JP4180312B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技者がコインを投入し、複数の識別情報画像の描かれた複数の回転リールを回転させ、その後各リールを停止させたときに、当該識別情報画像が所定の配置で停止した場合には遊技者に対して所定の利益還元がなされるという、遊技機が流行している。
【0003】
これらの遊技機の基本構造は、遊技者に面する遊技機正面の略中央部に、遊技機内部に設置された複数の回転リールを視認可能とするリール窓を有し、当該リール窓の直下にコイン投入口や各種スイッチが設置されている。また、当該遊技機正面の最下部には当該遊技機から排出されるコインを受けるコイン受け皿が設けられている。そして、各種スイッチ等の設置部分と、当該コイン受け皿との間には、化粧パネルが設けられている。
【0004】
この化粧パネルは、当該パネル上に描かれた文字や模様により他の遊技機との差別化を図ることで、遊技者に対して当該遊技機の種類を特定させるためのものであり、その構造は、比較的照明の暗い遊技場であっても充分に視認可能とするように、透光性のパネルを用い、その背後に設けられた光源に照らされることによって、当該パネル上のデザインが明るく表示されるように構成されているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、遊技機には、上述した如き構造のために化粧パネルの背後に光源が設置された中空部を有すこととなるので、当該化粧パネルはその外周部においてのみ支持されていた。そのため、当該遊技機を搬出入する際に当該化粧パネルに外圧がかかった場合や、遊技者が遊技に熱中するあまり当該化粧パネルを殴打又は押圧してしまった場合には、当該外周部における支持のみでは当該外圧等の圧力を受け止めることができず、当該化粧パネルが破損してしまうおそれがあった。
【0006】
このような問題に対し、当該中空部に複数のリブを設けることで、当該化粧パネルを背後から支持するような工夫も考えられた。
【0007】
しかしながら、当該中空部には光源が設置されているために、当該中空部の中心付近にはリブを設置することはできず、また、化粧パネル全面に光を照射する必要から、あまり大きなリブを設けることができず、パネル外周部以外の支持としては、光源の周囲に設けた複数のリブが化粧パネルの背後から点接触をすることで支持しているに過ぎなかった。
【0008】
そのため、当該化粧パネルに外圧がかかった場合には、各リブと接触する点で圧力を受けることとなり、当該化粧パネルの強度を維持するには充分ではなかった。
【0009】
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、化粧パネルの強度を維持し、破損防止性を高めた遊技機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技機正面に設置された化粧パネルを、より大きな面積によって裏面から支持することで当該化粧パネルの強度を維持することの可能な遊技機を提供する。
【0011】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
【0012】
(1) 筐体と、前記筐体の前面開口部に開閉自在に設けられた扉体と、からなり、前記扉体は、前記扉体下部に設けられた、前面部が開口された筐体状の光源設置部と、前記光源設置部に設置された光源と、前記光源設置部の開口部に設置され、且つ、前記光源から発せられる光が透過されることにより前記筐体の装飾をなす化粧パネルと、前記化粧パネルを前記化粧パネルの裏面側から支持する支持手段と、を備える遊技機であって、前記支持手段は、前記光源設置部の内周壁に沿って設けられた、前記化粧パネルの外周部に沿って前記化粧パネルと面接触することにより、前記化粧パネルに前面方向から加わる外圧を受ける外周枠と、前記光源設置部に設けられた、前記光源の少なくとも上下に併置されるように、前記光源設置部の水平方向幅よりも若干短い長さを有する、頂点部分に長尺棒状の平面構造を有する突出部と、を設け、前記突出部は、前記光源設置部の前面側内壁から前記突出部の頂点部分までの長さが前記化粧パネルの裏面と接触せず、かつ、前記化粧パネルに前面方向から外圧が加えられた場合に前記化粧パネルの裏面が前記突出部の頂点部分と接触し、前記化粧パネルを裏面から支持することができるような長さを有することを特徴とする遊技機。
【0013】
上述した(1)の発明によれば、扉体の下側に平面視略矩形状の光源収納凹部が形成され、この光源収納凹部を閉塞する化粧パネルが設けられてなる遊技機において、「前記光源収納凹部の凹部周辺の少なくとも一辺に沿って、前記光源収納凹部の表面から前記化粧パネルの裏面に向かって突出するように連続した断面長尺平板形状の突出部を設けてなる」ように構成することにより、当該化粧パネルを裏面から支持するために、当該化粧パネルの外周部における支持とは別個に支持する位置が得られるので、前面からの圧力が分散されることにより、当該化粧パネルの強度を維持し、破損防止性を高めることが可能となる。
【0014】
遊技機における化粧パネルは、比較的照明の暗い遊技場であっても充分に視認可能とするように、透光性のパネルを用い、その背後に設けられた光源に照らされることによって、当該パネル上のデザインを明るく表示されるように構成されている。
【0015】
しかし、そのためには化粧パネルの背後に光源が設置された中空部を有すこととなるので、当該化粧パネルはその外周部においてのみ支持されていた。そのため、当該遊技機を搬出入する際に当該化粧パネルに外圧がかかった場合や、遊技者が遊技に熱中するあまり当該化粧パネルを殴打又は押圧してしまった場合には、当該外周部における支持のみでは当該外圧等の圧力を受け止めることができず、当該化粧パネルが破損してしまうおそれがあった。
【0016】
このような問題に対し、当該中空部に複数のリブを設けることで、当該化粧パネルを背後から支持するような工夫も考えられたが、当該中空部には光源が設置されているために、当該中空部の中心付近にはリブを設置することはできず、また、化粧パネル全面に光を照射する必要もあり、結果としてパネル外周部以外の支持としては、光源の周囲に設けた複数のリブが化粧パネルの背後から点接触をすることで支持しているに過ぎず、当該化粧パネルに外圧がかかった場合には、各リブと接触する点で圧力を受けることとなり、当該化粧パネルの強度を維持するには充分ではなかった。
【0017】
そこで、パネルを背面から支持するための支持手段を、「前記光源収納凹部の凹部周辺の少なくとも一辺に沿って、前記光源収納凹部の表面から前記化粧パネルの裏面に向かって突出するように連続した断面長尺平板形状の突出部を設けてなる」ように構成することで、当該化粧パネルを裏面から支持するために、当該化粧パネルの外周部における支持とは別個に支持する位置が得られることとなるのである。
【0018】
また、前記突出部は、「前記光源収納凹部の凹部周辺の少なくとも一辺に沿って」構成されることにより、当該突出部に対する光源との反対に位置する空間に対して光が行き届かなくても、当該空間の前面に位置する当該化粧パネルの部分は、パネル外周部に近い領域となるので、当該化粧パネルによる装飾にはほとんど影響を及ぼすことがないのである。
【0020】
上述した(2)の発明によれば、遊技機正面に化粧パネルを備え、その背後に光源を設置するための中空部を有する遊技機において、「前記支持手段は、前記光源設置部の内周壁に沿って設けられた、前記化粧パネルの外周部に沿って前記化粧パネルと面接触することにより、前記化粧パネルに前面方向から加わる外圧を受ける外周枠と、前記光源設置部に設けられた、前記光源の少なくとも上下に併置されるように、前記光源設置部の水平方向幅よりも若干短い長さを有する、頂点部分に長尺棒状の平面構造を有する突出部と、からなる」ように構成することにより、当該化粧パネルを裏面から広範囲の面により支持することが可能となるので、前面からの圧力が分散されることにより、当該化粧パネルの強度を維持し、破損防止性を高めることが可能となる。
【0021】
遊技機における化粧パネルは、比較的照明の暗い遊技場であっても充分に視認可能とするように、透光性のパネルを用い、その背後に設けられた光源に照らされることによって、当該パネル上のデザインを明るく表示されるように構成されている。
【0022】
しかし、そのためには化粧パネルの背後に光源が設置された中空部を有すこととなるので、当該化粧パネルはその外周部においてのみ支持されていた。そのため、当該遊技機を搬出入する際に当該化粧パネルに外圧がかかった場合や、遊技者が遊技に熱中するあまり当該化粧パネルを殴打又は押圧してしまった場合には、当該外周部における支持のみでは当該外圧等の圧力を受け止めることができず、当該化粧パネルが破損してしまうおそれがあった。
【0023】
このような問題に対し、当該中空部に複数のリブを設けることで、当該化粧パネルを背後から支持するような工夫も考えられたが、当該中空部には光源が設置されているために、当該中空部の中心付近にはリブを設置することはできず、また、化粧パネル全面に光を照射する必要もあり、結果としてパネル外周部以外の支持としては、光源の周囲に設けた複数のリブが化粧パネルの背後から点接触をすることで支持しているに過ぎず、当該化粧パネルに外圧がかかった場合には、各リブと接触する点で圧力を受けることとなり、当該化粧パネルの強度を維持するには充分ではなかった。
【0024】
そこで、パネルを背面から支持するための支持手段を、「前記光源設置部の内周壁に沿って設けられた、前記化粧パネルの外周部に沿って前記化粧パネルと面接触することにより、前記化粧パネルに前面方向から加わる外圧を受ける外周枠と、前記光源設置部に設けられた、前記光源の少なくとも上下に併置されるように、前記光源設置部の水平方向幅よりも若干短い長さを有する、頂点部分に長尺棒状の平面構造を有する突出部と、からなる」ように構成することで、当該化粧パネルを裏面から広範囲の面により支持することが可能となり、前面からの圧力が分散されるので、当該化粧パネルの強度を維持し、破損防止性を高めることが可能となるのである。
【0025】
また、前記突出部は、「前記光源設置部の水平方向幅よりも若干短い長さを有する」ように構成することにより、当該突出部の左右端と当該内周壁との間には隙間が必ず生じるので、当該突出部に対する光源との反対に位置する空間に対しても、当該光源設置部内において光源から放たれる光が乱反射を繰り返すことにより光を届かせることが可能となり、当該空間の前面に位置する化粧パネルの部位がその背後から光を照射されることが可能となるのである。
【0027】
上述した(3)の発明によれば、(1)または(2)の遊技機において、「前記突出部は、前記光源設置部の前後方向幅よりも若干低い高さを有する」ように構成することにより、当該突出部と当該化粧パネルとの間に隙間が生じることとなるので、当該突出部に対する光源との反対に位置する空間により光が届き易くなり、当該空間前面に位置する化粧パネルの部分も照射することが可能となる。
【0028】
また、当該突出部と当該化粧パネルとが常に接触はしていなくても、パネルが前方から押圧された場合には、多少窪んだ位置で当該化粧パネルが当該突出部と接触し、当該突出部が圧力を受けることとなるので、それ以上窪むことなくパネルの破損を防止することが可能となるのである。
【0029】
(4)前記突出部は、透光性の材質により構成されていることを特徴とする、(1)に記載の遊技機。
【0030】
上述した(4)の発明によれば、(1)に記載の遊技機において、「前記突出部は、透光性の材質により構成されている」ようにすることにより、光源から当該突出部の反対側にまで、光が届きやすくなるので、電飾効果を低下させることなく、よりパネルの安定度を高めることができるのである。
【0032】
上述した(5)の発明によれば、遊技機正面に化粧パネルを備え、その背後に光源を設置するための中空部を有する遊技機において、「前記支持手段は、前記光源設置部の内周壁に沿って設けられた、前記化粧パネルの外周部に沿って前記化粧パネルと面接触することにより、前記化粧パネルに前面方向から加わる外圧を受ける外周枠からなり、前記外周枠は、その上下に位置する辺に沿った部位よりも、その左右に位置する辺に沿った部位においてより広い面による前記化粧パネルとの面接触により支持する」ように構成することにより、当該化粧パネルを裏面からできるだけ広範囲の面により支持することが可能となるので、前面からの圧力が分散されることにより、当該化粧パネルの強度を維持し、破損防止性を高めることが可能となる。
【0033】
近年、遊技機製造分野において、資源の有効利用を図るという要望が高まっている。そのため、構成部品の再利用、部品点数の削減等を図り、コスト削減可能な遊技機が提案されている。
【0034】
一方、遊技機の化粧パネルは、比較的照明の暗い遊技場であっても充分に視認可能とするように、透光性のパネルを用い、その背後に設けられた光源に照らされることによって、当該パネル上のデザインを明るく表示されるように構成されているので、化粧パネルの背後に光源が設置された中空部を有すこととなる。また、化粧パネルは、その性質上できるだけ広範囲を裏面から照射されることが望ましい。このような構造であっては外圧に対する強度が不足するので、当該パネル背後にリブなどの指示手段を施して補強する必要があった。
【0035】
しかし、このような補強は部品点数の増加を招くため、コスト削減に逆行してしまうこととなる。一方、遊技機内部には様々な機能部材が配置されるため、その上下方向は、かなり密な構造となっているが、左右方向に関しては、上下方向に比較して空間的にゆとりがあるといえる。
【0036】
そこで、できるだけ広い面積で支持することで強度を維持するために、当該支持手段を「前記光源設置部の内周壁に沿って設けられた、前記化粧パネルの外周部に沿って前記化粧パネルと面接触することにより、前記化粧パネルに前面方向から加わる外圧を受ける外周枠からなり、前記外周枠は、その上下に位置する辺に沿った部位よりも、その左右に位置する辺に沿った部位においてより広い面による前記化粧パネルとの面接触により支持する」ように構成することにより、上下方向に対して空間にゆとりのある左右方向において、支持する面積を増加することにより、全体としての支持面積を増加することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態について図面に基づいて説明する。
【0038】
[遊技機の構成]
尚、以下において説明する実施形態においては、本発明に係る遊技機に好適な実施形態として、本発明をスロットマシンに適用した場合について説明する。尚、後述する実施形態では、スロットマシン10を例にとって説明するが、本発明はこれに限らず、パチンコ遊技機や雀球遊技機等の弾球遊技機、メダル遊技機その他の遊技機にも適用することが可能である。
【0039】
本発明の一実施形態であるスロットマシン10の概観を示す斜視図を図1に示す。
【0040】
スロットマシン10は、図1に示す如く、本体筐体12と、前面扉体14と、を備えている。尚、この「本体筐体」は、請求項中の「筐体」に相当し、「前面扉体」は、請求項中の「扉体」に相当する。
【0041】
この本体筐体12は、遊技場の所定の場所に固設され、本体筐体12の内部には、遊技者を臨む位置に回動可能に配置された複数個(例えば、3個)のリールを備えたリール装置や、スロットマシン10を電気的に制御するための制御装置(いずれも図示せず)が設けられている。メダル、及びメダルの投入などを制御するための部材を収容するものでもある。
【0042】
また、前面扉体14は、本体筐体12の前面凹部(図示せず)を開閉可能なように、その右側辺部を開放端側とするとともに、その左側辺部を回動軸端側として、本体筐体12に支持されている。詳しくは図2を用いて説明するが、この前面扉体14は、メインドアフレーム16と、このメインドアフレーム16に取り付けられた各種の機能部材ユニットとを備えてなる。
【0043】
[前面筐体の構成]
図2は、前面扉体14の構成を示す分解斜視図である。図2に示すように前面扉体14は、本体筐体12(図1参照)の前面凹部を覆う大きさを有するメインドアフレーム16と、上述の機能部材ユニットとして、上部ユニット20、操作部ユニット30、下部ユニット40、左右2つのサイドランプユニット50(50L及び50R)、リールパネルユニット60(図1参照)、腰部ユニット70(図1参照)の、大きく分けて7個の機能部材ユニットを備えている。
【0044】
このメインドアフレーム16は、図2に示す如く、短形状の枠部17と、この枠部17の左側辺部17Lと右側辺部17Rとを、それぞれ連結する3個の連結部18(18Aから18C)とを備え、上部ユニット取付領域19A、リールパネルユニット取付領域19B、操作部ユニット取付領域19C、腰部ユニット取付領域19D、下部ユニット取付領域19Eの計5個のユニット取付領域に、上下方向に区分されている。
【0045】
上部ユニット20は、上部ユニット基部21、左右一対のスピーカ(図示せず)、スピーカカバー22(22L及び22R)、画像表示装置(図示せず)、表示窓23、装飾用LED、レンズカバー、LED用基板、液晶パネル、コネクタ(いずれも図示せず)等の各種複数個の機能部材をユニット化してなり、メインドアフレーム16の上部ユニット取付領域19Aに、四隅をビス止めされて取り付けられる。
【0046】
操作部ユニット30は、操作部ユニット基部31、遊技情報を表示するための画像表示装置(図示せず)、表示窓32、メダル投入口、遊技メダルの投入を条件として上記リール装置の各リールの回転を開始させるためのスタートレバー(図示せず)、各リールに個別に対応して各リールの回転を停止させるための3個のストップスイッチ35(35L、35C及び35R)、その他の操作スイッチ、コネクタ(図示せず)等の各種複数個の機能部材をユニット化してなり、メインドアフレーム16の操作部ユニット取付領域19Cに、四隅をビス止めされて取り付けられる。
【0047】
下部ユニット40は、メダルトレイ41を備え、メインドアフレーム16の下部ユニット取付領域19Eに取り付けられる。尚、上述した、上部ユニット取付領域19A及び操作部ユニット取付領域19Cは、前後方向がともに開放されているのに対して、下部ユニット取付領域19Eの壁部の略中央にはメダル排出口15が形成されており、このメダル排出口15の後部には、メダルホッパ(図示せず)に遊技メダルを導くためのキャンセルシュート(図示せず)が取り付けられている。
【0048】
サイドランプユニット50は、サイドレンズカバー51、そのサイドレンズカバー51に内蔵されたLEDユニット、LED用基板、コネクタ(ともに図示せず)、装飾用レンズ100(100Aから100C)等の各種複数個の機能部材をそれぞれユニット化してなる。これらサイドランプユニット50は、上述した如く、メインドアフレーム16に取り付けられた、上部ユニット20、操作部ユニット30、下部ユニット40、リールパネルユニット60、腰部ユニット70の各機能部材ユニットを左右両方向から挟むように、メインドアフレーム16の枠部17に取り付けるものである。
【0049】
リールパネルユニット60は、リールパネル(図示せず)を備え、メインドアフレーム16のリールパネルユニット取付領域19Bに取り付けられるものである。
【0050】
上述した腰部ユニット70は、腰部ユニット取付領域19Dに取り付けられるものであるが、上述した上部ユニット取付領域19A、リールパネルユニット取付領域19B、及び、操作部ユニット取付領域19Cは、前後方向がともに開放されているのに対して、腰部ユニット取付領域19Dは、前方が開放されている筐体状となって形成されおり、この筐体内は、筐体の前面凹部を覆うように取り付けられる化粧用の腰部パネルを照射するための蛍光灯等の光源を収納する光源収納部として構成されている。尚、この「光源収納部」は、請求項中の「光源設置部」に相当する。
【0051】
また、腰部ユニット70は、詳しくは図3を用いて説明するが、化粧用の腰部パネル71(以下単に化粧パネル71と称する)と、この化粧パネル71に遊技者側である前面から圧力が加えられた場合に、化粧パネル71を背面から支持するための枠体形状の支持部材80と、同様に化粧パネル71を背面から支持するための直方体形状の支持部材82(82A及び82B)と、この化粧パネル71を背部から照射するための蛍光灯84と、から構成され、腰部ユニット取付領域19Dに取り付けられるものである。
【0052】
尚、「蛍光灯84」は、請求項に記載された「光源」に相当し、「支持部材80」は、請求項に記載された「外周枠」に、「支持部材82」は、請求項に記載された「突出部」に相当する。
【0053】
上述した各機能部材ユニットは、メインドアフレーム16のそれぞれ対応する各取付領域19に対して着脱可能に構成されている。したがって機能部材の一部に何らかの不具合が生じた場合には、その機能部材を有する機能部材ユニットのみを交換することにより、速やかに機能復帰を実現することが可能となる。交換のため取り外した機能部材ユニットは、工場等において部品交換等の修理を行うことにより再利用することが可能であり、資源の有効利用を図ることが可能となっている。
【0054】
また、機種変更に際しても、機能部材ユニットの全部を交換する方法以外に、それらの一部のみを交換する方法により対処することが可能であり、機種変更の態様の多様化および費用低減化を図ることが可能となっている。さらに、メインドアフレーム16を全機種あるいは複数機種間において共通化すれば、各機能部材ユニットの交換、再利用がより行い易くなり、資源の有効利用をより推進することが可能となるとともに、部品の共通化により製造コストを低減することも可能となる。
【0055】
[腰部ユニットの構成]
図3は、図2に示したメインドアフレーム16に形成された腰部ユニット取付領域19Dの概略を示す拡大斜視図である。また、図4は、腰部ユニット取付領域19Dの概略を示す拡大正面図であり、図5は、腰部ユニット取付領域19Dの概略を示す側面断面図である。尚、図3及び図4は、化粧パネル71を設置しない状態を示す。
【0056】
腰部ユニット取付領域19Dは、メインドアフレーム16を構成する、連結部18Cと、この連結部18Cの左側辺部17Lと、右側辺部17Rと、略中央にメダル排出口15を有する下部ユニット取付領域19Eの壁部と、に囲まれた領域として形成されている。
【0057】
上述した如く、図2に示したメインドアフレーム16に形成された腰部ユニット取付領域19Dは、上部ユニット取付領域19A、リールパネルユニット取付領域19B、操作部ユニット取付領域19Cが前後方向に開放されているのに対して、前方が開放され、かつ、後方が開放されていない筐体状となっており、光源収納部の前方凹部を覆うように取り付けられる化粧パネル71を照射するための光源を収納するための光源収納部としてメインドアフレーム16と一体に形成されている。
【0058】
図3から図5に示す如く、この光源収納部には、蛍光灯84が、光源収納部内の上下方向、左右方向、前後方向において、略中央に位置するように、光源収納部内の後部壁面86に取り付けられている。また、光源収納部内の上下壁面、左右壁面、後部壁面の5つの壁面は、各々、蛍光灯84から照射される光を反射させるための反射体で形成されている。
【0059】
この反射体は、鏡面仕上げを施した金属板や反射シート等で形成されており、蛍光灯84から照射された光は、この反射体により反射を繰り返し、光を減衰させることなく、前方に取り付けられた化粧パネル71を照射することができる。
【0060】
尚、本実施形態では、光源として蛍光灯84を単体で用いることとしたが、本発明はこれに限らず、複数の蛍光灯84を光源として用いることとしてもよい。また、本実施形態では、光源として蛍光灯84を利用したが、これに限るものではなく、LED、ランプ、EL、あるいは冷陰極管等を光源として用いてもよい。
【0061】
図3及び図4に示す如く、支持部材82は、化粧パネル71に遊技者側である前面から圧力が加えられた場合、即ち、図6(B)に示す如く前面から圧力が加えられた場合には、化粧パネル71を背部から支持するための部材であり、化粧パネル71方向に突出する面に長尺棒状の平面を有する直方体形状を有している。
【0062】
この支持部材82は、図3から図5に示す如く、光源収納部の中央に位置する蛍光灯84を挟み、蛍光灯84とほぼ平行となるように位置付けられ、光源収納部の後部壁面にビス止めして、着脱自在に取り付けられる。
【0063】
尚、支持部材82は、光源収納部の後部壁面にビス止めして取り付けられることとしたが、本発明はこれに限らず、係止フック等の取付手段を用いて、着脱自在に取り付けられるものであればよい。
【0064】
尚、本実施形態では、支持部材82を、中央に位置する光源としての蛍光灯84を上下方向に挟むように取り付けられることとしたが、本発明はこれに限らす、中央に位置する光源としての蛍光灯84を左右方向に挟むように取り付けられることとしてもよい。
【0065】
光源収納部の左右壁面に向かって延びている支持部材82の横幅は、光源収納部の左右壁面間の幅よりも短い長さを有し、光源収納部の左右壁面に接することのないように形成されている。このように形成することにより、光源収納部の反射体で形成される左右壁面に接することによって生じる反射面積が減少することを防止する。
【0066】
また、図5に示す如く、この支持部材82は、後部壁面86内壁から化粧パネル71方向に突出する長尺棒状の平面までの長さが、光源収納部の前方凹部を覆うように取り付けられる化粧パネル71の背面と、面接触しないような長さで形成されている。また、支持部材82は、図6(B)に示す如く、化粧パネル71に遊技者側である前方から圧力が加えられた場合に、化粧パネル71を背面から支持することができるような長さで形成されている。
【0067】
このように形成されることにより、図6(B)及び図6(C)に示す如く、化粧パネル71に遊技者側である前方から圧力が加えられたことによって生じる化粧パネル71の埋没や、化粧パネル71の湾曲や、化粧パネル71の破損等を防止することができる。
【0068】
更には、面接触することによって生じる、蛍光灯から化粧パネル71に照射される光の照射面積の減少を防止し、化粧パネル71の全面を照射することができる。
【0069】
上述した支持部材82は、透光性部材で形成されるものである。これにより、上述した如く、蛍光灯84を挟み、蛍光灯84とほぼ平行となるように取り付けられた場合であっても、蛍光灯84から照射された光を遮ることなく、光を透過させることができ、光源収納部の内部壁面に形成された反射体に光を照射させることができる。
【0070】
透光性部材の材質としては、例えばABS樹脂、ポリカーボネート、あるいはアクリル樹脂等のプラスチックやガラス等の透光性の材料を採用することができる。
【0071】
これにより、光源から突出部の反対側にまで、光が届きやすくなるので、電飾効果を低下させることなく、よりパネルの安定度を高めることができるのである。
【0072】
尚、本実施形態では、支持部材82は、透光性部材で形成されることとしたが、本発明はこれに限らず、透光性を有しない部材で形成されることとしてもよい。この場合には、支持部材82の表面は、反射体で形成されることとするのが好ましい。この反射体は、鏡面仕上げを施した金属板や反射シート等で形成されており、蛍光灯84から照射された光は、この反射体により反射を繰り返し、光を減衰させることなく、前方に取り付けられた化粧パネル71を照射することができる。また、上述した方法以外にも、支持部材82に、強度が保たれる程度に、蛍光灯84から照射された光を反射体で形成された光源収納部の内壁に導くための導光孔を設けることとしてもよい。
【0073】
支持部材80(図2参照)は、枠体80aと4本の支持体80bとから構成されており、光源収納部に設置されるものである。この支持部材80は、その支持体80bが後部壁面86に当接するように、光源収納部に設置され、化粧パネル71が設置された場合には、その化粧パネル71の背面周縁部を枠体80aで面接触することとなる。また、支持部材80は、光源収納部に嵌め込まれ、その4つの支持体80bを介して、光源収納部の後部壁面86にビス止めして、着脱自在に取り付けられる。また、その枠体80aを光源収納部の内周壁に沿わせるような大きさで形成されているため、光源収納部にずれなく設置することができ、位置決めも容易である。
【0074】
このため、図6(A)に示す如く、化粧パネル71に遊技者側である前面から圧力が加えられた場合には、支持部材80の枠体80aが化粧パネル71の背面と面接触することにより、化粧パネル71を背面から支持することとなる。
【0075】
尚、支持部材82は、光源収納部の後部壁面にビス止めして取り付けられることとしたが、本発明はこれに限らず、係止フック等の取付手段を用いて、着脱自在に取り付けられるものであればよい。
【0076】
これにより、化粧パネルを裏面から広範囲の面により支持することが可能となり、前面からの圧力が分散されるので、当該化粧パネルの強度を維持し、破損防止性を高めることが可能となるのである。
【0077】
また、前記突出部は、「前記光源設置部の水平方向幅よりも若干短い長さを有する」ように構成することにより、当該突出部の左右端と当該内周壁との間には隙間が必ず生じるので、当該突出部に対する光源との反対に位置する空間に対しても、当該光源設置部内において光源から放たれる光が乱反射を繰り返すことにより光を届かせることが可能となり、当該空間の前面に位置する化粧パネルの部位がその背後から光を照射されることが可能となるのである。
【0078】
更には、当該突出部と当該化粧パネルとの間に隙間が生じることとなるので、当該突出部に対する光源との反対に位置する空間により光が届き易くなり、当該空間前面に位置する化粧パネルの部分も照射することが可能となる。
【0079】
また、当該突出部と当該化粧パネルとが常に接触はしていなくても、パネルが前方から押圧された場合には、多少窪んだ位置で当該化粧パネルが当該突出部と接触し、当該突出部が圧力を受けることとなるので、それ以上窪むことなくパネルの破損を防止することが可能となるのである。
【0080】
更にまた、図3及び図4に示す如く、支持部材80は、化粧パネル71と面接触する部分の面積が、上下枠より左右枠の方がより広い面積で接触できるように形成されている。
【0081】
これにより、当該化粧パネルを裏面からできるだけ広範囲の面により支持することが可能となるので、前面からの圧力が分散されることにより、当該化粧パネルの強度を維持し、破損防止性を高めることが可能となるのである。
【0082】
化粧パネル71は、遊技機の機種名や製造元名等の固定情報を照明表示させる装飾効果を有するため、できるだけ広い面積を蛍光灯84により背面から照射されることが好ましいが、この化粧パネル71を背面から支持する支持部材80の強度を維持するためには、できるだけ広い面積の平面枠部から形成される必要もある。そこで、支持部材80を上述の如く形成することにより、支持部材80の強度を維持するとともに、化粧パネル71のできるだけ広い面積を蛍光灯84により背面から照射されるようになる。
【0083】
尚、本実施形態では、支持部材80は、化粧パネル71と面接触する部分の面積が、上下枠より左右枠の方がより広い面積で接触できるように形成されることとしたが、本発明はこれに限らず、上下枠、左右枠ともに同じ面積で接触できるように形成されることとしてもよく、化粧パネル71の装飾効果を低下させることなく、化粧パネル71を背面から支持できるように形成されることが好ましい。
【0084】
更にまた、支持部材80は、透光性部材で形成されるものであり、これにより、上述した如く、化粧パネル71と面接触するように取り付けられる場合であっても、蛍光灯84から照射された光を遮ることなく、光を透過させることができ、化粧パネル71を照射表示させることができる。
【0085】
透光性部材の材質としては、例えばABS樹脂、ポリカーボネート、あるいはアクリル樹脂等のプラスチックやガラス等の透光性の材料を採用することができる。
【0086】
尚、本実施形態では、支持部材80は、透光性部材で形成されることとしたが、本発明はこれに限らず、透光性を有しない部材で形成されることとしてもよい。
【0087】
化粧パネル71は、透光性部材で形成されており、着色、装飾等が施され、主に、遊技機の機種名や製造元名等の固定情報が表されている。この化粧パネル71は、上述した如く、背部に設けられた蛍光灯からの照射を受けて遊技者側である前面方向に、上述の遊技機の機種名や製造元名等の固定情報を照明表示させる。
【0088】
透光性部材の材質としては、例えばABS樹脂、ポリカーボネート、あるいはアクリル樹脂等のプラスチックやガラス等の透光性の材料を採用することができ、これを無色透明、有色透明、あるいは半透明の状態に形成する。
【0089】
この化粧パネル71は、図5に示す如く、光源収納部の前面開口部を覆うように前面開口部の内枠に、予め光源収納部に嵌め込まれた支持部材80の平面枠部に面接触するように嵌め込まれる。
【0090】
この化粧パネル71が嵌め込まれることにより腰部ユニット70のメインドアフレーム16に形成された腰部ユニット取付領域19Dへの取り付けが終了する。
【0091】
また、上述した如く、サイドランプユニット50が、この腰部ユニット70を含む各機能部材ユニットを左右両方向から挟むように、メインドアフレーム16の左側辺部17Lおよび右側辺部17Rにそれぞれ取り付けられることにより、上述した化粧パネル71は、光源収納部の前面開口部の内枠に固着されることとなる。
【0092】
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、種々の態様変更を行うことが可能である。
【0093】
上述した実施形態では、光源収納部の上下方向内壁に沿った方向、即ち、水平方向に延伸された支持部材82A及び82Bを形成したが、本発明はこれに限らず、図7に示す如く、光源収納部の側方内壁に沿った方向、即ち、上下方向に延伸する支持部材82C及び82Dを設けてもよい。尚、この支持部材82C及び82Dは、化粧パネル71の前面に向かって凸となっている。また、その化粧パネル71の端部は、長尺平板状に形成されており、化粧パネル71を支持することとなる。更には、上述した実施形態では、光源収納部を、正面から見て外周辺に沿って形成されていたが、本発明はこれに限らず、その外周辺の少なくとも一に沿って形成されていればよく、例えば、図7における82Cから82Fの一を形成するものであってもよい。
【0094】
このように、「前記光源収納凹部の凹部周辺の少なくとも一辺に沿って、前記光源収納凹部の表面から前記化粧パネルの裏面に向かって突出するように連続した断面長尺平板形状の突出部を設けてなる」ように構成することにより、当該化粧パネルを裏面から支持するために、当該化粧パネルの外周部における支持とは別個に支持する位置が得られるので、前面からの圧力が分散されることにより、当該化粧パネルの強度を維持し、破損防止性を高めることが可能となる。
【0095】
また、前記突出部は、「前記光源収納凹部の凹部周辺の少なくとも一辺に沿って」構成されることにより、当該突出部に対する光源との反対に位置する空間に対して光が行き届かなくても、当該空間の前面に位置する当該化粧パネルの部分は、パネル外周部に近い領域となるので、当該化粧パネルによる装飾にはほとんど影響を及ぼすことがないのである。
【0096】
また、上述した実施形態においては、化粧パネル71を平板形状としたが、本発明はこれに限らず、図8に示す如くL字形状の化粧パネル73を用いてもよい。また、この図8に示す如く、光源収納部の底面を設けることなく、L字形状の化粧パネル73を支えるための別部材(図示せず)を備えるものであってもよい。更にまた、上述した実施形態では、2つの支持部材82A及び82Bを形成したものであってが、本発明はこれに限らず、図8に示す如く、1つの支持部材82Aのみを形成したものであってもよい。更には、上述した如く、正面から見て、蛍光灯84の上方、下方に設けられるだけでなく、左右方向、斜め方向等に形成してもよい。
【0097】
更には、上述した実施形態においては、リール装置が本体筐体側に配されているが、リール装置をリールパネルユニットに組み込むようにしてもよい。
【0098】
更にまた、上述した実施形態では、メインドアフレーム16において枠部の左右の側辺部を連結する連結部を設けているが、各操作部ユニット取付領域の区分が可能であり、メインドアフレーム16の剛性を確保し得る場合には、連結部を設けなくてもよい。
【0099】
更にまた、機能部材ユニットに、履歴データを記憶する記憶手段を設けるようにしてもよい。例えば、上述した実施形態において、上部ユニット20、操作部ユニット30、下部ユニット40、サイドランプユニット50、リールパネルユニット60、腰部ユニット70の各々に固有のIDが付与されたICチップを搭載させ、ユニットごとに製造年月日や出荷履歴等の履歴データを更新可能なように記憶させることにしてもよい。
【0100】
これにより、各ユニットの疲弊度等を一括管理することが可能となり、例えば、ユニットをリユースする場合、耐用年数と比較して、ユニットごとに回収時期を判断することができる。また、市場に出回っている状態において、不正なユニットに交換されてしまったとしても、上記のICチップを参照することによって、即座に発見することができる。
【0101】
【発明の効果】
本発明によれば、遊技機正面に化粧パネルを備え、その背後に光源を設置するための中空部を有する遊技機において、「前記光源収納凹部の凹部周辺の少なくとも一辺に沿って、前記光源収納凹部の表面から前記化粧パネルの裏面に向かって突出するように連続した断面長尺平板形状の突出部を設けてなる」ように構成することにより、当該化粧パネルを裏面から支持するために、当該化粧パネルの外周部における支持とは別個に支持する位置が得られるので、前面からの圧力が分散されることにより、当該化粧パネルの強度を維持し、破損防止性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるスロットマシンの概観を示す斜視図である。
【図2】 本発明によるスロットマシンの要部の概観を示す斜視図である。
【図3】 本発明によるスロットマシンの要部の概観を示す斜視図である。
【図4】 本発明によるスロットマシンの要部の概観を示す正面図である。
【図5】 本発明によるスロットマシンの要部の概観を示す断面図である。
【図6】 本発明によるスロットマシンの要部の概観を示す断面図である。
【図7】 本発明によるスロットマシンの要部の概観を示す正面図である。
【図8】 本発明によるスロットマシンの要部の概観を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン
12 本体筐体
14 前面扉体
16 メインドアフレーム
17 枠部
19 取付領域
20 上部ユニット
30 操作部ユニット
40 下部ユニット
50 サイドランプユニット
60 リールパネルユニット
70 腰部ユニット
71 腰部パネル
80、82 支持部材
84 蛍光灯
86 後部壁面

Claims (2)

  1. 筐体と、
    前記筐体の前面開口部に開閉自在に設けられた扉体と、からなり、
    前記扉体は、
    前記扉体下部に設けられた、前面部が開口された筐体状の光源設置部と、
    前記光源設置部に設置された光源と、
    前記光源設置部の開口部に設置され、且つ、前記光源から発せられる光が透過されることにより前記筐体の装飾をなす化粧パネルと、
    前記化粧パネルを前記化粧パネルの裏面側から支持する支持手段と、を備える遊技機であって、
    前記支持手段は、
    前記光源設置部の内周壁に沿って設けられた、前記化粧パネルの外周部に沿って前記化粧パネルと面接触することにより、前記化粧パネルに前面方向から加わる外圧を受ける外周枠と、
    前記光源設置部に設けられた、前記光源の少なくとも上下に併置されるように、前記光源設置部の水平方向幅よりも若干短い長さを有する、頂点部分に長尺棒状の平面構造を有する突出部と、を設け、
    前記突出部は、前記光源設置部の前面側内壁から前記突出部の頂点部分までの長さが前記化粧パネルの裏面と接触せず、かつ、前記化粧パネルに前面方向から外圧が加えられた場合に前記化粧パネルの裏面が前記突出部の頂点部分と接触し、前記化粧パネルを裏面から支持することができるような長さを有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記突出部は、透光性の材質により構成されていることを特徴とする、請求項1記載の遊技機。
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