JP4200930B2 - 防水コネクタ用シール部材 - Google Patents

防水コネクタ用シール部材 Download PDF

Info

Publication number
JP4200930B2
JP4200930B2 JP2004109831A JP2004109831A JP4200930B2 JP 4200930 B2 JP4200930 B2 JP 4200930B2 JP 2004109831 A JP2004109831 A JP 2004109831A JP 2004109831 A JP2004109831 A JP 2004109831A JP 4200930 B2 JP4200930 B2 JP 4200930B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip
cavity
top surface
sealing member
slope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004109831A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005294146A (ja
Inventor
豊 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2004109831A priority Critical patent/JP4200930B2/ja
Priority to EP05007060A priority patent/EP1583184B1/en
Priority to US11/096,100 priority patent/US7338320B2/en
Priority to DE602005006459T priority patent/DE602005006459D1/de
Priority to CNB2005100640032A priority patent/CN100468879C/zh
Publication of JP2005294146A publication Critical patent/JP2005294146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4200930B2 publication Critical patent/JP4200930B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/521Sealing between contact members and housing, e.g. sealing insert
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J13/00Covers or similar closure members for pressure vessels in general
    • F16J13/02Detachable closure members; Means for tightening closures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/021Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing
    • F16J15/022Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing characterised by structure or material
    • F16J15/024Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing characterised by structure or material the packing being locally weakened in order to increase elasticity
    • F16J15/025Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing characterised by structure or material the packing being locally weakened in order to increase elasticity and with at least one flexible lip
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/062Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces characterised by the geometry of the seat
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/44Means for preventing access to live contacts
    • H01R13/443Dummy plugs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

本発明は、防水コネクタに用いるシール部材に関する。
例えば個室防水形式の防水コネクタでは、電線の端末に端子金具とともにゴム栓が固着され、端子金具をハウジングに形成されたキャビティに収容することに伴い、ゴム栓をキャビティの入口に嵌着することでシールを取る。一方、キャビティのうちには端子金具が収容されないキャビティもあり、このようなキャビティについては、別途準備されたゴム製のダミー栓を嵌着してシールを取るようになっている。この種のダミー栓は一般に、キャビティへの挿入力、保持力(キャビティからの抜け難さ)、さらには成形時の型抜き等を勘案して、栓本体の外周面に波形断面をなす3条の環形のリップが形成された形状となっている。
ところでこのようなダミー栓を適用した場合、例えば雌雄のコネクタを嵌合するに当たって両コネクタ間の密閉空間が圧縮されたり、あるいは使用中では密閉空間内の空気が熱膨張することに伴って内部圧力が上昇し、保持力に抗してダミー栓がキャビティから外れるおそれがあった。そのため従来では、特許文献1に記載されているように、ダミー栓内に、ダミー栓を拡径変形するように助勢する補助ばね部材を埋設し、保持力を高めたものが提案されている。
特許第3180026号公報
しかるに上記従来のものでは、保持力は確かに高まるものの、補助ばね部材がダミー栓を拡径付勢しているため、ダミー栓をキャビティに挿入する際には、拡げられたリップの突出端がキャビティの入口の口縁に順次に当たるような動作となり、その結果スムーズな挿入が妨げられ、最悪の場合はリップが裂かれるおそれがあり、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものである。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、防水コネクタのハウジングに形成された凹部内に挿入されて、その凹部を水密にシールするために用いる弾性材料からなり、前記ハウジングに形成されたキャビティのうちの端子金具が収容されないキャ ビティ内に挿入されて、そのキャビティを水密にシールするダミー栓として適用されるシール部材であって、シール部材本体の外周面には、幅広のほぼ平面状をなす頂面とその両 側に緩やかな勾配の傾斜面とを有して前記凹部の内周面に密着可能な単一のリップが対称 形状に形成され、前記リップの前記頂面は、このリップの高さよりも小さい高さ寸法で、 山と谷とを軸線方向に複数回繰り返す細かい波付面とされており、前記軸線方向の両端の 波は、その内側の波との間に、他の波同士の間隔よりも大きい間隔を開けて形成され、前 記両端の波における内側の谷に向かう斜面が、前記頂面の外側に設けられた前記傾斜面か ら連続して緩やかな勾配をもっている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記波付面における波の高さが、 前記リップの高さの1/3強と低く設定されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記リップの前記 頂面は、前記リップの軸線方向の中央部において前記リップの全長の1/3強の領域に形 成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のものにおいて、 記両端の波における内側の谷に向かう斜面は、前記頂面の外側に設けられた前記傾斜面と 同程度の勾配をもっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
シール部材は、傾斜面で案内されて芯出しされ、単一のリップにおける幅広の平面状をなす頂面を全周にわたって均一に弾縮させながら凹部内に挿入され、正規に挿入されたのちは、リップの頂面が弾発力により凹部の内周面に対して全周にわたって密着し、シールが取られる。
ここでシール力は、リップにおける頂上部分の弾縮される体積に比例するとも言えるが、本発明では幅広のリップが1条形成されているだけであるから、例えば一般的なリップが複数条形成されているものと比べると、各リップの間の谷の部分が無いだけ弾縮される体積が多く、それだけ高いシール力が得られる。
また、単一のリップでその頂面がほぼ平面状であることから、リップが複数条あるものと違って、凹部に挿入される際に、リップの突出端が凹部の口縁に順次に当たるといったことがなく、したがってシール部材をスムーズに挿入することができ、リップが裂ける等の損傷を受けることも防止される。さらに上記したように、シール部材は芯出しされたのちリップの頂面を全周にわたって均一に弾縮させながら挿入されるから、挿入力も比較的小さく抑えられる。この場合、ダミー栓では、シール力と並んで、ダミー栓のキャビティからの抜け難さ、すなわち保持力も高められる。
また、リップの頂面が細かい波付面となっているから、リップの頂面と凹部の内周面との間の接触面積が減り、すなわち摩擦抵抗が減少するから、シール部材の挿入力をさらに低下させることができる。
また、シール部材の成形型におけるパーティングラインを設定するに際して、パーティングラインではどうしもバリが生じやすいことから、シール部材の外周面のうちの谷の部分に設定することが有利であるが、波付面を設けたことで、その谷の部分(山と谷の途中も含む)を利用してパーティングラインが設定しやすくなる。
ここで波付面は、成形孔から抜く場合にアンダーカットを構成することになるが、波の高さ自体は低いから、アンダーカット状態で型抜きされたとしても、損傷を受けるおそれはない。
そして、ダミー栓の場合は、キャビティ内に前後いずれの向きで挿入されても、傾斜面で案内されて芯出しされつつ、スムーズに低挿入力で挿入できる。ダミー栓の向きを気にすることなく挿入作業ができ、作業性に優れたものとなる。またパッキンの場合は、凸部の外周面に前後いずれの向きで嵌着されても、相手の凹部内に挿入される場合には、傾斜面で案内されて芯出しされつつスムーズに挿入され、すなわちハウジング同士を低嵌合力で嵌合できる。同じくパッキンの向きを気にすることなく凸部への嵌着作業ができ、作業性に優れたものとなる。
しかも、リップの頂面に波付面を形成するに当たり、両端の波がなだらかな山形をなす ように形成したから、ダミー栓がキャビティ内に挿入され、リップの傾斜面に続いて波付 面が入口の口縁に当たる際に、引っ掛かりが緩和されてスムーズに挿入でき、すなわち、 さらに低挿入力を実現できることが実験により確認されている。
以下、参考例及び本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
参考例1>
参考例1を図1ないし図3によって説明する。参考例1では、本発明をダミー栓に適用した場合を例示している。
図1において、コネクタハウジング10には、端子金具(図示せず)が挿入される複数のキャビティ11が形成されており、各キャビティ11の入口12は断面円形に形成されているとともに、入口12の口縁には、面取りされて誘い込み面13が形成されている。
上記のキャビティ11のうちの端子金具が挿入されないキャビティ11の入口12には、ダミー栓20が挿入されるようになっている。
このダミー栓20は、含油シリコン等のゴム材を素材とし、成形型40内での射出成形によって形成されている。このダミー栓20は、図2にも示すように、栓本体21の外周面に、幅広の単一のリップ25が形成された形状であり、軸線方向における対称形状となっている。
詳細には、栓本体21は、軸線方向の中央部の広範囲にわたって大径部22を備えた段付きの円柱形に形成されている。
リップ25は上記したように単一のものであって、大径部22のほぼ全幅にわたって形成されており、幅方向の中央部における全幅の1/3強の領域が、全体としては軸線方向と平行な平面状をなす頂面26となっており、その両側に緩い下り勾配となった傾斜面27が形成されている。
リップ25の頂面26における外径寸法Dは、上記したキャビティ11の入口12の内径寸法dより所定寸法大きく設定されている。両側の傾斜面27は、例えば15度程度の緩い下り勾配である。
また、リップ25の頂面26には、ほぼ三角形状の山と谷とが幅方向(軸線方向)に沿って等ピッチで複数回繰り返されて波付面30が形成されている。ただし、この波付面30における波31の高さhは、リップ25の高さHの1/3強と低く設定されている。
このダミー栓20の成形型40は、図2(B)に概略を示すように、固定部42と中板43とからなる固定型41と、可動型44とから構成されており、可動型44と、固定型41の中板43との第1パーティングラインPL1は、波付面30における一端側の谷32Aの位置に設定され、また、固定型41における固定部42と中板43との第2パーティングラインPL2は、波付面30における反対側の谷32Bの位置に設定されている。
そして、型閉じした成形型40内でダミー栓20が成形されると、まずダミー栓20を固定型41(固定部42と中板43)側の成形孔内に残して、可動型44が固定型41の前方に離間し、続いて、中板43がその成形孔43A内にダミー栓20を保持しつつ固定部42の前方に離間し、中板43が固定部42の前方において紙面の表裏方向に回動したのち、キックアウトピン等によって中板43の成形孔43Aから突き出され、製品として取り出されるようになっている。
上記のような構造になるダミー栓20が、図1の矢線に示すように、対応するキャビティ11の入口12に挿入される。ダミー栓20は、挿入方向の前方の傾斜面27が入口12の口縁に当たって案内されて芯出しされ、単一のリップ25における頂面26を全周にわたって均一に弾縮させながらキャビティ11内に挿入される。
図3に示すように、ダミー栓20がキャビティ11の入口12内に正規に挿入されると、リップ25の頂面26が弾発力によりキャビティ11の入口12の内周面に対して全周にわたって密着し、シールが取られる。
ここで、上記したシール力、また内圧が上昇した場合にダミー栓20がキャビティ11から抜け出るのを規制する力、すなわち保持力は、リップ25における頂上部分の弾縮される体積に比例すると言える。その点この参考例のダミー栓20では、幅広の頂面26を持ったリップ25が1条形成されているだけであり、細かい波付きが施されているとは言えども、頂上部分全体としての弾縮される体積は、例えば従来一般のリップが3条形成されているもののそれに比べると多く、その結果、高いシール力と保持力とが得られる。
一方ダミー栓20がキャビティ11内に挿入される際には、ダミー栓20は芯出しされたのちリップ25の頂面26を全周にわたって均一に弾縮させながら挿入され、しかもリップ25の頂面26が細かい波付面30となっていて、リップ25の頂面26とキャビティ11の内周面との間の接触面積が減ることで、摩擦抵抗が減少するから、ダミー栓20の挿入力を小さく抑えることができる。
さらに、単一のリップ25で頂面26に細かい波付面30が形成された形状であるから、従来一般のリップが3条あるものと違って、キャビティ11に挿入される際に、リップの突出端がキャビティ11の口縁に順次にごつごつと当たるといったことが回避され、したがってダミー栓20をスムーズに挿入することができ、リップ25が裂ける等の損傷を受けることも防止される。
また、ダミー栓20の成形型40におけるパーティングラインを設定するに際して、パーティングラインではどうしもバリが生じやすいことから、ダミー栓20の外周面のうちの谷の部分に設定することが有利である。その点この参考例では、リップ25の頂面26に波付面30が設けられているから、その谷の部分32A,32Bを利用してパーティングラインPL1,PL2を設定することができる。
リップ25の頂面26に波付面30が形成されたことで、特に成形されたダミー栓20を中板43の成形孔43Aから突き出す場合に、アンダーカットを構成することになるが、波31の高さh自体は低いから、損傷を受けるおそれはない。
さらに、リップ25の傾斜面27は前後両側に対称に形成されているから、ダミー栓20はキャビティ11内に前後いずれの向きで挿入されても、傾斜面27で案内されて芯出しされつつ、スムーズに低挿入力で挿入できる。ダミー栓20の向きを気にすることなく挿入作業ができ、作業性に優れたものとなる。
<実施形態
図4及び図5は、本発明の実施形態を示す。この実施形態のダミー栓50では、まず栓本体51が、上記参考例1の栓本体21の大径部22に相当するように、大径でかつ短寸の円柱状に形成されている。また、単一のリップ25Aの頂面26Aには同様に波付面30Aが形成されているが、幅方向(軸線方向)の両端の波31Aは、その内側の波31との間に、他の波31同士の間隔よりも大きい間隔を開けて形成されている。そのため両端の波31Aにおける内側の谷に向かう斜面53は、頂面26Aの外側に設けられた傾斜面27と同程度の緩やかな下り勾配となっており、言い換えると、特に両端の波31Aはなだらかな山形に形成されている。
その他の構造については、上記参考例1と同様であって、同一機能を有する部位については同一符号を付すことで、重複した説明は省略する。
上記構造になるダミー栓50では、特にリップ25Aの頂面26Aに波付面30Aを形成するに当たり、両端の波31Aがなだらかな山形をなすように形成したから、ダミー栓50がキャビティ11内に挿入され、リップ25Aの傾斜面27に続いて波付面30Aが入口12の口縁に当たる際に、引っ掛かりが緩和されてスムーズに挿入でき、すなわち、さらに低挿入力を実現できることが実験により確認されている。
参考例2
参考例2を図6ないし図8によって説明する。この参考例2では、防水ゴム栓70に適用した場合を例示している。
この防水ゴム栓70は、同じく含油シリコン等のゴム材を素材としており、図6に示すように、栓本体71には電線Wが挿通される中心孔72が形成され、中心孔72には適宜に内周リップ73が形成されている。また、中心孔72の一方の孔縁からは薄肉の取付筒74が突設され、その突出端の外周に抜け止めの突条75が形成されている。
ここで、栓本体71の外周面には、ほぼ全幅にわたる幅広の単一のリップ76が形成されているとともに、その取付筒74を設けた側の端部には、緩い下り勾配となった傾斜面77が形成されている。また、リップ76の頂面には、背の低い波付面78が形成されている。
このような防水ゴム栓70は、例えば図7に示すように、電線Wの端末に挿通されたのち、雌端子63Fのインシュレーションバレル64が取付筒74の外周にかしめられることで、雌端子63Fともどもその後方において電線Wの端末に固着される。
そして、雌端子63Fが雌ハウジング60Fに形成されたキャビティ61F内に後方から挿入されると、挿入動作の終盤において防水ゴム栓70がキャビティ61Fの入口62Fに挿入される。防水ゴム栓70は、傾斜面77が入口62Fの口縁に当たって案内されて芯出しされ、単一のリップ76における頂面を全周にわたって均一に弾縮させながら入口62F内に挿入される。雌端子63Fが正規位置まで挿入されると、防水ゴム栓70のリップ76の頂面が弾発力によりキャビティ61Fの入口62Fの内周面に対して全周にわたって密着し、シールが取られる。
ここでシール力は、リップ76における頂上部分の弾縮される体積に比例すると言えるが、幅広の頂面を持ったリップ76が1条形成されているだけであるから、細かい波付きが施されているとは言えども、頂上部分全体としての弾縮される体積は、例えば従来一般のリップが3条形成されているもののそれに比べると多く、その結果、高いシール力が得られる。
一方防水ゴム栓70がキャビティ61F内に挿入される際には、防水ゴム栓70は芯出しされたのちリップ76の頂面を全周にわたって均一に弾縮させながら挿入され、しかもリップ76の頂面が細かい波付面78となっていて、リップ76の頂面とキャビティ61Fの内周面との間の接触面積が減ることで、摩擦抵抗が減少するから、防水ゴム栓70の挿入力を小さく抑えることができる。
波付面78の谷の部分を利用することでパーティングラインの設定がしやすいこと、それに伴いアンダーカットが構成されても波の高さが低いことで損傷を受け難いことについては、参考例1に示したダミー栓20と同じである。
また、同防水ゴム栓70は、図8に示すように、雄端子63Mともどもその後方において電線Wの端末に固着されて使用され、雄端子63Mが雄ハウジング60Mに形成されたキャビティ61M内に挿入されることに伴い、キャビティ61Mの入口62Mに挿入されてシールが取られる。上記の雌側に使用された場合と同様の作用効果を得ることができる。
参考例3
図9ないし図11は、参考例3を示す。この参考例3では、雌雄のハウジング60F,60M間をシールするパッキン80に適用した場合を例示している。なお参考例3では、雌雄とも端子金具の図示は省略されている。
パッキン80は、雌ハウジング60Fにおけるキャビティ61Fが設けられたタワー部65の外周面に嵌着され、相手の雄ハウジング60Mのフード部66の内周面との間で挟持されるものである。
パッキン80は、含油シリコン等のゴム材を素材として形成されており、図9(A)に示すように、雌ハウジング60Fのタワー部65の外周面に緊密に嵌まるべく、正面形状が横長のほぼ方形状をなす環形のパッキン本体81を有し、軸線方向における対称形状となっている。パッキン本体81の内周面には、適宜に内周リップ82が形成されている。
ここで、パッキン本体81の外周面には、幅広の単一のリップ84が形成されているとともに、その両側に緩い下り勾配となった傾斜面85が形成されている。リップ84の頂面には、背の低い波付面86が形成されている。
このようなパッキン80が、図10に示すように、雌ハウジング60Fのタワー部65の外周面に嵌着され、係る状態から雌雄のハウジング60F,60Mが嵌合される。嵌合動作の終盤になると、パッキン80が雄ハウジング60Mのフード部66の突出端の内周面に挿入される。パッキン80は、挿入方向前方の傾斜面85が、フード部66の突出端の口縁に当たって案内されて芯出しされ、単一のリップ84における頂面を全周にわたって均一に弾縮させながらフード部66内に挿入され、図11に示すように、両ハウジング60F,60Mが正規に嵌合されると、パッキン80がフード部66の内周面とタワー部65の外周面との間で、全周にわたって弾性的に挟持され、両ハウジング60F,60M間のシールが取られる。
この参考例3のパッキン80においても、幅広の頂面を持ったリップ84が1条形成されているだけであるから、弾縮される体積が多く、高いシール力が得られる。また、パッキン80がフード部66内に挿入される際には、傾斜面85により芯出しされたのちリップ84の頂面を全周にわたって均一に弾縮させながら挿入され、しかもリップ84の頂面が細かい波付面86となっていて、リップ84の頂面とフード部66の内周面との間の接触面積が減ることで、摩擦抵抗が減少するから、パッキン80の挿入力が小さく抑えられ、ひいては雌雄のハウジング60F,60Mの嵌合力を小さく抑えることができる。
波付面86の谷の部分を利用することでパーティングラインの設定がしやすいこと、それに伴いアンダーカットが構成されても波の高さが低いことで損傷を受け難いことについては、上記したダミー栓20と同じである。
また、リップ84の傾斜面85は前後両側に対称に形成されているから、パッキン80はタワー部65の外周面に前後いずれの向きで嵌着されても、傾斜面85の機能によって、相手のフード部66内へ低挿入力化、ひいては雌雄のハウジング60F,60Mの低嵌合力化が図られる。同じくパッキン80の向きを気にすることなくタワー部65への嵌着作業ができ、作業性に優れたものとなる。
参考例4
上記参考例3に示したパッキン80は、図12及び図13に示すように、雄ハウジング68Mが、ワイヤハーネスの端末に設けられたものではなくて、機器の側面に直接に設けられた、いわゆる機器直結型のものである場合にも同様に適用でき、同様の作用効果を得ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)成形型のパーティングラインは、波付面における完全な底に対応する位置でなくても、波の山から谷に向かう斜面の途中に対応する位置に設定してもよい
参考例1のダミー栓をキャビティに挿入する前の一部切欠側面図 (A)はダミー栓の正面図、(B)はその一部切欠側面図 ダミー栓がキャビティ内に挿入された状態の一部切欠側面図 本発明の実施形態に係り、(A)はダミー栓の正面図、(B)はその一部切欠側面図 ダミー栓がキャビティ内に挿入された状態の一部切欠側面図 参考例2に係る防水ゴム栓の一部切欠側面図 雌端子並びに防水ゴム栓が雌ハウジングのキャビティ内に挿入される動作を示す側断面図 雄端子並びに防水ゴム栓が雄ハウジングのキャビティ内に挿入される動作を示す側断面図 参考例3に係り、(A)はパッキンの正面図、(B)はその一部切欠側面図 雌雄のハウジングの嵌合前の側断面図 その嵌合完了後の側断面図 参考例4に係る雌雄のハウジングの嵌合前の側断面図 その嵌合完了後の側断面図
符号の説明
10…コネクタハウジング
11…キャビティ(凹部)
12…入口
20,50…ダミー栓(シール部材)
21,51…栓本体(シール部材本体)
25,25A…リップ
26,26A…頂面
27…傾斜面
30,30A…波付面
31…波
W…電線
60F…雌ハウジング
60M…雄ハウジング
61F,61M…キャビティ(凹部)
62F,62M…入口
63F…雌端子
63M…雄端子
65…タワー部(凸部)
66…フード部(凹部)
68M…雄ハウジング
70…防水ゴム栓(シール部材)
71…栓本体(シール部材本体)
76…リップ
77…傾斜面
78…波付面
80…パッキン(シール部材)
81…パッキン本体(シール部材本体)
84…リップ
85…傾斜面
86…波付面

Claims (4)

  1. 防水コネクタのハウジングに形成された凹部内に挿入されて、その凹部を水密にシールするために用いる弾性材料からなり、前記ハウジングに形成されたキャビティのうちの端子 金具が収容されないキャビティ内に挿入されて、そのキャビティを水密にシールするダミ ー栓として適用されるシール部材であって、
    シール部材本体の外周面には、幅広のほぼ平面状をなす頂面とその両側に緩やかな勾配 の傾斜面とを有して前記凹部の内周面に密着可能な単一のリップが対称形状に形成され、
    前記リップの前記頂面は、このリップの高さよりも小さい高さ寸法で、山と谷とを軸線 方向に複数回繰り返す細かい波付面とされており、前記軸線方向の両端の波は、その内側 の波との間に、他の波同士の間隔よりも大きい間隔を開けて形成され、前記両端の波にお ける内側の谷に向かう斜面が、前記頂面の外側に設けられた前記傾斜面から連続して緩や かな勾配をもっていることを特徴とする防水コネクタ用シール部材。
  2. 前記波付面における波の高さが、前記リップの高さの1/3強と低く設定されていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ用シール部材。
  3. 前記リップの前記頂面は、前記リップの軸線方向の中央部において前記リップの全長の1 /3強の領域に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の防水コネクタ用シール部材。
  4. 前記両端の波における内側の谷に向かう斜面は、前記頂面の外側に設けられた前記傾斜面 と同程度の勾配をもっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の防水コネクタ用シール部材。
JP2004109831A 2004-04-02 2004-04-02 防水コネクタ用シール部材 Expired - Lifetime JP4200930B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004109831A JP4200930B2 (ja) 2004-04-02 2004-04-02 防水コネクタ用シール部材
EP05007060A EP1583184B1 (en) 2004-04-02 2005-03-31 A sealing member for watertight connector and a molding method therefor
US11/096,100 US7338320B2 (en) 2004-04-02 2005-03-31 Sealing member for watertight connector and a molding method therefor
DE602005006459T DE602005006459D1 (de) 2004-04-02 2005-03-31 Dichtelement für wasserdichten Verbinder und Formverfahren dafür
CNB2005100640032A CN100468879C (zh) 2004-04-02 2005-04-04 用于防水连接器的密封件及其模制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004109831A JP4200930B2 (ja) 2004-04-02 2004-04-02 防水コネクタ用シール部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005294146A JP2005294146A (ja) 2005-10-20
JP4200930B2 true JP4200930B2 (ja) 2008-12-24

Family

ID=34836615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004109831A Expired - Lifetime JP4200930B2 (ja) 2004-04-02 2004-04-02 防水コネクタ用シール部材

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7338320B2 (ja)
EP (1) EP1583184B1 (ja)
JP (1) JP4200930B2 (ja)
CN (1) CN100468879C (ja)
DE (1) DE602005006459D1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4512626B2 (ja) * 2007-09-28 2010-07-28 日立オートモティブシステムズ株式会社 車載電子機器
JP5614793B2 (ja) * 2008-12-12 2014-10-29 矢崎総業株式会社 パッキンの誤組付け防止構造
JP5417954B2 (ja) * 2009-04-09 2014-02-19 住友電装株式会社 防水コネクタ
EP2320527B1 (de) * 2009-11-09 2012-08-01 Schäfer Werkzeug- und Sondermaschinenbau GmbH Tüllenmontagemaschine
CN101813257B (zh) * 2010-04-07 2014-08-27 海洋王照明科技股份有限公司 一种照明装置
JP5471947B2 (ja) * 2010-08-02 2014-04-16 住友電装株式会社 ゴム栓およびダミー栓
US8485834B2 (en) * 2011-05-12 2013-07-16 International Business Machines Corporation Mitigating electromagnetic interference using dummy plugs
JP5741861B2 (ja) * 2012-01-31 2015-07-01 アイコム株式会社 電子機器の電極構造および携帯電子機器
JP6134303B2 (ja) * 2014-10-07 2017-05-24 矢崎総業株式会社 防水栓
DE102014118685A1 (de) * 2014-12-15 2016-06-16 Erni Production Gmbh & Co. Kg Hermetisch dichtender Steckverbinder
JP6601242B2 (ja) * 2016-01-29 2019-11-06 住友電装株式会社 コネクタ
JP6551248B2 (ja) * 2016-01-29 2019-07-31 住友電装株式会社 コネクタ
JP6837572B2 (ja) * 2017-11-10 2021-03-03 Nok株式会社 ガスケット
US11283211B2 (en) 2018-05-18 2022-03-22 Yazaki North America, Inc. Electrical connector assembly with plug and cavity assembly and method of ultrasonically welding
JP7011532B2 (ja) * 2018-05-21 2022-01-26 日本航空電子工業株式会社 ダミーピン
CN111065011A (zh) * 2018-10-16 2020-04-24 北京小米移动软件有限公司 密封部件、密封结构及终端设备
JP7056525B2 (ja) * 2018-11-15 2022-04-19 株式会社デンソー 防水筐体
JP7347146B2 (ja) * 2019-11-15 2023-09-20 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光モジュール
JP2021111509A (ja) * 2020-01-10 2021-08-02 川崎重工業株式会社 気密端子、及びそれを備えるタンクバルブ装置
CN113352530B (zh) * 2021-04-30 2022-09-09 河南方亿密封科技有限公司 一种橡胶密封圈的生产工艺
JP2024053883A (ja) * 2022-10-04 2024-04-16 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 シール部材およびコネクタ組立体

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3219755B2 (ja) 1989-12-08 2001-10-15 ソニー株式会社 半導体装置の製造方法
US5328382A (en) * 1993-04-13 1994-07-12 Molex Incorporated Electrical connector with external seal and internal terminal retaining means
US5667406A (en) * 1994-07-27 1997-09-16 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Waterproof seal for connector and method for forming same
US5704796A (en) * 1995-11-16 1998-01-06 Swenson; Steven R. Tearaway dummy plug for power cord receptacles
JPH11354201A (ja) * 1998-06-10 1999-12-24 Yazaki Corp 防水コネクタ
US6808418B2 (en) * 1999-10-28 2004-10-26 Quality Synthetic Rubber, Inc. Dummy plug for wiring harness
US6595789B2 (en) * 2000-10-20 2003-07-22 Autonetworks Technologies, Ltd. Electronic unit, shield cable connecting structure, connecting method, wires waterproof-connecting structure, and method

Also Published As

Publication number Publication date
US20050179209A1 (en) 2005-08-18
DE602005006459D1 (de) 2008-06-19
CN1677756A (zh) 2005-10-05
EP1583184B1 (en) 2008-05-07
CN100468879C (zh) 2009-03-11
EP1583184A1 (en) 2005-10-05
JP2005294146A (ja) 2005-10-20
US7338320B2 (en) 2008-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4200930B2 (ja) 防水コネクタ用シール部材
EP0948093B1 (en) Waterproof connector and waterproofing method
US6464522B2 (en) Connector with terminal protective plate having internal and external sealing members
JP4035656B2 (ja) 防水コネクタ用ゴム栓
JP2010272405A (ja) 防水栓、及び、該防水栓を有するコネクタ
US5564716A (en) Rubber plug for waterproof connector having an extension that protects the seal upon application of a bending force
JP3083063B2 (ja) 防水コネクタハウジングおよびその製造方法
US9755352B2 (en) Waterproofing structure for connector
JP2006344475A (ja) 防水コネクタ
JP2586314Y2 (ja) 防水コネクタ
JP2005005035A (ja) 防水コネクタ用ゴム栓
US5372516A (en) Waterproof connector
JP2010108765A (ja) 防水コネクタ
JP2015207439A (ja) 防水ゴム栓、防水ゴム栓付き電線、電線付きコネクタ
KR200449502Y1 (ko) 방수시일
JP2016212969A (ja) コネクタ
JP2009211884A (ja) 防水コネクタ用のダミー栓
JP4239883B2 (ja) 防水コネクタ用ダミー栓
JP3090044B2 (ja) 防水コネクタ用シールゴム栓
EP1235307A2 (en) Seal for electrical connector
JP2005129460A (ja) コネクタ
JP6559554B2 (ja) シール部材
JP3180026B2 (ja) 防水コネクタ用閉塞栓
JP2015122190A (ja) 防水コネクタ
JPH0424619Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060726

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060926

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080916

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4200930

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term