JP4457145B2 - プッシュスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、プッシュスイッチに関し、特に、塵や埃等の異物の浸入に起因する不具合の発生を抑制するプッシュスイッチに関する。
従来、LED等の照光用部品を併設して操作部を照光させる構成を有するプッシュスイッチが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このプッシュスイッチにおいては、スイッチケース及び操作体のそれぞれに中央貫通孔を形成し、双方の中央貫通孔の位置を合わせることで中央貫通孔部を構成し、この中央貫通孔部内にLED等の照光用部品を配設することで、スイッチ自体の小型化及び薄型化を図っている。
特開2005−32705号公報
しかしながら、上述した従来のプッシュスイッチにおいては、スイッチケースの中央貫通孔の周囲部分の底部に設けられた固定接点と、上記周囲部分に組み込まれ、固定接点と接離する可動接点と、この可動接点を押圧する操作体とを有するスイッチ部により照光可能なプッシュスイッチが構成されている。このように、スイッチケースの中央貫通孔の周囲部分の底部で固定接点と可動接点とを接離させることから、ケースの中央貫通孔を形成する円筒部と、操作体の中央貫通孔を形成する円筒部との隙間を介して底部に異物が浸入した場合に、その異物が可動接点と固定接点との間に一度挟まると継続的な接触不良の原因となり、信頼性に劣るものとなる。
本発明はかかる問題点に鑑みて為されたものであり、異物浸入に起因する接触不良の発生を低減して信頼性の高いプッシュスイッチを提供することを目的とする。
本発明のプッシュスイッチは、第1貫通孔を内側に形成する第1筒状部を有すると共に内部に固定接点を露出させたケースと、前記第1貫通孔に対応する位置に配置される第2貫通孔を内側に形成する第2筒状部を有すると共に前記固定接点と接離する可動接点が設けられ、前記ケースに押圧可能に保持された操作体とを備え、前記第1筒状部に前記第2筒状部が挿通され、前記第1筒状部の内壁面と前記第2筒状部の外壁面とが対向状態とされると共に、前記固定接点は前記操作体の移動方向に延びるように設けられており、前記可動接点は前記操作体の移動に応じて前記固定接点に摺接するプッシュスイッチであって、前記第1筒状部の形状を長手方向及び短手方向を有する非円形状とし、一対の前記固定接点を前記第1筒状部の前記第1貫通孔を挟んで対称な位置となる前記長手方向に対応する外壁面に露出して設ける一方、前記操作体における前記一対の固定接点に対応する位置に一対の前記可動接点を設け、前記固定接点を、前記操作体の初期位置からの移動方向の前方側が外側に配置される傾斜を有して前記第1筒状部の外壁面に設ける一方、前記第1筒状部の外壁面から露出する前記固定接点の傾斜面に前記可動接点を摺接させたことを特徴とする。
この構成によれば、固定接点を操作体の移動方向に延びるように設け、この固定接点と摺接する可動接点を配置したことから、仮に異物がケース内に浸入したとしても、固定接点と可動接点との摺接により、両接点間に留まり難くできる。このため、接触不良の発生を低減して信頼性の高いプッシュスイッチを提供することが可能となる。
また、操作体の第2筒状部を、ケースの第1筒状部の内側に配置して、第1筒状部と第2筒状部とを対向させたことから、第1筒状部が第2筒状部を有する操作体に覆われるものとなり、外部から異物がケース内に浸入し難くすることができる。また、第1筒状部の外壁面から露出させた固定接点に可動接点を摺接させることから、仮にケース内に異物が浸入した場合においても、固定接点と可動接点との間に異物が浸入し難くすることができる。この結果、異物浸入に起因する接触不良の発生をさらに低減して、より信頼性の高いプッシュスイッチを提供することが可能となる。
さらに、操作体に設けられた一対の可動接点で第1筒状部に設けられた一対の固定接点に摺接することから、可動接点と固定接点との接触を安定させることが可能となる。
さらに、長手方向に対応する外壁面に一対の固定接点が配置されることから、短手方向に可動接点を配置する空間を確保することができるので、ケースが大きくなるのを防止することが可能となる。
さらに、上記プッシュスイッチにおいては、前記ケースの外形を平面視略矩形状とし、当該ケースにおける一方の対角線上に前記操作体の復帰用ばねを一対配設する一方、他方の対角線上に前記操作体の移動に伴ってクリック感触を発生させるクリック機構を配設することが好ましい。この場合には、ケースにおける隅部の空間に復帰用ばねとクリック機構とが配設されるので、ケース内の空間を有効に活用して操作体を復帰させると共に、クリック感触を発生させることが可能となる。
例えば、上記プッシュスイッチにおいて、前記クリック機構は、前記操作体に設けられた突出部と、当該突出部に係脱する弾性片とから成る。このように操作体に設けられた突出部と、これに係脱する弾性片とでクリック機構を構成する場合には、例えば、突出部の高さ、或いは、弾性片の弾性力を変更することで、様々なバリエーションのクリック感触を発生させることが可能となる。
特に、上記プッシュスイッチにおいては、前記ケースの底面部に金属製の板状部材を配設し、当該板状部材から前記弾性片が立設されると共に、当該板状部材の一部で前記復帰用ばねの一端を受けることが好ましい。この場合には、弾性片を有する金属製の板状部材の一部で復帰用ばねの一端を受けることから、ばね力が板状部材に作用することになるので、操作体が復帰する際に、弾性片が突出部に係合したままにならず、確実に操作体を復帰させることができる。加えて、板状部材に復帰用ばねのばね力が作用することになることから、板状部材をケースの底面部に固定しなくても操作体を復帰させることができるので、組立性が良くなる。また、例えば、リフロー半田付け時等の熱により復帰用ばねの受け部が変形する事態を防止することが可能となる。また、このような板状部材から弾性片が立設されるので、ケース内に配設される部品点数の軽減を図ることが可能となる。
また、上記プッシュスイッチにおいて、前記操作体は、前記可動接点を保持する保持部材と、操作者による押圧操作を前記保持部材に伝達する操作部材とから成り、前記保持部材に前記突出部を設けることが好ましい。この場合には、保持部材と操作部材とが個別に形成されるので、単一の部材で操作者による操作を受け付けて移動する操作体を構成する場合に比べて、いずれか一方又は双方の形状を簡素化した部材で当該操作体を実現することが可能となる。また、保持部材に突出部を設けていることから、ケース内に配設される部品点数の軽減を図ることが可能となる。
さらに、上記プッシュスイッチにおいて、前記板状部材は、環形状で前記第1筒状部を通過させる開口部を有すると共に、一方の対角線上の隅部に前記復帰用ばねを係止するための係止片を通過させる孔を設け、他方の対角線上の隅部に前記弾性片を設けて前記ケースの底面部に配置され、前記固定接点に一体となっている端子部は、前記係止片の下部を通り、前記ケースの底面部の内部に配置されることが好ましい。
さらに、上記プッシュスイッチにおいては、前記第1筒状部における前記固定接点の上方側に、前記可動接点を前記固定接点に案内するためのテーパ面を形成することが好ましい。
さらに、上記プッシュスイッチにおいては、前記操作体が最後まで押圧された状態において、前記第2筒状部の下端部は、前記ケースの底面部よりも上方側に配置されていることが好ましい。
本発明によれば、固定接点を操作体の移動方向に延びるように設け、この固定接点に可動接点を摺接させることから、仮にケース内に異物が浸入した場合においても、固定接点と可動接点との間に異物が留まり難くすることができるので、異物に起因する接触不良の発生を低減して信頼性の高いプッシュスイッチを提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態に係るプッシュスイッチは、例えば、ノートパソコン等の電源スイッチに適用されるが、その用途については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。特に、プッシュスイッチの操作面を照光用部品で照光する必要がある任意の部品に適用することが可能である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプッシュスイッチ1の分解斜視図である。なお、以下においては、適宜、図1に示す上方側を「プッシュスイッチ1の上方側」又は単に「上方側」と呼び、下方側を「プッシュスイッチ1の下方側」又は単に「下方側」と呼ぶものとする。
図1に示すように、本実施の形態に係るプッシュスイッチ1は、ケース2と、このケース2の底面部に配置される板ばね3と、操作者の押圧操作を受け付ける操作ボタン等が取り付けられる操作体としての操作部材4と、この操作部材4の内側に収容され、後述する摺動部材55を保持する保持部材5と、ケース2内に収納され、操作部材4及び保持部材5を上方側に付勢する一対の付勢ばね6(6a、b)と、操作部材4及び保持部材5をケース2に上下移動可能に取り付ける取付部材7とを備えている。
ケース2は、例えば、絶縁性の樹脂材料で形成される。図1に示すように、ケース2は、上方側に開口し、外形形状が平面視略矩形状の箱型を成しており、プッシュスイッチ1の側面を構成する側面部21と、プッシュスイッチ1の底面を構成する底面部22(図1において不図示、図3及び図4参照)と、底面部22の中央部分から上方側に向けて立設された筒状部23とを有している。そして、これら側面部21、底面部22、及び筒状部23とで環状の収容部2aが画成されるものと成っている。なお、この筒状部23は、第1筒状部を構成する。
側面部21のうち、対向する一対の側面部21a、bには、取付部材7の一部を係止する一対の係止片21c、dが設けられている。係止片21c、dは、側面部21a、bの外側の面において、一定間隔を空けて突出形成されている。これらの係止片21c、dの上方側部分には、取付部材7が装着し易いようにテーパ面が形成されている。
底面部22には、一対の端子部22a、bが設けられている。これらの端子部22a、bは、その端部が係止片21c、dが設けられていない一対の側面部21e、fの下端部近傍から外側に露出している。なお、これらの端子部22a、bの構成については後述する。また、底面部22の所定位置には、付勢ばね6の下端部を係止する一対の係止片22c、dが立設されている(図4参照)。これらの係止片22c、dは、概して円柱形状を有し、その上端部に付勢ばね6が装着し易いようにテーパ面が形成されている。
筒状部23は、側面部21よりも僅かに下方側の位置まで延出し、上面視にて非円形状として扁平な八角形状を有している。筒状部23は、長手方向の辺(長辺)に対応する面を側面部21a、bに対向させる一方、短手方向の辺(短辺)に対応する面を側面部21e、fに対向させた状態とされている。また、筒状部23には、長辺に対応する面の外側であって、底面部22の近傍の位置に固定接点23a、bが設けられている(図1において固定接点23a、bは不図示、固定接点23aに関して図3参照)。このように長辺に対応する面に固定接点23a、bを設けることにより、短手方向に後述する可動接点として摺動片57a、bを配置する空間を確保することができるので、ケース2が大きくなるのを防止することが可能となる。なお、固定接点23a、bの構成については後述する。
なお、本実施の形態においては、筒状部23が扁平な八角形状を有する場合について示している。しかしながら、筒状部23の形状については、これに限定されるものではなく、筒状を有する任意の形状を採用することが可能である。プッシュスイッチ1自体の小型化を考慮する場合には、長手方向と短手方向とを有する非円形の形状を有することが好ましい。この場合には、ケース2内における空間を有効に活用することが可能となる。
ここで、ケース2に設けられる端子部22a、b及び固定接点23a、bの構成について図2及び図3を用いて説明する。図2及び図3は、ケース2に設けられる端子部22a、b及び固定接点23a、bの構成を説明するための斜視図である。図2においては、ケース2から端子部22a、b及び固定接点23a、bを抜き出した状態について示している。また、図3においては、端子部22bにおける切断面を示している。
端子部22a、b及び固定接点23a、bは、導電性を有する金属製の板材料で一体的に形成され、ケース2の製造時にインサート成形される。図2に示すように、端子部22a、bは、長尺形状を有すると共に、その両端部が僅かに上方側に折り曲げられている。また、固定接点23a、bは、端子部22a、bの中央部分から上方側に立設状態で略垂直に(若干傾斜を持って)折り曲げられている。これにより、固定接点23a、bは、操作部材4の移動方向に延びるように設けられている。なお、端子部22a、bの中央部分には、側方側に延出する突出片が設けられているが、これは端子部22a、bの製造時に発生するものであり、必ずしも必要な部分ではない。
図3に示すように、端子部22a、bは、底面部22の内部において係止片22c、dの下部を通り側面部21a、bの延伸方向に沿って配置され、固定接点23a、bは、筒状部23の下端部近傍で外側に露出するように配置されている(図3において、固定接点23bは不図示)。なお、筒状部23における固定接点23a、bの上方側には、後述する摺動部材55の摺動片57a、bを適切に固定接点23a、bに案内するためのテーパ面23c、dが形成されている。また、固定接点23a、bが配置される部分も、固定接点23a、bに沿って傾斜しているので、ケース2の成形後、型枠が抜け易くなり、加工性が良好となる。
筒状部23の内側には、プッシュスイッチ1の上下方向に第1貫通孔としての貫通孔24が設けられている。図4は、ケース2に設けられた貫通孔24の構成を説明するための上面図である。図4に示すように、貫通孔24は、筒状部23の形状に対応した扁平な八角形状等の上面視にて長孔形状(非円形状)を成している。貫通孔24の内側(より詳しくは、後述する貫通孔44の内側)には、プッシュスイッチ1が所定の基板に実装された場合にLED等の照光用部品(不図示)が配設される。この照光用部品からの光は、これらの貫通孔24等を介して不図示の操作部(本実施の形態においては、操作部材4の上方側に配置される)に届くように構成されている。なお、貫通孔24の内側に、照光部品でなく、他のプッシュスイッチ等のスイッチ装置が配設されても良い。
板ばね3は、例えば、弾性を有する金属板により形成される。板ばね3は、図1に示すように、概してケース2の底面部22の形状に対応した外形が平面視略矩形状で環形状を有する板状部31を有しており、その中央に筒状部23を通過させる開口部32が形成されている。板状部31の一方の対角線上の隅部には、ケース2の底面部22に設けられた係止片22c、dを通過させる円形状の孔33a、bが形成されている。また、孔33a、bが形成されていない他方の対角線上には、クリック機構の一部を構成する弾性片34a、bが形成されている。
これらの弾性片34a、bは、板ばね3に上方側への折り曲げ加工を施すことにより形成される。このように板ばね3から弾性片34a、bを形成することで、ケース2内に配設される部品点数の軽減を図っている。弾性片34a、bは、上端部近傍において内側に突出した形状を有しており、操作部材4に対する押圧操作に応じて後述する保持部材5の突出部53c、dと係脱可能に構成されている。これらの弾性片34a、bは、突出部53c、dとの係脱動作により、押圧操作時及び初期位置に復帰する際、クリック感触を発生させる。
図5は、ケース2の底面部22に配置された板ばね3の構成について説明するための上面図である。図5に示すように、板状部31に形成された開口部32は、筒状部23の外側の面の一部と略同一の形状を有している。このような開口部32に筒状部23を通過させると共に、一対の孔33a、bに係止片22c、dを通過させることにより、底面部22における板ばね3の位置決めが行われる。このように位置決めが行われた場合において、弾性片34a、bは、係止片22c、dが設けられていないケース2の対角線上の位置に配置される。このようにケース2における隅部の空間にクリック機構の一部を構成する弾性片34a、bを配設したので、ケース2内の空間を有効に活用してクリック感触を発生させることが可能となる。
操作部材4は、操作体の一部を構成し、例えば、絶縁性の樹脂材料で形成される。操作部材4は、図1に示すように、概して下方側に開口した略矩形状の箱型を有しており、プッシュスイッチ1の上面を構成する上面部41と、上面部41の側端部から下方に延出する側面部42と、上面部41の下面の中央部分から立設された筒状部43とを有している(図1において不図示、図6及び図7参照)。なお、この筒状部43は、第2筒状部を構成する。
上面部41の中央には、開口部41aが形成されている。この開口部41aは、上面視にて非円形状として扁平な八角形状を有しており、後述する貫通孔44に繋げられている。側面部42のうち、対向する一対の側面部42a、bには、鍔部42c、dが設けられている。鍔部42c、dは、僅かにプッシュスイッチ1の側方側に突出しており、後述する取付部材7の規制部71a、bと当接する構成となっている。また、側面部42a、bの一方の端部には、板ばね3の弾性片34a、bの揺動を許容するための凹部42e、fが形成されている(図1において凹部42fは不図示、図6及び図7参照)。
筒状部43は、上面部41の下面に下方側に向けて立設されている。図6、図7及び図8は、それぞれ操作部材4の筒状部43の構成を説明するための斜視図、下面図及び側面図である。図6及び図7に示すように、筒状部43は、上面部41の下面の中央近傍に設けられ、下面視にて扁平な八角形状を有している。また、図6及び図8に示すように、筒状部43は、側面部42の下端部より僅かに下方側の位置まで延出している。
筒状部43の外壁面に寸法は、ケース2の筒状部23の内壁面よりも僅かに小さい寸法に設けられている。すなわち、筒状部43は、筒状部23の内側に極めて隙間を挟んで収容可能に構成されている。筒状部43は、操作部材4に対する押圧操作に応じて筒状部23内を上下移動可能に構成されている。筒状部43の内側には、プッシュスイッチ1の上下方向に第2貫通孔としての貫通孔44が設けられている。図6及び図7に示すように、貫通孔44は、筒状部43の形状に対応した扁平な八角形状等の上面視にて長孔形状(非円形状)を成している。
保持部材5は、操作体の一部を構成し、例えば、絶縁性の樹脂材料で形成される本体部51と、例えば、弾性を有する導電性の金属板で形成される摺動部材55とで構成されている。本体部51は、図1に示すように、概して下方側に開口した形状を有しており、摺動部材55は、この本体部51の製造時にその内壁面にインサート成形される。以下、保持部材5の構成について説明する。
図9〜図12は、保持部材5の構成を説明するための図である。図9は、保持部材5が有する本体部51及び摺動部材55の構成を説明するための斜視図である。図10、図11及び図12は、それぞれ保持部材5の上面図、下面図及び側面図である。なお、図9においては、本体部51から摺動部材55を抜き出した状態について示している。
図9〜図12に示すように、本体部51は、上面部51aと、この上面部51aの側端部から下方側に延出する側面部52a〜dとを有している。上面部51aには、ケース2の筒状部23が通過可能な開口部51bが形成されている。側面部52のうち、対向する一対の側面部52a、bには、後述する摺動部材55の摺動片57a、bの揺動を許容する切り欠き部52e、fが形成されている(図11及び図12参照)。
特に、図10及び図11に示すように、側面部52aと側面部52cとの間、並びに、側面部52bと側面部52dとの間には、斜面部53a、bが設けられている。斜面部53a、bのほぼ中央部分には、上方側部分及び下方側部分にテーパ面が設けられた突出部53c、dが設けられている。これらの突出部53c、d上を、操作部材4に対する押圧操作に応じて板ばね3の弾性片34a、bが係脱するように構成されている。すなわち、これらの突出部53c、dは、クリック機構の一部を構成している。このように保持部材5に突出部53c、dを設けることで、ケース2内に配設される部品点数の軽減を図っている。
なお、このように弾性片34a、bと、保持部材5の突出部53c、dとでクリック機構を構成する場合には、例えば、突出部53c、dの高さ、或いは、弾性片34a、bの弾性力を変更することで、様々なバリエーションのクリック感触を発生させることができるというメリットが得られる。
また、図11に示すように、側面部52aと側面部52dとの間、並びに、側面部52bと側面部52cとの間の角部には、凹部54a、bが設けられている。これらの凹部54a、bは、プッシュスイッチ1の内側に一定領域だけ凹んだ形状を有し、その内部に付勢ばね6の上方側部分を収容する。凹部54a、bの内壁面の一部は、付勢ばね6の形状に対応する円弧形状に設けられている。
摺動部材55は、図9に示すように、概して本体部51の開口部51bの一部(扁平の八角形状に対応する一部)の形状に対した環形状を有する板状部56を有しており、その中央にケース2の筒状部23が通過可能な開口部56aが形成されている。なお、板状部56の一方の対角線上の隅部の摺動片57a、b寄りには、外方に延出する突出片が設けられているが、これは摺動部材55の製造時に発生するものであり、必ずしも必要な部分ではない。但し、突出片があることで保持部材5の補強の一助には成っている。
また、板状部56におけるケース2に設けられた固定接点23a、bに対応する位置には、下方側に向けて延出する可動接点としての摺動片57a、bが設けられている。これらの摺動片57a、bは、板状部56に下方側への折り曲げ加工を施すことにより形成される。摺動片57a、bは、下端部近傍において内側に突出した形状を有しており、操作部材4に対する押圧操作に応じて筒状部23に設けられた固定接点23a、bに摺接可能に構成されている。このような摺動片57a、bの固定接点23a、bに対する摺接の有無によりプッシュスイッチ1は、そのオン/オフ状態が切り替えられるように構成されている。
このような構成を有する摺動部材55は、図11に示すように、板状部56aの一部が開口部51bの内側に配置されると共に、図12に示すように、摺動片57a(57b)の下端部が側面部52より上方側の位置に配置されるようにインサート成形されている。このように、摺動片57a、bの下端部が側面部52より上方側の位置に配置されることから、摺動片57a、bが側面部52で覆われることになり、すなわち保護されるので、組立時に摺動片57a、bの変形を防止することができる。このため、組立性が良好となる。
付勢ばね6a、bは、復帰用ばねを構成し、図1に示すように、板ばね3と保持部材5との間に配置される。付勢ばね6a、bは、プッシュスイッチ1が組み立てられた状態において、その下端部がケース2の底面部22に設けられた係止片22c、dにより係止され、その上端部分が保持部材5に設けられた凹部54a、bと操作部材4の内壁面との間の空間に収容される。付勢ばね6a、bにおいては、下端部が板ばね3の板状部31に接触した状態とされる。従って、例えば、リフロー半田付け時等の熱により付勢ばね6a、bに接触する部分が変形する事態を防止することが可能となる。このように保持された状態において、付勢ばね6a、bは、操作部材4及び保持部材5を上方側に付勢し、操作部材4に対する押圧操作が解除された場合に、操作部材4を押圧された位置から初期位置(上限位置)に復帰させる。
この復帰の際において、上記したように付勢ばね6a、bの下端部が板ばね3の板状部31に接触した状態となっていることから、付勢ばね6a、bの付勢力が板状部31に作用するので、板状部31に形成された弾性片34a、bが突出部53c、dに係合したままにならず、確実に操作部材4及び保持部材5を復帰させることができる。加えて、板状部31に付勢ばね6a、bの付勢力が作用することになることから、板ばね3をケース2の底面部22に固定しなくても操作部材4及び保持部材5を復帰させることができるので、組立性が良くなる。なお、操作部材4は、保持部材5を介して付勢ばね6a、bにより、上方に付勢されているが、保持部材5を介さず直接付勢される構成のものでも良い。
取付部材7は、例えば、弾性を有する金属板で形成される。取付部材7は、図1に示すように、概して方形状を有する枠体部71と、この枠体部71の所定位置から下方側に延出する一対の係止部72a、bとから構成される。枠体部71は、操作部材4の鍔部42c、dに対応する位置に一対の規制部71a、bと、これらの一対の規制部71a、bを連結する一対の連結部71c、dとを有している。規制部71a、bは、鍔部42c、dに対向する平面を有し、連結部71c、dは、操作部材4の側面部42a、b以外の側面部42に対向する平面を有している。その平面のほぼ中央部分には、アース用の突出片が図13、19に示すように、ケース2の下端面まで延出して設けられている。係止部72a、bは、規制部71a、bの中央部分に設けられており、その中央に矩形の開口部72c、dが形成されている。これらの開口部72c、dは、ケース2の一対の係止片21c、dを受け入れ、これらによる係止を受ける部分である。
このような構成部品を有するプッシュスイッチ1を組み立てると、プッシュスイッチ1の外観を示す斜視図である図13に示すように、保持部材5などの構成部品がケース2内に収納されると共に、操作部材4がケース2から一部を露出させた状態で取付部材7により取り付けられる。この場合において、ケース2に設けられた係止片21c、dは、取付部材7の係止部72a、bの開口部72c、dに収容され、取付部材7をケース2に固定する。また、取付部材7の規制部71a、bは、操作部材4の鍔部42c、dに対応する位置に配置され、付勢ばね6により上方側に付勢される操作部材4が一定位置以上に移動するのを規制する。プッシュスイッチ1においては、このように規制部71a、bにより操作部材4の移動が規制された状態を初期状態としている。
図14及び図15は、それぞれ初期状態におけるプッシュスイッチ1の上面図及び下面図である。なお、図14においては、説明の便宜上、操作部材4の筒状部43及びケース2の筒状部23を一部表示(点線表示)している。また、図15においては、説明の便宜上、ケース2の筒状部23を一部表示(点線表示)している。図16及び図17は、初期状態におけるプッシュスイッチ1の断面図である。なお、図16においては、図14に示す一点鎖線Aにおける断面を、同図における下方側から示している。また、図17においては、図14に示す一点鎖線Bにおける断面を右方側から示している。図18は、初期状態における板ばね3と、保持部材5との位置関係を説明するための斜視図である。なお、図17においては、ケース2の筒状部23の固定接点23a、bの部分において、インサート成形の際に、治具で固定接点23a、bを押えるための孔が開示されている。
初期状態において、操作部材4は、図14に示すように、鍔部42c、dを取付部材7の規制部71a、bの下方に配置した状態でケース2内に収容されている。操作部材4の側方側の外壁面の寸法は、ケース2の側面部22の内壁面の寸法より僅かに小さく設定されている。このため、操作部材4は、狭い隙間を挟んでケース2内に収容されている(図16、図17参照)。このように操作部材4をケース2に収容しているので、両者の隙間から塵や埃等の異物が浸入する事態を効果的に防止可能となっている。
また、操作部材4の筒状部43は、図15に示すように、ケース2の筒状部23の内側に配置されている。上述したように、筒状部43の外壁面の寸法は、筒状部23の内壁面の寸法よりも僅かに小さく設定されている。このため、筒状部43は、極めて狭い隙間を挟んで筒状部23の内側に配置されている(図16、図17参照)。このように操作部材4の開口部41aに繋がっている筒状部43を、ケース2の筒状部23の内側に配置していることから、塵や埃等の異物がケース2の内部に浸入する事態を効果的に防止可能となっている。
プッシュスイッチ1の内部において、図16及び図17に示すように、付勢ばね6a、bは、板ばね3の板状部31の上方に載置され、保持部材5を上方側に付勢している。操作部材4は、保持部材5を内側に収納した状態でケース2に取り付けられていることから、付勢ばね6の付勢力により保持部材5を介して上方側に付勢されている。
このとき、摺動部材55における摺動片57a、bは、図17に示すように、その下方側の先端部が、それぞれ筒状部23に設けられたテーパ面23c、dに接触する位置に配置されている。このように、初期状態においては、可動接点を構成する摺動片57a、bが筒状部23に設けられた固定接点23a、bから離間していることから、プッシュスイッチ1は、オフ状態とされている。
また、板ばね3の弾性片34a、bは、図18に示すように、その上方側の先端部が、それぞれ保持部材5に設けられた突出部53c、dの下方側の斜面部53a、bに接触する位置に配置されている。この位置において、弾性片34a、bは、斜面部53a、bに軽く弾接している。
次に、初期状態から押圧操作が行われた場合におけるプッシュスイッチ1の状態(押圧状態)について説明する。図19は、押圧状態におけるプッシュスイッチ1の外観を示す斜視図である。図20及び図21は、押圧状態におけるプッシュスイッチ1の断面図である。なお、図20及び図21においては、それぞれ図16及び図17に対応する断面を示している。図22は、押圧状態における板ばね3と、保持部材5との位置関係を説明するための斜視図である。なお、図21においては、ケース2の筒状部23の固定接点23a、bの部分において、インサート成形の際に、治具で固定接点23a、bを押えるための孔が開示されている。
図13に示す初期状態から操作者により押圧操作が行われると、図19に示すように、操作部材4が下方側に移動し、ケース2の内側に沈み込む。プッシュスイッチ1の内部において、図20及び図21に示すように、保持部材5は、操作部材4の移動に応じて、付勢ばね6a、bの付勢力に抗して下方側に移動する。これに伴い、保持部材5に保持される摺動部材55も下方側に移動する。なお、操作部材4が移動する際には、筒状部43がケース2の筒状部23により案内される。このように筒状部23が筒状部43を案内することで簡単な構成で適切に操作部材4を移動可能としている。但し、操作部材4の移動の案内は、ケース2の側面部21の内壁面と操作部材4の外壁面とで行っても良い。
このとき、摺動部材55における摺動片57a、bは、その下方側の先端部が、それぞれ筒状部23に設けられたテーパ面23c、dを越え、筒状部23の側面を摺動しながら下方側に進む。そして、操作部材4が最後まで押圧されると、図21に示すように、摺動片57a、bが筒状部23に設けられた固定接点23a、bに接触する。このように、押圧状態においては、可動接点を構成する摺動片57a、bが筒状部23に設けられた固定接点23a、bに接触することから、プッシュスイッチ1は、オン状態とされる。
なお、このようにプッシュスイッチ1をオン状態とする際、本実施の形態においては、操作部材4に設けられた一対の摺動片57a、b(可動接点)で筒状部23に設けられた一対の固定接点23a、bに接触するようにしていることから、摺動片57a、b(可動接点)と固定接点23a、bとの接触を安定させることが可能となる。
また、板ばね3の弾性片34a、bは、その上方側の先端部が、それぞれ保持部材5に設けられた突出部53c、dの下方側のテーパ面上を摺動する。そして、操作部材4が最後まで押圧されると、図22に示すように、突出部53c、dの頂点部を乗り越え、上方側のテーパ面に接触する位置に配置される。弾性片34a、bにおいては、このように突出部53c、dの頂点部を乗り越える時点でクリック感触を発生させる。
なお、本実施の形態に係るプッシュスイッチ1においては、摺動片57a、bが、操作部材4が最後まで押圧される過程で固定接点23a、bに接触し、オン状態となるように構成している。このように操作部材4の押圧操作の過程でプッシュスイッチ1をオン状態とすることにより、摺動片57a、bにおける摺動動作のストロークを長くすることができ、操作者の操作性を向上することが可能となる。
また、操作部材4が最後まで押圧された状態において、筒状部43の下端部は、図20及び図21に示すように、プッシュスイッチ1の下端部よりも上方側に配置されている。このため、筒状部43の下端部が、操作部材4に対する押圧操作時にプッシュスイッチ1が実装される基板に接触することはなく、当該接触に起因する不具合が発生することはない。また、筒状部43の下端部において、貫通孔24の大きさまでの照光部品を配設することができる。
なお、図19に示す押圧状態から、プッシュスイッチ1に対する押圧操作が解除された場合、保持部材5及び操作部材4は、付勢ばね6a、bの付勢力に応じて上方側に移動し、図13に示す初期状態に復帰する。この際、板ばね3の弾性片34a、bは、突出部53c、d上を摺動するが、押圧操作時と同様に、突出部53c、dの頂点部を乗り越える時点でクリック感触を発生させる。
以上説明したように、本実施の形態に係るプッシュスイッチ1によれば、操作部材4の筒状部43を、ケース2の筒状部23の内側に配置して、筒状部23と筒状部43とを対向させたことから、筒状部23が筒状部43を有する操作部材4に覆われるものとなり、外部から異物がケース2内に浸入し難くすることができる。また、操作部材4の移動方向に延びるように設けられた固定接点23a、bに、つまり筒状部23の外壁面から露出させた固定接点23a、bに可動接点としての摺動片57a、bを摺接させることから、仮にケース2内に異物が浸入した場合においても、固定接点23a、bと摺動片57a、bとの間に異物が浸入し難くすることができる。この結果、異物浸入に起因する接触不良の発生を低減して信頼性の高いプッシュスイッチ1を提供することが可能となる。
また、本実施の形態に係るプッシュスイッチ1においては、操作部材4と保持部材5とを個別に形成している。これにより、単一の部材で操作者による操作を受け付けて上下移動する操作体を構成する場合に比べて、いずれか一方又は双方の形状を簡素化した部材で当該操作体を実現することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、固定接点23a、bを、ケース2の筒状部23の外壁面から露出させた場合について説明しているが、固定接点23a、bの構成については、ケース2の筒状部23の外壁面から露出させたものに限定されず、ケース2の側面部21の内壁面に設けられていても、また筒状部23と側面部21の内壁面との間に立設されていても良い。
また、上記実施の形態においては、固定接点23a、bを、ケース2の底面部22に略垂直に設ける場合について説明しているが、固定接点23a、bの構成については、これに限定されるものではない。ケース2の底面部22に略垂直で無くとも、おおよそ操作体の移動(上下動)方向に沿っていれば良く、また垂直であっても良い。
さらに、上記実施の形態においては、第2筒状部である操作部材4の筒状部43を第1筒状部であるケース2の筒状部23の内側に配置する場合について説明しているが、第2筒状部である操作部材4の筒状部43を第1筒状部であるケース2の筒状部23の外側に配置することも可能である。但し、異物の浸入の防止という点を考慮する場合には、上記実施の形態が好ましい。
本発明の一実施の形態に係るプッシュスイッチの分解斜視図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチのケースに設けられる端子部及び固定接点の構成を説明するための斜視図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチのケースに設けられる端子部及び固定接点の構成を説明するための斜視図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチのケースに設けられた貫通孔の構成を説明するための上面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチのケースの底面部に配置された板ばねの構成について説明するための上面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの操作部材の筒状部の構成を説明するための斜視図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの操作部材の筒状部の構成を説明するための下面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの操作部材の筒状部の構成を説明するための側面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの保持部材が有する本体部及び摺動部材の構成を説明するための斜視図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの保持部材の上面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの保持部材の下面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの保持部材の側面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの上記実施の形態に係るプッシュスイッチの外観を示す斜視図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの初期状態における上面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの初期状態における下面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの初期状態における断面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの初期状態における断面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの初期状態における板ばねと、保持部材との位置関係を説明するための斜視図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの押圧状態における外観を示す斜視図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの押圧状態における断面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの押圧状態における断面図である。 上記実施の形態に係るプッシュスイッチの押圧状態における板ばねと、保持部材との位置関係を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 プッシュスイッチ
2 ケース
2a 収容部
21 側面部
21c、d 係止片
22 底面部
22a、b 端子部
22c、d 係止片
23 筒状部(第1筒状部)
23a、b 固定接点
23c、d テーパ面
24 貫通孔(第1貫通孔)
3 板ばね
31 板状部
32 開口部
33a、b 孔
34a、b 弾性片(クリック機構)
4 操作部材(操作体)
41 上面部
41a 開口部
42 側面部
42c、d 鍔部
42e、f 凹部
43 筒状部(第2筒状部)
44 貫通孔(第2貫通孔)
5 保持部材
51 本体部
51a 上面部
51b 開口部
52a〜d 側面部
52e、f 切り欠き部
53a、b 斜面部
53c、d 突出部(クリック機構)
54a、b 凹部
55 摺動部材
56 板状部
56a 開口部
57a、b 摺動片
6a、b 付勢ばね(復帰用ばね)
7 取付部材
71 枠体部
71a、b 規制部
72a、b 係止部
72c、d 開口部

Claims (8)

  1. 第1貫通孔を内側に形成する第1筒状部を有すると共に内部に固定接点を露出させたケースと、前記第1貫通孔に対応する位置に配置される第2貫通孔を内側に形成する第2筒状部を有すると共に前記固定接点と接離する可動接点が設けられ、前記ケースに押圧可能に保持された操作体とを備え、前記第1筒状部に前記第2筒状部が挿通され、前記第1筒状部の内壁面と前記第2筒状部の外壁面とが対向状態とされると共に、前記固定接点は前記操作体の移動方向に延びるように設けられており、前記可動接点は前記操作体の移動に応じて前記固定接点に摺接するプッシュスイッチであって、
    前記第1筒状部の形状を長手方向及び短手方向を有する非円形状とし、一対の前記固定接点を前記第1筒状部の前記第1貫通孔を挟んで対称な位置となる前記長手方向に対応する外壁面に露出して設ける一方、前記操作体における前記一対の固定接点に対応する位置に一対の前記可動接点を設け、
    前記固定接点を、前記操作体の初期位置からの移動方向の前方側が外側に配置される傾斜を有して前記第1筒状部の外壁面に設ける一方、前記第1筒状部の外壁面から露出する前記固定接点の傾斜面に前記可動接点を摺接させたことを特徴とするプッシュスイッチ。
  2. 前記ケースの外形を平面視略矩形状とし、当該ケースにおける一方の対角線上に前記操作体の復帰用ばねを一対配設する一方、他方の対角線上に前記操作体の移動に伴ってクリック感触を発生させるクリック機構を配設したことを特徴とする請求項1記載のプッシュスイッチ。
  3. 前記クリック機構は、前記操作体に設けられた突出部と、当該突出部に係脱する弾性片とから成ることを特徴とする請求項2記載のプッシュスイッチ。
  4. 前記ケースの底面部に金属製の板状部材を配設し、当該板状部材から前記弾性片を立設されると共に、当該板状部材の一部で前記復帰用ばねの一端を受けることを特徴とする請求項3記載のプッシュスイッチ。
  5. 前記操作体は、前記可動接点を保持する保持部材と、操作者による押圧操作を前記保持部材に伝達する操作部材とから成り、前記保持部材に前記突出部を設けたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のプッシュスイッチ。
  6. 前記板状部材は、環形状で前記第1筒状部を通過させる開口部を有すると共に、一方の対角線上の隅部に前記復帰用ばねを係止するための係止片を通過させる孔を設け、他方の対角線上の隅部に前記弾性片を設けて前記ケースの底面部に配置され、前記固定接点に一体となっている端子部は、前記係止片の下部を通り、前記ケースの底面部の内部に配置されることを特徴とする請求項4記載のプッシュスイッチ。
  7. 前記第1筒状部における前記固定接点の上方側に、前記可動接点を前記固定接点に案内するためのテーパ面を形成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のプッシュスイッチ。
  8. 前記操作体が最後まで押圧された状態において、前記第2筒状部の下端部は、前記ケースの底面部よりも上方側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のプッシュスイッチ。
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