JPH10127865A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JPH10127865A
JPH10127865A JP30591596A JP30591596A JPH10127865A JP H10127865 A JPH10127865 A JP H10127865A JP 30591596 A JP30591596 A JP 30591596A JP 30591596 A JP30591596 A JP 30591596A JP H10127865 A JPH10127865 A JP H10127865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
synthetic resin
game board
game
decorative body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30591596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4129699B2 (ja
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP30591596A priority Critical patent/JP4129699B2/ja
Publication of JPH10127865A publication Critical patent/JPH10127865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4129699B2 publication Critical patent/JP4129699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤等を交換する場合でも、その交換に関
係なく装飾体を使用でき、材料の無駄等を防止できると
共に、製作コストを低減でき、しかも透明板を割れ難く
でき、仮に割れた時にも怪我等の恐れを極力少なくでき
る遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機本体の窓孔5 に前後2枚の透明板
34,35 を設けると共に、この透明板34,35 の後側に遊技
盤12を設け、前側の透明板34を合成樹脂製とし、この前
側の透明板34に、遊技盤12の遊技領域22の外側を前側か
ら覆う装飾体37を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、回胴式遊技機等の遊技機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、アレンジボール機等の弾球
遊技機は、矩形状の外枠等からなる遊技機本体と、この
遊技機本体の前側に開閉自在に枢着された前枠とを備
え、この前枠に形成した窓孔に、金属製の金枠に2枚の
ガラス板を装着したガラス扉を開閉自在に設け、そのガ
ラス扉の後側に遊技盤を装着している。遊技盤には、ガ
イドレール等で区画された遊技領域内に入賞手段、変動
図柄表示手段等の各遊技部品を配置する一方、遊技領域
の外側の各隅部に、この遊技領域を取り囲むように装飾
体を配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機で
は、遊技店に設置し営業を開始した後、遊技機本体をそ
のまま使用し、遊技盤に遊技部品等を装着した遊技盤ユ
ニットを交換して遊技者の新たなニーズ等に対応する場
合がある。
【0004】しかし、この遊技盤ユニットの交換に際し
ては、遊技領域を取り囲むように遊技盤の前面側に装飾
体を装着しているため、遊技盤の遊技領域内に配置され
てゲーム内容に直接関係する遊技部品の廃棄は止むを得
ないとしても、遊技領域の外側にあって、通常ではゲー
ム内容に直接関係しない装飾体も一緒に廃棄せざるを得
なくなっている。このため、装飾体が無駄であると共
に、遊技盤ユニットの組み立て時の作業工数が増加し、
製作コストがアップする欠点がある。
【0005】また従来のガラス扉は、金枠に前後2枚の
ガラス板を装着しているため、ガラス扉に接触する等し
て衝撃が加わった場合にガラス板が割れ易く、その破片
で遊技者等が怪我をする等の問題もある。本発明は、か
かる従来の課題に鑑み、遊技盤等を交換する場合でも、
その交換に関係なく装飾体を使用でき、材料の無駄等を
防止できると共に、製作コストを低減でき、しかも透明
板を割れ難くでき、仮に割れた時にも怪我等の恐れを極
力少なくできる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技機本体1 の窓孔5 に前後2枚の透明板34,35を
設けると共に、この透明板34,35 の後側に遊技盤12を設
けた遊技機において、前側の透明板34を合成樹脂製と
し、この前側の透明板34に、遊技盤12の遊技領域22の外
側を前側から覆う装飾体37を設けたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、前側の透明板34と装飾体37とを一体
に形成したものである。請求項3に記載の本発明は、請
求項1又は2に記載の発明において、装飾体37に光透過
性を有する表示部45,46,52を設け、この表示部45,46,52
に対応して装飾体37の裏側に光源49,50,51を設けたもの
である。
【0008】請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至
3の何れかに記載の発明において、前側の透明板34の裏
側に、遊技盤12の遊技領域22を取り囲むように隔壁38を
設け、この隔壁38により前後2枚の透明板34,35 間の間
隔を保持するように構成したものである。請求項5に記
載の本発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明に
おいて、前後2枚の透明板34,35 を外側の保持具36によ
り保持して窓板ユニット33を構成し、この窓板ユニット
33を窓板嵌合部32に着脱自在に嵌合したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1乃至図7は本発明を弾球遊技
機に採用した場合の第1の実施形態を示す。図1乃至図
3において、1 は遊技機本体で、外枠2 と、この外枠2
の前側に配置された前枠3 とを備え、その前枠3 は外枠
2 に上下一対のヒンジ4 を介して開閉自在に装着されて
いる。
【0010】前枠3 には、上下方向に長い矩形状の窓孔
5 が形成されると共に、この窓孔5の下側に下皿6 と発
射手段7 用の発射ハンドル8 とが左右に配置して装着さ
れている。前枠3 には窓孔5 を縁取りする金属製の窓枠
9 が装着されており、その窓孔5 内に開閉扉10及び開閉
板11が上下に、またその後側に遊技盤12が夫々配置され
ている。
【0011】遊技盤12は、図4に示すように遊技盤装着
枠13を介して前枠3 に後側から装着され、裏機構板14に
より遊技盤装着枠13に着脱自在に固定されている。遊技
盤装着枠13は、窓孔5 を取り囲むように前枠3 の裏側に
固定され、この遊技盤装着枠13に後側から遊技盤12を嵌
め込むようになっている。遊技盤装着枠13にはロックレ
バー15が支軸16により回動自在に枢着され、遊技盤12を
押さえた状態の裏機構板14をロックレバー15により締め
付けて固定するように構成されている。
【0012】遊技盤12には、図1及び図2に示すよう
に、遊技球を案内するガイドレール17、このガイドレー
ル17の終端側に配置されたゴム製のストッパー18、左右
一対のコーナーランプ19,20 、このコーナーランプ19,2
0 間に配置された円弧状の内レール21等が略環状に装着
されており、これらによって遊技領域22が形成されてい
る。また遊技盤12内の遊技領域22には、遊技盤12に入賞
手段22〜26、変動図柄表示手段27、大入賞手段28等の遊
技部品が装着されている。
【0013】開閉扉10及び開閉板11は、前枠3 を外枠2
に枢支するヒンジ4 と同一側のヒンジ29を介して前枠3
に開閉自在に枢着されている。開閉板11には上皿30が装
着され、この上皿30から球送り手段を介して発射手段7
の発射位置に遊技球を供給するようになっている。な
お、発射手段7 は、発射ハンドル8 を操作した時に、球
送り手段を介して上皿30から供給される遊技球を打撃し
て、その遊技球をガイドレール17に沿って遊技盤12の上
部側に発射させるようになっている。
【0014】開閉扉10は、図4及び図6にも示すよう
に、角形の扉枠31と、この扉枠31の後側に固定されたU
字状の窓板嵌合部32と、この窓板嵌合部32に上側から着
脱自在に嵌合された窓板ユニット33とにより構成されて
いる。扉枠31及び窓板嵌合部32はステンレス材等の板金
製であって、扉枠31はヒンジ29を介して前枠3 側の窓枠
9 に枢支されており、この扉枠31の後側に断面コ字状の
窓板嵌合部32が一体に固定されている。
【0015】窓板ユニット33は、前後に間隔をおいて配
置された2枚の透明板、即ち、合成樹脂板34及びガラス
板35と、この合成樹脂板34及びガラス板35の4隅の角部
に着脱自在に嵌め込まれた4個の保持具36とにより構成
されている。ガラス板35は従来と同様の矩形状の平板で
あって、このガラス板35の前側に合成樹脂板34が配置さ
れている。合成樹脂板34はガラス板35に対応する大きさ
であって、この合成樹脂板34には遊技盤12の遊技領域22
の外側を前側から覆う装飾体37と、遊技盤12の遊技領域
22を取り囲むように裏側に突出する隔壁38とが一体に形
成されている。
【0016】装飾体37は、遊技盤12の左上隅部から右上
隅部を経て右下隅部に跨がって遊技領域22の前側に対応
するように合成樹脂板34と一体に設けられている。そし
て、この装飾体37は、その左上隅部、右上隅部及び右下
隅部が凹凸状に成形された凹凸装飾部39〜41となってお
り、その各凹凸装飾部39〜41には、例えば遊技盤12側が
見えないように着色塗装等が施されると共に、円弧状の
着色シール42が遊技領域22の外周に沿って円弧状に貼着
され、またその外側に上隅部に扇状の着色シール43が貼
着されている。なお、下部側の凹凸装飾部41には証紙等
の貼付部44が設けられている。
【0017】装飾体37には、図2及び図3に示すよう
に、凹凸装飾部43に球切れ表示部45が、凹凸装飾部43に
下皿満杯表示部46が夫々前向きに設けられている。球切
れ表示部45と下皿満杯表示部46は、図6及び図7に示す
ように、凹凸装飾部39,40 の装飾塗装とは別の色合いで
光透過性を有する合成樹脂材料により成形され、凹凸装
飾部39,40 に形成された嵌合孔47に嵌め込まれている。
【0018】隔壁38は、遊技盤12の遊技領域22を取り囲
むようにその外周形状に対応し、且つ合成樹脂板34の遊
技領域22に対応する部分と装飾体37の内周側とを区画す
るように帯状に形成されている。そして、この隔壁38
は、その全体が合成樹脂板34の外周縁部48と同一高さで
あって、合成樹脂板34をガラス板35の前側に重ねた時
に、外周縁部48と共にガラス板35の前面側に当接して、
ガラス板35と合成樹脂板34との間に所定の間隔を確保す
るようになっている。
【0019】隔壁38には、図4乃至図6に示すように、
左側の凹凸装飾部39の下端側からガイドレール17の上部
側を経てストッパー18側にわたる上側に周方向に所定間
隔をおいて複数個の内向き表示部52が形成されている。
内向き表示部52は、隔壁38を経て遊技領域22内に光が透
過するように小孔によって構成されている。装飾体37の
裏側には、図4乃至図7にも示すように、球切れ表示部
45、下皿満杯表示部46に対応して前向き光源49,50 が夫
々配置され、また各内向き表示部52に対応して周方向に
所定間隔をおいて複数個の内向き光源51が配置されてい
る。
【0020】球切れ表示部45の前向き光源49は、賞球払
い出し用の遊技球を貯留する賞球タンクの球切れを検出
した時に、下皿満杯表示部46の前向き光源50は、下皿6
の満杯時に夫々点灯して表示するためのものであり、こ
の各前向き光源49,50 は基板等を介して装飾体37の裏側
に固定されている。
【0021】内向き光源51は、例えば発射手段7 により
発射された遊技球がガイドレール17に沿って移動する時
に、その遊技球を追うように点灯位置が移動し、また変
動図柄表示手段27に表示される3個の表示図柄の内、2
個の表示図柄が一致したリーチ時に一斉に点滅表示する
ためのものであり、内向き表示部52に近接又は嵌合する
ように基板等の取り付け具を介して装飾体37の裏側に固
定されている。
【0022】各保持具36は略直角三角形状に構成された
合成樹脂製であって、図2、図4乃至図6に示すように
斜辺側に凹部36a が形成されており、ガラス板35の前側
に合成樹脂板34を重ねて角部を合わせた状態で、その各
角部を凹部36a に嵌合させて合成樹脂板34とガラス板35
とを保持するようになっている。なお、各保持具36の斜
辺と対向する角部は、この保持具36を合成樹脂板34とガ
ラス板35との角部に装着する時に、その角部を作業台等
の上に載せて作業を行えるように、斜め方向に切断され
ている。
【0023】上記構成の弾球遊技機では、合成樹脂板34
に一体の隔壁38及び外周縁部48をガラス板35の前面側に
当接させて、この合成樹脂板34とガラス板35とを前座に
組み合わせ、その4隅の角部に保持具36を嵌め込んで窓
板ユニット33を構成する。すると装飾体37が合成樹脂板
34に一体成形されているので、装飾体37を備えた窓板ユ
ニット33をができる。
【0024】この窓板ユニット33を扉枠31の窓板嵌合部
32に上側から挿入すると、その装飾体37が遊技盤12の遊
技領域22の外側に対応し、その装飾体37によって遊技盤
12の遊技領域22の外側部分を前面側から覆うことがで
き、また装飾体37によって遊技盤12の遊技領域22の外側
に対応する部分を前側から装飾することができる。従っ
て、従来のように個々の遊技盤12に装飾体37を設ける必
要がなく、遊技盤ユニットを交換して遊技者のニーズに
対応する場合にも、材料等の無駄を極力防止でき、製作
コストを低減できる。
【0025】また窓板ユニット33には、前側の透明板を
合成樹脂板34により構成しているため、その合成樹脂板
34を構成する合成樹脂材料を適宜選択することによっ
て、前側の透明板にガラス板35を使用する従来に比較し
て衝撃等による割れ、その他の損傷を少なくでき、また
仮に合成樹脂板34が割れた場合にも、ガラス板35のよう
に砕けた細片が飛び散るようなことも少なく、従来に比
較して破損時の安全性が向上する。
【0026】しかも、前後の透明板に合成樹脂板34を使
用すれば、割れ等を防止でき安全性が向上する反面、後
側の透明板に遊技球との接触による接触痕等が発生し易
くなるが、前側の透明板に合成樹脂板34を使用し、遊技
盤12に沿って移動する遊技球が接触する後側にガラス板
35を使用しているので、窓板ユニット33に合成樹脂板34
を使用しているにも拘わらず、接触痕等の発生を従来と
同様に防止できる。
【0027】更に、前側の合成樹脂板34に装飾体37を設
けているので、遊技盤12に装飾体37を設ける従来に比較
して、装飾体37を遊技者に接近させて配置でき、装飾体
37による装飾効果を向上させることが可能である。また
遊技盤12の遊技領域22を取り囲むように装飾体37を設
け、その内周側に装飾シール42を貼着する等、その内周
側を遊技領域22の外周部に沿って円弧状に構成している
ため、装飾体37によって遊技領域22の外周部側を確実に
覆うことができ、装飾体37を遊技領域22の外周形状に沿
ったデザインに仕上げることができる。
【0028】窓板ユニット33は、前後の合成樹脂板34と
ガラス板35とを4個の保持具36で保持して構成し、この
窓板ユニット33を窓板嵌合部32に上側から着脱自在に嵌
合しているので、窓板ユニット33の取り扱いが容易であ
り、窓板ユニット33を開閉扉10の窓板嵌合部32に対して
容易に着脱できる。
【0029】合成樹脂板34の裏側には遊技盤12の遊技領
域22の外周側に対応する隔壁38があり、この隔壁38で遊
技領域22を取り囲んでいるので、合成樹脂板34に装飾体
37を設けているにも拘わらず、この隔壁38によって装飾
体37の裏側を遮蔽でき、前側から見た場合の窓板ユニッ
ト33の見栄えを良くすることができる。合成樹脂板34に
は装飾体37と隔壁38とを一体に形成しているため、合成
樹脂板34、装飾体37及び隔壁38を金型成形等によって容
易に成形でき、製作コストを低減できる。
【0030】隔壁38は、合成樹脂板34の外周縁部48と共
にガラス板35の前面側に当接しており、この隔壁38で合
成樹脂板34とガラス板35とを所定の間隔に保持している
ので、更に、間隔保持用の部材又は構造を別途設ける必
要がなく、構造を簡単にでき、しかも合成樹脂板34とガ
ラス板35とのガタツキ等を防止できる。
【0031】また隔壁38は遊技盤12の遊技領域22を取り
囲むように合成樹脂板34と一体形成しており、この隔壁
38をガラス板35に当接しているので、この隔壁38によっ
て合成樹脂板34を補強でき、また窓板ユニット33全体と
しても、合成樹脂板34の前後方向への変形等を防止で
き、合成樹脂板34の強度が向上する。
【0032】窓板ユニット33は、ガラス板35間に装飾体
37を介在した状態でその4隅に保持具36を嵌め込んで構
成しているため、合成樹脂板34とガラス板35とを容易に
ユニット化でき、またそれ自体の構造を簡単にできる。
隔壁38に光透過性を有する内向き表示部52を所定間隔を
おいて複数個設け、この内向き表示部52に対応して装飾
体37の裏側に内向き光源51を設けているため、遊技領域
22の外周近傍に遊技球の移動を追うようなイルミネーシ
ョン効果を持たせる等、内向き光源51を利用した装飾性
を持たせることができる。
【0033】また装飾体37には、球切れ表示部45、下皿
満杯表示部46を設け、これらに対応して前向き光源49,5
0 を夫々設けているため、遊技盤12の遊技領域22の外周
側を覆う装飾体37が開閉扉10側にあるにも拘わらず、球
切れ、下皿満杯等の表示を従来と同様に行うことができ
る。
【0034】図8は本発明の第2の実施形態を例示し、
前側の透明板を構成する合成樹脂板34の遊技領域22に対
応する部分を球面状に成形したものである。このように
前側の透明板を球面状に構成すれば、前側の透明板に平
板状のガラス板を使用した従来に比較して、窓板ユニッ
ト33全体に立体感を持たせることができ、斬新なイメー
ジの弾球遊技機を製作できる。しかも前側の透明板が合
成樹脂製の合成樹脂板34であるため、球面状に構成する
場合にも、容易に成形できる。
【0035】図9及び図10は本発明の第3の実施形態
を例示し、合成樹脂板34の前側に、遊技盤12の変動図柄
表示手段27の図柄表示部に対応して凸レンズ54を一体に
形成したものである。このように合成樹脂板34に凸レン
ズ54を設ければ、変動図柄表示手段27の表示図柄を凸レ
ンズ54によって拡大できる。従って、変動図柄表示手段
27の図柄表示部が小さい場合にも、その図柄の確認が容
易である。また合成樹脂板34に凸レンズ54を一体に形成
しているため、その成形が容易である。
【0036】図11は本発明の第4の実施形態を例示
し、合成樹脂板34の裏側に、遊技盤12の変動図柄表示手
段27の図柄表示部に対応してフレネルレンズ55を一体に
形成したものである。フレネルレンズ55は、合成樹脂板
34の裏側に左右方向に長い長円状の溝56を同心状に一定
間隔で多数形成して構成されている。
【0037】このように合成樹脂板34にフレネルレンズ
55を一体に形成すれば、凸レンズを形成する場合に比較
して、合成樹脂板34の全体を薄く構成できる。またフレ
ネルレンズ55は合成樹脂板34の裏側に設けているため、
前側に設ける場合に比較してフレネルレンズの損傷、汚
れ等を少なくできる。
【0038】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではない。
例えば、開閉扉10の窓板嵌合部32に、合成樹脂板34及び
ガラス板35に個別に対応する挿入部を形成し、その挿入
部に合成樹脂板34及びガラス板35を上側又は横から挿入
するようにしても良い。
【0039】また合成樹脂板34とガラス板35とをユニッ
ト化して窓板ユニット33を構成する場合、合成樹脂板34
とガラス板35とに前後方向の貫通孔を形成し、その貫通
孔にピン状の保持具36を挿入してユニット化しても良
い。更に、実施形態では、前側の透明板に合成樹脂板34
を使用し、後側の透明板にガラス板35を使用している
が、遊技球の接触痕等が付き難いものであれば、後側の
透明板に合成樹脂板を使用しても良い。
【0040】装飾体37は合成樹脂板34と一体に設ける
他、別体に設けても良いし、また装飾塗装は裏側から施
しても良い。その他、本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機等の弾球遊技機は勿論のこと、回胴式遊技機等
の各種の遊技機においても同様に実施可能である。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
機本体1 の窓孔5 に前後2枚の透明板34,35 を設けると
共に、この透明板34,35 の後側に遊技盤12を設けた遊技
機において、前側の透明板34を合成樹脂製とし、この前
側の透明板34に、遊技盤12の遊技領域22の外側を前側か
ら覆う装飾体37を設けているので、遊技盤12を交換する
場合でも、その交換に関係なく装飾体37を使用でき、材
料の無駄等を防止できると共に、製作コストを低減で
き、しかもしかも透明板34,35 を割れ難くでき、仮に割
れた時にも怪我等の恐れを極力少なくできる。また装飾
体37を前側の透明板34に設けているので、遊技盤12に装
飾体37を設ける従来に比較して、装飾体37を遊技者に接
近させて配置でき、装飾体37による装飾効果を向上させ
ることが可能である。
【0042】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、前側の透明板34と装飾体37と
を一体に形成しているので、前側の透明板34と装飾体37
とを合成樹脂材料により容易に成形できる。請求項3に
記載の本発明によれば、請求項1又は2に記載の発明に
おいて、装飾体37に光透過性を有する表示部45,46,52を
設け、この表示部45,46,52に対応して装飾体37の裏側に
光源49,50,51を設けているので、装飾体37を遊技盤12か
ら分離して前側の透明板34に設けているにも拘わらず、
光源49,50,51を利用して適宜表示をすること可能であ
る。
【0043】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1乃至3の何れかに記載の発明において、前側の透明板
34の裏側に、遊技盤12の遊技領域22を取り囲むように隔
壁38を設け、この隔壁38により前後2枚の透明板34,35
間の間隔を保持するように構成しているので、前側から
の見栄えを良好にできると共に、両透明板34,35 間の間
隔を保持する部材又は構造を別途設ける必要がなく、構
造が簡単にできると共に、両透明板34,35 のガタツキ等
を防止できる。請求項5に記載の本発明によれば、請求
項1乃至4の何れかに記載の発明において、前後2枚の
透明板34,35 間に装飾体37を挟持して窓板ユニット33を
構成し、この窓板ユニット33を窓板嵌合部32に着脱自在
に嵌合しているので、2枚の透明板34,35 を1個の窓板
ユニット33として取り扱うことができ、またその窓板ユ
ニット33を窓板嵌合部32に対して容易に着脱できる。し
かも、窓板嵌合部32の構造も簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤及び窓板
ユニットの斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す窓板ユニットの
正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す要部の横断面図
である。
【図5】図4の要部の拡大図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す要部の縦断面図
である。
【図7】図6の要部の拡大図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す要部の断面図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す要部の断面図で
ある。
【図10】図9の要部の拡大図である。
【図11】本発明の第4の実施形態を示す要部の断面図
である。
【符号の説明】
1 遊技機本体 5 窓孔 12 遊技盤 22 遊技領域 32 窓板嵌合部 33 窓板ユニット 34 合成樹脂板(透明板) 35 ガラス板(透明板) 36 保持具 37 装飾体 38 隔壁 45 球切れ表示部 46 下皿満杯表示部 49,50,51 内向き光源 52 内向き表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体(1) の窓孔(5) に前後2枚の
    透明板(34)(35)を設けると共に、この透明板(34)(35)の
    後側に遊技盤(12)を設けた遊技機において、前側の透明
    板(34)を合成樹脂製とし、この前側の透明板(34)に、遊
    技盤(12)の遊技領域(22)の外側を前側から覆う装飾体(3
    7)を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前側の透明板(34)と装飾体(37)とを一体
    に形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 装飾体(37)に光透過性を有する表示部(4
    5)(46)(52)を設け、この表示部(45)(46)(52)に対応して
    装飾体(37)の裏側に光源(49)(50)(51)を設けたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前側の透明板(34)の裏側に、遊技盤(12)
    の遊技領域(22)を取り囲むように隔壁(38)を設け、この
    隔壁(38)により前後2枚の透明板(34)(35)間の間隔を保
    持するように構成したことを特徴とする請求項1乃至3
    の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前後2枚の透明板(34)(35)を外側の保持
    具(36)により保持して窓板ユニット(33)を構成し、この
    窓板ユニット(33)を窓板嵌合部(32)に着脱自在に嵌合し
    たことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の遊
    技機。
JP30591596A 1996-10-30 1996-10-30 遊技機 Expired - Fee Related JP4129699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30591596A JP4129699B2 (ja) 1996-10-30 1996-10-30 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30591596A JP4129699B2 (ja) 1996-10-30 1996-10-30 遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007259736A Division JP4494449B2 (ja) 2007-10-03 2007-10-03 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10127865A true JPH10127865A (ja) 1998-05-19
JP4129699B2 JP4129699B2 (ja) 2008-08-06

Family

