JP3902382B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP3902382B2
JP3902382B2 JP2000158989A JP2000158989A JP3902382B2 JP 3902382 B2 JP3902382 B2 JP 3902382B2 JP 2000158989 A JP2000158989 A JP 2000158989A JP 2000158989 A JP2000158989 A JP 2000158989A JP 3902382 B2 JP3902382 B2 JP 3902382B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
front frame
passage
plate
passage member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000158989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001334051A (ja
Inventor
宏 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Industrial Co Ltd filed Critical Kyoraku Industrial Co Ltd
Priority to JP2000158989A priority Critical patent/JP3902382B2/ja
Publication of JP2001334051A publication Critical patent/JP2001334051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3902382B2 publication Critical patent/JP3902382B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機に関し、特に前面枠体の前面に設けられる電気部品の配線処理を効果的に行い得るようにしたパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように従来のパチンコ遊技機は、外枠の一側に前面枠体が開閉自在に取り付けられており、該前面枠体の前面に上球受皿及び下球受皿が設けられている。一方、前面枠体の裏面には、遊技盤取付枠を介して遊技盤が着脱自在に取り付けられており、該遊技盤の裏面に、球タンクやタンクレール或いはパチンコ球払出装置、入賞球処理装置、さらにはこれらの電気的部品を駆動制御するための基板や遊技制御基板が収納された基板ボックス等の裏機構が集約して組み付けられた合成樹脂製の機構板が開閉自在に取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上球受皿に貸球ボタン、カード返却ボタン、カード残高表示装置等の電気部品が設けられ、下球受皿にスピーカー等の電気部品が設けられているパチンコ遊技機のような場合、これらの電気部品から引き出される配線コードを前面枠体の裏面側へ導いて基板に接続するようにされていた。この際に、従来では前面枠体に穿設された配線挿通孔に配線コードを直接に通して裏面側へ導くようにされていたために、例えば配線挿通孔の周縁部分にバリがあったりすると、上球受皿が取り付けられた前面板を開閉操作する度にそのバリ部分に配線コードが擦れて断線する等の問題点があった。
【0004】
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ファール球を下球受皿に誘導するファール球誘導通路と、上球受皿が取り付けられた前面板を開放したとき零れ落ちるパチンコ球を下球受皿に誘導する零れ球誘導通路とを備えた通路部材を有効に利用して前面枠体の前面に設けられる電気部品から引き出される配線コードの断線事故を防止し得るようなパチンコ遊技機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明は、外枠の一側に開閉自在に取り付けられる前面枠体と、該前面枠体の前面に設けられる上球受皿及び下球受皿と、該下球受皿と連通状に設けられる合成樹脂製の通路部材とを備えてなるパチンコ遊技機において、前記通路部材に筒状の配線挿通部を一体に設けると共に、上球受皿及び下球受皿に設けられた電気部品から引き出される配線コードを前記配線挿通部から前面枠体の裏面側に通して基板に接続するようにしたことを特徴としている。
【0006】
また、請求項2に係る発明は、電気部品が貸球ボタン、カード返却ボタン、カード残高表示装置、スピーカーであることを特徴としており、請求項3に係る発明は、前記前面枠体が鉄板等の金属板により形成されていることを特徴としている。
【0007】
さらに、請求項4に係る発明によれば、前記前面枠体には、通路部材の取付用開口と該通路部材の配線挿通部を嵌挿する配線挿通孔が設けられており、通路部材及び配線挿通部を取付用開口及び配線挿通孔に臨ませると共に、通路部材及び配線挿通部に設けられた係止爪を前面枠体の係合溝に係止させることにより通路部材を前面枠体に着脱自在に取り付けるようになっていることを特徴としている。
【0008】
また、請求項5に係る発明によれば、前記通路部材は、ファール球を下球受皿に誘導するファール球誘導通路と、上球受皿が設けられた前面板を開放したとき零れ落ちるパチンコ球を下球受皿に誘導する零れ球誘導通路とを備え、前記ファール球誘導通路と零れ球誘導通路はそれぞれ独立して形成され、かつ前後左右に屈曲する迷路構造として構成されていることを特徴としている。
【0009】
そして、請求項1及び請求項2に係る発明は、前面枠体の前面に設けられる電気部品から引き出される配線コードの断線事故を防止することが可能となり、請求項3に係る発明は、リサイクルに適したパチンコ遊技機を提供することが可能となる。また、請求項4に係る発明は、通路部材を正しい位置に容易に取り付けることが可能となり、さらに、請求項5に係る発明は、下球受皿の下皿口から通路部材にピアノ線や針金等を差し込んで行われる不正遊技を防止することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図、図2はパチンコ遊技機の裏面図、図3はガラス板保持枠と上球受皿を有する前面板及び下球受皿を有する前面下部板を開いた状態の斜視図、図4は前面枠体を開放した状態の裏面斜視図、図5は前面枠体の分解斜視図、図6は前面枠体の斜視図である。図1において、パチンコ遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形成される木製の外枠2と、該外枠2の一側前面にヒンジ機構3によって開閉自在に装着される金属製の前面枠体4とを備え、該前面枠体4の前面一側にガラス板保持枠5と、上球受皿6を有する前面板7及び下球受皿8と打球発射用の操作ハンドル9が設けられた前面下部板10とが開閉自在に軸支されている。前記外枠2の前面下部には腰板11が張られており、前面枠体4を閉じた状態で外枠2の腰板11の上端面と前面枠体4の下端面とが重合するように構成されている。
【0011】
前記外枠2と前面枠体4のヒンジ機構3は、図7及び図8に示すように上部ヒンジ機構3aと下部ヒンジ機構3bとから構成されている。上部ヒンジ機構3aは図7に示すように外枠2の外側の上部隅部にビス12で取り付けられる上部固定金具13と前面枠体4の一側上部にカシメ着される上部可動金具14とからなる。上部固定金具13は、外枠2の上面に添わせる水平板部13aと外枠2の外側面に添わせる垂直板部13bとにより逆L字形に形成されており、水平板部13aには外枠2の上面端部から前方に突出し、かつ外側に向かって開口する切欠き溝15aと該切欠き溝15aと連通状に軸受孔15を穿設した突出片16が一体に設けられている。なお、前記切欠き溝15aの両側に位置する突出片16の上面は手前下から後方上へ向かう上向き傾斜面16aとして形成されている。
【0012】
また、前記上部可動金具14は、前面枠体4の裏面に添わせる取付片14aと前面枠体4の前方に突出する水平板部14bとを有し、その水平板部14bの先端下面に上ヒンジ軸17が下向きに突設されている。前記上ヒンジ軸17は、上部固定金具13の軸受孔15に嵌合する円形軸部17aと前面枠体4をほぼ直角状に開放した状態で切欠き溝15aに挿入できる幅に形成した扁平軸部17bを有し、その円形軸部17aと扁平軸部17bとの境界面が後方上から手前下へ向かう下向き傾斜面17cとして形成されている。なお、前記上ヒンジ軸17であり、その扁平軸部17bには、前面枠体4の上動範囲を規制する突起状の規制突部18が一体に設けられている。
【0013】
一方、前記下部ヒンジ機構3bは、図8に示すように外枠2の内側の下部隅部にビス19で取り付けられる下部固定金具20と、前面枠体4の一側下部にカシメ着される下部可動金具21とから構成されている。下部固定金具20は、外枠2の下部内側に添わせる垂直な取付片部20aと外枠2の前方に突出する水平板部20bとを有し、その水平板部20bの上面に凸状部22が一体に形成されている。この凸状部22は、下部可動金具21の水平板部21bとの接触面を少なくして前面枠体4の開閉を円滑に行い得るようにするためのもので、図8に示すように略円形状に膨出形成され、その中心に貫通孔23が設けられている。そして、貫通孔23の下方から下ヒンジ軸24が上向きに貫通されてカシメ或いは溶接等により一体に固着されている。また、前記下部可動金具21は、前面枠体4の裏面側に添わせる垂直な取付片部21aと前面枠体4の前方に突出する水平板部21bとを有し、その水平板部21bに前記下ヒンジ軸24に嵌合する軸受孔21cが穿設されている。
【0014】
