JP2008208987A - 変速機構の制御装置、変速装置、それを備えた車両、変速機構の制御方法および変速機構におけるモータの発熱量推定方法 - Google Patents

変速機構の制御装置、変速装置、それを備えた車両、変速機構の制御方法および変速機構におけるモータの発熱量推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シンプルな構成で、モータの発熱量が推定可能な変速装置を提供する。
【解決手段】自動二輪車1は、変速装置20を備えている。変速装置20は、変速機構20aと、ECU7とを備えている。変速機構20aは、入力軸としてのクランク軸11と、出力軸としての従動軸27と、モータ30と、を有する。モータ30は、クランク軸11と、従動軸27との間の変速比を無段に変える。ECU7は、変速比の変化速度に基づいてモータ30の発熱量を推定する。
【選択図】図9

Description

本発明は、変速機構の制御装置、変速装置、それを備えた車両、変速機構の制御方法および変速機構におけるモータの発熱量推定方法に関する。詳細には、本発明は、モータにより変速比が変えられる電子制御式の変速機構の制御装置、モータにより変速比が変えられる電子制御式の変速装置、それを備えた車両、モータにより変速比が変えられる電子制御式の変速機構の制御方法、およびモータにより変速比が変えられる電子制御式の変速機構におけるモータの発熱量推定方法に関する。
従来、モータにより変速比が無段に変速される電子制御式の無段変速装置(以下、「ECVT(Electronic Continuously Variable Transmission)」とする。)が知られている(例えば、特許文献1等)。
特開2004−19740号公報
ECVTでは、変速比の変化に伴いモータが逆転駆動される回数が比較的多いことから、モータの発熱量が比較的多い。モータの発熱量が多くなると、モータやその駆動回路の温度が高くなり、モータの性能が劣化する虞がある。
したがって、モータの温度が使用可能温度範囲を上回らないように、モータの温度または発熱量をモニタしておくことが好ましい。例えば、モータの温度を推定する方法として、モータや、その駆動回路等に対して温度センサを設ける方法が考えられる。また、モータの発熱量を推定する方法として、モータの発熱量がモータに流れる電流の二乗に比例することから、電流センサを設け、モータに流れる電流を測定し、測定された電流からモータの発熱量を推定する方法が考えられる。
しかしながら、上記のような方法では、モータの温度や発熱量の推定のために温度センサや電流センサを別途設ける必要がある。このため、ECVTの構成および制御が複雑化してしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シンプルな構成で、モータの発熱量が推定可能な変速装置を提供することを目的とする。
なお、ここでは、ECVTの場合を例に挙げて解決しようとする課題について説明したが、上記解決しようとする課題は、モータを用いて変速比を変える変速装置の全般に対していえるものである。
本発明に係る制御装置は、入力軸と、出力軸と、入力軸と出力軸との間の変速比を無段に変えるモータと、を備えた無段変速機構の制御装置である。本発明に係る制御装置は、変速比の変化速度に基づいてモータの発熱量を推定する。
本発明に係る無段変速装置は、無段変速機構と、制御部と、を備えている。無段変速機構は、入力軸と、出力軸と、モータと、を有する。モータは、入力軸と、出力軸との間の変速比を無段に変える。制御部は、変速比の変化速度に基づいてモータの発熱量を推定する。
本発明に係る車両は、上記本発明に係る無段変速装置を備えている。
本発明に係る制御方法は、入力軸と、出力軸と、入力軸と出力軸との間の変速比を無段に変えるモータと、を備えた無段変速機構を制御する方法に関する。本発明に係る制御方法では、変速比の変化速度に基づいてモータの発熱量が推定される。
本発明に係るモータの発熱量推定方法は、入力軸と、出力軸と、入力軸と出力軸との間の変速比を無段に変えるモータと、を備えた無段変速機構におけるモータの発熱量を推定する方法に関する。本発明に係るモータの発熱量推定方法では、変速比の変化速度に基づいてモータの発熱量が推定される。
本発明によれば、シンプルな構成で、モータの発熱量が推定可能な変速装置を実現することができる。
<実施形態1>
《本実施形態の概要》
本発明者は、鋭意研究の結果、モータの発熱量は、変速比変化量に相関することに想到し、その結果、本実施形態をなすに至った。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について、図1に示す自動二輪車1を例に挙げて詳細に説明する。なお、本実施形態では、所謂スクータータイプの自動二輪車1を例に挙げて説明するが、本発明の車両は、所謂スクータータイプの自動二輪車に限定されない。本発明の車両は、例えば、スクータータイプ以外の自動二輪車であってもよい。具体的には、本発明の車両は、オフロードタイプ、モータサイクルタイプ、スクータータイプ、または所謂モペットタイプの自動二輪車であってもよい。また、本発明の車両は、自動二輪車以外の鞍乗型車両であってもよい。具体的には、本発明の車両は、例えば、ATV:All Terrain Vehicle等であってもよい。さらには、本発明の車両は、四輪自動車等の鞍乗型車両以外の車両であってもよい。
《本実施形態に係る自動二輪車1の詳細説明》
(自動二輪車1の概略構成)
図1に自動二輪車1の側面図を示す。自動二輪車1は、車体フレーム(図示せず)を備えている。車体フレームには、エンジンユニット2が懸架されている。エンジンユニット2の後端部には、後輪3が配置されている。本実施形態において、この後輪3は、エンジンユニット2の動力で駆動する駆動輪を構成している。
車体フレームは、操向ハンドル4から下方に延びるヘッドパイプ(図示せず)を有する。ヘッドパイプの下端には、フロントフォーク5が連結されている。フロントフォーク5の下端部には、前輪6が回転自在に取り付けられている。この前輪6は、エンジンユニット2には接続されておらず、従動輪を構成している。
(エンジンユニット2の構成)
次に、図2および図3を参照しながら、エンジンユニット2の構成について説明する。
−エンジン10の構成−
図2および図3に示すように、エンジンユニット2は、エンジン(内燃機関)10と、変速装置20とを備えている。本実施形態では、エンジン10は、強制空冷式の4サイクルエンジンとして説明する。しかしながら、エンジン10は、他の形式のエンジンであってもよい。例えば、エンジン10は、水冷エンジンであってもよい。エンジン10は、2サイクルエンジンであってもよい。
図3に示すように、エンジン10は、クランク軸11を備えている。クランク軸11の外周には、スリーブ12がスプライン係合されている。スリーブ12は、軸受13を介してハウジング14に回転自在に軸支されている。スリーブ12の外周には、モータ30に接続された一方向クラッチ31が取り付けられている。
−変速装置20の構成−
変速装置20は、変速機構20aと、その変速機構20aを制御する制御部としてのECU7とにより構成されている。本実施形態では、変速機構20aがベルト式のECVTである例について説明する。ECVTのベルトは樹脂ベルトであってもよく、金属ベルトであってもよく、その他のベルトであってもよい。また、変速機構20aは、ベルト式のECVTに限定されない。変速機構20aは、例えば、トロイダル式のECVTであってもよい。また、変速機構20aは、ECVT以外の電子制御式の変速機構であってもよい。
変速機構20aは、プライマリシーブ21と、セカンダリシーブ22と、Vベルト23と、を備えている。Vベルト23は、プライマリシーブ21とセカンダリシーブ22とに巻き掛けられている。Vベルト23は、断面略V字状に形成されている。
プライマリシーブ21は、クランク軸11と一体に回転する。プライマリシーブ21は、固定シーブ体21aと、可動シーブ体21bとを備えている。固定シーブ体21aは、クランク軸11の一端に固定されている。可動シーブ体21bは、固定シーブ体21aに対向して配置されている。可動シーブ体21bは、クランク軸11の軸方向に移動可能である。固定シーブ体21aと可動シーブ体21bとの各対向面によって、Vベルト23が巻き掛けられるベルト溝21cが形成されている。ベルト溝21cは、プライマリシーブ21の径方向外側に向かって幅広となっている。
図3に示すように、可動シーブ体21bは、クランク軸11が貫通する円筒状のボス部21dを有している。このボス部21dの内側に、円筒状のスライダ24が固定されている。このスライダ24と一体の可動シーブ体21bは、クランク軸11の軸方向の移動可能である。このため、ベルト溝21cの溝幅は可変である。
プライマリシーブ21のベルト溝21cの溝幅は、モータ30によって、可動シーブ体21bがクランク軸11の軸方向に駆動されることによって変更される。本実施形態では、モータ30を、パルス幅変調駆動(PWM(Pulse Width Modulation)駆動)されるものとして説明している。ただし、モータ30の駆動方式は、特に限定されるものではない。モータ30はステップモータであってもよい。
セカンダリシーブ22は、プライマリシーブ21の後方に配置されている。セカンダリシーブ22は、従動軸27に対して、遠心クラッチ25を介して取り付けられている。詳細に、セカンダリシーブ22は、固定シーブ体22aと、可動シーブ体22bとを備えている。可動シーブ体22bは、固定シーブ体22aと対向している。固定シーブ体22aは、従動軸27に遠心クラッチ25を介して連結されている。可動シーブ体22bは、従動軸27の軸方向に移動可能である。これら固定シーブ体22aと可動シーブ体22bとの各対向面によって、Vベルト23が巻き掛けられるベルト溝22cが形成されている。ベルト溝22cは、セカンダリシーブ22の径方向外側に向かって幅広となっている。
可動シーブ体22bは、スプリング26によって、ベルト溝22cの溝幅を減じる方向に付勢されている。このことから、モータ30が駆動され、プライマリシーブ21のベルト溝21cの溝幅が小さくなり、プライマリシーブ21に対するVベルト23の巻き掛け径が大きくなると、セカンダリシーブ22側においては、Vベルト23が径方向内側に引かれる。このため、可動シーブ体22bがスプリング26の付勢力に抗してベルト溝22cを広げる方向に移動する。このため、セカンダリシーブ22に対するVベルト23の巻き掛け径が小さくなる。その結果、変速機構20aの変速比が変わる。
遠心クラッチ25は、固定シーブ体22aの回転速度に応じて断続される。すなわち、固定シーブ体22aの回転速度が所定の回転速度未満である場合は、遠心クラッチ25がつながっていない。このため、固定シーブ体22aの回転は従動軸27に伝達しない。一方、固定シーブ体22aの回転速度が所定の回転速度異常である場合は、遠心クラッチ25がつながる。このため、固定シーブ体22aの回転が従動軸27に伝達する。
従動軸27には、減速機構28が連結されている。従動軸27は、この減速機構28を介して車軸29に連結されている。車軸29には、後輪3が取り付けられている。このため、従動軸27が回転すると、車軸29と共に後輪3が回転する。
(自動二輪車1の制御システム)
次に、自動二輪車1の制御システムについて、図4を参照しながら詳細に説明する。
−自動二輪車1の制御システムの概略−
図4に示すように、ECU7には、シーブ位置センサ40が接続されている。シーブ位置センサ40は、プライマリシーブ21の可動シーブ体21bの、固定シーブ体21aに対する位置を検出する。言い換えれば、クランク軸11の軸方向において、固定シーブ体21aと可動シーブ体21bとの間の距離(l)を検出する。シーブ位置センサ40は、検出された距離(l)をシーブ位置検出信号としてECU7に出力する。なお、シーブ位置センサ40は、例えば、ポテンショメータ等によって構成することができる。
また、ECU7には、プライマリシーブ回転センサ43と、セカンダリシーブ回転センサ41と、車速センサ42とが接続されている。プライマリシーブ回転センサ43は、プライマリシーブ21の回転速度を検出する。プライマリシーブ回転センサ43は、検出したプライマリシーブ21の回転速度を、シーブ回転速度信号をECU7に出力する。セカンダリシーブ回転センサ41は、セカンダリシーブ22の回転速度を検出する。セカンダリシーブ回転センサ41は、検出したセカンダリシーブ22の回転速度を、シーブ回転速度信号をECU7に出力する。車速センサ42は、後輪3の回転速度を検出する。車速センサ42は、検出した回転速度に基づいて車速信号をECU7に出力する。
ECU7には、操向ハンドル4に取り付けられたハンドルスイッチに接続されている。ハンドルスイッチは、ハンドルスイッチがライダーにより操作された際に、ハンドルSW信号を出力する。
また、上述のように、スロットル開度センサ18aは、スロットル開度信号をECU7に対して出力する。
−変速機構20aの制御−
ECU7は、車速信号等に基づいてプライマリシーブ21の可動シーブ体21bのシーブ位置をフィードバック制御する。言い換えれば、ECU7は、車速信号等に基づいて距離(l)をフィードバック制御する。具体的には、図5に示すように、ECU7において、スロットル開度と車速とから目標変速比が決定される。ECU7は、決定された目標変速比からシーブ目標位置を算出する。すなわち、ECU7は、決定された目標変速比から可動シーブ体21bと固定シーブ体21aとの間の目標距離lを算出する。ECU7は、このシーブ目標位置に可動シーブ体21bを変位させるために、現在の可動シーブ体21bの位置とシーブ目標位置とに応じたパルス幅変調信号(PWM(Pulse-Width Modulation)信号)を、図4に示す駆動回路8に対して出力する。駆動回路8は、そのパルス幅変調信号に応じたパルス電圧をモータ30に対して印加する。これにより可動シーブ体21bが駆動され、変速比が調節される。
−モータ30の発熱量推定−
次に、モータ30の発熱量の推定方法について、説明する。まず、モータ30の発熱量の推定方法の具体的な説明に先立って、発熱量の推定方法の原理について説明する。
「モータ30の発熱量の推定原理」
本発明者は、鋭意研究の結果、モータ30の発熱量は、変速機構20aの変速比の変化速度に相関することを見出した。詳細には、本発明者は、以下のことを見出した結果、変速機構20aの変速比の変化速度に相関することに想到した。
1)モータ30の発熱量は、モータ30に印加される有効電圧のうち、モータ30の発熱に寄与した電圧の大きさの二乗に一次相関すること。
2)モータ30の発熱に寄与した電圧の大きさは、モータ30に印加される有効電圧から、可動シーブ体21bを移動させるための誘起電圧を除算して得られること。
3)可動シーブ体21bを移動させるための誘起電圧は、変速機構20aの変速比の変化速度に一次相関すること。
以上、本発明者が見出したことより、モータ30の発熱量は、下記式(1)により推定されることとなる。
Figure 2008208987
ただし、
β:定数、
:モータ30にかかる有効電圧、
dr/dt:変速機構20aの変速比の変化速度、
α:定数、若しくは下記式(3a)または式(3b)で表される数
α=[d{f(l)}/dl]−1 ・・・・・(3a)
α=[d{g(r)}/dr] ・・・・・(3b)
ただし、
f(l):変速比を表す距離lの関数、
r:変速比、
g(r):変速比rの関数で上記f(l)の逆関数、
である。
本実施形態では、上記式(3a)と式(3b)とは等しくなる。
本実施形態では、上述のように、モータ30がPWM制御されているため、上記式(1)において、Vは、下記式(2)により表される。
=V・(DUTY) ・・・・・(2)
ただし、
:モータ30に印加されるパルス電圧の大きさ、
DUTY:モータ30に印加されるパルス電圧のデューティー比、
である。
したがって、式(2)より、上記式(1)は、下記式(4)に変形される。
Figure 2008208987
ただし、
β:定数、
:モータ30に印加されるパルス電圧の大きさ、
DUTY:モータ30に印加されるパルス電圧のデューティー比、
α:定数、若しくは下記式(3a)または式(3b)で表される数
α=[d{f(l)}/dl]−1 ・・・・・(3a)
α=[d{g(r)}/dr] ・・・・・(3b)
ただし、
f(l):変速比を表す距離lの関数、
r:変速比、
g(r):変速比rの関数で上記f(l)の逆関数、
である。
本実施形態では、下記の如く、上記式(4)によってモータ30の発熱量が推定される。なお、変速機構20aの変速比の変化速度は、シーブ位置センサ40により検出される距離lなどから算出される。
上記式(4)において、関数r=f(l)は、ベルト溝21cおよびベルト溝22cの形状によって決定される。例えば、図6に示すように、関数r=f(l)は、下に凸の指数関数状であってもよい。すなわち、関数r=f(l)は、距離lが大きくなり、ベルト溝21cの幅が広くなるにつれて、距離lの変化に対する変速比rの変化が緩やかになるように設定されていてもよい。言い換えれば、関数r=f(l)は、変速比がTOP側にいくにつれて、距離lの変化に対する変速比rの変化が緩やかになるように設定されていてもよい。この場合、式(4)中のαは、距離lが大きくなるにつれて小さくなる傾向にある。
また、例えば、図7に示すように、関数r=f(l)は、上に凸の指数関数状であってもよい。すなわち、関数r=f(l)は、距離lが大きくなり、ベルト溝21cの幅が広くなるにつれて、距離lの変化に対する変速比rの変化が急になるように設定されていてもよい。言い換えれば、関数r=f(l)は、変速比がTOP側にいくにつれて、距離lの変化に対する変速比rの変化が急になるように設定されていてもよい。この場合、式(4)中のαは、距離lが大きくなるにつれて大きくなる傾向にある。
さらに、例えば、図8に示すように、関数r=f(l)は、直線状であってもよい。すなわち、関数r=f(l)は、距離lおよびベルト溝21cにかかわらず一定となるように設定されていてもよい。言い換えれば、関数r=f(l)は、変速比にかかわらず一定となるように設定されていてもよい。この場合、式(4)中のαは、距離lにかかわらず一定となる。すなわち、αは定数となる。
「モータ30の発熱量の推定方法およびモータ30の制御方法」
図9は、モータ30の発熱量の推定方法およびモータ30の制御方法を表すフローチャートである。図9に示すように、まず、ステップS1において、モータ30の発熱量が推定される。具体的に、ステップS1では、上記式(4)に基づいてモータ30の発熱量が推定される。
次に、ステップS2において、ステップS1で推定されたモータ30の発熱量が所定の発熱量以上であるか否かが判断される。モータ30の発熱量は、モータ30の温度と相関するため、モータ30の発熱量が多くなると、一般的に、モータ30の温度もそれだけ高くなることとなる。このため、モータ30の温度が所定の温度以上になっているか否かは、ステップS2において判断される「推定されたモータ30の発熱量が所定の発熱量以上であるか否か」によって代替的に判断することができる。すなわち、本質的には、ステップS2において、モータ30の温度が所定の温度以上になっているか否かが判断される。
なお、ステップS2における「所定の発熱量」は、モータ30や駆動回路8の特性等に応じて適宜設定することができる。例えば、「所定の発熱量」を、モータ30の発熱量が所定の発熱量以上となった場合に、モータ30やモータ30の駆動回路8に性能劣化が認められると推定されるような発熱量としてもよい。言い換えれば、「所定の発熱量」を、モータ30の発熱量が所定の発熱量以上となった場合に、モータ30の温度がモータ30の使用可能温度範囲を上回ると推定されるような発熱量としてもよい。
図9に示すように、ステップS2において、モータ30の発熱量が所定の発熱量以上であると判断された場合は、ステップS3に進む。そして、ステップS3において、モータ30の動作の抑制または停止が行われる。
その後、ステップS4に進み、モータ30の動作の抑制または停止後、一定期間経過したか否かが判断される。すなわち、ステップS4では、モータ30の動作の抑制または停止後、一定期間が経過し、モータ30の温度が十分に低下したか否かが判断される。ここで、「一定期間」は、例えば、モータ30の温度が十分に下がるのに要する期間とすることができる。このため、モータ30の温度が十分に下がるのに要する期間は、ステップS3において行われる制御内容によって異なる。例えば、モータ30の動作を停止させた場合は、モータ30の温度の低下が比較的速いため、「一定期間」を比較的短く設定することができる。
ステップS4において、モータ30の動作の抑制または停止後、一定期間経過していないと判断された場合は、再度ステップS4に戻る。一方、ステップS4において、モータ30の動作の抑制または停止後、一定期間経過したと判断された場合は、ステップS5に進む。そして、ステップS5において、モータ30の動作が、ステップS3において抑制または停止される前の動作にまで回復される。
それに対して、ステップS2において、モータ30の発熱量が所定の発熱量未満であると判断された場合は、ステップS3〜ステップS5を行うことなく終了する。
なお、ステップS3において行われるモータ30の動作を抑制または停止させる制御は、モータ30の通常の動作よりもモータ30の発熱量が小さくなるようにする制御であれば、特に限定されるものではない。例えば、モータ30の動作を停止させてもよい。言い換えれば、変速機構20aの変速比の変更を規制してもよい。また、例えば、モータ30の回転速度の上限および回転トルクの上限のうち少なくとも一方を低減させてもよい。言い換えれば、変速機構20aの変速比の変化速度の上限を低減させてもよい。つまり、変速機構20aの変速比の変化速度が変化速度の上限を超える制御の場合は、変速比の変化速度を上限速度に抑えて行うようにしてもよい。また、例えば、モータ30の可動回転範囲を小さくしてもよい。言い換えれば、変速機構20aの変速比のとりうる範囲を小さくしてもよい。また、例えば、キックダウン動作のように、急激に大きく変速比を変更する動作のみを無効にするようにしてもよい。具体的には、デューティー比の大きなパルス幅変調信号(図5参照)がECU7から出力されないようにしてもよい。
《作用および効果》
以上説明したように、本実施形態では、変速機構20aの変速比の変化速度に基づいてモータ30の発熱量が推定される。このように、変速機構20aに通常設けられている変速比を測定するセンサにより検出される変速比を時間で微分して得られる変速比の変化速度を用いて、モータ30の発熱量が推定される。具体的に、本実施形態では、シーブ位置センサ40で検出される距離lから算出される変速比の変化速度を用いて、モータ30の発熱量が推定される。このため、温度センサや電流センサ等のセンサを追加することなく、シンプルで安価な構成でモータ30の発熱量の推定が可能になる。
また、上記のように推定されたモータ30の発熱量が所定の発熱量以上となり、モータ30の温度がモータ30の使用可能温度範囲を超えて上昇したと推定されるときには、モータ30の動作が抑制または停止される。これにより、モータ30が使用可能温度範囲を超えて上昇することが抑制される。その結果、モータ30および駆動回路8の性能劣化や損傷が効果的に抑制されている。
特に、変速機構20aの変速比の変化速度の上限を低くすることによりモータ30の動作を抑制する方法では、変速比の変化が遅くなるものの、変速比が車速等に応じて変更されるため、自動二輪車1の操縦に対する影響が少なく、好ましい。
また、本実施形態では、モータ30の動作の抑制または停止後、所定期間が経過すると、モータ30の動作が、モータ30の動作の抑制または停止前の動作に回復される。このため、モータ30の動作の抑制または停止後、所定期間が経過し、モータ30の温度が使用可能温度範囲にまで下がったと推定される際には、モータ30の動作が通常の動作となる。このようにすることで、必要なときのみモータ30の動作を抑制または停止し、それ以外のときは、モータ30を必要に応じて機敏に動作させ、変速比を比較的速い速度で変更することが可能になる。その結果、高いドライバビリティが実現される。
《その他の変形例》
変速機構20aは、ベルト式のECVTに限定されない。例えば、変速機構20aは、トロイダル式のECVTであってもよい。また、変速機構20aは、無段変速機構以外の変速機構であってもよい。すなわち、変速機構20aは、電子制御式の変速機構であれば特に限定されるものではない。ただし、ECVTでは、モータ30の逆転駆動が比較的多いため、本発明は、ECVTに対して特に効果的である。
上記実施形態のように、モータ30がPWM制御されるものであり、かつベルト式のECVTである変速機構20aを用いた自動二輪車1の場合は、上記式(4)によってモータ30の発熱量を推定することができる。例えば、モータ30がPWM制御されないものである場合や、変速機構20aがベルト式のECVTではない場合は、より一般的な式である式(1)を用いてモータ30の発熱量を推定することができる。勿論、その場合に、変速機構20aに応じて式(1)を変形してもよい。つまり、式(1)は、変速機構20aがモータを用いて変速比が変更される電子制御式の変速機構である場合一般に適用できる式であり、式(1)を用いることによって、変速機構20aがどのような種類の電子制御式変速機構である場合にもモータの発熱量の推定が可能となる。したがって、本発明においては、変速機構20aは、モータを用いて変速比が変更される電子制御式の変速機構である限りにおいて特に限定されるものではない。
本発明の車両は、例えば、スクータータイプ以外の自動二輪車であってもよい。具体的には、本発明の車両は、オフロードタイプ、モータサイクルタイプ、スクータータイプ、または所謂モペットタイプの自動二輪車であってもよい。また、本発明の車両は、自動二輪車以外の鞍乗型車両であってもよい。具体的には、本発明の車両は、例えば、ATV:All Terrain Vehicle等であってもよい。さらには、本発明の車両は、四輪自動車等の鞍乗型車両以外の車両であってもよい。
上記実施形態では、内燃機関であるエンジン10を備えた自動二輪車1を例に挙げて本発明を実施した好ましい形態の一例について説明した。しかし、本発明に係る車両は、エンジン以外の駆動源を有するものであってもよい。例えば、本発明に係る車両は、エンジン10のかわりに電動モータを有するものであってもよい。
モータ30は、PWM制御されるものに限定されない。例えば、モータ30は、PAM(Pulse Amplitude Modulation)制御されるものであってもよい。モータ30はステップモータであってもよい。
《本明細書における用語等の定義》
ステップS2における「所定の発熱量」は、モータ30や駆動回路8の特性等に応じて適宜設定することができる。例えば、「所定の発熱量」を、モータ30の発熱量が所定の発熱量以上となった場合に、モータ30や駆動回路8に性能劣化が認められると推定されるような発熱量としてもよい。言い換えれば、「所定の発熱量」を、モータ30の発熱量が所定の発熱量以上となった場合に、モータ30の温度がモータ30の使用可能温度範囲を上回ると推定されるような発熱量としてもよい。
ステップS4における「一定期間」は、モータ30や駆動回路8の特性、およびモータ30の動作を抑制または停止するステップS3において行われる制御の内容に応じて適宜決定することができる。例えば、ステップS4における「一定期間」とは、モータ30の動作を抑制または停止させてから、モータ30の温度がモータ30の使用可能温度範囲にまで十分に低下したと判断できるまでに要する期間に設定することができる。
「可動シーブ体22bと固定シーブ体22aとの間の距離l」とは、可動シーブ体22bの特定の部位と、固定シーブ体22aの特定の部位との間の距離であり、一義的に定めることができる限り、可動シーブ体22bの特定の部位と、固定シーブ体22aの特定の部位とはそれぞれ任意に設定することができる。例えば、図3に示すように、「可動シーブ体22bと固定シーブ体22aとの間の距離l」を可動シーブ体22bの径方向外側端と、固定シーブ体22aの径方向外側端との間の距離としてもよい。
「パルス電圧の大きさ」とは、パルス電圧の入力電圧の大きさをいうものとする。
「有効電圧」とは、パルス電圧の入力電圧の大きさにデューティー比を乗じて得られる電圧をいうものとする。
本発明は、ECVTを搭載した車両等に有用である。
本発明を実施した自動二輪車の側面図である。 エンジンユニットの断面図である。 ECVTの構成を表す部分断面図である。 自動二輪車の制御システムを表すブロック図である。 シーブ位置制御を表すブロック図である。 関数r=f(l)を例示するグラフである。 関数r=f(l)を例示するグラフである。 関数r=f(l)を例示するグラフである。 モータの発熱量の推定方法およびモータの制御方法を表すフローチャートである。
符号の説明
1 自動二輪車
2 エンジンユニット
7 ECU
8 駆動回路
10 エンジン
11 クランク軸
20 変速装置
20a 変速機構
21 プライマリシーブ
21a 固定シーブ体
21b 可動シーブ体
21c ベルト溝
22 セカンダリシーブ
22a 固定シーブ体
22b 可動シーブ体
22c ベルト溝
23 Vベルト
27 従動軸
28 減速機構
29 車軸
30 モータ
40 シーブ位置センサ
41 セカンダリシーブ回転センサ
42 車速センサ
43 プライマリシーブ回転センサ

Claims (15)

  1. 入力軸と、
    出力軸と、
    前記入力軸と前記出力軸との間の変速比を変えるモータと、
    を備えた変速機構の制御装置であって、
    前記変速比の変化速度に基づいて前記モータの発熱量を推定する制御装置。
  2. 請求項1に記載された制御装置において、
    前記推定されたモータの発熱量が所定の発熱量以上となったときに、前記モータの動作を抑制または停止させる制御装置。
  3. 請求項2に記載された制御装置において、
    前記推定されたモータの発熱量が所定の発熱量以上となったときに、前記変速比の変化速度の上限を低くすることで上記モータの動作を抑制する制御装置。
  4. 請求項2に記載された制御装置において、
    前記推定されたモータの発熱量が所定の発熱量以上となったときに、前記変速比のとりうる範囲を小さくすることで前記モータの動作を抑制する制御装置。
  5. 請求項2に記載された制御装置において、
    前記モータの動作を抑制または停止させてから所定期間が経過した後に、前記モータの動作を回復させる制御装置。
  6. 請求項1に記載された制御装置において、
    下記式(1)により前記モータの発熱量を推定する制御装置;
    Figure 2008208987
    ただし、
    β:定数、
    :前記モータにかかる有効電圧、
    dr/dt:前記変速比の変化速度、
    α:定数、若しくは下記式(3b)で表される数
    α=[d{g(r)}/dr] ・・・・・(3b)
    ただし、
    g(r):変速比rの関数、
    である。
  7. 請求項6に記載された制御装置において、
    前記モータにパルス電圧を印加する駆動回路をさらに備え、
    下記式(2)を満たす制御装置;
    =V・(DUTY) ・・・・・(2)
    ただし、
    :前記パルス電圧の大きさ、
    DUTY:前記パルス電圧のデューティー比、
    である。
  8. 請求項1に記載された制御装置において、
    前記変速機構は、
    前記入力軸に設けられたプライマリシーブと、
    前記出力軸に設けられたセカンダリシーブと、
    前記プライマリシーブと前記セカンダリシーブとに巻き掛けられたベルトと、
    を備え、
    前記プライマリシーブは、
    固定シーブ体と、
    前記入力軸の軸方向において、前記固定シーブ体と変位可能に対向し、前記固定シーブ体と共に前記ベルトが巻き掛けられるベルト溝を構成する可動シーブ体と、
    を有し、
    前記モータは、前記可動シーブ体を前記固定シーブ体に対して変位させて前記ベルト溝の幅を変えることにより、前記変速比を変えるものであり、
    下記式(1)により前記モータの発熱量を推定する制御装置;
    Figure 2008208987
    ただし、
    β:定数、
    :前記モータにかかる有効電圧、
    dr/dt:前記変速比の変化速度、
    α:定数、若しくは下記式(3a)または式(3b)で表される数
    α=[d{f(l)}/dl]−1 ・・・・・(3a)
    α=[d{g(r)}/dr] ・・・・・(3b)
    ただし、
    f(l):変速比を表す距離lの関数、
    r:変速比、
    g(r):変速比rの関数で上記f(l)の逆関数、
    である。
  9. 請求項8に記載された制御装置において、
    前記αは、前記距離lが大きくなるにつれて大きくなる制御装置。
  10. 請求項8に記載された制御装置において、
    前記αは、前記距離lが大きくなるにつれて小さくなる制御装置。
  11. 請求項8に記載された制御装置において、
    前記αは、前記距離lにかかわらず一定である制御装置。
  12. 入力軸と、出力軸と、前記入力軸と前記出力軸との間の変速比を変えるモータと、を有する変速機構と、
    前記変速比の変化速度に基づいて前記モータの発熱量を推定する制御部と、
    を備えた変速装置。
  13. 請求項12に記載された変速装置を備えた車両。
  14. 入力軸と、
    出力軸と、
    前記入力軸と前記出力軸との間の変速比を変えるモータと、
    を備えた変速機構の制御方法であって、
    前記変速比の変化速度に基づいて前記モータの発熱量を推定する変速機構の制御方法。
  15. 入力軸と、
    出力軸と、
    前記入力軸と前記出力軸との間の変速比を変えるモータと、
    を備えた変速機構におけるモータの発熱量推定方法であって、
    前記変速比の変化速度に基づいて前記モータの発熱量を推定するモータの発熱量推定方法。
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