JP2006200603A - 自動2輪車用変速機制御装置 - Google Patents

自動2輪車用変速機制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006200603A
JP2006200603A JP2005011702A JP2005011702A JP2006200603A JP 2006200603 A JP2006200603 A JP 2006200603A JP 2005011702 A JP2005011702 A JP 2005011702A JP 2005011702 A JP2005011702 A JP 2005011702A JP 2006200603 A JP2006200603 A JP 2006200603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
motor
shift command
determination result
transmission control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005011702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4158925B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Takahashi
康弘 高橋
Hisanori Nobe
久典 野辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005011702A priority Critical patent/JP4158925B2/ja
Publication of JP2006200603A publication Critical patent/JP2006200603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4158925B2 publication Critical patent/JP4158925B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

【課題】変速指令異常時には変速指令を取り消すことにより、高頻度のモータ通電に起因した温度上昇による回路およびモータの故障を防ぐとともに、バッテリの過放電を防ぐことのできる自動2輪車用変速機制御装置を得る。
【解決手段】運転者の変速指令に基づき、自動2輪車のクラッチ操作および変速操作をモータの動力を用いて行う自動2輪車用変速機制御装置において、変速指令に基づく変速指令状態を監視して変速指令異常を判定する変速指令監視手段4と、変速指令監視手段4の判定結果に基づき、変速指令に対応して変速動作を実行するか否か決定する変速実行判定手段5とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、運転者の変速指令に基づき、自動2輪車のクラッチ操作および変速操作を電動モータ(以下、単に「モータ」という)の動力を用いて行う自動2輪車用変速機制御装置に関するものである。
一般に、4輪車においては、手動式変速機を制御装置によるアクチュエータ駆動により動作させる自動変速機構(AMT:Automated Mechanical Transmission)が既に実用化されている。
また、2輪車においても、自動変速機構の制御機能として、運転者の変速指令に基づき、クラッチ操作および変速操作をモータの動力を用いて行う自動2輪車用変速機制御装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
さらに、自動変速機の具体的な制御方式として、運転者が手元スイッチを操作して変速指令を生成し、制御装置が変速指令を認識して変速動作を行うものと、あらかじめプログラミングされた変速パターンに基づき、制御装置が自動的に変速動作を行うものと、これらの方式を運転者が選択可能な方式とが挙げられる。
これらの自動2輪車用変速装置において、運転者にイージードライブを提供するために、手動式変速機の駆動動力としてモータの回転力を用いる場合には、制御装置にモータ駆動回路を設置して、モータの通電電流量および通電方向を制御することにより、変速動作が行われている。
特開2002−067741号公報
従来の自動2輪車用変速機制御装置では、第1の課題として、モータ通電によるモータ自身およびモータ制御回路の発熱による故障が挙げられる。
すなわち、通常運転時での実際の変速頻度のみを考慮した場合には、高頻度にモータ通電される可能性がないので発熱の問題はないが、運転者の手元スイッチ操作による変速指令に基づき、制御装置が変速動作を行うことを考慮すれば、運転者が「遊び」で手元スイッチを操作することも考えられるので、高頻度にモータ通電が行われて発熱する可能性があり、特に高頻度で長時間にわたって通電が行われた場合には、発熱によって電子部品の故障を招く可能性がある。
一般の4輪車の場合には、アクチュエータおよび制御装置などの搭載スペースが比較的大きいので、装置を大型化するなどによって高頻度通電に対応した放熱設計を施すこともできるが、自動2輪車においては、搭載スペースの制約が厳しく放熱設計による装置の大型化が許容できないうえ、特に小型の自動2輪車においては車両価格が低いので、放熱設計によるコストアップを回避する必要があるので、高頻度通電による発熱に対処することができないという課題があった。
また、従来の自動2輪車用変速機制御装置の第2の課題として、高頻度で長時間にわたってモータ通電が行われた場合に、バッテリが過放電してしまうことが挙げられる。
すなわち、一般の4輪車の場合には、比較的大容量のバッテリが搭載されているので過放電の問題が生じにくいが、自動2輪車、特に小型の自動2輪車においては、小容量のバッテリしか搭載されていないので、高頻度で長時間にわたってモータ通電が行われると、容易に過放電状態に陥ってしまうという課題があった。
また、バッテリの過放電を防ぐためには、バッテリの大容量化や発電機の大容量化が必要になるが、これらの対策を施すとコストアップにつながるうえ、装置の大型化によって搭載スペースを確保することが困難となるので、非現実的であるという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、変速指令異常時には変速指令を取り消すことにより、高頻度のモータ通電に起因した温度上昇による回路およびモータの故障を防ぐとともに、バッテリの過放電を防ぐことのできる自動2輪車用変速機制御装置を得ることを目的とする。
この発明による自動2輪車用変速機制御装置は、運転者の変速指令に基づき、自動2輪車のクラッチ操作および変速操作をモータの動力を用いて行う自動2輪車用変速機制御装置において、変速指令に基づく変速指令状態を監視して変速指令異常を判定する変速指令監視手段と、変速指令監視手段の判定結果に基づき、変速指令に対応して変速動作を実行するか否か決定する変速実行判定手段とを備えたものである。
この発明によれば、温度上昇による回路およびモータの故障を防ぐとともに、バッテリの過放電を防ぐことができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る自動2輪車用変速機制御装置を示すブロック図である。
図1において、変速機制御装置100には、シフトアップスイッチ1およびシフトダウンスイッチ2が接続されている。
シフトアップスイッチ1およびシフトダウンスイッチ2は、自動2輪車の運転者が容易に開閉操作できるように配置された手元スイッチを構成しており、運転者により閉成(ON)操作されたときに接地されて変速指令を生成する。
また、変速機制御装置100には、アラーム手段(LEDランプ)9、車載のバッテリ10、モータ11および各種センサ20が接続されている。
各種センサ20は、周知のエンジン回転速度センサ、車速センサおよび冷却水温センサなどを含み、自動2輪車に搭載されたエンジンの運転状態を検出し、検出情報を変速機制御装置100に入力する。
変速機制御装置100は、バッテリ10からの給電により動作し、変速機のクラッチ操作および変速操作を行うための動力源となるモータ11を駆動するとともに、異常発生時にはLEDからなるアラーム手段9を駆動する。
変速機制御装置100は、フトアップスイッチ1およびシフトダウンスイッチ2に接続されたシフトスイッチ判定手段3と、シフトスイッチ判定手段3に接続された変速指令監視手段4と、シフトスイッチ判定手段3および変速指令監視手段4に接続された変速実行判定手段5と、変速実行判定手段5に接続されたHブリッジ制御回路6と、Hブリッジ制御回路6およびバッテリ10に接続されてモータ11を駆動するHブリッジ回路7と、変速実行判定手段5に接続されてアラーム手段9を駆動するアラーム駆動回路8とを備えている。
シフトスイッチ判定手段3は、シフトアップスイッチ1またはシフトダウンスイッチ2からの変速指令に応答して、変速指令および変速方向(シフトアップまたはシフトダウン)を生成する。
すなわち、シフトスイッチ判定手段3は、シフトアップスイッチ1またはシフトダウンスイッチ2のいずれかが十分長い時間にわたって閉成され、且つ現在の運転状態が変速制御中でない場合に、変速指令および変速方向(シフトアップまたはシフトダウン)を変速実行判定手段5に入力するとともに、変速指令を変速指令監視手段4に入力する。
変速指令監視手段4は、変速指令の発生頻度(入力頻度)に基づいて変速指令状態を監視し、変速指令の入力頻度が所定頻度以上の高頻度(いわゆる「遊び」と考えられる)を示す場合には、変速指令の異常状態と判定して、変速指令異常信号(変速指令異常を示す判定結果)を変速実行判定手段5に入力する。
変速実行判定手段5は、変速指令監視手段4からの判定結果に基づき、変速指令に対応して変速動作を実行するか否か決定する。
すなわち、変速実行判定手段5は、判定結果が変速指令異常を示す場合には、アラーム駆動回路8を介してアラーム手段9を駆動する。
また、変速実行判定手段5は、判定結果が変速指令正常を示す(変速指令異常信号が入力されていない)場合には、Hブリッジ制御回路6にモータ通電信号および通電方向信号を出力する。
また、変速実行判定手段5は、変速指令監視手段4の判定結果が変速指令異常を示す場合には、変速動作の実行頻度を制限するようになっている。
さらに、変速実行判定手段5は、各種センサ20の検出情報に基づき、自動2輪車の車速またはエンジン回転速度が所定速度以下の状態が所定時間以上にわたって継続した場合にのみ、変速指令監視手段の判定結果に基づく変速動作の実行の制限を行うようになっている。
Hブリッジ制御回路6は、変速実行判定手段5からのモータ通電信号および通電方向信号に応じて、Hブリッジ回路7に対する制御信号を生成する。
Hブリッジ回路7は、4個のスイッチング素子(図示せず)からなる周知のモータ駆動回路を構成しており、Hブリッジ制御回路6からの制御信号により任意の2個のスイッチング素子が導通状態となったときに、モータ11に通電を行うようになっている。
上記構成により、変速機制御装置100は、運転者の正常な手元スイッチ操作に応じた変速指令に基づき、自動2輪車のクラッチ操作および変速操作をモータ11の動力を用いて行う。
このとき、モータ11に対する給電はバッテリ10から供給される。また、ここでは図示しないが、モータ11の回転駆動力は、ギアボックスにより減速され、リンク機構(レバーおよびシャフト)を介してシフトシャフトに伝達され、シフトシャフトが回転することにより変速が行われる。
なお、ここでは、シフトシャフトにクラッチが連結されたシフトシャフトの回転のみでクラッチ操作および変速操作が可能なトランスミッションを想定して説明するが、クラッチレバー付きの2輪車においては、クラッチ操作を行うクラッチ操作用モータと、クラッチ操作用モータを駆動するHブリッジ回路およびHブリッジ制御回路とが追加されることになる。
次に、図2のフローチャートを参照しながら、変速指令監視手段4による変速指令監視処理について具体的に説明する。図2の処理ルーチンは、所定の制御周期毎に実行されるものとする。
図2において、まず、シフトスイッチ判定手段3からの変速指令の入力時に、変速指令入力後の初回処理であるか否か判定し(ステップS1)、初回処理でない(すなわち、NO)と判定されれば、変速指令監視処理を実行せずに図2の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS1において、初回処理である(すなわち、YES)と判定されれば、前回の変速動作実行時からの経過時間Tpを算出し(ステップS2)、経過時間Tpが第1の基準時間T1を超えたか否かを判定する(ステップS3)。
第1の基準時間T1としては、モータ11およびHブリッジ回路7(モータ駆動回路)の発熱が許容範囲内であって、且つバッテリ10の充放電収支が充電側となるような変速時間間隔が設定されることが好ましい。
ステップS3において、Tp≦T1(すなわち、NO)と判定されれば、タイマカウンタCntをインクリメントして(ステップS4)、ステップS7(後述する)に進む。
一方、ステップS3において、Tp>T1(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、経過時間Tpが第2の基準時間T2(>T1)を超えたか否かを判定し(ステップS5)、Tp≦T2(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS7に進む。
一方、ステップS5において、Tp>T2(すなわち、YES)と判定されれば、カウンタCntをデクリメントして(ステップS6)、カウンタCntがカウンタ許容値C1を超えたか否かを判定する(ステップS7)。
カウンタ許容値C1としては、容易に変速指令異常が発生しない程度の値であって、且つ高頻度の変速指令が与えられた場合には確実に変速指令異常を判定できる値に設定されることが好ましい。
ステップS7において、ステップS7において、Cnt>C1(すなわち、YES)と判定されれば、変速指令異常であると見なし(ステップS8)、変速指令異常を示す判定結果を変速実行判定手段5に入力して、図2の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS7において、Cnt≦C1(すなわち、NO)と判定されれば、変速指令正常と判定して(ステップS9)、図2の処理ルーチンを終了する。
なお、ここでは、カウンタCntのデクリメント処理(ステップS6)において、経過時間Tpが第1の基準時間T1よりも長い第2の基準時間T2を超えたときに、「−1」だけデクリメントする場合を示したが、経過時間Tpが第2の基準時間T2よりもさらに長い基準時間T3、T4を超えたときには、「−2」、「−3」だけデクリメントしてもよい。
同様に、カウンタCntのインクリメント処理(ステップS4)においても、経過時間Tpと第1の基準時間T1よりも短い基準時間T0とを比較し、Tp≦T0の場合には、「+2」だけインクリメントしてもよい。
変速指令監視手段4は、上記の変速指令監視処理により変速指令異常を判定した場合には、変速実行判定手段5に変速指令異常信号を入力する。
次に、図3のフローチャートを参照しながら、変速実行判定手段5による変速実行判定処理について具体的に説明する。図3の変速実行判定処理は、図2の変速指令監視処理と同様に、所定の制御周期毎に実行されるものとする。
図3において、まず、変速指令の入力時に、変速指令入力後の初回処理であるか否か判定し(ステップS11)、初回処理である(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、変速指令監視手段4から変速指令異常信号が入力されているか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12において、変速指令異常である(すなわち、YES)と判定されれば、前回の変速動作実行時からの経過時間Tpを算出し(ステップS13)、経過時間Tpが変速実行判定基準時間Teよりも短いか否かを判定する(ステップS14)。
変速実行判定基準時間Teとしては、モータ11およびHブリッジ回路7(モータ駆動回路)の発熱が許容範囲内であって、且つバッテリ10の充放電収支が充電側となるような変速時間間隔が設定されることが好ましい。
ステップS14において、Tp<Te(すなわち、YES)と判定されれば、変速指令を取り消すとともに(ステップS15)、アラーム手段9を点灯駆動して(ステップS20)、図3の処理ルーチンを終了する。
このとき、変速実行判定手段5は、アラーム駆動回路8に点灯信号を入力して、アラーム手段9を点灯駆動させることにより、運転者に警告を行う。
一方、ステップS14において、Tp≧Te(すなわち、NO)と判定されれば、Hブリッジ制御回路6へのモータ通電信号および通電方向信号の出力を開始して、モータ11による変速動作を開始させ(ステップS16)、図3の処理ルーチンを終了する。
また、ステップS12において、変速指令監視手段4から変速指令異常信号が入力されていない(すなわち、NO)と判定された場合も、変速指令が正常と見なしてステップS16に進み、変速動作を開始する。
一方、ステップS1において、変速指令入力後の初回処理でない(すなわち、NO)と判定されれば、Hブリッジ制御回路6へのモータ通電信号および通電方向信号の出力を継続して、変速動作を継続する(ステップS17)。
続いて、変速制御が完了したか否かを判定し(ステップS18)、完了していない(すなわち、NO)と判定されれば、直ちに図3の処理ルーチンを終了する。
このとき、変速実行判定手段5は、シフトシャフト(図示せず)に対する所定の回転動作が完了したか否かを、シフトシャフト回転センサ(図示せず)からの入力値に基づいて判定する。
一方、ステップS18において、変速制御が完了した(すなわち、YES)と判定されれば、変速指令を取り消して(ステップS19)、図3の処理ルーチンを終了する。
上記処理により、変速指令監視手段4が変速指令の異常を判定している場合には、変速実行判定基準時間Te以上の時間間隔のみでしか変速制御が実行されないことになる。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、運転者からの変速指令に基づき、クラッチ操作および変速操作をモータ11の動力を用いて行うために、変速指令状態を監視して変速指令異常を判定する変速指令監視手段4と、変速指令監視手段4の判定結果に基づき、変速指令に対応した変速動作を実行するか否か決定する変速実行判定手段5とを設け、変速指令異常時には変速実行判定手段5により変速指令を取り消すようにしたので、温度上昇によるHブリッジ回路7およびモータ11の故障を防ぐとともに、バッテリ10の過放電を防ぐことができる。
また、異常状態に応答して変速動作を実行しない場合には、アラーム手段9(ランプなど)を点灯駆動することにより、運転者に警告することができ、運転者の意思と異なる異常動作を報知することができる。
また、変速指令監視手段4は、変速指令の発生頻度を監視して、変速指令の発生頻度が所定頻度以上の場合には、変速指令異常を示す判定結果を出力するので、モータ11およびモータ周辺回路の温度上昇やバッテリ10の過放電を招くような高頻度変速指令時のみに変速指令異常と判定することができる。
また、変速実行判定手段5は、変速指令監視手段4が変速指令異常を判定している場合に、完全に変速指令を無視することなく、経過時間Tpに基づいて変速動作の実行頻度を制限するので、たとえば所定の時間間隔で変速動作を実行することができる。
なお、上記実施の形態1においては、具体的に言及しなかったが、変速実行判定手段5は、速度センサ信号(図示せず)に基づき、自動2輪車の車速またはエンジン回転速度が所定値以下の状態が所定時間以上継続した場合のみに、変速指令監視手段4の判定結果に基づく変速動作の実行を制限してもよい。
これにより、遊び的な変速指令が生成される可能性の高い車両停止時または車両停止に近い状態においてのみに、変速動作の実行を制限することができる。言い換えれば、遊び的な変速指令が生成される可能性の低い通常走行時においては、誤った変速動作の実行制限を回避することができる。
また、上記実施の形態1において、変速指令監視手段4は、変速指令の発生頻度のみに基づいて変速指令の異常状態を判定したが、Hブリッジ回路7にモータ電流検出回路(図示せず)を設け、モータ電流を積算した時間積分値を変速指令異常の指標として用いてもよい。
また、変速指令監視手段4は、自動2輪車の車速を時間積分して得られる走行距離を用いて、変速指令の異常状態を判定することもできる。
さらに、上記実施の形態1においては、変速指令異常時は変速実行判定基準時間Te以上の時間間隔でしか変速制御を実行しないようにしたが、変速指令監視手段4は、カウンタ許容値C1よりも大きい第2のカウンタ許容値C12とカウンタCntとを比較し、カウンタCntの値がカウンタ許容値C1を超えて上昇した場合には、第2の変速指令異常信号を出力してもよい。
この場合、変速実行判定手段5は、変速指令監視手段4から第2の変速指令異常信号が入力されている場合には、たとえば、変速実行判定基準時間Teよりも長い第2の変速実行判定基準時間Te2以上の時間間隔のみで変速制御を実行(または、完全に変速指令を無視)することができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、特に言及しなかったが、図4のように、変速機制御装置100A内にHブリッジ監視回路12およびHブリッジ監視手段13を設け、変速実行判定手段5Aにおいて、Hブリッジ監視手段13の判定結果に基づいて、最終的な変速実行の要否を判定してもよい。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態2について説明する。
図4はこの発明の実施の形態2に係る自動2輪車用変速機制御装置を示すブロック図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「A」を付して詳述を省略する。
図4において、変速機制御装置100Aは、前述の構成に加えて、Hブリッジ回路7の温度を測定するHブリッジ監視回路12と、Hブリッジ回路7の温度に基づき、Hブリッジ回路7の異常の有無を判定するHブリッジ監視手段13とを備えている。
Hブリッジ監視回路12およびHブリッジ監視手段13は、Hブリッジ回路7(モータ駆動回路)の温度を監視するモータ駆動回路監視手段を構成している。
Hブリッジ監視回路12は、Hブリッジ回路7の近傍に配置されることが好ましい。
また、Hブリッジ監視回路12は、サーミスタおよび定電流回路などで構成することが好ましいが、ダイオードで構成し、ダイオードの順方向電圧の温度特性などを用いてもよい。
Hブリッジ監視手段13は、Hブリッジ監視回路12からの入力信号に基づきHブリッジ回路7の温度を判定し、Hブリッジ回路7の温度が所定温度(異常高温に相当する)以上の場合には、Hブリッジ回路異常を示す判定結果を変速実行判定手段5Aに入力する。
変速実行判定手段5Aは、Hブリッジ監視手段13の判定結果に基づき、変速指令に対応して変速動作を実行するか否かを決定する。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、Hブリッジ監視手段13によるHブリッジ監視処理について具体的に説明する。
図5において、まず、Hブリッジ監視回路12からの入力信号を温度THBに変換し(ステップS21)、Hブリッジ回路7の温度THBが上限温度TH1を超えているか否かを判定する(ステップS22)。
ステップS22において、THB>TH1(すなわち、YES)と判定されれば、Hブリッジ回路異常と判定して(ステップS23)、図5の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS22において、THB≦TH1(すなわち、NO)と判定されれば、Hブリッジ回路正常と判定して(ステップS24)、図5の処理ルーチンを終了する。
上記ステップS23、S24の判定結果は、それぞれ変速実行判定手段5Aに入力される。
なお、上限温度TH1としては、Hブリッジ回路7を構成するスイッチング素子の上限動作温度の近傍または上限動作温度よりも低い値に設定されることが好ましい。
また、上限温度TH1にヒステリシスを持たせて、一旦、Hブリッジ回路7の異常が判定された(ステップS23)後に、Hブリッジ回路7の正常を判定するための比較基準となる上限温度TH1は、最初の上限温度TH1より低く設定してもよい。
また、図5のHブリッジ監視処理は、一定時間毎に実行されることが好ましい。
さらに、Hブリッジ回路7の温度THBは、移動平均処理などを用いて平均化してもよい。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、変速実行判定手段5Aによる変速実行判定処理について具体的に説明する。
図6において、前述(図3参照)と同様の処理については、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
まず、ステップS11において、変速指令入力後の初回処理である(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、Hブリッジ監視手段13からHブリッジ回路7の異常を示す判定結果が入力されているか否かを判定する(ステップS32)。
ステップS32において、Hブリッジ回路異常の判定結果が入力されている(すなわち、YES)と判定されれば、変速指令を取り消し(ステップS15)、アラーム手段9を点灯駆動して(ステップS20)、図6の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS32において、Hブリッジ監視手段13からHブリッジ回路7の正常を示す判定結果が入力されている(すなわち、NO)と判定されれば、前述(図3参照)の変速指令異常判定処理(ステップS12)に進む。他の処理については、前述と同様である。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、変速実行判定手段5Aは、モータ駆動回路監視手段(Hブリッジ監視回路12およびHブリッジ監視手段13)の判定結果に基づき、変速指令に対応した変速動作を実行するか否か決定するので、変速指令異常により変速動作の実行を制限しても不十分である場合には、Hブリッジ回路7の異常に応答して変速動作を取り消すことができる。
また、Hブリッジ監視手段13は、Hブリッジ回路7の温度が異常高温となった場合のみに、Hブリッジ回路7の異常を示す判定結果を出力することができる。
また、変速実行判定手段5Aは、Hブリッジ監視手段13の判定結果がHブリッジ回路7の異常を示す場合には、変速動作を許可せず、Hブリッジ監視手段13の判定結果がHブリッジ回路7の正常状態を示し、且つ変速指令監視手段の判定結果が変速指令異常を示す場合には、変速動作の実行頻度を制限するので、変速指令が異常状態の場合には、変速動作実行頻度は制限されるものの走行可能な状態とし、Hブリッジ回路7が異常状態(重大な異常状態)にある場合のみに、変速動作を禁止することができる。
なお、上記実施の形態2においては、Hブリッジ回路7が異常と判定された場合には、変速指令の取り消し処理(図6内のステップS15)を実行し、変速指令を受け付けないようにしたが、変速実行判定基準時間Teよりも十分に長い時間間隔をもって受け付けるように構成してもよい。
また、Hブリッジ監視手段13は、過去の所定時間中にHブリッジ回路7に通電された電流の時間積分値を監視し、時間積分値が所定値以上に達した場合にHブリッジ異常信号を出力してもよい。
これにより、Hブリッジ監視回路12(温度測定回路)を追加することなく、Hブリッジ回路7の温度上昇の直接原因となる電流積分値に基づいて、Hブリッジ回路7の異常状態を判定することができる。
実施の形態3.
また、上記実施の形態2では、特に言及しなかったが、図7のように、変速機制御装置100B内にモータ監視手段14を設け、変速実行判定手段5Bにおいて、モータ監視手段14の判定結果に基づいて、最終的な変速実行の要否を判定してもよい。
以下、図7のブロック図を参照しながら、この発明の実施の形態3に係る自動2輪車用変速機制御装置について説明する。
図7において、前述(図4参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「B」を付して詳述を省略する。
この場合、変速機制御装置100Bは、モータ11のモータ回路を監視してモータ異常を判定するモータ監視手段14を備えており、変速実行判定手段5Bは、変速指令監視手段4およびHブリッジ監視手段13の各判定結果のみならず、モータ監視手段14の判定結果に基づき、変速指令に対応して変速動作を実行するか否かを決定する。
この発明の実施の形態3によれば、変速実行判定手段5Bは、モータ11の異常状態にも応答して変速動作を取り消すことができる。
なお、モータ監視手段14は、モータ11の印加電圧およびモータ電流を検出するセンサ手段を含み、Hブリッジ監視回路12およびHブリッジ監視手段13と同様に、モータ11の印加電圧およびモータ電流からモータ温度を推定し、モータ温度の推定値が異常高温となった場合に、モータ11の異常を示す判定結果を出力するようにしてもよい。
これにより、モータ監視手段14は、モータ温度推定値が異常高温を示す場合のみにモータ異常を判定することができる。
また、モータ11の異常状態が判定された場合、変速実行判定手段5Bは、変速指令を受け付けない(または、十分な時間間隔をもって受け付ける)ように構成してもよい。
また、変速実行判定手段5Aは、Hブリッジ監視手段13またはモータ監視手段14の判定結果が異常を示す場合には、変速動作を許可せず、Hブリッジ監視手段13およびモータ監視手段14の各判定結果が正常状態を示し、且つ変速指令監視手段4の判定結果が変速指令異常を示す場合には、変速動作の実行頻度を制限するようにしてもよい。
この場合、変速実行判定手段5Aは、変速指令監視手段4のみが変速指令の異常状態を判定している場合には、変速動作の実行頻度が制限されるものの走行可能な状態とし、Hブリッジ回路7またはモータ11が異常状態(重大な異常状態)にある場合のみに変速動作を禁止することができる。
この発明の実施の形態1に係る自動2輪車用変速機制御装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1に係る変速指令監視手段の処理動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に変速実行判定手段の処理動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る自動2輪車用変速機制御装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態2に係るHブリッジ監視回路の処理動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に変速実行判定手段の処理動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る自動2輪車用変速機制御装置を示すブロック構成図である。
符号の説明
1 シフトアップスイッチ、2 シフトダウンスイッチ、4 変速指令監視手段、5、5A、5B 変速実行判定手段、7 Hブリッジ回路(モータ駆動回路)、8 アラーム駆動回路、9 アラーム手段、10 バッテリ、11 モータ、12 Hブリッジ監視回路、13 Hブリッジ監視手段、14 モータ監視手段、20 各種センサ、100、100A、100B 変速機制御装置。

Claims (12)

  1. 運転者の変速指令に基づき、自動2輪車のクラッチ操作および変速操作をモータの動力を用いて行う自動2輪車用変速機制御装置において、
    前記変速指令に基づく変速指令状態を監視して変速指令異常を判定する変速指令監視手段と、
    前記変速指令監視手段の判定結果に基づき、前記変速指令に対応して変速動作を実行するか否か決定する変速実行判定手段と
    を備えたことを特徴とする自動2輪車用変速機制御装置。
  2. 前記変速指令監視手段は、前記変速指令の発生頻度を監視し、前記発生頻度が所定頻度以上の場合に、前記変速指令異常を示す判定結果を出力することを特徴とする請求項1に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  3. 前記変速実行判定手段は、前記変速指令監視手段の判定結果が前記変速指令異常を示す場合には、前記変速動作の実行頻度を制限することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  4. 前記変速実行判定手段は、前記自動2輪車の車速またはエンジン回転速度が所定速度以下の状態が所定時間以上にわたって継続した場合にのみ、前記変速指令監視手段の判定結果に基づく前記変速動作の実行の制限を行うことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  5. 前記モータのモータ駆動回路を監視してモータ駆動回路異常を判定するモータ駆動回路監視手段を備え、
    前記変速実行判定手段は、前記モータ駆動回路監視手段の判定結果に基づき、前記変速指令に対応して前記変速動作を実行するか否かを決定することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  6. 前記モータ駆動回路監視手段は、前記モータ駆動回路の温度を監視し、前記モータ駆動回路の温度が異常高温に相当する所定温度以上の場合に、前記モータ駆動回路異常を示す判定結果を出力することを特徴とする請求項5に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  7. 前記モータ駆動回路監視手段は、過去の所定時間中に前記モータ駆動回路に通電された電流の時間積分値を監視し、前記時間積分値が所定値以上に達した場合に、前記モータ駆動回路異常を示す判定結果を出力することを特徴とする請求項5に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  8. 前記変速実行判定手段は、
    前記モータ駆動回路監視手段の判定結果が前記モータ駆動回路異常を示す場合には、前記変速動作を許可せず、
    前記モータ駆動回路監視手段の判定結果がモータ駆動回路正常を示し、且つ前記変速指令監視手段の判定結果が前記変速指令異常を示す場合には、前記変速動作の実行頻度を制限することを特徴とする請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  9. 前記モータのモータ回路を監視してモータ異常を判定するモータ監視手段を備え、
    前記変速実行判定手段は、前記モータ監視手段の判定結果に基づき、前記変速指令に対応して前記変速動作を実行するか否かを決定することを特徴とする請求項5から請求項8までのいずれか1項に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  10. 前記モータ監視手段は、前記モータに供給されるモータ印加電圧およびモータ電流に基づき、前記モータの温度を推定し、前記モータの推定温度が異常高温に相当する所定温度以上の場合には、前記モータ異常を示す判定結果を出力することを特徴とする請求項9に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  11. 前記変速実行判定手段は、
    前記モータ監視手段の判定結果が前記モータ異常を示す場合、または前記モータ駆動回路監視手段の判定結果が前記モータ駆動回路異常を示す場合には、前記変速動作を許可せず、
    前記モータ監視手段の判定結果がモータ正常を示し、前記モータ駆動回路監視手段の判定結果がモータ駆動回路正常を示し、且つ前記変速指令監視手段の判定結果が前記変速指令異常を示す場合には、前記変速動作の実行頻度を制限することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
  12. 前記自動2輪車の運転者に警告するためのアラーム手段を備え、
    前記変速実行判定手段は、変速動作を実行しない場合に前記アラーム手段を駆動することを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の自動2輪車用変速機制御装置。
JP2005011702A 2005-01-19 2005-01-19 自動2輪車用変速機制御装置 Expired - Fee Related JP4158925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005011702A JP4158925B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 自動2輪車用変速機制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005011702A JP4158925B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 自動2輪車用変速機制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006200603A true JP2006200603A (ja) 2006-08-03
JP4158925B2 JP4158925B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=36958787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005011702A Expired - Fee Related JP4158925B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 自動2輪車用変速機制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4158925B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208987A (ja) * 2007-01-31 2008-09-11 Yamaha Motor Co Ltd 変速機構の制御装置、変速装置、それを備えた車両、変速機構の制御方法および変速機構におけるモータの発熱量推定方法
JP2009257490A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp 変速機の制御装置
JP2009257522A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp トランスミッション制御装置
JP2013002538A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Denso Corp 自動変速機の制御装置
JP2013050128A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Aisin Ai Co Ltd デュアルクラッチ式自動変速機
US9366339B2 (en) 2010-07-14 2016-06-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle shift control device
CN106195252A (zh) * 2014-11-27 2016-12-07 现代自动车株式会社 用于切换变速器执行器的诊断方法
JP2017078483A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 本田技研工業株式会社 変速機のシフト制御装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101235894B (zh) * 2007-01-31 2011-09-28 雅马哈发动机株式会社 控制装置、变速器、车辆、控制方法及估计热量值的方法
JP2008208987A (ja) * 2007-01-31 2008-09-11 Yamaha Motor Co Ltd 変速機構の制御装置、変速装置、それを備えた車両、変速機構の制御方法および変速機構におけるモータの発熱量推定方法
JP2009257490A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp 変速機の制御装置
JP4598100B2 (ja) * 2008-04-17 2010-12-15 三菱電機株式会社 変速機の制御装置
US8219290B2 (en) 2008-04-17 2012-07-10 Mitsubishi Electric Corporation Control apparatus for transmission
JP2009257522A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp トランスミッション制御装置
US9366339B2 (en) 2010-07-14 2016-06-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle shift control device
JP2013002538A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Denso Corp 自動変速機の制御装置
JP2013050128A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Aisin Ai Co Ltd デュアルクラッチ式自動変速機
CN106195252A (zh) * 2014-11-27 2016-12-07 现代自动车株式会社 用于切换变速器执行器的诊断方法
US9982778B2 (en) 2014-11-27 2018-05-29 Hyundai Motor Company Diagnostic method for shifting actuator of transmission
CN106195252B (zh) * 2014-11-27 2019-03-26 现代自动车株式会社 用于切换变速器执行器的诊断方法
JP2017078483A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 本田技研工業株式会社 変速機のシフト制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4158925B2 (ja) 2008-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4158925B2 (ja) 自動2輪車用変速機制御装置
JP4356685B2 (ja) 発電制御装置および発電システム
JP2007131293A (ja) ハイブリッド車両の制御機間フェイルセーフティー制御システム
JP2008267297A (ja) エコラン制御装置及びエンジン再始動方法
JP2008133931A (ja) シフトバイワイヤ方式の自動変速機制御装置
JP2008513681A (ja) 自動車の自動ストップを制御する方法
JP2010065637A (ja) 産業車両の潤滑油劣化診断方法及び装置
JP2008087534A (ja) 車両用負荷制御システム
JP6469225B2 (ja) 車両用制御装置
US8095283B2 (en) Transmission control apparatus
KR20180021489A (ko) 엔진 클러치 고장 판단 장치 및 방법
JP5234815B2 (ja) 車両の制御装置及び動力伝達機構の試験装置
JP2016016857A (ja) ハイブリッド車両の制御方法およびその制御システム
JP2006336725A (ja) ハイブリッド電気自動車の制御方法
JP2006300284A (ja) 車両の故障診断方法及び装置
JP4146445B2 (ja) 自動二輪車用変速機制御装置
JP2004362139A (ja) 制御装置
JP6196475B2 (ja) 車両制御装置
JP2005172016A (ja) 無段変速機用電子制御装置
JP3680593B2 (ja) 自動変速機用コントロールユニットの高温時暴走防止装置
JP2000001133A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2004203197A (ja) 車両用異常警告装置
WO2002065076A1 (fr) Thermometre pour moteur de vehicule
US11535239B2 (en) Diagnostic and control method for a vehicle system
JP2008034246A (ja) バッテリ過熱保護装置におけるファン駆動制御方法及びバッテリ過熱保護装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4158925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees