JP4244157B2 - 船外機のカバー構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、船外機においてエンジンカバー内に導入されるケーブル類の導入構造を含むカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
船外機は、アルミ合金製部品によってその骨格を形成し、エンジンを船尾に対して取り付け、支持するため必要な剛性を確保するとともに、その部品によって外観をも構成している。一部の船外機では、外観をなす部分に樹脂製部品を用いて軽量化とコストの低減をを図ったものの実用に供されている。
例えばエンジンを収容するエンジンルームを構成する部材では、エンジンルーム上半部の着脱自在としたエンジンカバーのみならず、エンジンルーム下半部のカバーも樹脂化が図られている。
【0003】
また一部の船外機では、エンジンを収容するためのエンジンルームの外面と、それより下方の船外機外面との形状を整えるためのカバーを備える。この場合、カバーの製造及び組付け、或いはその後の各種保守作業のための着脱を容易にするため、エンジンルーム上半部の着脱可能なカバーと、エンジンルーム下半部の左右一対のカバーととから構成し、左右一対のカバーの下半部を下方に延ばし、エンジンルームのより下方の任意の外面を構成している。
【0004】
ところで、上記したカバー体(上半部と下半部)で構成されるエンジンルーム内に、スロットル弁開閉等のエンジン制御ケーブル、前後推進切替等の駆動系の制御ケーブル、電源供給用ケーブル、各種の電気信号伝達用ケーブル、燃料供給配管等のケーブル類を導入するため、カバー体を貫通してこれらのケーブル類がエンジンルーム内に導入されている。
カバー体に貫通部としたケーブル類の導入部を設けるとともに、導入部及びケーブル類の周囲には、水のエンジンルーム内への侵入を防止するためシール部材が介設されている。
【0005】
ケーブル類のカバー体内への導入及びシール構造として下記の特許文献がある。
【特許文献1】
特開2001−39390号公報(図2、図3)
【0006】
特許文献1は船外機の分割式カバー構造に係り、ライトカバー11R(公報中の符合を用いる。以下同じ)に半円形で横向き凹状の切欠形状31を形成し、レフトカバー11Lには切欠形状31に内側方から係合する突起形状32を形成し、切欠形状31と突起形状32の対向部間で形成される分割環状部でケーブル類37〜40をシール保持したケーブル保持部材34を2分割した部分31,32の対向端部間で挟み込んでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上の従来技術は、ケーブル類導入部、ケーブル保持部材34(シール部材)を保持する部分が左右2分割され構造で、2分割した左右のカバー体11R、11Lを突き合わせて切欠形状31と突起形状32の対向部間に形成する環状部で導入部を形成し、ケーブル保持部材34を保持する。
即ち、組み合わされる2つの部品の両方に、シール部材とのシール面があることから、両方のシール面が滑らかに連続することが要求され、それ故、左右カバー体11R、11Lの切欠形状31と突起形状32とを精度良く合わせる必要があった。
また、弾性を有するシール部材の弾発を抑えながら、切欠形状31と突起形状32との合わせを組み合わせる必要があり、何れも製造時の配慮が必要であった。
【0008】
本発明は、以上の課題を解決すべくなされたもので、本発明の目的とする処は、ケーブル類の導入を含むケーブル類のシール部材(グロメット)のカバー体への導入、保持が容易、且つ精度を維持して行なうことができ、またカバー体へのケーブル類保持部材の組付けが高精度、且つ容易に行え、更にケーブル類導入部のシール性が高精度に確保、維持し得る船外機のカバー構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、エンジンと、該エンジンで駆動されるプロペラと、該エンジンを収容するエンジンルームの少なくとも一部を構成するカバーと、前記エンジン及びプロペラをチルト運動可能に、操舵可能に船体に取り付けた船外機において、前記エンジンルームの一部を構成するカバーに、エンジンルーム内に導入するケーブルや配管等のケーブル類を通す円孔状で筒状の導入口を前後方向に開口して備える別体に形成したケーブル類導入カバーを取り付け、前記ケーブル類導入カバーの導入口にケーブル類を通してシールして保持する円柱状のシール部材を挿入し、前記導入口の円孔状筒状部で、前記シール部材の全周を覆い、該導入口の内周で、該シール部材の外周に設けた環状の可撓性リップ部を保持するようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項1では、カバーにケーブル類導入カバーを取り付け、ケーブル類導入カバーに前後方向を向いて開口する円孔状の導入口を設け、ケーブル類を保持する円柱状のシール部材を前後方向から挿入してその外周に設けたリップ部を円孔状導入口内周で保持したので、導入口の全周がケーブル類導入カバーに形成されることとなり、シール部材とのシールは、ケーブル類導入カバーとシール部材との間でなされることとなる。
従って、シール面を滑らかに連続し、良好なシール性を容易に得ることが可能となり、製造性も良い。これにより、シール部材の中心合わせが容易に行えるとともに、シール部材を概ね均一に押圧することができ、製造性が良い。
【0011】
請求項2は、請求項1において、前記カバーは左右に分割したカバーであり、前記ケーブル類導入カバーは、前記分割カバーに組付ける基片部と、該基片部に設けられ、船外機の前方に開口した一部筒状の導入口を有し、前記シール部材は、該筒状導入口の内側と係合シールする環状の可撓係合部を外周に有することを特徴とする。
【0012】
請求項2では、請求項1の効果に加えるに、ケーブル類導入カバーに形成した前方に開口する筒状の導入口から、ケーブル類をシールして保持するシール部材を環状の可撓係合部を介して挿入することで、ケーブル類をケーブル類導入カバーの導入口に嵌合、装着することができ、シール部材全体を強く押圧しなくても、リップによるシール性が得られ、製造性が良い。
【0013】
請求項3は、請求項2において、前記ケーブル類導入カバーの筒状の導入口の内周は、前方に向かって径が小さくなる傾斜面を有し、前記シール部材外周の環状の可撓係合部はリップ部であり、リップ部の先端部が筒状の導入口内周の傾斜面に倣って撓んで密着し、シール部材外周と筒状の導入口内周面とをシールするようにしたことを特徴とする。
【0014】
請求項3では、請求項2の効果に加えるに、シール部材外周の環状の可撓リップ部の先端部が、導入口内周の傾斜面に倣って撓んで密着し、シール部材外周と筒状の導入口内周面とをシールするので、高いシール性を確保することができ、またシール部材を筒状の導入口に挿入するだけで、傾斜面とリップの作用でシールすることができるので、製造性が良い。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は、要部を破断して示した船外機の説明的な全体側面図で、図においてFrは推進方向前方を、Rrは推進方向後方を示す。図1は、船外機の一部を破断して示す側面図である。
船外機1は、エンジンを支持するケース体と、エンジンを覆い、エンジンルームを構成するカバーとからなる。これらについては後述する。
【0016】
エンジン2はクランク軸2aが縦向きのバーチカルエンジンで、船外機の前後方向中間位置に配置されたシリンダブロック2D内に、複数のシリンダ2b…、実施例では4個のシリンダ2b,2b,2b,2b(…は複数を表す。以下同じ)を平行に上下に並べて配置した複数気筒エンジンである。
エンジン2の各シリンダ2b…内には、夫々にピストン2c…(4個のピストン2c,2c,2c,2c)を嵌装しており、シリンダ中心線は船外機の前後方向を向く。
シリンダブロック2dの後方にはシリンダヘッド2eを、更にその後方にはシリンダヘッドカバー2fが設けられており、また、シリンダブロック2dの前方にはクランクケース2gが配設されている。これらでエンジン組立体を構成する。
【0017】
エンジン2の各気筒のシリンダ2b…、ピストン2c…及びシリンダヘッド2eで燃焼室2h…を構成する。
各燃焼室2hは、シリンダヘッド2eに設けた排気ポート2i…に連通し、排気ポート2iに臨むようにシリンダヘッド2eの外側方には排気マニホールド3が縦向きに配設されている。
エンジン2の下部にはオイルポンプボディを備える。
【0018】
以上のエンジン組立体をマウントケース4でオイルケース5に支持している。オイルケース5は、オイルパン部と後述の排気室17とを形成するものであり、オイルパン部5c内にオイル吸入管5a、オイルストレーナ5bが収容されている。
【0019】
エンジン2の縦向きの前記したクランク軸2aは、船外機全体としては図1の右側である前寄り部分に位置する。
クランク軸2aの下端部には、不図示のフライホイールを介して出力軸2jに連結し、出力軸2jはマウントケース4を縦通し、縦向きに配置した駆動軸6の上端部に連結されている。
【0020】
出力軸2jと同軸上の駆動軸6は、マウントケース4の前寄りを貫通し、下方のオイルパン5と周壁との間を通って下方に垂下し、延出され、伝動、変速機構7を介して後方を向くように配設された出力軸8aを駆動する。
出力軸8aの後端部にはプロペラ8を連結し、エンジン2で駆動軸7を駆動し、伝動、変速機構7を経由してプロペラ8を駆動することで推力を得る。
【0021】
以上のエンジン2の上方及び周囲を樹脂製のエンジンカバー9で囲繞するように覆い、エンジンカバー9はエンジン2の上下方向中間部〜上部を覆い、エンジン2の下半部〜ポンプボディを含むマウントケース4の周囲を及び上下を、エンジンカバー9の下方に配設した樹脂製のアンダーカバー10で覆う。
前述のオイルケース5の下部にはエクステンションケース11を連設して垂下し、エクステンションケース11の下部にはギヤボックス12を一体に設ける。エクステンションケース11及び変速機構7を内装したギヤボックス12は、アルミ合金等の金属で形成する。これらの内部の前寄り部分を前述の駆動軸6が縦通する。
アンダーカバー10は、オイルケース5とエクステンションケース11との合わせ面を覆う。
【0022】
前記したマウントケース4、及びその周辺部はアルミ合金等の金属で形成されており、マウントケース4に前部及びエクステンションケース11の前部の中間部との間にスイベル軸13aを縦設し、これにスイベルケース13を介してスターンブラケット14をチルト軸14aに上下回動可能に連結する。
即ち、船尾に固定したスターンブラケット14に対し、チルト軸14a廻りにスイベルケース13がチルト運動し、従って、船外機1は船体の船尾に操舵可能に、チルト動(上下動)可能に取付支持される。
【0023】
ところで、排気マニホールド3は、これの下部の下向きの排気部3aをマウントケース4のオイルパン5の後方に隣接して設けた連通口15を介して排気を下方に導く。さらにオイルケース5に一体に形成された排気管16に連通し、これらで排気通路を形成する。
オイルケース5内の排気管16の下方及び周囲の空間で排気膨張空間17を形成し、マウントケース4で上下に区画されたエンジンルーム18内の後部には、マウントケース4で区画された上下の室(空間)17,18を連通する通路19を設ける。
【0024】
通路19はマウントケース4の後部4aに縦通設置し、通路19には側面視略逆L形の外気排気管20の基部を装着し、該排気管20の後端部20aは,アンダーカバー10の後面に設けた開口10qから後外方に導出されている。
これによりエンジンの排気圧が低い時に、排気を外気排気管20から外気に排出し、排気圧が高い場合には、排気膨張空間17からエクステンションケース11内を通して水中に排気を放出する。
【0025】
ところで、図1において21は吸気通路装置21で、22は左右に対をなすように設けられた吸気通路の上位の中間部の連結部22で、図1では片側の吸気通路24のみが表されているが、もう一方の図では表われないが、片側の吸気通路は紙面表裏方向の手前側に配設されている。
またエンジンカバー9の後部の最上部から頂片部の中程の位置にかけて設けた30は外気取入開口で、頂片部9aの後部上端部に左右方向に細長い第1外気取入開口30a、前後方向中間部の上向きに開口した第2外気取入開口30b、この前方のギャラリ状の第3外気取入開口30cとからなる。
【0026】
図2は、エンジンカバーを取り外し、エンジンを横断平面とした平面図である。
エンジン2は、図では横断平面として示したのでクランク軸2aが縦置きで、シリンダ軸線が横向き(水平向き)のバーチカルエンジンであることが理解できる。
図ではアンダーカバー10の上面を示し、エンジンカバー9を取り外した状態を示している。アンダーカバー10は前記したように樹脂製であり、左右に分割したカバー構造で、左右のカバー半体10R,10Lを左右で接合一体化した構造である。
図では、接合されたカバー半体10R、10Lの後端合わせ面にシールリッド40を貼設し、また接合される前部のカバー半体10R、10Lの前部には、ケーブルホルダ41が介装されており、またカバー左半体10Lの前部には、ケーブル類導入カバー50が組着、一体化されている。
【0027】
図3は、アンダーカバー、マウントケース、ケーブル類導入カバー及びケーブル類ホルダーの分解斜視図である。
アンダーカバー10の左右の半体10R,10Lは、夫々上半部10a,10aが前後方向に長く、且つ外側方向に膨出しており、下半部10b、10bは前後の長さが短く狭窄形状をなす。
各上半部の10a,10aの内面には、上下に離間して補強横リブ10c、10dが振動溶接、超音波溶接や接着、或いはリベット止め等で一体的に設けられており、補強リブ10c、10d間には、前後に離間して補強縦リブ10e…を同様に設ける。
【0028】
左右のカバー半体10R、10Lの合わせ面には結合部10f…を設け、この部分相互を突き合わせてボルト結合する。また左右のカバー半体10R、10Lの上端部には、前記したエンジンカバー9の下端部内周と係合するリブ状の起立片10g、10gを設ける。
4は前記したマウントケースで、外周にゴム等の弾性を有するシール部材4aを装着しており、左右のカバー半体10R、10Lを一体化した状態で下部補強横リブ10d、10d間にマウントケース4の外周をシール部材4aを介して係合する。
図において4bはスイベル軸13a上端部に支持孔、4cは出力軸2j上部の挿通孔、15は排気マニホールド3の排気部3aと排気管16とを接続する連通口15である。
【0029】
50はケーブル類導入カバーであり、これについては図4及び図5を参照しつつ後述する。
41はケーブル類ホルダーで、アルミ合金等で形成されている。左右のカバー半体10R、10Lの前部上部間に掛け渡され、この間を連結するように構成されている。
ケーブル類ホルダー41はブロック状本体42を有し、該ブロック状本体42の上端部には起立片42aを、また上端部の左右には結合部42b、42cを、下部の左右には結合部42d、42eを一体に備えている。結合部42d,42eによって、エンジン組立体2、またはマウントケース4にケーブル類ホルダ41を固定する。
本体42の右側の前寄り部分には、右側方にアーム43を一体に延出し、アーム43には半円状の支持凹部43aを備え、右外側端部には上向きの取付部43bが形成されている。
【0030】
図4は、ケーブル類導入カバーの側面図、図5は同平面図である。
図3において、右舷側のカバー半体10Rの前部には、前方、且つ横方向に開放した正面視略々L形、側面視略L形の切欠10hを設け、切欠10hの側面上端部(後端部)には結合部10iを設け、前方且つ内側横方向に延びる棚片部10jには、上部の左右に結合部10k、10mを、内側下部には結合部10nを設ける。
【0031】
一方、左舷のカバー半体10Lの前端部には結合部10pを設ける。
ケーブル類導入カバー50は、上端部に前記カバー半体10Rの起立片及びケーブル類ホルダー41の起立片と合致する起立片51aを有する。
ケーブル類導入カバー50は、側面部51f、前面部51gを有する基片部51を有する。
基片部51は、図5で明らかなように平面視で彎曲した略々L形をなし、後部の上部及び前端部の内側に結合部51b、51cを有する。また、下半部の前部寄り部分には、前方に開口した通孔を有する結合部51d、51eを有する。
ところで、ケーブル類導入カバー50には、図4、図5で明示されているように、基片部51の外側の前後方向中間部〜前部にかけて前方に開口した円孔状の開口部53を有する筒状部52を一体の外側方に膨出するように設ける。
【0032】
図6は、ケーブル類導入カバーを左側のカバー半体に組付けた状態の要部を示し、一部を破断した平面図であり、図7は図6の要部の拡大図、図8はケーブル類導入カバー及びケーブル類ホルダーを組み付けて左右のカバー半体を接合、一体化した状態の正面図である。
ケーブル類導入カバー50は、前記した右舷側のカバー半体10Rの切欠部10hに突き合わせ、結合部10i,10k,10mと結合部51c,51d,51eをボルト60…で結合する。
これによりケーブル類導入カバー50は、右舷側のカバー半体10Rの前部の右側の一部をなすように一体化される。
【0033】
また左右のカバー半体10L,10Rの上部間にはケーブル類ホルダー41が介設され、ケーブル類ホルダー41は、上部左右の結合部42b,42cをケーブル類導入カバー50の前部上部の結合部51b及び左舷側カバー半体10Lの結合部10pにボルト60…で結合する。
またケーブル類ホルダー41の下部左右の結合部42d,42eは、右舷側カバー半体10Rの棚片部10jの下方に垂下設置した結合部10n等にボルト60…で結合する。
【0034】
エンジンルーム18内に導入するスロットル弁開閉等のエンジン制御ケーブル、前後推進切替等の駆動系の制御ケーブル、電源供給用ケーブル、各種の電気信号伝達用ケーブル、燃料供給配管等のケーブル56…は、前後方向に長さを有するゴム製のシール部材55に前後に貫通するように設けた通し孔55b…を介して、該シール部材55にそれ自身はシールして保持される。
シール部材55は、一部に前後に通し孔55b…を備える軸方向に長さを有する円柱状であり、外周に環状のシール突起(環状係合部)55a…を備える。
図6においてcは開口53の中心線である。
【0035】
図7は、図6の要部の拡大図である。
ケーブル類導入カバー50の筒状部52の前端部に形成した開口53は、前後方向に短い筒状をなす。この円孔状の筒状開口53の内周面53aは、船外機の前方部分の内径が小さく、後方の内径が大きくなるように傾斜面(テーパー面)で形成されている。
一方、シール部材55の外周部には、可撓シール部である環状のリップ55aを備え、後部より部分には環状の鍔部55cを備える。この環状の鍔部55cの前端面が筒状開口53の後端部53bに当接している。
リップ55aの先端部55bは、図に示したように筒状開口53の傾斜面53aに撓曲して密着し、高いシール性を得ることができる。
図6、図7及び図8のケーブル類導入カバー及びケーブル類ホルダーを組付けて左右のカバー半体を接合、一体化した状態の正面図で明らかなように、シール部材55の外周は、導入口を構成するケーブル類導入カバー50の筒状部52の前端部に形成した円孔状の開口53でその全周を覆われていることが理解できる。
【0036】
組立は、先ずケーブルや配管をケーブル類導入カバー50の開口53に通し、シール部材55の貫通孔56を通す。
あらかじめエンジン2に固定したケーブル類ホルダー41には、アーム43が設けられており、このアーム43の半円状の支持凹部43aに、前記シール部材55を支承させ、押さえ板44でケーブルをケーブル類ホルダー41に固定する。
次いで、ケーブル類導入カバー50を前方から設置し所定の締着を行ない、前述のケーブル類導入カバー50の傾斜面(テーパー面)から成る内周面とリップ55aとによる第1シールと、筒状開口53の後端面53bと鍔部53cとの突き当てによる第2シールとが容易に得られる。
従って、高いシール性を容易に得ることができる。
【0037】
ところで、前記したケーブル類ホルダー41に設けたアーム43の半円状の支持凹部43aに、前記したシール部材55の後半部の下半部を支承させ、上から押さえ板44(図3も参照)をアーム43先端部の結合部43bに結合し、シール部材55の保持を確実化した。
【0038】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、エンジンと、該エンジンで駆動されるプロペラと、該エンジンを収容するエンジンルームの少なくとも一部を構成するカバーと、エンジン及びプロペラをチルト運動可能に、操舵可能に船体に取り付けた船外機において、エンジンルームの一部を構成するカバーに、エンジンルーム内に導入するケーブルや配管等のケーブル類を通す円孔状で筒状の導入口を前後方向に開口して備える別体に形成したケーブル類導入カバーを取り付け、ケーブル類導入カバーの導入口にケーブル類を通してシールして保持する円柱状のシール部材を挿入し、導入口の円孔状筒状部で、シール部材の全周を覆い、該導入口の内周で、該シール部材の外周に設けた環状の可撓性リップ部を保持するようにした。
【0039】
請求項1では、カバーに別体で形成したケーブル類導入カバーを取り付け、ケーブル類導入カバーに前後方向を向いて開口する円孔状の導入口を設け、ケーブル類を保持する円柱状のシール部材を、導入口の前後方向から挿入してその外周に設けたリップ部で導入口の内周に、保持するようにしたので、導入口がケーブル類導入カバーで全周を覆うように形成され、シール部材とのシールは、ケーブル類導入カバーとシール部材との間でなされることとなる。
従って、シール面を滑らかに連続し、良好なシール性を容易に得ることが可能となり、製造性も良い。これにより、シール部材の中心合わせが容易に行えるとともに、シール部材を概ね均一に押圧することができ、製造性が良い。
【0040】
請求項2は、請求項1において、前記カバーは左右に分割したカバーであり、前記ケーブル類導入カバーは、前記分割カバーに組付ける基片部と、該基片部に設けられ、船外機の前方に開口した一部筒状の導入口を有し、前記シール部材は、該筒状導入口の内側と係合シールする環状の可撓係合部を外周に有するようにした。
【0041】
請求項2では、ケーブル類導入カバーに形成した前方に開口する筒状の導入口から、ケーブル類をシールして保持するシール部材を環状の可撓係合部を介して挿入することで、ケーブル類をケーブル類導入カバーの導入口に嵌合、装着することができ、シール部材全体を強く押圧しなくても、リップによるシール性が得られ、製造性が良い。
【0042】
請求項3は、請求項2において、前記ケーブル類導入カバーの筒状の導入口の内周は、前方に向かって径が小さくなる傾斜面を有し、前記シール部材外周の環状の可撓係合部はリップ部であり、リップ部の先端部が筒状の導入口内周の傾斜面に倣って撓んで密着し、シール部材外周と筒状の導入口内周面とをシールするようにした。
【0043】
請求項3では、シール部材外周の環状の可撓リップ部の先端部が、導入口内周の傾斜面に倣って撓んで密着し、シール部材外周と筒状の導入口内周面とをシールするので、高いシール性を確保することができ、またシール部材を筒状の導入口に挿入するだけで、傾斜面とリップの作用でシールすることができるので、製造性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を破断して示した船外機の説明的な全体側面図
【図2】エンジンカバーを取り外し、エンジンを横断平面とした平面図
【図3】アンダーカバー、マウントケース、ケーブル類導入カバー及びケーブル類ホルダーの分解斜視図
【図4】ケーブル類導入カバーの側面図
【図5】ケーブル類導入カバーの平面図
【図6】ケーブル類導入カバーを左側のカバー半体に組付けた状態の要部を示し、一部を破断した平面図
【図7】図6の要部の拡大図
【図8】ケーブル類導入カバー及びケーブル類ホルダーを組付けて左右のカバー半体を接合、一体化した状態の正面図
【符号の説明】
1…船外機、 2…エンジン、 8…プロペラ、 9…エンジンカバー、 10…カバー、10R、10L…分割カバー、 18…エンジンルーム、 50…ケーブル類導入カバー、 52筒状部、 53…導入口、 55…シール部材、55a…可撓係合部、 56…ケーブル。
Claims (3)
- エンジンと、該エンジンで駆動されるプロペラと、該エンジンを収容するエンジンルームの少なくとも一部を構成するカバーと、前記エンジン及びプロペラをチルト運動可能に、操舵可能に船体に取り付けた船外機において、
前記エンジンルームの一部を構成するカバーに、エンジンルーム内に導入するケーブルや配管等のケーブル類を通す円孔状で筒状の導入口を前後方向に開口して備える別体に形成したケーブル類導入カバーを取り付け、
前記ケーブル類導入カバーの導入口にケーブル類を通してシールして保持する円柱状のシール部材を挿入し、
前記導入口の円孔状筒状部で、前記シール部材の全周を覆い、該導入口の内周で、該シール部材の外周に設けた環状の可撓性リップ部を保持するようにした、
ことを特徴とする船外機のカバー構造。 - 前記カバーは左右に分割したカバーであり、前記ケーブル類導入カバーは、前記分割カバーに組付ける基片部と、該基片部に設けられ、船外機の前方に開口した一部筒状の導入口を有することを特徴とする請求項1に記載の船外機のカバー構造。
- 前記ケーブル類導入カバーの筒状の導入口の内周は、前方に向かって径が小さくなる傾斜面を有することを特徴とする請求項2に記載の船外機のカバー構造。
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