JP2006112187A - 錠装置および建具 - Google Patents
錠装置および建具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006112187A JP2006112187A JP2004303117A JP2004303117A JP2006112187A JP 2006112187 A JP2006112187 A JP 2006112187A JP 2004303117 A JP2004303117 A JP 2004303117A JP 2004303117 A JP2004303117 A JP 2004303117A JP 2006112187 A JP2006112187 A JP 2006112187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- locking
- advancing
- pedestal
- retreating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
【解決手段】クレセント錠11に検知部17およびねじりコイルばね22が設けられているので、錠受け12が係合可能位置にない状態で施錠操作をしてしまっても、回動部材14がねじりコイルばね22の付勢力により解錠状態に戻されるので、空掛けを防止することができる。そして、回動部材14を施錠状態まで回動させても、回動部材14が錠受け12に係合されなければ、ねじりコイルばね22により自動的に解錠状態に戻されるので、回動操作が規制されておらず無理矢理に回動部材14を回動させてしまうことがないため、クレセント錠11の破損を防止することができるとともに、利用者から施錠操作が完了していないことが容易に判別でき、施錠操作をやり直すことで確実に施錠することができる。
【選択図】 図2
Description
このような構成によれば、ばねで回動付勢手段を構成することで、簡単かつ安価に空掛け防止機構を錠装置に付加することができる。なお、ばねとしては、ねじりコイルばねや、コイルばね、板ばね、ぜんまいばね等の任意のものが選択可能である。
このような構成によれば、解錠操作規制手段を設けたことで、二重ロック機構を付加することができるとともに、操作部を有した規制解除手段により容易に二重ロックを解除することができる。
このような構成によれば、検知部の第1当接部が錠受けに当接することで検知部が回動し、第2当接部から外れた進退部および操作部が係止部に向かって移動し、進退部が係止部に係止されるので、第2当接部の当接が外れるまでは進退付勢手段の付勢力が台座や係止部に作用しないため、回動部材の施錠操作をスムーズに行うことができる。
すなわち、従来のクレセント錠では、二重ロックを解除する場合に、錠受けに係合した鎌錠近傍に位置する感知部を押さえて台座による係止を解除し、この感知部を押さえたままの状態でハンドルを回動操作しなければならず、解錠時の操作性が悪化してしまうという問題があった。これに対して、本発明の錠装置では、操作部をスライドさせることで二重ロックが解除されるので、小さな子供や高齢者にも分かりやすく解錠操作を行うことができる。
この際、本発明の建具としては、引違い窓や片引き窓、上げ下げ窓等の引違い形式のサッシ窓が好適である。
このような構成によれば、前述の錠装置と同様に、二重ロック機構を付加することができるとともに、操作部の操作により容易に二重ロックを解除することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る建具である引違い窓1の一部を示す横断面図である。図2は、引違い窓1に設けられた錠装置10を示す分解斜視図である。図3は、錠装置10を示す側面図である。図4(A),(B)は、錠装置10の空掛け時の動作を示す側面図である。図5(A)〜(D)は、錠装置10の施錠時の動作を示す側面図である。図6および図7(A),(B)は、それぞれ錠装置10の解錠時の動作を示す側面図である。
操作部19は、進退部18の連結孔182に係合するとともにハンドル本体151の内側面に案内される操作部本体191と、この操作部本体191に一体に形成されてハンドル部15の案内溝154を介してハンドル本体151の室内側側面に露出したつまみ部192と、検知部17の第2当接部175に当接する当接面部193と、この当接面部193よりも一段下がった段付き部194とを有して形成されている。
ここで、錠装置10における施錠操作とは、図4、5に示すように、クレセント錠11の回動部材14が解錠状態にある、つまりハンドル部15が回動軸152の下側にあって鎌錠部16が錠受け12に係合していない状態から、ハンドル部15を室内側上方に操作して回動部材14を施錠方向に回動させる操作である。
また、錠装置10における解錠操作とは、図6、7に示すように、クレセント錠11の回動部材14が施錠状態にある、つまりハンドル部15が回動軸152の上側にあって鎌錠部16が錠受け12に係合している状態から、ハンドル部15を室内側下方に操作して回動部材14を解錠方向に回動させる操作である。
すなわち、検知部17、およびねじりコイルばね22によって、非閉鎖状態におけるクレセント錠11の空掛けが防止できるようになっている。
すなわち、進退部18の突起部181、コイルばね20、および係止部134によって、本発明の解錠操作規制手段が構成され、この解錠操作規制手段により二重ロックができるようになっている。
すなわち、操作部19によって、本発明の規制解除手段が構成されている。
(1)すなわち、クレセント錠11に検知部17およびねじりコイルばね22が設けられているので、錠受け12が係合可能位置にない状態で施錠操作をしてしまっても、回動部材14がねじりコイルばね22の付勢力により解錠状態に戻されるので、空掛けを防止することができる。
例えば、前記各実施形態においては、引違い窓1に錠装置10を設けた例を示したが、本発明の建具はこのような引違い窓1に限られず、片引き窓や上げ下げ窓等であってもよい。また、錠装置は、引き違い形式の窓や戸以外にも適用可能であり、例えば、開き窓や縦辷り出し窓等のスイングタイプの窓や戸に設けてもよく、さらに窓や戸以外の開閉部材の施錠に本発明の錠装置を用いてもよい。
また、前記実施形態では、検知部17を鎌錠部16に回動自在に取り付けたが、これに限らず、回動部材14に対して進退自在に設けられた部材から検知部を構成してもよい。さらに、検知部は、錠受け12に当接することで障子2,3の閉鎖状態を検知するものに限らず、室外側障子3の召合せ框6に当接するように構成してもよい。この場合、検知部を室内側の召合せ框5に内蔵させてもよく、また室内側の召合せ框5よりも室外側の召合せ框6を幅広に形成して検知部が当接可能に構成してもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (6)
- クレセント錠と、このクレセント錠が係合する錠受けとを備えた錠装置であって、
前記クレセント錠は、台座と、この台座に軸支されて解錠状態と施錠状態との間を回動可能な回動部材と、これらの台座と回動部材とに連結されて当該回動部材を解錠方向に付勢する回動付勢手段とを備えて構成され、
前記錠受けが係合可能位置にない状態で前記回動部材を施錠方向へ回動させた場合には、当該回動部材が前記錠受けに係合されずに前記回動付勢手段の付勢力により解錠状態に戻される錠装置。 - 前記回動部材は、前記台座に軸支される回動軸を有し、前記台座は、前記回動軸が挿通される軸受け孔を有し、この軸受け孔に挿通された前記回動軸の先端部には裏板材が固定され、
前記回動付勢手段は、前記回動軸の先端部に挿通されるとともに、一端が前記裏板材に係止され、他端が前記台座に係止されたばねで構成されている請求項1に記載の錠装置。 - 前記クレセント錠は、前記回動部材の解錠状態において前記錠受けの位置を検知する検知手段と、この検知手段に連動して前記錠受けが係合可能位置にある場合には前記回動部材の施錠状態から解錠方向への回動を規制する解錠操作規制手段と、この解錠操作規制手段による規制を解除する規制解除手段とを備え、
前記検知手段は、係合可能位置にある前記錠受けに当接可能に設けられるとともに当該錠受けに向かって付勢された検知部を有して構成され、
前記解錠操作規制手段は、前記検知部に連動して進退移動可能に設けられた進退部と、この進退部を係止可能に前記台座に設けられた係止部と、前記進退部を前記係止部に向かって付勢する進退付勢手段とを有して構成され、前記検知部が前記錠受けに当接することで、前記進退付勢手段で付勢された前記進退部が移動して前記係止部に係止され、
前記規制解除手段は、前記進退部に連結された操作部を有して構成され、この操作部の操作により前記進退部が前記係止部から外れて前記回動部材が解錠方向へ回動可能とされた請求項1または請求項2に記載の錠装置。 - 前記回動部材は、当該回動部材を回動操作するためのハンドル部と、施錠状態において前記錠受けに係合する鎌錠部とを有し、
前記検知部は、前記鎌錠部に回動自在に軸支されるとともに、この軸支位置を挟んで一方側に設けられて前記錠受けに当接する第1当接部と、他方側に設けられて前記進退部または操作部に当接する第2当接部とを有し、前記第1当接部が前記錠受けに当接することで、前記第2当接部が前記進退部または操作部から外れ、当該進退部および操作部が前記係止部に向かって移動され、
前記操作部は、施錠状態における前記ハンドル部の室内側からの操作によりスライド自在に設けられている請求項3に記載の錠装置。 - 少なくとも一方が開閉可能に設けられた室内外一対の障子と、これら一対の障子のうちの室内側障子の召合せ框に設けられたクレセント錠と、このクレセント錠が係合可能に室外側障子の召合せ框に設けられた錠受けとを備えた建具であって、
前記クレセント錠は、前記室内側の召合せ框に固定される台座と、この台座に軸支されて解錠状態と施錠状態との間を回動可能な回動部材と、これらの台座と回動部材とに連結されて当該回動部材を解錠方向に付勢する回動付勢手段とを備えて構成され、
前記障子の閉鎖状態および非閉鎖状態を検知して当該障子が非閉鎖状態である場合には、施錠方向へ回動させた前記回動部材が前記錠受けに係合されずに前記回動付勢手段の付勢力により解錠状態に戻される建具。 - 前記クレセント錠は、前記回動部材の解錠状態において前記障子の閉鎖状態および非閉鎖状態を検知する検知手段と、この検知手段に連動して前記障子が閉鎖状態である場合には前記回動部材の施錠状態から解錠方向への回動を規制する解錠操作規制手段と、この解錠操作規制手段による規制を解除する規制解除手段とを備え、
前記検知手段は、前記錠受けまたは前記室外側の召合せ框に当接可能に設けられるとともに当該錠受けまたは室外側の召合せ框に向かって付勢された検知部を有して構成され、
前記解錠操作規制手段は、前記検知部に連動して進退移動可能に設けられた進退部と、この進退部を係止可能に前記台座に設けられた係止部と、前記進退部を前記係止部に向かって付勢する進退付勢手段とを有して構成され、前記検知部が前記錠受けまたは室外側の召合せ框に当接することで、前記進退付勢手段で付勢された前記進退部が移動して前記係止部に係止され、
前記規制解除手段は、前記進退部に連結された操作部を有して構成され、この操作部の操作により前記進退部が前記係止部から外れて前記回動部材が解錠方向へ回動可能とされた請求項5に記載の建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004303117A JP2006112187A (ja) | 2004-10-18 | 2004-10-18 | 錠装置および建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004303117A JP2006112187A (ja) | 2004-10-18 | 2004-10-18 | 錠装置および建具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006112187A true JP2006112187A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36380936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004303117A Withdrawn JP2006112187A (ja) | 2004-10-18 | 2004-10-18 | 錠装置および建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006112187A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113561845A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-10-29 | 一汽解放汽车有限公司 | 托架结构及其锁合组件 |
-
2004
- 2004-10-18 JP JP2004303117A patent/JP2006112187A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113561845A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-10-29 | 一汽解放汽车有限公司 | 托架结构及其锁合组件 |
CN113561845B (zh) * | 2021-08-17 | 2023-12-08 | 一汽解放汽车有限公司 | 托架结构及其锁合组件 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4291317B2 (ja) | 二重ロック機能を有するモルティスロック | |
JP2006125179A (ja) | 引き戸 | |
KR101810488B1 (ko) | 푸시풀 도어락용 래치볼트 | |
JP2007032122A (ja) | 建具 | |
JP4759525B2 (ja) | 引き戸 | |
JP2006112187A (ja) | 錠装置および建具 | |
KR101663162B1 (ko) | 로테이터블 래치볼트를 갖는 도어락 | |
JP4538413B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
JP2008133656A (ja) | 電気錠 | |
JP4220540B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
JP2006104848A (ja) | 錠装置および建具 | |
JP4416711B2 (ja) | 建具 | |
JP4224014B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
JP4659776B2 (ja) | 建具 | |
JP4445911B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
JP4718511B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
JP2009281004A (ja) | 扉装置 | |
JP3929461B2 (ja) | クレセント錠 | |
JP4291183B2 (ja) | クレセント錠 | |
JP4411190B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
JP4477457B2 (ja) | 引戸用引手及び引戸 | |
JP4343097B2 (ja) | ドアガード | |
JP2007070901A (ja) | 錠装置および建具 | |
JP4475461B2 (ja) | 引戸用引手及び引戸 | |
JP4021452B2 (ja) | サッシ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060901 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20070704 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070809 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20090716 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |