JP4214708B2 - 強誘電体記憶装置及びその駆動方法 - Google Patents

強誘電体記憶装置及びその駆動方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、強誘電体記憶装置、その駆動方法及び駆動回路に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
強誘電体キャパシタを記憶素子として持つ強誘電体記憶装置は、DRAMなみの動作速度を持ち、かつ、フラッシュメモリのように不揮発性である、などの特徴を持つことから、従来のメモリに置き換わる可能性のあるメモリ素子として期待されている。
【0003】
強誘電体記憶装置として、各セルにトランジスタ及びキャパシタ(強誘電体)を一つずつ配置した1T/1Cセル、あるいは、その各セル毎にさらにリファレンスセルを配置した2T/2Cセルを有するアクティブ型強誘電体メモリが知られている。ただし、将来の高集積化を考えると、1T/1Cセル、2T/2Cセルには集積度に限界があり、より小さなメモリ素子構造が求められている。
【0004】
強誘電体材料自体に記憶保持機能があり、強誘電体キャパシタのみでもメモリ動作をさせることができることから、特開平9−116107、特表2001−515256に示されるように、一つの強誘電体キャパシタのみでメモリセルを構成したもの(1Cセル)が提案されている。
【0005】
しかし、1Cセル構造では、非選択時に不要な電圧が印加されるため、データが劣化したり、ついには記憶状態を判定不能となるディスターブの問題があり、これまで実用化に至っていない。
【0006】
本発明は、ディスターブを防止できる強誘電体記憶装置、その駆動方法及び駆動回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の各態様に係る強誘電体記憶装置、その駆動方法及び駆動回路では、複数のワード線及び複数のビット線の各交点に形成される複数の強誘電体メモリセルの少なくとも一つの選択セルに対して、データ読み出し、データ再書き込み及びデータ書き込みのいずれか一つを実施する動作工程(動作モード)が実施される。さらに、その動作工程が少なくとも1回実施された後に、前記複数の強誘電体メモリセルの各々に、各々の前記強誘電体メモリセルの記憶データを反転させない電界方向に電圧を印加するディスターブ防止工程(ディスターブ防止モード)が実施される。
【0008】
このため、非選択セルに対してある頻度で、その記憶データを反転させない電界方向に電圧が必ず印加されるので、データの劣化が抑えられる。
【0009】
特に本発明は、複数の強誘電体メモリセルの各々が、強誘電体キャパシタのみで構成されている、いわゆるクロスポイント型あるいはパッシブ型と称される強誘電体記憶装置にて好適である。この場合、選択セルへの動作工程実施時に、非選択セルにその記憶データを反転させる電界方向に電圧が印加される場合があるが、ディスターブ防止工程の実施により、記憶データを反転させる電界方向への電圧が非選択セルに印加され続けることを防止できるからである。
【0010】
前記動作工程では、少なくとも一つの選択セルに、第1極性及び第2極性の一方の選択電圧が印加され、非選択セルに第1極性及び第2極性の非選択電圧の一方または双方が印加される。この後に実施される前記ディスターブ防止工程では、前記複数の強誘電体メモリセルの各々に、前記第1極性及び前記第2の極性の非選択電圧を交互に印加することができる。
【0011】
こうすると、各メモリセルの記憶データが“0”であっても“1”であっても、全てのメモリセルに、定期的にその記憶データを反転させない電界方向に電圧が必ず印加され、データの劣化が抑えられる。
【0012】
本発明の一態様に係る強誘電体記憶装置は、互いに平行に配置される複数のワード線と、前記複数のワード線と交差して、互いに平行に配置される複数のビット線と、前記複数のワード線及び前記複数のビット線の各交点に形成される複数の強誘電体メモリセルと、前記複数のワード線を駆動するワード線ドライバと、前記複数のビット線を駆動するビット線ドライバとを有して構成される。本発明の他の態様に係る強誘電体記憶装置の駆動回路には、前記強誘電体記憶装置のうち、ワード線・ビット線駆動回路が配置される。これらの強誘電体記憶装置またはその駆動回路でも、上述した本発明方法が実施される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。
【0014】
<第1実施形態>
(強誘電体記憶装置の説明)
図1は、本発明の第1実施形態に係る強誘電体記憶装置であるFeRAMのブロック図であり、図2はそのメモリアレイを模式的に示す斜視図である。図2に示すように、メモリセルアレイ10は、強誘電体薄膜12と、強誘電体薄膜12の一方の面に配列された複数のワード線14と、強誘電体薄膜12の他方の面に配列された複数のビット線16とを有する。
【0015】
上記の構造により、複数のワード線14及び複数のビット線16の各交点(クロスポイント)には、図1に示すように強誘電体メモリセル18がそれぞれ形成される。このような構造から、図2に示すメモリは、クロスポイントFeRAMあるいはパッシブ型FeRAMと称されている。よって、図2に示すメモリは、各セルにトランジスタ及びキャパシタ(強誘電体)を一つずつ配置した1T/1Cセル、あるいは、その各セル毎にさらにリファレンスセルを配置した2T/2Cセルを有するアクティブ型メモリとは異なる。
【0016】
本実施形態のFeRAMは、メモリセルアレイ10内にトランジスタを要しないので、高集積化が可能であり、また、図2の構造を多段に積層することが可能である。また、CMOSロジックが搭載される駆動回路基板は、図2の構造の例えば下方に配置できる。
【0017】
本実施形態に用いられる強誘電体は、SBT(ストロンチウム−ビスマス−タンタリュウム)、PZT(リード−ジルコニウム−タイタニウム)、BLT(ビスマス−ランタンニウム−タイタニウム)またはこれらの酸化物である無機材料を好適に用いることができるが、他の無機材料あるいは有機材料を用いても良い。
【0018】
本実施形態に用いられるワード線14及びビット線16を形成する電極材料は、耐酸化性が強く耐熱性が高い点で、プラチナ(Pt)、イリジウム(Ir)、イリジウムオキサイド(IrO2)、ストロンチウム−ルテニウムまたはその酸化物を好適に用いることができるが、他の導電材料であっても良い。
【0019】
このメモリセルアレイ10の駆動回路系として、複数のワード線14を駆動するワード線ドライバ20と、複数のビット線16を駆動するビット線ドライバ22と、ワード線及びビット線ドライバ10,22に複数種の駆動電圧(Vs,2Vs/3,Vs/3,0)を供給する電源回路24とが設けられている。ワード線ドライバ20は複数のワード線14の各々の一端(図1の左端)に接続され、ビット線ドライバ22は複数のビット線16の各々の一端(図1の上端)に接続されている。
【0020】
ワード線ドライバ20は、行方向アドレスデコーダを含み、アドレス選択された1本のワード線14と残りの非選択のワード線14とに、リード、ライトまたはリライトモードに応じた(ライト、リライト時には、さらに書き込むべきデータに応じた)電位を供給する。同様に、ビット線ドライバ22は、列方向アドレスデコーダを含み、アドレス選択された少なくとも1本のビット線16と残りの非選択のビット線14とに、リード、ライトまたはリライトモードに応じた(ライト、リライト時には、さらに書き込むべきデータに応じた)電位を供給する。
【0021】
また、ワード線・ビット線ドライバ20,22は、上述の動作モード時にワード線14及びビット線16に電位供給することに加えて、その後のディスターブ防止工程を実施するために、ワード線14及びビット線16に電位供給する機能を有する。
【0022】
(一般動作説明)
次に、図1に示すFeRAMの動作について説明する。図3は、図1に示すメモリセル18の自発分極Pまたは分極電荷Q(分極Pの変化×キャパシタ面積)の電圧依存性が示すヒステリシス特性を表している。
【0023】
図3では例えば、ビット線16に対してワード線14の電位が高くなる方向をプラス(+)としている。ワード線14及びビット線電位が同電位(共に0Vである電源OFF時も含む)である時に、メモリセル18の印加電圧が0Vとなる。このときの強誘電体キャパシタは、2種の残留分極±Pr(図3のA点及びD点)をもつ。例えば、図3のD点の残留分極Prを“0”のメモリ状態、図3のA点の残留分極−Prを“1”のメモリ状態と定義して、2値の記憶状態を得ることができる。
【0024】
ここで、図3の点C及び点Fはそれぞれ、強誘電体メモリセル18の飽和分極点である。また、図3の点B及び点Eは、分極方向が反転する点である。この点Bまたは点Eのように、分極値を0とする電圧を抗電圧と称する。
【0025】
図3のヒステリシス特性によれば、データ“0”を書き込む時には、強誘電体メモリセル18に電圧Vsを印加し、図3の点Cに移行させた後に、強誘電体メモリセル18への印加電圧を0Vとして点Dに移行させれば良い。逆に、データ“1”を書き込む時には、強誘電体メモリセル18に電圧−Vsを印加し、図3の点Fに移行させた後に、強誘電体メモリセル18への印加電圧を0Vとして点Aに移行させれば良い。
【0026】
データの読み出しは、点Aまたは点Dの分極状態にある強誘電体メモリセル18に電圧+Vsを印加して行う。
【0027】
選択セル18aでの残留分極が、図3のA点、D点のいずれであっても、上述のリード動作によって図3のC点の分極状態となる。このとき、A点からC点に移行するとき(メモリ状態が“1”のリード時)には分極値が0となるB点を越えて分極方向が負から正に反転する。このため、図3に示す比較的大きな電荷量Q1に相当する電流がビット線16に流れる。一方、D点からC点に移行するとき(メモリ状態が“0”のリード時)には、分極方向は反転しない。よって、図3に示す比較的小さな電荷量Q2に相当する電流がビット線16に流れる。よって、ビット線16に流れる電流を、図示しないリファレンス電流と比較することで、メモリ状態が“1”であるか“0”であるかを判定できる。
【0028】
次に、データの読み出しを例に挙げて、ワード線14及びビット線16の電位設定について説明する。この電位設定は、電源回路24から4種類の電位(Vs,2Vs/3,Vs/3,0)の供給を受けたワード線ドライバ20及びビット線ドライバ22によって実施される。なお、電位Vs,0が2種の選択電位となり、電位2Vs/3,Vs/3が2種の非選択電位となる。
【0029】
図4には、一つの選択セル18aと、他の非選択セル18bが示されている。アドレス(2,2)に位置する選択セル18aに接続されたワード線14は電位Vs(ワード選択電位)に設定され、ビット線16は電位0(ビット選択電位)に設定されている。よって、選択セル18aにはVs−0=Vsのプラスの電界が印加される。このため、選択セル18aでの残留分極が、図3のA点、D点のいずれであっても、上述のリード動作によって図3のC点の分極状態となる。よって、選択セル18aに接続されたビット線16の電流を検出すれば、上述の通り、メモリ状態が“1”であるか“0”であるかを判定できる。
【0030】
なお、図3のC点の分極状態に設定することは、データ“0”の書き込み動作と同じである。よって、データ“0”を書き込むときにも、図4の通り電位設定すればよい。
【0031】
また、実際のデータリード動作は、一本のワード線14上の複数のメモリセル18に対して同時に実施され、8ビットまたは16ビットなどの一群のデータが同時に読み出される。
【0032】
(デスィスターブ現象の説明)
このデータリード時には、図4に示す非選択セル18bに接続された全てのワード線14は電位Vs/3(ワード非選択電位)に、非選択セル18bに接続された全てのビット線16は電位2Vs/3(ビット非選択電位)に設定される。このとき、非選択セル18bへの印加電圧は±Vs/3となる。この結果、A点の分極状態であった非選択セル18bは、図3のH,I点のいずれかに移行する。A点からI点に移行しても、反転点Bを越えないため、記憶データが反転することはない。また、D点の分極状態であった非選択セル18bは、図3のG,J点のいずれかに移行する。この場合も、D点からG点に移行しても、反転点Eを越えないため、記憶データが反転することはない。
【0033】
しかし、例えば読み出し動作モードの度に、非選択セルに繰り返し非選択電圧が印加されると、その電界方向によってはデータが劣化してしまう。このことを、図5を参照して説明する。
【0034】
図5は、点Dの分極状態にある非選択メモリセルに、他の選択セルの動作モードの度に、分極状態を反転させる電界方向(点E側に移行する電界方向でマイナス電界方向)に、10nオーダで繰り返し非選択電圧−Vs/3が印加される場合を示している。同様に、点Aの分極状態にある非選択メモリセルに、他の選択セルの動作モードの度に、分極状態を反転させる電界方向(点B側に移行する電界方向でプラス電界方向)に10nオーダで繰り返し非選択電圧Vs/3が印加される場合を示している。
【0035】
いずれの場合も、繰り返し回数10nのべき乗数nが大きくなると、残留分極Prまたは−Prの絶対値が小さくなってしまう。こうなると、データ読み出し時に充分な分極電荷のマージンが生じなくなり、読み出し不能となってしまう。
【0036】
(本実施形態の駆動方法)
本実施例では、上述のディスターブ現象を低減するものである。この解決原理を簡易化したのが、図6(A)(B)である。図6(A)は比較例の駆動法であり、図6(B)は本実施形態の駆動法である。
【0037】
図6(A)(B)は共に、強誘電体キャパシタにマイナス電界方向の書き込みパルス(−Vs)が印加されて、分極状態を図3のF点に移行させて、データ“1”の書き込みが行われている。なお、この書き込み動作は、図3のA点(データ“1”の記憶状態)からC点に移行させてデータ“1”を読み出した後、図3のD点を経てF点に移行させるための再書き込み動作と同じである。
【0038】
図6(A)では、その後の非選択時に、プラス電界方向の非選択電圧(Vs/3)が繰り返し印加された後に、プラス電界方向の読み出しパルスが印加されて、読み出しが行われている。この動作を、図5にて説明すると、データ“1”の書き込みによりF点の分極状態に移行した後、印加電圧0のメモリ状態では図5のA点の分極状態にあり、繰り返し非選択電圧Vs/3が印加されることで、図5の通りにディスターブが生ずる。よって、プラス電界方向の読み出しパルスVsが印加されたときの、分極電荷量は、図3に示すディスターブのない分極電荷量Q1よりも小さくなる。
【0039】
一方、本実施形態の駆動方法では、図6(B)に示すように、繰り返し実施される非選択時には、必ず一対の非選択パルス(−Vs/3,+Vs/3)が印加されている。従って、図6(B)の例では、マイナス電界の非選択パルス(−Vs/3)が、図5のA点の分極状態を反転しない電界方向の電圧パルスとなるので、ディスターブを抑制することができる。
【0040】
なお、図6(B)とは異なり、プラス電界の書き込みパルス(Vs)によりデータ“0”を書き込まれているメモリセルの場合には、一対の非選択パルス(−Vs/3,+Vs/3)のうち、プラス電界の非選択パルス(Vs/3)が、図5のD点の分極状態を反転しない電界方向の電圧パルスとなり、同様にしてディスターブを抑制することができる。
【0041】
このように、データ記憶状態に拘わらず、そのデータ記憶時の分極状態を反転しない電界方向の電圧パルスが非選択時に必ず印加されるようにしておけば、データ記憶状態によって非選択パルスの電界方向を切り替える必要がない。
【0042】
ただし、本実施形態は、必ずしも一対の非選択パルスを印加するものに限らず、所定の頻度でブラス電界の非選択パルスとマイナス電界の非選択パルスとを交互に印加するなどの方法を採用できる。
【0043】
図7は、図6(A)の比較例と図6(B)の本実施形態とのそれぞれについて、非選択パルスの印加回数と、読み出し電荷量との関係を示す特性図である。図7から明らかなように、本実施形態の方がディスターブ悪影響が少なく、より大きい読み出し電荷量を確保できることが分かる。
【0044】
(本実施形態の駆動方法の具体例)
以下、本実施形態のより具体的な駆動方法について説明する。以下の説明では、図8に示すセルC11を選択セルとし、セルC12,C21,C22を非選択セルとする。
【0045】
図9(A)〜図9(D)は、図3に示すデータ“0”を選択セルC11に書き込む時、あるいは図3に示すデータ“0”及び“1”を読み出すときの、2本のワード線WL1,WL2の電位と、2本のビット線BL1,BL2の電位をそれぞれ示している。図10(A)〜図10(D)は、図9(A)〜図9(D)に示す各種電位をワード線WL1,WL2及びビット線BL1,BL2に印加した際の、4つのセルC11,C12,C21,C22に印加される電圧を示している。
【0046】
各図に示す駆動期間は、データ“1”書き込み期間T1、イコライズ期間T2及びディスターブ防止期間T3に大別される。本実施形態では、最小パルス幅Wとしたとき、書き込み期間T1=5W、イコライズ期間T2=W、ディスターブ期間T3=3Wとしている。
【0047】
選択セルC11を図3の点Cの飽和分極状態に設定するには、選択セルC11に接続されたワード線WL1に図9(A)に示すパルス幅Wのワード線選択電位(Vs)を、選択セルC11に接続されたビット線BL1に図9(C)に示すビット線選択電位(0)を印加すればよい。このとき、図10(A)に示すように、選択セルC11の両端にはプラス電界方向の電圧(Vs)が印加される。書き込み期間T1では、非選択セルC12,C21,C22に、非選択電圧(±Vs/3)が印加される。このため、ワード線WL2には、図9(B)に示すようにワード非選択電位(Vs/3)が印加され、ビット線BL2には、図9(D)に示すようにビット線非選択電位(2Vs/3)が印加される。
【0048】
図9(A)〜図9(D)に示す波形図では、各電圧パルスが時間軸上でずれたとしても、非選択セルC12,C21,C22に非選択電圧(±Vs/3)よりも絶対値が大きい電圧がかからないようにしている。例えば、選択ワード線WLにパルス幅Wの選択ワード電位Vsが印加されるタイミングに合わせて、ビット線BL2にはパルス幅3Wの非選択ビット電位(2Vs/3)が印加されている。同様に、ビット線BL2にパルス幅3Wの非選択ビット電位(2Vs/3)が印加されるタイミングに合わせて、ワード線WL1,L2には、パルス幅5Wの非選択ワード電位(Vs/3)が印加されている。こうすると、図9(A)の選択ワード電位Vsの電圧パルスが時間軸上でずれても、あるいは図9(D)の非選択ビット電位(2Vs/3)の電圧パルスが時間軸上でずれても、非選択セルC12,V21,C22に非選択電圧(±Vs/3)よりも絶対値が大きい電圧がかからない。
【0049】
次に、イコライズ期間T2では、全てのワード線及びビット線の電位が0Vとされ、先の書き込み期間T1にて図3のC点に移行した選択セルの分極状態は、書き込み期間T1内に点Jに移行した後に、イコライズ動作によって点Dに移行する。非選択セルは、書き込み期間T1内に点G,Jのどちらか(点Dの状態にあるとき)、または点H,Iのどちらか(点Aの状態にあるとき)に移動した後、元の点Dまたは点Aに戻る。
【0050】
ディスターブ防止期間T3は、それぞれ非選択電位(Vs/3)が印加される第1区間T31及び第2区間T32と、その間の0Vに設定される第3区間T33に3分割されている。第1区間T31では、例えば図9(A)及び図9(B)に示すように、全てのワード線WL1,WL2に非選択電位(Vs/3)が印加される。第2区間T32では、例えば図9(C)及び図9(D)に示すように、全てのビット線BL1,BL2に非選択電位(Vs/3)が印加される。なお、第1区間と第2区間の順番を逆にしても良い。第3区間T33は上述のイコライズ期間T2と同じである。
【0051】
このディスターブ防止期間T3では、図10(A)〜図10(D)に示すように、第1区間T31ではプラス電界の非選択電位(Vs/3)が、第2区間T32ではマイナス電界の非選択電圧(−Vs/3)が、全てのセルC11,C12,C21,C22に印加される。従って、図6(B)にて示した原理により、ディスターブが防止される。
【0052】
ここで、図10(A)〜図10(D)に示すように、選択セルC11へ“0”を書き込む書き込み期間T1内にて、非選択セルC12,C21,C22にプラス方向の非選択電圧(Vs/3)が印加されるか、あるいはマイナス方向の非選択電圧(−Vs/3)が印加されるかは、選択セルの位置などに依存して決まり、区々である。
【0053】
図10(B)及び図10(D)に示す非選択セルC12,C22では、書き込み期間T1内に双方の電界方向の非選択電圧(±Vs/3)が印加されるが、図10(C)に示す選択セルC21では、書き込み期間T1内では同一の電界方向に非選択電圧が印加され続ける。よって、非選択セルC21のメモリ状態によっては、ディスターブの悪影響が最も顕著となる。この場合でも、本実施形態のディスターブ期間T3を設けることで、定期的に、メモリ状態を反転させない電界方向の非選択電圧が必ず印加されるため、ディスターブの問題を抑制できる。
【0054】
図11(A)〜図11(D)は、図3に示すデータ“1”を選択セルC11に書き込む時の2本のワード線WL1,WL2の電位と、2本のビット線BL1,BL2の電位をそれぞれ示している。図12(A)〜図12(D)は、図11(A)〜図11(D)に示す各種電位をワード線WL1,WL2及びビット線BL1,BL2に印加した際の、4つのセルC11,C12,C21,C22に印加される電圧を示している。
【0055】
図11及び図12は、図9及び図10と比較すると、動作モードの相違から書き込み期間T1の波形が相違するが、ディスターブ期間T3は同じ波形となっている。よって、データ“0”を書き込む時にも、ディスターブを防止できる。
【0056】
(ディスターブ防止期間の設定方法)
上述の実施形態では、書き込み動作、再書き込み動作及び読み出し動作が終了する度に、ディスターブ防止期間を設けるものであったが、これらの動作が複数回終了する毎に1回、ディスターブ期間を設けるものでも良い。
【0057】
このために、図13に示すように、書き込み動作及び読み出し動作の回数をカウントし、所定値にカウントアップしたらディスターブ防止期間T3内の動作を行うように指示するカウンタ40を設けることが出来る。このカウンタ40は、書き込み動作及び読み出し動作の回数をカウントするために、例えばアドレス遷移信号ATDをカウントすることが出来る。なお、読み出し動作が行われると続いて再書き込みが必ず実施され、書き込み動作としてもデータ“0”とデータ“1”との2回の書き込みが必要である。従って、カウンタ40がアドレス遷移信号ATDを1回カウントすると、上述の2つの動作が終了したことを検出できるので、これを考慮してカウントアップ値を決定すればよい。
【0058】
図14は、メモリアドレスとして用いられない架空のアドレス(M+1,N+1)が指定された場合に、ディスターブ防止期間T3内の動作が実施される他の実施形態を示している。
【0059】
図14において、有効ワード線14はN本、有効ビット線16はM本、強誘電体メモリセル18は計(M×N)個存在する。ここで、(N+1)本目の仮想のワード線14Aと、(M+1)本目の仮想のビット線16Aを想定する。アドレス(M+1,N+1)も仮想アドレスである。
【0060】
上述の書き込み及び読み出し動作は、実際のアドレス(1,1)〜(M,N)のいずれかが指定されて実施される。ワード線・ビット線ドライバ20,22は上述したようにアドレスデコーダを内蔵するので、有効アドレスが指定された時には上述の動作工程が実施される。ここで、仮想アドレス例えばアドレス(M,N)が指定されたら、ディスターブ防止工程が実施されるように、ワード線・ビット線ドライバ20,22を設定しておく。こうすると、カウンタ40等を要せずに、アドレス指定のみでディスターブ防止工程を実施することができる。
【0061】
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る強誘電体記憶装置のブロック図である。
【図2】図1に示すメモリセルアレイの概略斜視図である。
【図3】図1に示す強誘電体メモリセルのヒステリシス特性図である。
【図4】強誘電体メモリセルアレイのリード時(データ“0”の書込み時)のワード線、ビット線の設定電位を示す概略説明図である。
【図5】強誘電体キャパシタのディスターブ現象を説明するための特性図である。
【図6】図6(A)は比較例の駆動法を、図6(B)は本発明の実施形態の駆動法をそれぞれ示す波形図である。
【図7】図6(A)(B)の駆動法のそれぞれについて、非選択パルスの回数と読み出し電荷量との関係を示す特性図である。
【図8】図1中の一部のセルの拡大図である。
【図9】図9(A)〜図9(D)は、データ“0”を図8の選択セルC11に書き込む時の2本のワード線と2本のビット線の電位をそれぞれ示す波形図である。
【図10】図10(A)〜図10(D)は、図9(A)〜図9(D)の電位設定により図8の選択セルC11〜C22に印加される電圧をそれぞれ示す波形図である。
【図11】図11A)〜図11(D)は、データ“1”を図8の選択セルC11に書き込む時の2本のワード線と2本のビット線の電位をそれぞれ示す波形図である。
【図12】図12(A)〜図12(D)は、図11(A)〜図11(D)の電位設定により図8の選択セルC11〜C22に印加される電圧をそれぞれ示す波形図である。
【図13】ディスターブ防止工程を実施するタイミングを決定するカウンタを有する強誘電体記憶装置のブロック図である。
【図14】仮想アドレスの指定によりディスターブ防止工程を実施するタイミングを決定する強誘電体記憶装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 メモリセルアレイ
12 強誘電体
14 ワード線
16 ビット線
18 強誘電体メモリセル
18a 選択セル
18b 非選択セル
20 ワード線ドライバ
22 ビット線ドライバ
24 電源回路
40 カウンタ

Claims (4)

  1. 複数のワード線及び複数のビット線の各交点に形成される複数の強誘電体メモリセルの少なくとも一つの選択セルに対して、データ読み出し、データ再書き込み及びデータ書き込みのいずれか一つを実施する動作工程と、
    前記動作工程が少なくとも1回実施された後に、前記複数の強誘電体メモリセルの各々に、各々の前記強誘電体メモリセルの記憶データを反転させない電界方向に電圧を印加するディスターブ防止工程と、
    を有し、
    前記動作工程では、前記少なくとも一つの選択セルに接続されたワード線に2種の選択電位の一方を供給し、非選択セルに接続されたワード線に2種の非選択電位の一方を供給し、前記少なくとも一つの選択セルに接続されたビット線に前記2種の選択電位の他方を供給し、前記非選択セルに接続されたビット線に前記2種の非選択電位の他方を供給し、
    前記ディスターブ防止工程は、第1,第2区間と、前記第1,第2区間の間に設けられた第3区間とに分割され、前記2種の選択電位のうちの低電位を第1ディスターブ電位とし、前記2種の非選択電位のうちの低電位を第2ディスターブ電位とし、
    前記ディスターブ防止工程では、前記第1区間に、前記複数のワード線に前記第1,第2ディスターブ電位の一方を供給し、前記複数のビット線に前記第1,第2ディスターブ電位の他方を供給し、前記第2区間に、前記複数のワード線に前記第1,第2ディスターブ電位の他方を供給し、前記複数のビット線に前記第1,第2ディスターブ電位の一方を供給し、前記第3区間に、前記複数のワード線及び前記複数のビット線を同電位に設定することを特徴とする強誘電体記憶装置の駆動方法。
  2. 請求項1において、
    前記複数の強誘電体メモリセルの各々が、強誘電体キャパシタのみで構成されていることを特徴とする強誘電体記憶装置の駆動方法。
  3. 互いに平行に配置される複数のワード線と、
    前記複数のワード線と交差して、互いに平行に配置される複数のビット線と、
    前記複数のワード線及び前記複数のビット線の各交点に形成される複数の強誘電体メモリセルと、
    前記複数のワード線を駆動するワード線ドライバと、
    前記複数のビット線を駆動するビット線ドライバと、
    を有し、
    前記ワード線ドライバ及び前記ビット線ドライバは、前記複数の強誘電体メモリセルの少なくとも一つの選択セルに対して、データ読み出し、データ再書き込み及びデータ書き込みのいずれか一つの動作モードを実施し、前記動作モードが少なくとも1回実施された後のディスターブ防止モード時に、前記複数の強誘電体メモリセルの各々に、各々の前記強誘電体メモリセルの記憶データを反転させない電界方向に電圧を印加し、
    前記動作モード時に、前記ワード線ドライバは、前記少なくとも一つの選択セルに接続されたワード線に2種の選択電位の一方を、前記非選択セルに接続されたワード線に2種の非選択電位の一方をそれぞれ供給し、前記ビット線ドライバは、前記少なくとも一つの選択セルに接続されたビット線に前記2種の選択電位の他方を、前記非選択セルに接続されたビット線に前記2種の非選択電位の他方をそれぞれ供給し、
    前記ディスターブ防止モード時が、第1,第2区間と、前記第1,第2区間の間に設けられた第3区間とに分割され、前記2種の選択電位のうちの低電位を第1ディスターブ電位とし、前記2種の非選択電位のうちの低電位を第2ディスターブ電位とし、
    前記第1区間に、前記ワード線ドライバが前記複数のワード線に前記第1,第2ディスターブ電位の一方を供給し、前記ビット線ドライバが前記複数のビット線に前記第1,第2ディスターブ電位の他方を供給し、前記第2区間に、前記ワード線ドライバが前記複数のワード線に前記第1,第2ディスターブ電位の他方を供給し、前記ビット線ドライバが前記複数のビット線に前記第1,第2ディスターブ電位の一方を供給し、前記ワード線ドライバ及び前記ビット線ドライバは、前記第3区間に、前記複数のワード線及び前記複数のビット線を同電位に設定することを特徴とする強誘電体記憶装置。
  4. 請求項3において、
    前記複数の強誘電体メモリセルの各々が、強誘電体キャパシタのみで構成されていることを特徴とする強誘電体記憶装置。
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