JP4245246B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼル機関等の内燃機関に用いられ燃料噴射ポンプとガバナ装置とで構成される燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、燃料噴射ポンプとガバナ装置とで構成されるディーゼル機関用の燃料噴射装置は、エンジンのカム軸とともに回転するガバナウェイトの遠心力をガバナスリーブを介してガバナ装置に伝達し、該ガバナ装置により燃料噴射ポンプのラック位置を制御するように構成されている。該ガバナ装置には、ガバナウェイトの延伸力に応じて回動するガバナレバーが設けられ、該ガバナレバーに前記ガバナスリーブと当接するシフタが固設されている。また、ガバナ装置には、ある回転域で噴射量特性を修正するアングライヒ機構が設けられており、該アングライヒ機構は、燃料噴射量を増量させる方向に制御する正アングライヒ機能、又は燃料噴射量を減量する方向に制御する逆アングライヒ機能の何れか一方の機能のみを有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の如く、アングライヒ機構を有する燃料噴射装置のガバナ装置においては、アングライヒ機構の調整具合によって、ガバナウェイトが完全に閉じた状態でのラック位置、即ち始動時の噴射量が変化していた。また、正アングライヒ機能を構成する構造と、逆アングライヒ機能を構成する構造とは異なる構造であったので、一つのガバナ装置仕組みの中に両方の機能を組み込むことができなかった。また、前記シフタは、ガバナレバーに固定的に取り付けられているため、該シフタのガバナスリーブ当接面はその当接箇所によって、回転するガバナスリーブから前後左右の異なった方向からの力を受けることとなり、シフタとガバナスリーブとの当接具合によっては、ガバナレバーが左右一方に偏って押し付けられて、ガバナレバーの作動時に大きなヒステリシスが生じることがあった。また、ガバナレバーは揺動運動するため、ガバナスリーブのシフタへの当接上下位置がその揺動位置により変化するが、ガバナスリーブとシフタとの接点が、シフタの半球又は半円筒の、頂点又は頂上線上を通過するように使用すると、その接点は思案点(死点)を通過することになり、ガバナレバーの作動時のヒステリシスが大きくなるので、ガバナスリーブのシフタへの当接範囲が該当接面の上下半分に制限され、即ちガバナレバーの使用範囲が制限されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、燃料噴射ポンプ(6)とガバナ装置(7)とで構成される燃料噴射装置(2)において、該ガバナ装置(7)のガバナレバー(11)に設けられるシフタ(21)を回転自在のローラ部材(21a)により構成し、該シフタ(21)を支持するシフタ軸(23)に、アングライヒレバー(31)を回動自在に支持し、該アングライヒレバー(31)を正アングライヒ機能を有するレバーと、逆アングライヒ機能を有するレバーとの、両方に共用したものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載の燃料噴射装置において、前記アングライヒレバー(31)に対して、正アングライヒデバイス(36)、又は逆アングライヒデバイス(37)、又はその正逆両方のアングライヒデバイス(36・37)が設けられるように構成したものである。
【0007】
請求項3においては、請求項1記載の燃料噴射装置において、前記シフタ(21)を回転自在のローラ部材(21a)により構成し、該シフタ(21)を支持するシフタ軸(23)の両端外側に、ガバナレバー(11)を構成するラック位置制御用レバー(11a・11a)を配置したものである。
【0008】
請求項4においては、請求項1記載の燃料噴射装置において、前記シフタ(21)を、回転自在に支持され略中央部で2分割されたローラ部材(21a・21a)により構成し、該シフタ(21)の分割部を、シフタ(21)に当接するガバナスリーブ(10)の回転中心に配置したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。
【0010】
図1は本発明の燃料噴射装置を示す正面断面図、図2はガバナ装置を示す側面断面図、図3は同じく正面断面図、図4は同じく平面図、図5は正アングライヒデバイスを設けたガバナ装置におけるアングライヒ特性を示す図、図6は逆アングライヒデバイスを設けたガバナ装置におけるアングライヒ特性を示す図、図7は正逆アングライヒデバイスを設けたガバナ装置を用いた場合のエンジン回転数とトルクとの関係を示す図である。
【0011】
本発明の燃料噴射装置の全体構成について説明する。図1において、エンジン1のエンジンブロック1aに燃料噴射装置2が取り付けられており、該燃料噴射装置2は、ケーシング8に一体的に内装される燃料噴射ポンプ6とガバナ装置7とで構成されている。燃料噴射ポンプ6においては、カム軸5と略直交する方向に配置されるプランジャ17がプランジャバレル16へ摺動自在に嵌挿され、該プランジャ17のエンジン1側端にはタペット20が付設されている。
【0012】
プランジャ17及びタペット20は、エンジン1内に配設されるカム軸5方向へ、バネ22等の付勢手段により付勢されており、カム軸5に形成されるカム5aに該タペット20が当接している。そして、カム5aの回転によりプランジャ17が摺動するように構成されている。
【0013】
また、プランジャ17は、外周部に嵌装されるコントロールスリーブ19と一体的に回動可能に構成されており、ガバナ装置7によりコントロールスリーブ19を回動操作することで、プランジャ7に形成されるプランジャリード18の位置を変化させて、燃料噴射弁からの燃料噴射量を調節することができるようにしている。
【0014】
一方、ガバナ装置7においては、第一レバー11aと第二レバー11bとで構成されるガバナレバー11が、プランジャ17と平行に配置されるガバナ軸12に回動可能に支持されており、該第一レバー11aと第二レバーとは、通常は一体的に回動可能なように構成されている。また、ガバナレバー11の第二レバー11bにはシフタ21が設けられており、該シフタ21には、ガバナ軸12と直交する方向に摺動自在なガバナスリーブ10が当接している。
【0015】
該ガバナスリーブ10はカム軸5の回転に伴って回転するガバナウェイト9と一体的に回転し、ガバナウェイト9の開度に応じてシフタ21側へ摺動する。ガバナスリーブ10がシフタ21側へ摺動すると、シフタ21が押動されてガバナレバー11が回動する。
【0016】
また、シフタ21はガバナスリーブ10側へ付勢されているので、ガバナウェイト9が閉じてガバナスリーブ10が反シフタ21側へ摺動すると、それに伴ってシフタ21もガバナスリーブ10の摺動方向へ移動してガバナレバー11が回動することとなる。即ち、ガバナレバー11は、ガバナウェイト9の開度に応じてカム軸5の軸心方向に回動するのである。
【0017】
前記ガバナ軸12は、その一端を、燃料噴射装置2のケーシング8に形成される燃料噴射装置側ボス8aに支持され、他端をエンジンブロック1aに形成されるエンジン側ボス1bに支持されており、所謂両持ち支持されている。このように、ガバナ軸12を両持ち支持することにより、ガバナ軸12のヒステリシスを小さくすることができ、ガバナ特性を向上してハンチングを防止することが可能としている。
【0018】
また、ガバナレバー11における第一レバー11aの先端部には係合凹部11cが形成され、燃料噴射ポンプ6のコントロールスリーブ19からは、コントロールラック部19aが突出しており、該係合凹部11cとコントロールラック部19aとが噴射量調節機構25を介して連結されている。そして、ガバナレバー11の回動動作に伴い、該ガバナレバー11と噴射量調節機構25を介して連結されるコントロールスリーブ19が回動され、これによりプランジャリード18位置が変化し、燃料噴射量が調節されるように構成している。このように、第一レバー11aは、ラック位置制御用のレバーとして用いられている。
【0019】
次に、ガバナ装置7の構成について説明する。図2乃至図4に示すように、ガバナレバー11を構成する第一レバー11a及び第二レバー11bはガバナ軸12を中心に回動可能に構成されている。該第二レバー11bは、平面視コ字状に形成されており、第二レバー11bの左右面間にはシフタ軸23が軸支されている。
【0020】
第二レバー11bの左右内側には、平面視コ字状に形成されるアングライヒレバー31が配設され、該アングライヒレバー31はシフタ軸23に回動自在に支持されている。さらに、アングライヒレバー31の左右内側には前記シフタ21が配設され、シフタ軸23に回転自在に支持されている。シフタ21は、略中央部で二分割されたローラ部材21a・21aにて構成され、この二つのローラ部材21a・21aは互いに独立して回転することができる。
【0021】
即ち、シフタ21を回転自在に支持するシフタ軸23は、アングライヒレバー31の回転中心軸としても用いられている。そして、ガバナレバー11の第二レバー11bに支持されるシフタ軸23の両端外側には第一レバー11aが配置されており、該第一レバー11aによりシフタ軸23が左右に移動することを制限して、該シフタ軸23が第二レバー11bから抜け出ることを防止している。
【0022】
また、前記ガバナスリーブ10は回転しながらシフタ21に当接するが、図3に示すように、該シフタ21の分割部、即ち該シフタ21を構成するローラ部材21a・21a間に、ガバナスリーブ10の回転中心Pが配置されている。従って、ローラ部材21a・21aは、該ガバナスリーブ10の回転に合わせてそれぞれ逆方向に回転することとなる。例えば、図3においてガバナスリーブ10が右回転している場合、左方のローラ部材21aは上端部が紙面手前側へ向かってくる方向へ回転し、右方のローラ部材21aは下端部が紙面手前側へ向かってくる方向へ回転することとなる。
【0023】
このように、シフタ21を、略中央部で2分割された回転自在のローラ部材21a・21aにより構成し、該シフタ21の分割部をガバナスリーブ10の回転中心に配置することにより、該ガバナスリーブ10の回転に伴ってローラ部材21a・21aがそれぞれ回転することとなるため、シフタ21とガバナスリーブ10との間の摩擦力が減少し、該シフタ21及びガバナスリーブ10の磨耗を抑えることができる。これにより、ガバナ装置7の耐久性が向上してレギュレーションの経時変化を減少することができる。また、ガバナスリーブ10のシフタ21への当接上下位置にかかわらず、シフタ21に加わる力のバランスを等しくして、ガバナレバー31の作動時のヒステリシスを抑えることが可能となり、ガバナスリーブ10のシフタ21への当接範囲が制限されることがなく、ガバナレバー11の使用範囲を広くすることができる。
【0024】
アングライヒレバー31におけるシフタ軸23より上方には、上部当接軸32がシフタ軸23と平行に支持され、シフタ軸23より下方には、下部当接軸33がシフタ軸23と平行に支持されている。上部当接軸32の反ガバナスリーブ10側には正アングライヒデバイス36が配設され、下部当接軸33の反ガバナスリーブ10側には逆アングライヒデバイス37が配設されており、該正アングライヒデバイス36及び逆アングライヒデバイス37は、ブロック35に支持されている。正アングライヒデバイス36はガバナレバー11を燃料噴射量の増加方向に制御するデバイスであり、逆アングライヒデバイス37はガバナレバー11を燃料噴射量の減少方向に制御するデバイスである。また、正アングライヒデバイス36及び逆アングライヒデバイス37の先端部は、ブロック35の壁面から一定量突出しており、その突出量は調整可能に構成されている。そして、正アングライヒデバイス36の突出量は、図2に示す調整部36bにより調整可能であり、これにより正アングライヒデバイス36のアングライヒ特性を調節することができる。
【0025】
正アングライヒデバイス36はバネ36aにより当接軸32方向へ付勢されており、逆アングライヒデバイス37はバネ37aにより当接軸33方向へ付勢されている。また、アングライヒレバー31は、始動時増量バネ38によりガバナスリーブ10側へ付勢されており、該アングライヒレバー31によりガバナレバー11も同一方向へ付勢されている。尚、本例においては、アングライヒレバー31に、正アングライヒデバイス36及び逆アングライヒデバイス37といった複数のアングライヒデバイスが設けられているが、正アングライヒデバイス36のみ、又は逆アングライヒデバイス37のみというように一つのアングライヒデバイスのみを設けても良い。
【0026】
次に、アングライヒレバー31に正アングライヒデバイス36を設けた場合の、ガバナ装置7におけるアングライヒ機能について図5により説明する。図5(a)には、始動時におけるガバナウェイト9が完全に閉じた状態でのガバナ装置を示しており、アングライヒレバー31及びガバナレバー11が、始動時増量バネ38により付勢されてガバナスリーブ10側へ最大量回動されている。そして、図5(a)の下部に示すように、該ガバナレバー11の第一レバー11aにより、コントロールスリーブ19のコントロールラック部19aが、即ちラック位置が最も増量方向のラック位置R0 となるように回動操作されている。そして、このラック位置R0 が、アイドル回転Niでのラック位置となっている。また、前記ブロック35には、正アングライヒデバイス36が設けられており、該正アングライヒデバイス36はブロック35の壁面から寸法d1だけ突出するように調節されている。
【0027】
この始動時から、エンジン回転数が上昇してガバナウェイト9が開くと、該ガバナウェイト9からの押圧力により、図5(b)に示すように、始動時増量バネ38の付勢力に抗して、ガバナレバー11及びアングライヒレバー31が正アングライヒデバイス36側へ回動され、ラック位置が減量方向へ移動される。そして、アングライヒレバー31の当接軸32に正アングライヒデバイス36が当接するまで回動すると、該正アングライヒデバイス36の付勢力により、ガバナレバー11及びアングライヒレバー31の回動が停止される。正アングライヒデバイス36に当接するまでガバナレバー11が回動することにより、ラック位置は、図5(b)の下部に示すラック位置R1 まで減量方向へ移動される。
【0028】
さらに、エンジン回転数が増加し、ガバナウェイト9からの押圧力が大きくなって、正アングライヒデバイス36の付勢力にガバナウェイト9からの押圧力が打ち勝つと、図5(c)に示すように、ガバナレバー11及びアングライヒレバー31が、正アングライヒデバイス36の付勢力に抗して回動し、ラック位置が、図5(c)の下部に示すラック位置R2 まで減量方向へ移動される。このラック位置R2 が、定格回転数Nrでのラック位置となっている。
【0029】
このように、アングライヒレバー31に設けた正アングライヒデバイス36によって、アイドル回転数Niから定格回転数Nrまでの間の部分でのラック位置が、定格回転数Nrでのラック位置R2 よりも増量側に位置するラック位置R1 となるように制御している。
【0030】
逆に、アングライヒレバー31に逆アングライヒデバイス37を設けた場合の、ガバナ装置7におけるアングライヒ機能について、図6により説明する。図6(a)には、始動時におけるガバナウェイト9が完全に閉じた状態でのガバナ装置を示しており、アングライヒレバー31及びガバナレバー11が、始動時増量バネ38により付勢されてガバナスリーブ10側へ最大量回動されている。そして、図6(a)の下部に示すように、該ガバナレバー11の第一レバー11aにより、コントロールスリーブ19のコントロールラック部19aが、即ちラック位置が最も増量方向のラック位置R0 となるように回動操作されている。そして、このラック位置R0 が、アイドル回転Niでのラック位置となっている。また、前記ブロック35には、逆アングライヒデバイス37が設けられており、該逆アングライヒデバイス37はブロック35の壁面から寸法d2だけ突出するように調節されている。そして、逆アングライヒデバイス37の突出量は、図2に示す調整部37bにより調整可能であり、これにより逆アングライヒデバイス37のアングライヒ特性を調節することができる。
【0031】
この始動時から、エンジン回転数が上昇してガバナウェイト9が開くと、該ガバナウェイト9からの押圧力により、始動時増量バネ38の付勢力に抗して、ガバナレバー11及びアングライヒレバー31が逆アングライヒデバイス37側へ回動され、ラック位置が減量方向へ移動される。そして、回動が継続されると、図6(b)に示すように、アングライヒレバー31の当接軸33に逆アングライヒデバイス37が当接する。
【0032】
当接軸33に正アングライヒデバイス36が当接した後、ガバナレバー11及びアングライヒレバー31はさらに押圧され、図6(c)に示すように、該アングライヒレバー31は、逆アングライヒデバイス37の付勢力により、シフタ軸23と中心に左方回動(アングライヒレバー31の上端部が左方に回動)し、該逆アングライヒデバイス37の付勢力と始動時増量バネ38の付勢力とが釣り合う位置で停止する。この状態においては、ガバナレバー11の第二レバー11b左方への回動量よりも逆アングライヒデバイス37の左方への回動量が大きく、第一ガバナレバー11aは逆アングライヒデバイス37と一体的に回動して、ラック位置は図6(c)の下部に示すラック位置R3 まで減量方向へ移動する。
【0033】
さらに、ガバナウェイト9からの押圧力により、ガバナレバー11及びアングライヒレバー31が押圧されると、図6(d)に示すように、始動時増量バネ38の付勢力が逆アングライヒデバイス37の付勢力に勝って、第一ガバナレバー11aと逆アングライヒデバイス37とが一体的に右方回動され(上端部が右方回動される)、ラック位置は、図6(d)の下部に示すラック位置R2 まで減量方向へ移動する。そして、このラック位置R2 が、定格回転数Nrでのラック位置となっている。
【0034】
このように、アングライヒレバー31に設けた逆アングライヒデバイス37によって、アイドル回転数Niから定格回転数Nrまでの間の部分でのラック位置が、定格回転数Nrでのラック位置R2 よりも減量側に位置するラック位置R3 となるように制御している。
【0035】
また、図7に示すように、正アングライヒデバイス36と逆アングライヒデバイス37との両方をアングライヒレバー31に設けたガバナ装置7におけるトルク曲線52は、正逆アングライヒデバイス36・37を設けない場合のトルク曲線51に対して、範囲52aの如く正アングライヒデバイス36により中速域でのトルクを増してトルクライズするとともに、範囲52bで示す低速域では逆アングライヒデバイス37によりスモークカットを行うことが可能となる。
【0036】
以上の如く、ガバナ装置7においては、正アングライヒデバイス36又は逆アングライヒデバイス37又はその両方が設けられるように構成しており、該ガバナ装置7によりエンジンや作業機のトルク特性を任意に制御することができる。そして、該正逆アングライヒデバイス36・37により制御されるアングライヒレバー31を、シフタ21の支持部材であり該アングライヒレバー31とともに回動するシフタ軸23により回動自在に支持しているので、該正逆アングライヒデバイス36・37のアングライヒ特性の調整状態にかかわらず、アングライヒレバー31がガバナスリーブ10側へ最大量回動されている始動時のラック位置を一定に保持することができる。また、アングライレバー31用の回動中心軸を個別に設ける必要がなく、該アングライレバー31がガバナレバー11内に収納されることとなるので、コンパクト且つ簡単な構造に構成することができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1記載の如く、燃料噴射ポンプ(6)とガバナ装置(7)とで構成される燃料噴射装置(2)において、該ガバナ装置(7)のガバナレバー(11)に設けられるシフタ(21)を回転自在のローラ部材(21a)により構成し、該シフタ(21)を支持するシフタ軸(23)に、アングライヒレバー(31)を回動自在に支持し、該アングライヒレバー(31)を正アングライヒ機能を有するレバーと、逆アングライヒ機能を有するレバーとの、両方に共用したので、該アングライヒレバー(31)の回動中心軸を個別に設ける必要がなく、別の部材がガバナレバー内に収納されることとなるので、コンパクト且つ簡単な構造に構成することができる。
【0038】
請求項2に記載の如く、請求項1記載の燃料噴射装置において、前記アングライヒレバー(31)に対して、正アングライヒデバイス(36)、又は逆アングライヒデバイス(37)、又はその正逆両方のアングライヒデバイス(36・37)が設けられるように構成したので、ガバナ装置に正アングライヒデバイス又は逆アングライヒデバイス又はその両方を設けることで、該ガバナ装置によりエンジンや作業機のトルク特性を任意に制御することができる。
また、該アングライヒレバー(31)を制御するアングライヒデバイスのアングライヒ特性の調整状態にかかわらず、該レバーがガバナスリーブ側へ最大量回動されている始動時のラック位置を一定に保持することができる。
また、アングライヒレバー(31)を制御する逆アングライヒデバイスのアングライヒ特性の調整状態にかかわらず、該レバーがガバナスリーブ側へ最大量回動されている始動時のラック位置を一定に保持することができる。
【0039】
請求項3に記載の如く、請求項1記載の燃料噴射装置において、前記シフタ(21)を回転自在のローラ部材(21a)により構成し、該シフタ(21)を支持するシフタ軸(23)の両端外側に、ガバナレバー(11)を構成するラック位置制御用レバー(11a・11a)を配置したので、該ラック位置制御用レバーによりシフタ軸の左右への移動が制限され、該シフタ軸がガバナレバーから抜け出ることを防止することができる。
【0040】
請求項4に記載の如く、請求項1記載の燃料噴射装置において、前記シフタ(21)を、回転自在に支持され略中央部で2分割されたローラ部材(21a・21a)により構成し、該シフタ(21)の分割部を、シフタ(21)に当接するガバナスリーブ(10)の回転中心に配置したので、該ローラ部材が、ガバナスリーブの回転に合わせてそれぞれ逆方向に回転することとなる。
これにより、シフタとガバナスリーブとの間の摩擦力が減少し、該シフタ及びガバナスリーブの磨耗を抑えることができ、ガバナ装置の耐久性が向上してレギュレーションの経時変化を減少することができる。
また、ガバナスリーブのシフタへの当接上下位置にかかわらず、シフタに加わる力のバランスを等しくして、ガバナレバーの作動時のヒステリシスを抑えることが可能となり、ガバナスリーブのシフタへの当接範囲が制限されることがなく、ガバナレバーの使用範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の燃料噴射装置を示す正面断面図である。
【図2】 ガバナ装置を示す側面断面図である。
【図3】 同じく正面断面図である。
【図4】 同じく平面図である。
【図5】 正アングライヒデバイスを設けたガバナ装置におけるアングライヒ特性を示す図である。
【図6】 逆アングライヒデバイスを設けたガバナ装置におけるアングライヒ特性を示す図である。
【図7】 正逆アングライヒデバイスを設けたガバナ装置を用いた場合のエンジン回転数とトルクとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン
2 燃料噴射装置
5 カム軸
6 燃料噴射ポンプ
7 ガバナ装置
9 ガバナウェイト
10 ガバナスリーブ
11 ガバナレバー
11a 第一レバー(ラック位置制御用のレバー)
11b 第二レバー
12 ガバナ軸
21 シフタ
21aローラ部材
31 アングライヒレバー
36 正アングライヒデバイス
37 逆アングライヒデバイス
Claims (4)
- 燃料噴射ポンプ(6)とガバナ装置(7)とで構成される燃料噴射装置(2)において、該ガバナ装置(7)のガバナレバー(11)に設けられるシフタ(21)を回転自在のローラ部材(21a)により構成し、該シフタ(21)を支持するシフタ軸(23)に、アングライヒレバー(31)を回動自在に支持し、該アングライヒレバー(31)を正アングライヒ機能を有するレバーと、逆アングライヒ機能を有するレバーとの、両方に共用したことを特徴とする燃料噴射装置。
- 請求項1記載の燃料噴射装置において、前記アングライヒレバー(31)に対して、正アングライヒデバイス(36)、又は逆アングライヒデバイス(37)、又はその正逆両方のアングライヒデバイス(36・37)が設けられるように構成したことを特徴とする燃料噴射装置。
- 請求項1記載の燃料噴射装置において、前記シフタ(21)を回転自在のローラ部材(21a)により構成し、該シフタ(21)を支持するシフタ軸(23)の両端外側に、ガバナレバー(11)を構成するラック位置制御用レバー(11a・11a)を配置したことを特徴とする燃料噴射装置。
- 請求項1記載の燃料噴射装置において、前記シフタ(21)を、回転自在に支持され略中央部で2分割されたローラ部材(21a・21a)により構成し、該シフタ(21)の分割部を、シフタ(21)に当接するガバナスリーブ(10)の回転中心に配置したことを特徴とする燃料噴射装置。
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