JP2000066867A - プリンタ装置およびページ情報印刷制御用プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

プリンタ装置およびページ情報印刷制御用プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2000066867A
JP2000066867A JP10238361A JP23836198A JP2000066867A JP 2000066867 A JP2000066867 A JP 2000066867A JP 10238361 A JP10238361 A JP 10238361A JP 23836198 A JP23836198 A JP 23836198A JP 2000066867 A JP2000066867 A JP 2000066867A
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JP10238361A
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Naoyuki Shimizu
尚之 清水
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ装置単独でMLにより記述されたペ
ージを印刷出力すること。 【解決手段】 ネットワークと接続されたインタフェー
ス部12と、このインタフェース部12で受信したデー
タをイメージデータへ展開する展開部3と、この展開部
3によって展開されたイメージデータを印刷出力する印
刷部7と、この印刷部7へ記録用紙を供給する給紙部1
4とを備えている。しかも、プリンタ装置は、ネットワ
ークを介して接続される接続先およびページ情報の所在
を示す所在情報を記憶した所在情報記憶部13と、この
所在情報記憶部13に格納された所在情報に従って予め
定められた接続先へアクセスすると共に当該接続先から
ページ情報を受信するアクセス管理部10と、このアク
セス管理部10にて受信したページ情報を前記展開部3
に出力するページ情報出力部1とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置に係
り、特に、LANに接続されたプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、書式情報などを指示するタグ
をテキストに加えたハイパーテキストなどのメイクアッ
プランゲージ(ML)をブラウザソフトを使用してコン
ピュータディスプレイに表示することが行われている。
MLとしては、HTML(HyperTextMarkupLanguage)
やXML(ExtensibleMarkupLanguage)がある。このM
Lで記述されたファイルはWebサーバに格納されてお
り、種々のネットワークを介してWebサーバと接続し
たブラウザは、MLを解釈してディスプレイに表示す
る。
【0003】このようなMLで記述されたファイルの単
位をWebページという。従来のWebページを印刷す
るためのプリンタ装置及びそのシステム構成を図・を参
照して説明する。図・に示すシステムは、パーソナルコ
ンピュータと、プリンタ装置とを備えている。パーソナ
ルコンピュータは、MLで記述されたWebページを解
釈してディスプレイに表示制御するブラウザソフトと、
このブラウザソフトから出力されるデータをプリンタ記
述言語に変換するプリンタドライバとを備えている。ま
た、プリンタ装置51は、一般的なプリンタ装置であ
り、ローカルI/F部やLANI/F部を有する。
【0004】パソナルコンピュータ52でブラウザソフ
トウェアを起動してそのWebページを表示させる。そ
の後ブラウザソフトウェアにて印刷命令を受信すると、
ブラウザソフトウエアは、Webページをパーソナルコ
ンピュータのオペレーティングシステム(OS)に引き
渡す。OSでは、プリンタドライバが、プリンタアリゴ
リズムによって主にディスプレイに表示されているグラ
フィック情報を元にプリンタ装置51が解釈出来るプリ
ンタ制御言語に変換し、プリンタ装置に出力する。ま
た、パーソナルコンピュータ52側でビットマップデー
タまで変換して、通常のアプリケーションソフトウェア
と同様に、それらのデータをプリンタ装置51に転送す
るようにしても良い。これにより、Webページが印刷
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブラウザソフトウェアによるWebページの印刷におい
ては、第1に、プリンタ装置単独ではWebページの印
刷が出来ない、という不都合があった。
【0006】第2に、Webページの印刷がパーソナル
コンピュータ上のブラウザソフトウェアの印刷機能を用
いているため、エミュレーションを行うブラウザソフト
ウェアが稼動したコンピュータ機器のプリンタアルゴリ
ズムや複数のブラウザソフトウェアのそのアルゴリズム
処理差によって、最終的な印字結果に差が生じたり、プ
リンタアルゴリズムがグラフィック処理を元に構築され
ている場合は、印字結果を編集できない、という不都合
があった。
【0007】また、ファクシミリ装置の同報通信に変え
て、インターネットを介して同一の情報を多数の機器に
送信しようとしても、ディスプレイにてブラウザで閲覧
することはできるが、ファクシミリ装置のように、これ
を印刷物として直接配布することができない、という不
都合があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、プリンタ装置単独でMLにより記述され
たページを印刷出力することのできるプリンタ装置を提
供することを、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ネ
ットワークと接続されたインタフェース部と、このイン
タフェース部で受信したデータをイメージデータへ展開
する展開部と、この展開部によって展開されたイメージ
データを印刷出力する印刷部と、この印刷部へ記録用紙
を供給する給紙部とを備えている。さらに、ネットワー
クを介して接続される接続先およびページ情報の所在を
示す所在情報を記憶した所在情報記憶部と、この所在情
報記憶部に格納された所在情報に従って予め定められた
接続先へアクセスすると共に当該接続先からページ情報
を受信するアクセス管理部と、このアクセス管理部にて
受信したページ情報を前記展開部に出力するページ情報
出力部とを備えた、という構成を採っている。これによ
り前述した目的を達成しようとするものである。
【0010】所在情報記憶部には、予めページ情報の所
在を示す所在情報が格納される所在情報としては、例え
ばインターネット内の位置を示すURL(Universal Re
source Locator)などがある。比較的小規模のLANな
どでファイルの共有を行う場合には、ディレクトリ名お
よびファイル名となる。アクセス管理部は、プリンタ装
置のインタフェースを介して所在情報で示される場所の
ページ情報を受信する。ページ情報出力部は、アクセス
管理部にて受信したページ情報を展開部に出力する。す
ると、展開部はこのページ情報をイメージデータに展開
する。そして、印刷部は、当該イメージデータを記録用
紙に印刷出力する。これにより、プリンタ装置単体でネ
ットワーク先の任意のページを印刷出力する。
【0011】また、ページ情報の種別に応じて、ページ
情報をプリンタ記述言語に編集するための構成を付加す
るようにしてもよい。さらに他の例としては、同一の所
在情報に対して、1日おきや1週間おきなどアクセスす
る周期を定めておくと、例えばインターネットを介して
同一情報を多数のプリンタ装置に周期的に配布すること
ができる。
【0012】ある実施形態では、文書型宣言可能なメイ
クアップランゲージでページ情報が記述される。この文
書型宣言のうち、印刷に関係するものを解析し、展開部
へ宣言する手段を備えるとよい。この場合、例えば、パ
スワードが入力される項目については印刷不可との宣言
をしておき、すると、パスワードについては印刷を行わ
ないなどの処理が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明によるプリンタ装置の構成
を示すブロック図である。本実施形態によるプリンタ装
置は、ネットワークと接続されたインタフェース部12
と、このインタフェース部12で受信したデータをイメ
ージデータへ展開する展開部3と、この展開部3によっ
て展開されたイメージデータを印刷出力する印刷部7
と、この印刷部7へ記録用紙を供給する給紙部14とを
備えている。
【0015】しかも、プリンタ装置は、ネットワークを
介して接続される接続先およびページ情報の所在を示す
所在情報を記憶した所在情報記憶部13と、この所在情
報記憶部13に格納された所在情報に従って予め定めら
れた接続先へアクセスすると共に当該接続先からページ
情報を受信するアクセス管理部10と、このアクセス管
理部10にて受信したページ情報を前記展開部3に出力
するページ情報出力部1とを備えている。
【0016】ページ情報としては、HTML(Hyper Te
xt Markup Language)やXML(Extensible Markup La
nguage)で記述されたML形式のファイルがある。この
ようなML形式ファイルのインターネット内の位置は、
URL(Universal ResourceLocator)情報によって示
される。所在情報記憶部は、例えばこのURLを記憶す
る。アクセス管理部10は、所在情報記憶部に格納され
たURLに従って、インタフェース部12を介してイン
ターネットに接続されたサーバからHTML等で記述さ
れたページ情報を受信する。
【0017】次いで、ページ情報出力部は、アクセス管
理部にて受信したページ情報を展開部3へ出力する。こ
のとき、ページ情報出力部は、種々の編集処理を行うよ
うにしてもよい。たとえばページ情報がHTMLで記述
されたものである場合には、そのタグに従ってフォント
や表などの編集処理を行い、その後展開部3に出力する
ようにしてもよい。
【0018】図1に示すアクセス管理部10やページ情
報出力部は、ページ情報印刷制御用プログラムを実行す
る演算手段(中央処理装置)と、記憶手段(主記憶装置
および補助記憶装置)にて実現することができる。この
構成を図2に示す。ページ情報印刷制御用プログラム
は、記憶手段16に格納されており、演算手段15は、
このプログラムを実行する。このプログラムは、CD−
ROMなどの記憶媒体に格納して供給することができ
る。プリンタ装置がCD−ROMなどと直接接続されな
い場合であっても、ネットワークを介してプログラムを
プリンタ装置にインストールすることができる。
【0019】ページ情報印刷制御用プログラムは、演算
手段15を動作させる指令として、ネットワークを介し
て接続される接続先およびページ情報の所在を示す所在
情報を予め前記記憶手段に格納させる指令と、前記記憶
手段に格納された所在情報に従って前記ネットワークを
介して予め定められた接続先へアクセスさせると共に当
該接続先からページ情報を受信させる指令と、受信した
ページ情報をイメージデータに変換させる指令と、イメ
ージデータを前記印刷手段にて印刷させる指令とを備え
る。また、ページ情報を印刷用に編集する処理などにつ
いても、プログラムの指令を加えることで実現できる。
もちろん、プログラムを用いずに、論理回路により実現
するようにしてもよい。
【0020】図1および図2に示す例では、ページ情報
出力部1は、以下のような種々の機能をさらに備えるよ
うにするとよい。例えば、ページ情報がメイクアップラ
ンゲージで記述されたデータである場合には、ページ情
報出力部1は、当該ページ情報をプリンタ記述言語での
データに変換する変換手段を備えるとよい。すると、プ
リンタ装置内でMLによるページの内容を生成して、そ
の後印刷出力することができる。これにより、ネットワ
ークにて伝送するページ情報のファイルサイズを小さく
しつつ、多様な表現を行うことができる。
【0021】また、この場合、ページ情報出力部1は、
前記メイクアップランゲージでの表現を指示するための
タグについて各タグ毎に印刷での有効・無効や代替表現
の指定などの編集指定情報を予め記憶する編集情報記憶
手段と、この編集情報記憶手段に格納された編集指定情
報に従って前記ページ情報を編集するページ情報編集手
段とを備えるとよい。この編集指定情報に基づく編集処
理を行うことで、同一のページ情報についてディスプレ
イへの表示と印刷での表示とに変化を加えることができ
る。
【0022】また、MLによるページ情報はディスプレ
イに表示することを前提とするものであるため、印刷す
るときに用紙サイズによっては見づらくなってしまう。
このような不都合を解決するには、ページ情報出力部1
が、給紙部14に蓄積される記録用紙の大きさに応じて
前記ページ情報の印刷サイズを編集する印刷サイズ編集
手段を備えるとよい。
【0023】ページ情報出力部1は、また、ページ情報
内に画像データが含まれる場合には、給紙部14に蓄積
される記録用紙の大きさに応じてページ情報の印刷サイ
ズを編集し、さらに、当該編集による大きさへ前記画像
データを拡大又は縮小する画像合成手段を備えるとよ
い。これにより、画像を含むページ情報を印刷する記録
用紙の大きさに合わせてページ情報をレイアウトするこ
とができる。
【0024】また、ページ情報出力部1は、ページ情報
を正常に受信できなかった場合には当該正常に受信でき
なかった旨のエラー情報を展開部へ出力するエラー出力
手段を備えるとよい。すると、本来印刷すべきページ情
報を正常に受信できなかった旨をユーザに通知すること
ができる。
【0025】このようにして、本願発明では、ML形式
ファイルの情報を特定の用紙に収まるように編集し、且
つそれを印刷することが出来るMLページ編集機能をプ
リンタ本体に内蔵しているので、パーソナルコンピュー
タ等のコンピュータ機器とその上で動作するML形式フ
ァイルを表示するブラウザソフトウェアが無くても、M
L形式ファイルの情報を印刷することが出来る。又、M
Lページ編集では、MLタグの中で無効にするタグを指
定出来たり、タグの属性を独自に変更する機能を有する
ことで、よりML形式ファイルを印刷するのに最適な加
工を施すことが、可能である。
【0026】さらにプリンタ装置に現在装着されている
複数の用紙サイズの中から最適なサイズを選択して編集
を行うことが出来るので、あるサイズの用紙が無くなっ
ても違うサイズの用紙を使ってページ編集処理を継続出
来る為、画像を欠損すること無く、印字の結果を得られ
る。また、WebページとしてML形式ファイルの内容
やURL情報の両方を記憶しておける記憶部を有するこ
とで、印刷したML形式ファイルの内容を再度印刷した
り、定期的に印刷を行うML形式ファイルの位置示すU
RL情報に別名を付けて参照可能にするような操作性の
向上を計ることができる。
【0027】
【実施例】図3は本発明の実施例の構成を示すブロック
図である。MLページ編集部(ページ情報出力部)1
は、ML形式ファイルに記述されているフォント指定な
どの属性情報を含んだ文字情報やjpegやGIF形式
のイメージ情報を、印刷する記録用紙のサイズに収まる
ように編集を行い、編集の結果をページ毎にMLエミュ
レーション部2に引き渡す。MLエミュレーション部2
は、そのページ毎の編集されたML形式情報から本プリ
ンタ装置が描画を制御するのに使用している中間コード
に展開する。ML描画部(展開部)3は、MLエミュレ
ーション部2からの中間コードを受け付け、フォント展
開部4やイメージ展開部5を用いて、印字情報を制御コ
ードに変換する。印字制御部6は、ML描画部3からの
制御コードを受けて印字機構を有するエンジン部7を制
御し、印刷処理を実行する。
【0028】ローカルI/F部8は、セントロニクスや
USBなどのコンピュータ装置と直に接続され、ML形
式ファイルを受信することができ、その受信したML形
式ファイルをMLページ編集部1に引き渡す。本実施例
では、ローカルI/F部8に加え、LANI/F部12
を備えている。そして、プリンタ装置から直接LANに
接続でき、LAN経由でTCP/IPプロトコルを用い
たデータの伝送制御が可能である。HTTP制御部11
は、そのLANI/F部12を用い、HTTPプロトコ
ルの特にクライアント側の制御を実現する。
【0029】操作部9によりオペレータからインターネ
ット環境のML形式ファイルの位置を示すURL情報が
入力されると、その入力されたURL情報は、Web管
理部(アクセス管理部)10に通知される。このような
操作部9からの起動の指示やまたは一般的な時計機能を
利用した定期的な起動を受け付けたWeb管理部10
は、HTTP制御部11を制御すると共に、そのURL
情報をHTTP制御部11に指示し、該当するML形式
の内容を受け取る。その後、印刷を行う場合は、その内
容をMLページ編集部1に引き渡し、印刷処理を起動す
る。又、ML形式ファイルを直ぐに印刷せずWebペー
ジ記憶部13によりML形式ファイルの情報やURL情
報を一時的に記憶することも出来る為、操作部9から必
要な時に印刷を再起動することも可能である。
【0030】図4にMLページ編集部1及びMLエミュ
レーション部2の詳細な構成を示す。ML解析部20
は、ML形式ファイルを受け付け、その内容をMLの言
語体系に従って解析する。解析の際、予めML形式ファ
イルに組み込まれている文字情報の他に、GIFやjp
eg等の画像ファイルをインターネット上のリンク画像
として指定されている場合には、Webアクセス管理部
22に対して画像ファイルの引き取りを指示する。ML
編集操作部21は、解析を行う際の各種タグを有効とす
るか無効とするかの指定や、代替機能の定義等の独自の
編集指定情報を保持しており、その情報を元にML解析
部20は解析を操作する。
【0031】これにより、例えば、背景画像を無効にし
たり、プリンタ装置として編集不可なフォントが指定さ
れている場合は内蔵フォントに置き換えたり、あるしき
い値以下のフォントサイズを大きなフォントに置き換え
たり、色指定を印字濃度で調整したり、することで編集
フォーマットの操作が可能である。
【0032】Webアクセス管理部22は、Web管理
部10経由で、ML形式ファイル自体の引き取りに加
え、ML形式ファイル内でのリンク指定されている画像
ファイル等を引き取りをも制御する。1つのML形式フ
ァイルの全ての情報がページレイアウト部23に集めら
れると、ページレイアウト部23は、プリンタ状態管理
部26から印刷可能な記録用紙を選択し、その用紙に収
まるようにページのレイアウトを決定してゆく。
【0033】この時、ページレイアウト部23は、まず
画像領域と文字領域のページ内のマッピングをまず決定
し、同時に改ページ制御も行う。画像領域への画像情報
に関しては、ML編集操作部21で許容された縮小率ま
で縮小してレイアウトすることも可能とする。レイアウ
トが決定するとページ合成処理部24において、画像領
域と文字領域のそれぞれをページ内情報として合成す
る。
【0034】この合成は、ML形式の元の内容に加え、
各種タグのページロケーション情報等の文書型構造を規
定する情報の付加することで実現される。合成されたM
L形式ファイルの情報は最終的にMLエミュレーション
部2によって、プリンタ装置の図1のML描画部3が解
釈出来る中間コードに変換し、さらにML描画部3によ
って制御コード化されて、それ以降は、一般的なプリン
タ装置と同様に、印刷処理が行われる。
【0035】印刷制御部6とエンジン部7並びに給紙部
14については、従来のプリンタ装置と同様の構成を採
用するとよい。
【0036】次に、ML形式ファイルを編集する動作を
図5に示すフローチャートを使用して説明する。ML形
式ファイルがML解析部20に与えられると、ML解析
部20は、ML編集操作部21からML形式ファイルの
タグの内、独自の編集操作を行うタグおよびその操作内
容を読み出す(ステップA1)。その後、ML形式ファ
イルをオープンするが、その時に、レイアウト解析した
内容を保持する新規のレイアウト解析ファイルを用意す
る(ステップA2)。続いて、オープンしたML形式フ
ァイルの先頭から順次、タグ情報を読み出す(ステップ
A3)。読み出したタグを解析することで、大きく、3
つの処理に分岐される(ステップA4)。
【0037】まず、読み出したタグを処理出来ないかま
たは無視する設定がML編集操作部21にされているも
場合、そのタグが終了するまでスキップさせる(ステッ
プA7)。この時は、当然レイアウト解析ファイルに、
何も出力されない。タグが、画像情報等でリンク先を示
している場合は、そのリンク先にWebアクセス管理部
22を経由してアクセスする(ステップA8)。アクセ
スの結果、正常に画像を取り込めた場合には、その画像
と共に、画像の種別や画像の大きさ、解像度等の画像付
加情報をレイアウト解析ファイルに出力する(ステップ
A9及びA11)。もし、画像へのアクセスがタイムア
ウト又は認証エラー等になった場合は、エラーとして、
例えばエラーとなった事を新たに文字情報としてレイア
ウト解析ファイルに出力してもよい(ステップA10及
びA11)。
【0038】タグが有効で、且つ新たなリンク参照も無
い文字系の情報の場合は、まず文字情報に割り当てられ
た属性が編集出来るか、チェックし、もし編集出来ない
場合や先程のML編集操作が指示されているような場合
は、属性情報を変更して、これも先程と同様、レイアウ
ト解析ファイルに追加する(ステップA5及びA1
1)。このようなタグの読み出しを行ってゆき、その結
果をレイアウト解析ファイルに出力することを、ML形
式ファイルの最後まで行い(ステップA12)、タグの
解析が終了すると、出来たレイアウト解析ファイルを特
定の印刷を行う記録紙に収まるように、ページ合成を実
施する(ステップA13)。合成した結果を元に、この
プリンタ装置で扱うエミュレーション処理用の中間コー
ドに展開し(ステップA14)、その後は、通常のプリ
ンタ装置と同様、印刷を実行する。
【0039】上述したように本実施形態によると、次の
効果を奏する。第1の効果はML形式ファイルの情報を
特定の用紙に収まるように編集し、且つそれを印刷する
ことが出来るMLページ編集機能をプリンタ本体に内蔵
しているので、パーソナルコンピュータ等のコンピュー
タ機器とその上で動作するML形式ファイルを表示する
ブラウザソフトウェアが無くてもML形式ファイルの情
報を印刷することが出来ることである。
【0040】第2の効果はMLページを編集する際タグ
の中で印字を無効にするタグを指定出来たり、タグの属
性を独自に変更することが出来るので、本プリンタ装置
でML形式ファイルを印刷するのに最適な加工を施すこ
とが出来ることである。
【0041】第3の効果は本プリンタ装置に現在装着さ
れている複数の用紙サイズの中から最適なサイズを選択
して編集を行うことが出来るので、あるサイズの用紙が
印刷の途中に無くなっても違うサイズの用紙を使ってペ
ージ編集処理を継続出来、さらにそのような場合でも画
像を欠損することの無い印字結果を得られることであ
る。
【0042】第4の効果は、WebページとしてML形
式ファイルの内容やURL情報の両方を記憶しておける
記憶部を有することで、印刷したML形式ファイルの内
容を再度印刷したり、定期的に印刷を行うML形式ファ
イルの位置示すURL情報に別名を付けて参照可能にす
るような操作性の向上を計ることが出来ることである。
【0043】本発明の他の実施例として、ML形式ファ
イルが「XML」限定される場合を説明する。XML形
式ファイルで印刷を制御する文書型宣言が追加されてい
る場合に、MLページ編集部1について、さらに次の構
成を採るとよい。これを図6に示す。
【0044】図6において、まずML解析部20にXM
L形式で且つ文書型宣言を持ったファイルが引き渡され
たとした場合、ML解析部20は、文書型宣言「!DOCTY
PE」があると、その解析を文書型宣言解析部41に指示
する。その指示を受けて文書型宣言解析部41は、文書
型宣言にアクセスし、その内容を取得、そして解析す
る。
【0045】この時、解析した時に印刷制御用に宣言さ
れ、且つ、本プリンタ装置にも有効なものが含まれてい
る場合には、それを従ってレイアウト及びエミュレーシ
ョン処理を行うことが可能である。文書型宣言の内、印
刷制御用として考えられる宣言としては、用紙指定等の
一般的な指定以外に、プリンタ装置としては一般的に用
いられている、印刷用ジョブ制御言語(例えば、PJ
L)と同等か、またはそれに準ずるものが想定される。
【0046】これらの印刷制御用宣言と、さらに実施例
で説明したML編集操作部21の指定も有効とする。こ
のように、本実施例では、XMLファイルで指示された
文書型宣言の内で印刷制御用の宣言を解析し、その内、
印刷制御に有効なもの用いてページのレイアウトやエミ
ュレーション処理を実行する手段を設けたことで、印刷
を起動する側でなく、XMLページを公開している方か
ら、そのページを見るだけでなく、印刷する場合のペー
ジ構成等を操作することが可能となる。
【0047】これにより、例えば、パスワードや個人の
機密情報等、ブラウザからの表示/参照出来るが、その
ページを印刷しようとしても、それらの情報をマスクし
て必ず塗りつぶてしまう、といった印刷することによる
機密情報の漏洩を未然に防ぐ、ことにも利用出来る。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、アクセス管理部が、プリンタ装置
のインタフェースを介して所在情報記憶部に格納された
所在情報で示される場所のページ情報を受信し、ページ
情報出力部が、受信したページ情報を展開部に出力する
ため、プリンタ装置単独でネットワークに接続された装
置に格納されたページ情報を印刷出力することができ、
さらに、例えば、ページ情報の種別に応じて、ページ情
報をプリンタ記述言語に編集するための構成を付加する
ようにすると、この編集をプリンタ装置側で行うことで
ブラウザソフトによる編集の相違などがなくなり、しか
も、プリンタ装置の給紙部に蓄積された記録用紙の大き
さに合わせてページ情報を編集するなどの処理も可能と
なり、さらには、同一の所在情報に対して、1日おきや
1週間おきなどアクセスする周期を定めておくと、例え
ばインターネットを介して同一情報を多数のプリンタ装
置に周期的に配布することができるという従来にない優
れたプリンタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示したプリンタ装置の制御系のハードウ
エア資源の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3に示したMLページ編集部の詳細構成を示
すブロック図である。
【図5】本実施例の編集処理例を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】従来のページ情報印刷システムの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 ページ情報出力部(MLページ編集部) 3 展開部(ML描画部) 7 印刷部(印刷手段,エンジン部) 10 アクセス管理部 13 所在情報記憶部(Webページ記憶部) 14 給紙部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークと接続されたインタフェー
    ス部と、このインタフェース部で受信したデータをイメ
    ージデータへ展開する展開部と、この展開部によって展
    開されたイメージデータを印刷出力する印刷部と、この
    印刷部へ記録用紙を供給する給紙部とを備えると共に、 前記ネットワークを介して接続される接続先およびペー
    ジ情報の所在を示す所在情報を記憶した所在情報記憶部
    と、この所在情報記憶部に格納された所在情報に従って
    予め定められた接続先へアクセスすると共に当該接続先
    からページ情報を受信するアクセス管理部と、このアク
    セス管理部にて受信したページ情報を前記展開部に出力
    するページ情報出力部とを備えたことを特徴とするプリ
    ンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記ページ情報出力部は、前記ページ情
    報がメイクアップランゲージで記述されたデータである
    場合には当該ページ情報をプリンタ記述言語でのデータ
    に変換する変換手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記ページ情報出力部は、前記メイクア
    ップランゲージでの表現を指示するためのタグについて
    各タグ毎に印刷での有効・無効や代替表現の指定などの
    編集指定情報を予め記憶する編集情報記憶手段と、この
    編集情報記憶手段に格納された編集指定情報に従って前
    記ページ情報を編集するページ情報編集手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項2記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記ページ情報出力部は、前記給紙部に
    蓄積される記録用紙の大きさに応じて前記ページ情報の
    印刷サイズを編集する印刷サイズ編集手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2または3記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記ページ情報出力部は、前記ページ情
    報内に画像データが含まれる場合には前記給紙部に蓄積
    される記録用紙の大きさに応じて前記ページ情報の印刷
    サイズを編集すると共に当該編集による大きさへ前記画
    像データを拡大又は縮小する画像合成手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記ページ情報出力部は、前記ページ情
    報を正常に受信できなかった場合には当該正常に受信で
    きなかった旨のエラー情報を前記展開部へ出力するエラ
    ー出力手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のプ
    リンタ装置。
  7. 【請求項7】 前記ページ情報出力部は、前記ページ情
    報に文書型宣言が含まれている場合には当該文書型宣言
    を解析すると共に当該解析結果に従って前記展開部に宣
    言する型宣言手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 前記ページ情報出力部は、前記文書型宣
    言によって前記ページ情報内のある項目について印刷不
    可との宣言が含まれていた場合は当該項目をマスクして
    前記展開部に出力するマスク手段を備えたことを特徴と
    する請求項7記載のプリンタ装置。
  9. 【請求項9】 前記アクセス管理手段は、前記ページ情
    報を受信する周期を設定する受信周期設定手段と、この
    受信周期設定手段にて設定された周期によるタイミング
    で前記ページ情報にアクセスする手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークに接続され、プログラム
    を実行する演算手段と、データを記憶する記憶手段と、
    イメージデータを印刷出力する印刷手段とを備えたプリ
    ンタ装置を使用してネットワークを介した接続先のペー
    ジ情報を印刷するためのページ情報印刷制御用プログラ
    ムを記憶した記憶媒体であって、 前記ページ情報印刷制御用プログラムは、前記演算手段
    を動作させる指令として、 前記ネットワークを介して接続される接続先およびペー
    ジ情報の所在を示す所在情報を予め前記記憶手段に格納
    させる指令と、前記記憶手段に格納された所在情報に従
    って前記ネットワークを介して予め定められた接続先へ
    アクセスさせると共に当該接続先からページ情報を受信
    させる指令と、受信したページ情報をイメージデータに
    変換させる指令と、イメージデータを前記印刷手段にて
    印刷させる指令とを備えたことを特徴とするページ情報
    印刷制御用プログラムを記憶した記憶媒体。
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