JP4553310B2 - スイッチ機構 - Google Patents

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本発明は、プランジャに設けた押圧部が、基体に設けた長穴に挿入し保持させ、作動片と引張りバネ間をスライド可能とした押圧片を介して押圧し、前記引張りバネに連結する可動接片を反転させ電路の開閉を行うスイッチ機構に関するものである。
スイッチ基体に配設された共通端子の立上り片に可動接片を枢動自在に支承し、前記立上り片を挟んで前記可動接片と対向位置に設けた作動片と前記可動接片との間に引張りバネを連結することにより、前記作動片をプランジャに設けた押圧部により押圧させることにより前記可動接片を反転させ、電路の開閉を行っていた。
実開昭58−182321
しかしながら、上記のような従来のスイッチ機構は、プランジャに設けた押圧部が作動片を押圧することにより前記可動接片を反転させ電路の開閉を行っていたため、操作力が同一のものしか製造することができなかった。そこで本発明はプランジャおよび基体の構造に特徴を持たせ、操作力を容易に選択することができるスイッチ機構を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、プランジャに設けた押圧部が、基体に設けた長穴に挿入し保持させ、作動片と引張りバネ間の上部をスライド可能とした押圧片を介して押圧し可動接片を反転させることで、操作力を容易に選択できるようにした。
(1)本発明のスイッチ機構はプランジャに押圧部をあらかじめ形成しておき、作動片と引張りバネ間上方をスライド可能とした切替片を基体に保持させ、該切替片の上部に配設した押圧片を介して前記押圧部が接触機構部を押圧することによりユーザが操作力を容易に選択することができる。操作力の違いについて、例えば、作動片を押圧する時は、該作動片が引張りバネと連結して、該引張りバネを反転させ、さらに可動接片を反転させるための操作力が大きくなるが、引張りバネを押圧する時は、操作力がそのまま可動接片に伝わることにより、小さい操作力かつ小さいストロークで前記可動接片を反転させることができる。
(2)任意の操作力を選択可能なので、ユーザの使用する用途を拡大することができる。
(3)一つのスイッチで任意の操作力を選択可能なので、操作力の異なるスイッチをそれぞれ製造する必要がなく、在庫管理がしやすくコストの削減にも繋げることができる。
(4)切替片に一体成形により設けた段部下部の凸部と基体の長孔内側面に設けた凹部が、前記切替片をスライドさせて嵌着する構造としたので、明瞭な切替感を得ることができる。
本発明のスイッチ機構はスイッチ基体に配設された共通端子の立上り片に可動接片を枢動自在に支承し、前記立上り片を挟んで前記可動接片と対向位置に設けた作動片と前記可動接片との間に引張りバネを連結することにより接触機構部を形成し、該接触機構部上方をスライドできる押圧片を介して、押圧部を有するプランジャが押圧することにより操作力を容易に選択することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチの分解斜視図、図2は本発明のスイッチ機構におけるプランジャの裏面図、図3は本発明のスイッチ機構における端子側を下にした上面図、図4は本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチの作動片上方に押圧片をスライドさせ図3におけるA−A’で切断した時の押圧前の断面図、図5は本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチの作動片上方に押圧片をスライドさせ図3におけるB−B’で切断した時の押圧前の断面図である。
図1、図2、図3、図4、図5に示すように、基体8に共通端子13および接触端子12を上方より挿入し嵌着し、前記共通端子13の立上り片13aに可動接片9を枢動自在に支承し、前記立上り片13aを挟んで前記可動接片9と対向位置に設けた作動片11の湾曲部11aと前記可動接片9の孔9aとの間に引張りバネ10を連結することにより接触機構部を設ける。前記基体8に設けた長孔8aには角形の支持軸5a、凸部5b、段部5dが一体成形されている切替片5が上方より挿入され、前記段部5dにより前記基体8に保持され、また前記支持軸5aには上方より弾性部材6が挿入され、さらにその上方より貫通角孔7aを有した押圧片7が該貫通角孔7aを通して前記支持軸5aに挿入され、前記押圧片7が上方より押圧されると前記弾性部材6の働きにより弾性を持つ。そして、前記切替片5をスライドさせると、前記段部5d下部に設けられた凸部5bと前記長孔8a内側面に設けられた凹部8bが嵌着することにより、前記押圧片7を前記作動片11上方から前記引張りバネ10上方間へと移動させることが可能となる。前記基体8の凸起8cにはコイルバネ4を介してプランジャ3の凸起3aを配設し、上下動自在となるよう弾性を持たせ、前記基体8のガイド溝8dに前記プランジャ3のガイド棒3bを挿入する。さらに前記プランジャ3のガイド片3cにハウジング2内側面に設けられた溝(図示なし)が案内されるように前記ハウジング2が上方から被せられる。さらに該ハウジング2の上方に突出した前記プランジャ3の上部側面の凸片3dとボタン1内部側面の凹部(図示なし)が嵌着される。また、前記ハウジング2下面と前記基体8下面との間にできた隙間には前記基体8が抜け落ちないように接着剤により接着がなされている。
上記のように本発明のスイッチ機構を用いた押ボタンスイッチを構成し、図4のように前記切替片5をスライドさせ、前記押圧片7を作動片11の上方へ配設した状態から前記ボタン1を押圧すると図6に示すように前記プランジャ3の押圧部3eが前記押圧片7を介して前記作動片11の湾曲部11aを押圧し該作動片11が押し下げられ、その結果、可動接片9の接点9bが引張りバネ10の反転作用により接触端子12に配設された固定接点12aと接触し電路の開閉が行われる。
次に、図7に示すように前記切替片5をスライドさせ前記押圧片7を前記引張りバネ10の上方へ配設した状態から前記ボタン1を押圧すると図8に示すように前記プランジャ3の押圧部3eが前記押圧片7を介して前記引張りバネ10を押圧し、前記可動接片9のみが反転し該可動接片9の前記接点9bが前記接触端子12の固定接点12aと接触し電路の開閉を行う。よって図4、図6に示した前記作動片11の湾曲部11aを押圧してその付勢により前記引張りバネ10を反転させて前記可動接片9の接点9bを前記接触端子12の固定接点12aと接触させていた方法よりも、前記引張りバネ10の反転がなく、前記可動接片9のみが反転し前記固定接点12aと接触するので操作力を軽くすることができる。また、前記押圧片7は前記立上り片13aに接触する構造となっており、前記ボタンの過押圧を防いでいる。
本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチのストロークと操作力の関係を表したグラフが図9である。図9に示すように、切替片5をスライドさせ前記押圧片7を作動片11の上方へ配設した状態からボタン1を押圧すると、プランジャ3の押圧部3eが押圧片7を介し作動片11の湾曲部11aを押圧し、ストロークが大きくなるにつれ引張りバネ10が引っ張られることにより操作力も大きくなり、引張りバネ10が反転し可動接片9が固定接点12aと接触すると操作力も小さくなる。
次に、切替片5をスライドさせ前記押圧片7を前記引張りバネ10の上方へ配設した状態からボタン1を押圧するとプランジャ3の押圧部3eが押圧片7を介し直接前記引張りバネ10を押圧し、前記可動接片9の前記接点9bが前記接触端子12の固定接点12aと接触するまで反転する。よってストロークと操作力は小さいまま電路の開閉が行われる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。これらを本発明の方法の範囲から排除するものではない。
本発明のスイッチ機構は基体に配設された共通端子の立上り片に可動接片を枢動自在に支承し、前記立上り片を挟んで前記可動接片と対向位置に設けた作動片と前記可動接片との間に引張りバネを連結することにより接触機構部を形成し、前記作動片から前記引張りバネの間を押圧できるように該接触機構部上をスライドできる押圧片を介して、押圧部を有するプランジャが押圧することにより操作力を容易に選択することができる。
本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチの分解斜視図である。 本発明のスイッチ機構におけるプランジャの裏面図である。 本発明のスイッチ機構における押ボタンスイッチの端子側を下にした上面図である。 本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチの作動片上方に押圧片をスライドさせ図3におけるA−A’で切断した時の押圧前の断面図である。 本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチの作動片上方に押圧片をスライドさせ図3におけるB−B’で切断した時の押圧前の断面図である。 本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチの作動片上方に押圧片をスライドさせた時の押圧後の断面図である。 本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチの引張りバネ上方に押圧片をスライドさせた時の押圧前の断面図である。 本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチの引張りバネ上方に押圧片をスライドさせた時の押圧後の断面図である。 本発明のスイッチ機構を使用した押ボタンスイッチのストロークと操作力の関係を表したグラフである。
符号の説明
1 ボタン
2 ハウジング
3 プランジャ
3a、8c 凸起
3b ガイド棒
3c ガイド片
3d 凸片
3e 押圧部
4 コイルバネ
5 切替片
5a 支持軸
5b 凸部
5c 丸孔
5d 段部
6 弾性部材
7 押圧片
7a 貫通角孔
8 基体
8a 長孔
8b 凹部
8d ガイド溝
9 可動接片
9a 孔
9b 接点
9c 折曲片
10 引張りバネ
11 作動片
11a 湾曲部
12 接触端子
12a 固定接点
13 共通端子
13a 立上り片

Claims (1)

  1. 基体に配設された共通端子の立上り片に可動接片を枢動自在に支承し、前記立上り片を挟んで前記可動接片と対向位置に設けた作動片と前記可動接片との間に引張りバネを連結することにより接触機構部を形成し、プランジャに設けた押圧部により押圧させて、前記可動接片を反転させ、もって該可動接片と接触する固定接点を切替えるスイッチ機構において、前記基体の略中央に長孔をあけ、下部に段部を、上面に支持軸を、一体成形によりそれぞれ形成した切替片の前記支持軸に上方よりコイルバネを挿入し、前記長孔の上方から前記切替片を挿入して前記段部で前記基体に保持させ、その上方から貫通孔を有した押圧片に前記支持軸を挿入することで該押圧片に弾性を持たせ、前記切替片を前記長孔に沿うようにスライドさせることで前記押圧片もスライドさせ、前記押圧片を押圧するために形成しておいた前記プランジャの押圧部が、前記作動片から前記引張りバネの間を移動する前記押圧片を介し押圧することで操作力を選択することができるスイッチ機構。
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