JP4833724B2 - 船外機 - Google Patents
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Description
特許文献2の技術は、船外機のカバー内において、エンジンの端面に吸気サイレンサ44と電装品51,62を隣接して配置する必要があり、スペース確保が困難で、スペース効率が悪い。
本発明は、以上に鑑みなされたものである。
吸気口が、吸気サイレンサの下方で、腕状箱状部の下端部に下向きに設けられているので、吸気サイレンサから吸気される吸気のエンジン温度への影響が受けにくく、吸気温度の上昇を抑制できること、電装部品は、吸気サイレンサの下向きに開口した吸気口の下方に配置されているので、吸気口から外気(導入された新気)は、吸気サイレンサ内に吸入されるため、電装部品の回りや上方の雰囲気は減圧された雰囲気となり、吸気口の下方の電装部品の周囲の空気は周囲に滞留することなく上方への上昇流となり、電装部品の発熱による熱気は、電装部品の周囲に滞留することが無く、電装部品の冷却にも資し、吸気サイレンサ下方の電装部品周りの空気は循環することとなって、電装品まわりへの熱気の滞留が解消されるとともに、エンジンルーム内の冷却にも寄与する。
また、電装部品とともに他の部品を、エンジン側にブラケットを介して共通して支持することで、支持箇所を2箇所とすることなく、1箇所の支持部材や支持構造で支持することができ、支持構造の簡素化、部品点数の削減、取付工数の減少等が図れ、また、熱的環境の改善、防振を図ることができる。
図1は、船外機の全体を示す側面図であり、内部機構の主なものを破線で示した図である。図2は、船外機の上部の説明的縦断側面図である。
1は船外機であり、図の右側の矢印Frで示した方向を推進方向の前方とし、左側の矢印Rrで示した方向を後方とし、上部に配置したエンジン2をエンジンカバー30で覆っている。
エンジン2は、後方にシリンダヘッドカバー3bを備え、燃焼室3aを内頂部に有するシリンダヘッド3、シリンダ4a、ピストン4bを備える中間部のシリンダブロック4、クランクシャフト5aを内装した前方のクランクケース5を備える。
又エンジンの吸気サイレンサ6を設けた側には、エンジンの点火制御、或いは燃料噴射装置の制御を行う電子制御装置等の電装品基板を有する電装箱7が設けられている(図1、図3参照)。
エンジン2の周りは、エンジンカバー30で覆われており、エンジンカバー30は上下2分割カバーで構成され、上カバー31、下カバー35とからなり、前後のロック機構15,15で上下のカバー31,35は開閉自在に一体化されている。上下のカバーでエンジンルームを構成する。
スターンブラケット15にはチルトシリンダ16の基端部を枢着16aし、ピストンロッドの先端部をスイベルケース14側に枢着16bする。
また、スターンブラケット15側にはトリムシリンダ17の基部を枢着し、トリムシリンダ17の押圧ロッド17bの先端部をスイベルケース14側に設けた当て部14bに当接する。
以上のチルトシリンダ16、トリムシリンダ17により滑走開始から通常航行までのトリム作動及び浅瀬航行や船外機不使用時に持ち上げる等の格納のためのチルト作動を行う。
エンジン2の本体ブロック2aの上方で、クランクケース5の上方にクランクシャフト5aの出力上端部5bを延出し、これに発電機40(交流発電機。ACG)の回転体41を固着し、発電機40は、クランクシャフトに固着され、内周に磁石を固着した前記の回転体41と、鉄心にコイルを巻き付けた発電用コイル42とからなる。
以上のカムシャフト駆動機構は、本体ブロック2aの上面に被せたチェーンカバー46で覆われ、該カバー上の前部に発電機40は突出しており、発電機40の周囲及び上面を発電機カバー50で覆う。
発電機カバー50はキャップ状で、平面視は図4に示したように円形で、円盤状の天蓋部50aと周壁50bとからなり、天蓋部50aの左右には前後方向に延びる左右のガイド壁51,52を備え、ガイド壁51,52間の天蓋部50aの前後の部分は、前後方向に延出している。
後部延出片53は後端部53aが右舷側に斜辺であり、前部延出片54は吸気サイレンサ6の前部上方まで延びている。
図3に示したように、クランクケース5の図の右側に表れた左舷側で前方部にはインレットマニホールド18の上流部18aが臨んであり、この間に燃料供給装置を構成するスロットル弁装置19が配設されており、スロットル弁装置19の吸入部は吸気サイレンサ6の出口部と接続されており、この部分はクランクケース5の前面部に臨む。
上記した吸気サイレンサ6の後方に前記した電装箱7が配設されている。
この位置に吸気サイレンサ6の吸気口6bが位置するので、該吸気口6bから内部に吸入され、スロットル弁装置19に導入され、燃料と混合されてインレットマニホールド18に供給され、エンジンに吸入されることとなる。
電装部品20はリレースイッチであり、トリム・チルトピストンシリンダ装置の正逆駆動用ポンプと電動モータのモータスイッチのリレースイッチであり、電気接点を含む電装部品であり、発熱を嫌い、可及的に温度上昇しないよう環境に保持する必要があり、また、電気接点を含むリレースイッチのような電装部品なので、可及的に防振を講じる必要がある。
また、電装部品20とともに他の部品、具体的は燃料の水分離器21を共通して支持することで、支持箇所を2箇所とすることなく、1箇所の支持部材や支持構造で支持することができ、支持構造の簡素化、部品点数の削減、取付工数の減少等が図れ、また、熱的環境の改善、防振を図ることができる。
図5は、電装部品及び燃料の水分離器のエンジン側への取り付け状態を示す要部を破断した側面図、図6は、図5の矢視6方向の図で正面図、図7は、燃料の水分離器の縦断側面図である。
ところで、前記したように、これら電装部品20及び燃料の水分離器21は、前記した通り吸気サイレンサの吸気口6bの下方で、エンジン2の前方部、即ちクランクケース5の前方に取り付け、支持される。
ブラケット本体23は側面視コ形であり、上下片23a,23bの左右両端部には、下方に折曲垂下した取付座部23c…を一体に形成し、取付座部23c…は4箇所である。
逆L形に背曲、垂下して形成した取付座23c…をエンジン2のクランクケース5の外壁5c(実際には、クランクケース5はエンジンカバー内において船外機の前部に配置するので、前面壁)に取り付ける。
電装部品20の下部の取付フランジ部20aの左右に延びた取付部20b,20bが、下片23bにボルト28,28でボルト止めされ、電装部品20はブラケット本体23に取り付け、支持されている。
これにより、胴部21aの後面及び左右の部分を、アーム片29の後片29b、左右の辺29a,29aで囲むこととなり、左右の片29a,29aの先端部間にベルト29cを掛け渡し、胴部21aの前半部周を緊縛類似の状態とし、水分離器21をブラケット22に取り付け、支持する。
そして、これらの電装部品20及び燃料の水分離器21は、ラバーグロメット25を介してエンジン側に取り付け支持されていることから、エンジンに対して防振支持されることとなる。
蓋体21bには燃料入口21c、出口21dを並設して備え、胴部21bの底21eの中心部にはリードスイッチホルダ21fが縦通し、内部にリードスイッチ21gを内装しており、リードスイッチホルダ21f周には、リング状のマグネットフロート21hが嵌装されている。
分離された水は内部に貯留され、内部に貯留された水のレベルは、マグネットフロート21hの上昇によるこれのリードスイッチ21gへの近接で検出され、ランプ等の表示手段によりこの旨は表示され、水分離器21内の分離水の排出時期を知らせる。
この場合は、燃料入口21c、出口21dから燃料チューブを外し、蓋体21bを胴部21aから外し、内部の貯留水を排出する。
このため、電装部品20の周囲の空気はこの周囲に滞留することなく上方への上昇流となる。電装部品20の発熱による熱気は、このように電装部品20の周囲に滞留することが無く、結果的に電装部品20の冷却にも資し、また、吸気サイレンサ6下方の電装部品20周りの空気は循環することとなり、エンジンルーム内の冷却にも寄与する。
Claims (3)
- エンジンカバーにより少なくともエンジンルームの一部を構成し、該エンジンルーム内にエンジンを収容し、該エンジンの側方に箱状体からなる吸気サイレンサを設けた船外機において、
前記吸気サイレンサは腕状箱状部を有し、この腕状箱状部の下端部に下向きに開口する吸気口を有し、
前記吸気サイレンサの下方で、前記腕状箱状部の下端部に下向きに設けられた前記吸気口の下方に電装部品を配置するとともに、他の部品を電装部品と共通してブラケットを介してエンジン側に取り付け支持した、
ことを特徴とする船外機。 - 前記エンジンカバーの外気取り入れ口近傍から前記吸気サイレンサの開口に向けて吸気の案内手段を有することを特徴とする請求項1記載の船外機。
- 前記船外機はチルト軸を中心とした揺動のための流体圧装置と、前記流体圧装置を駆動する電気モータとを有し、前記電装部品が前記電気モータの駆動制御のための部品であることを特徴とする請求項1記載の船外機。
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