ID=17950838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30591596A Expired - Fee Related JP4129699B2 (ja) 1996-10-30 1996-10-30 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4129699B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261755A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Juki Corp 遊技機のガラス枠
JP2008228963A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Samii Kk 遊技機の窓構造
JP2014117529A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014171499A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014171501A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
US10320805B2 (en) 2016-04-26 2019-06-11 Ping An Technology (Shenzhen) Co., Ltd. Visitor authorization management method and apparatus, terminal, server, and storage medium
JP2020032004A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2020032018A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2020032048A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261755A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Juki Corp 遊技機のガラス枠
JP2008228963A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Samii Kk 遊技機の窓構造
JP2014117529A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014171499A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014171501A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
US10320805B2 (en) 2016-04-26 2019-06-11 Ping An Technology (Shenzhen) Co., Ltd. Visitor authorization management method and apparatus, terminal, server, and storage medium
JP2020032004A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2020032018A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2020032048A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4129699B2 (ja) 2008-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001276378A (ja) 弾球遊技機
JP4497794B2 (ja) 遊技機
JP2001145727A5 (ja)
JP2008200362A (ja) 遊技機
JPH10127865A (ja) 遊技機
JPH0311020Y2 (ja)
JP2014061026A (ja) 遊技機
JP5324802B2 (ja) 遊技機
JPH02264682A (ja) 弾球遊技機の表示装置
JP3806798B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4494449B2 (ja) 弾球遊技機
JP4324917B2 (ja) 遊技機
JP2005087356A5 (ja)
JP2017164402A (ja) 遊技機
JPH10127864A (ja) 遊技機
JP2005087356A (ja) パチンコ機
JP2004337363A (ja) 遊技機
JP4586594B2 (ja) 自動販売機の商品ディスプレイ装置
JP4929985B2 (ja) 遊技機島台
JPH10244039A (ja) パチンコ遊技機
JP2003343851A (ja) グリル及びコンロを備えた調理装置
JP4180312B2 (ja) 遊技機
JP4512223B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4669255B2 (ja) 遊技機の盤面扉
JP2000084153A (ja) 遊技機用装飾部材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140530

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees