタータ13aのギヤがエンジンのフライホ
イールに連れ回りされやすい)高エンジン水温領域のエ
ンジン状態では、例えば図7中に示す低回転数CRT1がク
ランキング停止回転数として定められるから、スタータ
13aのギヤが連れ回りを起こさない適正な短いクラン
ク時間が与えられる。
【0065】そして、つぎのステップS9において、エ
ンジンの回転が上昇したと判定されると、APU11は
エンジン7の始動がなされたと判断する。一方、ステッ
プS9において、エンジンの回転が下降すると、APU
11はエンジンストールが発生したと判定、すなわち始
動が失敗したと判定して、ステップS11に戻り、再び
クランキング停止回転数にしたがってエンジン7のスタ
ータ13aをクランキングする(再始動)。
ンジンの回転が上昇したと判定されると、APU11は
エンジン7の始動がなされたと判断する。一方、ステッ
プS9において、エンジンの回転が下降すると、APU
11はエンジンストールが発生したと判定、すなわち始
動が失敗したと判定して、ステップS11に戻り、再び
クランキング停止回転数にしたがってエンジン7のスタ
ータ13aをクランキングする(再始動)。
【0066】そして、この再始動の回数が、先のステッ
プS4のカウンターで減数カウントされていく。ここ
で、設定してある再始動回数は、あらかじめ充電時のバ
ッテリー4の容量、さらにはエンジンの始動性を考慮し
て、クランキング時間の長い低エンジン水温領域は少な
く、クランク時間が短くかつ失火するおそれのある高エ
ンジン水温領域は多く定めてあるから、エンジン自体に
問題がなければ、エンジン7は始動されていく。
プS4のカウンターで減数カウントされていく。ここ
で、設定してある再始動回数は、あらかじめ充電時のバ
ッテリー4の容量、さらにはエンジンの始動性を考慮し
て、クランキング時間の長い低エンジン水温領域は少な
く、クランク時間が短くかつ失火するおそれのある高エ
ンジン水温領域は多く定めてあるから、エンジン自体に
問題がなければ、エンジン7は始動されていく。
【0067】なお、設定した回数、再始動が繰り返し行
われても、エンジン7が始動されないとき、さらに規定
したクランキング上限時間が経過してもエンジン7が始
動されないときは、エンジン自体に問題があると判定し
て、ステップS5、ステップS12からENDへ進み、
再始動を断念する。
われても、エンジン7が始動されないとき、さらに規定
したクランキング上限時間が経過してもエンジン7が始
動されないときは、エンジン自体に問題があると判定し
て、ステップS5、ステップS12からENDへ進み、
再始動を断念する。
【0068】このようにクランキング停止回転数と再始
動回数とを用いても、第1の実施形態と同様、エンジン
運転が必要なときに、確実にエンジンを始動させること
ができ、安定した信頼性の高いエンジン始動を約束でき
るものである。
動回数とを用いても、第1の実施形態と同様、エンジン
運転が必要なときに、確実にエンジンを始動させること
ができ、安定した信頼性の高いエンジン始動を約束でき
るものである。
【0069】なお、本発明を、上述した実施形態では、
ハイブリッド電気自動車のエンジンを始動する装置に適
用したが、他の自動でエンジンを始動させる装置、例え
ばエンジン駆動式発電機、エンジン駆動の自動車などの
始動装置に適用してもよい。
ハイブリッド電気自動車のエンジンを始動する装置に適
用したが、他の自動でエンジンを始動させる装置、例え
ばエンジン駆動式発電機、エンジン駆動の自動車などの
始動装置に適用してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、エンジンの置かれた環境に応じて、常に安
定、かつ確実にエンジンを始動させることができる。こ
の結果、極低温の始動時、クランクキング時間が不足し
てエンジンの始動が果たせなかったり、高温の始動時、
クランクキング時間が過剰となってスタータから異音が
発生したり、再始動回数が不足することによる始動不良
をなくすことができる。
明によれば、エンジンの置かれた環境に応じて、常に安
定、かつ確実にエンジンを始動させることができる。こ
の結果、極低温の始動時、クランクキング時間が不足し
てエンジンの始動が果たせなかったり、高温の始動時、
クランクキング時間が過剰となってスタータから異音が
発生したり、再始動回数が不足することによる始動不良
をなくすことができる。
【0071】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加え、最もエンジン状態を顕著に表わす
エンジンの冷却水温を用いて、容易にエンジン状態に応
じたエンジンの始動条件を設定できるといった効果を奏
する。
の発明の効果に加え、最もエンジン状態を顕著に表わす
エンジンの冷却水温を用いて、容易にエンジン状態に応
じたエンジンの始動条件を設定できるといった効果を奏
する。
【0072】請求項3に記載の発明によれば、エンジン
の置かれた環境の変動が激しいハイブリッド電気車両に
おいて良好なエンジン始動性を確保することができると
いった効果を奏する。
の置かれた環境の変動が激しいハイブリッド電気車両に
おいて良好なエンジン始動性を確保することができると
いった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の始動制御装置の概略
構成を、適用したハイブリッド電気自動車と共に示す
図。
構成を、適用したハイブリッド電気自動車と共に示す
図。
【図2】同始動制御装置の始動条件を定めているマップ
を示す図。
を示す図。
【図3】同始動制御装置で、エンジンが始動されるまで
の制御を説明するためのフローチャート。
の制御を説明するためのフローチャート。
【図4】ハイブリッド電気自動車が走行しているときの
バッテリの変化を示す線図。
バッテリの変化を示す線図。
【図5】本発明の第2の実施形態の要部となる始動制御
装置に設定された始動条件のマップを示す図。
装置に設定された始動条件のマップを示す図。
【図6】同始動制御装置で、エンジンが始動されるまで
の制御を説明するためのフローチャート。
の制御を説明するためのフローチャート。
【図7】ハイブリッド電気自動車の始動に伴う、エンジ
ンの回転数の挙動を説明するための図。
ンの回転数の挙動を説明するための図。
1…走行用モータ 4…バッテリ 7…ガソリンエンジン(エンジン) 7a…スタータ(始動装置) 11…APU(始動条件設定手段、制御手段) 14…水温センサ(検出手段)。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンの状態を検出する検出手段と、 前記検出されたエンジン状態から前記エンジンの始動条
件を設定する始動条件設定手段と、 前記設定された始動条件にしたがって前記エンジンの始
動装置を始動制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とするエンジンの始動制御装置。 - 【請求項2】 前記始動条件設定手段は、前記エンジン
の冷却水温にもとづきエンジンのクランキング時間ある
いは同じくクランキングが停止する回転数と、エンジン
の再始動回数との両者を始動条件として設定するもので
あることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの始動
制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のエンジン
の始動制御装置と、同始動制御装置で始動されるエンジ
ンとを有して構成されたハイブリッド電気車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8329553A JPH10169535A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | エンジンの始動制御装置およびその装置を用いたハイブリッド電気車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8329553A JPH10169535A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | エンジンの始動制御装置およびその装置を用いたハイブリッド電気車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10169535A true JPH10169535A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18222651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8329553A Pending JPH10169535A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | エンジンの始動制御装置およびその装置を用いたハイブリッド電気車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10169535A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6362580B1 (en) | 1999-03-10 | 2002-03-26 | Suzuki Motor Corporation | Controller of vehicle propulsion system |
US6373206B1 (en) | 1999-03-31 | 2002-04-16 | Suzuki Motor Corporation | Motor drive control apparatus |
JP2010179712A (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-19 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車およびその制御方法 |
JP2011074776A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の始動制御方法 |
CN103204069A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-07-17 | 湖南大学 | 一种电动汽车增程器及控制方法 |
KR101294060B1 (ko) * | 2011-08-11 | 2013-08-08 | 기아자동차주식회사 | 하이브리드 차량의 엔진 시동 제어장치 및 방법 |
WO2014080721A1 (ja) * | 2012-11-21 | 2014-05-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2014101847A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の制御装置 |
JP2017089566A (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
JP2019011683A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 株式会社Subaru | クランキング制御装置 |
JP2020189610A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-11-26 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両およびその制御方法 |
FR3107571A1 (fr) * | 2020-02-26 | 2021-08-27 | Psa Automobiles Sa | Procede de demarrage d’un moteur a combustion de vehicule automobile |
-
1996
- 1996-12-10 JP JP8329553A patent/JPH10169535A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6362580B1 (en) | 1999-03-10 | 2002-03-26 | Suzuki Motor Corporation | Controller of vehicle propulsion system |
US6373206B1 (en) | 1999-03-31 | 2002-04-16 | Suzuki Motor Corporation | Motor drive control apparatus |
DE10015844B4 (de) * | 1999-03-31 | 2016-10-27 | Suzuki Motor Corp. | Elektromotorantriebssteuervorrichtung |
JP2010179712A (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-19 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車およびその制御方法 |
JP2011074776A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の始動制御方法 |
KR101294060B1 (ko) * | 2011-08-11 | 2013-08-08 | 기아자동차주식회사 | 하이브리드 차량의 엔진 시동 제어장치 및 방법 |
WO2014080721A1 (ja) * | 2012-11-21 | 2014-05-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2014101847A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の制御装置 |
CN103204069A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-07-17 | 湖南大学 | 一种电动汽车增程器及控制方法 |
JP2017089566A (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
JP2019011683A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 株式会社Subaru | クランキング制御装置 |
JP2020189610A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-11-26 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両およびその制御方法 |
CN112061107A (zh) * | 2019-05-24 | 2020-12-11 | 丰田自动车株式会社 | 混合动力车辆及用于混合动力车辆的控制方法 |
US11498549B2 (en) | 2019-05-24 | 2022-11-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid vehicle and control method for same |
FR3107571A1 (fr) * | 2020-02-26 | 2021-08-27 | Psa Automobiles Sa | Procede de demarrage d’un moteur a combustion de vehicule automobile |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4066616B2 (ja) | 内燃機関の自動始動制御装置及び動力伝達状態検出装置 | |
JP3750608B2 (ja) | 車両における蓄電装置の制御装置 | |
JP4144348B2 (ja) | エンジン始動システム | |
JP3788736B2 (ja) | エンジンの自動停止始動制御装置 | |
JP4553019B2 (ja) | 自動車用電源装置 | |
JP2007262935A (ja) | 燃料ポンプの駆動制御装置 | |
JP3951847B2 (ja) | 車両の制御装置、制御方法、その制御方法を実現するプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JPH10169535A (ja) | エンジンの始動制御装置およびその装置を用いたハイブリッド電気車両 | |
JP4581461B2 (ja) | 内燃機関の発電制御装置 | |
WO2020202202A1 (en) | Automatic engine start check for hybrid vehicles | |
JP5429199B2 (ja) | エンジン停止始動制御装置 | |
JP3699284B2 (ja) | アイドリングストップアンドスタート車両用発電機の制御装置 | |
JP3873843B2 (ja) | エンジン自動停止始動機能付車両の情報報知装置 | |
JP3106982B2 (ja) | 触媒のプリヒート制御装置 | |
US10815952B2 (en) | Vehicle control device | |
JPH0893517A (ja) | ハイブリッド型電気自動車のエンジン制御方法 | |
JP3843934B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP2015129494A (ja) | 車両 | |
JP2003314417A (ja) | 駆動装置およびこれを搭載する自動車 | |
JP4412359B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP3783647B2 (ja) | アイドルストップ車の制御装置及び制御方法 | |
JPS647245Y2 (ja) | ||
JP3194173B2 (ja) | エンジンの自動始動停止装置 | |
JP2000291478A (ja) | 車両のエンジン自動停止時の制御装置 | |
JP7298013B2 (ja) | 車両の制御システム、車両の制御装置及び該制御装置の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040809 |