JP4211068B2 - パチンコ機 - Google Patents

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茂喜 山森
泰則 植田
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Toyomaru Industry Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機としては、図5の如きものが知られている。このパチンコ機51は、外周を覆う機枠52の左端縁に、ガラス枠54を嵌め込んだ前面枠53が、片開き自在に蝶着されている。前面枠53の後方には、機構板61が設置されており、その機構板61の前面の上方には、遊技盤55が設置されている。遊技盤55の表面には、略円形の遊技領域56が設けられており、その遊技領域56には、図柄表示装置57、各種の入賞装置58,58・・、風車59等が設置されている。また、遊技領域56の上方には、遊技盤55の表面を装飾する目的で、合成樹脂製の飾り部材60が取り付けられている。かかるパチンコ機51は、遊技内容が陳腐化した場合には、遊技盤55と遊技内容を制御する制御装置(図示せず)のみを取り替えて他の部分を継続して使用する(以下、盤面交換という)ことが多い。そして、取り替えられた古い遊技盤55は、材質毎に分別されて一部がリサイクル利用され、一部が廃棄される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のパチンコ機51は、遊技盤55に飾り部材60が取り付けられているので、盤面交換の際に、飾り部材60も廃棄されてしまうため、盤面交換によって生じる廃棄物の量が多く、その上、盤面交換に多くの費用を要する。
【0004】
本発明の目的は、盤面交換によって生じる廃棄物の量が少ない上、盤面交換に多くの費用を必要としないパチンコ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の構成は、遊技盤面の上方に、嵌合凹部及び複数の取付片を有する飾り部材が配置されているとともに、遊技盤面の前方に、前面枠が片開き自在に取り付けられたパチンコ機であって、前記前面枠の裏側に、ガラス板と当該ガラス板の周縁を覆うフレームとにより形成されたガラス扉が、下端縁を中心に後方へ傾動自在に、且つ、前記フレームの前面側に取り付けられた磁石の前記前面枠裏側への吸着により起立状態を保持可能に設置されており、そのガラス扉の上方に、前記飾り部材が、前記嵌合凹部に前記フレームの上端に懸架された桟状突起を嵌入させ、かつ、前記取付片を前記フレームに設けられた溝に係合させることによって、着脱可能に取り付けられていることにある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のパチンコ機について、図面にしたがって詳細に説明する。
【0007】
図1、図2は、本発明に係るパチンコ機を示したものであり、パチンコ機1は、周囲を覆う機枠2の左端縁の上側に、前面枠3が、上下一対のヒンジ4,4によって開閉自在に蝶着されている。図3は、前面枠3の側断面を示したものであり、前面枠3は、環状の前パネル5の周縁がコ字状に折り曲げ形成されており、その前パネル5の背面に、環状の後パネル6が係着されている。そして、図2の如く、それらのパネル5,6の開口部分に、ガラス扉7が、下端縁を中心に後方へ傾動可能に取り付けられている。なお、前パネル5の上側の前面には、ランプシェード8が突設されており、左右両側の前面には、装飾体9,9が突設されている。また、前面枠3の上部の前パネル5と後パネル6との間には、ランプユニット10が設置されている。
【0008】
ガラス扉7は、ガラス板11と、その周縁を覆うフレーム13とによって形成されている。フレーム13の左右には、それぞれ、溝14が設けられており、フレーム13の上端には、桟状突起15が懸架されている。また、フレーム13の左右の溝14,14の上端際には、ロッド16が懸架されており、幅が大きくならないように規制されている。さらに、各フレーム13,13の左右の下端には、それぞれ水平軸17が突設されている。そして、ガラス扉7は、各水平軸17,17が、前パネル5の裏面に突設された軸受18に回動可能に枢着されることによって、下端縁を中心に後方へ傾動可能に取り付けられている。
【0009】
なお、前パネル5の開口部分は、ガラス扉7より一回り小さく形成されており、ガラス扉7が起立した状態においては、各フレーム13,13の前面が、前パネル5の開口部分際の裏面に当接し、ガラス扉7が起立位置より前方に傾動しないようになっている。また、左側のフレーム13の前面側には磁石(図示せず)が取り付けられており、ガラス扉7が起立した状態で、その磁石が前パネル5の開口部際の裏側に吸着し、ガラス扉7を起立位置に保持するようになっている。一方、ガラス扉7が後方に傾動する場合には、その傾動角度は、後パネル6の下側部分によって、所定角度以下に規制されるようになっている。
【0010】
また、ガラス扉7の上端には、飾り部材19が取り付けられている。図4は、飾り部材19を裏側から見た状態を示したものであり、飾り部材19は、板状で、下側が円弧状に切り欠かれた形状を有している。そして、前面の上端縁際に、嵌合凹部21が一直線状に設けられており、左右のサイドに、それぞれ、2個ずつの取付片20,20が、板面に対して垂直に設けられている。なお、各取付片20,20・・の先端の内側には、係合突起(図示せず)が設けられている。かかる飾り部材19は、前面の上端縁際に設けられた嵌合凹部21に、各フレーム13,13の上端に懸架された桟状突起15を嵌入させ、かつ、各取付片20,20・・に設けられた係合突起を、保持枠12の左右のフレーム13,13に設けられた溝14,14に係合させた状態で、ガラス扉7の上端に設置されている(なお、図3(a)は、飾り部材19をガラス扉7に取り付けた状態を示したものであり、図3(b)は、飾り部材19をガラス扉7から取り外した状態を示したものである)。そして、前面枠3を機枠2の前方に閉成した場合に、遊技領域25の上方に位置するようになっている。
【0011】
一方、図2の如く、前面枠3の後方には、裏面枠22が設置されており、その裏面枠22の後側には、機構板23が設置されている。裏面枠22も、前面枠3と同様に、機枠2の左端縁に開閉自在に蝶着されており、前面の上側に、図1の如き遊技盤24が嵌め込み設置されている(図2においては、遊技盤24の記載が省略されている)。なお、遊技盤24の前面には、略円形の遊技領域25が設けられており、その遊技領域25内には、図柄表示装置26、各種の入賞装置27,27・・、風車28,28・・等が設置されているとともに、多くの障害釘(図示せず)が植設されている。また、裏面枠22の前面の中央より若干下側の左端縁には、前板29が、開閉自在に蝶着されており、前面枠3の下側に位置した状態になっている。前板29は、前面に供給皿30等が設けられており、右側の裏面に磁石31が固着されている。そして、閉成した場合には、磁石31が裏面枠の右側に吸着して、閉成位置に保持されるようになっている。なお、前板29は、前面枠3より前方側に開放しないように構成されている。さらに、裏面枠22の前面の下側(前板を蝶着した部分の下側)には、貯留皿12および発射ハンドル32等が設けられている。
【0012】
パチンコ機1は、上記の如く、飾り部材19が前面枠3の裏側に取り付けられており、盤面交換の際に、飾り部材19を廃棄することなく再利用することができるので、従来のパチンコ機に比べて、盤面交換によって生じる廃棄物の量が少ない上、取り替える新たな遊技盤に飾り部材19を取り付ける必要がないので、盤面交換にかかる費用を低く抑えることができる。
【0013】
さらに、パチンコ機1は、前面枠3の裏側に、ガラス扉7が、下端縁を中心に後方に傾動自在に設置されているとともに、そのガラス扉7の上方に、飾り部材19が取り付けられているので、飾り部材19のみを取り替える必要が生じた場合には、容易に取り替えることができる。なお、後パネル6の下側部分によって、ガラス扉7の後方への傾動角度が所定角度以下に規制されるため、かかる飾り部材19の取替作業は、きわめて容易である。加えて、飾り部材19が、前面の上端縁際に設けられた嵌合凹部21に、各フレーム13,13の上端に懸架された桟状突起15を嵌入させ、かつ、各取付片20,20・・に設けられた係合突起を、左右のフレーム13,13に設けられた溝14,14に係合させた状態でガラス扉7の上端に設置される構造であるため、飾り部材19を所定位置に短時間で容易に取り付けることができるし、簡単に取り外すこともできる。
【0014】
なお、本発明のパチンコ機の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、機枠、前面枠、ガラス扉、飾り部材、裏面枠、機構板、遊技盤、供給皿、貯留皿、発射ハンドル等の形状、構造、材質等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更できる。
【0015】
たとえば、前面枠は、必ずしも、後方へ傾動可能なガラス扉を設置したものに限定されず、ガラス板が一体的に嵌め込まれたものでも良い。また、ガラス扉への飾り部材の取付方法も、取付片による係着に限定されず、ガラス扉のフレームへ飾り部材を接着したり、螺着したりする方法を採用することも可能であるし、飾り部材に磁石を装着しその磁力を利用してガラス扉のフレームへ取り付ける方法を採用することも可能である。しかしながら、上記実施形態の如く、取付片を利用して飾り部材を取り付ける場合には、飾り部材の取り付け、および取り外しが容易なものとなる、というメリットがある。加えて、飾り部材は、単なる装飾目的のものでも良いし、電飾ランプ、効果音発生用のスピーカ等を設置したものでも良い。
【0016】
【発明の効果】
本発明のパチンコ機は、上記の如く構成されているため、盤面交換の際に、飾り部材を廃棄することなく再利用することができるので、従来のパチンコ機に比べて、盤面交換によって生じる廃棄物の量が少ない上、取り替える新たな遊技盤に飾り部材を取り付ける必要がないので、盤面交換にかかる費用を低く抑えることができる。
また、前面枠の裏面に、ガラス扉が、下端縁を中心に後方に傾動自在に設置されているとともに、そのガラス扉の上方に、飾り部材が、嵌合凹部にフレームの上端に懸架された桟状突起を嵌入させ、かつ、各取付片をフレームに設けられた溝に係合させた状態でガラス扉に設置される構造であるため、飾り部材を所定位置に短時間で容易に取り付けることができるし、簡単に取り外すこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面を示す説明図である。
【図2】パチンコ機の斜視説明図である。
【図3】前面枠、および飾り部材の側面を示す説明図である。
【図4】飾り部材の斜視説明図である。
【図5】従来のパチンコ機を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1・・パチンコ機、2・・機枠、3・・前面枠、4・・ヒンジ、5・・前パネル、6・・後パネル、7・・ガラス扉、8・・ランプシェード、9・・装飾体、10・・ランプユニット、11・・ガラス板、12・・貯留皿、13・・フレーム、14・・溝、15・・桟状突起、16・・ロッド、17・・水平軸、18・・軸受、19・・飾り部材、20・・取付片、21・・嵌合凹部、22・・裏面枠、23・・機構板、24・・遊技盤、25・・遊技領域、26・・図柄表示装置、27・・入賞装置、28・・風車、29・・前板、30・・供給皿、31・・磁石、32・・発射ハンドル、51・・パチンコ機、52・・機枠、53・・前面枠、54・・ガラス枠、55・・遊技盤、56・・遊技領域、57・・図柄表示装置、58・・入賞装置、59・・風車、60・・飾り部材。

Claims (1)

  1. 遊技盤面の上方に、嵌合凹部及び複数の取付片を有する飾り部材が配置されているとともに、遊技盤面の前方に、前面枠が片開き自在に取り付けられたパチンコ機であって、
    前記前面枠の裏側に、ガラス板と当該ガラス板の周縁を覆うフレームとにより形成されたガラス扉が、下端縁を中心に後方へ傾動自在に、且つ、前記フレームの前面側に取り付けられた磁石の前記前面枠裏側への吸着により起立状態を保持可能に設置されており、そのガラス扉の上方に、前記飾り部材が、前記嵌合凹部に前記フレームの上端に懸架された桟状突起を嵌入させ、かつ、前記取付片を前記フレームに設けられた溝に係合させることによって、着脱可能に取り付けられていることを特徴とするパチンコ機。
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