JP2007130180A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明板保持枠の剛性を確保しつつ、静電気による影響を受けずに、電気部品の動作を円滑に行わせることの可能な遊技機を提供する。
【解決手段】本体枠Aに開閉可能に取り付けられ、透明板4を保持可能な透明板保持枠3は、遊技盤の遊技領域を囲むように中央開口部11aを有する合成樹脂製の本体部10と、該本体部10に取り付けられ、電気部品が実装された回路基板15と、前記本体部10に取り付けられ、該本体部10を補強する金属製の補強部材32とを備え、前記回路基板15と前記補強部材32との間に絶縁部材16を介在させた。
【選択図】図3

Description

本発明は、弾球遊技機(いわゆるパチンコ機)、回胴式遊技機(いわゆるパチスロ機)などの遊技機、詳しくは、透明板を保持可能な透明板保持枠を備えた遊技機に関する。
例えばパチンコ機には、透明板、例えば透明なガラス板を保持する透明板保持枠を、遊技機の前面側に開閉可能に備えている。
この透明板保持枠は、通常樹脂製であったため、その剛性を確保するために裏面側に金属製の補強部材を備えている(例えば特許文献1を参照。)。
そして従来このような遊技機には、ランプやLED等の電気部品が実装された回路基板が、透明板保持枠の裏面側に取り付けられており、演出や遊技に必要な動作が行われている。
特開平10−094650号公報
しかし、透明板保持枠の大きさの関係上、補強部材と回路基板が近接してしまうという制約を受け易い。そのため、補強部材に帯電した静電気が回路基板へと飛来し、誤作動などの悪影響を受け易い環境にある。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的とするところは、透明板保持枠の剛性を確保しつつ、静電気による影響を受けずに、電気部品の動作を円滑に行わせることの可能な遊技機を提供することである。
このような目的を達成するために、第1の発明は本体枠Aに開閉可能に取り付けられ、透明板4を保持可能な透明板保持枠3が備えられ、前記透明板4を介して前記本体枠Aに取り付けられる遊技盤を視認可能な遊技機において、前記透明板保持枠3は、前記遊技盤の遊技領域を囲むように中央開口部11aを有する合成樹脂製の本体部(装飾パネル11,ベースパネル31)10と、該本体部(装飾パネル11)10に取り付けられ、電気部品(LED)が実装された回路基板15と、前記本体部(ベースパネル31)10に取り付けられ、該本体部(装飾パネル11,ベースパネル31)10を補強する金属製の補強部材32とを備え、前記回路基板15と前記補強部材32との間に、絶縁部材16を介在させたことを特徴とする遊技機としたことである。
本発明によれば、絶縁部材16によって静電気が帯電した金属製の補強部材32から回路基板15へ飛来する静電気を遮断する。よって、透明板保持枠3を効果的に補強するとともに、静電気の影響を受けずに電気部品の動作を円滑に行わせることができる。
第2の発明は、第1の発明において、絶縁部材16はシート状であることを特徴とする遊技機としたことである。
本発明によれば、絶縁部材16をシート状としたので、絶縁部材16の配置スペースを抑制できる。よって、透明板保持枠3の設計上の制約が緩和される。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、絶縁部材16は、裏側が視認可能な透明樹脂からなることを特徴とする遊技機としたことである。
本発明によれば、絶縁部材16を取り外すことなく、回路基板15あるいは補強部材32の状態が確認でき、メンテナンス性に優れる。
第4の発明は、第1乃至第3のいずれかの発明において、絶縁部材16は、回路基板15から延出される配線30を結束するための結束部24を一体に備えたことを特徴とする遊技機としたことである。
本発明によれば、結束部24により配線30を効果的に整然と廻すことができるとともに、絶縁部材16と一体であるため製造コストの低減が図れる。
第5の発明は、第4の発明において、結束部24は、絶縁部材16から突出する、先端を突出係合部27とした結束本体部25と、該結束本体部25に近接して設けられ、前記突出係合部27が係合される係合孔28とからなり、前記突出係合部27を前記係合孔28に係合させて、前記結束本体部25と、前記絶縁部材16とによって配線収容空間29を形成することにより、回路基板15から延出される配線30を結束可能としたことを特徴とする遊技機としたことである。
本発明によれば、突出係合部27を係合孔28へ係合させるだけの簡単な作業により配線30の結束作業を容易に行うことができる。
本発明によれば、透明板保持枠の剛性を確保しつつ、静電気による影響を受けずに、電気部品の動作を円滑に行わせることの可能な遊技機を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は本発明の一例にすぎずなんらこれに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
本実施例では、本発明を適用する遊技機の一例として図に示す形態の弾球遊技機(パチンコ機ともいう)をもって説明する。
図1は、本発明を適用した弾球遊技機の一例を示す概略斜視図で、図2は透明板保持枠の背面図、図3は透明板保持枠の背面側から見た分解斜視図、図4は回路基板と補強部材との関係を示すため、装飾パネル裏面の回路基板背面に補強部材を配し、絶縁部材を備えていない状態の背面図、図5は装飾パネルに備えた回路基板の背面に絶縁部材を配設した状態の背面図、図6は絶縁部材の部分拡大図である。
弾球遊技機は、外枠1と内枠(ベースドア)2にて構成された遊技機本体枠(以下、単に本体枠という)Aを備え、図1に示すように、外枠1の前面に内枠2が回動自在に軸支され、該内枠2の前面側には、遊技盤ベースに始動入賞口や遊技釘などの種々の遊技部材を備えて構成した図示しない遊技盤が着脱自在に装着され、該遊技盤の背面には図示しない表示装置が着脱自在に装着されている。なお、表示装置は特に限定されず本発明の範囲内で設計変更可能である。また、表示装置を備えない遊技機であっても本発明の範囲内である。
そして、前記内枠2の前面には、図1に示すように、ガラス板などの透明板4を嵌めた透明板保持枠(フロント扉)3が前記内枠2の前面側の一側を回動軸(ヒンジ部)9として回動自在に軸支され、該透明板保持枠3の閉鎖時には、該透明板保持枠3の前側から透明板4を介して前記遊技盤が視認される。
また、本実施例では、図1に示すように、前記透明板保持枠3の配設位置よりも上方の内枠2の前面に、音による演出装置としてのスピーカ7が備えられている。
そして、前記透明板保持枠3を軸支した内枠2の前面下部には、後述する遊技球供給皿5満杯時に遊技球受入口5aの内方で溢れ出た球を排出する下皿排出口6aを有する下皿6が備えられている。
また、図1で示す符号8は、遊技球を遊技領域へ向けて発射する発射装置のハンドルで、該ハンドル8のレバー8aを時計回り方向に回転させることにより発射停止スイッチがONとなり、駆動する図示しない発射ソレノイド駆動により槌先が作動して、遊技球供給皿5から供給された遊技球を叩打して遊技球を遊技盤に備えられた遊技領域に打ち出す。
前記透明板保持枠3は、例えば図2及び図3に示すように、前記図示しない遊技盤の遊技領域を囲むように中央開口部11aを有する合成樹脂製の本体部(装飾パネル11とベースパネル31とで構成される)10と、該本体部10を構成する装飾パネル11の裏面側に取り付けられ、電気部品が実装された回路基板15と、前記本体部10を構成するベースパネル31の前面側に取り付けられ、該本体部(装飾パネル11とベースパネル31とで構成される)10を補強する金属製の補強部材32と、前記回路基板15と前記補強部材32との間に介在させた絶縁部材16と、本体部10を構成するベースパネル31の裏面側に取り付けられる透明板取付枠38の複数の構成要素からなっている。
装飾パネル11は、前面の下方領域に遊技球供給皿(上皿)5が配設されるともに、その上方には遊技盤の遊技領域が臨む(遊技領域を囲む)中央開口部11aが備えられた正面視矩形状に形成され、前面の所定領域には装飾部(光による演出装置)13が備えられている。
なお、前記中央開口部11aの形状は、遊技盤の遊技領域が臨む開口形状を有するものであれば特に限定されず本発明の範囲内で設計変更可能である。
遊技球供給皿(上皿)5は、前記装飾パネル11の前面下部に取り付けられ、図示しない払出装置から払い出された遊技球が遊技球受入口5aから供給されるとともに、発射装置へと遊技球を供給する。遊技球供給皿5の構成も特に限定されない。
装飾部13は、前記装飾パネル11の前面で中央開口部11aの側面位置に備えられる光による演出装置としてのランプ飾り(レンズ)14で、本体枠A側に備えられる図示しない制御基板(サブCPU)によって作動が制御される回路基板15を装飾パネル11の裏面側に有している。ランプ飾り14の外観形状は特に限定されず本発明の範囲内で設計変更可能である。
回路基板15は、ランプ飾り14を介して光による演出をするLED(Light Emitting Diode 発光ダイオード)などの図示しない電気部品を実装し、前記装飾パネル11の裏側に一個乃至複数個備えられている。
絶縁部材16は、裏側が視認可能な透明樹脂、例えばPC(Polycarbonate ポリカーボネイト)やPET(Polyethyleneterephthalate ポリエチレンテレフタレート)などからなる軟質透明な薄いシート状に形成され、装飾パネル11の裏面側に備えた前記回路基板15と、後述する補強部材32との間に介在している。
なお、本実施例では、絶縁部材16が透明なシートであることを便宜上表現するために、図面上、絶縁部材16を斜線で示すとともに、該絶縁部材16下位に回路基板15が見える状態としている(図2及び図5)。
絶縁部材16は、装飾パネル11の裏面側で、少なくとも前記回路基板15を覆い隠す形状をもって配設されているものであれば良く、例えば本実施例では、図3及び図5に示すように、両側の縦辺部17,18と、該両側の縦辺部17,18の下端間を一体に連結する下辺部19とで構成され、装飾パネル11の中央開口部11aを囲むように形成されている上辺部20のみ所定領域で切り欠いた正面視略矩形状とし、前記装飾パネル11の裏側に所定のビスなどを用いて直接固定されている。なお、本実施例では、絶縁部材16の所定個所に、ボス用の開口21、ヒンジピン装着個所用の切り込み22、コネクタ用の開口23などが設けられている。
なお、絶縁部材16は、少なくとも装飾パネル11の裏側に配設される回路基板15を覆い隠す形状を有しているものであれば全て本発明の範囲内であり、例えば本実施例において、両側の縦辺部17,18の下端間に配されている下辺部19を備えない形態であってもよい。また、縦辺部17,18と下辺部19が夫々別個独立して形成され、夫々がビスなどで個別に固定される構成であってもよい。なお、上辺部20は切り欠かず全体が矩形状に形成された絶縁部材としたものであってもよい。
また、本発明において絶縁部材16の厚さを表現する「シート状」とは、薄肉であるとの意味合いを有するに過ぎず、その薄肉の程度は特に限定されず、いわゆる「フィルム状」の概念も含まれるものである。さらに、本実施例では、軟質のものをもって説明したが、硬質シート状であってもよく、本発明の範囲内である。
さらに本実施例では、図2,図3,図5及び図6に示すように、前記絶縁部材16の所定箇所に、回路基板15から延出される配線30を結束するための結束部24を一体に備えている。
本実施例の結束部24は、図6に示すように、絶縁部材16を構成している下辺部19に2箇所備えている。結束部24は、絶縁部材16から突出する、先端を突出係合部27とした結束本体部25と、該結束本体部25に近接して設けられ、前記突出係合部27が係合される係合孔28とからなり、前記突出係合部27を前記係合孔28に係合させて、前記結束本体部25と、前記絶縁部材16とによって配線収容空間29を形成することにより、回路基板15から延出される配線30を結束可能としている。
結束本体部25は、絶縁部材16を構成している中央開口部11a寄りの下辺部上縁19aを下縁19b方向に所定領域をもって切り欠いた切欠部19cの略中央部から一体に立ち上げた縦長矩形板状の突出片26と、該突出片26の先端に一体に備えた正面視略台形状の突出係合部27とで構成されている。
なお、本実施例の突出係合部27は、図6(c)に示すように、突出片26の先端から一体に延出された底辺27aの底辺幅Y1が、該突出片26の横方向幅Y2よりも広く形成されて係合片27bが形成されている。
係合孔28は、下辺部19に形成された切欠部19cよりも下縁19b寄りの絶縁部材16に穿設されており、図6(c)(d)に示すように、その係合孔28の縦方向幅X1は、前記結束本体部25が通過可能な幅で、横方向幅Y3は、前記突出係合部27の底辺幅Y1よりも狭い幅で構成されている細幅矩形状の孔形状としている。
すなわち、結束本体部25を係合孔28に係合させるには、結束本体部25の突出片26を前記係合孔28方向へと湾曲させるとともに、先端の突出係合部27の係合片27bを、その弾性に抗して折り曲げた状態で係合孔28に通過させる。そして突出係合部27が係合孔28を通過した後に、前記係合片27bに掛かっていた弾性に抗する力を解除すれば、係合片27bが係合孔28に係合される(図6(a)乃至(d)参照)。このように係合された状態となった際に、配線収容空間29が形成され、該配線収容空間29には、回路基板15から延出される所定本数の配線30が結束される(図6(a)乃至(d)参照)。
ベースパネル31は、前記装飾パネル11と同様に、遊技盤の遊技領域が臨む(遊技領域を囲む)中央開口部31aが備えられた正面視矩形状に形成されている。なお、本実施例においてベースパネル31の中央開口部31aは、図2及び図3に示すように、前記装飾パネル11の中央開口部11aよりも大口径に形成されている。
補強部材32は、前記本体部10を構成する装飾パネル11とベースパネル31との間に配設され、本実施例ではベースパネル31の前面の回動軸9側(図2にて向かって右側)に取り付けられる回動軸側の補強部材33と、開放側34(図2にて向かって左側)に取り付けられる開放側の補強部材35とで構成されている。
回動軸側の補強部材33は、ベースパネル31の高さ方向長さと略同一長さを有する金属材料をもって長尺細板に形成され、その上端に回動軸9となるヒンジピン36を上下方向に移動可能に配設する取付部材37が一体に備えられている。そして、該取付部材37を装飾パネル11側に向けて補強部材33がベースパネル31の前面側に取り付けられる。
開放側の補強部材35は、同軸上に配した長尺細板部35aと短尺細板部35bと、該長尺細板部35aと短尺細板部35bとの間に一体に備えられ、図示しない施錠装置を回避する湾曲板部35cで長尺に形成され、ベースパネル31の高さ方向長さと略同一長さに全体金属材料をもって形成されている。
前記各補強部材33,35は、透明板保持枠3を補強可能な程度に強度を有するものであればその材質に特に限定されるものではなく、また横方向の幅もベースパネル31の側部構成に応じて大小設計変更可能である。
なお、本実施例では回動軸側の補強部材33に、回動軸9を構成する取付部材37を一体に備える一実施形態を開示したが、取付部材37は補強部材33と別体に成形されたものであってもよく、また取付部材37の構成も図示例に限定されるものではない。
透明板取付枠38は、前記ベースパネル31の裏面に一体に突設し、例えばガラス板などの透明板4を着脱可能に嵌装する構成を有している。例えば、その一実施形態を説明すると、端部を開放した二本の平行なレール部39a・39a,40a・40a,41a・41a(スライド溝部)を、枠内面側にてベースパネル31の高さ方向にわたる連続した溝形状に構成されている。
例えば本実施例においては、ベースパネル31裏面の回動軸9側に突出して遊技機の高さ方向にわたって備えた樹脂製の回動軸側取付枠39と、ベースパネル31裏面の開放側34に突出して遊技機の高さ方向にわたって備えた樹脂製の開放側取付枠40と、ベースパネル31裏面の下部分側に突出して備えた金属製の下部分側取付枠41とで構成されているとともに、透明板保持枠3の上部分(図2にて、透明板保持枠3の裏側から見て正面視上側)を開放することにより透明板嵌装可能部42を構成している。
なお、本実施例では、回動軸9側と開放側34の取付枠39,40を樹脂材で、下部分の取付枠41を金属材で形成するものとしているが特に限定されず、開放側の取付枠40を金属製としてもよい。
そして、本実施例では、図2に示すように、前記開放側取付枠40の側面40b(レール部40aの背面)長さ方向の略中心位置に、移動補助部材44が横方向(水平方向)に摺動可能に挿入配設する移動補助部材用貫通孔43が外面側から内面側に貫通して設けられている。
前記移動補助部材44は、図2に示すように、開放側取付枠40に設けられた移動補助部材用貫通孔43に、横方向にスライド可能(開放側34から回動軸9側に向けてスライド可能)に備えられており、透明板嵌装可能部42から嵌装した透明板4(図2では透明板4を図示省略)を、回動軸9側の透明板取付位置45へと押圧して摺動移動させる。
また、本実施例では、特に図示しないが二枚のガラス板4,4が前後に所定の間隔をあけて夫々着脱可能に透明板取付枠38に保持されている。なお、透明板4の配設枚数は本実施例になんら限定解釈されるものではなく、単数枚若しくは二枚以上であってもよい。
従って、本実施例1によれば、装飾パネル11の裏面に備えられるLEDを実装した回路基板15と、ベースパネル31の前面に備えられ、前記回路基板方向に対向する金属製の補強部材32(33,35)との間に、PCやPETなどからなる軟質透明な薄肉シート状の絶縁部材16を配設したため、補強部材32に静電気が帯電しても、該補強部材32から回路基板15へと静電気が飛来する虞がなくなる。
また、本実施例1では、絶縁部材16として裏側が視認可能な透明シートをもって構成しているため、この絶縁部材16を配設した状態のままで、回路基板15や補強部材32の状態が確認できる。また薄いシート状としたので透明板保持枠3の設計上の制約が受け難くなる。
また、軟質シートをもって構成しているため、取付作業性に優れている。
さらに本実施例1によれば、絶縁部材16の所定個所に、回路基板15から延出される配線30を結束する結束部24を一体に備えたため、透明板保持枠3裏側にて配線30を効果的に整然と廻すことができるとともに、絶縁部材16と一体であるため製造コストの低減が図れる。また、結束部構造が上述したとおりの簡単な構成であるため、簡易な作業で配線の結束が成し得る。
「変形例1」
ここで、特に図示はしないが前記実施例1の変形例1を説明する。
絶縁部材16は、上述の実施例1で開示したPCやPETに限定されるものではなく、静電気の飛来を抑制できる素材であれば本発明の範囲内で設計変更可能である。
また前記実施例1では、絶縁部材16としてシート状に形成されたものを、回路基板15と補強部材32との間に配設する構成をもって説明したが、本発明において絶縁部材16はシート状に限定されるものではない。また、回路基板15自体を包み込むように覆う形状に絶縁部材を形成してもよく、また補強部材32の外面全体を絶縁部材で包み込むように覆う形態を採用することも可能で、また補強部材32の外面全域に絶縁素材からなるコーティング材を塗布することにより、回路基板15と補強部材32との間に絶縁部材を介在させる形態とすることも可能である。
また、実施例1では、電気部品としてLEDを開示しているが、電気部品としては本実施例に開示のLEDに限らず、モータやソレノイドなどの駆動装置や、カードユニットの操作パネルなどであっても良い。
さらに、実施例1では、結束部24を備えているが、このような結束部24を備えない形態であってもよいことはいうまでもない。また、本実施例で図示説明する結束本体部25、係合孔28及び配線収容空間29は、本発明の一実施例にすぎず何等これに限定解釈されるものではなく、回路基板15から延出される配線30を結束して煩雑さを解消可能な構成を有するものであれば本発明の範囲内である。例えば、絶縁部材16の下辺部19に一個だけ、あるいは3個以上設けてもよく、また下辺部19の長手方向一杯に延設されてなる長尺状のものであってもよい。また、配設個所は下辺部19に限らず、両縦辺部17,18の双方若しくは一方に設けても良い。また、上辺部20に設けるものであってもよい。
また、実施例1では、結束部24を絶縁部材16と一体に形成している実施の一例を説明したが、結束部24は、絶縁部材16と別体に形成されており、絶縁部材の所定箇所に着脱自在に取り付け固定する構成であってもよい。
なお、実施例1では、本発明の一実施例として弾球遊技機をもって説明したが、本発明は弾球遊技機に適用される他、回胴式遊技機(いわゆるパチスロ機)や業務用ゲーム機などにも適用可能である。
本発明遊技機の一実施形態を示す正面斜視図。 透明板保持枠の背面図。 透明板保持枠の裏側から見た状態の分解斜視図。 回路基板と補強部材との関係を示すため、回路基板を備えた装飾パネルの裏側に、補強部材を配した状態を図示した斜視図。 装飾パネルの裏側に備えた回路基板上を覆うように絶縁部材を備えた状態の背面図。 絶縁部材に一体に備えた結束部を示す概略図で、(a)は結束部によって回路基板から延出された配線を結束している状態を示す部分拡大斜視図、(b)は結束部の結束本体部を係合孔に係合させた状態を正面から見た部分拡大斜視図、(c)は(b)の係合状態を裏側から見た部分拡大斜視図、(d)は配線を結束している状態の部分拡大斜視図。
符号の説明
A 本体枠
3 透明板保持枠
10 本体部
11 装飾パネル
11a 中央開口部(装飾パネルの中央開口部)
15 回路基板
16 絶縁部材
24 結束部
27 突出係合部
28 係合孔
29 配線収容空間
30 配線
31 ベースパネル
31a 中央開口部(ベースパネルの中央開口部)
32 補強部材
38 透明板取付枠

Claims (5)

  1. 本体枠に開閉可能に取り付けられ、透明板を保持可能な透明板保持枠が備えられ、前記透明板を介して前記本体枠に取り付けられる遊技盤を視認可能な遊技機において、
    前記透明板保持枠は、前記遊技盤の遊技領域を囲むように中央開口部を有する合成樹脂製の本体部と、
    該本体部に取り付けられ、電気部品が実装された回路基板と、
    前記本体部に取り付けられ、該本体部を補強する金属製の補強部材とを備え、
    前記回路基板と前記補強部材との間に、絶縁部材を介在させたことを特徴とする遊技機。
  2. 絶縁部材はシート状であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 絶縁部材は、裏側が視認可能な透明樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 絶縁部材は、回路基板から延出される配線を結束するための結束部を一体に備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 結束部は、絶縁部材から突出する、先端を突出係合部とした結束本体部と、
    該結束本体部に近接して設けられ、前記突出係合部が係合される係合孔とからなり、
    前記突出係合部を前記係合孔に係合させて、前記結束本体部と、前記絶縁部材とによって配線収容空間を形成することにより、回路基板から延出される配線を結束可能としたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。

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