JP4224014B2 - 錠装置および建具 - Google Patents
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Description
そして、操作部材の操作に連動して検知部材が台座から突出することで、従来のクレセント錠のように常にトリガを突出させておく必要がなく、余計な出っ張りのない錠装置を構成することができる。
このような構成によれば、長孔と連結ピンとで操作部材と鎌錠とを連結したことで、操作部材のスライド操作に伴って鎌錠が回動する機構を簡単かつ安価に構成することができる。
ここで、操作部材のつまみ部と連動部とは、一体に形成されていてもよく、また別体からなるものを連結して形成されていてもよい。
このような構成によれば、操作部材の操作に連動して回動した検知部材の係止ピンと、操作部材の凹溝とが嵌合することで、操作部材の移動を確実に規制して空掛けを防止することができる。
この際、本発明の建具としては、引違い窓や片引き窓、上げ下げ窓等の引違い形式のサッシ窓が好適である。
このような構成によれば、前述の錠装置と同様に、係止ピンと凹溝とが嵌合することで、操作部材の移動を確実に規制して空掛けを防止することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る建具である引違い窓1の一部を示す横断面図である。図2は、引違い窓1に設けられた錠装置10を示す分解斜視図である。図3(A)〜(D)および図4(A)〜(C)は、それぞれ錠装置10の施錠時の動作を示す側面図および断面図である。図5(A)〜(C)は、錠装置10の空掛け時の動作を示す断面図である。
鎌錠14は、板状の鎌錠本体141と、略円弧状に形成されて錠受け12に係合する係合部142とを有し、ピン14A(回動軸)により台座13に軸支されている。そして、鎌錠本体141には、ピン14Aが挿通される挿通孔143と、この挿通孔143から偏心して台座13の反対側に突出した連結ピン144とが設けられている。
連動部15Bは、連動部本体155と、この連動部本体155の上端部から室外側に突出して検知部材16の係止ピン164(後述)を案内する案内部156と、この案内部156の下側基端部において室内側に凹んだ凹溝157とを有して形成されている。そして、連動部15Bの上端面と台座13との間にコイルばね18が配設されている。
ここで、錠装置10における施錠操作とは、クレセント錠11の鎌錠14が解錠状態にあり係合部142が錠受け12に係合していない状態から、操作部材15のつまみ本体151を上方に操作して鎌錠14を施錠方向に回動させる操作である。
また、錠装置10における解錠操作とは、クレセント錠11の鎌錠14が施錠状態にあり係合部142が錠受け12に係合した状態から、操作部材15のつまみ本体151を下方に操作して鎌錠14を解錠方向に回動させる操作である。
(1)すなわち、障子2,3が閉じていない非閉鎖状態で施錠操作をしてしまっても、検知部材16により操作部材15の移動が規制されるので、空掛けを防止することができる。この際、検知部材16の突出部163が錠受け12との当接位置を超える位置まで操作部材15をスライド操作することで、錠受け12が係合可能位置にないことが検知されるとともに、この検知した位置で操作を中止すれば、コイルばね18の付勢力により自動的に操作部材15および鎌錠14が解錠状態に戻されるため、空掛け状態であることが利用者から容易に判別できる。
例えば、前記各実施形態においては、引違い窓1に錠装置10を設けた例を示したが、本発明の建具はこのような引違い窓1に限られず、片引き窓や上げ下げ窓等であってもよい。また、錠装置は、引き違い形式の窓や戸以外にも適用可能であり、例えば、開き窓や縦辷り出し窓等のスイングタイプの窓や戸に設けてもよく、さらに窓や戸以外の開閉部材の施錠に本発明の錠装置を用いてもよい。
また、前記実施形態では、鎌錠14の回動方向と検知部材16の回動方向とが同一に構成されていたが、これに限らず、鎌錠と検知部材とが互いに逆方向に回動するように構成してもよく、互いの回動軸が交差するように構成してもよい。
また、検知部材16の突出部163は、錠受け12に当接するものに限らず、室外側障子3の召合せ框6に当接するように構成されていてもよく、また検知用の被当接部を室外側障子3に設けておき、この被当接部に突出部163が当接するようにしてもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (5)
- クレセント錠と、このクレセント錠が係合する錠受けとを備えた錠装置であって、
前記クレセント錠は、台座と、この台座に回動自在に軸支された鎌錠と、この鎌錠に連結された操作部材と、これらの鎌錠または操作部材を解錠方向に付勢する付勢手段と、前記操作部材に連動して前記錠受けの位置を検知する検知部材と、を備えて構成され、
前記操作部材は、前記台座に支持され、この操作部材の操作に伴って前記鎌錠が施錠状態と解錠状態との間を回動移動され、
前記検知部材は、前記台座の内部に支持され、この検知部材には、前記錠受けに向かって前記台座から突出する方向に付勢された検知部と、前記操作部材の移動を規制する規制部とが設けられ、前記操作部材には、前記検知部材の規制部に係止される被規制部が設けられ、
前記錠受けが係合可能位置にない状態で前記操作部材を操作した場合には、前記検知部材の検知部が前記台座から所定量だけ突出することで、前記操作部材の被規制部が前記規制部に係止されて当該操作部材の移動が規制され、
前記錠受けが係合可能位置にある状態で前記操作部材を操作した場合には、前記検知部材の検知部が前記錠受けに当接して前記所定量まで突出しないことで、前記操作部材の被規制部が前記規制部に係止されず、当該操作部材の操作が継続されて前記鎌錠が施錠状態まで回動可能に構成されている錠装置。 - 前記操作部材は、前記台座にスライド移動自在に支持され、この操作部材には、当該操作部材のスライド方向に交差して長く形成された長孔が設けられ、前記鎌錠における回動軸から偏心した位置には、前記操作部材の長孔に挿入される連結ピンが設けられており、
前記操作部材のスライド操作に伴い、前記長孔に前記連結ピンが案内されて前記鎌錠が回動される請求項1に記載の錠装置。 - 前記操作部材には、室内側から操作可能に設けられたつまみ部と、このつまみ部に連動してスライドする連動部とが設けられ、この連動部に形成された凹溝から前記被規制部が構成され、
前記検知部材は、前記台座に回動自在に軸支されるとともに、この軸支位置を挟んで一方側に前記検知部が形成され、他方側に形成された係止ピンから前記規制部が構成され、前記検知部が前記台座から所定量だけ突出することで前記係止ピンと前記凹溝とが嵌合される請求項1または請求項2に記載の錠装置。 - 少なくとも一方が開閉可能に設けられた室内外一対の障子と、これら一対の障子のうちの室内側障子の召合せ框に設けられたクレセント錠と、このクレセント錠が係合可能に室外側障子の召合せ框に設けられた錠受けとを備えた建具であって、
前記クレセント錠は、前記室内側の召合せ框に固定される台座と、この台座に回動自在に軸支された鎌錠と、この鎌錠に連結された操作部材と、これらの鎌錠または操作部材を解錠方向に付勢する付勢手段と、前記操作部材に連動して前記障子の閉鎖状態および非閉鎖状態を検知する検知部材と、を備えて構成され、
前記操作部材は、前記台座に支持され、この操作部材の操作に伴って前記鎌錠が施錠状態と解錠状態との間を回動移動され、
前記検知部材は、前記台座の内部に支持され、この検知部材には、前記室外側障子に向かって前記台座から突出する方向に付勢された検知部と、前記操作部材の移動を規制する規制部とが設けられ、前記操作部材には、前記検知部材の規制部に係止される被規制部が設けられ、
前記障子の非閉鎖状態で前記操作部材を操作した場合には、前記検知部材の検知部が前記台座から所定量だけ突出することで、前記操作部材の被規制部が前記規制部に係止されて当該操作部材の移動が規制され、
前記障子の閉鎖状態で前記操作部材を操作した場合には、前記検知部材の検知部が前記錠受けまたは前記室外側の召合せ框に当接して前記所定量まで突出しないことで、前記操作部材の被規制部が前記規制部に係止されず、当該操作部材の操作が継続されて前記鎌錠が施錠状態まで回動可能に構成されている建具。 - 前記操作部材には、室内側から操作可能に設けられたつまみ部と、このつまみ部に連動してスライドする連動部とが設けられ、この連動部に形成された凹溝から前記被規制部が構成され、
前記検知部材は、前記台座に回動自在に軸支されるとともに、この軸支位置を挟んで一方側に前記検知部が形成され、他方側に形成された係止ピンから前記規制部が構成され、前記検知部が前記台座から所定量だけ突出することで前記係止ピンと前記凹溝とが嵌合される請求項4に記載の建具。
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JP2004324183A JP4224014B2 (ja) | 2004-11-08 | 2004-11-08 | 錠装置および建具 |
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