JP2021197560A - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の監査ログに欠落が生じることを抑制することを目的とする。【解決手段】画像形成装置は、画像形成装置の監査ログを外部装置に送信したときにエラーが生じ、且つ外部装置への監査ログの書き込みにエラーが生じた場合、監査ログのファイル名を変更し、ファイル名が変更された監査ログを外部装置に送信する制御を行う制御手段を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、制御方法およびプログラムに関する。
MFP(Multi Function Peripheral)において、機器の使用状況の把握や監査、情報漏えい防止等を目的として、MFPの動作を監査ログとして記録する機能が用いられている。監査ログは、機器に対する不正なアクセスの確認や検証等に用いられるため、監査ログの内容が欠落することなく記録されることが必要である。関連する技術として特許文献1および特許文献2の技術が提案されている。
特許文献1の画像処理装置は、所定タイミングごとにログ管理サーバにログデータを転送するプッシュ転送機能と、ログデータ取得要求に応じて未転送のログデータを転送するプル転送機能とを有している。特許文献2の画像形成装置は、監査ログを保存する保存手段の使用済容量が上限に近い所定の基準値に達すると、装置を使用するアクセスユーザの属性に応じて利用を制限する。
特開2014−146206号公報 特開2008−065490号公報
特許文献1の画像処理装置のように、ログ管理サーバがログデータを管理する場合、ログ管理サーバでログデータが閲覧されている間は、ログデータの上書きが禁止される。この場合、ログデータが閲覧されている間は、画像処理装置からログ管理サーバにログデータを転送することができないという問題がある。特許文献2の画像形成装置において、画像形成装置の利用が制限された場合、監査ログを記録できなくなるとともに、画像形成装置の機能を利用できなくなるという問題を生じる。特許文献1のようにログデータを転送できない場合や特許文献2のように監査ログを記録できない場合、監査ログに欠落が生じることがある。
本発明は、画像形成装置の監査ログに欠落が生じることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置の監査ログを外部装置に送信したときにエラーが生じ、且つ前記外部装置への前記監査ログの書き込みにエラーが生じた場合、前記監査ログのファイル名を変更し、ファイル名が変更された前記監査ログを前記外部装置に送信する制御を行う制御手段、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の監査ログに欠落が生じることを抑制することができる。
画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 監査ログ設定画面の一例を示す図である。 、第1実施形態における監査ログの送信にエラーが発生したときの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態における監査ログの送信にエラーが発生したときの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
<第1実施形態>
図1は、画像形成装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置100は、例えば、MFPである。ただし、画像形成装置100は、MFPには限定されない。画像形成装置100は、制御部200、操作部219、プリンタ部220およびスキャナ部221を含む。制御部200は、画像形成装置100の全体を制御する。制御部200は、CPU210、FlashROM211、RAM212、HDD213、操作部I/F213、プリンタI/F215、スキャナI/F216、USBホストI/F217、ネットワークI/F218およびSRAM227を含む。画像形成装置100の構成は、図1の例には限定されない。また、画像形成装置100は、LAN300を介して、外部装置としてのサーバ装置224および外部のPC225と接続される。外部装置は、サーバ装置224ではなく、PC225であってもよいし、他のコンピュータ等であってもよい。
CPU210は、FlashROM211に記憶されたプログラム(第1プログラム)やHDD213内のプログラム領域231に記憶されたプログラム等を読み出す。HDDは、ハードディスクドライブである。制御手段としてのCPU210は、読み出したプログラムをRAM212に展開し、展開されたプログラムを実行する。これにより、各実施形態の制御が実現される。HDD213は、ネットワークI/F218を介してPC225から受信した印刷データを記憶する。CPU210が実行するプログラムは、後述するプリント用アプリケーションプログラムを含む。そして、CPU210がプリント用アプリケーションプログラムを実行することにより、HDD213に記憶された印刷データがプリンタ部220によるプリントが可能な画像データに変換される。HDD213には、プリンタ部220によるプリントが可能な画像データも記憶される。また、CPU210が実行するプログラムは、スキャン用アプリケーションプログラム等を含む。CPU210がスキャン用アプリケーションプログラムを実行することにより、スキャナ部221により画像データが読み取られるとともに、読み取られた画像データがHDD213に転送されて記憶される。
操作部I/F214は、操作部219を介して画像形成装置100の操作者が入力した指示を受け付けて、CPU210に伝達するためのインタフェースである。また、操作部I/F214は、操作部219に表示される内容を制御する指示をCPU210から受信して、表示制御の内容を操作部219に伝達する。操作部219は、例えば、タッチパネルディスプレイであり、所定のユーザインタフェースを表示する。操作部219は、表示機能と操作機能との両者を有しているが、操作部219の表示機能と操作機能とは別個に設けられてもよい。
プリンタI/F215は、制御部200とプリンタ部220とを接続するためのインタフェースである。プリンタ部220は、プリンタI/F215を介してHDD213から転送される画像データに基づいて、シート上にプリントを行う。プリンタ部220は、CPU220aおよびFlashROM220bを含む。CPU220aは、FlashROM220bに記憶されたプログラム(第2プログラム)を実行することにより、プリント処理に伴う各種動作をプリンタ部220に実行させる。
スキャナI/F216は、制御部200とスキャナ部221とを接続するためのインタフェースである。スキャナ部221は、原稿上の画像をCCD(Charge Coupled Device)等により構成されるラインセンサを用いて画像データとして読み取る。スキャナ部221は、読み取った画像データをスキャナI/F216を介してHDD213へ転送する。プリンタ部220は、HDD213に転送され、記憶された画像データをプリントすることが可能である。プリンタ部220が、スキャナ部221が読み取った画像データをプリントすることにより、原稿の複写を行うことが可能である。
USBホストI/F217は、制御部200とUSBデバイス223とを接続するためのインタフェースである。USBデバイス223は、USBメモリやUSBキーボード等の外部のデバイスである。例えば、CPU210は、USBデバイス223に記憶されているプログラムを取得し、取得したプログラムをFlashROM211のファイル格納領域に格納することもできる。ネットワークI/F218は、制御部200をLAN300に接続し、LAN300に接続されるPC225やサーバ装置224との通信を行うためのインタフェースである。SRAM227は、上述した第1プログラムの実行に必要な画像形成装置100の設定値等を記憶するために利用される。
以上の画像形成装置100は、セキュリティ監査を目的として各機能の実行結果に対応したログ(監査ログ)を記録する機能を有している。図1の例では、CPU210は、監査ログを、記憶手段としてのHDD213の監査ログ領域230に記憶する。そして、CPU210は、HDD213の監査ログ領域230に記憶した監査ログを、サーバ装置224に送信する制御を行う。監査ログは、LAN300を介して、画像形成装置100からサーバ装置224に送信される。サーバ装置224は、受信した監査ログを所定の記憶装置に蓄積していく。サーバ装置224に蓄積された監査ログに基づいて、画像形成装置100に対する不正アクセス等の確認や検証等がされる。よって、各実施形態の画像形成装置100は、サーバ装置224に蓄積される監査ログに欠落が生じないように制御する。
次に、画像形成装置100のソフトウェア構成について説明する。図2は、画像形成装置100のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。デバイスドライバ251は、画像形成装置100の各種ハードウェアを制御するためのデバイスドライバである。アプリケーションプラットフォーム252は、画像形成装置100上で動作するアプリケーションやサービスの起動を管理するアプリケーションプラットフォームである。アプリケーションプラットフォーム252は、アプリケーションやサービスに対して各種のAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を提供する。
例えば、アプリケーションプラットフォーム252は、アプリケーションとサービスとの間でデータ交換を行うためのAPIを提供する。また、アプリケーションプラットフォーム252は、アプリケーションやサービスからデバイスドライバ群を介して、ハードウェアの機能を利用するためのAPIを提供する。アプリケーションプラットフォーム252は、オペレーティングシステムやバーチャルマシン、所定の基盤システム等により構成されてもよい。所定の基盤システムは、JAVA(登録商標)ベースのモジュールを管理するOSGiフレームワーク等であってもよい。
ローカルアプリケーション253は、画像形成装置100の操作部219にユーザインタフェースを表示するアプリケーションを含む。ローカルアプリケーション253は、コピー機能を提供するコピーアプリケーションや、スキャン機能を提供するスキャンアプリケーションを含んでもよい。リモートアプリケーション254は、PC225で動作するWebブラウザに対してHTMLで記述されたユーザインタフェースを提供する。また、リモートアプリケーション254は、PDFフォーマット文書のプリント機能等を提供する。そして、リモートアプリケーション254は、ダイレクトプリントアプリケーションや監査ログの設定機能を提供する監査ログ管理アプリケーション等を含む。
リモートアプリケーション254の監査ログ管理アプリケーションは、監査ログ設定機能を提供する。図3は、監査ログ設定画面の一例を示す図である。監査ログ設定画面300は、操作部219等に表示される。監査ログ設定は、例えば、画像形成装置100の管理者のみが変更可能である。監査ログ設定画面300は、選択欄301を含む。選択欄301は、監査ログを記録するかを選択するための項目である。選択欄301にチェックを入れる操作がされると、CPU210は、監査ログを記録するモードを選択する。
また、監査ログ設定画面300は、ユーザ名302、パスワード303、フォルダパス304およびファイル名305の項目を含む。各項目は、入力が可能な項目である。ユーザ名302は、ユーザ名を入力するための項目である。パスワード303は、ユーザ名302に対応するパスワードを入力するための項目である。フォルダパス304は、サーバ装置224に監査ログを記録する際のフォルダパスを指定するための項目である。ファイル名305は、監査ログのファイル名を指定するための項目である。各項目に入力される情報は、画像形成装置100からサーバ装置224へ監査ログを転送する際に必要となる送信先の情報である。
選択欄306および選択欄307は、監査ログの記録や送信がエラーとなった際の処理を選択するための項目である。選択欄306にチェックを入れる操作がされると、エラーが発生した際に、CPU210は、処理を停止するモードを選択する。また、選択欄307にチェックを入れる操作がされると、CPU210は、エラーが発生した際に、ログを書き込むことなく(記録することなく)印刷するモードを選択する。メッセージ欄308は、接続テストの結果を表示する項目である。接続テストボタン309は、接続テストを実行するためのボタンである。
ユーザ名302からファイル名305までの各項目に情報が入力された状態で、例えば、管理者により接続テストボタン309を押下する操作がされたとする。この場合、CPU210は、接続テストを実行する。このとき、CPU210は、上記の各項目に入力された情報に基づく送信先(サーバ装置224のフォルダパス)に接続可能であるかをテストする。CPU210は、接続テストの結果をメッセージ欄308に表示する制御を行う。キャンセルボタン310は、監査ログ設定の変更を行うことなく監査ログ設定機能を終了するためのボタンである。更新ボタン511は、各項目に入力された情報(設定値)をHDD213に記憶するためのボタンである。
CPU210は、選択欄301が監査ログを記録する設定になっている場合、印刷やコピー、管理設定の設定変更等、監査ログの取得対象となっている処理を実行した際に監査ログを生成する。そして、CPU210は、生成した監査ログをサーバ装置224へ送信する制御を行う。サーバ装置224は、受信した監査ログを、サーバ装置224の記憶装置に記憶されている複数の監査ログファイルのうち、ファイル名305で指定された監査ログファイルに追記して記憶する。
次に、監査ログの送信にエラーが発生したときの処理について説明する。図4は、第1実施形態における監査ログの送信にエラーが発生したときの処理の流れの一例を示すフローチャートである。図4のフローチャートは、図3の監査ログ設定画面300におけるユーザ名302からファイル名305までの各項目に情報が入力された状態で開始する。つまり、監査ログの送信先が特定されている状態で、図4のフローチャートは開始する。図4のフローチャートの処理は、任意のタイミングで行われてよい。例えば、図4のフローチャートの処理は、一定時間ごとに行われてもよいし、監査ログが生成されるごとに行われてもよい。
S101で、CPU210は、ユーザ名302からファイル名305までの各項目に入力された情報(設定値)に基づいて、サーバ装置224(送信先)に対して、監査ログを送信する制御を行う。監査ログは、監査の対象となる画像形成装置100の処理が完了した後に、生成される。つまり、S101は、監査の対象となる処理が完了した後に実行される。
S102で、CPU210は、監査ログの送信にエラーが発生したかを判定する。例えば、CPU210は、サーバ装置224からのレスポンスやACK等に基づいて、S102の判定を行ってもよい。CPU210は、S102でNoと判定した場合、つまり監査ログの送信にエラーが発生していないと判定した場合、図4のフローチャートを終了させる。一方、CPU210は、S102でYesと判定した場合、つまり監査ログの送信にエラーが発生していると判定した場合、処理をS103に進める。
S103で、CPU210は、発生したエラーがサーバ装置224による監査ログファイルに対する書き込みエラーであったかを判定する。例えば、CPU210は、サーバ装置224からのレスポンスに基づいて、S103の判定を行ってもよい。CPU210は、S103でYesと判定した場合、画像形成装置100とサーバ装置224との通信は確率しているが、図3のファイル名305で指定されたファイル名が閲覧や参照等されていることに起因して、上書きが禁止されていると認識する。この場合、CPU210は、処理をS104に進める。S104で、CPU210は、送信する監査ログのファイル名を変更する。このとき、CPU210は、送信する監査ログのファイル名が一意のファイル名となるように変更する。例えば、CPU210は、図3のファイル名305で指定されたファイル名に対して、日時(例えば、「202003290900」)等の文字列を付加してもよい。CPU210は、送信する監査ログのファイル名が一意のファイル名となれば、任意の方法でファイル名を変更してもよい。例えば、CPU210は、変更前のファイル名の末尾にインクリメントした整数値(例えば、「_1」等)を付加してもよい。
そして、S105で、CPU210は、ファイル名を変更した監査ログファイルを送信する制御を行う。また、S106で、CPU210は、変更後の監査ログのファイル名を図3のファイル名305の項目に表示する。これにより、管理者は、変更後の監査ログのファイル名を確認することができる。CPU210は、S106の処理が実行された後、図4のフローチャートを終了させる。ここで、CPU210は、上述した接続テストを実行した際に、サーバ装置224に同じファイル名の監査ログファイルが記憶されていることを認識した場合に、S104の処理を行ってもよい。つまり、監査ログのファイル名は、接続テストの結果に応じて、変更されてもよい。そして、CPU210は、変更後の監査ログのファイル名を、図3のファイル名305の項目に表示してもよい。
CPU210は、S103でNoと判定した場合、つまり監査ログファイルに対する書き込みエラーでないと判定した場合、書き込みエラーに起因した監査ログの送信エラーではなく、他の要因による送信エラーであると認識する。この場合、CPU210は、処理をS107に進める。S107で、CPU210は、監査ログの送信エラーが発生した際に実行する処理が処理停止であるかを判定する。CPU210は、図3の選択欄306の処理停止にチェックが入っているかに基づいて、S107の判定を行うことができる。
CPU210は、S107でYesと判定した場合、つまり監査ログの送信エラーが発生した際に実行する処理が処理停止である場合、処理をS108に進める。S108で、CPU210は、画像形成装置100における印刷やコピー処理が実行されないように停止処理を行う。これにより、監査ログの送信エラーが発生したときに、管理者の設定に応じて、画像形成装置100の印刷等の処理を停止することができる。CPU210は、S107でNoと判定した場合、つまり監査ログの送信エラーが発生した際に実行する処理が処理停止でない場合、監査ログの送信を行うことなく、図4のフローチャートを終了させる。
以上のように、第1実施形態の画像形成装置100は、監査ログの送信を行ったときに書き込みエラーが発生した場合、監査ログのファイル名を変更して、ファイル名が変更された監査ログをサーバ装置224に送信する。これにより、監査ログファイルが閲覧や参照等されていることに起因して、送信された監査ログの書き込みが失敗したとしても、サーバ装置224に蓄積される監査ログに欠落が生じることを防止できる。また、画像形成装置100は、監査ログの送信エラーの要因が書き込みエラーでなかった場合でなかった場合でも、管理者により設定されたエラー時の処理の設定に応じて処理を停止する。これにより、監査ログの記録が行われることなく、印刷処理やコピー処理等が実行されなくなる。その結果、印刷処理やコピー処理等に伴う監査ログの欠落が生じることを防止することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態における監査ログの送信にエラーが発生したときの処理について説明する。図5は、第2実施形態における監査ログの送信にエラーが発生したときの処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5のフローチャートの処理は、図4のフローチャートと同様、任意のタイミングで行われてよい。例えば、図5のフローチャートの処理は、一定時間ごとに行われてもよいし、監査ログが生成されるごとに行われてもよい。S201は図4のS101と同じ処理であり、S202は図4のS102と同じ処理であるため、説明を省略する。また、画像形成装置100の構成等についても、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
CPU210は、S202でYesと判定した場合、処理をS203に進める。S203で、CPU210は、送信エラーが発生した監査ログをHDD213の監査ログ領域230に記憶する。そして、S204で、CPU210は、監査ログをHDD213に記憶する際にエラーが発生したかを判定する。CPU210は、S204でNoと判定した場合、つまり監査ログを正常にHDD213に記憶できた場合、図5のフローチャートを終了させる。また、CPU210は、S204でYesと判定した場合、つまり監査ログを正常にHDD213に記憶できなかった場合、処理をS205に進める。S205は、図4のS108と同じ処理であり、S206は図4のS108と同じ処理である。CPU210は、S205でYesと判定した場合、処理をS206に進め、その後、図4のフローチャートを終了させる。一方、CPU210は、S205でNoと判定した場合、図4のフローチャートを終了させる。
CPU210は、S202でNoと判定した場合、処理をS207に進める。S207で、CPU210は、未送信の監査ログがあるかを判定する。未送信の監査ログは、S201で送信する対象の監査ログとは異なる監査ログである。未送信の監査ログは、S203で、HDD213の監査ログ領域230に記憶される。CPU210は、監査ログ領域230に監査ログが記憶されているかに基づいて、S207の判定を行うことができる。CPU210は、S207でYesと判定した場合、つまり未送信の監査ログがあると判定した場合、HDD213の監査ログ領域230に記憶されている未送信の監査ログを読み出す。S208で、CPU210は、HDD213から読み出された未送信の監査ログをサーバ装置224に送信する制御を行う。このとき、CPU210は、S201で送信する対象となる監査ログを未送信の監査ログとともにサーバ装置224に送信する制御を行ってもよい。これにより、画像形成装置100に記憶されている未送信の監査ログがサーバ装置224に送信される。そして、CPU210は、図5のフローチャートを終了させる。CPU210は、S207でNoと判定した場合、つまり未送信の監査ログがないと判定した場合、送信する監査ログがないため、図5のフローチャートを終了させる。
以上のように、第2実施形態の画像形成装置100は、監査ログの送信エラーが発生した場合、監査ログをHDD213に記憶し、送信エラーが生じなくなった後に、未送信の監査ログを送信する。これにより、サーバ装置224は、未送信の監査ログを取得することができ、蓄積される監査ログに欠落が生じることを防止することができる。
ここで、画像形成装置100は、第1実施形態の処理と第2実施形態の処理との両者を実行可能に構成されてもよい。例えば、画像形成装置100の操作部219は、第1実施形態の処理を行う第1モードと、第2実施形態の処理を行う第2モードとの何れかの選択を促す画面を表示してもよい。そして、CPU210は、選択されたモードに応じて、第1実施形態の処理、または第2実施形態の処理を実行するように制御してもよい。また、CPU210は、監査ログの書き込みにエラーが発生したと判定した場合、S203で監査ログをHDD213に記憶するときに、第1実施形態と同様、監査ログのファイル名を変更してもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述した各実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。本発明は、上述の各実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 画像形成装置
210 HDD
219 操作部
224 サーバ装置
230 監査ログ領域

Claims (10)

  1. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の監査ログを外部装置に送信したときにエラーが生じ、且つ前記外部装置への前記監査ログの書き込みにエラーが生じた場合、前記監査ログのファイル名を変更し、ファイル名が変更された前記監査ログを前記外部装置に送信する制御を行う制御手段、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、変更後の前記ファイル名を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記ファイル名を変更するときの日時を示す文字列を前記ファイル名に付加することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記監査ログの送信にエラーが生じ、且つ前記外部装置への前記監査ログの書き込みにエラーが生じていない場合、エラーが発生したときにおける前記画像形成装置の処理の停止についての設定に応じて、前記画像形成装置の処理を停止することを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 記憶手段、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記外部装置に前記監査ログを送信したときにエラーが生じた場合、送信されなかった未送信の監査ログを前記記憶手段に記憶し、前記監査ログの送信にエラーが生じなくなった後に前記未送信の監査ログを前記記憶手段から読み出して、読み出された前記未送信の監査ログを前記外部装置に送信する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記未送信の監査ログを前記記憶手段に記憶する際にエラーが生じた場合、エラーが発生したときにおける前記画像形成装置の処理の停止についての設定に応じて、前記画像形成装置の処理を停止することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置であって、
    記憶手段と、
    前記画像形成装置の監査ログを外部装置に送信したときにエラーが生じた場合、送信されなかった未送信の監査ログを前記記憶手段に記憶し、前記監査ログの送信にエラーが生じなくなった後に前記未送信の監査ログを前記記憶手段から読み出して、読み出された前記未送信の監査ログを前記外部装置に送信する制御を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の監査ログを外部装置に送信したときにエラーが生じ、且つ前記外部装置への前記監査ログの書き込みにエラーが生じた場合、前記監査ログのファイル名を変更し、ファイル名が変更された前記監査ログを前記外部装置に送信する制御を行う工程、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. 記憶手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の監査ログを外部装置に送信したときにエラーが生じた場合、送信されなかった未送信の監査ログを前記記憶手段に記憶し、前記監査ログの送信にエラーが生じなくなった後に前記未送信の監査ログを前記記憶手段から読み出して、読み出された前記未送信の監査ログを前記外部装置に送信する制御を行う工程、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  10. 請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の画像形成装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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