JP4199659B2 - 画像データ転送方法、画像形成装置、画像印刷システム - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、画像データ転送方法、画像形成装置、画像印刷システムに係り、特に、LANに接続された画像データ転送方法、画像形成装置、画像印刷システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、書式情報などを指示するタグをテキストに加えたハイパーテキストなどのマークアップランゲージMLを、ブラウザソフトを使用してコンピュータディスプレイに表示することが行われている。マークアップランゲージMLとしては、XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)、HTMLやXML(Extensible Markup Language)等がある。このマークアップランゲージMLで記述されたファイルは主としてWebサーバに格納されており、種々のネットワークを介してWebサーバと接続したブラウザソフトが、マークアップランゲージMLを取得し、当該マークアップランゲージMLを解釈してディスプレイに表示したり印刷したりすることになる。
【0003】
以下の説明では、このようなマークアップランゲージMLで記述されたファイルを印刷等の画像複製に使用するので、以下、当該マークアップランゲージMLで記述されたデータ及び当該データからリンクされているオブジェクトデータを印刷記述データという。この印刷記述データは印刷物のレイアウト等骨格を決定する階層構造の最上位のトップデータと、当該トップデータにリンクするリンクデータ(オブジェクトデータ)とより構成される。
【0004】
次に、前記印刷記述データを用いて記録媒体上に所定の印刷をする場合の、プリンタ装置及びそのシステム構成を、図23を参照して説明する。
【0005】
図23は従来のプッシュモデルの1例を示す概念図である。マークアップランゲッジMLで編集された印刷記述データが、アプリケーション11の印刷要求に従って当該アプリケーション11より出力されると、当該印刷記述データは、変換手段12で更にプリンタ側で解読可能な言語、例えばXHTML形式に変換されてプリンタ制御手段13に入力される。尚、既にプリンタ側で解読可能な言語になっている場合は、特に変換は行なわなくても構わないことはもちろんである。
【0006】
このように、当該プリンタ制御手段13は、受け取った印刷記述データを印刷データ変換手段16に渡して、ここでプリンタでそのまま印刷できる状態のデータに変換して印刷バッファ11に展開する。
【0007】
すなわち、マークアップランゲージMLで編集された印刷記述データは、印刷物全体の骨格を決める最上位階層のトップファイルの部分と当該トップファイルの下層をなすリンクファイル(リンクファイルにさらに他のファイルがリンクされる場合を含む)を備えている。ここで前記トップファイルから直接導き出せる印刷オブジェクトはそのまま指示された位置に展開し、また、前記リンクファイルはリンク先のデータを取り出して当該印刷記述データで指示された位置に展開することになる。即ち、ここではすでに印刷される状態と同じ状態が形成されている。
【0008】
前記の印刷記述データの展開が終了すると、プリンタ制御手段13はジョブキュー14に印刷されるべきデータを特定するジョブIDとともに印刷指示(印刷ジョブ)を出す。この印刷ジョブがネットワークを介してプリンタ200Pのインタプリタ23で解釈されて、当該インタプリタ23の指示の下に、前記印刷バッファ15より、前記のように展開されたデータがメモリ26に一旦格納される。このメモリ26に所定量、たとえば1ページ分のデータが格納されるのを待って、前記印刷ジョブを受けたインタプリタ23はラスタライザ24に当該メモリ26に展開されたデータを必要量ずつ渡すことになる。これによってプリンタエンジン21は、記録媒体上に前記印刷記述データを印刷することになる。
【0009】
また図24は、前記とは別の従来技術を示すものである。ここではプリント制御手段13は、印刷される状態と同じ状態でデータを印刷バッファ15に格納するのではなく、前記トップファイルとそれにリンクされたリンクファイルを別々のファイルとして格納する。この格納処理が終了すると、プリント制御手段13が印刷ジョブを発行してインタプリタ23を起動し、これと同時に前記印刷バッファ15に格納されたトップファイルとリンクファイルをプリンタ側のバッファ26に格納することになる。このようにプリンタ側のバッファ26に格納されたトップファイルとそれにリンクするリンクファイルを変換手段27で印刷可能なデータに変換してインタプリタ23とラスタライザ22上でレイアウト情報に従ってレイアウトして印刷するようになっている。
【0010】
尚、特開2000-66867号公報に記載のプリンタ装置は、前記トップデータに記載されているリンク先のデータ(例えばURL)をプリンタ側で予め保持する構成になっており、リンク先が一定の場合でかつ頻繁に同じ場所からデータを印刷するときに手間がかからないようになっている。
【0011】
前記図23に示した構成は、画像供給装置100側からプリンタ200Pの状態を考慮しないでデータをプリンタに転送するいわゆるプッシュ型であるので、画像供給装置100だけでなくプリンタ200P側にも少なくとも1ページ分の容量を持つバッファを備える必要がある。
【0012】
また、図24に記載する構成はプッシュ型、プル型のいずれでも適用できるが、前記プッシュ型に現れる欠点と同様、プリンタ側に所定容量の印刷バッファを設ける必要があり、コストデメリットが発生する。
【発明の開示】
【0013】
上記課題を解決するためにこの発明は以下の手段を採用している。
【0014】
まず、本発明は通信手段により接続された文書画像供給装置と画像形成装置との間で利用される、階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷記述データに基づく印刷処理を前提としている。
【0015】
上記前提の下で上記文書画像供給装置100は、アプリケーションから得られる印刷記述データを自己の記憶手段105に格納する。ここで、印刷記述データにリンクされたオブジェクトがある場合には、当該記憶手段105にそのオブジェクトをコピーしておいてもよいし、あるいは、別の記憶手段105に格納した状態であってもよい。
【0016】
上記記憶手段105は文書画像供給装置100がその機能上本来持っている記憶手段105を利用すればたりる。
【0017】
上記の状態で文書画像供給装置100は印刷ジョブを発行する。このジョブを受けて画像形成装置200では、データ転送要求手段2053が上記記憶手段105に格納された印刷記述データを転送するように要求を出す。この要求に従って取得した印刷記述データに基づいて、ラスタライザ202がラスタライズ処理をする。このラスタライズ処理の過程で上記印刷記述データのトップファイルTにリンクするリンクファイルLがあるときに、当該画像形成装置200側から当該リンク先を指定して、文書画像供給装置100にデータ取得要求を出すようになっている。
【0018】
このオブジェクトの取得は任意のタイミングで任意の量ずつ取得する。任意のタイミングとは、例えば前回のラスタライズ処理が終わったときをいう。また任意の量とは、例えば、一回の取得量を予め決めておいて、順次その量ずつ取得する方法、あるいは、一回のラスタライズ処理でラスタライズできる量に限界があるところから、取得量をデータ量演算手段2054でラスタライズ毎に演算して量を決めるようにする。いずれにしても、前回取得した最後の位置からの上記所定量を取得することになる。
【0019】
上記印刷記述データに複数のオブジェクトが存在しているときには、当該複数のオブジェクトに対応するチャンネルを伝送路上に設定するのが好ましい。すなわち、これによってオブジェクトごとに転送することが可能になり制御が容易になるが、必ずしもこのようにする必要はない。
【0020】
上記文書画像供給装置側の記憶手段としては例えばセットトップボックスのハードディスクを、あるいはディジタルスチールカメラのメモリカードを使用できる。
【0021】
上記の構成により、画像形成装置側にハードディスク等の記憶手段を持つ必要がなくなることになる。
【0022】
(実施の形態1)
図1は、本発明を適用した印刷システムの構成例を示すブロック図あり、図2は当該システムが適用されたネットワーク図である。
【0023】
図2において、通信手段300を介して文書画像供給装置100と、画像形成装置200が相互に接続されている。文書画像供給装置100は、デジタルTVあるいはセットトップボックス(STB)等を使用することができるが、その他データのソース源となる機器であれば何にでも適用可能である。また画像形成装置200としてはプリンタあるいはファクシミリ等を使用することができる。さらに、通信手段300としてコンピュータとプリンタ間に使用されるバスあるいは公衆網、専用回線、インターネット網等のデータ転送可能な手段を用いることができる。
【0024】
図1は、通信手段300としてバス300B(ここではIEEE1394あるいはUSB規格に準拠するバス)、文書画像供給装置100としてセットトップボックス(STB)100S、画像形成装置200としてプリンタ200Pを使用した場合の内部構成を示し、図9はその動作手順を示すフロー図である。尚、図9では文書画像供給装置100と画像形成装置200との間の転送路に複数のチャンネルが設定できることを前提としている。
【0025】
図1に示すように、文書画像供給装置100は以下の手段で構成されている。すなわち、印刷記述データを生成するアプリケーション101、当該アプリケーション101から出力される印刷記述データの形式を、プリンタ200Pが解読可能な階層構造をもつリンクファイル(ここではXHTMLを使用する)形式に変換する変換手段102、前記印刷記述データを解読してプリンタジョブを発行したり印刷記述データのバッファ管理を行なうプリンタ制御手段103、印刷記述データを一時保存する印刷バッファ105と、更にバス300Bとの接続インターフェイスとなる通信I/F104とより構成されている。
【0026】
また、画像形成装置200となるプリンタの内部は、バス300Bとの接続用インターフェイスとなる通信I/F204、プリンタジョブを蓄積するキューの制御部であるキュー制御手段203、印刷記述データの解読をしてラスタライザに渡すインタプリタ205と、当該インタプリタ205より得られた印刷データに基づいてラスタライズするラスタライザ202、ラスタライズされた印刷記述データを記録媒体上に可視記録出力するプリンタエンジン201とから構成されている。尚、本実施の形態では、印刷記述データを記録媒体上に可視出力するために上記プリンタエンジン201を用いているが、当該プリンタエンジンは、インクジェット型や熱転写型、レーザープリンタなどの電子写真画像記録装置、あるいは銀塩写真プリンタ、スクリーン印刷の版下を作成する印刷装置に用いられるプリンタエンジンなどとしても良い。
【0027】
さて、前記構成において、まず、ユーザがアプリケーションを用いて例えば印刷データの編集等を行った後印刷要求を出すと、アプリケーション101から印刷記述データが出力される。なお、このアプリケーション101については、例えばメーラやWEBブラウザ及びBMLブラウザ、ディジタルスチールカメラのデータを編集可能なDSCアルバムなどがある。これらからのデータをレイアウタにより再レイアウトし、変換手段102で更にプリンタ側で解読可能な言語、例えばXHTML形式に変換する(既にXHTML形式等であれば、特に変換は行なわなくても構わないことはもちろんである)。
【0028】
このように、変換された印刷記述データはプリンタ制御手段103に渡され、
印刷バッファ105に格納される。その際、印刷記述データの中でリンクされているような画像オブジェクトファイルについては、プリンタで印刷処理が可能な形式のデータ(JPEGやPNG形式)に変換されて本来当該データが存在していたソース源から印刷バッファ105にコピーされる。尚、当該ソース源は、文書画像供給装置100の中であるか外であるかを問わない。ここでも既にプリンタで印刷処理が可能な形式のデータである場合には変換の必要はないことはもちろんである。
【0029】
なお、この印刷バッファ105は文書画像供給装置100のメモリ及びHDDを利用出来る。例えば当該文書画像供給装置100がセットトップボックスである場合、当該セットトップボックスの機能上本来備えているHD等の記憶手段を使用することができる。
【0030】
ここで図5に示すような画像データを印刷しようとする場合、図7に示すような、プリンタで表示可能な言語(ここではXHTML形式いわゆるML形式)に変換されて印刷バッファ105に蓄積される。この図7の例を概念的に表すと図6に示すようになる。
【0031】
図6において、トップファイルT「print1.xml」は図7の全体を意味し、画像の配置位置、文字の配置位置や大きさ、あるいは印刷されるべき文字等の情報を含んでいる。
【0032】
リンクファイルL1「car.jpg」は図7の19行目に示される印刷バッファ105内のサブディレクトリに格納されたA社の自動車の画像、リンクファイルL2「cup.jpg」は図7の22行目に示される印刷バッファ105内のサブディレクトリに格納されたカップの画像を意味している。尚、上記の印刷バッファ105のサブディレクトリ名としては、上記印刷ジョブと一義的に対応する符号、例えばジョブIDと同じにするなど、に従うとよい。
【0033】
また、プリンタ制御手段103は、印刷バッファ105への格納処理をするとともに、前記アプリケーション101で出された印刷要求を受けて、プリンタ200Pに対して、ジョブIDのほか印刷における条件(例えば印刷部数、印刷品位、色指示、印刷向き、形態など)を含んでいる印刷ジョブの発行を行なう(図9、ステップS101)。
【0034】
このようにして発行された印刷ジョブは、I/F104とバス300Bを介して、プリンタ側のキュー制御手段203へ渡される。このキュー制御手段203では、得られたジョブを格納し、当該ジョブ情報を順番にインタプリタ205に渡す。インタプリタ205は、この印刷ジョブに含まれる前記印刷記述データの、印刷バッファ105上の存在場所(URI)を示すパス情報データに基づいて、下記のように印刷処理を実行する。
【0035】
図3はインタプリタの構成を機能ブロック図で示したものである。インタプリタ205の判定手段2051は、前記のようにキュー制御手段203より渡された信号が印刷ジョブであることとパス情報であることを判定したとき、チャンネル制御手段2052にその旨を指示する。これを受けてチャンネル制御手段2052は、I/F204にチャンネルを設定するように指示をする。
【0036】
データ転送要求手段2053は、上記指示により設定されたチャンネルを介して、前記パス情報をプリンタ制御手段103に渡す。また、データ転送要求手段2053は、当該印刷ジョブに対応する最上位階層データであるトップファイルTの取得要求を、プリンタ制御手段103に発行するようになっている(図9、ステップS102→S103)。
【0037】
これに従って前記プリンタ制御手段103は通信I/F104、204を介してインタプリタ205に前記要求されたトップファイルTを送信する(図9、ステップS104)。これにより、インタプリタ205は文書画像供給装置100からの印刷記述データのリードを開始する(図9、ステップS104)。
【0038】
尚、ここでの前記データ転送要求は、任意のファイルを指示して一括で要求、
あるいは任意の位置から任意のデータ量を要求(すなわち1ファイルのデータを部分的に要求)する方法であってもよい。
【0039】
前記インタプリタ205の判定手段2501は、この印刷記述データの種類を判定して不必要なデータを捨て、印刷されるべきデータをラスタライザ202に渡すことになる。このように印刷されるべきデータを受け取ったラスタライザ202は当該データをラスタライズして、印刷エンジン201が記録媒体上に印刷するようになっている。
【0040】
上記判定手段2051は、前記印刷記述データに、前記トップファイルTにリンクされたリンクファイルLが前記した図7に示すような状態で付加されていることを検知する。付加されていることを検知するとチャンネル制御手段2052は、前記で設定したチャンネルとは別のチャンネルを設定するようにI/F204に指示を出す。
【0041】
新たなチャンネルが設定された時点で、データ要求手段2503が当該オブジェクトの転送要求を出す。これによってオブジェクトデータのリードが開始される(図9、ステップS105Yes→S121→S122→S123)。このオブジェクトのリードは任意のデータ量ずつなされるが、その値は予め設定しておいてもよいし、あるいは、データ量演算手段2054がラスタライズに必要な量(例えば数ラスタ分のデータ量)ずつ演算してもよい。(図9、ステップS111)。
【0042】
ここで図5に示すように複数のオブジェクトファイルが存在する場合、対象ファイルごとにその時点でラスタライザ202に前記の量のデータをリードする。
【0043】
前記処理において、先にリードしていたオブジェクトファイルの読み出しデータ量が前記量に達したとき、その時点で一旦転送を中断し、ラスタライズ処理がなされる(図9、ステップS112)。
【0044】
前記のラスタライズ処理が終了して、次のデータが必要となった時点で、印刷バッファ105の前回停止した位置の次の位置からデータ転送を開始するようになっている(図9、ステップS106No→S107→S108)。そして1のオブジェクトについてのリードが完了した時点で、前記設定されたチャンネルを開放する(図9、ステップS109Yes→S110)。また、すべての印刷ジョブが終了したとき印刷終了通知を印刷制御手段103に通知する(図9、ステップS113→S114)。
【0045】
図8はこの手順をより具体的に示すものである。以下の1.2.・・は図8中の(1)、(2)・・と符合するようにしている。尚、この例では複数チャンネルの同時使用可能なバスIEEE1394を使用していることから、以下に記述するように複数のオブジェトのそれぞれに対応するチャネルを設定しているが、同一チャネル(同一回線)で複数のオブジェクトのデータを転送してもよいことはもちろんである。
1.最上位階層のベースデータ1本目をラスタライズする。
2.最上位階層のベースデータ2本目をラスタライズする。
3.最上位階層のベースデータ2本目をラスタライズ中にリンク情報で示されたオブジェクトファイルを検出。そこで別途転送チャンネルを設けて該オブジェクトファイルの転送要求をプリント制御手段103に出し、これを受けてプリント制御手段103は前記印刷バッファ105から該当するファイルのデータを転送する。ラスタライザはこのデータに基づいてラスタライズ処理をする。
4.先のオブジェクトファイルが中断した時点で一旦リードを中断し、元の最上位階層のベースデータ2本目をラスタライズする。
5.最上位階層のベースデータ3本目をラスタライズする。
6.最上位階層のベースデータ3本目をラスタライズ中に、リンク情報で示された前記(3)と同じオブジェクトファイルを検出する。当該オブジェクトファイルの前記(3)の手順で展開したデータの続きのデータを要求しファイルをリードしてラスタライズする。
7.先のオブジェクトファイルが中断した時点で一旦リードを中断し、元の最上位階層のベースデータ3本目をラスタライズする。
8.最上位階層のベースデータ3本目をラスタライズ中に、リンク情報で示された前記(6)とは別のオブジェクトファイルを検出する。そこで、前記3.6.とは別の転送チャンネルを設けて、当該オブジェクトファイルのデータを要求しファイルをリードしてラスタライズする。
9.2つ目のオブジェクトファイルが中断した時点で一旦リードを中断し、元の最上位階層のベースデータ3本目をラスタライズする。
10.最上位階層のベースデータ4本目をラスタライズする。
11.最上位階層のベースデータ4本目をラスタライズ中に、リンク情報で示された前記3.6.と同じオブジェクトファイルを検出する。当該オブジェクトファイルの前記6.の手順で展開したデータの続きのデータを要求しファイルをリードしてラスタライズする。
12.1つ目のオブジェクトファイルが終了した時点で、リードを終了、転送チャンネルを開放する。元の最上位階層のベースデータ4本目をラスタライズする。
13.最上位階層のベースデータ4本目をラスタライズ中に、リンク情報で示された前記8.と同じオブジェクトファイルを検出する。当該オブジェクトファイルの前記6.の手順で展開したデータの続きのデータを要求しファイルをリードしてラスタライズする。
14.2つ目のオブジェクトファイルが終了した時点で、リードを終了、転送チャンネルを開放する。元の最上位階層のベースデータ4本目をラスタライズする。
15.最上位階層のベースデータ5本目をラスタライズする。
16.最上位階層のベースデータ6本目をラスタライズする。
【0046】
なお、前記において最初のデータについては、トップファイルT(XHTMLメインデータ)の存在場所を示すパス情報データとしたが、最初から文書画像供給装置よりトップデータ(XHTMLメインデータ)をプリンタに送信するようにして、その上で順次必要なオブジェクトファイルのデータを要求する形態にしてもよい。
【0047】
前記の手順を繰り返して、全てのオブジェクトの転送が正常終了すると、インタプリタ205のデータ転送要求手段2053は、終了通知をジョブIDとともに文書画像供給装置100のプリンタ制御手段103に通知する。印刷終了情報を受けたプリンタ制御手段103は、前記印刷バッファ105に格納されていた当該ジョブIDの印刷記述データを当該プリンタバッファ105から削除する。
【0048】
また、印刷時にプリンタ内部で異常などが発生した場合では、必要に応じて印刷ジョブを消去しなければならない。例えばプリンタ側の電源が印刷処理中に落とされた場合、バスリセットモードになり文書画像供給装置100のプリンタ制御手段103では当該バスリセットを受けてプリンタの接続が無くなったことを検知する。プリンタ制御手段103は、プリンタ接続が無くなったことを検知したタイミングでジョブID及び印刷バッファ内の印刷記述データを削除することが出来る。
【0049】
更に、文書画像供給装置100での電源のオフからオン時に、あるいは任意の設定値により動作するタイマ制限により、文書画像供給装置100はジョブID及び印刷バッファ105内の印刷記述データを削除するようにしてシステムの異常発生時に不要となったデータの残留を回避してもよい。
【0050】
前記のように本発明の印刷システムは、シリアルバス接続により印刷記述データを転送する際に、画像形成装置が解読することが可能な形式のデータで、当該画像形成装置がラスラタイズ可能なデータ量ずつ転送データの転送をコントロール(停止・再転送)するようになっている。
【0051】
これにより、プリンタ側ではスプール用の大きな印刷記述データバッファが不要となり、更に印刷記述データに対してプリンタ側が必要となったタイミングで別途データを取ってくることが可能となり、ラスタライズ処理を行なうときに都合が良い。
【0052】
また文書画像供給装置側では、ジョブの発行だけすればよく、ジョブキューイング処理の必要が無いため、内部に備えるHDDなどをスプーリング用のバッファとして使用することができる。
【0053】
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2を示す機能ブロック図である。この構成例においては、文書画像供給装置100と画像形成装置(プリンタ)200がバス300Bを介して相互に接続されており、基本構成は実施の形態1と同じである。
【0054】
ただし、この実施の形態では前記実施の形態1に基本構成に加えて、文書画像供給装置100に外部記憶手段MC(例えばメモリカード:以下メモリカードで説明する)を装着可能な外部メモリI/F110(図示せず)を持つ構成となっている。
【0055】
この外部メモリI/F110は、文書画像供給装置100のプリンタ制御手段103からの要求によりメモリカードMC内のイメージデータをプリンタ200Pに転送するようになっている。
【0056】
ここでメモリカードMCとしてディジタルスチールカメラの画像を格納したメモリカードMCである場合には、アプリケーション101としてはディジタルスチールカメラ(DSC)のデータを処理できるアプリケーション101を用いることはもちろんである。
【0057】
前記実施の形態1に従えば、トップファイルTに記述されるリンクファイルLのリンク先を前記と同様印刷バッファ105としておき、印刷要求が発生すると、前記アプリケーション101に従って出力された印刷記述データは、プリンタバッファ105に格納されることになる。また、当該印刷記述データにリンクされた画像データも、前記プリンタ200Pが印刷可能なデータとして、前記メモリカードMCから当該プリンタバッファ105に展開されることになる。
【0058】
しかしながらここではメモリカードに格納されたデータがJPEG等のプリンタ200Pが処理可能なデータになっているので、この状態で、トップファイルTに記述されるリンクファイルのリンク先をメモリカード内のオブジェクトに対応する位置としてもよい。
【0059】
但し、メモリカードMCのデータをリンク先とする場合には、印刷の終了通知がプリンタ側から出されても当該データは消去しないようにする。
【0060】
以上の構成によると、前記の前記実施の形態1と同様、内部に備えるHDDなどをスプーリング用のバッファとして使用することも、あるいは、外部から接続されたメモリカードなどをそのまま印刷バッファとして使用することも可能となる。また文書画像供給装置側では、レイアウト情報を含む印刷記述データのトップデータを作成するだけで足りることになる。
【0061】
以下の実施の形態3、4において、上記に示した実施の形態1、2について、特に文書画像データのラスタライズの方法に関し、より具体的に説明を行なう。
(第3の実施の形態)
図10は、本発明を適用した印刷システムの構成例を示すブロック図であり、図11は当該システムが適用されたネットワーク図である。
【0062】
図11において、IEEE1394バス3000を介してSTB1000と、プリンタ2000が相互に接続されている。STB1000は、デジタルTVあるいはセットトップボックス(STB)等を使用することができるが、その他、文書画像を供給できる手段となる機器であれば何にでも適用可能である。またプリンタ2000としてはプリンタあるいはファクシミリ等、文書画像を形成できる手段であれば使用することができる。さらに、図11中に示されるIEEE1394バス3000は、USB、ブルートゥース(R)あるいは公衆網、専用回線、インターネット網等のデータ転送可能な手段であればよい。
【0063】
図10は、IEEE1394バス3000、STB1000、プリンタ2000を使用した場合の内部構成を示し、図19はその動作手順を示すフロー図である。尚、図19ではSTB1000からプリンタ2000との間の転送路に複数のチャンネルが設定できるなどして、複数の個別データを並列的に転送できることを前提としているが、1チャンネルですべてのデータの転送を行なっても構わない。
【0064】
図10に示すように、STB1000は以下の手段で構成されている。すなわち、印刷文書記述データを生成するアプリケーション101、下記のアプリケーション101から出力される印刷文書記述データの形式をプリンタ2000が解読可能な階層構造をもつリンクファイル(ここではXHTMLを使用する)形式の印刷文書記述データに変換する変換手段102、前記印刷文書記述データに対応して印刷要求ごとにプリントジョブを発行したり印刷文書記述データのバッファ管理を行なうプリンタ制御手段103、印刷文書記述データを一時保存する印刷バッファ105と、更にIEEE1394バス3000との接続インターフェイスとなる通信I/F104とより構成されている。
【0065】
また、プリンタ2000となるプリンタの内部は、IEEE1394バス3000との接続用インターフェイスとなる通信I/F204、プリントジョブを蓄積するキューの制御部であるキュー制御手段203、印刷文書記述データ(ここではXHTMLデータ)の解読をしてラスタライズに渡すインタプリタ205、当該インタプリタより得られた印刷データに基づいてラスタライズするラスタライザ202、ラスタライズされた印刷文書記述データを記録媒体上に可視記録出力するプリンタエンジン201とから構成されている。
【0066】
前記構成において、まず、ユーザがアプリケーションを用いて例えば印刷データの編集等を行なった後に印刷要求を出すと、アプリケーション101から印刷文書記述データが出力される。なお、このアプリケーション101についてはメーラやWEBブラウザ及びBMLブラウザ、ディジタルスチールカメラのデータを編集可能なDSCアルバムなどがある。これらからのデータをレイアウタにより再レイアウトし、変換手段102で更にプリンタ側で解読可能な言語、例えばXHTML形式に変換する(この場合では、アプリケーションが出力するデータが既にXHTML形式であれば、特に変換は行なわなくても構わないことはもちろんである)。
【0067】
このように変換された印刷文書記述データは、プリンタ制御手段103に渡され、印刷バッファ105に格納される。その際、印刷文書記述データの中でリンクされているような画像オブジェクトファイルについては、プリンタで印刷処理が可能な形式のデータ(JPEGやPNG形式)に変換されて本来当該存在していたソース源から印刷バッファ105にコピーされる。尚、当該ソース源は、文書画像供給装置100の中であるか外であるかを問わない。
【0068】
ここでも既にプリンタで印刷処理が可能な形式のデータである場合には変換の必要はないことはもちろんである。
【0069】
なお、この印刷バッファ105はSTB1000のメモリ及びHDDを利用出来る。例えば当該STB1000がセットトップボックスあるいはディジタルテレビである場合当該セットトップボックスまたはディジタルテレビの機能上本来備えているHDD等の記憶手段を使用することができる。
【0070】
ここで図5に示すような画像データを印刷しようとする場合、図7に示すようなプリンタで解読可能な言語(ここではXHTML形式いわゆるML形式)に変換されて印刷バッファ105に蓄積される。この図7の例を概念的に表すと図6に示すようになる。図5に示す図は、具体的には図13(a)のPRESENT.bml、CAR.jpg、CUP.jpgから構成されている。これらのデータは、データ放送においてSTBが受信し、まず、図10におけるHDD106に保存される。
【0071】
このようにして、アプリケーション101が生成する印刷文書記述データは、更に変換手段102によりプリンタ側で解読可能な言語、例えばXHTML形式に変換され、1つの印刷要求に対するトップファイルとして扱われ、図6に示すような構成で文書画像供給装置の記憶手段に格納される。
【0072】
具体的には、図13(a)のデータにおけるPRESENT.bmlが図10における変換手段102によって図13(b)に示すprint1.xmlに変換され、このprint1.xmlと、図10に示すHDD106に保存されているCAR.jpgとCUP.jpgとが、図10における印刷バッファ105に保存される。なお、このとき、CAR.jpgとCUP.jpgは印刷バッファ106に保存せず、HDD106上に保存したまま使用しても構わないが、例えばデータ放送において番組が変わることでHDD上のデータがなくなると印刷に支障が出るため、そういう場合には特に印刷バッファ106にすべてのデータを保存しておくことが好ましい。
【0073】
図6において、トップファイルT「print1.xml」は、図7に示されるように印刷物全体の骨格を決める最上位階層のデータであり、マークアップランゲージMLで編集された印刷文書記述データである。また、当該トップファイルTは、画像の配置位置、文字の配置位置や大きさ、あるいは印刷されるべき文字等を含んでいる。
【0074】
図13で示すprint1.xmlがトップファイルに該当する。リンクファイルL1「car.jpg」は、図7の19行目に示される印刷バッファ105内のサブディレクトリに格納されたA社の自動車の画像、リンクファイルL2「cup.jpg」は図7の22行目に示される印刷バッファ105内のサブディレクトリに格納されたカップの画像を意味している。尚、上記の印刷バッファ105のサブディレクトリ名としては、上記印刷ジョブと一義的に対応する符号、例えばジョブIDと同じにするなどし、更には前記のように本来当該存在していたソース源から印刷バッファ105に各々のファイルをコピーして前記サブディレクトリに保存格納するとよい。
【0075】
また、プリンタ制御手段103は、前記格納処理をするとともに、前記アプリケーション101で出された印刷要求を受けて、プリンタ2000に対して、ジョブIDのほか印刷における条件(例えば印刷部数、印刷品位、色指示、印刷向き、形態など)をジョブ情報として含んでいる印刷ジョブの発行を行なう(図19、ステップS101)。
【0076】
このようにして発行された印刷ジョブは、I/F104とIEEE1394バス3000を介して、プリンタ側のキュー制御手段203へ渡される。このキュー制御手段203では、得られたジョブを格納してキューイング管理を行ない、当該ジョブ情報を順番にインタプリタ205に渡す。インタプリタ205は、この印刷ジョブに含まれる前記印刷文書記述データの、印刷バッファ105上での存在場所(URI)を示すパス情報データに基づいて、下記のように印刷処理を実行する。尚、キューイングされる前記ジョブ情報には、前記ジョブIDや上記印刷における条件を含むほか、前記印刷文書記述データの印刷バッファ105上での存在場所(URI)を示すパス情報データなども含まれるが、文書画像形成自体に必要なデータ(文書やイメージなど)そのものは含まない。
【0077】
ここで、図15を用い、ユーザが印刷要求を出してからの、STBとプリンタ間での通信のやり取りについて具体的に説明する。
【0078】
前記の様にユーザがSTB上でアプリケーション101を用いて所望のデータの印刷を要求(S1501)すると、アプリケーション101は印刷文書記述データを出力(S1502)する。出力された印刷文書記述データは、更にプリンタ制御手段103により前記印刷文書記述データが印刷バッファ105に格納(S1503)される。同時に、前記印刷文書記述データの中でリンクされている画像オブジェクトファイルについても印刷バッファ105にコピーされて格納(S1503)される。更に、印刷要求をした際に与えられた印刷条件(印刷部数、印刷品位、色指示など)や、印刷要求毎に識別する為に付与するIDや、前記印刷文書記述データをトップファイルとしその所在場所(URI)を示すパス情報を含んだデータ郡をジョブ情報として生成(S1504)する。
【0079】
STBは、前記ジョブ情報をプリンタに通知(S1505)し、プリンタが前記ジョブ情報を受信すると、当該ジョブ情報がキュー制御手段203により格納、キューイング(S1506)される。
【0080】
続いて、プリンタは前記ジョブ情報からこの印刷要求に関わるトップファイルの所在場所(URI)を検出(S1507)して、前記所在場所(URI)に基づいてプリンタはSTBに対し前記トップファイルの転送を要求(S1508)する。STBは、プリンタからの前記トップファイルの転送要求を受けて印刷バッファ105に格納されている印刷文書記述データを前記トップファイルとして抽出(S1509)し、プリンタに転送(S1510)する。
【0081】
プリンタは、STBから転送されてきた前記トップファイルを受信(S1511)すると、前記トップファイルに基づいてレイアウト算出の処理及びラスタライズを開始(S1512)する。
【0082】
次に、判定手段2051がラスタライズ中に前記トップファイルにリンクされたオブジェクトファイルAを検出(S1513)すると、プリンタはデータ要求手段2503により前記オブジェクトファイルAの転送を要求(S1514)する。STBは、プリンタからの前記オブジェクトファイルAの転送を要求を受けて、印刷バッファ105に格納されている該オブジェクトファイルAを抽出(S1515)し、プリンタに転送(S1516)する。
【0083】
プリンタは、STBから転送されてきた前記オブジェクトファイルAを受信(S1517)すると、必要なバンド分のラスタライズ処理(S1518)を行ない、印刷がなされる。
【0084】
引き続いてプリンタでは、次の必要バンド分のラスタライズ処理が行なわれ(S1519)る。ここで、先と同様に、判定手段2051がラスタライズ中に前記トップファイルにリンクされたオブジェクトファイルAを検出(S1520)すると、プリンタはデータ要求手段2503により前記オブジェクトファイルAの転送を要求(21)する。STBは、プリンタからの前記オブジェクトファイルAの転送の要求を受けて、印刷バッファ105に格納されている該オブジェクトファイルAを抽出(S1522)し、プリンタに転送(S1523)する。プリンタは、STBから転送されてきた前記オブジェクトファイルAを受信(S1524)し、さらに本バンド内では判定手段2051がラスタライズ中に前記トップファイルにリンクされた新たなオブジェクトファイルBを検出(S1525)すると、同様にプリンタはデータ要求手段2503により前記オブジェクトファイルBの転送を要求(S1526)する。
【0085】
STBは、プリンタからの前記オブジェクトファイルBの転送の要求を受けて、印刷バッファ105に格納されている該オブジェクトファイルBを抽出(S1527)し、プリンタに転送(S1528)する。プリンタは、STBから転送されてきた前記オブジェクトファイルBを受信(S1529)すると、必要なバンド分のラスタライズ処理(S1530)を行ない、印刷がなされる。
【0086】
前記のような処理を繰り返し行ない、1つのジョブ分の印刷処理が終了(S1531)すると、プリンタはジョブキューイングの中から前記終了したジョブ情報を削除(S1532)し、さらにSTBに対してジョブの終了を通知(S1533)する。STBは、前記通知を受けてジョブの終了を認知して、印刷バッファ105にコピーされて格納されていた前記印刷文書記述データ(トップファイル)と、前記印刷文書記述データの中でリンクされている画像オブジェクトファイルについても前記印刷バッファ105から削除(S1534)する。
【0087】
尚、複数のジョブがある場合には、図14に示すように、1つのジョブが終了すると、次のジョブに移行するように、ジョブを関連付けする処理(キューイング)を行なう。
【0088】
図3はインタプリタの構成を機能ブロック図で示したものである。インタプリタ205の判定手段2051は、前記のようにキュー制御手段203より渡された信号が印刷ジョブであることを、前記信号に含まれるトップファイルの所在を示すパス情報により判定したとき、チャンネル制御手段2052にその旨を指示する。これを受けてチャンネル制御手段2052はI/F204にチャンネルを設定するように指示をする。これによって、設定されたチャンネルを介してデータ転送要求手段2053が前記パス情報をプリンタ制御手段103に渡すとともに、当該印刷ジョブに対応する最上位階層データであるトップファイルTの取得要求をプリンタ制御手段103に発行するようになっている(図19、ステップS102→S103)。
【0089】
これに従って前記プリンタ制御手段103は通信I/F104、204を介してインタプリタ205に前記要求されたトップファイルTを送信する(図19、ステップS104)。これによってインタプリタ205は、STB1000からの印刷文書記述データのリードを開始する(図19、ステップS104)。
【0090】
尚、ここでの前記トップファイルTに対する前記データ転送要求の方法は、印刷対象となるトップファイルを指示して一括で要求する方法が挙げられる。但し、この方法では前記トップファイルTのデータ量が大きくなると伝送路に負担をかけ、他の機器に影響を及ぼす可能性があるため、前記トップファイルTに対しても任意の位置から任意のデータ量を要求する方法でもよい。尚、任意のデータ量の要求とは、例えば1ファイルのデータを分割して部分的に要求するといった方法が挙げられる。具体的には、1回目の要求ではトップファイルの先頭位置から10KB分を要求し、次の要求では先頭から10KBのオフセット位置から10KB分を要求するなどといった方法である。
【0091】
その他に、前記インタプリタ205の判定手段2501はこの印刷文書記述データの種類を判定して、不必要なデータ(例えば、音声データ)を捨て、印刷されるべきデータをラスタライザ202に渡すことになる。このように印刷されるべきデータを受け取ったラスタライザ202は当該データをラスタライズして、印刷エンジン201が記録媒体上に印刷するようになっている。
【0092】
上記判定手段2051は、前記印刷文書記述データの中に、前記トップファイルTにリンクされたリンクファイルLが前記した図7に示すような状態で付加されていることを検知する。付加されていることを検知すると、チャンネル制御手段2052は、前記で設定したチャンネルとは別のチャンネルを設定するようにI/F204に指示を出す。新たなチャンネルが設定された時点で、データ要求手段2503が当該オブジェクトの転送要求を出す。これによって前記リンクファイルをオブジェクトファイルとして、当該オブジェクトファイルのリードが開始される(図19、ステップS105Yes→S121→S122→S123)。このオブジェクトファイルのリードは任意のデータ量ずつなされるが、その値は予め設定しておいてもよいし、あるいは、データ量演算手段2054がその時のラスタライズに必要なデータ量を演算して設定してもよい。(図19、ステップS111)。
【0093】
具体的には、ラスタライズはバンド単位で行なわれ、前記バンド1つに必要なデータ量は、印刷要求時に得られる用紙サイズなどの印刷条件に基づいて決定される。また、前記1つのバンド内で処理されるべきオブジェクトファイルの必要量についても、判定手段2051により、トップファイルTから得られる前記オブジェクトファイルのレイアウト情報に基づいて算出される。このため、例えばある1バンド内で必要とするオブジェクトファイルのデータ量が10KBであれば、プリンタは前記オブジェクトファイルの10KBの転送量のみを要求し1回の転送を行なってもよいし、1KBの転送量として10回の転送を行なっても構わない。また、通常は画像データなどのオブジェクトファイルは圧縮された状態であるので、プリンタが1回の転送量として1KBと設定し、受信のたびに解凍を行ない、1バンド内で必要とするオブジェクトファイルのデータ量を満たすかどうかを判定するとよい。もし満たさなければ、必要量を満足するまで続けてオブジェクトファイルの転送要求を行なう。このような処理によって、バンド1つに対する全体量として必要なデータ量が揃い、ラスタライズが行なえる。
【0094】
ここで図13に示すように複数のオブジェクトファイルが存在する場合、対象のオブジェクトファイルごとに前記のような演算を行ない、1回のバンド処理単位内で必要とされるまでの量のデータをそれぞれリードする。
【0095】
前記の処理において、それぞれリードしていたオブジェクトファイルの読み出しデータ量が前記バンド処理毎に必要なデータ量に達したとき、その時点で一旦転送を中断し、ラスタライズ処理がなされる(図19、ステップS112)。なお、前記のように中断しても、メモリが許す限りバックグラウンドで次の転送処理を行なっても良い。前記のラスタライズ処理が終了して、次のラスタライズ処理で、前記転送を中断したデータが再び必要となった時点で、印刷バッファ105の前回停止した位置の次の位置からデータ転送を開始するようになっている(図19、ステップS106No→S107→S108)。そして1のオブジェクトについてのリードが完了した時点で、前記のように設定されたチャンネルを開放する(図19、ステップS109Yes→S110)。また、すべての印刷ジョブが終了したときには印刷終了通知を印刷制御手段103に通知する(図19、ステップS113→S114)。
【0096】
なお、印刷ジョブとオブジェクトの関係は一般的にいうと図18に示す関係にある。つまり、各印刷ジョブは印刷対象ごとに分けられ、各印刷対象が持つデータがオブジェクトに該当する。本実施の形態3ではジョブが1つで、オブジェクトが2つあることになる。
【0097】
図8はこの手順をより具体的に示すものである。以下の1.2.・・は図8中の(1)、(2)・・と符合するようにしている。尚、この例では複数チャンネルの同時使用可能なバスIEEE1394を使用していることから、以下に記述するように複数のオブジェトのそれぞれに対応するチャネルを設定しているが、同一チャネル(同一回線)で複数のオブジェクトのデータを転送してもよいことはもちろんである。ここで、前記手順によりトップファイルのリードは完了しているものとする。チャンネルのOPEN、CLOSEは、図8に対応させると、図16に示すような処理になる。さらに、チャンネルと転送を行なうファイルの関係を図17に示す。
【0098】
まず最初に、1.最上位階層のトップファイルに記述されている(文字情報などを示す)ベースデータを1本目のバンド幅でラスタライズする。
【0099】
2.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを2本目のバンド幅でラスタライズを開始する。
【0100】
3.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを2本目のバンド幅でラスタライズ中にリンク情報で示された(イメージ情報などを示す)オブジェクトファイルを検出。そこで別途転送チャンネルを設けて該オブジェクトファイルの転送要求をプリンタ制御手段103に出し、これを受けてプリンタ制御手段103は前記印刷バッファ105から該当するファイルのデータを転送する。
【0101】
具体的には、2本目のバンド幅内でベースデータをラスタライズしているのと同時に(あるいはトップファイルを受信した後などで)、前記オブジェクトをレイアウトする情報からデータ量演算手段2054が、前記オブジェクトの、前記バンド幅でラスタライズを行なうのに必要なデータ量を算出した上で、データ転送要求手段2053が該オブジェクトファイルの転送要求をプリンタ制御手段103に出す。なお通常では、イメージ情報などを示すオブジェクトファイルはJPEGなどの圧縮された形式であり、このような場合では次のようになる。
【0102】
先のようにしてデータ量演算手段2054が、前記オブジェクトの前記バンド幅でラスタライズを行なうのに必要なデータ量(例えば10Kバイト)を算出すると、データ転送要求手段2053は、予め設定されたデータ量(例えば4Kバイト)で、圧縮されている状態の前記オブジェクトファイルのデータの転送要求を行なう。転送処理の後、転送されてきた前記オブジェクトファイルのデータを伸張し、得られたデータ量(例えば7Kバイト)が、前記オブジェクトファイルの、前記バンド幅でラスタライズを行なうのに必要なデータ量に不足していれば、再度前記処理を繰り返す。このようにして、該オブジェクトファイルの、前記バンド幅でラスタライズを行なうのに必要なデータ量を満足するまで、転送要求が行なわれる。
(ラスタライザはこのデータに基づいてオブジェクのラスタライズ処理を継続する。)
4.先のオブジェクトファイルの、2本目のバンド幅でラスタライズを行なうのに十分なデータ量が揃った時点で一旦前記オブジェクトファイルのリードを中断し、元の最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータ2本目のラスタライズを継続する。
【0103】
5.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを3本目のバンド幅でラスタライズを開始する。
【0104】
6.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを3本目のバンド幅でラスタライズ中に、リンク情報で示された前記(3)と同じ(イメージ情報などを示す)オブジェクトファイルを検出する。当該オブジェクトファイルの前記(3)の手順で展開したデータの続きのデータを要求しファイルをリードしてラスタライズを継続する。
【0105】
7.先のオブジェクトファイルの、3本目のバンド幅でラスタライズを行なうのに十分なデータ量が揃った時点で一旦前記オブジェクトファイルのリードを中断し、元の最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータ3本目のラスタライズを継続する。
【0106】
8.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを3本目のバンド幅でラスタライズ中に、リンク情報で示された前記(6)とは別の(イメージ情報などを示す)オブジェクトファイルを検出する。そこで、前記3.6.とは別の転送チャンネルを設けて、当該オブジェクトファイルのデータを前記3.と同様の手順で転送要求しファイルをリードしてラスタライズを継続する。
【0107】
9.2つ目のオブジェクトファイルの、3本目のバンド幅でラスタライズを行なうのに十分なデータ量が揃った時点で一旦このオブジェクトファイルのリードを中断し、元の最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータ3本目のラスタライズを継続する。
【0108】
10.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを4本目のバンド幅でラスタライズを開始する。
【0109】
11.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを4本目のバンド幅でラスタライズ中に、リンク情報で示された前記3.6.と同じオブジェクトファイルを検出する。当該オブジェクトファイルの前記6.の手順で展開したデータの続きのデータを要求しファイルをリードしてラスタライズを継続する。
【0110】
12.1つ目のオブジェクトファイルのラスタライズが終了した時点で、リードを終了、転送チャンネルを開放する。そして、元の最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを4本目のバンド幅でラスタライズを継続する。
【0111】
13.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを4本目のバンド幅でラスタライズ中に、リンク情報で示された前記8.と同じオブジェクトファイルを検出する。当該オブジェクトファイルの前記6.の手順で展開したデータの続きのデータを要求し、ファイルをリードしてラスタライズを継続する。
【0112】
14.2つ目のオブジェクトファイルのラスタライズが終了した時点で、リードを終了し、転送チャンネルを開放する。そして、元の最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを4本目のバンド幅でラスタライズを継続する。
【0113】
15.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを5本目のバンド幅でラスタライズする。
【0114】
16.最上位階層のトップファイルに記述されているベースデータを6本目のバンド幅でラスタライズする。
【0115】
このように文書画像形成装置は、1回のバンド処理単位内でラスタライズに必要とされるオブジェクトファイルが複数あるような場合、前記複数のオブジェクトを論理的に並列にして転送要求が行なわれる。そのために伝送路上に、論理的に前記複数のオブジェクトに対応するチャンネルを各々設定し割り当てることでデータの転送を独立して行なえるようになり、制御が容易になるという効果がある。
【0116】
なお、文書画像形成装置は、1つのチャンネルだけを制御して前記複数のオブジェクトの転送要求を行なってもかまわない。
【0117】
又、前記において最初のデータについては、トップファイルT(XHTMLメインデータ)の存在場所を示すパス情報データとしたが、最初から文書画像供給装置よりトップファイルのデータ(XHTMLメインデータ)をプリンタに送信するようにして、その上で順次必要なオブジェクトファイルのデータを要求する形態にしてもよい。
【0118】
前記の手順を繰り返して、前記印刷要求に必要とする全てのオブジェクトの転送が正常終了し、ラスタライズを終えて記録媒体上への印刷を完了すると、データ転送要求手段2053は終了通知をジョブIDとともにSTB1000のプリンタ制御手段103に通知する。当該印刷終了情報を受けたプリンタ制御手段103は、前記印刷バッファ105に格納されていた当該ジョブIDの印刷文書記述データ(トップファイル)および前記印刷文書記述データにリンクされていたオブジェクトファイルを当該印刷バッファ105から削除する。(またこれは、ジョブ毎にジョブIDを対応させてサブディレクトリを作成し、前記ジョブに必要なファイル(トップファイルも含めて)を前記サブディレクトリにまとめて保存格納していれば、文書画像供給装置は印刷終了情報を受けてプリンタ制御手段103が前記サブディレクトリを一括で削除する。)
なお、前記印刷バッファ105からのデータ削除は、プリンタからの終了通知を受けてではなく、文書画像供給装置がプリンタへ問い合わせることによって当該データの削除可否を検出することによって行ってもよい。
【0119】
また、印刷時にプリンタ内部で異常などが発生した場合では、必要に応じて印刷ジョブを消去しなければならない。例えばプリンタ側の電源が印刷処理中に落とされた場合、IEEE1394ではバスリセットモードになりSTB1000のプリンタ制御手段103では当該バスリセットを受けてプリンタの接続が無くなったことを検知する。プリンタ制御手段103は、プリンタ接続が無くなったことを検知したタイミングでジョブ情報及び印刷バッファ内の印刷文書記述データを削除することが出来る。
【0120】
更に、STB1000での電源のオフからオン時に、あるいは任意の設定値により動作するタイマ制限により、STB1000はジョブ情報及び印刷バッファ105内の印刷文書記述データを削除するようにしてシステムの異常発生時に不要となったデータの残留を回避してもよい。なお、前記タイマ制限を開始するタイミングは、前記システム及び装置の異常発生時や、またジョブ発生時であっても構わない。
【0121】
前記のように本発明の印刷システムは、シリアルバス接続により印刷文書記述データを転送する際に、文書画像形成装置が解読することが可能な形式のデータで、当該文書画像形成装置がバンド単位毎でラスラタイズ可能なデータ量ずつ転送データの転送をコントロール(停止・再転送)するようになっている。
【0122】
これにより、プリンタ側ではスプール用の大きな印刷文書記述データバッファが不要となり、更に印刷文書記述データに対してプリンタ側が必要となったタイミングで別途データを取ってくることが可能となり、ラスタライズ処理を行なうときに都合が良い。
【0123】
また文書画像供給装置側では、ジョブの発行だけでジョブキューイング処理の必要が無くなり、内部に備えるHDDなどをスプーリング用のバッファとして使用することができる。
【0124】
なお、上記実施例ではコンテンツ供給者が作成したBMLファイルをSTBにおいてXMLファイルに変換する例を示したが、ユーザからの印刷命令にともない、BMLファイルをSTBからプリンタに送信し、プリンタにおいてBMLファイルからXMLファイルに変換し、このプリンタにおいて作成したXMLをもとに、STBのHDDに保持されているリンクファイルを随時プリンタがPULLしても構わない。
【0125】
(第4の実施の形態)
図12は、本発明の第4の実施形態を示す機能ブロック図である。この構成例においては、STB1000と文書画像形成装置(プリンタ)200がIEEE1394バス3000を介して相互に接続されており、基本構成は第3の実施の形態と同じである。
【0126】
ただし、この第4の実施の形態では前記第3の実施の形態に基本構成に加えて、STB1000に外部記憶手段MC(例えばメモリカード:以下メモリカードで説明する)を装着可能な外部メモリI/F110を持つ構成となっている。
【0127】
この外部メモリI/F110は、STB1000のプリンタ制御手段103からの要求によりメモリカードMC内のイメージデータをプリンタ2000に転送するようになっている。
【0128】
ここでメモリカードMCとしてディジタルスチールカメラの画像を格納したメモリカードMCである場合には、アプリケーション101としてはディジタルスチールカメラ(DSC)のデータを処理できるアプリケーション101を用いることはもちろんである。
【0129】
例えばディジタルスチールカメラの画像を格納したメモリカードMCを扱う場合、ユーザは前記アプリケーション101を起動して、前記メモリカードMCに格納されている全ての画像の読み込みを行なう。尚、すべての画像ではなく、デジタルTVの画面上にサムネール画像を表示し、必要とする画像のみを選択画面に選択可能に表示させるようにしてもよい。読み込まれた前記画像の中から印刷出力したい画像を選択し、更にレイアウトを編集するなどして、ディジタルスチールカメラで撮影された画像が印刷出力したい状態にレイアウトされる。ユーザの前記アプリケーション101による編集が終了すると、ユーザは前記アプリケーションに対して印刷の指示を与え、前記アプリケーションは、編集された内容と印刷要求に従った印刷文書記述データを生成する。この生成されたファイルが、実施の形態3でいうトップファイルに該当する。本実施の形態4において、トップファイルは実施の形態3のようにもともとあるものではないので、作成する必要があるが、この作成はSTBのアプリケーションで行なっても、プリンタのアプリケーションで行なっても、どちらでも構わない。プリンタにおいて作成する場合には、STBの画面上で、どの画像が選択されたか、どのようなレイアウトが選ばれたか、などの情報のみをSTBからプリンタに送り、この送られたデータをもとに、トップファイルを作成することになる。リンクファイルに関しては、メモリカードMCから直接とるようにトップファイルに記載しても、実施の形態3と同様な処理にするために、一度すべてのデータをプリンタのメモリカードMCからSTBのHDD106または印刷バッファ105に送信しても構わない。
【0130】
このようなアプリケーション101により生成される印刷文書記述データは、更に変換手段102によりプリンタ側で解読可能な言語、例えばXHTML形式に変換され、1つの印刷要求に対するトップファイルTとして扱い、図6に示すような構成で文書画像供給装置の記憶手段に格納される。
【0131】
前記第3の実施の形態に従えば、トップファイルTに記述されるリンクファイルLのリンク先を前記と同様印刷バッファ105としておき、印刷要求が発生すると前記アプリケーション101に従って編集された印刷文書記述データは印刷バッファ105に格納されることになる。また、当該印刷文書記述データにリンクされたオブジェクトデータ(画像データ)も、前記プリンタ2000が印刷処理可能なデータとして、前記メモリカードMCから当該印刷バッファ105に展開されることになる。
【0132】
しかしながらここではメモリカードに格納されたオブジェクトデータがJPEG等のプリンタ2000が処理可能なデータになっている場合では、この状態で、トップファイルTに記述されるリンクファイルのリンク先をメモリカード内のオブジェクトデータに対応する位置としてもよい。
【0133】
なお、メモリカードに格納されたオブジェクトデータがプリンタ2000で印刷処理可能なデータでない場合でも、プリンタ制御手段103が前記プリンタ2000で印刷処理可能なデータに変換しながら前記プリンタ2000に転送してもよい。あるいはプリンタ制御手段103が前記プリンタ2000で印刷処理出来ないような、メモリカード内のオブジェクトデータを扱う場合には以下のような処理を行っても良い。即ち、上記オブジェクトデータを一旦印刷バッファ105に格納し、前記プリンタ2000に転送する時にプリンタ制御手段103が前記プリンタ2000で印刷処理可能なデータに変換しながら前記プリンタ2000に転送するのである。尚、上記バッファ105に格納する際に、変換しながら(変換してから)格納しても良い。
【0134】
但し、メモリカードMCのデータをリンク先とする場合には、印刷の終了通知がプリンタ側から出されても当該データは消去しないようにする。
以上の構成によると、前記の前記第3の実施の形態と同様、内部に備えるHDDなどをスプーリング用のバッファとして使用することも、あるいは、外部から接続されたメモリカードなどをそのまま印刷バッファとして使用することも可能となる。また文書画像供給装置側では、レイアウト情報を含む印刷文書記述データのトップファイルを作成するだけで足りることになる。
【0135】
以上、従来例として特開2000-66867号公報に記載のプリンタ装置では、トップファイルのデータをもとにページ単位で文字と画像を揃えてレイアウトし合成した上でラスタライズを行ない、記録媒体上に可視記録出力するものであった。このため、プッシュ型に現れる欠点と同様、プリンタ側に所定容量の(この場合少なくともページ全体を構成するのに必要な)印刷バッファを設ける必要があり、コストデメリットが発生していた。しかし、本願発明により、文書画像形成装置側にハードディスク等の大容量の記憶手段を持つ必要がなくなることになる。特に複数のファイルからなる文書画像データを処理するときに、各ファイル毎にチャンネルを設けるとSTB1000とプリンタ2000間のデータ転送のためのチャンネル制御が単純になり、STB1000とプリンタ2000におけるデータ処理も容易になる効果を得ることが出来る。
【0136】
(第5の実施の形態)
続いて、第5の実施の形態について説明する。上述した実施の形態では、IEEE1394バスを利用した通信を例に挙げてきたが、ここでは、上記IEEE1394に変えてブルートゥース(R)を用いた場合について図20〜22を用いて詳細に説明する。
【0137】
ブルートゥースとは、現在標準化が行われている近距離無線技術の名称であり、このブルートゥースの標準化団体である"The Bluetooth Special Interest Group(SIG)"にて用いられている用語等を用いて以下の説明を行なう。
【0138】
まず、ブルートゥースのプロトコルについて、図20を用いて説明する。上記ブルートゥースの規格においては、例えば、ベースバンド2001、LMP(Link Manager protocol:リンク・マネージャ・プロトコル)2002、L2CAP(Logical Link control and adaptation protocol:論理リンク・コントロールとアダプテーションのプロトコル)2003、RFCOMM2004、SDP(Service Discovery protocol:サービス・ディスカバリ・プロトコル)2005、TCS(Telephony control protocol Specification Binary:テレフォニー・コントロール・プロトコル)2006などが規定されている。
【0139】
また、ブルートゥースを用いた場合、アプリケーションは、従来の通信技術において一般的に用いられているOBEX(Object Exchange)2008やTCP/IPを利用して通信することができる。さらに、ブルートゥース規格では、図21に示すような数種類(アプリケーション別)のプロファイル2101を規定している。
【0140】
本実施の形態5では、この中のオブジェクト交換プロファイル2102を利用した場合について説明する。
【0141】
汎用オブジェクト交換プロファイルは、オブジェクト(ファイル)の交換を行なう際の処理を統括しており、交換方式の種類により「オブジェクトプッシュプロファイル2103(Object Push Profile)」、「ファイル転送プロファイル2104(File Transfer Profile)」、「データ同期プロファイル2105(Synchronization Profile)」、およびこれらに加えて「Basic Printing Profile2106(BPP)」のいずれかが適用される。
【0142】
各プロファイルの適用例と構成を図22に示す。オブジェクトプッシュプロファイル2103は、携帯電話同士(サーバーとクライアント間)で名刺情報交換などを行なう場合など、比較的小さいサイズのオブジェクト交換(Push/Pull形式)に利用される(例2201)。また、ファイル転送プロファイル2104は、パソコン同士で比較的大きいファイル転送を行なう時などに使用される(例2202)。データ同期プロファイル2105は、非同期接続時でも、音声や動画像など実時間伝送(データ同期機能)が必要とされる場合に適用される(例2203)。また、 Basic Printing Profile2106(BPP)は、Object Exchange(OBEX)との併用によりPDAや携帯電話でプリントダライバ無しで、(プリンタポートの無い機器の)プリンタとの通信が可能となる(例2204)。これらは、RFCOMM2004の上にOBEX2008というオブジェクト交換用のプログラムを載せた構成になっていて、マスターとスレーブ間の非同期接続を実現している。
【0143】
なお、ここでは、さらに、オブジェクト交換プロファイルの中のBasic Printing Profile2106を利用した具体例を説明する。
【0144】
Basic Printing Profile2106では、Simple Push Transfer Model と Job Based Transfer Model があり、以下にそれぞれの場合について説明する。
【0145】
Simple Push Transfer Modelでは、OBEXプロトコルによるPUT REQUESTを用いて送信機側(画像供給装置100)は、受信機側(画像形成装置200)にオブジェクトを送信する。なお、このモデルでは双方の間でジョブの管理およびステータスなどの取得は行なわれない。
【0146】
画像供給装置100では印刷要求が発生すると、アプリケーションがOBEXプロトコルのOperation(=FilePush)を用いて画像形成装置200にドキュメントデータを送信しようとする。このとき、ドキュメントデータは、OBEXのヘッダーの1つであるBodyHeaderに含められる。
【0147】
またこのモデルには、印刷コンテンツに画像データのような参照付けがなされたオブジェクトを含んでいる場合には、画像形成装置200が接続先の画像供給装置100から画像データを検索することが出来るようなメカニズムを持っており、その場合、画像形成装置200がOBEXプロトコルにおけるGET REQUEST命令であるOperation(=GetReferencedObjects)を用いて、画像供給装置100に、必要とする参照付けがなされたオブジェクトの送信要求を行なえる。このとき、画像形成装置200はOBEXのヘッダーの1つであるTypeHeaderにGETリクエストがreferencedobjectである事、NameHeaderにはURI、また、Application parameter headerにはOffset、Countなどを設定する。Offsetは画像やファイルデータに対するオフセット量(bytes)、Countは送信して欲しい量(bytes)を示す。画像供給装置100はこの要求を受けて、レスポンスのOBEXのBodyHeaderにGET RESPONSEとして画像形成装置200が要求していた画像データを設定し、画像形成装置200に送信する。
【0148】
また、Job Based Transfer Modelでは、前記と同様にOBEXプロトコルによる通信が行なわれるが、Simple Push Transfer Modelとは異なり、ジョブの生成を行なってジョブIDベースでのデータ転送を行なう。ジョブ管理や状態取得などのメッセージレスポンスについては、SOAP/XMLでの形式でレコード化されてやり取りされる。
【0149】
ドキュメントデータ自体の転送については、最初に画像供給装置100のアプリケーションがOBEXプロトコルのGET REQUESTであるOperation(=CreateJob)によるジョブ生成処理の後に、画像供給装置100は画像形成装置200からGET RESPPONSEとしてApplicationparameter headerにJobIDを含めて受け取る。その後、画像供給装置100は、PUT REQUESTであるOperation(=SendDocument)を用いてドキュメントデータの送信を行なう。このとき、OBEXのType Headerにはドキュメントのタイプ、Body Headerには印刷データ自体が設定される。この場合でもSimple Push Transfer Modelの場合と同様に、印刷コンテンツに画像データのような参照付けがなされたオブジェクトを含んでいる場合には、画像形成装置200が接続先の画像供給装置100からその画像データを検索することが出来るようなメカニズムを持っており、その場合、画像形成装置200がOBEXプロトコルによるGETアクションであるOperation(=GetReferencedObjects)を用いて画像供給装置100に必要とする参照付けがなされたオブジェクトの送信要求を行なえる。このとき、画像形成装置200はOBEXのヘッダーの1つであるTypeHeaderにGETリクエストがreferencedobjectである事、NameHeaderにはURI、また、Application parameter headerにはOffset、Countなどを設定する。Offsetは画像やファイルデータに対するオフセット量(bytes)、Countは送信して欲しい量(bytes)を示す。画像供給装置100はこの要求を受けて、レスポンスのOBEXのBodyHeaderにGET RESPONSEとして画像形成装置200が要求していた画像データを設定し、画像形成装置200に送信する。
【0150】
また、Simple Push Transfer Modelの場合では、アプリケーションがOBEXプロトコルのPUT REQUEST であるOperation(=FilePush)を用いて画像形成装置200にドキュメントデータを送信する以外に、画像供給装置100がOperation(=SimpleReferencePush)を用いて、ドキュメントデータ自体を送信せずに、OBEXのBody Headerに参照用のURLを設定しておき、これを受けた画像形成装置200は得られた参照用のURLに基づいてOBEXプロトコルによるGET REQUESTであるOperation(=GetReferencedObjects)を用いて画像供給装置100に対して、必要とする参照付けがなされたドキュメントデータの送信要求を行なえる。
【0151】
また、Job Based Transfer Modelの場合でも前記Simple Push Transfer Modelと同様に、前記のJob Based Transfer Modelの処理時において画像供給装置100は、Operation(=SendDocument)の代りに、PUT REQUESTであるOperation(=SendReference)を用いて、ドキュメントデータ自体を送信せずに、OBEXのBody Headerに参照用のURLを設定しておき、これを受けた画像形成装置200は得られた参照用のURLに基づいてOBEXプロトコルによるGET REQUESTであるOperation(=GetReferencedObjects)を用いて画像供給装置100に対して、必要とする参照付けがなされたドキュメントデータの送信要求が行なえる。
【0152】
以上により、ブルートゥースを用いた場合でも、画像形成装置200は、画像供給装置100より例えば画像データの所定部から所定量のデータのみを取得する事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0153】
【図1】 本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】 本発明が適用されるネットワーク環境の一例を示すブロック図である。
【図3】 インタプリタの詳細を示す機能ブロック図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】 本発明が適用される画像の一例を示す図である。
【図6】 本発明に使用する印刷記述データの概念図である。
【図7】 印刷記述データの詳細図である。
【図8】 本発明のラスタライズの手順を説明する図である。
【図9】 本発明の動作手順を示すフロー図である。
【図10】 本実施の形態3における印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図11】 本実施の形態3におけるネットワーク関係を示す図である。
【図12】 本実施の形態4における印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図13】 本実施の形態3、4における印刷対象に関わるファイルを示す図である。
【図14】 本実施の形態3におけるジョブのキューイングの様子を示す図である。
【図15】 本実施の形態3におけるフェースチャートを示す図である。
【図16】 本実施の形態3におけるチャンネル使用を示す図である。
【図17】 本実施の形態3におけるポートと転送を行なうファイルの関係を示す図である。
【図18】 本実施の形態3におけるジョブとオブジェクトの関係を示す図である。
【図19】 本実施の形態3における動作手順を示すフローを示す図である。
【図20】 ブルートゥースのプロトコルを示す図である。
【図21】 ブルートゥースにおけるアプリケーション別のプロファイルを示す図である。
【図22】 各プロファイルの適用例を示す図である。
【図23】 従来の印刷システムを示す概念図である。
【図24】 従来の他の印刷システムを示す概念図である。
Claims (29)
- 通信手段により接続された文書画像供給装置と画像形成装置との間で利用される、階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷記述データに基づく画像データ転送方法であって、
前記画像形成装置からの要求に基づいて上記階層構造の最上位階層の印刷記述データを前記文書画像供給装置から前記画像形成装置に転送する手順と、
前記画像形成装置が、ラスタライズ処理の最中において、前記最上位階層に記載されたリンク情報を検出したときに、前記リンク情報に対応するオブジェクトデータを前記画像形成装置の一回のラスタイズで必要な単位のみ、前記文書画像供給装置にデータ転送要求をして、その時点ではじめて取得する手順と、
を備えたことを特徴とする画像データ転送方法。 - 前記画像形成装置は、前記文書画像供給装置に対して前記ラスタライズ処理の最中における任意のタイミングでデータ転送を要求する請求の範囲第1項に記載の画像データ転送方法。
- 前記画像形成装置は、前記オブジェクトデータの任意の位置からの任意のデータ量を、前記必要な単位として指定して前記文書画像供給装置に前記データ転送要求をする請求の範囲第1項に記載の画像データ転送方法。
- 前記オブジェクトデータの任意の位置は、前記オブジェクトデータの前回の取得終了位置であり、前記任意のデータ量は一回のラスタライズに必要な量である請求の範囲第3項に記載の画像データ転送方法。
- 階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷記述データに基づいて文書画像供給装置から必要なデータの転送を受けて画像データを形成する画像形成装置において、
前記文書画像供給装置から転送された印刷記述データよりリンク情報をラスタライズ処理の最中に判定する判定手段と、
前記判定手段が判定したリンク情報に基づいて、前記文書画像供給装置に対して当該リンク情報に対応するオブジェクトデータについてその転送を前記ラスタライズ処理の最中にその時点ではじめて要求するデータ転送要求手段と
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記データ転送要求手段は、一回のラスタイズで必要な単位のみ前記オブジェクトデータを取得する請求の範囲第5項に記載の画像形成装置。
- 更に、データ取得量演算手段を備え、転送されるべきデータの必要量を算出する請求の範囲第6項に記載の画像形成装置。
- 前記データ取得量算出手段が、前回に取得したオブジェクトデータの次のデータからの所定量を算出する請求の範囲第7項に記載の画像形成装置。
- 通信手段により接続された文書画像供給装置と画像形成装置との間で利用される、階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷記述データに基づく画像印刷システムであって、
前記文書画像供給装置側に、
前記印刷記述データを記憶する印刷バッファと、
前記画像形成装置からの要求に応じて前記印刷記述データを画像形成装置に転送するとともに、画像形成装置からのオブジェクトデータ取得要求に応じて当該オブジェクトデータを格納先から前記画像形成装置にその時点ではじめて転送するプリンタ制御手段を備え、
前記画像形成装置側に、
前記文書画像供給装置から転送された印刷記述データよりリンク情報をラスタライズ処理の最中に判定する判定手段と、
前記判定手段が判定したリンク情報に基づいて、前記文書画像供給装置に対して当該リンク情報に対応するオブジェクトデータについてその転送を前記ラスタライズ処理の最中にその時点ではじめて要求するデータ転送要求手段と
を備えたことを特徴とする画像印刷システム。 - 通信手段により接続された文書画像供給装置と文書画像形成装置との間で利用される、階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷文書記述データに基づく文書画像データ転送方法であって、
前記文書画像供給装置から前記文書画像形成装置に最上位階層の印刷文書記述データを特定する情報を転送する手順と、
前記文書画像形成装置は、前記最上位階層の印刷文書記述データを特定する情報に基づいて前記文書画像供給装置に対して前記最上位階層の印刷文書記述データの転送要求をする手順と、
前記文書画像形成装置からの要求に基づいて前記最上位階層の印刷文書記述データを前記文書画像供給装置から前記文書画像形成装置に転送する手順と、
前記画像形成装置が、ラスタライズ処理の最中において、前記最上位階層に記載されたリンク情報を検出したときに、前記リンク情報に対応するオブジェクトのデータあるいはファイルを前記文書画像形成装置の一回のラスタイズで必要な単位のみ、前記文書画像供給装置にデータ転送要求をして、その時点ではじめて取得する手順と、
を備えたことを特徴とする文書画像データ転送方法。 - 通信手段により接続された文書画像供給装置と文書画像形成装置との間で利用される、階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷文書記述データに基づく文書画像データ転送方法であって、
前記文書画像供給装置から前記文書画像形成装置に最上位階層の印刷文書記述データを転送する手順と、
前記画像形成装置が、ラスタライズ処理の最中において、前記最上位階層に記載されたリンク情報を検出したときに、前記リンク情報に対応するオブジェクトのデータあるいはファイルを前記文書画像形成装置の一回のラスタイズで必要な単位のみ、前記文書画像供給装置にデータ転送要求をして、その時点ではじめて取得する手順と、
を備えたことを特徴とする文書画像データ転送方法。 - 前記文書画像形成装置が、前記文書画像供給装置に対して前記ラスタライズ処理の最中における任意のタイミングでデータ転送を要求する請求の範囲第10項又は11項のいずれかに記載の文書画像データ転送方法。
- 前記文書画像形成装置は、前記オブジェクトのデータあるいはファイルの任意の位置からの任意のデータ量を、前記必要な単位として指定して前記文書画像供給装置に前記データ転送要求をする請求の範囲第10項又は11項のいずれかに記載の文書画像データ転送方法。
- 前記オブジェクトのデータあるいはファイルの転送は、前記任意のデータ量を一回のラスタライズに必要な量が獲得されるまで、1回あるいは複数回繰り返される請求の範囲第10項又は11項のいずれかに記載の文書画像データ転送方法。
- 前記リンク情報には、少なくとも前記文書画像供給装置が保持しているオブジェクトのデータあるいはファイルの格納場所を特定する情報が含まれる請求の範囲第10、11項のいずれかに記載の文書画像データ転送方法。
- 前記文書画像供給装置は、前記文書画像形成装置からの前記リンク情報に基づくデータ転送要求に従って、データを転送する請求の範囲第10、11項のいずれかに記載の文書画像データ転送方法。
- 階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷文書記述データに基づいて文書画像供給装置から必要なデータの転送を受けて文書画像データを形成する文書画像形成装置において、
前記文書画像供給装置から転送された印刷文書記述データより、リンク情報をラスタライズ処理の最中に判定する判定手段と、
前記判定手段が判定したリンク情報に基づいて前記文書画像供給装置に対して当該リンク情報に対応するオブジェクトデータについてその転送を前記ラスタライズ処理の最中にその時点ではじめて要求するデータ転送要求手段と
を備えたことを特徴とする文書画像形成装置。 - 階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷文書記述データに基づいて文書画像供給装置から必要なデータの転送を受けて文書画像データを形成する文書画像形成装置において、
前記文書画像供給装置から転送されてきた前記階層構造の最上位階層の印刷文書記述データを特定する情報を判定するとともに、前記文書画像供給装置から転送されてきた印刷文書記述データよりリンク情報をラスタライズ処理の最中に判定する判定手段と、
前記判定手段が判定した最上位階層の印刷文書記述データを特定する情報に基づいて前記文書画像供給装置に対して当該特定対象となる最上位階層の印刷文書記述データの転送を要求するとともに、前記判定手段が判定したリンク情報に基づいて前記文書画像供給装置に対して当該リンク対象となるオブジェクトについてそのデータの転送を前記ラスタライズ処理の最中にその時点ではじめて要求するデータ転送要求手段と、
を備えたことを特徴とする文書画像形成装置。 - 前記データ転送要求手段は、前記文書画像供給装置に対して前記ラスタライズ処理の最中における任意のタイミングでデータ転送を要求する請求の範囲第17、18項のいずれかに記載の文書画像形成装置。
- 更に、データ取得量演算手段を備え、転送されるべきデータの必要量を算出する請求の範囲第17、18項に記載の文書画像形成装置。
- 前記リンク情報には、少なくとも前記文書画像供給装置が保持しているオブジェクトのデータあるいはファイルの格納場所を特定する情報が含まれる請求の範囲第17、18項に記載の文書画像形成装置。
- 前記文書画像形成装置は、
前記文書画像供給装置からの文書画像形成要求が単数あるいは複数発生した際、それぞれの前記文書画像形成要求ごとに各々の文書画像形成要求データが保存管理されるキュー情報を制御するキュー制御手段を備える請求の範囲第17、18項のいずれかに記載の文書画像形成装置。 - 前記キュー情報には、文書画像形成に必要なデータそのものを含まない請求の範囲第22項の文書画像形成装置。
- 通信手段により接続された文書画像供給装置と文書画像形成装置との間で利用される、階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷文書記述データに基づく文書画像印刷システムであって、
文書画像供給装置側に、
前記印刷文書記述データと前記印刷文書記述データによりリンクされたオブジェクトのデータを記憶する印刷バッファと、
前記文書画像形成装置に最上位階層の印刷文書記述データを特定する情報を転送しさらに前記文書画像形成装置からの要求に応じて前記印刷文書記述データを文書画像形成装置に転送するとともに、文書画像形成装置からのオブジェクトのデータ取得要求に応じて当該オブジェクトのデータを格納先である前記印刷バッファから文書画像形成装置にその時点ではじめて転送するプリンタ制御手段を備え、
文書画像形成装置側に、
前記文書画像供給装置から転送された印刷文書記述データの最上位階層にリンクされたオブジェクトがあるか否かをラスタライズ処理の最中に判定する判定手段と、
前記判定手段が前記オブジェクトを判定したとき、文書画像供給装置にそのオブジェクトについてオブジェクト取得要求を前記ラスタライズ処理の最中にその時点ではじめて出すデータ転送要求手段と、
を備えたことを特徴とする文書画像印刷システム。 - 通信手段により接続された文書画像供給装置と文書画像形成装置との間で利用される、階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷文書記述データに基づく文書画像印刷システムであって、
文書画像供給装置側に、
前記印刷文書記述データと前記印刷文書記述データによりリンクされたオブジェクトのデータを記憶する印刷バッファと、
前記文書画像形成装置に最上位階層の印刷文書記述データを転送するとともに、文書画像形成装置からのオブジェクトのデータ取得要求に応じて当該オブジェクトのデータを格納先である前記印刷バッファから文書画像形成装置にその時点ではじめて転送するプリンタ制御手段を備え、
文書画像形成装置側に、
前記文書画像供給装置から転送されてきた印刷文書記述データの最上位階層にリンクされたオブジェクトがあるか否かをラスタライズ処理の最中に判定する判定手段と、
前記判定手段が前記オブジェクトを判定したとき、文書画像供給装置にそのオブジェクトについてオブジェクト取得要求を前記ラスタライズ処理の最中にその時点ではじめて出すデータ転送要求手段と、
を備えたことを特徴とする文書画像印刷システム。 - 階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷文書記述データおよび前記印刷文書記述データによりリンクされたオブジェクトデータを転送供給する文書画像供給装置において、
文書画像形成装置に最上位階層の印刷文書記述データの格納場所を特定する情報を転送する転送手段1と、
ラスタライズ処理の最中にある前記文書画像形成装置からの要求に基づいて前記最上位階層の印刷文書記述データを転送する転送手段2と、
前記ラスタライズ処理の最中にある前記文書画像形成装置からの要求に基づいて前記最上位階層の印刷文書記述データにリンク情報によりリンクされたオブジェクトデータをその時点ではじめて転送する転送手段3と
を備えたことを特徴とする文書画像供給装置。 - 階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷文書記述データおよび前記印刷文書記述データによりリンクされたオブジェクトのデータを転送供給する文書画像供給装置において、
ラスタライズ処理の最中にある文書画像形成装置に最上位階層の印刷文書記述データを転送する転送手段4と、
前記ラスタライズ処理の最中にある前記文書画像形成装置からの要求に基づいて前記最上位階層の印刷文書記述データにリンク情報によりリンクされたオブジェクトデータをその時点ではじめて転送する転送手段3と
を備えたことを特徴とする文書画像供給装置。 - 通信手段により接続された文書画像供給装置と画像形成装置との間で利用される、階層構造を持つリンクファイル形式で記述された印刷記述データに基づく画像データ転送方法であって、
上記階層構造の最上位階層の印刷記述データを前記文書画像供給装置からラスタライズ処理の最中にある前記画像形成装置に転送する手順と、
前記画像形成装置が、ラスタライズ処理の最中において、前記最上位階層に記載されたリンク情報を検出したとき、前記文書画像供給装置にデータ転送要求をすることで、前記リンク情報に対応するオブジェクトデータが複数回に分けて前記文書画像供給装置から前記画像形成装置にそれぞれその時点ではじめて転送される手順と、
を備えたことを特徴とする画像データ転送方法。 - 前記画像形成装置は、前記リンク情報に対応するオブジェクトデータの転送を、前記画像形成装置の印刷処理の進捗に合わせて、複数回に分けて要求する請求項28に記載の画像データ転送方法。
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