JP4344415B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機の前面に打球発射部へ供給されるパチンコ球を貯留するための上球皿部材を容易に案内して取り付けられるようにしたパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技機は、例えば図11に示すようにその前側に中央部に遊技盤101が臨む方形状の開口102を設けて額縁状に形成された前面枠103が配設され、該前面枠103には前記開口102を覆うようにしてガラス扉枠104および打球発射部へ供給されるパチンコ球を貯留するための上球皿部材105が装着されている。該上球皿部材105には、上球皿が取着される前板106の一側縁上部に軸支孔107が設けられ、また一側縁下部に上下に可動しかつ常態で引張スプリング108の引張力により付勢されて前記前板106の下端面から下方へ突出する軸杆109が設けられている。
一方、前記開口102の内周縁には縁金枠110が周設され、その開口側縁110aの所定位置に軸支孔111が開設された水平な軸支板112が設けられ、また開口下縁110bの上面には軸孔113が設けられている。
【0003】
そこで、パチンコ遊技機の組立時、またはパチンコホールでの稼動中に故障による点検のため一担取り外した上球皿部材105を取り付けるには、該上球皿部材105を前記開口102の下部前面に配置し、まず、その上部の軸支孔107に前記ガラス扉枠104の一側下端面から下方へ突設され、前記軸支孔111に嵌入された軸杆114を嵌入する。次に、下部の軸杆109を引張スプリング108の引張力に抗して引き上げておき、作業者の感に頼って軸杆109を放し該軸杆109を軸孔113に嵌入するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記上球皿部材105の取り付けにあっては、軸支板112から下方へ突出する軸杆114が外側から視認できることから軸支孔107への嵌入は容易にできるものの、開口下縁110bの軸孔113は上球皿部材105によって隠れ外側からほとんど見えず、しかも軸孔113が縁金枠110の前端縁側に寄せて設けられていることから、作業者の感に頼るというものの、軸杆109を放したとき該軸杆109が軸孔113に嵌入せずに縁金枠110の前端縁の前側に突出して外れてしまうといった事態が起き、このため何度も同じ動作を繰り返してやっと嵌入できることとなり、作業が面倒であって時間も掛かり、引いては作業の迅速化に支障を来す一要因になっていた。これは、特に軸孔113に対して軸杆109をその軸方向にスライドさせて嵌入させるといった構造に難点が有る。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、前面枠一側と上球皿部材の一側縁下部との軸着部を外側から見易くすると共に軸着動作を容易にすることにより、上球皿部材が時間を掛けずに取り付けられ作業の迅速化を高めることができるパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明に係るパチンコ遊技機は、中央部に遊技盤が臨む開口を設けて額縁状に形成される前面枠と、該前面枠の開口をガラス扉枠と共に覆う上球皿部材とを備え、該上球皿部材は一側縁の上下部を前面枠の一側に軸着して自在に開閉しかつ取り外し可能に設けられるようにしたパチンコ遊技機において、前記前面枠の一側に上向の軸杆を設け、また前記上球皿部材の裏面に可動しかつ可動することにより上球皿部材の一側縁から離れる可動板を設け、上球皿部材の裏面の一側縁下部と可動板の一側縁下部とに互いに組み合わさって下端面が開放し前記軸杆の周囲を囲う所望形状の囲壁部を設け、可動板の一側縁下部が上球皿部材の一側縁下部側に位置したとき、各囲壁部または各囲壁部と上球皿部材または各囲壁部と上球皿部材と可動板により前記軸杆の周囲を囲い該軸杆が挿通し得る軸筒部が形成され、可動板の一側縁下部が上球皿部材の一側縁下部側から離れたとき、前記軸筒部が分離して前記軸杆が該開放された軸筒部に該軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から入れられかつ同方向から取り外すことができるようにした。
【0006】
そこで、前面枠に上球皿部材を取り付ける場合、まず上球皿部材の裏面に設けられる可動板をその一側縁下部が上球皿部材の一側縁下部から離れるように可動させる。これにより、軸筒部が分離して軸杆が該軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から嵌入できるようになり、しかも、軸筒部は上球皿部材の裏面に設けられ上球皿部材を開いた状態では外側から見え易い。そして、上球皿部材の一側縁上部を前面枠の一側に軸着し、次に、前面枠の一側に上向に設けられた軸杆を分離して開放された軸筒部に該軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から入れ、この状態で可動板をその一側縁下部が上球皿部材の一側縁下部側に位置するように可動させる。これにより、前記軸杆は各囲壁部または各囲壁部と上球皿部材または各囲壁部と上球皿部材と可動板により周囲が囲われる軸筒部に挿通され、上球皿部材が自在に開閉できるように取り付けられる。前記可動板の可動動作としては、上球皿部材の裏面と平行な方向であって横方向へのスライド動作、または支軸を中心とし上球皿部材の裏面と平行な方向への回動動作、更には可動板の裏面に直交する方向に回動する回動動作のいずれも可能である。
【0007】
また、前記軸筒部は上球皿部材の裏面に囲壁部を設け、該囲壁部と可動板または前記囲壁部と上球皿部材と可動板により前記軸杆が挿通し得る軸筒部を形成するようにしても良い。更に、本発明は、前面枠の前面下部に前面板を開閉自在に装着し、該前面板の前面に上球皿部材と下球皿部材とが上下に一体に装着されたもの及び前面枠の取付構造についても適用可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るパチンコ遊技機の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図である。図において、1は機枠であり、該機枠1の前面に中央部に方形状の開口2を設けて額縁状に形成される前面枠3が開閉自在に装着されている。該前面枠3の裏側に前記開口2に臨む遊技盤4が配設され、また前記前面枠3の開口2には該開口2を覆うように上下に配置されるガラス扉枠5および上球皿部材6がそれぞれ装着されている。これらガラス扉枠5および上球皿部材6は前記開口2の一側に開閉自在に軸着され、しかも取り外し可能に設けられている。前記ガラス扉枠5に遊技盤4の前面を覆うガラス板7が嵌着され、また上球皿部材6の前面には打球発射部(図示せず。)に供給されるパチンコ球を貯留するための上球皿8が設けられている。また、前記前面枠3の前面下部に前記上球皿8から溢れるパチンコ球を貯留するための下球皿部材9が装着されている。10はその一側で前面枠3の前面に装着される操作ハンドルである。
【0009】
前記前面枠3の開口2の内周縁には縁金枠11が周設され、図2に示すようにその一側である開口側縁11aの所定位置に軸孔12を設けた水平な軸支板13が取着され、該軸孔12に前記ガラス扉枠5の一側下端面から下方へ突出する軸支杆14が上方から嵌入される。また、該軸支杆14と同一軸線上であって前記開口下縁11bの上面に上向の軸杆15が設けられている。
【0010】
一方、前記上球皿部材6は合成樹脂製からなり、横長方形状の取付板16の前面に上球皿8が取着され、更にその前面をカバー体17で覆うようにしており、これらはいずれも取付板16の裏側からビス止めすることにより取り付けられる。取付板16の一側の上端角部に金属製の軸承板18がビス19止めされ、該軸承板18の外側部、すなわち上球皿部材6の一側縁上部に位置して前記軸支板13の軸支杆14が挿通される軸支孔20が設けられている。
【0011】
しかして、前記取付板16の裏面一側の下縁に沿って上球皿部材6の下部を軸着するための可動板21が装着されている。該可動板21は合成樹脂製であって横長方形状に形成され、所定位置に横長のガイド溝22が開設されている。該ガイド溝22にはカバー体17に一体に設けられ取付板16の裏側に突設される支持筒23が臨むようになっている。該支持筒23の先端にガイド溝22より広幅の頭部を有するビス24が螺合され、該ビス24がガイド溝22内を摺動して可動板21が横方向へスライド動作するようにしている。そして、可動板21の一側縁に後方へ屈曲する平面L型をなし側方が開口25する囲壁部26が一体に設けられている。また、前記取付板16裏面の一側縁下部には開口25と対応して該開口25を塞ぐことができる囲壁部27が後方へ一体に突設されている。
【0012】
そこで、図3に示すように可動板21が実線の位置、すなわちその一側縁が取付板16の一側縁下部側に位置したとき、各囲壁部26,27と上球皿部材6すなわち取付板16とにより周囲が囲われ前記開口下縁11bの軸杆15が挿通し得る軸筒部28が形成される。また、可動板21が図3鎖線位置、すなわちその一側縁が取付板16の一側縁下部側から離れたとき、前記両囲壁部26,27がそれぞれ分かれて軸筒部28が分離し、軸杆15が横方向である軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から取り外すことができるようになる。
【0013】
前記可動板21の他側には、上下一対のスリット29,29に挟まれて弾性が付与された摘み片30が一体に設けられ、該摘み片30の前面に係合ピン31が突設されている。32a,32bは可動板21が図3実線位置と鎖線位置にあるとき、前記係合ピン31が係合して可動板21の無用な動きを止めるため取付板16に設けられた係合孔である。
【0014】
そこで、パチンコ遊技機の組立時、またはパチンコホールでの稼動中に故障による点検のため一担取り外した上球皿部材6を取り付けるには、可動板21をその一側縁が取付板16の一側縁下部側から離れる、すなわち、軸筒部28を構成する各囲壁部26,27がそれぞれ分かれるようにして止めておく。これにより、軸筒部28が分離して軸杆15が横方向である軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から入れられるようになる。しかも、軸筒部28は上球皿部材6の裏面に設けられているので、前面枠3の前面に取り付けられる上球皿部材6を開いた状態では見え易い。
【0015】
そして、図4鎖線に示すように上球皿部材6の一側縁上部の軸支孔20に軸支板13から下方へ突設される軸支杆14を挿通し、次に、図4実線に示すように前面枠3の一側に上向に設けられた軸杆15を前記分離して開放された軸筒部28、すなわち取付板16側の囲壁部27の内側に入れて配置する。この状態で、可動板21を図5鎖線位置から実線位置へ可動させ、軸杆15を各囲壁部26,27と取付板16とで囲い軸筒部28を形成する。これにより上球皿部材6が開閉自在に軸着されることとなる。
【0016】
図6,図7は他の実施の形態に係るもので、取付板16の一側裏面に装着される可動板21aが自在に回動するようになっている。すなわち、該可動板21aは上部を取付板16の裏面に螺着された軸ピン33により軸支され、取付板16の裏面と平行な方向に回動しかつ回動することにより一側縁下部が取付板16の一側縁下部側に位置するようになっている。そして、可動板21aの前面一側縁下部寄りに後方へ屈曲する平面L型をなし側方が開口25する囲壁部26が一体に設けられ、また取付板16裏面の一側縁下部に開口25と対応して該開口25を塞ぐことができる囲壁部27が設けられている。そして、図7実線に示すように可動板21aが可動してその一側縁下部が取付板16の一側縁下部側に位置したとき、各囲壁部26,27と取付板16とにより軸杆15が挿通される軸筒部28が形成される。また、可動板21aが図3鎖線位置、すなわちその一側縁が取付板16の一側縁下部から離れたとき、前記両囲壁部26,27がそれぞれ分かれて軸筒部28が分離し、軸杆15が横方向から取り出すことができる。
【0017】
前記可動板21aには、前記軸ピン33を中心とする円弧状のガイド溝34が開設されると共に該ガイド溝34内にカバー体17に一体に設けられ取付板16の裏面から後方へ突出される一対のガイド片35,35が介装される。これらガイド片35,35は弾力性を有し、各ガイド片35の外側面に前記ガイド溝34の両側縁に設けた切欠36,36に係合し得る突子37,37が設けられている。そこで、可動板21aは各ガイド片35を摘むことによって各突子37と切欠36との係合が外れ自在に回動でき、図7実線位置と鎖線位置にあるとき、前記各突子37が各切欠36に係合して可動板21aが無用に回動しないように仮保持される。このような構成であっても本実施と同様な作用・効果を得ることができる。
【0018】
図8,図9も他の実施の形態に係るもので、可動板21bが取付板16に対し直交する方向に回動し得るようにしたものである。すなわち、可動板21bはその一側縁全体に亘り後方へ屈曲する平面L型をなし側方が開口25する囲壁部26が一体に設けられており、他側縁には軸挿通孔38が設けられ、取付板16裏面の上下部に設けられた一対の突片39,39からそれぞれ下方または上方へ突設される支持軸40,40が前記軸挿通孔38に挿通されている。また、前記取付板16の裏面一側縁に前記囲壁部26の開口25と対応して該開口25を塞ぐことができる囲壁部27が設けられている。そして、両囲壁部26,27と取付板16とで軸筒部28が形成されるようになっている。この際、該軸筒部28が上球皿部材6の上部の軸着部、すなわち軸支孔20も兼用している。
【0019】
前記可動板21bのほぼ中央には円透孔41が開設され、該円透孔41の内周縁の上下部に該円透孔41と連なる縦溝42,42が設けられている。
一方、図9に示すようにカバー体17と一体に後方へ突出しかつ後端面に螺子孔43を有する支持筒44が設けられる。該支持筒44の後端部は前記円透孔41と対応位置し、取付板16に開設された透孔45に臨むようになっている。46は、前記螺子孔43にビス47を螺合することにより前記円透孔41を介して支持筒44の後端面に回動自在に取着される円筒状のロック部材であり、前記ビス47が挿通されるビス挿通孔48を有すると共に外周に取付板16側へ閉じた可動板21bの裏面に当接し得る把手片49,49が設けられる。
【0020】
前記ロック部材46の各把手片49は、該ロック部材46を支持筒44後端面に取着した状態で、可動板21bの開閉動作に支障をきたさないようにその大きさが選ばれる。そこで、上球皿部材6を前面枠3に取り付けるときは、各縦溝42,42と把手片49,49を合致させた状態で可動板21bを開き、取付板16の一側縁に設けられた囲壁部27の内側上部に軸支板13から下方へ突出する軸支杆14を、また囲壁部27の内側下部に軸杆15を入れ、この状態で可動板21bを取付板16裏面側へ回動して閉め、両把手片49,49を回動して可動板21bの裏面に当接して無用に回動しないように保持する。これにより、両囲壁部26,27と取付板16とで形成される軸筒部28内に軸支杆14と軸杆15とが挿通され、上球皿部材6が回動自在に軸支される。この場合も本実施の形態と同様の作用・効果を得る。
【0021】
図10は軸筒部の他の実施の形態を示すものであり、図10(a)は取付板16裏面の一側縁下部に横方向に所定の間隔離して平板状の一対の囲壁部26a,26aを一体に突設し、両囲壁部26a,26a間に開口25を設け、可動板21により前記開口25を塞ぐことにより、両囲壁部26a,26aと取付板16と可動板21とで軸筒部28が形成されるようにしている。
【0022】
図10(b)は、取付板16裏面の一側縁下部に後方へ屈曲するL型の囲壁部26bを設け、取付板16と囲壁部26b先端との間に開口25を設けるようにしており、一方、可動板21裏面の一側縁下部に前方へ突出する囲壁部27aを突設し、該囲壁部27aで前記開口25を塞ぐことにより、両囲壁部26b,27aと取付板16とで軸筒部28が形成されるようにしている。
【0023】
図10(c)は、取付板16裏面の一側下縁部に後方へ屈曲する平面半円弧状の囲壁部26cを設けてその先端間に開口25を設け、一方、可動板21裏面の一側縁下部に前方へ屈曲する平面半円弧状の囲壁部27bを突設し、該囲壁部27bで前記開口25を塞ぐことにより、両囲壁部26c,27bとで軸筒部28が形成されるようにしている。これら実施の形態は前記各可動板21,21a,21bのいずれにも適用可能であること勿論である。また、前記各囲壁部26,26a〜26c,27,27a,27bは取付板16,可動板21と別体に、しかも金属板により設けるようにしても良い。
【0024】
また、以上説明した各実施の形態では、上球皿部材6または可動板21,21a,21bの一側縁上部に軸支孔20を設け、一方、前面枠3の一側に軸支板13から下方へ突出する軸杆14を設けたが、これら軸支孔20と軸杆14の取付位置を逆に設けるようにしても良い。
【0025】
また、本発明にあっては、機枠の前面に前面枠が装着され、該前面枠の開口の一側に該開口を覆うガラス扉枠及び上球皿部材が開閉自在に装着され、該上球皿部材の一側縁下部が下球皿部材の上面に軸着されているパチンコ遊技機、および前面枠の一側に前記開口を覆うように装着され、かつ前面枠の前面の横幅方向の全域を覆うようにしたガラス扉枠および上球皿部材を備えたパチンコ遊技機についても適用可能である。また、前面枠の前面下部に前面板を開閉自在に装着し、該前面板の前面に上球皿部材と下球皿部材とが上下に一体に装着されたもの及び前面枠の取付構造についても本発明が適用可能である。
【0026】
更に、前記上球皿部材は、詳細には、上球皿の前面をカバー体で覆っており、しかも該カバー体は前記上球皿の両側に張り出て、その裏側に取付板が取着された構成からなるが、この他に、取付板、所謂金属製の前板の前面に上球皿を装着したものなどについても本発明が適用可能であることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は遊技盤が臨む開口を設けた前面枠と、該前面枠の開口をガラス扉枠と共に覆う上球皿部材とを備え、該上球皿部材は一側縁の上下部を前面枠の一側に軸着して自在に開閉しかつ取り外し可能に設けられるようにしたパチンコ遊技機において、前記前面枠の一側に上向の軸杆を設け、また前記上球皿部材の裏面に可動しかつ可動することにより上球皿部材の一側縁から離れる可動板を設け、上球皿部材の裏面の一側縁下部と可動板の一側縁下部とに互いに組み合わさって下端面が開放し前記軸杆の周囲を囲う所望形状の囲壁部を設けるようにしたので、可動板を可動することにより前記軸杆が軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から入れたり取り出すことができる軸筒部が形成され、該軸筒部は、外側から見え易く、しかも軸杆が軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から入れられ、それら軸着動作が極めて簡単かつ容易となり、手間が掛からず短時間で行なえる。これにより上球皿部材の取付作業が迅速に行なえるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の正面図。
【図2】同上球皿部材を取り外して示すパチンコ遊技機の要部の斜視図。
【図3】同要部の平面断面図。
【図4】同作用を示す要部の側面断面図。
【図5】同作用を示す要部の側面断面図。
【図6】他の実施の形態に係る上球皿部材を取り外して示すパチンコ遊技機の要部の斜視図。
【図7】同要部の平面断面図。
【図8】他の実施の形態に係る上球皿部材を取り外して示すパチンコ遊技機の要部の斜視図。
【図9】同要部の平面断面図。
【図10】他の実施の形態に係る軸筒部を示す要部の平面断面図。
【図11】上球皿部材を取り外して示す従来のパチンコ遊技機の要部の斜視図。
【符号の説明】
2 開口
3 前面枠
4 遊技盤
5 ガラス扉枠
6 上球皿部材
15 軸杆
21,21a,21b 可動板
26,26a〜26c 囲壁部
27,27a,27b 囲壁部
28 軸筒部

Claims (4)

  1. 中央部に遊技盤が臨む開口を設けて額縁状に形成される前面枠と、前記前面枠の開口をガラス扉枠と共に覆う上球皿部材とを備え、前記上球皿部材は一側縁の上下部を前記前面枠の一側に軸着して自在に開閉しかつ取り外し可能に設けられるようにしたパチンコ遊技機において、
    前記前面枠の一側に上向の軸杆を設け、また前記上球皿部材の裏面に可動しかつ可動することにより該上球皿部材の一側縁から離れる可動板を設け、前記上球皿部材の裏面の一側縁下部と前記可動板の一側縁下部とに互いに組み合わさって下端面が開放し前記軸杆の周囲を囲う所望形状の囲壁部を設け、
    前記可動板の一側縁下部が前記上球皿部材の一側縁下部側に位置したとき、前記各囲壁部によって該軸杆が挿通し得る軸筒部が形成され、
    前記可動板の一側縁下部が前記上球皿部材の一側縁下部側から離れたとき、前記軸筒部が分離して前記軸杆が該開放された軸筒部に該軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から入れられかつ同方向から取り外すことができるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 中央部に遊技盤が臨む開口を設けて額縁状に形成される前面枠と、前記前面枠の開口をガラス扉枠と共に覆う前面板とを備え、前記前面板の前面に上球皿部材と下球皿部材とが上下に一体に装着され、前記前面板は一側縁の上下部を前記前面枠の一側に軸着して自在に開閉しかつ取り外し可能に設けられるようにしたパチンコ遊技機において、
    前記前面枠の一側に上向の軸杆を設け、また前記前面板の裏面に可動しかつ可動することにより該前面板の一側縁から離れる可動板を設け、前記前面板の裏面の一側縁下部と前記可動板の一側縁下部とに互いに組み合わさって下端面が開放し前記軸杆の周囲を囲う所望形状の囲壁部を設け、
    前記可動板の一側縁下部が前記前面板の一側縁下部側に位置したとき、前記各囲壁部によって該軸杆が挿通し得る軸筒部が形成され、
    前記可動板の一側縁下部が前記前面板の一側縁下部側から離れたとき、前記軸筒部が分離して前記軸杆が該開放された軸筒部に該軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から入れられかつ同方向から取り外すことができるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 中央部に遊技盤が臨む開口を設けて額縁状に形成される前面枠と、前記前面枠の開口をガラス扉枠と共に覆う上球皿部材とを備え、前記上球皿部材は一側縁の上下部を前記前面枠の一側に軸着して自在に開閉しかつ取り外し可能に設けられるようにしたパチンコ遊技機において、
    前記前面枠の一側に上向の軸杆を設け、また前記上球皿部材の裏面に可動しかつ可動することにより該上球皿部材の一側縁から離れる可動板を設け、前記上球皿部材の裏面の一側縁下部に前記可動板と組み合わさって下端面が開放し前記軸杆の周囲を囲う所望形状の囲壁部を設け、
    前記可動板の一側縁下部が前記上球皿部材の一側縁下部側に位置したとき、前記囲壁部によって該軸杆が挿通し得る軸筒部が形成され、
    前記可動板の一側縁下部が前記上球皿部材の一側縁下部側から離れたとき、前記軸筒部が分離して前記軸杆が該開放された軸筒部に該軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から入れられかつ同方向から取り外すことができるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 中央部に遊技盤が臨む開口を設けて額縁状に形成される前面枠と、前記前面枠の開口をガラス扉枠と共に覆う前面板とを備え、前記前面板の前面に上球皿部材と下球皿部材とが上下に一体に装着され、前記前面板は一側縁の上下部を前記前面枠の一側に軸着して自在に開閉しかつ取り外し可能に設けられるようにしたパチンコ遊技機において、
    前記前面枠の一側に上向の軸杆を設け、また前記前面板の裏面に可動しかつ可動することにより該前面板の一側縁から離れる可動板を設け、前記前面板の裏面の一側縁下部に前記可動板と組み合わさって下端面が開放し前記軸杆の周囲を囲う所望形状の囲壁部を設け、
    前記可動板の一側縁下部が前記前面板の一側縁下部側に位置したとき、前記囲壁部によって該軸杆が挿通し得る軸筒部が形成され、
    前記可動板の一側縁下部が前記前面板の一側縁下部側から離れたとき、前記軸筒部が分離して前記軸杆が該開放された軸筒部に該軸筒部の中心軸線方向に対し直交する方向から入れられかつ同方向から取り外すことができるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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