JP4220540B2 - 錠装置および建具 - Google Patents
錠装置および建具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4220540B2 JP4220540B2 JP2006206854A JP2006206854A JP4220540B2 JP 4220540 B2 JP4220540 B2 JP 4220540B2 JP 2006206854 A JP2006206854 A JP 2006206854A JP 2006206854 A JP2006206854 A JP 2006206854A JP 4220540 B2 JP4220540 B2 JP 4220540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- unlocking
- sickle
- locking
- locked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
また、施錠状態において感知部が台座に係止されることで、クレセント錠の回動が規制されて解錠操作ができないようにする二重ロック機構が構成されている。
このような構成によれば、第2位置に解錠規制部材が位置した状態、すなわち鎌錠および操作部材の解錠操作が解錠規制部材で規制された二重ロック状態において、解錠規制部材のロック表示手段が視認可能になっていることで、二重ロックが掛かっていることが利用者に判別できる。換言すると、解錠規制部材を第2位置から第3位置にスライド移動さして二重ロックが解除された場合に、操作部材が解錠操作可能であることが利用者に判別できる。従って、二重ロック状態において無理に操作部材を解錠操作するような誤操作による部品の破損等が防止でき、製品寿命を長期化することができる。
この際、解錠規制部材には、ロック表示手段の他に、第1位置や第3位置にスライドされた状態で室内側から視認可能な表示手段として、施錠操作可能表示手段や解錠操作可能表示手段が設けられていてもよい。
このような本発明の建具によれば、前述した錠装置と同様に、施錠および解錠操作の操作性を向上させることができるとともに、空掛け防止機構および自動二重ロック機構によって防犯性を向上させることができる。
図1(A),(B)は、本発明の実施形態に係る錠装置10を示す側面図である。図2および図3は、錠装置10の施錠時の動作を示す側面図である。図4(A),(B)は、錠装置10の施錠状態を示す側面図である。図5(A),(B)および図6は、それぞれ錠装置10の解錠操作を示す側面図である。
ここで、錠装置10における施錠操作とは、図1に示すように、クレセント錠11の鎌錠14およびノブ15が解錠位置にあり、鎌錠14が錠受け12に係合していない状態から、図2、図3に示すように、ノブ15を室内側(図の左側)上方に操作して鎌錠14を施錠方向に(施錠位置に向かって)回動させる操作である。
また、錠装置10における解錠操作とは、図5、図6に示すように、クレセント錠11の鎌錠14およびノブ15が施錠位置にあり、鎌錠14が錠受け12に係合した状態から、ノブ15を室内側下方に操作して鎌錠14を解錠方向に(解錠位置に向かって)回動させる操作である。
図7は、錠装置10の空掛け時の動作を示す側面図である。図8(A),(B)は、錠装置10の空掛け時の動作を拡大して示す側面図である。
図7、図8に示すように、錠受け12が係合可能位置にない状態、すなわち室内外の障子2,3が閉じていない非閉鎖状態で、ノブ15を施錠操作して鎌錠14を回動させた場合には、トリガ18の検知部182が錠受け12の突片123に当接しないため、検知部182が室外側に所定量だけ突出し、すなわちトリガ18が台座13に当接する位置まで回動する。このように検知部182が所定量だけ突出すると、トリガ18の係止部183がスライド部192の規制面部195の上方位置まで移動し、この係止部183に第1被係止部197が係止される。従って、二重ロック部材19のスライド部192の上方へのスライドが規制され、この位置よりも上方に鎌錠14を回動操作することができず、空掛け状態であることが利用者から判別できるようになっている。そして、施錠操作を中止、つまりノブ15から指や手を離せば、コイルばね17,20の付勢力で裏金16および二重ロック部材19が下方に移動され、鎌錠14およびノブ15が解錠方向に向かって回動され、自動的に解錠位置に戻されるとともに、二重ロック部材19が第1位置までスライド移動される。
(1)すなわち、障子2,3が閉じていない非閉鎖状態(錠受け12が係合可能位置にない状態)で施錠操作をしてしまっても、所定量だけ検知部182が突出したトリガ18の係止部183で二重ロック部材19の第1被係止部197が係止され、鎌錠14およびノブ15の施錠操作が規制されるので、空掛けを防止することができる。そして、施錠操作を中止すれば、コイルばね17の付勢力で自動的に鎌錠14およびノブ15が解錠位置に戻されるため、空掛け状態であることが利用者から容易に判別できる。
例えば、前記各実施形態においては、引違い窓1に錠装置10を設けた例を示したが、本発明の建具はこのような引違い窓1に限られず、片引き窓や上げ下げ窓等であってもよい。また、錠装置は、引き違い形式の窓や戸以外にも適用可能であり、例えば、開き窓や縦辷り出し窓等のスイングタイプの窓や戸に設けてもよく、さらに窓や戸以外の開閉部材の施錠に本発明の錠装置を用いてもよい。
また、前記実施形態では、ロック表示部199A(ロック表示手段)が二重ロック部材19の延出片199に貼り付けた板材で構成されていたが、ロック表示部としては、これに限らず、塗装やシールでもよい。さらに、ロック表示手段を室内側から視認可能にする構成としては、台座に設けた窓部133に限らず、例えば、二重ロック部材19に突片を形成するとともに台座13に挿通孔を形成しておき、二重ロック部材19が第3位置にスライドされた場合に突片が挿通孔から突出するような構成でもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (3)
- スライド開閉可能な障子を備えた建具における室内外の召合せ部のうち、室内側召合せ部に固定されたクレセント錠と、室外側召合せ部に固定された錠受けとの係合により当該建具を施錠する錠装置であって、
前記クレセント錠は、前記室内側召合せ部に固定される台座と、この台座に支持されて前記錠受けに係合する施錠位置と係合しない解錠位置との間を回動自在に設けられた鎌錠と、この鎌錠に連結されて当該鎌錠を回動操作するための操作部材と、この操作部材の操作に連動して前記障子の閉鎖状態および非閉鎖状態を検知する検知部材と、前記鎌錠が施錠位置にある場合に当該鎌錠および操作部材の解錠方向への回動を規制する解錠規制部材とを備えて構成され、
前記検知部材には、前記台座から室外側に向かって突出する方向に付勢された検知部と、前記鎌錠、前記操作部材、または前記解錠規制部材の移動を規制する規制部とが設けられ、
前記解錠規制部材は、前記鎌錠の解錠位置に対応した第1位置と、この第1位置から所定距離だけ離れた第2位置と、この第2位置から所定距離だけ離れた第3位置との間をスライド移動可能、かつ室内側から操作可能に前記台座に設けられるとともに、前記第1位置に向かって付勢手段により付勢されかつ前記第3位置にて前記台座に係止されて位置決め可能に構成され、
前記障子の非閉鎖状態で前記操作部材を施錠操作した場合には、前記解錠規制部材の第1位置から第2位置側への移動に伴って、前記検知部材の検知部が前記室外側障子に向かって所定量だけ突出することで、前記鎌錠、前記操作部材、または前記解錠規制部材が前記検知部材の規制部に係止されて施錠操作が規制され、
前記障子の閉鎖状態で前記操作部材を操作した場合には、前記検知部材の検知部が前記錠受けに当接することで当該検知部が所定量まで突出せず、前記鎌錠、前記操作部材、または前記解錠規制部材が前記検知部材の規制部に係止されずに施錠操作が継続され、前記鎌錠が施錠位置まで回動されて前記錠受けに係合されるとともに、これらの鎌錠および操作部材に連動して前記解錠規制部材が第2位置にスライド移動し、この解錠規制部材で当該鎌錠および操作部材の解錠操作が規制され、
前記鎌錠が施錠位置まで回動された状態で、前記解錠規制部材を前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2位置から第3位置にスライド操作することで、当該解錠規制部材が前記台座に係止されて位置決めされるとともに解錠操作の規制が外れ、前記鎌錠および操作部材を解錠操作した場合には、これらの鎌錠および操作部材に連動して当該解錠規制部材が第3位置から第1位置にスライド移動される錠装置。 - 前記解錠規制部材には、前記台座を介して室内側から視認可能なロック表示手段が設けられており、
前記ロック表示手段は、前記解錠規制部材が第1位置および第3位置にスライドされた状態で視認不能、かつ当該解錠規制部材が第2位置にスライドされた状態で視認可能に構成されている請求項1に記載の錠装置。 - 左右または上下にスライド開閉可能な少なくとも1枚の障子を備え、この障子の召合せ框と、他の障子の召合せ框または他の召合せ部とが見込み方向に重なって閉じ、前記請求項1または請求項2に記載の錠装置によって施錠可能に構成された建具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006206854A JP4220540B2 (ja) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | 錠装置および建具 |
CNB2007101098026A CN100510302C (zh) | 2006-07-28 | 2007-05-29 | 锁装置及门窗设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006206854A JP4220540B2 (ja) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | 錠装置および建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008031738A JP2008031738A (ja) | 2008-02-14 |
JP4220540B2 true JP4220540B2 (ja) | 2009-02-04 |
Family
ID=39022166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006206854A Expired - Fee Related JP4220540B2 (ja) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | 錠装置および建具 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4220540B2 (ja) |
CN (1) | CN100510302C (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012046912A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP7260456B2 (ja) * | 2019-10-28 | 2023-04-18 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
-
2006
- 2006-07-28 JP JP2006206854A patent/JP4220540B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-05-29 CN CNB2007101098026A patent/CN100510302C/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008031738A (ja) | 2008-02-14 |
CN100510302C (zh) | 2009-07-08 |
CN101113655A (zh) | 2008-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102475979B1 (ko) | 잠금 여부 표시 기능이 구비된 창호용 잠금장치 | |
US20070194578A1 (en) | Self latching device | |
KR101943741B1 (ko) | 슬라이딩 창호용 잠금장치 | |
KR20160052486A (ko) | 미닫이 창호용 잠금장치 | |
JP4580300B2 (ja) | 建具 | |
JP4220540B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
KR101663162B1 (ko) | 로테이터블 래치볼트를 갖는 도어락 | |
JP4538413B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
JP4823874B2 (ja) | 電気錠 | |
JP5349280B2 (ja) | 引戸の施錠装置 | |
JP4416711B2 (ja) | 建具 | |
JP4718511B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
JP4445911B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
KR101057529B1 (ko) | 투 포인트 타입 도어 로킹 장치 | |
JP4424924B2 (ja) | プシュ・プル錠 | |
JP2005061000A (ja) | 障子開閉用ハンドル | |
JP4224014B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
JP7207729B2 (ja) | 開き扉の施解錠機構 | |
JP5300284B2 (ja) | 扉装置 | |
JP7504380B1 (ja) | 窓開閉ロック装置、窓サッシ及び壁構造 | |
JP2007070901A (ja) | 錠装置および建具 | |
JPH0466988B2 (ja) | ||
JP2006112187A (ja) | 錠装置および建具 | |
JP6419002B2 (ja) | 建具 | |
JP4231885B2 (ja) | ロック装置、およびこのロック装置を備えた開閉窓 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081023 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081028 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |