JP4225708B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高集積化された半導体装置に係り、特にリダンダンシー回路に使用されるヒューズを有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路は高集積高密度化が進み、特にDRAMにおいては、ギガビットレベルの高集積高密度が要求されている。DRAMなど半導体メモリにおいては、リダンダンシー技術が用いられ、リダンダンシー技術による不良セルエレメントから予備セルエレメントへの置き換えは、レーザによるヒューズ切断方式が用いられている。半導体デバイスの高集積化が進むにつれて、これらのヒューズの大規模化が進行している。ヒューズ本数の大規模化はヒューズ占有面積の増大をもたらすことから、ヒューズ占有面積を軽減する技術が必要とされている。
【0003】
従来のヒューズの断面構造を図10に示す。半導体基板50上には層間絶縁膜51が形成されていて、その上部に複数本のヒューズ52が形成されている。図10に示されている様に、ヒューズ52の下層には配線や素子等が形成されていない。ヒューズの下層に配線や素子を形成することが可能であれば、実質的なヒューズの占有面積を低減する事が可能となる。しかしながら、現在のヒューズの構造では下層に配線や素子を形成する事ができない。以下にその理由を示す。
【0004】
リダンダンシー用のヒューズの切断に用いられているレーザの波長は1321nm若しくは1047nmの赤外レーザであるため、ヒューズ周囲の層間絶縁膜を透過する。下地の半導体基板に用いられるシリコンの吸収係数は、ヒューズの吸収係数と比較して非常に小さいために、レーザ光が下地シリコンにまで到達しても、シリコンに損傷を与えること無く上層のヒューズを切断することが可能となる。
【0005】
しかしながら、ヒューズの下層にヒューズと同程度の吸収係数を持つ金属配線やポリシリコン等の材料が形成されると、層間絶縁膜を透過したレーザ光が照射され、これらの下層の材料に損傷を与えること無く上層のヒューズのみを切断することが不可能となる。
【0006】
以上の理由で、従来のヒューズの下層には配線や素子を形成することが不可能であった。
【0007】
このような課題を解決するようなヒューズの下層に配線や素子を形成するヒューズの構造としては、特開2000−243845号公報に示されている様に、ヒューズ上層にベタ膜状でレーザ吸収層を形成する技術がある。
【0008】
また、特開平11−340434号公報に示されている様にヒューズの下層にレーザ吸収層を形成することにより、下層へのレーザ光の進入を遮断し配線や素子を形成する方法が提案されている。
【0009】
さらには、特開2000−114382号公報には、ヒューズ下方にヒューズ切断の際のダメージ吸収を行うためのダミーパターンを配置して、さらにその下方に配線層を設ける技術が記載されている。
【0010】
図11には、従来のメモリセル領域53、制御回路54、ヒューズ領域の配置構成が示される。ここで、各ヒューズ52は一端が制御回路54のヒューズ接続部55に接続配線56によって接続されている。また、各ヒューズ52は、溶断部57と、その端に接続された制御側接続端58、及び共通接続端59からなっている。この共通接続端59には共通信号線60が接続されて、複数本のヒューズの各共通接続端59は同一電位となっている。
【0011】
ヒューズが形成された領域の周囲には、メモリセル領域53及び制御回路54から電源ラインや信号ラインなどの信号線61がヒューズの形成されている領域の外に配置されて、他の回路領域(図示せず)へ接続されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の半導体装置では、以下の課題が生じる。
【0013】
ヒューズの上層にベタ膜状の吸収層を形成した場合には、レーザ照射により上層の膜とヒューズを同時に切断する必要が生じるために、高エネルギーのレーザを照射する必要が生じる。高エネルギーのレーザ照射は、切断するヒューズに隣接した領域への照射損傷を増大させることから、ヒューズピッチを大きくしなければならないといった問題が生じ、ヒューズ占有面積を増大させてしまう。
【0014】
また、ヒューズの下層に吸収層を形成した場合には、上層のヒューズのみを切断し、下層の吸収膜には照射損傷を与えないような選択性が必要となる。しかしながら、下層の吸収膜としてW、Ti、Ta等の高融点金属膜を用いた場合においても、下層の吸収膜に損傷を与えること無く、上層のヒューズのみを切断する為のエネルギーマージンは小さく、歩留まりが向上しないといった問題が生じる。
【0015】
また、ヒューズ溶断のダミーパターンを用いる場合には、ヒューズよりもその幅が大きいダミーパターンを用いるために、ヒューズ同士の間隔を狭める妨げとなっている。さらにダミーパターン自体は信号線や電源線として用いることができず、さらに下層にそのような配線を設ける必要があり、製造工程の複雑化を招いてしまう。
【0016】
また、図1に示されている様に、横1列に配置されたヒューズは、制御回路54に接続されている。半導体デバイスの微細化の進行とともに、これら制御回路54の微細化も進行しており、制御回路の縮小に合わせてヒューズの狭ピッチ化が要求されている。
【0017】
しかしながら、ヒューズの狭ピッチ限界は照射レーザのビーム径により制限されるため、制御回路54の縮小に合わせてヒューズを狭ピッチ化することが困難となってきている。
【0018】
また、ヒューズの下層には配線を形成することができない為に、電源ラインや信号ラインなどの配線はヒューズ形成領域を避けている。このために、配線形成領域が拡大しチップサイズが大きくなり製造コストを上昇させるばかりでなく、配線長も長くなるので、電圧降下や信号の伝達遅延が生じ、消費電力の増加、あるいは動作速度が遅くなるという問題を生む。
【0019】
また、制御回路が高集積化されるに伴い、ヒューズ領域との接続領域が縮小され、制御回路に接続できるヒューズ本数が少なくなってしまう課題がある。ここで、ヒューズはそのレーザの照射径がレーザ照射装置の制約から小さくすることには限界がある。そのため、ヒューズの幅や、ヒューズ間間隔をレーザの照射径の制約内に収めておく必要から、それらの大きさを縮小することには限界がある。このため縮小された制御回路に接続されるヒューズ本数を増やすことは限界がある。
【0020】
本発明の目的は以上のような従来技術の課題を解決することにある。
【0021】
特に、本発明の目的は、ヒューズ下方の下層配線の信頼性を保って、配線領域の小面積化が図られた半導体装置を提供することである。
【0022】
さらに本発明の目的は、高集積化された制御回路に接続されるヒューズ領域を備えた半導体装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上または内部中に形成され、レーザ照射により選択的に切断される複数の互いに平行なヒューズを備えているヒューズ配列と、前記ヒューズの真下の前記ヒューズと重なる領域で、前記層間絶縁膜中に形成されて前記ヒューズから絶縁され、それぞれ前記ヒューズの幅よりも小さく、前記ヒューズと重なる領域の外側には存在せず前記ヒューズと重なる領域の内側に配列された複数の配線層を備えた配線層配列と、を有することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明にかかる第1の実施の形態にかかる半導体装置を、図1乃至図7を用いて説明する。図1は図7の“B−C”線上での断面図に相当する。
【0029】
例えばシリコンからなる半導体基板1上には、例えば酸化珪素膜等からなる厚さが約2.5μmの層間絶縁膜2が形成されている。この層間絶縁膜2中には複数本の下層配線3がそれぞれ一定の距離を隔てて互いに形成されている。層間絶縁膜2内部中にはヒューズ4が複数本、それぞれ一定の距離を隔てて接近しつつ、互いに平行に形成されている。なお、ヒューズ4は層間絶縁膜2上に形成されていて、ヒューズ4の上に窒化シリコン膜などから成るパッシベーション膜が形成されていてもよい。
【0030】
ヒューズ4は、図7に示されるように溶断領域5、制御回路側端部6、共通電位側端部7を有している。ヒューズ4は溶断領域5がレーザを照射されることにより、熱によりジュール破壊して、溶断される。ここで、ヒューズ4の溶断領域5の長さは例えば約5.0μmであり、制御回路側端部6、共通電位側端部7でのヒューズの幅は例えば約2.0μmである。
【0031】
図1に示されている様にレーザ照射により選択的に切断されるヒューズ4の真下には下層配線3が形成されている。ここで、ヒューズ4の真下とは、ヒューズ4の下方領域A(一点鎖線で示された領域)に下層配線が形成されていることをいう。また、この下層配線3の下方にさらに配線が形成されていてもよい。この図1では、3本のヒューズ素子4が隣接して平行に形成された状態が示されているが、ヒューズ素子4はひとつのヒューズ領域中に場合により数千本以上形成されることもある。
【0032】
ヒューズ4は、同層に形成されている配線(図示せず)と同じ材料により形成されており、例えば、Alを主成分とするヒューズ及びCuを主成分とするヒューズの両方の場合で検討を行った。具体的には、TiN/Ti/AlCu/TiN/Tiの積層膜、AlCu/Nbの積層膜、若しくはCu/BMで検討を行った。ここでAlCuとはAlを主成分とするAlとCuの混合体、BMはバリアメタルを示し、例えばTaN、TiN、Ti、Ta等を単層あるいは積層構造で用いる。
【0033】
下層に形成された下層配線3の構造も、同層に形成されている配線と同じ材料で、TiN/Ti/AlCu/TiN/Tiの積層膜、AlCu/Nbの積層膜、若しくはCu/BMの積層膜、若しくはWを主成分とする膜で形成されている。
【0034】
図1に示された隣接配置されたヒューズ4同士のピッチWpは例えば約2.0μmとし、ヒューズ4の幅Wfを例えば約1.0μmとし、ヒューズ4の膜厚Tfを例えば約400nmとした場合のヒューズの切断形状を図2に示す。図2においては、3本のヒューズが示されているが、中央のヒューズ4のみにレーザを照射している。
【0035】
ここで、ヒューズ4の下層に形成された下層配線3の幅Wcは例えば約0.5μmで、その膜厚Tcは例えば約400nmである。また、用いたレーザのパルス幅は約5nsec.〜20nsec.であり、ビーム径は約2.0μmφである。波長は1321nm若しくは1047nmの赤外レーザを例えば使用する。
【0036】
図2(A)には照射したレーザエネルギー密度が2.5J/cm2の場合のレーザ照射後の断面形状、図2(B)には照射したレーザエネルギー密度が5J/cm2の場合のレーザ照射後の断面形状、図2(C)には照射したレーザエネルギー密度が10J/cm2の場合のレーザ照射後の断面形状、図2(D)には照射したレーザエネルギー密度が15J/cm2の場合のレーザ照射後の断面形状を示している。
【0037】
図2(A)に示されるように、照射されたレーザエネルギー密度が2.5J/cmの場合には、ヒューズ4十分に切断できず、層間絶縁膜3上に開口8下に除去されなかったヒューズ4の残骸が残存している。
【0038】
図2(B)に示されるように、照射されたレーザエネルギー密度が5J/cm2の場合、ヒューズ4の真下に形成された下層配線3に損傷を与えること無くヒューズ4を切断することが可能である。すなわち、レーザが照射された開口9中にはヒューズ4は残存しておらず、層間絶縁膜2が露出している。
【0039】
図2(C)に示されるように、照射されたレーザエネルギー密度が10J/cm2の場合、開口9の大きさは変化はないが、その開口9下に形成されている下層配線3の上端部には損傷部10が生じている。このように損傷が生じた状態では配線やヒューズの信頼性に問題がある。
【0040】
図2(D)に示されるように、照射されたレーザエネルギー密度が15J/cm2の場合、開口9の大きさに変化はないが、開口9に隣接する2つのヒューズ4の開口9に隣接した上端部に損傷部11が生じている。さらに、開口9下の下層配線3の上端部には、図2(C)の場合よりも広範な範囲に渡って損傷部12が生じている。このように損傷が生じた状態では配線やヒューズの信頼性に問題がある。
【0041】
すなわち、ヒューズ4の真下に下層配線3を形成した場合には、照射エネルギーが5J/cm2の場合に、下層配線3にレーザ照射による損傷を与えること無くヒューズ4のみを切断可能であることが分かった。
【0042】
なお、この照射エネルギーとヒューズの溶断状態はヒューズの厚さや材料などの要因により変化する。
【0043】
次に、比較の為に、図3に示されたように、隣接するヒューズ4のピッチ間の真下の層間絶縁膜2中に配線3を形成した場合についても評価を行った。この図3に示された半導体装置では、図1に示された形状と異なり、ヒューズ4の真下には下層配線3が形成されていない。図3においては、3本のヒューズが示されているが、中央のヒューズ4のみにレーザを照射している。また、用いたレーザのパルス幅、ビーム径、波長は図2に示されたレーザ照射と同じ条件を使用している。
【0044】
なお、図3に示された半導体装置では、下層配線3の配置位置以外は、各構成要素の材料やサイズは図1に示された半導体装置と同じとなっている。
【0045】
図4(A)には照射したレーザエネルギー密度が2.5J/cm2の場合のレーザ照射後の断面形状、図4(B)には照射したレーザエネルギー密度が5J/cm2の場合のレーザ照射後の断面形状、図4(C)には照射したレーザエネルギー密度が10J/cm2の場合のレーザ照射後の断面形状、図4(D)には照射したレーザエネルギー密度が15J/cm2の場合のレーザ照射後の断面形状を示している。
【0046】
図4(A)に示されるように、照射されたレーザエネルギー密度が2.5J/cm2の場合には、ヒューズ4は十分に切断できず、層間絶縁膜3上に開口8下に除去されなかったヒューズ4の残骸が残存している。さらに、開口8に近接する2本の下層配線3の上面には損傷部15が生じている。
【0047】
図4(B)に示されるように、照射されたレーザエネルギー密度が5J/cm2の場合、ヒューズ4が切断される。しかし、切断されたヒューズ4が形成されていた部分の開口9に近接する2本の下層配線3の上部には、損傷部16が生じている。この損傷部16は図4(A)において生じた損傷15よりもその範囲が広範囲に渡っている。すなわち、下層配線3がヒューズ4間の下方に形成されている場合には、下層配線3に照射損傷を与えること無くヒューズ4のみを切断することは不可能である。このように損傷が生じた状態では配線やヒューズの信頼性に問題がある。
【0048】
図4(C)に示されるように、照射されたレーザエネルギー密度が10J/cm2の場合、2本の下層配線3はブローされて完全に除去される。レーザが照射されたヒューズ4両端に隣接する2本のヒューズ4側面までが露出する開口17が形成されている。この開口17は除去された2本の下層配線3部分とその上方に存在した層間絶縁膜2が除去されて、周囲の層間絶縁膜2を露出するようにテーパー状に形成されている。このように大きな開口17が生じているのは、照射エネルギーが層間絶縁膜2中を通過し、下層配線3中に吸収されて、下層配線3を溶融,蒸発させて、蒸気が下層配線3上方の層間絶縁膜2を吹き飛ばすためである。
【0049】
図4(D)に示されるように、照射されたレーザエネルギー密度が15J/cm2の場合、開口17の大きさに変化はないが、開口17に隣接する2つのヒューズ4の開口17に隣接した上端部に損傷部18が生じている。
【0050】
上記のように、ヒューズの真下に下層配線を形成した場合にのみ、下層配線に損傷を与えること無く、上層のヒューズのみを切断できる。このメカニズムを以下に説明する。
【0051】
レーザの照射を開始するとヒューズの温度が上昇し、ヒューズの蒸発が生じる。しかし、レーザの照射が終了した時点(照射開始から5nsec.〜20nsec.経過後)では、蒸発を開始した高密度の金属蒸気及び溶融層の一部はヒューズが形成されていた場所やその上方空間にとどまっており、ヒューズ下部へのレーザの侵入を遮蔽している。
【0052】
その結果、照射されたレーザ光は、下層に形成されている下層配線には照射されない。高い熱エネルギーを得たヒューズを形成していた蒸気はレーザの照射が終了してから勢い良く飛び出し、上層の絶縁膜を吹き飛ばして外部環境に放出される。
【0053】
以上のように、ヒューズがレーザ光の照射により蒸発しても、その蒸気がヒューズを形成していた場所にとどまっている間にレーザ照射を終了するような短パルスのレーザを用いることにより、ヒューズ下部に形成された配線に損傷を与えること無くヒューズを切断することが可能となる。
【0054】
次にレーザ光の回折現象について図5を用いて説明する。層間絶縁膜2表面に与えられる照射レーザのエネルギー分布が図5中の層間絶縁膜2上に描かれている。このエネルギー分布の横方向が図5の左右方向の座標に対応し、上下方向はエネルギー量の大小に対応している。すなわち、レーザが照射される中央のヒューズ4上では、最も照射エネルギー量が大きくなっている。またレーザが照射される中央のヒューズから左右方向に離れるに従って、照射エネルギーは徐々に減少している。
【0055】
図5中には、中央のヒューズ4と左側のヒューズ4との間の下層配線3の上面付近での深さ位置における層間絶縁膜中の照射エネルギー分布が、透過レーザのエネルギー分布として示されている。この分布においても、横方向が図5の左右方向の座標に対応し、上下方向はエネルギー量の大小に対応している。すなわち、レーザが照射される中央のヒューズ4と左側のヒューズ4の真中付近では、最も照射エネルギー量が大きくなっている。またその最大エネルギーの位置から左右方向に離れるに従って、照射エネルギーは徐々に減少している。このように下層配線3へ伝播する照射レーザのエネルギーは、下層配線3の位置に依存して小さくなっている。
【0056】
ここで、本実施の形態で用いたレーザの波長は1321nmであり、ヒューズの幅1.0μmと同程度の波長を持つ。このような場合には、ヒューズによりレーザ光が遮蔽されても、その下部ではレーザが回折する。
【0057】
レーザ回折の幅θは次式数1で与えられる。
【0058】
【数1】
Figure 0004225708
ここで、λはレーザ光の波長であり、Wfはヒューズの幅であり、nは層間絶縁膜の屈折率である。
【0059】
下層配線の幅Wcを上層のヒューズ幅Wfを用いて、次式の数2を満たす幅に設定することにより、下層配線へのレーザ光の照射をほぼ抑制することが可能となる。
【0060】
【数2】
Wc≦Wf―2tanθ
ここで、Tはヒューズの底面と下層配線の上面との距離である。
次に、図6を用いてヒューズ幅が1.0μmの場合に下層配線に損傷を与えることなくヒューズを切断する確率について説明する。図6において、横軸にはレーザ照射のエネルギー密度を表し、縦軸には歩留まりを%で表す。ここで歩留まりとは、下層配線に損傷を与えること無く上層のヒューズを切断できる確率のことである。
【0061】
すなわち、図6(A)に示されるように下層配線幅が0.5μmの場合、レーザのエネルギー密度が約4J/cm2から約7J/cm2の範囲でヒューズを切断した場合、歩留り100%で、下層配線に損傷を与えることなく、ヒューズを切断することができる。
【0062】
また、図6(B)に示されるように下層配線幅が1.0μmの場合、レーザのエネルギー密度が約4J/cm2から約5.5J/cm2の範囲でヒューズを切断した場合、歩留り100%で、下層配線に損傷を与えることなく、上部ヒューズを切断することができる。
【0063】
このように図6より、下層配線の配線幅が0.5μmの場合の方がその幅が1.0μmの場合よりも歩留まり100%が得られるエネルギー照射密度の幅が広いことが分かる。
【0064】
配線幅が1.0μmの場合の方が0.5μmの場合よりも歩留まりが悪いのは、数1に表されるレーザ光の回折に起因する。従って、下層配線の幅は、数2の式を満たす構造にする方が歩留まりを向上することができる。下層配線の幅が1.0μmの場合には、上層のヒューズにより回折した光が照射されるのに対し、下層配線の幅が0.5μmの場合では数2を満たし、レーザ光をほぼ遮蔽することができる。
【0065】
次に、図1に示された本実施の形態の半導体装置の平面図を表す図7を用いて平面構造を説明する。ここでは、メモリセル領域20、制御回路21が複数本のヒューズ4が形成された領域の付近に配置されている。ヒューズ4は、その制御回路側端部6がヒューズ配線23を介して制御回路21の接続端子部22に接続されている。この複数本のヒューズ4の共通電位側端部7は共通電位線24に接続されていて、同電位が与えられている。
【0066】
各ヒューズのうち、あるヒューズ4においては、その下方にメモリセル領域20に一端が接続されたメモリ信号下層配線25が形成されている。さらに他のヒューズ4においては、その下方に制御回路21に一端が接続された制御信号下層配線26が形成されている。これら、メモリ信号下層配線25及び制御信号下層配線26は電源ラインや信号ラインとして使用される。
【0067】
本実施の形態によれば、レーザ照射により下層配線に損傷が与えられること無く、上部のヒューズのみを切断することが可能となる。
【0068】
そのため、信頼性を保った下層配線をヒューズの真下に形成することが可能となり、下層配線により配線領域の小面積化が図られた半導体装置を提供できる。また、下層配線の幅を特定範囲とすることにより、下層配線へのレーザ照射をほぼ抑制し、歩留まりを向上することが可能となる。
【0069】
図7に示した様に、ヒューズの下層に電源ラインや信号ラインを形成することにより、電源ラインや信号ラインの長さを短縮できる。このため、チップサイズを小さくするとともに、電源ラインや信号ラインにおける電圧降下の程度が抑制され、消費電力を低減し、さらに動作速度も向上することが可能となる。
【0070】
本実施の形態は特に信号本数が多く、かつヒューズが存在するメモリ混載論理LSIなどの半導体装置に適用するとその面積縮小効果が顕著である
(第1の実施の形態の変形例)
図8に示されるように本変形例においては、ひとつのヒューズ4下方に複数本の下層配線として第1下層配線30及び第2下層配線31が形成されている。この場合においても第1の実施の形態同様、ヒューズ下の領域A内に各下層配線30,31は形成されている。この例では、一つのヒューズ下に2本の下層配線30,31が形成されているが、さらに多数の下層配線が形成されていてもよい。
【0071】
このように、一つのヒューズ下に複数本の下層配線を設けることで、ヒューズ本数よりも電源線や信号線の本数が多い場合であっても、ヒューズ領域を迂回して電源線や信号線の配置領域を設ける必要がなくなる。このため、半導体装置のより一層の高集積化を図ることができる。
【0072】
また、この下層配線30,31の下方にさらに配線が形成されていてもよい。
【0073】
(第2の実施の形態)
本発明にかかる第2の実施の形態にかかる半導体装置を、図9を用いて説明する。
【0074】
図9に示される様に、制御回路35の横方向の幅が縮小されて配置されている。このため、制御回路35の接続端子部36の左右方向の長さも図7に示される構造よりも縮小されている。この制御回路35に2列で構成されたヒューズが接続されている。すなわち、制御回路側端部6が接続端子36に接続された複数本の第1ヒューズ列37が設けられている。この第1ヒューズ列37中の各ヒューズはそれぞれ互いに平行に一定距離を隔てて平行方向に配置されている。
【0075】
この第1ヒューズ列37中の各ヒューズの他端は共通端部38となっていて、各ヒューズの長手方向に直交する方向に配置された共通電位線39に接続されていて、各ヒューズの共通端部38は同一電位が与えられる。この共通電位線39は、半導体基板中のウエルなどの配線によって形成されている。
【0076】
第1ヒューズ列37の共通端部38は、第2ヒューズ列40の溶断部5が接続されている。この第2ヒューズ列40は第1ヒューズ列37中の各ヒューズに対応して1対1で設けられている。この第2ヒューズ列40中の各ヒューズはそれぞれ互いに平行に一定距離を隔てて行方向に配置されている。第2ヒューズ列の各ヒューズの接続端部41には、図1で示されたようなヒューズ下方に配置された下層配線で構成された第1下層配線42が接続されていて、この第1下層配線42は制御回路35の接続端子部36に接続されている。
【0077】
また、第1ヒューズ列37の各ヒューズの制御側端子部6にはヒューズよりも下層に配置された下層配線で構成された第2下層配線43が接続されている。この第2下層配線43は制御回路35の接続端子部36に接続されている。
【0078】
なお、制御回路とこの制御回路に隣接した第1ヒューズ列とを接続する手段としては、下層配線に限られるものではなく、ヒューズと同層の配線を用いてもよい。さらに、この図においては、メモリ部は図示が省略されているが、図11に示されるように制御回路及びヒューズ領域の側面を迂回して形成することができる。
【0079】
さらに、3列、4列、・・・、n列(nは自然数)とヒューズ列を増やすことで、より微細化が進行した制御回路に対応することも可能となる。すなわち、ヒューズ列を増やすごとに隣接しているそれぞれの列の接続端には、ヒューズの長手方向と直交するヒューズと同層の信号線が接続されて、平行する同一列のヒューズの一端はすべて同じ電位が与えられる。さらに制御回路から最も離間したヒューズ列の最遠端には各ヒューズ列の下を通過する下層配線が接続される。
【0080】
また図7に示される形態と図9に示される形態とを組み合わせて一つの半導体装置に搭載することもできる。すなわち、あるヒューズ領域は図に示される構成とし、他のヒューズ領域は図に示される構成とすることができる。
【0081】
ここで、制御回路は素子の微細化によりその素子面積が縮小されているが、ヒューズ領域の面積はレーザの照射エネルギーの幅を狭くできない制約のためにヒューズ幅やヒューズ間間隔を縮小できない。そのような状況下において、縦にヒューズを直列接続することで、レーザの照射エネルギーの幅を狭くできない制約を満たしながら、縮小した接続端子領域の長さに対応させて必要な本数のヒューズを有するヒューズ領域を形成できる。すなわち、制御回路の縮小化によって、そのヒューズ領域への接続端子領域の長さが縮小しても、本実施の形態はその縮小した接続端子領域の長さに対応させて必要な本数のヒューズを有するヒューズ領域を形成できる。
【0082】
このように必要とされるヒューズ本数と制御回路中に接続端子領域の長さとを考慮して、ヒューズの直列接続される列数が選択的に設定される。
【0083】
このように、ヒューズピッチを変化させることなく、制御回路に接続するピッチをヒューズピッチの半分にまで対応することが可能となる。
【0084】
こうして、半導体デバイスの微細化の進行とともに、制御回路の微細化が進行して、制御回路の縮小に合わせて、ヒューズピッチを変えること無く制御回路の微細化に対応したヒューズ構造を持った半導体装置を提供できる。
【0085】
また、図9中のヒューズ占有面積と制御回路面積の和で定義されるリダンダンシー回路の占有面積を低減できる。
【0086】
本実施の形態は特にヒューズ本数の多いDRAMなどの半導体記憶装置に適用すると、その面積縮小効果が顕著である。
【0087】
【発明の効果】
本発明によれば、ヒューズ下方の下層配線の信頼性を保って、配線領域の小面積化が図られた半導体装置を提供することができる。
【0088】
さらに本発明によれば、高集積化された制御回路に接続されるヒューズ領域を備えた半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の断面図。
【図2】 (A)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のレーザ照射エネルギーが2.5J/cm2の場合の断面図であり、(B)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のレーザ照射エネルギーが5J/cm2の場合の断面図であり、(C)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のレーザ照射エネルギーが10J/cm2の場合の断面図であり、(D)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のレーザ照射エネルギーが15J/cm2の場合の断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の比較例を示す断面図。
【図4】 (A)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の比較例のレーザ照射エネルギーが2.5J/cm2の場合の断面図であり、(B)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の比較例のレーザ照射エネルギーが5J/cm2の場合の断面図であり、(C)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の比較例のレーザ照射エネルギーが10J/cm2の場合の断面図であり、(D)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の比較例のレーザ照射エネルギーが15J/cm2の場合の断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の回折現象を説明する断面図。
【図6】 (A)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置において、下層配線層幅が0.5μmにおけるレーザエネルギーと歩留まりの関係を示す図であり、(B)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置において、下層配線層幅が1.0μmにおけるレーザエネルギーと歩留まりの関係を示す図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の平面図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態の変形例を表す断面図。
【図9】 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の平面図。
【図10】 従来の半導体装置の断面図。
【図11】 従来の半導体装置の平面図。
【符号の説明】
1 半導体基板
2 層間絶縁膜
3 下層配線
4 ヒューズ
8、9、17 開口
10、11、12、15、16、18 損傷部
20 メモリセル領域
2135 制御回路
2236 接続端子部
23 ヒューズ配線
2439 共通電位線
25 メモリ信号下層配線
26 制御信号下層配線
30、42 第1下層配線
31、43 第2下層配線
37 第1ヒューズ列
38 共通
40 第2ヒューズ列
41 接続端部

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の上または内部中に形成され、レーザ照射により選択的に切断される複数の互いに平行なヒューズを備えているヒューズ配列と、
    前記ヒューズの真下の前記ヒューズと重なる領域で、前記層間絶縁膜中に形成されて前記ヒューズから絶縁され、それぞれ前記ヒューズの幅よりも小さく、前記ヒューズと重なる領域の外側には存在せず前記ヒューズと重なる領域の内側に配列された複数の配線層を備えた配線層配列と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記複数のヒューズ及び前記複数の配線層は、上下でそれぞれ互いに平行に配置され、前記ヒューズと前記配線層とは、互いに1対1の位置関係で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記複数のヒューズ及び前記複数の配線層は、上下でそれぞれ互いに平行に配置され、1つの前記ヒューズの真下に複数の前記配線層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記配線層の少なくとも1つに接続された制御回路をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記配線層の少なくとも1つは、電源ライン又は信号ラインであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
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