JP2008034246A - バッテリ過熱保護装置におけるファン駆動制御方法及びバッテリ過熱保護装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータ主制御部102に外部から入力される速度制御信号が、信号用ハーネス2の短絡状態に等価な第1の異常状態にあるか、又は、信号用ハーネス2のオープン状態に等価な第2の異常状態にあるかが検出されると、第1の異常状態にある場合、冷却ファン1は、所定回転数Vbに駆動される一方、第2の異常状態にある場合も、冷却ファン1は、所定回転数Vbに駆動されるようになっており、速度制御信号の異常時に冷却ファン1が自動的に適切な速度の駆動状態とされ、バッテリの過熱保護が確実に実現できるものとなっている。
【選択図】図1
Description
このようなハイブリッド車両に用いられるバッテリの特性を考慮して、ハイブリッド車両においては、バッテリを冷却するための専用のファンが設けられる構成が一般的である。そして、このようなバッテリ冷却のためのファンの故障は、上述したバッテリの異常過熱を加速することになるため、ファンの故障判定などを考慮したバッテリの過熱保護装置が従来から種々提案されている。
したがって、かかる構成においては、バッテリ制御装置と冷却ファンとの間の電気配線が何らかの原因により断線したり、また、グランドと短絡状態となった場合には、冷却ファンは最大回転速度か回転停止状態とされることとなる。
本発明の他の目的は、バッテリが異常過熱に起因して最悪状態に至ることを確実に回避することができるバッテリ過熱保護装置におけるファン駆動制御方法及びバッテリ過熱保護装置を提供することにある。
バッテリ冷却用のファンを有し、当該ファンの回転速度を設定するための速度制御信号が外部から入力され、前記ファンが前記速度制御信号に基づいた回転速度に駆動制御されるよう構成されてなるバッテリ過熱保護装置における前記ファンの駆動制御方法であって、
前記速度制御信号がその伝送路の短絡状態に等価な第1の異常状態にあるか、又は、前記速度制御信号がその伝送路のオープン状態に等価な第2の異常状態にあるかを検出し、
速度制御信号が前記第1の異常状態にあることが検出された場合には、前記ファンを所定の回転速度で駆動する一方、速度制御信号が前記第2の異常状態にあることが検出された場合にも、前記ファンを所定の回転速度で駆動するよう構成されてなるものである。
かかる構成において、速度制御信号は、繰り返し周期一定で、所望するファンの回転速度に応じてパルス幅が変化されるデューティ可変の繰り返しパルス信号であって、当該速度制御信号が、デューティが零%の状態である場合を第1の異常状態であると判断し、また、当該速度制御信号が、デューティが100%の状態である場合を第2の異常状態であると判断するものが好適である。
また、速度制御信号は、そのデューティを指標値とし、当該指標値が第1の所定値以下であることが検出された場合、速度制御信号が第1の異常状態にあると擬制する一方、その指標値が第2の所定値以上であることが検出された場合、速度制御信号が第2の異常状態にあると擬制し、前記ファンをそれぞれの状態に応じた回転速度に駆動するようにするとより好適である。
さらに、速度制御信号が第1の異常状態、又は、第2の異常状態にあることが検出された場合に、ファンの駆動状態が異常状態にあることを外部へ対して報知するようにしても好適である。
また、本発明の目的を達成するため、本発明に係るバッテリ過熱保護装置は、
バッテリ冷却用のファンを有し、当該ファンの回転速度を設定するための速度制御信号が外部から入力され、前記ファンが前記速度制御信号に基づいた回転速度に駆動制御されるよう構成されてなるバッテリ過熱保護装置であって、
当該バッテリ過熱保護装置は、前記ファンを駆動するモータの通電を制御する駆動回路と、
前記速度制御信号に基づいて前記駆動回路の動作を制御する制御信号を前記駆動回路へ出力するモータ制御部とを有してなり、
前記モータ制御部は、
前記速度制御信号がその伝送路の短絡状態に等価な第1の異常にあるか、又は、前記速度制御信号がその伝送路のオープン状態に等価な第2の異常にあるかを検出し、
前記速度制御信号が前記第1の異常状態にあることが検出された場合には、前記ファンが所定の回転速度で駆動されるよう前記駆動回路の動作を制御する一方、前記速度制御信号が前記第2の異常状態にあることが検出された場合にも、前記ファンが所定の回転速度で駆動されるよう前記駆動回路の動作を制御するよう構成されてなるものである。
かかる構成において、速度制御信号は、繰り返し周期一定で、所望するファンの回転速度に応じてパルス幅が変化されるデューティ可変の繰り返しパルス信号であって、当該速度制御信号が、デューティが零%の状態である場合を第1の異常状態であると判断し、また、当該速度制御信号が、デューティが100%の状態である場合を第2の異常状態であると判断するものが好適である。
また、速度制御信号は、そのデューティを指標値とし、
モータ制御部は、前記指標値が第1の所定値以下であることを検出した場合、速度制御信号が第1の異常状態にあると擬制する一方、前記指標値が第2の所定値以上であることを検出した場合、速度制御信号が第2の異常状態にあると擬制し、前記ファンがそれぞれの状態に応じた回転速度で駆動されるよう駆動回路の動作を制御するよう構成されてなるものも好適である。
さらに、モータ制御部は、速度制御信号が第1の異常状態、又は、第2の異常状態にあることを検出した場合に、ファンの駆動状態が異常状態にあることを外部へ対して報知するよう構成しても好適である。
特に、冷却ファンの駆動制御用に設けられたマイクロコンピュータを用いた既存の制御部におけるプログラムに、速度制御信号の異常を判定する処理等の手順を追加することによって実現できるので、簡易な構成で、確実なバッテリ過熱保護装置のファン駆動制御を実現することができる。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態におけるバッテリ保護装置の一構成例について、図1を参照しつつ説明する。
この構成例は、特に、ハイブリッド車両において、駆動輪の駆動用モータへの電源供給などに用いられるバッテリ(図示せず)の過熱保護に適するものである。本発明の実施の形態におけるバッテリ過熱保護装置Sは、モータ制御部(図1においては「MOT−CON」と表記)102と、駆動回路(図1においては「DRV」と表記)103と、図示されないバッテリの近傍に設けられる冷却ファン1とを主たる構成要素として構成されたものとなっている。
本発明の実施の形態において、駆動用モータ1aの回転速度制御は、公知・周知のPWM制御となっており、駆動用モータ1aが速度制御信号のデューティに対応した回転速度となるように、速度制御信号に基づいてモータ制御部102と駆動回路103とによって、その駆動が制御されるようになっている。
また、モータ制御部102、駆動回路103及び駆動用モータ1aは、ユニット化されて一体とされて図示されないバッテリの近傍に配置される構成とされるのが好適である。
なお、主制御部101やモータ制御部102は、補助バッテリ3の電圧を所望する電圧に変換する電源回路(図示せず)を介して電源供給がなされるようになっている。
処理が開始されると、速度制御信号が伝送されている信号用ハーネス2がオープン状態となっているか否かが判定される(図2のステップS100参照)。ここで、信号用ハーネス2がオープン状態とは、信号用ハーネス2がコネクタ4の部分で外れた状態や、信号用ハーネス2が主制御部101側で外れた状態、さらには、信号用ハーネス2がその途中で断線状態となった場合を意味する。
一方、ステップS102において、所定時間が経過していないと判定された場合(NOの場合)には、後述するステップS104の処理へ進むこととなる。ここで、所定時間の判断を行うのは、突発的に比較的短時間の間だけ、信号用ハーネス2がオープン状態となった場合は、信号用ハーネス2がオープン状態とせず、確実な場合にのみフェールセーフ運転とするためのである。
一方、ステップS106において、所定時間が経過していないと判定された場合(NOの場合)には、後述するステップS108の処理へ進むこととなる。
図3は、本発明の実施の形態における速度制御信号のデューティと駆動用モータ1aの回転速度との関係を説明する説明図である。まず、本発明の実施の形態においては、動作の安定性等の観点から、速度制御信号のデューティが所定値d4(%)以上で、かつ、所定値d5(%)以下の範囲が、通常の運転領域と定められたものとなっている(図3参照)。すなわち、速度制御信号のデューティが上述の通常運転範囲にある場合には、駆動用モータ1aは、モータ制御部102及び駆動回路103によって速度制御信号のデューティの増加と共に、所定の最低回転数Vaから所定の最大回転数Vmaxまでの間で駆動されるようになっている(図3参照)。なお、デューティがd5以上ではモータ回転速度は、最高回転速度Vmaxに保持されるようになっている。
そして、速度制御信号のデューティが所定値d3(%)乃至d4(%)の間(d4>d3)は、動作の安定性等の観点から公知・周知のヒステリシスが設定されたものとなっている。
特に、本発明の実施の形態においては、先に述べたように、デューティ0(%)は、モータ制御部102における速度制御信号が論理値Lowの状態、すなわち、例えば、信号用ハーネス2が何らかの原因によりグランドに短絡(ショート)された状態である。
一方、デューティ100(%)は、モータ制御部102における速度制御信号が論理値Highの状態、すなわち、例えば、信号用ハーネス2が何らかの原因により開放(オープン)された状態である。
なお、本発明の実施の形態においては、後述するように速度制御信号のデューティが、0(%)又は100%以外であっても、所定の範囲外とされる領域、すなわち、デューティが所定値d2(%)以下の範囲及び所定値d6(%)以上の範囲にある場合にも、速度制御信号のデューティが、0(%)又は100%であると擬制して駆動用モータ1aがフェールセーフ運転されるものとなっている。
すなわち、この場合、速度制御信号が第1の範囲外にある場合は、速度制御信号のデューティが0(%)の状態にある、すなわち、換言すれば、信号用ハーネス2がショート状態にあると擬制され、また、速度制御信号が第2の範囲外にある場合は、速度制御信号のデューティが100(%)の状態にある、すなわち、換言すれば、信号用ハーネス2がオープン状態にあると擬制され、先に説明したように、それぞの場合に対応したフェールセーフ運転が適用されることとなる。
そして、ステップS114、S116、S118のいずれかの処理が実行された後は、再び先のステップS100へ戻り、一連の処理が繰り返されることとなる。
まず、この第2の実施例におけるバッテリ保護装置Sの一構成例について図4を参照しつつ説明する。なお、図1に示された構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明することとする。
この第2の実施例におけるバッテリ保護装置Sは、特に、先に説明したフェールセーフ運転が行われるような場合に、かかる状態であることを主制御部101へ報知するための機能が、先の図1に示された構成に付加されたものである。
この第2の実施例において、駆動用モータ1aは、図示されない回転子の回転位置を検出するセンサ5a〜5cを有するブラシレスモータが好適である。
なお、これら回転検知手段201、駆動制御手段202及び異常検知手段203は、本発明の実施の形態においては、次述するような処理手順のプログラムがモータ制御部102において実行されることで実現されるものとなっている。
処理が開始されて、先に説明したように速度制御信号がオープン状態ではない、すなわち、論理値Highではないと判定され(図5のステップS100参照)、次いで、速度制御信号がショート状態ではない、すなわち、論理値Lowではないと判定され(図5のステップS104参照)、かつ、速度制御信号のデューティが予め定められた駆動用モータ1aの停止範囲にはないと判定(NOの場合)されると(図5のステップS112参照)、冷却ファン1、換言すれば、駆動用モータ1aは通常運転とされる(図5のステップS118参照及び図3参照)。
そして、かかる通常運転状態においては、センサ5a〜5cの出力信号に対応した信号が、駆動用モータ1aの回転状態(運転状態)を表す回転信号としてモータ制御部102から主制御部101へ対して出力されることとなる(図5のステップS124参照)。
そして、かかる回転停止状態においては、駆動用モータ1aの駆動停止状態を表す所定の信号レベル(例えば、論理値Low)の回転信号が主制御部101へ出力されることとなる(図5のステップS122参照)。
すなわち、フェールセーフ運転がなされるのは、先に図3で説明したように、速度制御信号のデューティが本来あるべき値以外の異常状態にある場合である。具体的には、図3に示した例においては、速度制御信号のデューティが所定値d2以下の場合と、速度制御信号のデューティが所定値d6以上の場合が速度制御信号が異常状態にある場合に該当する。
なお、ダイアグノシス信号の具体的な繰り返し周波数としては、例えば、駆動用モータ1aの通常の運転範囲では用いられない、極端に長い繰り返し周期に設定するのが、通常の駆動状態と明確に区別することができるようにする等の観点から好適である。
この図6に示された処理は、主制御部101のマイクロコンピュータ101aにおいて実行される種々のサブルーチン処理の一つの形態を採ったものとなっている。
2…信号用ハーネス
3…補助バッテリ
4…コネクタ
5a〜5c…センサ
101…主制御部
102…モータ制御部
103…駆動回路
Claims (12)
- バッテリ冷却用のファンを有し、当該ファンの回転速度を設定するための速度制御信号が外部から入力され、前記ファンが前記速度制御信号に基づいた回転速度に駆動制御されるよう構成されてなるバッテリ過熱保護装置における前記ファンの駆動制御方法であって、
前記速度制御信号がその伝送路の短絡状態に等価な第1の異常状態にあるか、又は、前記速度制御信号がその伝送路のオープン状態に等価な第2の異常状態にあるかを検出し、
速度制御信号が前記第1の異常状態にあることが検出された場合には、前記ファンを所定の回転速度で駆動する一方、速度制御信号が前記第2の異常状態にあることが検出された場合にも、前記ファンを所定の回転速度で駆動することを特徴とするバッテリ過熱保護装置におけるファン駆動制御方法。 - 前記速度制御信号は、その指標値とファンの回転速度が比例関係を有し、前記指標値の増加方向に沿って当該指標値に対してファンの運転範囲と停止範囲が隣接するようにして予め定めらる一方、前記停止範囲に隣接し、かつ、前記運転範囲と反対側に第1の範囲外が設定されてなり、前記運転範囲に隣接し、かつ、前記停止範囲と反対側に第2の範囲外が設定され、指標値が前記第1の範囲外にあることが検出された場合、速度制御信号が第1の異常状態にあると擬制する一方、指標値が前記第2の範囲外にあることが検出された場合、速度制御信号が第2の異常状態にあると擬制し、ファンをそれぞれの状態に応じた回転速度に駆動することを特徴とする請求項1記載のバッテリ過熱保護装置におけるファン駆動制御方法。
- 前記速度制御信号は、繰り返し周期一定で、所望するファンの回転速度に応じてパルス幅が変化されるデューティ可変の繰り返しパルス信号であって、当該速度制御信号が、デューティが零%の状態である場合を第1の異常状態であると判断し、また、当該速度制御信号が、デューティが100%の状態である場合を第2の異常状態であると判断することを特徴とする請求項2記載のバッテリ過熱保護装置におけるファン駆動制御方法。
- 前記速度制御信号は、そのデューティを指標値とし、当該指標値が第1の所定値以下であることが検出された場合、速度制御信号が第1の異常状態にあると擬制する一方、その指標値が第2の所定値以上であることが検出された場合、速度制御信号が第2の異常状態にあると擬制し、前記ファンをそれぞれの状態に応じた回転速度に駆動することを特徴とする請求項3記載のバッテリ過熱保護装置におけるファン駆動制御方法。
- 前記速度制御信号が第1の異常状態、又は、第2の異常状態にあることが検出された場合に、ファンの駆動状態が異常状態にあることを外部へ対して報知することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載のバッテリ過熱保護装置におけるファン駆動制御方法。
- 前記報知は、速度制御信号が第1の異常状態にある場合と第2の異常状態にある場合とに応じて、繰り返し周波数の異なる繰り返しパルス信号を出力して行われることを特徴とする請求項5記載のバッテリ過熱保護装置におけるファン駆動制御方法。
- バッテリ冷却用のファンを有し、当該ファンの回転速度を設定するための速度制御信号が外部から入力され、前記ファンが前記速度制御信号に基づいた回転速度に駆動制御されるよう構成されてなるバッテリ過熱保護装置であって、
当該バッテリ過熱保護装置は、前記ファンを駆動するモータの通電を制御する駆動回路と、
前記速度制御信号に基づいて前記駆動回路の動作を制御する制御信号を前記駆動回路へ出力するモータ制御部とを有してなり、
前記モータ制御部は、
前記速度制御信号がその伝送路の短絡状態に等価な 第1の異常状態にあるか、又は、前記速度制御信号がその伝送路のオープン状態に等価な第2の異常状態にあるかを検出し、
前記速度制御信号が前記第1の異常状態にあることが検出された場合には、前記ファンが所定の回転速度で駆動されるよう前記駆動回路の動作を制御する一方、前記速度制御信号が前記第2の異常状態にあることが検出された場合にも、前記ファンが所定の回転速度で駆動されるよう前記駆動回路の動作を制御するよう構成されてなることを特徴とするバッテリ過熱保護装置。 - 前記速度制御信号は、その指標値とファンの回転速度が比例関係を有し、当該指標値にファンの運転範囲と停止範囲が隣接するようにして予め定めらる一方、前記運転範囲に隣接し、かつ、前記停止範囲と反対側に第1の範囲外が設定され、前記停止範囲に隣接し、かつ、前記運転範囲と反対側に第2の範囲外が設定されてなり、
モータ制御部は、前記指標値が前記第1の範囲外にあることを検出した場合、速度制御信号が第1の異常状態にあると擬制する一方、前記指標値が前記第2の範囲外にあることを検出した場合、速度制御信号が第2の異常状態にあると擬制し、ファンがそれぞれの状態に応じた回転速度で駆動されるよう駆動回路の動作を制御するよう構成されてなることを特徴とする請求項7記載のバッテリ過熱保護装置。 - 前記速度制御信号は、繰り返し周期一定で、所望するファンの回転速度に応じてパルス幅が変化されるデューティ可変の繰り返しパルス信号であって、当該速度制御信号が、デューティが零%の状態である場合を第1の異常状態であると判断し、また、当該速度制御信号が、デューティが100%の状態である場合を第2の異常状態であると判断することを特徴とする請求項8記載のバッテリ過熱保護装置。
- 前記速度制御信号は、そのデューティを指標値とし、
モータ制御部は、前記指標値が第1の所定値以下であることを検出した場合、速度制御信号が第1の異常状態にあると擬制する一方、前記指標値が第2の所定値以上であることを検出した場合、速度制御信号が第2の異常状態にあると擬制し、前記ファンをそれぞれの状態に応じた回転速度で駆動されるよう駆動回路の動作を制御するよう構成されてなることを特徴とする請求項9記載のバッテリ過熱保護装置。 - 前記モータ制御部は、速度制御信号が第1の異常状態、又は、第2の異常状態にあることを検出した場合に、ファンの駆動状態が異常状態にあることを外部へ対して報知するよう構成されてなることを特徴とする請求項8乃至請求項10いずれか記載のバッテリ過熱保護装置。
- 前記報知は、速度制御信号が第1の異常状態にある場合と第2の異常状態にある場合とに応じて、繰り返し周波数の異なる繰り返しパルス信号を出力して行われることを特徴とする請求項11記載のバッテリ過熱保護装置。
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