JP2003294130A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の制御装置

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JP2003294130A
JP2003294130A JP2002099802A JP2002099802A JP2003294130A JP 2003294130 A JP2003294130 A JP 2003294130A JP 2002099802 A JP2002099802 A JP 2002099802A JP 2002099802 A JP2002099802 A JP 2002099802A JP 2003294130 A JP2003294130 A JP 2003294130A
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンと電動モータを常時接続したハイブ
リッド車両において、電動モータやインバータを変速機
のダウン変速時の温度上昇から確実に保護する。 【解決手段】 ダウン変速したときの電動モータの回転
数を算出し、これとダウン変速したときのトルク指令値
から電流指令値を求め、この電流指令値と現在のモータ
温度から保護温度に達するまでの余裕時間を算出する。
この余裕時間が規定時間以下のときはダウン変速を禁止
し、規定時間より長い場合はダウン変速を許容する。保
護温度に達しそうな場合はダウン変速が禁止され、電動
モータの回転が上がらないから、電動モータやインバー
タなどの耐久性の悪化が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンと電動モ
ータとを車両の駆動源として利用し、その出力を変速機
で変速して駆動輪へ出力可能なハイブリッド車両の制御
装置、とりわけ電動モータに関係して変速機のダウン変
速を実行あるいは禁止するハイブリッド車両の制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、燃費向上やクリーンな排気等を目
的として、車両の駆動源にガソリン等の燃料を燃焼させ
て作動させる内燃エンジンに電動モータを追加してこれ
らを駆動源とするハイブリッド車両が脚光を浴びてきて
いる。ハイブリッド車両にはそのパワートレインの構造
や作動に多くの種類があるが、現在のエンジンのみを駆
動源とする車両を比較的大幅に変更することなく容易に
ハイブリッド車両を得ることができること、および電動
モータを大型化する必要がないことから、エンジンと電
動モータとにステップ式あるいはステップレス式の自動
変速機を装着したハイブリッド車両が用いられることが
ある。このようなハイブリッド車両として、特開200
0−324614号公報に記載されているものがある。
【0003】このように変速機を搭載した車両にあって
は、減速が必要な場合、変速機をダウン変速させること
で、強力なエンジンブレーキ力を得ることが可能であ
る。ところが、ドライバーが所定の減速度を期待してマ
ニュアルシフトレバーをダウン変速操作し変速機を強制
的にダウン変速させると、走行状態によってはエンジン
が過回転することがある。したがってこのときには、ド
ライバーによる上記ダウン変速操作にもかかわらず変速
機がダウン変速するのを禁止する必要がある。
【0004】ここで、ハイブリッド車両では、電動モー
タをジェネレータとしても利用可能とすることにより、
ブレーキ力を確保するとともに車両ブレーキ時のエネル
ギーの回生による燃費の向上を図るようにしているか
ら、ダウン変速を禁止するかわりに電動モータから回生
トルクを発生させ、これで車両にブレーキ力を作用させ
ることにより、期待される減速度を補うことができると
いう利点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハイブリッド車両の制御装置にあっては、変速機の
ダウン変速について、エンジンに対しては、エンジンの
回転数が過回転になるようなドライバーのダウン変速操
作時には変速機のダウン変速を禁止して、エンジンの過
回転の発生を防ぐようになっているが、電動モータの保
護については考慮されていない。
【0006】エンジンの回転数が過回転にならないダウ
ン変速時においても、エンジンとモータとの間にはクラ
ッチ等が設けられておらず、これらの間の動力遮断が不
能であるから、ダウン変速による高回転にしたがって電
動モータやこれを制御するインバータ側の温度が上昇し
て、その耐久性の悪化を招く場合がある。したがって本
発明は、電動モータやインバータを確実に保護できるよ
うにしたハイブリッド車両の制御装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、内燃エンジンと、電動モータと、エンジンと電動
モータの駆動出力を変速して駆動輪へ出力可能な変速機
とを備え、エンジンと電動モータとを常時連結させたハ
イブリッド車両における制御装置であって、変速機をダ
ウン変速した場合における電動モータに流れる界磁電流
値を推定する界磁電流値推定手段と、該界磁電流推定手
段で推定された界磁電流に対応する電動モータの温度が
保護温度に達するか否かを判定し、電動モータの温度が
保護温度に達しないときは変速機のダウン変速を許容
し、電動モータの温度が保護温度に達するときは変速機
のダウン変速を禁止する温度保護演算部とを備えるもの
とした。
【0008】請求項2の発明は、界磁電流値推定手段
が、電動モータの現在の回転数とダウン変速したときの
変速機の変速比とからダウン変速したときの電動モータ
の予測回転数を求め、該予測回転数とダウン変速したと
きのトルク指令値とから界磁電流値を推定するものとし
た。
【0009】また、請求項3の発明は、温度保護演算部
が、界磁電流値推定手段で推定した界磁電流値と電動モ
ータの現在の温度とからダウン変速する場合の予測温度
を求め、該予測温度と保護温度とを比較して電動モータ
の温度が保護温度に達するか否かを判定するものとし
た。
【0010】請求項4の発明は、温度保護演算部が、電
動モータの温度が保護温度に達するまでの余裕時間を推
定し、該余裕時間が規定時間以下であるときに変速機の
ダウン変速を禁止するものとした。そして、請求項5の
発明は、余裕時間を電動モータの現在の温度と電動モー
タの界磁電流値とに基づいて算出するものである。
【0011】請求項6の発明は、さらに報知部を備え、
変速機のダウン変速を禁止したときにはそのダウン変速
禁止を報知するようにしたものである。
【0012】
【発明の効果】本発明にかかるハイブリッド車両の制御
装置では、変速機をダウン変速しようとする場合に、現
在の電動モータの回転数からダウン変速した場合に必要
な電動モータの界磁電流を予測して、この推定界磁電流
に対応する電動モータの温度が保護温度に達するときに
は、変速機のダウン変速を禁止するようにしたので、温
度上昇による電動モータやこれを制御するインバータ等
の耐久性の悪化を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図1は実施の形態におけるハイブリ
ッド車両のパワートレインおよびその制御装置の全体構
成を示す。車両の駆動源として、ガソリン等の燃料を燃
焼させて駆動力を発生させるエンジン(ENG)1と、
車載のバッテリ4から電力の供給を受けて駆動力を発生
させるモータ機能、およびブレーキ時に回生トルクを発
生して電気エネルギーとしてブレーキ時のエネルギーを
回収可能な発電機機能を兼ね備えたモータ/ジェネレー
タ(M/G、以下、電動モータ2)とを車両に搭載す
る。電動モータ2は同期モータである。
【0014】エンジン1と電動モータ2は、これらの駆
動出力がステップ式あるいはステップレス式に構成した
自動変速機(A/T)3に入力可能であり、自動変速機
3により上記駆動出力が最適に変速され、プロペラシャ
フト5を介して最終減速機6へ伝えられる。最終減速機
6に入力された駆動出力は、最終減速機6でさらに減速
されて、最終減速機6内の図示しない差動歯車組で左右
のドライブシャフト7a、7bに動力分割され、左右の
駆動輪8a、8bを駆動する。
【0015】エンジン1、電動モータ2、および自動変
速機3は、以下のコントローラにより制御される。すな
わち、エンジン1はエンジンコントローラ(E/C)9
により、電動モータ2はモータコントローラ(M/C)
10により、また自動変速機3は、ATコントローラ
(AT/C)11によりそれぞれ制御される。なお、エ
ンジンコントローラ9、モータコントローラ10、およ
びATコントローラ11は、ハイブリッドコントロール
モジュール(HCM)12との間で相互通信可能であ
る。
【0016】ハイブリッドコントロールモジュール12
には、アクセルペダルセンサ13、ブレーキペダルセン
サ14、車速センサ15等からそれぞれの検出信号を入
力するように構成してある。ハイブリッドコントロール
モジュール12は、これらの検出信号に基づき、エンジ
ン1や電動モータ2が出力すべきトルクの大きさや、自
動変速機3の変速段あるいは変速比を演算・決定して、
エンジンコントローラ9とモータコントローラ10へト
ルク指令値信号を、またATコントローラ11へ変速比
信号をそれぞれ入力する。
【0017】また、ハイブリッドコントロールモジュー
ル12には、インジケータ(報知部)16を接続してい
る。ハイブリッドコントロールモジュール12は、自動
変速機3のダウン変速を禁止する旨の判断をしたとき
は、インジケータ12にその旨を表示し、ドライバーに
報知するようにしてある。
【0018】次に、上記モータコントローラ10の構成
を、図2の制御ブロック図に基づき、より詳細に説明す
る。電動モータ2としては、三相交流の同期モータを用
いている。ハイブリッドコントロールモジュール12
は、上記各種センサ13〜15等からの検出信号に基づ
き決定した電動モータ2へのトルク指令値信号T*をモ
ータコントローラ10のトルク指令値→電流指令値変換
部17へ入力する。トルク指令値→電流指令値変換部1
7は、入力されたトルク指令値信号T*を、電動モータ
2の回転数信号ωを参照しながら、2相交流の電流指令
値信号Id*、Iq*へと変換する。
【0019】上記電流指令値信号Id*、Iq*は、電
流PI制御部18へ入力し、ここで電動モータ2の検出
電流信号Id、Iqを参照しながらPI制御して、2相
交流の電流指令値信号Id*、Iq*から2相交流の電
圧指令値信号Vd*、Vq*を作り出し、これらの信号
を2相→3相変換部19へ入力する。2相→3相変換部
19は、電動モータ2の回転角度位置信号θを参照しな
がら、入力された2相交流の電圧指令値信号Vd*、V
q*を3相交流の電流指令値信号Vu*、Vv*、Vw
*へと変換して出力し、これらの信号をインバータ20
へ入力する。インバータ20は、これらの3相交流の電
流指令値信号Vu*、Vv*、Vw*に応じた3相交流
の電圧Vu、Vv、Vwを電動モータ2に供給し、トル
ク指令値信号T*に対応したトルクを発生させる。
【0020】なお、電動モータ2には、モータ回転セン
サ24、モータ温度センサ25、モータ電流センサ26
が付設されて、それぞれ電動モータ2の回転相当信号ω
n、モータ温度信号TH、モータ電流信号Iu、Iv、
Iwを出力可能である。回転センサ24からの回転信号
ωnは、回転角度位置/回転数演算部23へ入力して、
ここで電動モータ2の現在の回転角度位置と回転数とを
演算して回転角度位置信号θと回転数信号ωとを得る。
【0021】これらのうち、回転角度位置信号θは、2
相→3相変換部19と3相→2相変換部22とへ入力す
る。また、回転数信号ωは、トルク指令値→電流指令値
変換部17とダウン変速禁止判定部21とへ入力され
る。モータ温度センサ25からのモータ温度信号TH
は、ダウン変速禁止判定部21へ入力される。モータ電
流センサ26からの3相交流電流に関するモータ電流信
号Iu、Iv、Iwは、3相→2相変換部22へ入力す
る。3相→2相変換部22は、3相交流のモータ電流信
号Iu、Iv、Iwを2相交流の電流Id、Iqに変換
して、電流PI制御部18へ入力する。
【0022】一方、ダウン変速禁止判定部21には、自
動変速機3のダウン変速したときの変速比Rgとダウン
変速したときのトルク指令値T**(T**=T*)を
入力する。ダウン変速禁止判定部21は、ダウン変速の
可否を判定し、この判定結果がダウン変速を許容できる
ときであればダウン変速許容信号を、判定結果がダウン
変速を許容できないときであればダウン変速禁止信号
を、ハイブリッドコントロールモジュール12へ入力す
る。
【0023】なお、ハイブリッドコントロールモジュー
ル12は、ダウン変速禁止判定部21から受け取ったダ
ウン変速の許容信号あるいは禁止信号を、アクセル開度
信号や車速信号とともに、ATコントローラ11へ送信
し、ATコントローラ11において自動変速機2のダウ
ン変速の実行あるいはダウン変速の禁止を行うようにす
る。
【0024】図3は、上記ダウン変速禁止判定部21に
おける制御系を示す。ダウン変速禁止判定部21は、界
磁電流値推定手段としてのダウン変速時モータ回転数算
出部27およびトルク指令値→電流指令値変換部28
と、温度保護演算部29とからなる。ダウン変速時モー
タ回転数算出部27には、電動モータ2の現在の回転数
信号ωおよびダウン変速したときの変速比信号Rg(た
とえばステップ式自動変速機では、ギヤ比)を入力し、
ダウン変速したときの電動モータ2の予想回転数を次式
で算出し、回転数信号ωdとして出力する。 ωd=現在の回転数×ダウン変速したときの変速比 (1)
【0025】上記ダウン変速時の回転数信号ωdは、ト
ルク指令値→電流指令値変換部28に入力する。トルク
指令値→電流指令値変換部28は、ダウン変速時の回転
数信号ωdとさらに入力されたダウン変速したときのト
ルク指令値信号T**とに基づいて、2相交流の電流指
令値信号Id*、Iq*に変換して、温度保護演算部2
9へ出力する。変換にあたっては、図4に示すトルク→
回転数マップを参照する。
【0026】温度保護演算部29には、さらに電動モー
タ2の現在の温度信号THがモータ温度センサ25から
入力される。温度保護演算部29は、現在の温度信号T
Hと入力2相交流の電流指令値信号Id*、Iq*とを
基に、ダウン変速の禁止あるいは許容を判断し、この判
断結果に応じた信号をハイブリッドコントロールモジュ
ール12へ出力する。
【0027】図5は、上記ダウン変速禁止判定部21に
おける制御作動の流れを示すフローチャートである。ま
ず、変速機3のダウン変速を実行しようとする場合、ス
テップ100で、ダウン変速時モータ回転数算出部27
において、モータ回転数センサ24から電動モータ2の
現在の回転数信号ωと、またATコントローラ11から
ハイブリッドコントロールモジュール12を経てダウン
変速したときの変速比信号とをそれぞれ受け取り、式
(1)により、ダウン変速したときの電動モータ2の予
測回転数を算出してこの回転数信号ωdを作り出す。
【0028】続くステップ101では、トルク指令値→
電流指令値変換部28において、ダウン変速したときの
電動モータ2の予測回転数信号ωdと、ダウン変速した
ときの電動モータのトルク指令値信号T**とから、図
4のマップを参照して、ダウン変速したときの電流指令
値を推定し、電流指令値信号Id*、Iq*を求める。
【0029】なお、モータ回転数と電動モータ2の界磁
電流との関係を示すマップを図6に示す。ここでは、ダ
ウン変速前後におけるモータ回転数がたとえば2500
rpmと3500rpmである場合、同じくダウン変速
前後における電動モータ2の界磁電流値が50アンペア
と100アンペアとなる例を示している。この関係マッ
プを利用すれば、ダウン変速前後におけるモータ回転数
とダウン変速前における電動モータ2の界磁電流とか
ら、ダウン変速後の界磁電流の値が得られる。
【0030】ステップ102では、温度保護演算部29
が、ステップ2で得た電流指令値信号Id*、Iq*
と、温度センサ21で検出した電動モータ2の現在温度
信号THから、保護温度に達するまでの余裕時間を図7
のモータ温度−余裕時間マップから算出する。図7のモ
ータ温度−余裕時間マップには、たとえばモータ温度セ
ンサ25で検出した電動モータ2の現在温度が60℃で
あり、かつ電動モータ2の保護温度が130℃に設定さ
れている場合に、電流指令値Ia(Iaは、電流指令値
Idの自乗とIqの自乗との和の平方根)の大きさがた
とえばX1からX3アンペア(X1>X3)である場合
の経過予想温度と予想される余裕時間との関係線x1、
x2、x3を例示してある。この関係図から、電流指令
値Iaが大きいほど保護温度に達するまでの余裕時間が
短くなることが分かる。なおここでは、電流指令値Ia
が中間値のX2アンペアであるときの余裕時間t1がた
とえば30秒であることを示している。
【0031】ステップ103では、ステップ3で求めた
余裕時間が規定時間以下であるか否かをチェックし、規
定時間以下であればステップ104へ進み、規定時間よ
り長ければステップ106へ進む。すなわち、上記判断
結果が規定時間以下である場合は、ハイブリッドコント
ロールモジュール12へダウン変速禁止信号を出力し、
ハイブリッドコントロールモジュール12からATコン
トローラ11へ自動変速機3のダウン変速禁止信号を出
力させて、自動変速機3のダウン変速を禁止する。
【0032】続いてステップ105で、ハイブリッドコ
ントロールモジュール12がインジケータ17でドライ
バーにダウン変速が実行されない旨を報知して、フロー
を終了する。
【0033】一方、上記判断結果が規定時間より長い場
合のステップ106では、ハイブリッドコントロールモ
ジュール12へダウン変速許容信号を出力し、ハイブリ
ッドコントロールモジュール12からATコントローラ
11へ自動変速機3のダウン変速許容信号を出力させ
て、自動変速機3のダウン変速を実行する。
【0034】以上のように、本実施の形態にかかるハイ
ブリッド車両の制御装置では、ダウン変速した場合の界
磁電流値を推定し、これに対応する電動モータ2の温度
を求め、この温度が保護温度に達成するまでの余裕時間
を演算して規定時間と比較するようにした。そして、余
裕時間が規定時間以下の場合は、自動変速機3のダウン
変速を禁止するようにしたので、電動モータ2やインバ
ータ17が保護温度にまで上昇してしまうことが防止さ
れる。一方、余裕時間が規定時間より長い場合は、自動
変速機3のダウン変速を許容するから、高回転となった
電動モータから回生トルクを発生させ、これにより減速
時には車両にブレーキ力を有効に作用させることができ
る。
【0035】また、余裕時間が規定時間以下の場合のダ
ウン変速禁止は、減速時のみならず、加速時のダウン変
速においても実行されるので、この場合、車両の加速悪
化も防止される。すなわち、車両を加速させようとして
アクセルペダルをキックダウンすると、踏み込み設定条
件が満たされて自動変速機3がダウン変速することにな
り、この場合もエンジン回転数が上昇し、同じく電動モ
ータもその回転数が上昇する。
【0036】このとき、電動モータは弱めの界磁制御が
必要な領域に入ってしまい、界磁電流が増加して電動モ
ータの銅損により、電動モータやこれを制御するインバ
ータの温度上昇をもたらす。そうすると、この温度上昇
に対して電動モータにはトルク制限がかかり、電動モー
タの発生可能なトルクが低く抑えられる。このため、か
えってドライバーの期待する加速度が得られず、加速感
を損なうという問題が生じる。これに対して実施の形態
では、温度上昇があって余裕時間が短い場合はダウン変
速が禁止されるから、上記のような期待に反して車両の
加速が悪化してしまう現象も防ぐことができる。
【0037】そして、保護温度到達までの余裕時間が長
いときには、トルク制限がかかることもなく、また電動
モータは小型モータであっても一時的に温度定格を越え
た出力を問題なく発生させることが可能であるから、通
常より同一回転数で発生可能な最大トルクを一時的に増
加させることも可能となり、車両をより強力なトルクで
加速することが可能となる。
【0038】また、ダウン変速したときの電流指令値
(界磁電流値)を、ダウン変速時モータ回転数算出部2
7で電動モータの現在の回転数とダウン変速したときの
電動モータ2の予測回転数を求めたうえ、トルク指令値
→電流指令値変換部28によりこの予測回転数とダウン
変速したときのトルク指令値とから推定するようにした
ので、容易にダウン変速した場合の電流指令値の変化を
掴み、自動変速機3のダウン変速の許容・禁止の判定に
役立てることができる。
【0039】また、温度保護演算部29では、ダウン変
速した場合の電流指令値と電動モータ2の現在の温度と
からダウン変速した場合の電動モータ2の予測温度を求
めるようにしたので、ダウン変速した場合の電動モータ
2の予測温度を容易に得ることができ、この予測温度と
保護温度を比較することで余裕時間をも簡単に演算する
ことが可能となる。
【0040】同様に、温度保護演算部29では、余裕時
間と規定時間との大小を比較してダウン変速の許容・禁
止を判定するようにしたので、減速時にはダウン変速を
許容して回生トルクを発生させて車両に大きなブレーキ
力を作用させ、あるいは加速時にはダウン変速を許容し
て大きなトルクを発生させ車両に加速度を発生させるの
に実際に有効となる時間的余裕が有る場合とそうでない
場合を峻別できる。この場合、電動モータ2の現在の温
度と電動モータ2の通電電流とに基づいて余裕時間を算
出するようにしたので、簡単な手法で精度良く余裕時間
を得ることができる。
【0041】また、インジケータ16でダウン変速の禁
止をドライバーに報知するようにしたので、ドライバー
は車両側における制御装置の作動状態を容易に確認で
き、安心して運転することができる。
【0042】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れない。実施の形態では、駆動力を発生するモータ機能
と回生トルクを発生させる発電機能を1台の電動モータ
2で実現して、低コスト化、搭載スペースの減少を図っ
ているが、機能別にモータとジェネレータとに分離する
こともできる。
【0043】また、温度保護演算部29では、電動モー
タ2の温度を検出して、当該温度が保護温度に達するま
での時間を算出するようにしたが、インバータ17の温
度を検出して用いることもでき、さらには両者のうち高
い方の温度を用いるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるハイブリッド車両の全体構
成を示す図である。
【図2】実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】ダウン変速禁止判定部の制御系を示すブロック
図である。
【図4】トルク−回転数マップを示す図である。
【図5】ダウン変速禁止判定部における制御作動の流れ
を示すフローチャートである。
【図6】モータ回転数と電動モータ2の界磁電流との関
係マップを示す図である。
【図7】モータ温度−余裕時間マップを示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 電動モータ 3 自動変速機 4 バッテリ 8a、8b 駆動輪 9 エンジンコントローラ 10 モータコントローラ 11 ATコントローラ 12 ハイブリッドコントロールモジュール 16 インジケータ 17 トルク指令→電流指令値変換部 18 電流PI制御部 19 2相→3相変換部 20 インバータ 21 ダウン変速禁止判定部 22 3相→2相変換部 23 回転角度位置/回転数演算部 24 モータ回転センサ 25 モータ電流センサ 26 モータ電流センサ 27 ダウン変速時モータ回転数算出部 28 トルク指令値→電流指令値変換部 29 温度保護演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F16H 59:04 F16H 59:04 59:70 59:70 59:78 59:78 Fターム(参考) 3J552 MA01 NA01 NB01 NB05 NB08 PB01 RA02 RA06 SB20 TA10 VA01W VA74W VA76W VC01W VC02Z VC07W 5H115 PA08 PC06 PG04 PI16 PI24 PI29 PO06 PO17 PU10 PU25 PV09 QE10 QI04 QI09 QI12 QN03 QN06 QN09 QN22 QN23 QN28 RB26 RE02 SE04 SE08 SF30 SJ13 TO05 TO12 TO21 TO23 TR04 TU12 UB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンと、電動モータと、前記エ
    ンジンと電動モータの駆動出力を変速して駆動輪へ出力
    可能な変速機とを備え、前記エンジンと電動モータとを
    常時連結させたハイブリッド車両における制御装置であ
    って、前記変速機をダウン変速した場合における前記電
    動モータに流れる界磁電流値を推定する界磁電流値推定
    手段と、該界磁電流推定手段で推定された界磁電流に対
    応する電動モータの温度が、保護温度に達するか否かを
    判定し、電動モータの温度が保護温度に達しないときは
    前記変速機のダウン変速を許容し、電動モータの温度が
    保護温度に達するときは前記変速機のダウン変速を禁止
    する温度保護演算部とを備えることを特徴とするハイブ
    リッド車両の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記界磁電流値推定手段は、前記電動モ
    ータの現在の回転数とダウン変速したときの前記変速機
    の変速比とからダウン変速したときの電動モータの予測
    回転数を求め、該予測回転数とダウン変速したときのト
    ルク指令値とから界磁電流値を推定するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記温度保護演算部は、前記界磁電流値
    推定手段で推定した界磁電流値と前記電動モータの現在
    の温度とからダウン変速する場合の予測温度を求め、該
    予測温度と前記保護温度とを比較するようにしたことを
    特徴とする請求項2記載のハイブリッド車両の制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記温度保護演算部は、前記電動モータ
    の温度が前記保護温度に達するまでの余裕時間を推定
    し、該余裕時間が規定時間以下であるときに前記変速機
    のダウン変速を禁止するようにしたことを特徴とする請
    求項1から3のいずれか1に記載のハイブリッド車両の
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記余裕時間は、前記電動モータの現在
    の温度と電動モータの界磁電流値とに基づいて算出する
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載のハイブリッ
    ド車両の制御装置。
  6. 【請求項6】 さらに報知部を備え、前記変速機のダウ
    ン変速を禁止したときには当該ダウン変速禁止を報知す
    るようにしたことを特徴とする請求項1から5のいずれ
    か1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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