JP4715694B2 - スイッチ - Google Patents

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本発明は、スイッチに関する。
従来、各種の電気回路を開閉するスイッチがあり、例えば、移動可能かつバネ付勢されたプランジャに、固定端子に対向する可動片を装備し、プランジャを移動させることで回路の接点開閉を行うスイッチング機構をスイッチケースに組み込んだものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−45294号公報
例えば、単極単投タイプのスイッチの場合には、一対の固定端子と、この固定端子に対向する可動片と、可動片を支持して固定端子に対する接近離反方向に移動するプランジャと、プランジャを一定方向に付勢する復帰バネとからなるスイッチング機構をスイッチケースに組み込んでスイッチが構成されることになる。
かかるスイッチでは、プランジャに操作力が加えられない状態において可動片が固定端子から離反しており、プランジャの押し込み操作によって可動片が固定端子に接触されて両固定端子が導通される常開接点(a接点)仕様のスイッチング機構を組み込んだものと、プランジャに操作力が加えられない状態において可動片が固定端子に接触され、プランジャの押し込み操作によって可動片が固定端子から離反されて両固定端子の導通が断たれる常閉接点(b接点)仕様のスイッチング機構を組み込んだものがそれぞれ製作されることになるが、スイッチケースやスイッチング機構の固定端子は両接点仕様において共用できるが、プランジャや可動片が両接点仕様に対応して異なったものが使用されることになり、部品の種類が多くなって部品の製造コストが高くついたり、部品管理が煩わしいものになる。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、全部品を共用して接点仕様の異なった2種類のスイッチを低コストで製作きるようにすることを目的とする。
(1)本発明のスイッチは、一対の固定端子を有するスイッチケースに、前記固定端子に対向する可動片と、該可動片を支持して前記固定端子に対する接近離反方向に移動するプランジャと、プランジャを付勢する復帰バネとを、組み込んだスイッチであって、前記スイッチケースの対向する二面には、前記プランジャの突出用の開口がそれぞれ形成され、前記プランジャは、その端部が前記スイッチケース一面の開口から突出する姿勢、あるいは、前記スイッチケース他面の開口から突出する逆向き姿勢のいずれかの姿勢で、前記スイッチケースに装着可能であり、前記プランジャには、前記復帰バネの一端を受け止めるバネ受け部が二箇所に形成され、前記二箇所のバネ受け部のいずれか一方のバネ受け部に一端が受け止られた前記復帰バネの他端を、前記スイッチケースに設けられたバネ支持部で受け止めて、前記プランジャをスイッチケースの一面側あるいは他面側に付勢するものである。
本発明によると、例えば、プランジャの一端部がスイッチケース上面の開口から突出する姿勢でプランジャを組み付けることで、復帰バネの両端が、プランジャの二箇所のバネ受け部の一方のバネ受け部とスイッチケースのバネ支持部とによって受け止められて、プランジャが、固定端子を有するスイッチケースに対して上面側に付勢され、これによって、例えば、常閉接点仕様のスイッチング機構を構成することができ、あるいは、プランジャの他端部がスイッチケース下面の開口から突出する逆向き姿勢でプランジャを組み付けることで、復帰バネの両端が、プランジャの二箇所のバネ受け部の他方のバネ受け部とスイッチケースのバネ支持部とによって受け止められて、プランジャが、固定端子を有するスイッチケースに対して下面側に付勢され、これによって、例えば、常開接点仕様のスイッチング機構を構成することができることになり、固定端子を備えたスイッチケース、プランジャ、これに支持された可動片、などの全ての構成部品を共用して常閉接点仕様のスイッチと常開接点仕様のスイッチとを作り分けることができる。
(2)本発明のスイッチの一つの実施形態では、前記スイッチケースは、前面が開放されたケース本体と、該ケース本体の前面に連結されるカバーケースとを備え、前記カバーケースには、復帰バネの他端を受け止める前記バネ支持部が設けられるとともに、前記ケース本体に対して、前記プランジャの移動方向に向きを反転して連結可能としてもよい。
この実施形態によると、スイッチケースに対するカバーケースの連結姿勢を正逆に使い分けることで、カバーケースのバネ支持部の位置を復帰バネに対して変更して、スイッチケースに対するプランジャの付勢方向を簡単に正逆に選択することができる。
(3)本発明のスイッチの好ましい実施形態では、前記プランジャには、前記復帰バネをプランジャ長手方向に沿った姿勢で収容する収容空間が形成され、この収容空間の両端部が前記バネ受け部とされるとともに、スイッチケースの前記バネ支持部を前記収容空間の一端部側に位置させ、収容空間の一端部側に位置させた前記バネ支持部と収容空間の他端部におけるバネ受け部との間に、前記復帰バネを装着可能としてもよい。
この実施形態によると、プランジャの内部に復帰バネを収容することができ、復帰バネを組み込むための専用のスペースを設ける必要がなく、スイッチケースのコンパクト化に有効となる。
(4)上記(3)の実施形態では、前記バネ支持部の横幅を、前記復帰バネの外径より小さく形成し、前記収容空間の両端部には、前記バネ支持部がプランジャの移動方向に通過可能な幅の開口を形成してもよい。
この実施形態によると、プランジャの収容空間に復帰バネを先組みし、その後、復帰バネが組み込まれたプランジャを、カバーケースにプランジャ長手方向から組み付けることで、復帰バネを圧縮変形させながらカバーケースのバネ支持部を復帰バネの一端側あるいは他端側に位置させることができ、復帰バネに初期変形を与えての組み付けが容易なものとなる。
(5)本発明の他の実施形態では、前記プランジャに、前記可動片が、プランジャの移動方向に変位可能に弾性付勢されて支持されるようにしてもよい。
この実施形態によると、スイッチング機構を常開接点仕様に構成した場合、プランジャが復帰バネに抗してスライド操作されて可動片が固定端子に接触導通された後、プランジャが更に押し込み移動されても、プランジャが可動片に対して相的に弾性後退し、プランジャの過大ストロークを容易に吸収することができる。スイッチング機構を常閉接点仕様に構成した場合には、プランジャが押し込み操作されない状態において、可動片が弾性後退変位した状態で固定端子に接触支持されることになり、プランジャが可動片の初期後退変位量より大きく押し込み操作されることで可動片が固定端子から離反することになる。
本発明によれば、スイッチケースに対するプランジャの組み込み姿勢を正逆に選択することで、全部の構成部品を共用しながら異なった接点仕様に構成した2種類のスイッチを低コストで作り分けることができる。
以下、図面によって本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1(a),(b)に、常閉接点(b接点)仕様に構成された単極単投タイプのスイッチAの基本構成が、また、図1(c),(d)に、常開接点(a接点)仕様に構成された単極単投タイプのスイッチBの基本構成がそれぞれ示されている。
これらスイッチA,Bはいずれもが全ての構成部品を共用して構成されており、共用のスイッチケース1に2種の接点仕様に構成されたスイッチング機構2A,2Bが組み込まれている。
各スイッチング機構2A,2Bは、適当な絶縁間隔をもってスイッチケース1の背壁にインサート固定された一対の固定端子3,4と、両固定端子3,4の端部に備えられた固定接点5,6に下方から対向する可動接点7,8を両端に備えた導電金属板製の可動片9と、この可動片9を支持したプランジャ10と、プランジャ10を上方にスライド付勢するコイル型の復帰バネ11とから構成されており、プランジャ10の一端がスイッチケース1の上面に形成した開口12、あるいは、スイッチケース1の下面に形成した開口13から突出されるとともに、両固定端子3,4がスイッチケース1の背面から突出されて外部導線の接続が行われるようになっている。
図2の分解斜視図に示すように、プランジャ10には、前方に開放された縦長の収容空間としての凹入空間14が、プランジャ10の略全長に亘って形成され、この凹入空間14に復帰バネ11が収容されている。凹入空間14の上下両端の内面がバネ受け部15,16となっており、スイッチAにおいては、図1(a)に示すように上方のバネ受け部15に復帰バネ11の上端が受け止められ、スイッチBにおいては、図1(c)に示すように下方のバネ受け部16に復帰バネ11の下端が受け止められる。
