JP4244308B2 - 押しボタンスイッチ - Google Patents

押しボタンスイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP4244308B2
JP4244308B2 JP2003305150A JP2003305150A JP4244308B2 JP 4244308 B2 JP4244308 B2 JP 4244308B2 JP 2003305150 A JP2003305150 A JP 2003305150A JP 2003305150 A JP2003305150 A JP 2003305150A JP 4244308 B2 JP4244308 B2 JP 4244308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
contact member
movable contact
fixed contact
contact members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003305150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005078852A (ja
Inventor
正純 五十嵐
清治 谷川
大介 元木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Denso Co Ltd
Original Assignee
Toyo Denso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Denso Co Ltd filed Critical Toyo Denso Co Ltd
Priority to JP2003305150A priority Critical patent/JP4244308B2/ja
Priority to TW93107664A priority patent/TWI237284B/zh
Priority to MYPI20041141 priority patent/MY140656A/en
Priority to CN 200410031880 priority patent/CN1271658C/zh
Priority to CN 200420006457 priority patent/CN2696097Y/zh
Publication of JP2005078852A publication Critical patent/JP2005078852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4244308B2 publication Critical patent/JP4244308B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Contacts (AREA)

Description

本発明は,ハウジングと,このハウジングの内に配設される一対の固定接点部材と,前記ハウジングに進退可能に嵌合される押しボタンと,この押しボタンに連結され,この押しボタンの進退に応じて前記一対の固定接点部材に接・離して前記両固定接点部材間をオン・オフする可動接点部材とを備えた,押しボタンスイッチの改良に関する。
かゝる押しボタンスイッチは,特許文献1に開示されているように,既に知られている。
特許3118086号公報
従来のかゝる押しボタンスイッチでは,一対の固定接点をハウジング内の底面に並べて配置しているため,ハウジング内に浸水があった場合には,その水により両固定接点間が短絡する虞がある。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,ハウジング内に浸水があっても,両固定接点間での短絡を防ぎ得るようにした,前記押しボタンスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,ハウジングと,このハウジングの内に配設される一対の固定接点部材と,前記ハウジングに進退可能に嵌合される押しボタンと,この押しボタンに連結され,この押しボタンの進退に応じて前記一対の固定接点部材に接・離して前記両固定接点部材間をオン・オフする可動接点部材とを備えた,押しボタンスイッチにおいて,前記ハウジングに,その内部を二室に仕切る隔壁を形成すると共に,これら二室に前記一対の固定接点部材をそれぞれ配置し,前記可動接点部材を前記押しボタンに,該可動接点部材が前記押しボタンの進退方向と直交するオン・オフ方向に沿って弾性変形し得るように連結し,この可動接点部材にオン・オフ制御手段を接続し,このオン・オフ制御手段は,前記押しボタンの前進位置では前記可動接点部材自体の弾性力による可動接点部材の接点部の固定接点部材への接触を許容するが,前記押しボタンの前進位置から後退位置への移動課程では前記可動接点部材を,その弾性力に抗して前記オン・オフ方向に沿って変形させてその接点部を前記固定接点部材から離間させ,そしてその後退位置では,前記可動接点部材の接点部を空中に保持するように構成されることを第1の特徴とする。
尚,前記オン・オフ制御手段は,後述する本発明の実施例中の突起16及びオン・オフ制御部材32に対応する。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記二室を,上下に並ぶ上部室及び下部室とすると共に,その上部室に,前記一対の固定接点部材のうちの高電位側のものを配置したことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記押しボタンの前進限界手前の一定ストロークで前記可動接点部材が前記固定接点部材の表面をワイピングするように前記オン・オフ制御手段を構成したことを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,一対の固定接点部材は,ハウジングの,隔壁で仕切られる二室にそれぞれ配置されて,互いに隔離されるので,ハウジング内に浸水があっても,両固定接点部材間での短絡を前記隔壁により防ぐことができ,押しボタンスイッチの被水耐久性の向上を図ることができる。また押しボタンスイッチのオフ状態では,オン・オフ制御手段が,押しボタンの進退方向と直交するオン・オフ方向に沿って弾性変形し得るように押しボタンに連結されている可動接点部材を,その弾性力に抗して押しボタンの進退方向と直交する方向に沿って変形させ,その接点部を固定接点部材から離間させて空中に保持るので,固定接点部材及び可動接点部材間の空中絶縁距離を充分に確保でき,これらによりボタンスイッチの被水耐久性の向上を図ることができる。
また本発明の第2の特徴によれば,ハウジングに多量の水が浸入した場合でも,上部室には浸水し難く,したがって浸水による両固定接点部材間での短絡をより確実に防ぎことができる。しかも水没し難い上部室の固定接点部材は高電位側のものであるから,下部室の低電位側の固定接点部材が,この押しボタンスイッチを保持するスイッチホルダの下部と共に水没しても,固定接点部材及びスイッチホルダの電蝕を防ぐことができ,耐電蝕性の向上に寄与し得る。
さらに本発明の第3の特徴によれば,ワイピング効果により固定接点部材及び可動接点部材間に良好な接触状態を確保して,接触不良を防ぐことができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る押しボタンスイッチを装着した自動二輪車の操向ハンドル周りの断面図,図2は上記ボタンスイッチの分解斜視図,図3は同ボタンスイッチをオフ状態で示すの拡大縦断側面図,図4は同ボタンスイッチのオン開始点を示す,図3との対応図,図5同ボタンスイッチのオン最終点を示す,図3との対応図,図6は図3の6−6線断面図,図7は図6の7−7線断面図,図8はボタンスイッチのオン最終点を示す,図7との対応図,図9は図3の9−9線断面図,図10は図7の10−10線断面図,図11は本発明の第2実施例の係るボタンスイッチの縦断側面図,図12は図11の12−12線断面図,図13は図11の13−13線断面図,図14は本発明の第3実施例に係るボタンスイッチを,オフ状態で示す縦断側面図,図15は同ボタンスイッチのオン状態を示す,図14との対応図である。
先ず,図1〜図10に示す本発明の第1実施例の説明より始める。
図1及び図2において,自動二輪車の棒状の操向ハンドルHに取り付けられるスイッチホルダDに押しボタンスイッチSが装着される。この押しボタンスイッチSは,具体的には図示例のホーンスイッチやスタータスイッチ等に使用される。
この押しボタンスイッチSは,ハウジング1と,このハウジング1に固定される上下一対の固定接点部材2,2と,これら固定接点部材2,2と協働する上下一対の可動接点部材3,3と,これら可動接点部材3,3を操作する押しボタン4と,この押しボタン4を後退方向に付勢する戻しばね5とを備えており,ハウジング1はビス14によりスイッチホルダDに固定される。
図2〜図6に示すように,前記ハウジング1は,上壁6a,下壁6b及び左右の側壁6c,6cの4壁からなる断面方形の周壁6と,この周壁6の後端に一体に連結した後壁7とからなっており,その前面は開放されている。このハウジング1には,後壁7の内面から起立すると共に,左右の側壁6c,6c相互を連結する隔壁8が一体に形成され,この隔壁8によってハウジング1内は上部室10及び下部室11に仕切られ,少なくとも上部室10の底面,即ち隔壁8の上面12の中央部12aは,その両側より一段高くなっていて,その中央部12aには万一浸入した水が溜まらないようになっている。また下壁6bには,下部室11に浸入した水を排出するための水抜き孔13が設けられる。
隔壁8の前端部には,その前面に開口するばね保持孔15と,このばね保持孔15を挟んで上下に突出する一対の突起16,16とが設けられる。
前記固定接点部材2,2は,それぞれ板状の接点部2a,2aと,これら接点部2a,2aの外端にクランク状に屈曲して連なる端子部2b,2bとからなっており,両固定接点部材2,2は,それらの接点部2a,2aが前記隔壁8の上面及び下面にそれぞれ重なるように,ハウジング1の後壁7に取り付けられる。その際,特に上方の固定接点部材2の接点部2aは,隔壁8の上面12の,一段高い中央部12aに重ねられる。したがって,中央部12a上の接点部2aには,万一浸入した水は溜まらない。
図9に示すように,上記固定接点部材2,2のハウジング1への取り付けは,ハウジング1の後壁7に設けられた取り付け孔20に接点部2aを圧入すると共に,取り付け孔20内面の係止凹部21に接点部2aの両側縁の係止爪22を係合することで行われる。
図2〜図8において,前記押しボタン4は,ハウジング1の周壁6に対応して断面方形をなしており,その後端部には四つの角から押しボタン4の摺動方向に突出する四本のガイド脚4a,4a…が形成され,またその後端部上面には位置決め突起4bが突設され,さらに後端部の左右側面には爪部を外側方に向けたストッパ爪4c,4cが形成される(特に図7及び図8参照)。
而して,ガイド脚4a,4a…はハウジング1内の四隅に摺動可能に嵌合される。また位置決め突起4bは,ハウジング1の上壁6a内面に形成された位置決め溝27に係合され,押しボタン4の誤組立を防ぐようになっている。さらにストッパ爪4c,4cは,ハウジング1の左右の側壁6c,6cに形成された行き止まり孔18,18に挿入されると共に,これら行き止まり孔18,18から左右の側壁6c,6cの外面に開口するストローク規制孔19,19に爪部が摺動自在に係合され,これらストローク規制孔19,19の前方内端にストッパ爪4c,4cが当接することにより,押しボタン4の後退位置が規制される(図7参照)。
図2及び図10に明示するように,前記可動接点部材3,3は,板ばね材より一体に構成される。即ち,両可動接点部材3,3は,連結板23の上下両縁から後方へ延出するように形成され,それぞれの後端には円弧状の接点部3a,3aが,また中間部には頂点を互いに離間する方向に向けた山形屈曲部3b,3bがそれぞれ形成されており,これら可動接点部材3,3には,これらを互いに近接方向に付勢する弾性が付与される。一方,連結板23の左右両側縁には,前方へ屈曲した一対の取り付け片23a,23aが形成され,これら取り付け片取り付け片23a,23aを,押しボタン4の背面に形成される左右一対の取り付け孔24,24に圧入すると共に,各取り付け片23aの両側縁の係止爪25,25を,各取り付け孔24内面の係止凹部26,26に係合することにより,両可動接点部材3,3は押しボタン4に取り付けられる。
再び図3〜図6に示すように,両可動接点部材3,3は,押しボタン4がハウジング1内に挿入されたとき,隔壁8を上下から挟圧するようにして上部室10及び下部室11にそれぞれ収容される。
而して,押しボタン4の後退位置では,隔壁8の上下の突起16,16が山形屈曲部3b,3bの前端部に係合して,両可動接点部材3,3の接点部3a,3a,これら可動接点部材3,3の弾性力に抗して固定接点部材2,2から,押しボタン4の進退方向と直交するオン・オフ方向に沿って離間させ,離間した接点部3a,3aを空中に保持することで押しボタンスイッチSをオフ状態(図3参照)とし,押しボタン4を前進させると,突起16,16が山形屈曲部3b,3bの頂点側に相対的に移動するため,両可動接点部材3,3が自己の弾性により押しボタンの進退方向と直交する方向から接近して固定接点部材2,2に圧接し,押しボタンスイッチSをオン状態(図4及び図5参照)とするようになっている。その際,連結板23が隔壁8の前端に当接することで,押しボタン4の前進限が規制される(図8参照)。
前記戻しばね5は圧縮コイルばねで構成される。この戻しばね5の一端部は,隔壁8の保持孔15に挿入され,他端部は,押しボタン4を後退方向に付勢するように可動接点部材3,3の連結板23に圧接する。
再び図1において,上側の固定接点部材2の端子部2bはバッテリ28の(+)極に接続され,下側の固定接点部材2の端子部2bは,電気負荷29を介してバッテリ28の(−)極に接続される。
次に,この実施例の作用について説明する。
押しボタンスイッチSのオフ状態では,押しボタン4が戻しばね5の付勢力により後退位置に保持される。このとき両可動接点部材3,3は,山形屈曲部3b,3bの前端部を隔壁8の上下の突起16,16に係合することで,接点部3a,3aを固定接点部材2,2から押しボタンの進退方向と直交するオン・オフ方向に沿った空中で離間させている。したがって,電気負荷29は作動しない。
ところで,一対の固定接点部材2,2は,ハウジング1の,隔壁8で仕切られる上部室10及び下部室11にそれぞれ配置されるので,万一,ハウジング1に多量の水が浸入した場合でも,上部室10には浸水し難く,したがって浸水による両固定接点部材2,2間での短絡を確実に防ことができる。また可動接点部材3,3は,これらと対向する固定接点部材2,2から空中で離間しているので,固定接点部材2,2及び可動接点部材3,3間の空中絶縁距離を充分に確保でき,これらによりボタンスイッチSの被水耐久性の向上を図ることができる。
しかも,水没し難い上側の固定接点部材2はバッテリ28の(+)極に接続されるので,バッテリ28の(−)極に接続される下側の固定接点部材2がスイッチホルダDの下部と共に水没しても,固定接点部材2及びスイッチホルダDの電蝕を防ぐことができ,これにより耐電蝕性を高めることができる。
押しボタン4を,図3の状態から図4の状態に戻しばね5の付勢力に抗して前方へ押圧すると,隔壁8の上下の突起16,16が山形屈曲部3b,3bの頂点側に相対的に移動して,両可動接点部材3,3が自己の弾性により押しボタンの進退方向と直交する方向に接近して固定接点部材2,2に圧接して,両固定接点部材2,2間を導通させ,押しボタンスイッチSはオン状態となる。そして押しボタン4が更に前進して,図5の状態の前進限に達するまで,両可動接点部材3,3の接点部3a,3aは,両固定接点部材2,2の表面を擦るので,このワイピング効果により固定接点部材2,2及び可動接点部材3,3間に良好な接触状態を確保することができ,したがって電気負荷29を確実に作動させることができる。図5中の符号Lは,可動接点部材3,3のワイピングストロークを示す。
また押しボタン4を戻しばね5の付勢力で前進限から後退させるときでも,可動接点部材3,3は,隔壁8の突起16,16より固定接点部材2,2から離間されるまでは,接点部3a,3aが固定接点部材2,2の表面を擦るので,こゝでもワイピング効果が得られる。
次に,図11〜図13に示す本発明の第2実施例について説明する。
ハウジング1には,上部室10を左室10a及び右室10bに仕切る第2の隔壁8が形成されると共に,これら左室10a及び右室10bの各底面は,第2の隔壁8側の上段30aと,左右の側壁6c,6c側の下段30bの二段に形成され,それらの上段30a,30aに,後壁7に取り付けられた左右一対の固定接点部材2,2の接点部2a,2aが配設される。また左右一対の可動接点部材3,3は,左室10a及び右室10bに挿入され,これら可動接点部材3,3の開閉を制御する左右一対の突起16,16が左室10a及び右室10bにおいて隔壁8の前端部上面に形成される。
その他の構成は,前実施例と同様であるので,図11〜図13中,前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
この第2実施例によれば,一対の固定接点部材2,2は,ハウジング1の上部室10を小隔壁31により仕切られた左室10a及び右室10bにそれぞれ配置されるので,左室10a及び右室10bには浸水し難く,しかも両固定接点部材2,2は小隔壁31により隔絶されることで,被水耐久性及び耐電食性を高めることができる。
最後に,図14及び図15に示す本発明の第3実施例について説明する。
この第3実施例は,左右の固定接点部材2,2を,左右の可動接点部材3,3の上方に配置し,押しボタン4の進退の応じてその進退方向と直交するオン・オフ方向に可動接点部材を移動させ,可動接点部材3,3を固定接点部材2,2に接離させるオン・オフ制御部材32をハウジング1の上壁6aに取り付けた点を除けば,前記第2実施例と同様の構成であり,図14及び図15中,前記第2実施例と対応する部分には,同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
本発明の第1実施例に係る押しボタンスイッチを装着した自動二輪車の操向ハンドル周りの断面図。 上記ボタンスイッチの分解斜視図。 同ボタンスイッチをオフ状態で示すの拡大縦断側面図。 同ボタンスイッチのオン開始点を示す,図3との対応図。 同ボタンスイッチのオン最終点を示す,図3との対応図。 図3の6−6線断面図。 図6の7−7線断面図。 ボタンスイッチのオン最終点を示す,図7との対応図。 図3の9−9線断面図。 図7の10−10線断面図。 本発明の第2実施例の係るボタンスイッチの縦断側面図。 図11の12−12線断面図。 図11の13−13線断面図。 本発明の第3実施例に係るボタンスイッチを,オフ状態で示す縦断側面図。 同ボタンスイッチのオン状態を示す,図14との対応図。
符号の説明
S・・・・押しボタンスイッチ
L・・・・ワイピングストローク
1・・・・ハウジング
2・・・・固定接点部材
3・・・・可動接点部材
3a,3a・・・・・接点部
4・・・・押しボタン
8・・・・隔壁
10,11・・・・・二室(上部室,下部室)
10a,10b・・・二室(左室,右室)
16・・・オン・オフ制御手段(突起)
31・・・隔壁(小隔壁)
32・・・オン・オフ制御手段(オン・オフ制御部材)

Claims (3)

  1. ハウジング(1)と,このハウジング(1)の内に配設される一対の固定接点部材(2,2)と,前記ハウジング(1)に進退可能に嵌合される押しボタン(4)と,この押しボタン(4)に連結され,この押しボタン(4)の進退に応じて前記一対の固定接点部材(2,2)に接・離して前記両固定接点部材(2,2)間をオン・オフする可動接点部材(3,3)とを備えた,押しボタンスイッチにおいて,
    前記ハウジング(1)に,その内部を二室(10,11;10a,10b)に仕切る隔壁(8,31)を形成すると共に,これら二室(10,11;10a,10b)に前記一対の固定接点部材(2,2)をそれぞれ配置し,
    前記可動接点部材(3,3)を前記押しボタン(4)に,該可動接点部材(3,3)が前記押しボタン(4)の進退方向と直交するオン・オフ方向に沿って弾性変形し得るように連結し,この可動接点部材(3,3)にオン・オフ制御手段(16,32)を接続し,このオン・オフ制御手段(16,32)は,前記押しボタン(4)の前進位置では前記可動接点部材(3,3)自体の弾性力による可動接点部材(3,3)の接点部(3a,3a)の固定接点部材(2,2)への接触を許容するが,前記押しボタン(4)の前進位置から後退位置への移動課程では前記可動接点部材(3,3)を,その弾性力に抗して前記オン・オフ方向に沿って変形させてその接点部(3a,3a)を前記固定接点部材(2,2)から離間させ,そしてその後退位置では,前記可動接点部材(3,3)の接点部(3a,3a)を空中に保持するように構成されることを特徴とする,押しボタンスイッチ。
  2. 請求項1記載の押しボタンスイッチにおいて,
    前記二室を,上下に並ぶ上部室(10)及び下部室(11)とすると共に,その上部室(10)に,前記一対の固定接点部材(2,2)のうちの高電位側のものを配置したことを特徴とする,押しボタンスイッチ。
  3. 請求項1又は2記載の押しボタンスイッチにおいて,
    前記押しボタン(4)の前進限界手前の一定ストローク(L)で前記可動接点部材(3,3)が前記固定接点部材(2,2)の表面をワイピングするように前記オン・オフ制御手段(16,32)を構成したことを特徴とする,押しボタンスイッチ。
JP2003305150A 2003-08-28 2003-08-28 押しボタンスイッチ Expired - Lifetime JP4244308B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305150A JP4244308B2 (ja) 2003-08-28 2003-08-28 押しボタンスイッチ
TW93107664A TWI237284B (en) 2003-08-28 2004-03-22 Push button switch
MYPI20041141 MY140656A (en) 2003-08-28 2004-03-30 Push button switch
CN 200410031880 CN1271658C (zh) 2003-08-28 2004-03-31 按钮开关
CN 200420006457 CN2696097Y (zh) 2003-08-28 2004-03-31 按钮开关

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305150A JP4244308B2 (ja) 2003-08-28 2003-08-28 押しボタンスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005078852A JP2005078852A (ja) 2005-03-24
JP4244308B2 true JP4244308B2 (ja) 2009-03-25

Family

ID=34408645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003305150A Expired - Lifetime JP4244308B2 (ja) 2003-08-28 2003-08-28 押しボタンスイッチ

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4244308B2 (ja)
CN (2) CN2696097Y (ja)
MY (1) MY140656A (ja)
TW (1) TWI237284B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100528434C (zh) * 2004-05-05 2009-08-19 山高刀具公司 钻头和具有导引构件的钻尖

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4457145B2 (ja) * 2007-12-14 2010-04-28 アルプス電気株式会社 プッシュスイッチ
JP5495445B2 (ja) * 2010-05-12 2014-05-21 矢崎総業株式会社 センターレス指針式表示装置
JP5763012B2 (ja) * 2012-06-08 2015-08-12 リンナイ株式会社 加熱調理器用の検出装置
CN104835657B (zh) * 2014-11-27 2017-07-25 湖南吉利汽车部件有限公司 一种触点开关结构
JP7046030B2 (ja) 2019-03-27 2022-04-01 本田技研工業株式会社 車両用スイッチ装置
JP7293272B2 (ja) * 2021-03-10 2023-06-19 本田技研工業株式会社 スイッチおよびスイッチの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100528434C (zh) * 2004-05-05 2009-08-19 山高刀具公司 钻头和具有导引构件的钻尖

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005078852A (ja) 2005-03-24
CN1591727A (zh) 2005-03-09
TW200509167A (en) 2005-03-01
MY140656A (en) 2010-01-15
CN1271658C (zh) 2006-08-23
CN2696097Y (zh) 2005-04-27
TWI237284B (en) 2005-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6409552B2 (ja) 押しボタンスイッチ
JPH0436065Y2 (ja)
JP4244308B2 (ja) 押しボタンスイッチ
JP3911774B2 (ja) プッシュ機構付スライドスイッチ及びその組立て方法
EP0694939A1 (en) Electric switch having a seal device
US20130134029A1 (en) Switch device
US6159019A (en) Mounting structure for connector for vehicle and method of mounting the same
TWI567772B (zh) 開關
JPH041447B2 (ja)
JP4354901B2 (ja) 係合構造
JP2003257287A (ja) スイッチ装置
JP4725496B2 (ja) スイッチ
JP2002198116A (ja) 端子金具及びコネクタ
JP4715694B2 (ja) スイッチ
JP2004296231A (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP2901094B2 (ja) 電気押ボタンスイッチ、特に自動車用危険監視信号スイッチ
JP2001239789A (ja) 電動筆記具
JP4428546B2 (ja) 電気機器のスイッチ構造
JP3882251B2 (ja) プッシュ機構付スライドスイッチ
CN112563834B (zh) 连接器
CN217482686U (zh) 一种卡扣结构及电器装置
CN216928357U (zh) 电动修眉器的开关结构及电动修眉器
JPH0129948Y2 (ja)
JP4863275B2 (ja) 小形電気機器のスイッチ構造
JP2007311189A (ja) 自動復帰式スライドスイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4244308

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term