JP2007174352A - ファイル共有プロトコルを用いた制御による電子機器装置及び制御プログラム、管理端末装置 - Google Patents

ファイル共有プロトコルを用いた制御による電子機器装置及び制御プログラム、管理端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】MFP装置などの電子機器の管理制御を行う際に、管理端末装置に専用アプリケーションを導入したり、MFP装置内に内部ウェブサーバを導入したりせずに、既知のファイル操作アプリケーションのGUI操作により、MFP装置の管理制御を行うこと。
【解決手段】管理端末装置上のファイル操作アプリケーションのGUI操作によって送受信されるファイル共有プロトコルをMFP装置を管理制御する命令信号及び応答信号に変換するファイルシステム変換機構をMFP装置内に搭載する。これにより、管理端末装置に新しくアプリケーションソフトなどを導入する必要や、ないしはMFP装置内に内部ウェブサーバを搭載する必要が無くなり、管理端末装置上に搭載されている既存のファイル操作アプリケーションのGUIを用いたファイルやフォルダの操作によって、MFP装置の管理制御を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチファンクショナルペリフェラル(MFP(Multi Functional Peripheral)装置)などの電子機器装置をファイル共有プロトコルを用いて制御を行うことができる電子機器装置及び制御プログラム及び管理端末装置に関するものである。
従来、プリンタ機能等の複数の機能を備えた複合機であるMFP装置などを管理制御する方法として、管理端末装置であるパーソナルコンピュータ上にMFP装置を制御するための専用のアプリケーションをインストールし、その専用アプリケーションプログラムによりMFP装置を管理及び制御する方法がある。
また、MFP装置内に内部ウェブサーバを搭載し、その内部ウェブサーバに管理端末装置からアクセスして操作を行いMFP装置を制御する方法がある。
しかし上記による方法においては、以下に述べるような問題があった。管理端末装置上の専用のアプリケーションプログラムを用いる方法では、前記管理端末装置上にアプリケーションプログラムをインストールするには、セキュリティの観点上から制限がかかるようになってきた。よって管理目的のアプリケーションソフトウェアの導入といえども、任意な導入に依存する管理スキームに替わる手段を検討しなければならなくなってきた。
また、MFP装置内に内部ウェブサーバ機能を搭載して提供するウェブページによりMFP装置の管理及び制御手段を提供する方法では、一般に前記のウェブページの言語対応は組込み装置の記憶装置の制限により限られている。そのため、出荷先に合わせて搭載するウェブページ構成の差し替えが必要であった。また、ウェブブラウザ機種間での表示の差異を吸収するためにウェブページは比較的単純な要素で構成されることが多く、その操作感にかけることが多かった。
特開2003−167712号公報 特開2000−315131号公報 特開2005−100354号公報
解決しようとする問題点は、電子機器装置の制御を行うために管理端末に専用アプリケーションプログラムを導入しなければならないか、または、前記電子機器装置の内部にウェブサーバ機能を搭載しなければいけないという点である。
電子機器装置の制御を行うために管理端末に専用アプリケーションを導入せず、しかも電子機器装置の内部にウェブサーバ機能を搭載せずとも実行部を制御可能とするため、電子機器装置は、管理端末との間で送受信されるファイル共有プロトコルを用いて動作する電子機器装置であって、制御信号を受信して当該制御信号に応じた機能を実行する実行部と、前記制御信号を前記実行部に転送する制御機構部と、前記管理端末との間で前記ファイル共有プロトコルを送受信する通信機構部と、前記制御機構部から転送された前記制御信号を前記ファイル共有プロトコルに変換した後、前記通信機構部へ転送すると共に、前記通信機構部から転送された前記ファイル共有プロトコルを制御信号に変換した後、前記制御機構部へ転送するファイルシステム変換部とを備えたことを最も主要な特徴とする。
プログラムは、管理端末との間で送受信されるファイル共有プロトコルを用いて動作する電子機器装置の制御プログラムであって、コンピュータを、制御信号を受信して当該制御信号に応じた機能を実行する実行手段と、前記制御信号を前記実行手段に転送する制御手段と、前記管理端末との間で前記ファイル共有プロトコルを送受信する通信手段と、前記制御機構部から転送された前記制御信号を前記ファイル共有プロトコルに変換した後、前記通信機構部へ転送すると共に、前記通信機構部から転送された前記ファイル共有プロトコルを制御信号に変換した後、前記制御機構部へ転送するファイル共有プロトコル変換手段として機能させることを最も主要な特徴とする。
管理端末装置は、実行に関するファイルを管理端末装置の画面上で操作を行うためのファイル操作アプリケーションを備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明の電子機器装置は、管理端末との間で送受信されるファイル共有プロトコルを用いて動作する電子機器装置であって、制御信号を受信して当該制御信号に応じた機能を実行する実行部と、前記制御信号を前記実行部に転送する制御機構部と、前記管理端末との間で前記ファイル共有プロトコルを送受信する通信機構部と、前記制御機構部から転送された前記制御信号を前記ファイル共有プロトコルに変換した後、前記通信機構部へ転送すると共に、前記通信機構部から転送された前記ファイル共有プロトコルを制御信号に変換した後、前記制御機構部へ転送するファイルシステム変換部とを備えたため、管理端末側に標準搭載されている既存のファイル管理アプリケーションによって管理制御する利点がある。
また、電子機器装置の管理及び制御するための専用のアプリケーションプログラムの準備が不要となる利点がある。
また、電子機器装置の内部に管理制御のためのウェブサーバを搭載する必要が無くなる利点がある。
MFP装置などの電子機器装置の管理及び制御をするために、専用のアプリケーションプログラムを必要とせず、また、電子機器装置の内部にウェブサーバを搭載する必要も無くすという目的を、電子機器装置内に、ファイル共有プロトコルを電子機器装置の管理制御命令に変換するファイルシステム変換部を設けたことにより実現した。
[MFP装置と管理端末のシステム構成]
図1に本発明の実施例であるMFP装置1と同装置を管理制御する管理端末装置3のシステム構成を表す。
管理端末装置3上には、OS(オペレーティングシステム)43、ファイルシステム45、ファイル操作アプリケーション41が搭載されている。
MFP装置1には、操作パネル部11、制御機構部13、ファイルシステム変換部15、通信機構部17が搭載されており、MFP装置の所定の機能を実行する実行部として印刷機能部21、読取機能部23、保存機能部25、送信機能部27、受信機能部29、初期設定機能部31、履歴部33が搭載されている。
操作パネル部11は、MFP装置が管理端末装置に接続されていない状態でもMFP装置の操作を行う機能を持つ。制御機構部13は機能実行のための制御信号をファイルシステム変換部15と実行部(21〜33)との間で受け渡す。ファイルシステム変換部15はファイル共有プロトコルと制御信号との変換を行う。通信機構部17は管理端末装置3との通信を受け持つ。実行部としては以下の各機能部がある。印刷機能部21は白黒印刷やカラー印刷などを行う。読取機能部23は原稿読取台よりの原稿読み取り機能を行う。保存機能部25はMFP装置の原稿を読取を行った際及び通信ネットワークを通じデータを受信した際にそのデータの一時保存を行う。送信機能部27はFAX送信及び電子メール送信を行う。受信機能部29はFAX受信及び電子メール受信を行う。初期設定機能部31はMFP装置の言語設定などの初期設定を行う。履歴部33は電子メール送受信及びFAX送受信の履歴を記録する。
[MFP装置内での信号の流れ]
MFP装置1が管理端末装置3と接続されると、前記MFP装置1と前記管理端末装置3との間でファイル共有プロトコル(例えばCIFS)に沿った、信号のやり取り(ネゴシエーション)が行われ、前記MFP装置1は、自身が1台のサーバ装置であるように前記ファイル共有プロトコルを用いて前記管理端末装置3に応答する。その応答信号は、MFP装置の制御機構部13から、ファイルシステム変換部15を通り、ファイルシステム変換部内で、ファイル共有プロトコルに変換され、次に通信機構部17を通して管理端末装置3に送られる。その結果、管理端末装置3上では、MFP装置1がファイルシステム45上の一台のサーバ装置として認識されるようになり、管理端末装置3の画面上にMFP装置1のアイコンが表示される。
ユーザが管理端末3の画面上でファイル操作アプリケーション41を用いて、前記MFP装置1のアイコンを開いたり、同MFP装置のアイコン上に文書ファイルをドラッグアンドドロップしたりする操作を行うと、その操作が管理端末3上のファイル共有システムの操作プロトコルとして、ネットワークやUSBポートやパラレルポート等を介してMFP装置1の通信機構部17に送られる。
MFP装置1の通信機構部17では、受信したファイル共有プロトコルを同装置のファイルシステム変換部15に送信し、同ファイルシステム変換部内で、ファイル共有プロトコルにて表現されているMFP装置の制御命令を同MFP装置の制御機構部13が理解する制御命令に変換する。
制御機構部13は受け取った制御命令をその制御命令に対応した実行部である印刷機能部21、読取機能部23、保存機能部25、送信機能部27、受信機能部29、初期設定機能部31、履歴部33に送信しその制御命令を実行する。
MFP装置1には管理端末装置3が接続されていない状態でも通常の操作を行うことができる操作パネル11が搭載されており、操作パネル11からの操作制御命令は制御機構部13に送られ、上記の管理端末装置からの制御と同様に各実行部(21〜33)が制御命令を実行する。
[ファイルシステム変換部内の構成]
図2にMFP装置1のファイルシステム変換部15について、より詳細に説明する。ファイルシステム変換部15は複数のファイル共有システムプロトコルに対応できるように複数の変換機構部を搭載している。図2では、例としてコモンインターネットファイルシステム(CIFS(Common Internet File System))の変換機構部57とファイルトランスファープロトコル(FTP(File Transfer Protocol))の変換機構部55を搭載していることを示す。
ファイルシステム選択部53は、管理端末装置3が理解するファイル共有プロトコルに対応して、それに合う変換機構部55または57を選択する。
抽象モデル変換部51は、制御機構部13とファイルシステム選択部53の間に位置し、制御信号と抽象モデルとの間の変換を行う。
[ファイルシステム変換部内の信号の流れ]
次にファイルシステム変換部内の信号の流れについて、図2のCIFS(コモンインターネットファイルサービス)変換機構部57を用いて説明する。制御機構部13から抽象モデル変換部51に渡された制御信号は、制御信号から抽象モデルへの変換部105において、ファイル共有プロトコルに依存しないXMLなどによって表記される抽象モデルに変換される。変換された抽象モデルは、ファイルシステム選択部53において管理端末装置が理解するファイル共有プロトコルに合う変換機構部を選択し、例えばCIFS変換機構57に抽象モデルを転送する。CIFS変換機構部57の内部では、受け取った抽象モデルを抽象モデルからファイル共有プロトコルへの変換部107において、CIFSプロトコルに変換される。変換されたCIFSプロトコルは、通信機構部17へ送信され、通信機構部17より管理端末装置3へ送信される。
次に上記とは逆の信号の流れについて説明する。
通信機構部17から、ファイル共有プロトコルであるCIFSの信号は、CIFS変換機構部57へ渡され、その内部でファイル共有プロトコル(CIFS)から抽象モデルへの変換部103において、ファイル共有プロトコルに依存しないXMLなどによって表記される抽象モデルに変換される。変換された抽象モデルは、ファイルシステム選択部53を通り抽象モデル変換部51に渡され、その内部で抽象モデルから制御信号への変換部101に渡され、制御信号に変換される。変換された制御信号は制御機構部13へ送信され、所定の機能を実行する。
[ファイルシステム変換部のプログラムの説明]
ファイルシステム変換部における変換プログラムの動作について、段階ごとに説明する。
図3において、制御機構部からファイルシステム変換部に制御信号が送信されることにより、制御信号をファイル共有システムに変換するプログラムがスタートする(ステップS21)。次に制御信号をファイル共有プロトコルに依存しないXMLなどによって表記される抽象モデルに変換するステップS23が実行される。次にファイルシステム選択部においてファイル共有プロトコルが選択され、そのプロトコルの変換機構に抽象モデルが転送されるステップS25が実行される。次に変換された抽象モデルをCIFSなどの選択されているファイル共有プロトコルに変換するステップS27が実行される。次に変換されたファイル共有プロトコルを通信機構部に送信するステップS29が行われ、変換部プログラムは終了する。
次に逆の信号の流れにおいて動作するプログラムについて段階ごとに説明する。
図4において、管理端末装置から、MFP装置の通信機構部にファイル共有プロトコルが送信されることにより、ファイル共有プロトコルを制御信号に変換するプログラムがスタートする(ステップS1)。次にファイル共有プロトコルをファイル共有プロトコルに依存しないXMLなどによって表記される抽象モデルに変換するステップS3が実行される。次に変換された抽象モデルがファイルシステム選択部を通り抽象モデル変換部に転送されるステップS5が実行される。次に転送された抽象モデルをMFP装置の制御機構部が機能を実行するための制御信号に変換するステップS7が実行される。次に制御信号を制御機構部に送信するステップS9が行われ、変換部プログラムは終了する。
[抽象モデルへの変換の詳細、XMLによる例]
次に抽象モデルへの変換部である、制御信号から抽象モデルへの変換部105において行われる、抽象モデルへの変換について詳細に説明する。抽象モデルとしてXMLによって表記された例を使う。
本発明における抽象モデル変換部105において、MFP装置の諸機能を「フォルダ・ファイル」という構造に再編しなおす。これは現実のファイルシステムに依存しない内部での抽象的なモデルとなる。再編データとしてXMLフォーマットで記述した例を以下に示す。

再編データフォーマットをXMLの抜粋形式で模式的に記載した例

<container id=…, function=…, label=…, item=… >
<content id=…, function=…, label=… />
<content id=…, function=…, label=… />
<container id=…, function=…, label=…, item=… >

</container>

次に管理端末装置上で最初にMFP装置を開いた際に表示されるビュー(図5で示されるもの)をXML形式で表示した例を示す。
Containerノードはいわゆるフォルダを意味し、中に複数のサブアイテム(content)を持つ。ただし、サブフォルダとして表現する場合(containerのアイテムにcontainerがある場合)、アイテムレベルのcontainerはサブアイテムを持たない。下の例ではlabel属性は説明用にあえて直接日本語表記したものである。実際にはローカライズは再編時もしくは各変更機構にて対応されるものとする。

<container id=100, function=001, label=, item=8, rootid=0>
<content id=101, function=010, label=“履歴” />
<content id=102, function=011, label=“状態” />
<content id=103, function=012, label=“設定” />
<container id=210, function=002, label=“カラー出力”, item=0, rootid=100/>
<container id=220, function=003, label=“白黒出力”, item=0, rootid=100/>
<container id=230, function=004, label=“読取済画像”, item=…, rootid=100/>
<container id=240, function=005, label=“受信済画像”, item=…, rootid=100/>
<container id=250, function=006, label=“宛先リスト”, item=…, rootid=100/>
</container>

[管理モデル例]
実際に管理端末装置3上でMFP装置1を操作する方法について説明する。管理端末装置3にMFP装置1が接続されると管理端末装置3上の既存のファイル操作アプリケーション41のGUI画面上にMFP装置1がひとつのワークステーションのアイコンとして表示される。そのアイコンを開くと図5に示すようなビュー61が表示される。同ビュー内には、カラー出力フォルダ63、白黒出力フォルダ65、読取済画像フォルダ67、受信済み画像フォルダ69、履歴ファイル71、状態ファイル73、設定ファイル75、宛先リストフォルダ77が表示されている。以下に各フォルダ、ファイルについて説明する。
「××出力」フォルダ63および65
このフォルダ内にMFP装置で対応しているファイル(PDFファイルなど)をドラッグアンドドロップすることで、そのファイルがMFP装置に送信され(サーバ上のフォルダにファイルが送られる処理と同様)、印刷される。
「××済画像」フォルダ67および69
MFP装置によって画像読取(スキャナやFAX受信)が行われたら、このフォルダ内に画像ファイルが格納されたように見える。このフォルダ内からの移動やコピーをすることで、ユーザは任意な操作を行うことが出来る。
履歴ファイル71
ジョブの処理履歴を表示する。外部アプリケーションとの連携を想定できるようなファイル形式(例えばCSV)で表記することにより、管理端末上で視認することができる。
状態ファイル73
状態を説明する文書、ステータスページとパネル表示内容を持つ。HTML形式の場合ブラウザで開くことが可能。汎用性を考えればテキスト形式とすることも可能。
設定ファイル75
MFP装置の設定を行うファイル。状態ファイル同様、テキスト形式、HTML形式や、XML形式での表記が可能。
「宛先リスト」フォルダ77
リストなので単一のファイルとして表現することも可能だが、宛先リストフォルダ内にここの宛先がファイルとして存在するケースと想定した。図6に読取済画像フォルダと宛先リストフォルダを開いて、読取済画像20050001.jpgを宛先“Mr.A”に送信する際のビューを示す。宛先リストフォルダを開き、送りたい相手先のファイルアイコン上へ画像ファイルをドラッグアンドドロップすることでその宛先へ送信される。FAXで送るか電子メールで送るかなどの選択方法や優先順位は、図6の中の宛先リスト“Ms.B”89の内容を表す91にて表記されるように、あらかじめその宛先ファイルに記載できるものとする。一種の同報通信設定として宛先リスト内に新たに作ったサブフォルダ内へ宛先ファイルを複数コピーしておき、そのフォルダへのドラッグアンドドロップで同報がかかるようにすることができる。
[実施例の効果]
上記の実施例1により、管理端末装置には新しくアプリケーションプログラムを導入すること無く、既存の管理端末装置に搭載されている標準のファイル操作アプリケーションプログラムのグラフィックユーザインターフェース(GUI)による、アイコンのオープンやドラッグアンドドロップ操作や、コマンドラインからの入力によって走査を行うコマンドラインインターフェース(CUI)などのユーザがすでに習熟している方法を用い、MFP装置に対して白黒印刷やカラー印刷の使い分けや電子メール及びFAXの送受信が行える。
また、MFP装置側にも管理制御のための内部ウェブサーバを搭載する必要が無くなる。
この両方の利点により、例えばMFP装置の多言語化に際しても、多言語化に関しての主たる操作部分は、管理端末装置に標準搭載されているオペレーティングシステムとファイル操作アプリケーションが受け持ってくれるので、MFP装置側での多言語化対応に関する部分の作成行程は必要最低限で済む。
[その他]
ファイル共有プロトコルとしては、CIFSやFTPに代えてNFS(Network File System)や、WebDAV(Distributed Authoring Versioning Protocol for the WWW)を使用することも可能である。
MFP装置及び管理端末装置のブロック構成図である(実施例1)。 MFP装置のファイルシステム変換部のブロック構成図である(実施例1)。 制御信号をファイル共有プロトコルに変換するプログラムのフローチャートである。 ファイル共有プロトコルを制御信号に変換するプログラムのフローチャートである。 管理端末上に表示されるMFP装置の管理制御画面の例である。 管理端末上に表示される電子メール送信時の操作画面の例である。
符号の説明
1 MFP装置
3 管理端末装置
11 MFP装置の操作パネル
13 MFP装置の制御機構部
15 MFP装置のファイルシステム変換部
17 MFP装置の通信機構部
21 MFP装置の印刷機能部
23 MFP装置の読取機能部
25 MFP装置の保存機能部
27 MFP装置の送信機能部
29 MFP装置の受信機能部
31 MFP装置の初期設定部
33 MFP装置の履歴部
41 管理端末装置のファイル操作アプリケーション
43 管理端末装置のオペレーティングシステム
45 管理端末装置のファイルシステム
51 MFP装置のファイルシステム変換部内の抽象モデル変換部
53 MFP装置のファイルシステム変換部内のファイルシステム選択部
55 MFP装置のファイルシステム変換部内のFTP(File Transfer Protocol)変換機構部
57 MFP装置のファイルシステム変換部内のCIFS(Common Internet File System)変換機構部
61 管理端末装置上に表示されるMFP装置のアイコンを開いたビュー
63 カラー出力印刷機能を表すフォルダ
65 白黒出力印刷機能を表すフォルダ
67 読取済画像表示機能を表すフォルダ
69 受信済画像表示機能を表すフォルダ
71 履歴表示機能を表すファイル
73 状態表示機能を表すファイル
75 設定表示機能を表すファイル
77 宛先リスト表示機能を表すフォルダ
81 読取済画像フォルダを開いたビュー
83 宛先リストフォルダを開いたビュー
85 2005001.jpgというファイル名の画像ファイル
87 宛先がMr.Aの宛先リストファイル
89 宛先がMs.Bの宛先リストファイル
91 89のファイルを開いたときに表示される内容
101 抽象モデルから制御信号への変換部
103 ファイル共有プロトコル(CIFS)から抽象モデルへの変換部
105 制御信号から抽象モデルへの変換部
107 抽象モデルからファイル共有プロトコル(CIFS)への変換部

Claims (9)

  1. 管理端末との間で送受信されるファイル共有プロトコルを用いて動作する電子機器装置であって、
    制御信号を受信して当該制御信号に応じた機能を実行する実行部と、
    前記制御信号を前記実行部に転送する制御機構部と、
    前記管理端末との間で前記ファイル共有プロトコルを送受信する通信機構部と、
    前記制御機構部から転送された前記制御信号を前記ファイル共有プロトコルに変換した後、前記通信機構部へ転送すると共に、前記通信機構部から転送された前記ファイル共有プロトコルを制御信号に変換した後、前記制御機構部へ転送するファイルシステム変換部と
    を備えたことを特徴とする電子機器装置。
  2. 請求項1記載の電子機器装置であって、
    前記ファイルシステム変換部は、前記制御信号をファイル共有プロトコルに依存しない抽象モデルに変換すると共に抽象モデルを制御信号に変換して前記制御機構部へ転送する抽象モデル変換部と
    前記変換された抽象モデルをファイル共有プロトコルに変換して前記通信機構部に転送すると共に通信機構部から転送されたファイル共有プロトコルをファイル共有プロトコルに依存しない抽象モデルに変換して前記抽象モデル変換部へ転送するファイル共有プロトコル変換機構部と
    を備えたことを特徴とする電子機器装置。
  3. 請求項2記載の電子機器装置であって、
    前記ファイルシステム変換部は、複数のファイル共有プロトコルに応じて複数のファイル共有プロトコル変換機構部を備え、前記ファイル共有プロトコルを予め選択するか又は管理端末装置からの要求に応じて選択されたファイル共有プロトコルに基づき、対応するファイル共有プロトコル変換機構部を選択するファイルシステム選択部を設けた
    ことを特徴とする電子機器装置。
  4. 請求項2または3記載の電子機器装置であって、
    前記抽象モデルは、エクステンシブル・マークアップ言語(XML)により表記される
    ことを特徴とする電子機器装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の電子機器装置であって、
    前記ファイル共有プロトコルは、
    コモンインターネットファイルシステム(CIFS)プロトコルであるか、
    又は、
    ファイルトランスファープロトコル(FTP)である
    ことを特徴とする電子機器装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の電子機器装置であって、
    前記実行部は、
    プリンタ機能やFAX送受信機能等の複数の機能を備えた複合機
    又は
    メール機能等複数の機能を備えたモバイル端末装置
    である
    ことを特徴とする電子機器装置。
  7. 管理端末との間で送受信されるファイル共有プロトコルを用いて動作する電子機器装置の制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    制御信号を受信して当該制御信号に応じた機能を実行する実行手段と、
    前記制御信号を前記実行手段に転送する制御手段と、
    前記管理端末との間で前記ファイル共有プロトコルを送受信する通信手段と、
    前記制御機構部から転送された前記制御信号を前記ファイル共有プロトコルに変換した後、前記通信機構部へ転送すると共に、前記通信機構部から転送された前記ファイル共有プロトコルを制御信号に変換した後、前記制御機構部へ転送するファイル共有プロトコル変換手段として機能させる
    ことを特徴とする制御プログラム。
  8. 請求項7記載の制御プログラムであって、
    前記ファイル共有プロトコル変換手段は、前記制御信号をファイル共有プロトコルに依存しない抽象モデルに変換すると共に抽象モデルを制御信号に変換して前記制御機構部へ転送する抽象モデル変換手段と、前記変換された抽象モデルをファイル共有プロトコルに変換して前記通信機構部に転送すると共にファイル共有プロトコルを抽象モデルに変換して前記抽象モデル変換部へ転送可能にする変換手段とを備えた
    ことを特徴とする制御プログラム。
  9. 請求項1〜6の何れかに記載の電子機器装置の実行を管理する管理端末装置であって、
    前記実行に関するファイルを管理端末装置の画面上でユーザインターフェイスによる操作を行うためのファイル操作アプリケーションを備えた
    ことを特徴とする管理端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012074040A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Sharp Corp 会議関連コンテンツの伝送経路を指定するための方法およびシステム

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