スイッチケース1は、図2に示すように、前方に開放された箱形のケース本体1aと、その前面に接合連結されるカバーケース1bとで構成されており、カバーケース1bにおける上下中間の左右端から延出された係合爪1cを、ケース本体1aの左右側面に設けられた突起1dに係合して、カバーケース1bを、プランジャ10の移動方向である上下に姿勢を反転してケース本体1aに連結可能となっている。このカバーケース1bの上下方向一端部における内面に、復帰バネ11の外径より横幅の小さいバネ支持部17が突設されており、図1に示すように、スイッチAにおいてはバネ支持部17が下方に位置する姿勢で、カバーケース1bがケース本体1aに連結され、スイッチBにおいてはバネ支持部17が上方に位置する姿勢で、カバーケース1bがケース本体1aに連結される。
前記プランジャ10の上下端における前側には、凹入空間14の横幅より小さい幅の開口18,19がそれぞれ形成されている。この開口18,19は、前記バネ支持部17が上下に通過できる横幅に形成されており、凹入空間14に復帰バネ11を先組みし、その後、復帰バネ11の組み込まれたプランジャ10とカバーケース1bとを、プランジャ長手方向から組み付けることで、凹入空間14の上下端に形成した開口18,19の一方からバネ支持部17を凹入空間14に上下方向から挿入して、復帰バネ11を上向き、あるいは、下向きに圧縮変形させながら復帰バネ11の下端あるいは上端をバネ支持部17で支持することができる。
プランジャ10を組み込んだカバーケース1bを、ケース本体1aの前面に連結して、ケース本体1aの開口12,13に亘って組み付けることで、プランジャ10の一端を開口12から突出させた姿勢のスイッチAと、プランジャ10の他端を開口13から突出させた逆向き姿勢のスイッチBとを作り分けることができる。
つまり、スイッチAにおいては、図1(a),(b)に示すように、復帰バネ11の下端がバネ支持部17で受け止められ、復帰バネ11の上端がプランジャ上端側のバネ受け部15に受け止められることで、プランジャ10が上方に向けてスライド付勢され、可動片9が固定端子7,8に受け止め接触された常閉接点仕様のスイッチング機構2Aが構成される。また、スイッチBにおいては、図1(c)、(d)に示すように、復帰バネ11の上端がバネ支持部17で受け止められ、復帰バネ11の下端がプランジャ下端側のバネ受け部16に受け止められることで、プランジャ10が下方に向けてスライド付勢され、可動片9が固定端子7,8から離反された常開接点仕様のスイッチング機構2Bが構成される。
以上のように構成されたスイッチA,Bは、図3に示すように、プランジャ10を上向きに突出させた状態、すなわち、図1(c),(d)のスイッチBを反転させた状態では全く同一の外観を呈しており、単極単投タイプの単独のスイッチとして使用することができる他に、各スイッチA,Bを接点特性の異なった2種類の接点モジュールとしてを利用することもでき、複数回路の開閉を行う多極単投タイプのスイッチCに利用した一例が図4,5に示されている。
このスイッチCは、スイッチケース21に、常閉接点仕様に構成された2個のスイッチAと常開接点仕様に構成された1個のスイッチBとを、各プランジャ10が上向きに突出するよう並列して組み込み、支点p周りに揺動可能なアクチュエータ22の遊端部に各スイッチA,Bのプランジャ10を対向配置し、押しボタン23の押し込み操作によってアクチュエータ22を揺動させ、全プランジャ10を押し込み操作して各スイッチA,Bのスイッチング機構2A,2Bを同時に切換え、押しボタン23の押し込み解除によって各スイッチング機構2A,2Bを同時に復帰作動させるよう構成されている。
以下、本発明をより具体化した実施例を図6ないし図11に基づいて説明する。
なお、以降の説明において、上記した基本構成と同一の機能部品については同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図6は、プランジャ10を上向きに突出させた姿勢にした常閉接点(b接点)仕様のスイッチAの外観を示す斜視図であり、図7(a)は、プランジャ10をスイッチケース1に後述のようにして上方から組み付けて構成したスイッチAの縦断側面図、図7(b)は、プランジャ10をスイッチケース1に後述のように下方から組み付けて構成したスイッチBの縦断側面図である。
また、図8および図9は、常閉接点(b接点)仕様のスイッチAを、前方および後方からそれぞれ見た分解斜視図であり、図10および図11は、常開接点(a接点)仕様のスイッチBを、前方および後方からそれぞれ見た分解斜視図である。
なお、図7(b)、図10および図11のスイッチBでは、プランジャ10の操作面が下方となっている状態を示しているが、上下を反転させることにより、プランジャ10を上方から操作することができる。
この実施例においては、前記スイッチング機構2A,2Bを構成する前記可動片9がプランジャ10に次のようにして支持されている。つまり、プランジャ10の上下中間部位に後方に向かう凹部25が形成され、この凹部25の上面から支持ピン26が下向きに突設されている。可動片9は、支持台27の上面に位置決め載置され、可動片9および支持台27が、透孔50,51を介して前記支持ピン26に下方から挿嵌されるとともに、支持台27と凹部25の下面との間にバネ28が介装され、このバネ28によって可動片9が上方にスライド付勢されている。
また、プランジャ10には、その凹入空間14に、復帰バネ11が組み付けられる。
この実施例では、図8および図9に示される常閉接点(b接点)仕様のスイッチAと、図10および図11に示される常開接点(a接点)仕様のスイッチBとでは、カバーケース1bの上下方向の向きと、このカバーケース1bに対するプランジャ10の組み付け方向とが異なるものである。
すなわち、常閉接点(b接点)仕様のスイッチAでは、図8および図9に示すように、カバーケース1bのバネ支持部17を下方側に位置させ、可動片9および復帰バネ11を先組みしたプランジャ10を、上方から組み込むのに対して、常開接点(a接点)仕様のスイッチBでは、図10および図11に示すように、カバーケース1bのバネ支持部17を上方側に位置させ、可動片9および復帰バネ11を先組みしたプランジャ10を、下方から組み込むものである。
このようにしてプランジャ10を組み込んだカバーケース1bを、ケース本体1aの前面にそれぞれ連結してスイッチA,Bが構成される。
以上のようにしてスイッチA,Bを構成することにより、スイッチAにおいては、プランジャ10が、スイッチケース1に対して上方に向けてスライド付勢されるのに対して、スイッチBにおいては、プランジャ10が、スイッチケース1に対して下方に向けてスライド付勢されることになる。
上記構成によると、常閉接点(b接点)仕様のスイッチAにおいては、図7(a)に示すように、プランジャ10が押し込み操作されない状態では、バネ28によって上方付勢してプランジャ10に支持された可動片9は、凹部25の上面より少し下方に後退変位した状態で固定端子3,4に受け止め接触されることになり、プランジャ10が可動片9の後退変位量より大きく下方にスライド操作されることで、凹部25の上面に当接するまで復帰した可動片9がプランジャ10とともに下方移動して固定端子3,4から離間する。
また、常開接点(a接)仕様のスイッチBにおいては、図7(b)に示すように、プランジャ10が押し込み操作されない状態で、可動片9は凹部25の上面に受け止め支持されて、上方の固定端子3,4に所定間隔をもって対向することになり、プランジャ10が大きく上方にスライド操作されることで、可動片9が固定端子3,4に接触支持され、更にプランジャ10が上方にスライド操作されると、固定端子3,4に接触支持された可動片9はバネ28に抗してプランジャ10に対して相対的に後退変位し、プランジャ10のみが下方移動して、プランジャ10の過大ストロークが吸収される。
〔他の実施例〕
(1)図12(a),(b)に示すように、プランジャ10に形成した復帰バネ収容用の凹入空間14を両端塞がり状に構成して上下に開口しないバネ受け部15,16を形成し、この凹入空間14の端部内側にバネ支持部17を挿入させる形態とすることもできる。これによると、プランジャ10の端面全体を押圧操作面として利用することができ、小型のプランジャ10の場合に有効となる。この場合、図12(c)に示すように、カバーケース1bに備えたバネ支持部17の先端に案内斜面sを形成するとともに、凹入空間14の両端におけるバネ受け部15,16の先端にも案内斜面tを形成して、復帰バネ11を先に組み込んだプランジャ10とカバーケース1bとを斜め方向に相対接近させることで、バネ受け部15と復帰バネ11の端部との間にバネ支持部17を差し入れることができる。
(2)具体的な上記実施例では、常開接点仕様に構成された場合のプランジャ10の過大ストロークを吸収するために、可動片9を後退変位可能にプランジャ10に支持してバネ28で付勢しているが、簡易には、可動片9をバネ板材で形成してプランジャ10に両端突出状態で連結固定し、可動片9自体の弾性変形でプランジャ10のストローク吸収機能を発揮させることも可能である。
(3)上記実施例では、単一の回路を開閉する単極単投タイプのスイッチを例示したが、多極タイプのスイッチに展開することも可能であり、例えば、スイッチケース1に複数対のの固定端子を設けるとともに、各固定端子対に対向する複数の可動片9をプランジャ10に支持し、このプランジャ10の装着姿勢を選択することによって、同一構成部品で多極タイプのスイッチを2種類得ることができる。
本発明は、各種のスイッチとして有用である。
スイッチの基本構成を示し、(a)は常閉接点仕様に構成されたスイッチの内部構造を示す正面図、(b)はその縦断側面図、(c)は常開仕様に構成されたスイッチの内部構造を示す正面図、(d)はその縦断側面図である。 基本構成のスイッチ下方から見た分解斜視図である。 スイッチの外観斜視図であり、(a)は常閉仕様に構成されたもの、(b)は常開仕様に構成されたものある。 複数のスイッチを組合わせて多極単投タイプに構成したスイッチの正面図である。 図4に示すスイッチの縦断側面図である。 具体的な実施例のスイッチの外観を示す斜視図である。 具体的な実施例のスイッチの縦断側面図を示し、(a)は常閉接点仕様に構成されたもの、(b)は常開接点仕様に構成されたものある。 常閉接点仕様に構成されるスイッチを前方から見た分解斜視図である。 常閉接点仕様を構成されるスイッチを後方から見た分解斜視図である。 常開接点仕様に構成されるスイッチを前方から見た分解斜視図である。 常開接点仕様に構成されるスイッチを後方から見た分解斜視図である。 常閉接点仕様に構成された別実施例のスイッチを示し、(a)は正面図、(b)は縦断側面図、(c)は組み付け途中の縦断側面図である。
符号の説明
1 スイッチケース
1a ケース本体
1b カバーケース
2A スイッチング機構(常閉接点仕様)
2B スイッチング機構(常開接点仕様)
3 固定端子
4 固定端子
9 可動片
10 プランジャ
11 復帰バネ
12 開口
13 開口
14 凹入空間(収容空間)
15 バネ受け部
16 バネ受け部
17 バネ支持部

Claims (5)

  1. 一対の固定端子を有するスイッチケースに、前記固定端子に対向する可動片と、該可動片を支持して前記固定端子に対する接近離反方向に移動するプランジャと、プランジャを付勢する復帰バネとを、組み込んだスイッチであって、
    前記スイッチケースの対向する二面には、前記プランジャの突出用の開口がそれぞれ形成され、前記プランジャは、その端部が前記スイッチケース一面の開口から突出する姿勢、あるいは、前記スイッチケース他面の開口から突出する逆向き姿勢のいずれかの姿勢で、前記スイッチケースに装着可能であり、
    前記プランジャには、前記復帰バネの一端を受け止めるバネ受け部が二箇所に形成され、前記二箇所のバネ受け部のいずれか一方のバネ受け部に一端が受け止られた前記復帰バネの他端を、前記スイッチケースに設けられたバネ支持部で受け止めて、前記プランジャをスイッチケースの一面側あるいは他面側に付勢することを特徴とするスイッチ。
  2. 前記スイッチケースは、前面が開放されたケース本体と、該ケース本体の前面に連結されるカバーケースとを備え、前記カバーケースには、復帰バネの他端を受け止める前記バネ支持部が設けられるとともに、前記ケース本体に対して、前記プランジャの移動方向に向きを反転して連結可能とした請求項1に記載のスイッチ。
  3. 前記プランジャには、前記復帰バネをプランジャ長手方向に沿った姿勢で収容する収容空間が形成され、この収容空間の両端部が前記バネ受け部とされるとともに、スイッチケースの前記バネ支持部を前記収容空間の一端部側に位置させ、収容空間の一端部側に位置させた前記バネ支持部と収容空間の他端部におけるバネ受け部との間に、前記復帰バネを装着可能とした請求項1または2に記載のスイッチ。
  4. 前記バネ支持部の横幅が、前記復帰バネの外径より小さく形成され、前記収容空間の両端部には、前記バネ支持部がプランジャの移動方向に通過可能な幅の開口が形成される請求項3に記載のスイッチ。
  5. 前記プランジャに、前記可動片が、プランジャの移動方向に変位可能に弾性付勢されて支持される請求項1ないし4のいずれか1項に記載のスイッチ。
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