このように構成されたヒンジ機構3において、外枠2に前面枠体4を軸支するには、先ず下部可動金具21の軸受孔21cを下部固定金具20の下ヒンジ軸24に上方から嵌合させ、次に、図7に示すように前面枠体4をほぼ直角状に開放した状態に位置させて上ヒンジ軸17の扁平軸部17bを上部固定金具13の切欠き溝15aに臨ませて前面枠体4を外枠2に押し付ける。これによって、図9鎖線で示すように上部固定金具13の上向き傾斜面16aと上部可動金具14の上ヒンジ軸17に形成された下向き傾斜面17cとによって前面枠体4が徐々に上方へ押し上げられ、さらに前面枠体4を押し込むことにより図9実線で示すように上ヒンジ軸17の円形軸部17aが上部固定金具13の軸受孔15に嵌合されるもので、このように外枠2に対して前面枠体4がワンタッチで開閉自在に軸支されるようになっている。
【0015】
なお、図4に示すように前記外枠2の腰板11の上端面であって、その略中央位置に球体25を回転自在に設けた主金具26が取り付けられており、前面枠体4の下端面の略中央位置には前記主金具26の球体25が接触する補助金具27が取り付けられている。前記外枠2に取り付けられる主金具26は、腰板11の上端面に添わせる水平板部26aと腰板11の内側に添わせる取付板部26bとによりL字状に形成されており、水平板部26aには球体25を回転自在に、かつ球体25の一部が水平板部26aの上面に突出するように収納した箱状部28が一体的に形成されている。前記箱状部28は、図10に示すように水平板部26aの略中央部を凹状に窪ませると共に、その凹状の窪み部分29を囲うようにステンレス板からなる固定片30をカシメ及びリベット止めすることによって形成されており、その窪み部分29の底部と固定片30に穿設された球体25の直径より小さい保持孔31,31によって球体25が定位置で回転自在なように収納保持されるようになっている。一方、前記補助金具27は、前面枠体4の下端面に位置して主金具26の球体25が接触する水平板部27aと前面枠体4の背面に添わせる取付板部27bとによりL字状に形成されている。
【0016】
前記主金具26は、腰板11の上端面に形成された切欠凹部(図示せず)に箱状部28を嵌合して水平板部26aを腰板11の上端面に密着させると共に、取付板部26bを腰板11の内側面にねじ止め32することによって外枠2に取り付けられるようになっている。また、前記補助金具27は、前面枠体4を閉じた状態において主金具26の球体25と水平板部27aとが互いに当接するように位置決めして水平板部27aを前面枠体4の下端面に密着させると共に、取付板部27bを前面枠体4の背面にねじ止め33することによって前面枠体4に取り付けられるようになっている。
【0017】
このように構成することによって、前面枠体4を開閉動作する際に前面枠体4が重くても補助金具27の水平板部27aが主金具26の球体25に接触して該球体25が自在に回転することになり、これによって外枠2の腰板11の上端面と前面枠体4の下端面との重合部の接触摩擦を軽減することができて外枠2に対する前面枠体4の開閉動作を円滑に、かつ楽に行うことができるようになる。
【0018】
一方、図3及び図5、6に示すように前記前面枠体4の前面であり、かつその軸支側の上端にガラス板保持枠5の一側上端が軸支される下向きのヒンジ軸34を突設した支持体35が固着されている。また、前面枠体4の軸支側であり、その中程よりやや下方位置に前面板7と前面下部板10とを軸支するためのヒンジ金具36がカシメ着されている。このヒンジ金具36は、上端にガラス板保持枠5と前面板7との間に介在してガラス板保持枠5の軸支側下面を受ける水平な上部支持片36aが形成され、上下略中間位置に前面板7と前面下部板10との間に介在して前面板7の軸支側下面を受ける水平な下部支持片36bが形成され、さらにその下端には前面下部板10の軸支側下面を受ける水平受止片36cがそれぞれ形成されており、これら上下部支持片36a,36b及び水平受止片36cにそれぞれ設けられた軸通孔37a,37b,37cにヒンジ軸杆38を貫通させている。このヒンジ軸杆38は、ハンマーなどで強く打ち込むことにより外周面に形成されたロレット加工39部分を上部支持片36aの軸通孔37aに圧接させて抜脱しないように固着されており、その上端が上部支持片36aから上方へ僅かに突出するようにその長さが選ばれている。
【0019】
そして、その上部支持片36aから上方に突出するヒンジ軸杆38にガラス板保持枠5の一側下端が軸支され、上下部支持片36a,36b間に位置するヒンジ軸杆38に上球受皿6が取り付けられた前面板7がヒンジ部材40を介して軸支され、さらに下部の支持片36bと水平受止片36c間に位置するヒンジ軸杆38に下球受皿8が取り付けられた前面下部板10がヒンジ部材40を介して軸支されるようになっている。このように、ヒンジ金具36の上部支持片36aから上方へ突出するヒンジ軸杆38にガラス板保持枠5の一側下端を軸支し、上下部支持片36a,36b間に位置するヒンジ軸杆38に前面板7を軸支し、さらに下部支持片36bと水平受止片36c間に位置するヒンジ軸杆38に前面下部板10を軸支することにより、一本のヒンジ軸杆38を共通軸として前面板7及び前面下部板10を前面枠体4に容易に装着することができるようになっている。
【0020】
前記上球受皿6は、図11及び図12に示すようにパチンコ球を貯留する皿本体41と、装飾カバー部材42とから構成されている。前記皿本体41は、底部が緩やかに下り傾斜し、その傾斜下部にパチンコ球が一列に整列される整流部43が設けられている。そして、皿本体41に貯留されるパチンコ球は整流部43によって一列に整列されながら前面板7に開設された球出口44から裏面に導かれて自動球送り装置45の球入口46に連続状態で送り込まれるようになっている。また、皿本体41の前面であり、その右側部分に球抜き装置47が設けられている。この球抜き装置47は、球抜き操作ボタン48を押すことにより、シャッター板49がリンク部材50を介して整流部43の流下端に開設された球抜孔を開放する位置に移動し得るようになっている。そして、球抜きされた球は後述する通路部材87に形成された球抜き誘導通路95を通って下球受皿8ヘ導かれるようになっている。
【0021】
前記装飾カバー部材42は、皿本体41の前方部を覆うように取り付けられるものであって、その左側部分は前面が開放されたドーム状の空間部51が形成されるような膨出部52とされており、その空間部51に灰皿53が前方に回転自在に軸支されている。また、前記ドーム状の空間部51は装飾カバー部材42とは別パーツ部材で形成されており、その空間部51に位置する内側表面は金属メッキ等の耐熱処理が施されている。このように、ドーム状の空間部51に灰皿53を設けることにより、たばこの灰などが下球受皿8ヘ落ちないようにすることができると共に、灰皿53を目立たなくすることができて全体的なデザイン効果を高めることが可能になる。
【0022】
また、前記ドーム状の空間部51が設けられた膨出部52の上部には半透明のレンズカバー54が設けられ、カード式パチンコ機用の残高表示装置55がレンズカバー54の内側であり、皿本体41に取り付けられている。さらに残高表示装置55の近くにカード式パチンコ機における貸し球ボタン56、カード返却ボタン57等の電気部品が設けられている。
【0023】
前記下球受皿8は、図13及び図14に示すように前面下部板10の前面に取り付けられるベース板58と、前面下部板10の前面を装飾する装飾カバー体59と、前記ベース板58と装飾カバー体59との間に装着される下皿部材60とから構成されている。前記ベース板58には、前面下部板10の四角状開口61から後方へ突出して上球受皿6の余剰球を下皿部材60に導く下皿口62と円形孔63の前面周縁部分を囲う膨出フランジ部64が設けられている。前記ベース板58及び装飾カバー体59は、下皿部材60を装飾カバー体59に嵌め込んだ状態で前面下部板10の前面にビス止めされるようになっている。また、下皿部材60は、その底部に円形の球抜き孔65が設けられ、さらにその底部の下面に球抜き装置(図示せず)が設けられている。また、装飾カバー体59は、下皿部材60の前方外周を覆う装飾カバー部66と操作ハンドル9のカバー部67とから構成されている。
【0024】
前記操作ハンドル9のカバー部67の中空内部には、図示を省略するが操作ハンドル9の回転角度を検出する精密可変抵抗器や単発打ち用のスイッチ、さらにはこれらのリード線が接続されるコネクタ等の電気部品が内装されている。そして、カバー部67は、装飾カバー体59の取付部68に突設された位置決め突起69と図示されていないカバー部67の嵌合凹孔とを嵌め合わせた後、前面下部板10の裏面側からビス止めすることにより、カバー部67と装飾カバー部66とが滑らかな湾曲面状で連続性を有する一体形状となるように正しく取り付けることができるようになっている。
【0025】
前記前面下部板10に開設された円形孔63には、多数の透音孔70を設けたパンチングメタル71を介してスピーカー72が取り付けられるようになっている。詳しくは、円形孔63の裏面側から多数の透音孔70を設けたパンチングメタル71が嵌め合わされ、該パンチングメタル71の裏面にスピーカー72が設けられ、さらにスピーカー72を覆うようにして円筒状のカバー部材73を前面下部板10の裏面にビス止めすることにより、スピーカー72が前面下部板10の裏面であり、そのほぼ中央位置に取り付けられるようになっている。前記パンチングメタル71は、その周縁部分がベース板58の膨出フランジ部64の内側に当接されており、スピーカー72はカバー部材73の内部に突設された突起74,74によってパンチングメタル71の裏面に圧接されており、これによってスピーカー72ががたつくようなことがなく確固と固定されることになる。
【0026】
このように、スピーカー72をパチンコ遊技機1の前面に設けられる前面下部板10に取り付けると共に、その前面をパンチングメタル71で覆うことにより、下球受皿8に排出される賞球や上球受皿6から落下する零れ球が当たってもスピーカー72が損傷をうけるようなことがなく、しかもパンチングメタル71を通して下球受皿8の前面ほぼ中央部からスピーカー72の音が直接に出されるため、その音がこもったりするようなことがなく聞きやすいという利点がある。さらに前面下部板10を開放してカバー部材73を取り外すだけでスピーカー72の組み付けや交換ができる。
【0027】
一方、図3及び図5,6において前記前面枠体4は、上部にほぼ正方形状の開口部75が形成され、その下部が板状部として形成された主枠部76と、該主枠部76の裏面側であり、開口部75の上側位置を除く左右両側位置及び下側位置にそれぞれカシメ着されて該主枠部76と一体化される遊技盤取付枠78とを有し、その遊技盤取付枠78であり、かつ主枠部76の開口部75を覆うように遊技盤79が着脱可能に取り付けられるようになっている。この遊技盤79の前面には円形状の誘導レール80が複数のレール取付ピンで取り付けられており、該誘導レール80で囲まれる領域が遊技領域として構成されている。
【0028】
また、前記前面枠体4には、パチンコ遊技機1の主要な遊技構成部品のほぼすべてが集約して設けられている。すなわち、前面枠体4の主枠部76前面には、遊技盤79の遊技領域外を覆うように合成樹脂により形成されたレール飾り部材81と、同じように合成樹脂により形成されたレール変形防止部材82が設けられ、遊技盤79の遊技領域外には証紙貼付部材83が設けられる。また、開口部75の下方の板状部に貫通形成された円形状取付孔84には打球発射機構85が設けられ、ほぼ四角状の取付用開口86には通路部材87が取り外し自在に装着されるようになっている。
【0029】
前記打球発射機構85は、発射レール88と、該発射レール88の発射位置に臨む打球杆89と、該打球杆89の駆動源としてのロータリーソレノイド90と、打球杆89の発射動作に連動して上球受皿6に貯留される打球を1個ずつ発射レール88の発射位置に供給する前記した自動球送り装置45とをそれぞれ板状の保持体92に一体に組付けてユニット化されている。そして、円形状取付孔84にロータリーソレノイド90を前面側から臨ませると共に、保持体92の裏面側に突設された複数の嵌合突起(図示せず)を板状部に穿設された係合孔93に係合させることによって、打球発射機構85が前面枠体4の主枠部76にビス止めすることなくワンタッチで強固に取り付けられるようになっている。
【0030】
前記通路部材87は合成樹脂によって形成されており、図15及び図16に示すように上球受皿6の余剰球を下球受皿8に誘導する余剰球誘導通路94と、上球受皿6から球抜きした球を下球受皿8に誘導する球抜き誘導通路95と、発射レール88の発射位置から発射された打球がファール球となったとき、そのファール球を下球受皿8に誘導するファール球誘導通路96と、前面板7を開放したとき零れ落ちる賞球を下球受皿8に誘導する零れ球誘導通路97とを備えたユニット化構造として構成されている。詳しくは、前記通路部材87は図17に示すように前部材87aと後部材87bとの二部材で構成されており、その前部材87aであって、その前基板98の前面側の上部位置には、ファール球を受けるファール球受皿部99と前面板7の開放時に零れ落ちる賞球を受ける賞球受皿部100とが仕切壁101により区画されて左右に並設されている。また、ファール球受皿部99の下方位置に前記球抜き誘導通路95が設けられており、さらに前部材87aの前基板98のほぼ中央位置にはファール球誘導通路96を構成する第1ファール球中間通路部96aと、零れ球誘導通路97を構成する第1零れ球中間通路部97aとがそれぞれ独立して設けられている。
【0031】
一方、前記後部材87bであって、その後基板102の後面側の上部位置には、ファール球受皿部99の導出路103と連通してファール球誘導通路96を構成する第2ファール球中間通路部96bと、賞球受皿部100の導出路104と連通して零れ球誘導通路97を構成する第2零れ球中間通路部97bがそれぞれ独立して設けられており、さらにその下方位置に前記前部材87aに設けられた第1ファール球中間通路部96aの下流端と連通する第3ファール球中間通路部96cと第1零れ球中間通路部97aの下流端と連通する第3零れ球中間通路部97cとがそれぞれ独立して設けられている。また、後基板102の下部位置には、前記上球受皿6の余剰球誘導通路94が設けられており、該余剰球誘導通路94と前記第3ファール球中間通路部96c及び第3零れ球中間通路部97cの下流端とがそれぞれ連通されている。そして、前記余剰球誘導通路94の後側部にアウト球排出通路部105及び球抜き排出通路部106がそれぞれ設けられている。
【0032】
このような構成からなる通路部材87は、前部材87aと後部材87bのそれぞれに設けた複数の爪部107と係止部108とを係合させることによってねじ止めすることなく一体に合体して結合することができるようになっている。そして、前部材87aと後部材87bとを一体に合体することにより、前部材87aのファール球受皿部99の導出路103及び賞球受皿部100の導出路104と、後部材87bの第2ファール球中間通路部96b及び第2零れ球中間通路部97bとが連通され、さらに後部材87bの第2ファール球中間通路部96b及び第2零れ球中間通路部97bの下流端と前部材87aの第1ファール球中間通路部96a及び第1零れ球中間通路部97aとが連通されるもので、これによってファール球誘導通路96と零れ球誘導通路97とが互いに合流することなく、しかも前後左右に屈曲した迷路構造としてそれぞれ独立して構成されることになる。このように、ファール球誘導通路96と零れ球誘導通路97とを互いに独立した迷路構造として構成することにより、下球受皿8の下皿口62からピアノ線や針金等を差し込んで行われる不正遊技を確実に防止できるという利点がある。
【0033】
しかして、本実施の形態では前記通路部材87の前部材87aであって、その前基板98の左右の側部位置に配線挿通部110a,110bを一体に設けている。この配線挿通部110a,110bは、前面枠体4の主枠部76に貫通形成された配線挿通用の円形孔111に嵌挿し得るように筒状に形成されており、その筒状周壁112によって配線挿通用の円形孔111の内周縁を覆うように構成されている。また、筒状周壁112には切り溝113によって弾性が付与された係止爪114が設けられている。
【0034】
上記のようにユニット化された通路部材87を前面枠体4の主枠部76に取り付けるには、主枠部76に貫通形成された四角状取付孔86に通路部材87の後部材87b部分を前面側から臨ませると共に、円形孔111に配線挿通部110a,110bの筒状周壁112を嵌挿し、前部材87aと一体に設けられた複数の後向き係止爪115を主枠部76に穿設された係合溝116に臨ませて主枠部76に押し付ける。これによって、前部材87aの裏面側が主枠部76の前面に密着すると共に、後向き係止爪115が係合溝116に係止され、さらに配線挿通部110a,110bの筒状周壁112に設けられた係止爪114が円形孔111の周縁に係止されることになり、これによって通路部材87を前面枠体4の主枠部76にビス止めすることなくワンタッチで強固に取り付けることができる。また、配線挿通部110a,110bの筒状周壁112が主枠部76の前後に突出位置して円形孔111の内周縁を確実に覆うことになる。このように、打球発射機構85、或いは通路部材87をユニット化して金属製の前面枠体4に取り外し自在に装着する構成とすることにより、前面枠体4と打球発射機構85、或いは通路部材87の分離仕分け作業が容易となり、パチンコ遊技機を廃棄処分したり、リサイクルしたりするのに好都合となる。なお、通路部材87の前部材87aには、主枠部76に穿設された複数の位置決め孔117に嵌め合わせる複数の嵌合ピン118が設けられており、該嵌合ピン118と位置決め孔117及び円形孔111と配線挿通部110a,110bの筒状周壁112とによって通路部材87を正しい位置に容易に取り付けることができる。
【0035】
一方、図2に示すように前記前面枠体4の裏面には、合成樹脂製の機構板119が上下のヒンジ120,120を介して着脱及び開閉自在に設けられている。この機構板119は、遊技盤79の裏面に相対する板状部を有し、該板状部の前面に入賞球集合カバー121が収納される入賞球集合空間が形成され、その入賞球集合空間の下方部に樋状の入賞球集合部122が設けられている。また、機構板119の板状部の裏面上部には貯留球タンク123と、該貯留球タンク123に貯留された球を下流側に整列しながら誘導する球誘導樋124が設けられており、さらに球誘導樋124の下流側には屈曲誘導樋125を介して賞球払出装置126が着脱可能に設けられている。また、賞球払出装置126の下方には、払い出された賞球を上球受皿6に導く賞球排出通路127、該上球受皿6の余剰球出口の側方に連通状に設けられる余剰球通路129、アウト球通路130、球抜通路131等が設けられており、余剰球通路129の流下端が前記通路部材87の余剰球誘導通路94に連通され、アウト球通路130の流下端が前記通路部材87のアウト球排出通路部105に連通され、さらに球抜通路131の流下端が前記通路部材87の球抜き排出通路部106にそれぞれ連通されるようになっている。また、前記入賞球集合空間が形成された板状部の略中央部には入賞球集合カバー121よりやや小さい開口窓が形成されており、該開口窓に対応する入賞球集合カバー121の裏面にはパチンコ遊技機の遊技状態を制御するための遊技制御基板を収納した基板ボックス132及び各種の電気部品から引き出される配線コードが接続される基板133が着脱可能に装着されている。
【0036】
上記のような構成からなるパチンコ遊技機において、前記上球受皿6に設けられる貸球ボタン56、カード返却ボタン57、カード残高表示装置55から引き出される配線コード134は、図2及び図3に示すように前面板7の裏側に設けられた裏カバー板135の通孔136から前面枠体4の前面側に引き出され、さらに通路部材87の一方の配線挿通部110aから前面枠体4の裏側に引き出されて基板133に接続されるようになっている。また、前面下部板10に設けられるスピーカー72から引き出される配線コード137は、通路部材87の他方の配線挿通部110bから前面枠体4の裏側に引き出されて基板133に接続されるようになっている。なお、138は裏カバー板135に設けられた配線押さえである。
【0037】
このように構成されたパチンコ遊技機にあっては、前記上球受皿6に設けられる貸球ボタン56、カード返却ボタン57、カード残高表示装置55から引き出される配線コード134及び前面下部板10に設けられるスピーカー72から引き出される配線コード137を、前記通路部材87と一体に設けた配線挿通部110a,110bから前面枠体4の裏側に引き出して基板133に接続するようにしたものであるから、図18に示すように前面枠体4の主枠部76に貫通形成された配線挿通用の円形孔111の内周縁が配線挿通部110a,110bの筒状周壁112により覆われて保護されることになるため、円形孔111の内周縁にバリがあっても配線コード134,137が断線するような事故を防止することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、本発明によれば、外枠の一側に開閉自在に取り付けられる前面枠体と、該前面枠体の前面に設けられる上球受皿及び下球受皿と、該下球受皿と連通状に設けられる合成樹脂製の通路部材とを備えてなるパチンコ遊技機において、前記通路部材に筒状の配線挿通部を一体に設けると共に、上球受皿及び下球受皿に設けられた電気部品から引き出される配線を前記配線挿通部から前面枠体の裏面側に通して基板に接続するようにしたものであるから、例えば前面枠体に穿設された配線挿通用孔の周縁部分にバリがあっても配線コードが断線するような事故を確実に防止することができると共に、通路部材を有効に利用して配線作業の高能率化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の裏面図である。
【図3】ガラス板保持枠と上球受皿を有する前面板及び下球受皿を有する前面下部板を開いた状態の斜視図である。
【図4】前面枠体を開放した状態の裏面斜視図である。
【図5】前面枠体の分解斜視図である。
【図6】前面枠体の斜視図である。
【図7】外枠と前面枠体の上部ヒンジ機構部分の斜視図である。
【図8】外枠と前面枠体の下部ヒンジ機構部分の斜視図である。
【図9】外枠と前面枠体の上部ヒンジ機構部分の側面断面図である。
【図10】主金具の分解斜視図である。
【図11】上球受皿の斜視図である。
【図12】上球受皿の分解斜視図である。
【図13】下球受皿の斜視図である。
【図14】下球受皿の分解斜視図である。
【図15】通路部材の斜視図である。
【図16】通路部材の裏面からの斜視図である。
【図17】通路部材の分解斜視図である。
【図18】配線挿通部部分の断面図である。
【符号の説明】
2 外枠
4 前面枠体
6 上球受皿
8 下球受皿
55 カード残高表示装置(電気部品)
56 貸球ボタン(電気部品)
57 カード返却ボタン(電気部品)
72 スピーカー(電気部品)
86 取付用開口
87 通路部材
96 ファール球誘導通路
97 零れ球誘導通路
110a,110b 配線挿通部
111 円形孔(配線挿通孔)
114 係止爪
115 係止爪
116 係合溝
133 基板
134,137 配線コード

Claims (5)

  1. 外枠の一側に開閉自在に取り付けられる前面枠体と、該前面枠体の前面に設けられる上球受皿及び下球受皿と、該下球受皿と連通状に設けられる合成樹脂製の通路部材とを備えてなるパチンコ遊技機において、
    前記通路部材に筒状の配線挿通部を一体に設けると共に、上球受皿及び下球受皿に設けられた電気部品から引き出される配線コードを前記配線挿通部から前面枠体の裏面側に通して基板に接続するようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記電気部品が、貸球ボタン、カード返却ボタン、カード残高表示装置、スピーカー等である請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記前面枠体が、鉄板等の金属板により形成されている請求項1記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記前面枠体には、通路部材の取付用開口と該通路部材の配線挿通部を嵌挿する配線挿通孔が設けられており、通路部材及び配線挿通部を取付用開口及び配線挿通孔に臨ませると共に、通路部材及び配線挿通部に設けられた係止爪を前面枠体の係合溝に係止させることにより通路部材を前面枠体に着脱自在に取り付けるようになっている請求項1又は3記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記通路部材は、ファール球を下球受皿に誘導するファール球誘導通路と、上球受皿が設けられた前面板を開放したとき零れ落ちるパチンコ球を下球受皿に誘導する零れ球誘導通路とを備え、前記ファール球誘導通路と零れ球誘導通路はそれぞれ独立して形成され、かつ前後左右に屈曲する迷路構造として構成されていることを特徴とする請求項1又は3、4記載のパチンコ遊技機。
JP2000158989A 2000-05-29 2000-05-29 パチンコ遊技機 Expired - Fee Related JP3902382B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000158989A JP3902382B2 (ja) 2000-05-29 2000-05-29 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000158989A JP3902382B2 (ja) 2000-05-29 2000-05-29 パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001334051A JP2001334051A (ja) 2001-12-04
JP3902382B2 true JP3902382B2 (ja) 2007-04-04

Family

ID=18663385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000158989A Expired - Fee Related JP3902382B2 (ja) 2000-05-29 2000-05-29 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3902382B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4218252B2 (ja) * 2002-04-05 2009-02-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP4607147B2 (ja) * 2007-06-21 2011-01-05 株式会社藤商事 弾球遊技機
JP4645916B2 (ja) * 2008-04-24 2011-03-09 株式会社三洋物産 遊技機
JP4788831B2 (ja) * 2010-05-21 2011-10-05 株式会社三洋物産 遊技機
JP5440960B2 (ja) * 2011-04-25 2014-03-12 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001334051A (ja) 2001-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3447255B2 (ja) 弾球遊技機
JP5388813B2 (ja) 遊技機
JP7154587B2 (ja) 遊技機
JP7154588B2 (ja) 遊技機
JP5467847B2 (ja) 遊技機
JP3902382B2 (ja) パチンコ遊技機
JP7202627B2 (ja) 遊技機
JP7202628B2 (ja) 遊技機
JP7202626B2 (ja) 遊技機
JP3693805B2 (ja) 遊技機
JP4326397B2 (ja) 遊技機
JP4947541B2 (ja) 遊技機
JP7109385B2 (ja) 遊技機
JPS63302Y2 (ja)
JP7114496B2 (ja) 遊技機
JP3931011B2 (ja) パチンコ遊技機における前面枠体の軸支構造
JP2005261657A (ja) 遊技機
JP4253879B2 (ja) パチンコ機
JP3910386B2 (ja) 弾球遊技機
JP4017798B2 (ja) パチンコ遊技機における余剰球受皿の球抜き装置
JP4512223B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2001276377A (ja) 遊技機
JP2001161904A (ja) パチンコ遊技機におけるスピーカーの取付構造
JP2001170264A (ja) パチンコ遊技機
JPH0744962B2 (ja) パチンコ機の入賞装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160112

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees