JP4197849B2 - 流体ジェット外科機器 - Google Patents

流体ジェット外科機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4197849B2
JP4197849B2 JP2000617808A JP2000617808A JP4197849B2 JP 4197849 B2 JP4197849 B2 JP 4197849B2 JP 2000617808 A JP2000617808 A JP 2000617808A JP 2000617808 A JP2000617808 A JP 2000617808A JP 4197849 B2 JP4197849 B2 JP 4197849B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jet
lumen
liquid
surgical
instrument
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000617808A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002543913A5 (ja
JP2002543913A (ja
Inventor
モウタフィス,ティモシー・イー
スタイド,ケヴィン
フリーマン,ドナルド・シー,ジュニアー
Original Assignee
ハイドロシジョン・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハイドロシジョン・インコーポレーテッド filed Critical ハイドロシジョン・インコーポレーテッド
Publication of JP2002543913A publication Critical patent/JP2002543913A/ja
Publication of JP2002543913A5 publication Critical patent/JP2002543913A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4197849B2 publication Critical patent/JP4197849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3203Fluid jet cutting instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3203Fluid jet cutting instruments
    • A61B17/32037Fluid jet cutting instruments for removing obstructions from inner organs or blood vessels, e.g. for atherectomy
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B2017/2926Details of heads or jaws
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3203Fluid jet cutting instruments
    • A61B2017/32032Fluid jet cutting instruments using cavitation of the fluid

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

【0001】
【発明の分野】
本発明は、液体ジェットを形成する外科機器及び該機器を外科的処置法にて使用する方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
従来から、外科的処置領域を露出させるため比較的大きい切開口を利用する開放外科法を使用して多くの外科的処置法が患者に対して行われてきた。また、多くの従来の方法は、組織の識別離能力が劣り且つ慎重に利用しない限り、外科的処置領域を取り巻く組織を誤って傷付け易いメス、スクレーパ、鈍角な剥離器、レーザ、電気外科装置等のような外科機器を典型的に利用している。かかる従来技術の外科機器による開放外科処置法は、患者に大きい創傷をしばしば生じさせること、また、回復期間が長く且つ合併症の可能性があるという問題点を伴う。
【0003】
皮膚又は体腔の小さい穴を介して外科的処置箇所にアクセスすることにより、より侵襲的でない技術を利用して多くの外科的処置法を行うことが近年の1つの傾向である。これらの技術は、「最小侵襲性外科的処置法(minimally invasive surgery)」と称されている。一般に採用されている最小侵襲性外科技術は、内視鏡法、腹腔鏡法及び関節鏡法外科的処置法を含む。最小侵襲性外科的処置法は、多くの適用例に対し一般に、開放外科処置法よりも好まれ、それは、最小侵襲性外科的処置法は外科的処置法を行なう間、患者の創傷がより少なく、また、多くの場合、合併症の可能性が小さく且つ回復時間が短かくて済むからである。
【0004】
最小侵襲性外科的処置法のため多岐に亙る機器が開発され且つ利用されている。頻繁に利用される機器は、ブレード及びメス型の機器、モータ作動式の回転ブレード機器、レーザ機器、及び電気外科機器又は電気焼灼機器を含む。典型的に、これらの従来技術の機器は、多岐に亙る欠点がある。例えば、これらの機器は速度が遅く且つ使用するために労力を要し、また、典型的に、切開すべき組織を目標以外の組織と選択的に識別することができず、その寸法及び/又は形状のため多くの外科的箇所へアクセスすることが困難となり、また、目標の組織を取り巻く組織を間違って傷付け易い。また、殆どの従来技術の機器は、例えば、鉗子によって、オペレータが切開した組織を手で除去することを必要とし、又は、例えば、その切除した組織を除去するため外科機器から分離した吸引管を介して外科的処置箇所に外部の真空源を当てがうことを必要とする。光ファイバのようなプローブを外科処置箇所に挿入した画像装置を使用して外科的処置箇所の映像化が典型的に行われる関節鏡法のような適用例の場合、上述した従来技術の外科機器は、また、典型的に、組織及び壊死組織片を外科的処置箇所から効果的に除去しないことで外科的処置法領域内の組織の切開部分を明瞭に映像化することを難しくする。
【0005】
また、組織を切断し且つ剥離するため液体ジェットを採用する機器も外科的処置法にて利用されている。かかる機器は、典型的に、開放及び最小侵襲性外科的処置法を実行すべく上述した外科機器に優る多くの有利な点がある。例えば、ジェットを形成するために供給される液体の圧力を変化させ、組織の識別効果をより向上させ、機器のオペレータが液体ジェットの切断及び剥離パワーを調節し又は制御し、目標の組織を切断し又は剥離するとき、誤ってその周囲の組織を傷付ける可能性を少なくすることができる。また、液体ジェット機器は、レーザ及び電気外科手術装置のような機器にしばしば起因する、その周囲の組織への熱による傷付けを防止することもできる。近年、肝臓の切除のような開放外科的処置法、腎臓結石の破壊及び除去のような内視鏡的方法及び脈管系から血栓症組織を除去する関節切除法を含む多岐に亙る外科的処置法のため液体ジェット機器が利用されている。
【0006】
ウチヤマ(Uchiyama)らへの米国特許第4,898,574号には、例えば、腎臓結石のような、患者の体内の結石を破壊し且つ破砕するために利用される流体ジェットを発生させる、体腔内に挿入される多岐に亙る砕石装置が記載されている。開示された機器は、典型的に、流体及び壊死組織片を除去するための1つ以上の吸引通路を含む。この機器は、真空ポンプのような、外部の真空源に吸引通路を接続することを必要とする。また、開示された機器は、典型的に、流体ジェットが衝突する標的又は偏向板が存在せず、このため、流体ジェットの方向を誤ることで健康な組織を間違って傷付ける可能性があるという不利益な点がある。
【0007】
イトウ(Ito)らへの米国特許第4,913,698号には、頭蓋の外科手術を行なう間、脳腫瘍を破砕し且つ除去する設計とされた液体ジェットの外科用ハンドピースが記載されている。開示された機器は、液体ジェット形成ノズルと、吸引管とを備えており、この吸引管は、液体の切断ジェットにより切除された組織及び壊死組織片を除去すべく外部の真空源への接続を必要とする。機器が作用しているとき、液体ジェットが誤って目標外の組織を傷付けることがないように、ノズルからの液体ジェットを吸引管の先端の対向する内壁に向けるような仕方にて液体ジェットノズルを方向決めする。
【0008】
ネラチャ(Neracher)への米国特許第5,135,482号には、人体の血管を塞ぐ沈着物を除去するための液体ジェット機器が開示されている。この装置は、超音波キャビティ効果のある液体ジェットを発生させるノズルオリフィスを有する耐圧管路を含む、多管腔カテーテルの形態とされている。液体ジェットは、血管内の沈着物を剥離するため機器から末端方向に向けられる。また、幾つかのカテーテルの実施の形態は、液体及び壊死組織片を血管から除去するため外部の真空源に接続することのできる吸引管腔も備えている。開示されたこのカテーテル機器は、液体ジェットが衝突して、剥離すべき沈着物を取り巻く血管又は組織を間違って傷付けることを防止するための偏向板又は標的要素を備えていない。
【0009】
プレチンガ(Plechinger)らへの米国特許第5,318,518号には、身体の血管又は中空の器官から材料又は沈着物を剥離し且つ除去するためのカテーテルの形態とされた流体ジェット機器が開示されている。カテーテルの末端は、機器が作用しているとき、流体ジェットを排出管腔の開口内に向ける流体ジェットノズルを備えている。排出管腔は、混合管と、ディフューザ要素とを備えている。排出管腔内に向けられた流体ジェットは、外部の吸引源を必要とせずに、流体及び剥離した材料を排出管腔から運ぶ働きをするエダクタポンプの作用によって吸引力を発生させる。排出管腔内に設けられた混合管及びディフューザ要素は、エダクタポンプの作用によって生じる吸引力を向上させる働きをする。流体ジェットは、ノズル出口と排出管腔の入口との間に位置する組織又は沈着物を破砕し又は粉砕することができ、また、その粉砕した粒子を排出管腔の入口内に駆動して外科的処理箇所から排出することができる。
【0010】
ドラスラー(Drasler)らへの米国特許第5,370,609号には、血栓沈着物を患者の環状脈管系から除去する流体ジェット血栓摘出カテーテルが開示されている。該カテーテルは、高圧の液体を少なくとも1つのノズルに運ぶ圧力管腔と、液体及び剥離した組織並びに壊死組織片を除去する、比較的大きいボア径の排出管腔とを備えている。作用時、該カテーテルは、排出管腔の基端側で且つ該排出管腔と同軸方向に向けて少なくとも1つの液体ジェットを大きいボア径の排出管腔の開口部内に向け得る形態とされている。ジェットをカテーテルの大きいボア径の排出管腔のオリフィスに向けることにより、滞留圧力が発生され、この圧力によって流体及び壊死組織片を基端方向に推進して除去することができる。
【0011】
トーベイ(Tovey)への米国特許第5,527,330号には、幾つかの実施の形態において、トロカールを通じて患者の体内に腹腔鏡を利用して挿入し得る形態とされた流体ジェット切断及び吸引機器が開示されている。該機器は、ハンドルを有する本体と、その末端に流体ジェットノズルを有する灌注管と、排出管又は幾つかの実施の形態において、流体ジェットを受け入れ得るように配置された逆流防止部材とを備えている。開示された実施の形態の幾つかは、機器の本体の長手方向軸線に対して横断状に向けられた流体ジェットを発生させる機器を含む。1つの実施の形態において、該機器は、機器が作用しているとき、流体ジェットを形成する、ノズルと吸引管の入口との間の隙間を調節し、流体切断ジェットの長さを変化させ得るように灌注管及び吸引管を互いに横方向に動かすことができる摺動可能なシース要素を備えている。トーベイが記載した機器は、多くの最小侵襲性外科的処置法にて使用する上で幾つかの不利益な点がある。例えば、灌注管及び吸引管の形状及び設計は、機器を比較的大型とし、また、多くの最小侵襲性外科的処置法を行うべく機器を身体の狭い領域内に挿入するのに不適当な断面寸法及び形状とすることを必要とする。更に、開示された機器は、流体及び剥離した組織を外科処置箇所から排出し得るよう外部の吸引源を吸引管に接続しなければならない設計である。
【0012】
上述した外科液体ジェット機器は、幾つかの場合、開放及び最小侵襲性外科的処置法を行う上で多くの従来技術の外科機器に優る顕著な改良を呈するが、依然として、当該技術分野にて、切断、剥離及び組織の排出能力が向上し、また、多岐に亙る開放及び最小侵襲性外科的処置法で利用する能力を有する、簡単、低廉な液体ジェット外科機器が必要とされている。本発明は、多くの実施の形態において、かかる改良された外科液体ジェット機器を提供し、また、多岐に亙る外科的処置法にてその機器を使用する方法を提供するものである。
【0013】
【発明の概要】
本発明は、組織及び/又は材料を患者の身体から切断し、剥離し、整形し、縁処理する等のため液体ジェットを利用する外科的処置法に関係した一連の装置を提供するものである。本発明は、1つの面において、液体ジェットを形成すべく外科液体ジェット機器を備える一連の装置を含み、別の面において、外科液体ジェット機器を使用する方法、更に、別の面において、外科液体ジェット機器の特定の構成要素を形成する方法を含む。
【0014】
1つの面において、本発明は、一連の外科液体ジェット装置を提供するものである。1つの装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する、ガス状又は液体環境にて使用される外科機器を備えている。該機器は、機器の末端に向けて高圧の液体を送るのに十分な破裂強度を有する圧力管腔を備え、該圧力管腔は、ジェットの開口部を提供する少なくとも1つのノズルを備えている。該機器は、断面積を有するジェット受け入れ開口部を含む排出管腔を更に備えている。排出管腔のジェット受け入れ開口部は、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るようにジェット開口部から所定の距離にてジェット開口部と対向する位置に配置可能である。ノズルは、高圧の液体が流れるとき、液体ジェットを形成する形状とされている。液体ジェットは、移動する液体を吸収する領域を形成し、その吸収領域内の実質的に全ての移動する液体は、機器が作用しているとき、ジェット受け入れ開口部内に向けられるようにする。更に、ジェット受け入れ開口部の断面積及びジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間の所定の距離は、機器が作用しているとき、吸収領域は、ジェット受け入れ開口部の断面積の50%乃至100%の面積を占め得るように選ばれる。
【0015】
別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、本体を含む基端とを有する外科機器を備えている。該本体は、オペレータの手で保持し得るような形状及び配置可能とされた把持領域を備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔を備えている。該機器は、本体によって支持された排出管腔を更に備えており、該排出管腔は、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るように所定の距離にてジェット開口部と対向する位置に配置可能であるジェット受け入れ開口部を備えている。外科機器の末端は、特定の外科的処置法のため外科的処置スペースを画定する身体の狭い領域内に外科機器の末端を挿入し易くするように選ばれた所定の外形及び寸法を有している。
【0016】
更に別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、本体を含む基端とを備える外科機器を備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔を備えている。該外科機器は1回の使用後完全に廃棄可能な構造及び配置とされている。
【0017】
別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、本体を含む基端とを有する外科機器を備えている。該本体は、オペレータの手で保持し得るような形状及び配置可能とされた把持領域を有している。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有する圧力管腔を備えている。該圧力管腔は、ジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを備えている。該機器は、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るように所定の距離にてジェット開口部と対向する位置に配置可能なジェット受け入れ開口部を有する排出管腔を更に備えている。該機器内に含められた少なくとも1つのノズルは管腔の側壁に1つの穴を備えている。
【0018】
更に別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する外科機器を備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて送運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔を備えている。該機器は、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るように所定の距離にてジェット開口部に対向する位置に配置可能なジェット受け入れ開口部を有する排出管腔を更に備えている。ノズルは、高圧の液体が流れるとき、液体ジェットを形成する形状とされており、液体ジェットは、機器が作用しているとき、ジェット受け入れ開口部内に向けられる。排出管腔は、ジェット受け入れ開口部の内部及び/又はその下流にある領域を備えている。排出管腔は、機器が作用しているとき、その領域内の液体が液体中に吸収された組織の少なくとも一部を離解して複数の粒子にすることができるような形状及び配置可能とされている。
【0019】
別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、本体を含む基端とを有する外科機器を備えている。該本体は、オペレータの手で把持し得るような形状及び配置可能とされた把持領域を有している。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔を備えている。該機器は、本体により支持され且つ機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るようにジェット開口部と対向する位置に配置可能なジェット受け入れ開口部を有する排出管腔を更に備えている。圧力管腔及び/又は排出管腔の少なくとも一部分はジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間の分離距離を調節すべく互いに回転し得るように移動可能である。
【0020】
更に別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、本体を含む基端とを有する外科機器を備えている。該本体は、オペレータの手で保持し得るような形状及び配置可能とされた把持領域を備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む末端を有する圧力管腔を備えている。該機器は、ジェット受け入れ開口部を有する本体により支持された排出管腔を更に備えており、該排出管腔は、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るようにジェット開口部と対向する位置に配置可能である。圧力管腔の末端は、ジェット開口部を剥離し又は分離すべき表面に隣接して配置することを可能にする形状とされており、このため、ジェット開口部から出る液体ジェットはジェット開口部にて圧力管腔を備える管の肉厚に実質的に等しい距離だけ該表面から分離される。
【0021】
別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、本体を含む基端とを有する外科機器を備えている。該本体は、オペレータの手で保持し得るような形状とされかつそのように配置可能であるようにされた把持領域を備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔を備えている。該機器は、基端及び末端を有する排出管腔を更に備えている。排出管腔の末端は、機器が作用しているとき、液体を受け入れ得るように所定の距離にてジェット開口部と対向する位置に配置可能なジェット受け入れ開口部を備えている。該排出管腔は、外部の吸引源を必要とせずに、液体ジェットを含む液体の実質的に全てをジェット受け入れ開口部から排出管腔の基端まで排出し得るような形状とされかつそのように配置可能である。
【0022】
更に別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、本体を含む基端とを有する外科機器を備えている。該本体は、オペレータの手で保持し得るような形状及び配置可能とされた把持領域を備えている。該本体は、少なくとも2つの作動要素を備えており、この場合、その少なくとも2つの作動要素の各々は、把持領域を保持するオペレータの一方の手で操作可能なようにされている。作動要素の各々により要素を作動させたとき、機器の末端の少なくとも一部分の機能、形状、位置又は方向を実質的に等しく所定通りに変化させることができる。
【0023】
更に別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、本体を含む基端とを有する外科機器を備えている。該本体は、オペレータの手で保持し得るような形状及び配置可能とされた把持領域を備えている。該本体は、把持領域を保持するオペレータの片手で操作可能とされた少なくとも1つの作動要素を備えている。該作動要素は、オペレータが片手で本体を少なくとも2つの手/把持領域の一方に保持することを可能にし、また、少なくとも2つの手/把持領域の方向の何れか一方にて本体を保持するとき、要素を作動させた際、機器の末端の少なくとも一部分の機能、形状、位置又は方向を実質的に等しく所定通りに変化させ得るような形状とされかつそのように本体上で配置可能であるようにされている。
【0024】
更に別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する外科機器とを備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔を備えている。該機器は、末端及び基端と、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るようにジェット開口部と対向する位置に配置可能なその末端付近にジェット受け入れ開口部とを有する排出管腔を備えている。該排出管腔は、ジェット受け入れ開口部における最小値からジェット受け入れ開口部の基端側の所定の位置における最大値まで実質的に連続的に増大する内部断面積を有している。この最大値は、所定の位置の基端側の位置にて実質的に一定である。
【0025】
別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされ末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する外科機器を備えている。該機器は、末端及び基端を有する管状導管を備える圧力管腔を含む。該圧力管腔は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有している。管状導管の末端は、くびれ領域を有し、該くびれ領域は、該くびれ領域の外側で且つその基端側に管状導管の断面寸法よりも小さい縮小した断面寸法を有している。該くびれ領域は、ジェット開口部を含み且つ高圧の液体が流れるとき、ジェット開口部が液体ジェットを形成することを可能にし得るような形状とされたノズルを備えている。該ノズルは、液体ジェットの少なくとも中央領域がくびれ領域の外側にて導管の長手方向軸線に対し実質的に垂直となるように方向決めされるようにその方向が設定される。また、該ノズルの形状は、ノズルに隣接するが、くびれ領域外の領域内で管状導管の外面により画定された周縁を超えて突き出すジェット開口部の部分が実質的に存在しないように設定されてといる。
【0026】
その他の実施の形態おいて、本発明は、ガス状環境内にて特に使用される装置を提供する。かかる1つの実施の形態において、本発明は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する外科機器を備え、ガス状環境内で使用される装置を提供する。該機器は、高圧力の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔を備えている。該機器は、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るように所定の距離にてジェット開口部と対向する位置に配置可能なジェット受け入れ開口部を有する排出管腔を更に備えている。該ノズルは、高圧の液体が流れるとき、液体ジェットを形成し得るような形状とされている。該液体ジェットは、ガス状環境を通って動く液滴の拡がり領域を備え、該拡がり領域は、ジェット開口部に頂点が配置され、このため、機器が作用しているとき、拡がり領域内を流れる液滴の実質的に全てはジェット受け入れ開口部内に向けられる。
【0027】
ガス状環境内で使用される別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する外科機器を備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを有する圧力管腔を備えている。該機器は、基端及び末端を有する排出管腔を更に備えている。該排出管腔の末端は、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るように所定の距離にてジェット開口部と対向する位置に配置可能なジェット受け入れ開口部を備えている。該排出管腔は、外部の吸引源を必要とせずに液体ジェットを含む液体の実質的に全てをジェット受け入れ開口部から排出管腔の基端まで排出することを可能にし得るような形状とされかつそのように配置可能であるようにされている。
【0028】
ガス状環境内で使用される別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する外科機器を備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つ各々が1つのジェット開口部を提供する少なくとも2つのノズルを含む末端を有する圧力管腔を備えている。ノズルの各々は、高圧にて流れる液体として液体ジェットを形成し得るような形状とされている。該機器は、少なくとも1つのジェット開口部と対向するように該ジェット開口部から所定の距離に配置可能なジェット受け入れ開口部を含む末端を有する排出管腔を更に備えている。少なくとも1つのジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間の所定の距離は、ジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間にガスが充填された空隙を画定する。該ジェット受け入れ開口部は、機器が作用しているとき、少なくとも1つの液体ジェットを受け入れ得るような形状とされかつそのように配置可能であるようにされている。
【0029】
ガス状環境内で使用される更に別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する外科機器を備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを有する圧力管腔を備えている。該機器は、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るようにジェット開口部から所定の位置に該ジェって開口部と対向する位置に配置可能なジェット受け入れ開口部を有する排出管腔を更に備えている。該ノズルは、高圧の液体が流れるとき、液体として液体ジェットを形成し得るような形状とされており、機器が作用しているとき、液体ジェットは、ガス充填された空隙を亙り且つジェット受け入れ開口部内に向けられる。機器が作用しているとき、ジェット受け入れ開口部からガス充填した空隙への液体霧又は噴霧の逆流が実質的に防止されるような、ノズル及びジェット受け入れ開口部の形状とされ且つ互いに対しそのように配置可能であるようにされている。
【0030】
ガス状環境内にて使用される別の装置は、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する外科機器を備えている。該機器は、高圧の液体を機器の末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有し且つジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔を備えている。該機器は、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るようにジェット開口部から所定の位置に該ジェット開口部と対向する位置に配置可能なジェット受け入れ開口部を有する排出管腔を更に備えている。該ノズルは、高圧の液体が流れるとき、液体として液体ジェットを形成し得るような形状とされている。機器が作用しているとき、液体ジェットは、ガス充填された空隙を亙り且つジェット受け入れ開口部内に向けられる。排出管腔内の所定の位置における液体ジェットの断面形状及び面積は、同一の所定の位置における排出管腔の内部断面形状及び面積と実質的に同一となるようなノズル及びジェット受け入れ開口部の形状とされ且つ互いに対しそのように配置可能であるようにされている。
【0031】
更に別の面において、本発明は外科液体ジェット機器を利用する方法を提供するものである。1つの実施の形態において、本発明は、外科液体ジェット機器を患者の関節包内に挿入することと、外科液体ジェット機器により液体ジェットを形成することと、液体ジェットを外科液体ジェット機器の排出管腔のジェット受け入れ開口部に向けることと、関節包内の特定の組織を液体ジェットにより切断し又は剥離することとを備える方法を提供するものである。
【0032】
別の実施の形態において、本発明は、外科液体ジェット機器を患者の身体の表面に近接して位置決めすることと、液体ジェットの機器によりその周囲のガス状環境内に液体ジェットを形成することと、液体ジェットを表面に対し実質的に接触して且つ排出管腔のジェット受け入れ開口部に向けることと、液体ジェットにより材料を表面から分離することと、外部の吸引源を必要とせずに、液体ジェット及び分離した材料を含む液体をジェット受け入れ開口部から排出管腔の基端まで排出することとを備える方法を提供するものである。
【0033】
更に別の面において、本発明は、管内でジェットノズル領域を形成する方法を提供するものである。この方法は、管の一端をくびれさせ、縮小した断面寸法を有するジェットノズル領域を管内に形成する管腔を提供することを備えている。この方法は、ジェットノズル領域をジェットノズル領域外の管の軸方向中心線に対し実質的に共直線状の位置からジェットノズル領域の軸方向中心線が約d=R−r、ここでRはジェットノズル領域外の管の内半径、rはジェットノズル領域の内半径の距離だけ、ジェットノズル領域外の管の軸方向中心線から変位された位置まで片寄りさせることを更に備えている。
【0034】
本発明のその他の有利な点、新規な特徴及び目的は、概略図で且つ正確な縮尺通りではない添付図面と共に、本発明の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。これら図面において、色々な図面に図示した同一又は略同一の構成要素の各々は単一の参照番号で示してある。明確化のため、全ての構成要素が各図面に表示されているわけではなく、また、当業者が本発明を理解することを可能にする上で図面が必要でない場合、本発明の各実施の形態の全ての構成要素が図示されているとは限らない。
【0035】
【詳細な説明】
本発明は、その多くの多岐に亙る外科的処置法に特に良く適した多岐に亙る適用例にて有用な多岐に亙る液体ジェット機器を提供するものである。本発明により提供される該液体ジェット機器は、色々な外科手的処置法の分野にて使用すべく多岐に亙る異なる形態とすることができる。本発明による好ましい外科機器は、オペレータの手で楽に保持し得る形状及び形態とされた把持領域すなわちハンドルを有する基端を持つ外科用ハンドピースの形態とされている。また、この機器は、液体ジェットを形成する少なくとも1つのノズルを含む末端も備えている。本発明の外科機器の末端は、患者に対し外科的処置法を行うために利用される。本明細書に記載した液体ジェット機器はハンドピースの形態を有するものとして図示したが、本発明は外科用ハンドピースに厳格に制限されるものではなく、本発明は多岐に亙る形態及び目的を有する液体ジェット機器を利用して実施することも可能であることも理解すべきである。例えば、外科用ハンドピースとしての形態とすることに代えて、本発明の液体ジェット機器は、代替的に、例えば、血栓溶解法にて使用すべく患者の脈管内で使用される細長いカテーテルの形態としてもよい。その他の実施の形態において、本発明の液体ジェット機器は、X/Y/Z位置決め機械のような機械制御によって操作可能な形態としてもよい。また、本発明により提供される液体ジェット機器は、患者の身体の色々な組織、器官等の切断、穿孔、くり抜き、穿通、剥ぎ取り、層剥離、液化、剥離、整形又は形成を行うため高圧の液体流を使用すべく多岐に亙る外科的適用例にて使用することができる。
【0036】
本発明により提供される液体ジェット外科機器は、液体ジェット開口部を提供する、少なくとも1つのノズルにて終わる末端と、例えば、高圧のポンプ又は液体分配装置により提供される高圧力の液体供給源に接続可能な基端とを有する圧力管腔を含む。液体ジェットノズルは、以下に説明するように、高圧の液体がノズルを通って流れるとき、液体ジェットを形成する形状とされている。好ましい実施の形態における液体ジェットは、外科的処置法にて患者の色々な組織の切断、剥離、整形、縁処理、形成、分離等のために使用することができる。好ましい実施の形態において、ポンプ又は分配装置により機器に供給される液体圧力は、液体ジェットの切断又は剥離パワーがオペレータによって調節可能であるように機器のオペレータが色々に制御可能である。この圧力の調節可能性は、オペレータが外科的処置領域内で異なる型式の組織を識別することのできる液体ジェットを機器により形成することを許容する。例えば、液体ジェットがその下方のより硬い組織を傷付けずに柔らかい組織を切断し又は剥離する十分な強度を有する場合、筋肉又は骨のようなより硬い組織の表面から脂肪のような柔らかい組織を切断し又は剥離するためにより低圧力を利用することができる。次に、筋肉又は骨のような硬い組織を切断し又は剥離することのできる液体ジェットを形成するのに十分なより高圧力を選ぶことができる。このようにして、本発明により提供される液体ジェット外科機器は、色々な外科的処置法にて極めて広く選択可能で且つ制御可能な組織の切断を可能にすることができる。
【0037】
本発明の外科機器の好ましい実施の形態はまた、機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ且つ/又は偏向させ得るように液体ジェット開口部から所定の距離に液体が放出されるノズルのオリフィス(以下に、「液体ジェット開口部」又は「ジェット開口部」と称する)と対向する位置に配置可能な液体ジェット標的又は偏向板をも含んでいる。標的すなわち偏向板を含む実施の形態は、該標的/偏向板は使用中、液体ジェットの方向誤り、外科的処置領域内の間違った組織部分の傷付けの可能性を防止する点にて好ましい。この標的/偏向板は、ノズルの液体ジェット開口部と液体ジェットが衝突する標的/偏向板の表面との間の所定の距離により画定された所定の液体ジェットの長さを機器が提供することを可能にする。かかる実施の形態において、外科的処置領域内の標的/偏向板を超える位置にある組織を間違って同時に傷付ける虞れを伴わずに、組織を外科的に切断し又は剥離するために液体ジェットを利用することができる。
【0038】
幾つかの実施の形態において、標的/偏向板は液体ジェットを偏向させ且つ無害な噴霧状態に変換することのできる単に中実面とすることができる。しかし、好ましい実施の形態において、外科機器の一部を形成する排出管腔に形成されたジェット受け入れ開口部により標的が画定される。画定された液体ジェットの長さ(液体ジェットの開口部とジェット受け入れ開口部との間の所定の距離により画定される)を提供し且つ上述したようにその周囲の組織を間違って傷付けることを防止することに加えて、ジェット受け入れ開口部を有する排出管腔を含む好ましい実施の形態において、排出管腔は、また、該機器によって外科的処置領域から液体、剥離した組織及び壊死組織片を除去するためにも利用することができる。
【0039】
幾つかの実施の形態において、例えば、真空ポンプ又は吸引器のような外部の吸引源を排出管腔の基端と流体的に連通した状態にて提供し、ジェット受け入れ開口部を介して外科的処置領域から材料を排出するのに必要な吸引駆動力を提供することができる。しかし、好ましい実施の形態において、本発明は、外部の吸引源を必要とせずに、外科的処置領域から液体ジェットを含む実質的に全ての液体、剥離した組織及び壊死組織片を排出することを可能にし得るようジェットノズルに対して所定の形状とされかつそのように配置可能とされた排出管腔を有する(以下の詳細な説明から当該技術分野の当業者に明らかであるように)外科機器を提供するものである。好ましい実施の形態において、排出管腔内に向けられる液体ジェットによって形成された排出力は、排出管腔の基端に配置され又は排出管腔の基端に接続された排出導管に配置された排液リザーバまで外科的処置領域から材料を排出するのに十分である。かかる実施の形態において、液体ジェット及び排出管腔は、エダクタポンプとして共に作用し、該ポンプは、液体ジェットの移動する流体のモーメント及び運動エネルギを利用して、液体、剥離した材料及び壊死組織片を排出管腔を通じ且つ外科的処置箇所から駆動することのできる排出力を発生させる。
【0040】
以下により詳細に説明するように、本発明は、外部の吸引源を使用せずに(すなわちエダクタポンプの動作を介して)排出管腔を通じて材料を効果的に排出するためには、例えば、ジェット受け入れ開口部とノズルのジェット開口部との間の所定の距離に対し排出管腔のジェット受け入れ開口部の寸法を関係付けるような構成要素間の特定の幾何学的関係を提供し得るような本発明の機器の設計とする必要性を教示する。また、本発明により教示されるように、効果的なエダクタポンプの動作を提供する上述した幾何学的関係と相関するものは、液体ジェットノズルの設計、ジェット受け入れ開口部及び排出管腔の末端の形状、排出管腔に対する液体ジェットの角度方向、外科機器が内部で利用されるその周囲の媒質である。本発明は、幾つかの実施の形態において、多岐に亙る形態及び所期の用途を有する機器に対する、外部の吸引源を必要とせずに、効率的な排出を実現する上述したパラメータの幾つか又は全てを考慮して設計された外科機器を提供するものである。
【0041】
1つの組みの実施の形態において、本発明は、液体外科的処置環境内で使用可能な構造及び配置とされた外科液体ジェット機器を提供するものであり、この場合、機器が作用しているとき、液体ジェット開口部及びジェット受け入れ開口部の双方は液体に完全につかっている。本明細書にて使用する「液体環境内で使用可能な構造及び配置とされた」という語の意味は、以下の詳細な説明を読むことにより当業者に容易に明らかとなるように、液体環境内での機器の性能を向上させ得るように特に選んだ構造的特徴及びかかる特徴間の幾何学的関係を新規に組み合わせることを指すものとする。かかる装置は、例えば、内視鏡下、関節鏡下検査法又は開放外科的処置法にて使用される外科用ハンドピースの形態とすることができる。上述したように、かかる装置は、また患者の脈管系内で使用されるカテーテルの形態とすることもできる。
【0042】
本発明により提供される外科機器の別の形態は、空気中のようなガス状環境内で作用可能な構造及び配置とされており、この場合、流体ジェットノズル及びジェット受け入れ開口部を含む機器の末端は、機器が作用しているとき、ガスによって実質的に完全に取り巻かれている。本明細書にて使用する「ガス状環境内で作用可能な構造及び配置とされた」という語の意味は、以下の詳細な説明を読むことにより、当該技術分野の当業者に容易に明らかとなるように、ガス状環境内での機器の性能を向上させ得るように特に選んだ構造的特徴及びかかる特徴間の幾何学的関係を新規に組み合わせたものを指すものとする。本発明により提供される外科機器をガス状環境内で使用することを目的とする典型的な外科的処置法は、例えば、患者の外面における外科的処置法又は特定の開放及び最小侵襲型外科的処置法を含む、その周囲の空気環境内で行われる処置法を含む。しかし、本発明により提供されるガス状環境内で使用し得る設計とされた外科機器は、空気中で使用することにのみ限定されるものではなく、例えば、窒素、酸素、二酸化炭素、その混合体等のような任意のその他のガスにより取り囲まれたときに使用することができる。
【0043】
本発明により提供される、ガス状環境内で使用し得る設計とされた外科液体ジェット機器は、特定の開放外科的処置法、腹腔鏡下外科的処置法、口腔外科的処置法及びその他を含む多数の外科的処置法に有利に利用することができる。空気環境内で使用される本発明の外科液体ジェット機器の1つの好ましい適用例は、人間の皮膚の傷、火傷、感染箇所及びその他の開放箇所を分離すべく患者の身体の外面の上でかかる機器を使用することを含む。本明細書にて使用する「分離」という語は、液体ジェット機器を介して材料を表面から除去することを指す。表面から除去された材料は、例えば、表面に沈着した生組織、壊死組織、異物又は壊死組織片、感染性材料等を含むことができる。以下により詳細に説明するように、本発明の外科機器の異なる構成要素に対し効率的な作用を提供する好ましい幾何学的関係及び設計パラメータは、液体に完全につけたときに使用される設計とされた外科機器及びその周囲のガス状環境内で使用し得る設計とされた外科機器の場合、相違する。
【0044】
本発明の外科液体ジェット機器は、好ましい実施の形態において、外部の吸引源を必要とせずに、外科的処置箇所から材料を効果的に除去し且つ液体ジェットの中央領域と排出管腔の長手方向軸線との間で多岐に亙る角度方向に亙って、その材料を排出管腔を通じて運ぶ形態とすることができる。本明細書で使用する「液体ジェットの中央領域」という語は、液体ジェットの幾何学的中心を画定する領域を指すものとする。この領域は、典型的に、その外面が液体ジェット開口部の内周縁により画定された形状及び周縁を有し、その開口部の周縁は、ジェットノズルの長手方向軸線に対して共直線状である1つの軸線に沿って液体ジェット開口部からジェット受け入れ開口部まで突き出している。以下により詳細に説明するように、ジェットノズルの「長手方向軸線」は、圧力管腔のノズル領域の軸方向中心線によって画定される。排出管腔の「長手方向軸線」とは、ジェット受け入れ開口部の基端側となる領域内で排出管腔の幾何学的中心を画定する軸線を指す。典型的な実施の形態において、排出管腔のこの領域は、オペレータの手で保持し且つ制御可能な細長い機器の本体(又は、カテーテルの形態のように、本体を含まない形態を伴う実施の形態の場合、オペレータが制御可能である、患者の体内に挿入されない、外科機器の基端)の長手方向軸線に対し実質的に平行な長手方向軸線を有する。色々な構成要素の長手方向軸線間の幾何学的形態を説明する記述で本明細書にて使用されるように、「共直線状」という語は、その長手方向軸線が空間内の実質的に同一線上に重ね合わせた構成要素を指す。本明細書の同一の文章中で使用される「平行な」という語は、共直線状ではなく、空間内で実質的に同一の方向に方向決めされた長手方向軸線を指す。従って、本発明により提供される外科機器は、外科機器の基端又は本体を画定する長手方向軸線に対し軸方向に、横断状に又は0乃至180°の範囲の任意の角度にて方向決めされた液体ジェットを提供する機器を含む、多岐に亙る液体ジェットの角度形態に対し、外部の真空源を必要とせずに、材料及び壊死組織片を外科的処置箇所から効果的に排出することを可能にする。かかる自由さは、特定の外科的処置法のため特に選んだ多岐に亙る所定の外形、形状及び寸法を有する末端を持つように本発明の外科機器を設計することを可能にする。このように機器を特注品化することは、外科的処置スペースを画定する身体の狭い領域内に装置の末端を挿入することを容易にし且つその困難さを軽減し得るように液体ジェット機器を設計し且つそのような形態とすることを許容する。例えば、以下により詳細に説明するように、本発明は、例えば、膝のような患者の関節包内で関節鏡下外科的処置法又はその他の外科的処置法を行うための外科液体ジェット機器及びその外科的方法を提供するものである。
【0045】
本発明の外科液体ジェット機器を狭い外科的処置スペース内に更に挿入し易くするため、多数の好ましい実施の形態、特に、液体環境内に完全につけたときに作用し得る設計とされた機器を採用する実施の形態において、本発明は、展開可能な末端を有する外科機器を提供するものである。本明細書で使用する、「展開可能な」という語は、圧力管腔、排出管腔の何れか一方又はその双方が互い可動であり、ノズルの液体ジェット開口部と排出管腔のジェット受け入れ開口部との間の所定の距離を変化させる、末端を有する外科液体ジェット機器を指す。典型的に、かかる機器は、非展開状態の形態にて処置箇所に挿入し、その箇所にて、その非展開状態の形態のとき、上述した所定の距離は、短く又は実質的に零であり、機器の末端は、挿入するための最小断面寸法を有する。挿入後、オペレータは、機器の基端又は本体を操作することにより、末端を展開させ、ジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間に望ましい所定の距離、従って、望ましい液体ジェットの長さを提供することができる。以下により詳細に説明するように、この展開は、例えば、機器の基端又は本体に対し管腔の一方又は双方を長手方向に動かし、管腔の一方又は双方を横方向に動かすこと又は上記の動作の任意のものの組み合わせを含むことができるが、この動作は、液体ジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間の所定の距離を変化させることを含むことが条件である。
【0046】
以下により詳細に説明するように、幾つかの好ましい実施の形態において、機器の基端は、オペレータ用の把持領域を有する本体を備えている。該本体は、作動させたとき、機器の末端の少なくとも一部分の機能、形状、位置又は方向を所定通りに変化させ得るようにオペレータが操作可能である少なくとも1つの作動要素を含むことができる。例えば、この作動要素は、機器の末端を展開させるために使用することができる。本発明による2つ以上の作動要素を含む実施の形態の場合、作動要素によって、以下により詳細に説明するように、作動時、機器の末端の少なくとも一部分の機能、形状、位置又は方向が実質的に等しく所定通りに変化するようにすることが好ましい。幾つかの実施の形態において、少なくとも2つの異なる手/把持領域の方向にとなるようにオペレータが片手で容易に操作し得るように作動要素を配置し、これにより、オペレータは依然として作動要素を作動させることができる一方にて、その手で機器を少なくとも2つの別個の位置に保持することを許容し得るようにすることができる。
【0047】
本発明の液体ジェット外科機器は、幾つかの実施の形態に対し、機器が作用しているとき、排出管の詰まり、液体ジェットの吹抜け又は液体ジェットの逆噴霧又は霧化を防止し又は少なくし得るような設計及び形態とされた末端を有することが好ましい。本明細書で使用する、「液体ジェットの吹抜け」とは、ジェット受け入れ開口部の面にて、ジェット受け入れ開口部の断面積よりも大きい断面積を有し、このため、液体ジェット又は高速度流体の少なくとも一部分がジェット受け入れ開口部を通過するすなわち「吹抜け」る、液体ジェットにより吸収された液体ジェット又は高速度流体の一部分(以下に説明するように、「吸収」領域を含む)の作用を指す。吹抜けは、間違って組織を傷付け且つ排出効率を低下させる可能性がある点で一般に望ましくない。
【0048】
本明細書で使用する、「逆噴霧」とは、排出管腔のジェット受け入れ開口部に入り、その後、ジェット受け入れ開口部から外科用処置領域内に反射し、すなわち逆流する、液体ジェット、又は液体ジェットに吸収された高速度流体を指す。かかる逆噴霧は、作用中、外科的処置領域を汚染し且つ/又は感染性の材料をエローゾル化する可能性がある点にて望ましくなく、更に、逆噴霧は、典型的に、エダクタポンプの動作を介して機器によって材料を排出する効率レベルが不良である。以下により詳細に説明するように、本発明により提供される外科機器は、該機器が作用しているとき、吹抜け及び逆噴霧に関係した性能上の問題点を実質的に軽減し、また、好ましい実施の形態において、実質的に解消する。
【0049】
液体環境内で作用し得る設計とされた外科機器を採用する実施の形態の場合、機器が作用しているとき、液体ジェットにより吸収された組織の少なくとも一部分を複数の粒子に融離させ得る設計とされた1つの領域をジェット受け入れ開口部内にて且つ/又はその下流に有するような排出管腔の構造とすることにより、排出管腔の詰まりを防止することができる。本明細書で使用する「融離する」という語は、管腔を詰まらせることなく、排出管腔を通り抜けるのに十分に小さい寸法の粒子となるように材料を分割することのできる極めて高せん断力及び衝撃力の領域を形成する強力な乱流の作用を受ける排出管腔内の液体によって、例えば、吸収した組織のような、吸収された材料を分解することを指す。好ましい実施の形態において、排出管腔は、吸収した組織の相当な部分を複数の実質的に顕微鏡的粒子に融離させることができる。本明細書で使用する「顕微鏡的」とは、人間の裸眼で見ることのできない程に非常に小さい寸法の粒子を指す。作用しているとき、液体ジェット及び該液体ジェットにより吸収された高速度流体は、ジェット受け入れ開口部の断面積の相当な部分を占めるが、ジェット受け入れ開口部の断面積よりも大きい領域は占めないような形態とされた末端を有する外科液体ジェット機器を提供することにより、ブローバイ及び逆噴霧を防止することができる。以下により詳細に説明するように、この「相当な部分」とは、液体ジェットにより形成された吸収領域が占めるジェット受け入れ開口部の断面積の少なくとも50%でかつ100%以下の面積を指す。
【0050】
次に、添付図面に示した幾つかの特定の実施の形態を説明することで本発明の外科液体ジェット機器についてより詳細に説明する。説明した実施の形態は単に説明のためであり、当該技術分野の当業者にとって明らかであるように、その他の形態を有する機器に対しその他の方法にて特許請求の範囲に記載した本発明の新規な特徴を実施し又は利用することができることを理解すべきである。
【0051】
図1には、本発明による液体ジェット外科機器102を利用する液体ジェット外科装置100の1つの実施の形態が図示されている。図示した外科機器102は、該機器のオペレータの手に配置し得る形態とされた把持領域106を有する本体104を含む基端103を持つ外科用ハンドピースの形態とされている。該外科機器102は、圧力管腔110及び排出管腔112を含む末端108を有している。外科機器の領域の説明にて本明細書で使用する「末端」とは、患者に対し外科的処置法を行い得るようにされ、また、機器の作用中、外科的処置箇所に挿入される外科機器の部分を指す。機器108の末端は、幾つかの実施の形態において、圧力管腔110及び排出管腔112の末端のみを備え又はその他の実施の形態において、機器の使用中、患者の外科的処置スペース内に挿入される圧力管腔110及び排出管腔112の末端の基端側の構成要素を含むことができる。
【0052】
図示した実施の形態において、外科機器102は、圧力管腔110及び排出管腔112の少なくとも一部分を取り巻くシース114を更に備えている。該シース114は、機器102が作用している間、圧力管腔110と排出管腔112との間に所望の幾何学的形態を維持し且つ/又は確立するのを助けるべく管腔に対する支持体を提供する。圧力管腔110は、その末端にノズル116を更に備えている。該ノズルは、圧力管腔110により供給された高圧の液体が貫通して流れるとき、液体ジェットを形成する。排出管腔112は、その末端に配置されたジェット受け入れ開口部118を含み、該開口部は機器102が作用しているとき、液体ジェット120を受け入れ得るようにジェットノズル116から所定の距離にてジェットノズル116と対向する位置に配置されている。
【0053】
図示した特定の実施の形態において、液体ジェット120は、機器102の排出管腔112及び本体104の長手方向軸線に対して横断状に(例えば、約90°の角度に)方向決めされている。以下により詳細に説明するように、かかる実施の形態の場合、排出管腔112は、排出管腔112内で基端側に液体ジェット開口部118に入る液体を偏向し且つ方向決めすべく利用される、ジェット受け入れ開口部118の下流にあり且つ該開口部に隣接するジェット偏向部分122を備えることが好ましい。圧力管腔110及び排出管腔112は、外科用等級のステンレス鋼にて製造されることが好ましいが、代替的な実施の形態において、管腔の何れか一方又はその双方は、例えば、当該技術分野の当業者に明らかであるように、特定の重合系材料のようなその他の適当な材料で製造することができる。圧力管腔を製造する特定の材料に関係なく、圧力管腔110は、液体ジェット120を形成すべく高圧の液体をノズル116に運ぶのに十分な破裂強度を有するものでなければならない。圧力管腔110の破裂強度は、実施すべき特定の外科的処置法にて使用すべく供給される液体に可能な最高圧力に適合し且つ好ましくはその圧力を上廻るように選択する必要がある。典型的に、外科機器102は、切断し且つ/又は剥離すべき所期の材料に依存して、約3.4474MPa(約500psig)乃至約344.738MPa(約50,000psig)の範囲の液体圧力にて作用する。当該技術分野の当業者は、特定の外科的必要条件に合うように圧力管腔110及び排出管腔112を形成する適当な材料を容易に選ぶことができよう。
【0054】
好ましい実施の形態において、圧力管腔110及び排出管腔112は、例えば、外科処置スペース内の表面と接触し、その偏向により液体ジェット120の方向が誤り、最早、ジェット受け入れ開口部118に入射せず、これにより、間違って患者の組織を傷付きる可能性がある、管腔の曲がりを防止するのに十分に硬いような管腔の末端の構造とされ且つそのように支持されている。圧力管腔110は、高圧液体の供給導管126を介して、高圧ポンプ124と流体的に連通している。高圧液体の供給導管126は、また、特定の外科的適用例に対し機器102を使用しようとする最高液体圧力に抵抗し得る破裂強度を備えなければならない。幾つかの実施の形態において、高圧液体の供給導管126は、少なくとも344.738MPa(50,000psig)に耐える構造とされた破裂抵抗性ステンレス鋼皮下管を備えている。幾つかの実施の形態において、皮下管は、外科機器102の可撓性及び操作性を向上させ得るようにら旋状にコイル巻きすることができる。好ましい実施の形態において、高圧液体の供給導管126は、圧力管腔110に接続可能なケブラー強化ナイロン管から成っている。
【0055】
所望の外科的処置法を行うのに必要とされる液体圧力を供給可能な任意の適当なポンプとすることができる高圧ポンプ124が高圧液体の供給導管126と流体的に連通している。当該技術分野の当業者は、非限定的に、ピストンポンプ及び隔膜ポンプを含む多くの型式の高圧ポンプを本発明の目的のために利用することができることが容易に理解されよう。好ましい実施の形態において、高圧ポンプ124は、再使用可能なポンプ駆動コンソール128に接続された使い捨て型ピストン又は隔膜ポンプを備えている。高圧ポンプ124は、液体供給リザーバ132から液体を受け取る低圧液体の供給管130と流体的に連通した入口を有している。ポンプ駆動コンソール128は、液体供給導管126により高圧液体を供給すべく高圧ポンプ124に駆動力を提供するために利用することができる電気モータを備えることが好ましい。
【0056】
本発明の実施に際し、多岐に亙る既知のポンプコンソールを利用することができるが、好ましいポンプ駆動コンソールは、オペレータ制御式スイッチ134によってオンのオフの切り換えを行なうことのできる定速度電気モータを含む。好ましい実施の形態において、オペレータ制御式スイッチ134は、機器のオペレータが容易に操作可能な外科機器102の把持領域106に設けられた釦又は引金部或いは足踏みペダルを備えている。幾つかの実施の形態において、ポンプ駆動コンソール128は、工場で予め設定され且つ使用中、調節不能である吐出圧力/流量を有するものとすることができる。その他の実施の形態において、圧力/流量は、ポンプコンソールのモータ速度及び/又は高圧ポンプの排出量を制御することができる可調節型の圧力/流量の制御構成要素136を介して、オペレータが制御可能である。図1において、圧力/流量の制御構成要素136は、ポンプ駆動コンソール128におけるノブとして図示されているが、好ましい実施の形態において、かかる構成要素は、ポンプ駆動コンソール128のオン/オフ制御に関して上述したように、把持領域106に設けられた引金部/釦或いは足踏みペダルを備えることが好ましい。更にその他の実施の形態において、ポンプ駆動コンソール128及び高圧ポンプ124は、当該技術分野の当業者に明らかであるように、高圧液体を吐出し得るように高圧液体ディスペンサ又はその他の手段と置換することができる。
【0057】
液体切断ジェットを形成するために利用される液体は、外科的処置法を行おうとする圧力及び温度の液体状態に保つことが可能な任意の流体とすることができる。生身の患者に対し外科的処置法を行うのに機器が使用される適用例の場合、利用される液体は、また、生理学的にも適合可能でなければならない。典型的な実施の形態において、供給される液体は、滅菌外科用食塩溶液又は滅菌水とし、液体供給リザーバ132は、かかる流体を保持する静脈内(IV)バッグのような滅菌容器を備えることができる。幾つかの実施の形態において、液体ジェットの切断又は剥離能力を向上させるため、液体は固体の研磨剤を含み、又は、液体は、例えば、ノズル116から液体ジェット120に導入されたとき、固体の微粒子材料を形成する、二酸化炭素のような液化ガスを含むことができる。その他の実施の形態において、外科機器102に供給された液体は、特定の外科的処置法に有用な消毒液、抗生物質、抗ウィルス成分、麻酔薬、薬剤、化学的療法剤を含むことができる。その他の実施の形態において、流体は、機器が作用しているとき、液体ジェットの視覚性を向上させ得るように色素を含めることができる。
【0058】
排出管腔112は、その基端にて排出導管138に接続可能であり、該排出導管138は、排出した材料及び壊死組織片を排液リザーバ140に運ぶために使用することができる。排出導管138内に保持された液体は、比較的低圧力であり、従って、好ましい実施の形態において、排出導管138は、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、シリコーン、ポリエチレン、ゴム管等の重合管のような低コストの可撓性の材料にて形成することができる。好ましい実施の形態において、排出導管138は、排出管腔112の最大の内部断面積に等しく又はこれを上廻る最小の内部断面積を有しなければならない。図示した実施の形態において、外科機器102は、外部の吸引源を必要とせずに、排出管腔112が液体ジェット120、剥離した材料及び壊死組織片をジェット受け入れ開口部118から排出管腔112の基端まで且つ排出導管138を通じて排液リザーバ140内に排出することができるような構造とされている。かかる実施の形態において、排出導管138は、外部の吸引源に接続不能であり、このため、機器が作用しているとき、オペレータが排出導管138を誤って外部の吸引源に接続することがないようにする真空遮断器142又は基端を含む。
【0059】
好ましい実施の形態において、液体ジェット外科装置100の流体供給路は、例えば、当該技術分野の当業者に明らかであるように、エチレン酸化物に露呈させるといった化学的方法又はガンマ或いはベータ放射線により処分し且つ滅菌処理することができる。特に好ましい実施の形態において、流体路は、1回限り使用のため、ユーザに予め滅菌処理した状態で供給される。当該技術分野の当業者は、「使い捨て可能」及び「1回限り使用」という語が意味することが理解される。滅菌処理過程中、例えば、沈着物によってジェットノズル116が詰まることによる機器の有用性を低下させることなく、使用する間、かかる構成要素を効果的に清浄にし且つ滅菌処理することが難しいから、液体供給リザーバ132、液体供給管130、高圧ポンプ124、高圧液体の供給導管126及び圧力管腔110を含む液体供給路が使い捨て型であることは有益なことである。特に好ましい実施の形態において、液体ジェット外科装置100の構成要素の全ては、ポンプ駆動コンソール128を除いて1回使用した後、完全に廃棄可能である。外科液体ジェット機器は、1回使用した後、廃棄可能である実施の形態の場合、該機器は、滅菌処理可能であることが好ましく、また、予め滅菌処理した状態で提供されることが最も好ましい。その他の実施の形態において、患者の体内に挿入される機器の圧力管腔及び末端のみが滅菌処理可能又は予め滅菌処理される。
【0060】
把持領域106は、特定の外科的処置法における人間工学的動き及び/又は特定のオペレータの好みに依存して、多岐に亙る形状及び形態にて形成することができる。例えば、細長いハンドルを備える図示した把持領域106と相違して、把持領域は、当該技術分野の当該者に明らかであるように、ピストルの形状又はループ、ストラップ、リング、指スロット等を有する形状にて形成することができる。
【0061】
外科機器102は、図2aにより詳細に図示されている。具体的には、図2aには、外科機器102の本体104、シース114、圧力管腔110及び排出管腔112の一部切欠き図が図示されている。ノズル116の出口に配置されたジェット開口部144がより明確に図示されており、該ジェット開口部144は、ノズル116から放出されたとき、液体ジェット120の頂点を画定する。ジェット受け入れ開口部118及び排出管腔112のジェット偏向部分122もまたより明確に図示されている。図示した実施の形態において、液体ジェット120はジェット受け入れ開口部118内に向けられ、このため、液体ジェット120の中央領域の方向を画定する軸線146がシース114の長手方向軸線及び外科機器102の基端103に対し実質的に垂直となる。
【0062】
シース114は、その基端にて外科機器102の本体104に取り付けられ且つその内部に2つの通路を有する管を備えることができる。圧力管腔110は、1つの通路115を通じて横断し、排出管腔112は他方の通路117を横断する。管腔110、112が横断する通路115、117は中央の分離領域148により分離されている。シース114は、当該技術分野の当業者に明らかであるように、多岐に亙る既知の材料にて形成することができる。好ましい実施の形態において、シース114は、外科等級ステンレス鋼にて製造されている。図示した実施の形態の代替的な実施の形態において、シース114は、中央領域148が無い単純な管から成るものとすることができ、また、圧力管腔及び排出管腔をシース内に配置し、これら管腔がシースの長さに沿って互いに直接接触するようにすることができる。機器の末端の断面寸法が最小であることが望ましい装置の場合、かかる実施の形態は好ましい。
【0063】
圧力管腔110及び/又は排出管腔112は、管腔がシースに対し動き得ない実施の形態の場合、シースの長さに沿った1つ以上の箇所にてシース114に堅固に接続可能である。以下により詳細に説明する代替的な実施の形態において、管腔の少なくとも1つは、シース内で摺動可能で且つ/又は回転可能である。管腔の壁とシース114の1つ以上の部分の内面との間の単なる摩擦、溶接、接着、圧力嵌め又は管腔の外面をシースの内面に固着するその他の方法又は当該技術分野の当業者に明らかな任意のその他の方法のような多岐に亙る方法にてシース114内に管腔を固定することができる。図2aに図示した実施の形態の代替的な実施の形態において、シース114は完全に省略してもよい。かかる実施の形態において、圧力管腔及び排出管腔は、例えば、溶接、接着等により互いに直接接続し又はストラップ、リング、クリップ又は当該技術分野の当業者に明らかなその他の手段により互いに接続することができる。
【0064】
外科機器102の本体部分104の図示した切欠き領域は、1つの実施の形態による圧力管腔110と高圧液体の供給導管126との間の接続及び排出管腔112と排出導管138との間の接続を示す。圧力管腔110の基端150は、高圧管カプラー152を介して高圧液体の供給導管126に接続されている。高圧管カプラー152は、幾つかの実施の形態において、圧力下のとき、圧力管腔110及び高圧液体の供給導管126の端部を所定の位置に強固に保持すべく顎付き接続具上に配置された圧着スリーブを含むステンレス鋼顎付き接続部を備えることができる。代替的な実施の形態において、高圧管カプラーは、当該技術分野の当業者に明らかであるように、エポキシ接着剤又はその他のシーラントにより圧力管腔及び高圧液体の供給導管の端部に固着することができる。上述した実質的に恒久的な接続具と相違して、代替的な実施の形態において、高圧管カプラーは、当該技術分野の当業者に既知の多岐に亙る高圧管接続具のような脱着可能又は接続不能な高圧要素を備えることができる。同様に、排出管腔112の基端154は、低圧管カプラー156を介して排出導管138に接続することができる。低圧管接続要素156は、非限定的に、顎付き接続具、ルアロック接続具等を含む、当該技術分野で既知の多岐に亙る低圧管接続具の任意のものを備えるものである。好ましくは、低圧接続要素156は、排出管腔112の最大内部断面積と少なくとも等しい大きさの最小内部断面積を有するようにする。圧力管腔110、排出管腔112、高圧液体の供給導管126、排出導管138は、支持要素157を介して本体104内に支持され且つ位置決めされており、該支持要素は、管腔/導管が通るスロット、溝又は穴を有する本体104の内面からの伸長部又は突出部を備えることができる。
【0065】
図2bには、上述したように、シースと、直線状ではなく、機器の末端160にて湾曲したシース158を有する外科機器の末端との1つの代替的な実施の形態が図示されている。かかる形態は、特定の外科的スペース内に機器の末端160を挿入することの困難性を軽減する上で好ましい。シース158は、ジェット開口部から放出された液体ジェット120の中央領域の方向がシース158の基端及び機器の基端の長手方向軸線に対し実質的に平行となるようにノズル116及びジェット受け入れ開口部143を方向決めする。図示した実施の形態において、液体ジェット120の中央領域は、シース158が接続される機器の基端の長手方向軸線に対し約180°の角度及び排出管腔164の湾曲したジェット偏向領域122に対し基端側の領域内で排出管腔164の長手方向軸線162に対し約90°の角度に方向決めされている。
【0066】
図3a乃至図3dには、液体ジェットノズル及びジェット開口部を提供する圧力管腔の末端領域の多岐に亙る実施の形態が図示されている。図3aには、液体環境内で利用し得る設計とされた外科機器内で使用するのに好ましい圧力管腔の1つの実施の形態の末端領域が図示されている。圧力管腔170は、ノズル174を画定する導管のくびれ領域172を有する管状導管を備えており、該くびれ領域は、くびれ領域172の外側で且つ該くびれ領域172の基端側の管状導管の内部断面積よりも小さい内部断面積を有する。圧力管腔170の末端は、外科機器により剥離し又は分離すべき表面178に隣接してジェット開口部176を配置し得るような更なる形態とされ、ジェット開口部176から出る液体ジェットがジェット開口部176の領域にてノズル174を備える管の肉厚に実質的に等しい距離だけ表面178から分離されるようにしてある。ノズル174は、以下に説明する方法により圧力管腔170に形成し、圧力管腔170を含む外科機器のオペレータが剥離し又は分離すべき表面178に隣接し又は該表面178に近接してノズル174を配置し且つ液体ジェットを表面178から極めて短い距離にて表面178に対し実質的に平行に方向決めすることを可能にする。ノズル領域174は、ジェットノズル領域174の外側にて圧力管腔170の軸方向中心線180に対し曲がっており、このため、ジェット開口部176は、その中央領域が軸線180に対する角度θを形成する軸線182に沿って方向決めされた液体ジェットを放出する。角度θは、約0乃至約90°の範囲内の任意の角度とすることができ、また、好ましい実施の形態において、約90°の角度である。
【0067】
図3aに図示したノズルは、くびれ領域172に隣接し且つ該くびれ領域の基端側の領域173内で圧力管腔170を形成する管状導管の外面により画定されたパラメータを超えてノズル174が半径方向に突き出さないため、圧力管腔170に対して小さいプロフィールを提供すると同時に、横断方向に向けた液体ジェットを提供し、また、比較的大きいノズル長さ対内径の比を提供することも好ましい。液体環境内で使用すべく外科機器に対し利用されるとき、ノズル174は、領域が少なくとも約4倍、より好ましくは、少なくとも約6倍だけその最小内径を上廻る長さを有する場合、最小内径の領域を備えることが好ましい。その他の実施の形態において、該領域は、少なくとも約10倍だけその最小内径を上廻る長さを有している。以下により詳細に説明するように、ノズル領域の長さ対最小内径の比が大きければ大きい程、ジェット開口部176から放出される液体ジェットは益々狭小に収束され且つ平行化状態とされる。以下により詳細に説明する理由のため、液体環境内で使用される外科機器を使用する実施の形態の場合、極めて平行化した液体ジェットであることが一般に好まれしい。しかし、一般に、例えば、約10以上という、極めて大きい長さ対最小内径との比を有するノズルは、ジェットの平行化状態を顕著に向上させることなく、使用中、ノズルにて極めて大きい圧力降下を生じさせ勝ちであり、このため、長さ対最小内径の比が例えば、約6の中間的な値のノズルよりも好ましくない。
【0068】
図3bには、図3aに図示したノズル174と同様の形態のノズル186を提供する圧力管腔184の末端部分が図示されている。しかし、圧力管腔184は、その末端付近で湾曲しており、このため、ジェット開口部188は、その中央領域の方向を画定する軸線190を有する液体ジェットを放出し、この方向は、圧力管腔184が接続される外科液体ジェット機器の基端の長手方向軸線に対し実質的に平行である。図3a及び図3bに図示した実施の形態に加えて、圧力管腔及びノズルは外科機器の基端又は本体の長手方向軸線に対し多岐に亙る望ましい角度方向に向けられた液体ジェットを提供し得る形状及び配置とすることが可能であることが当該技術分野の当業者には容易に理解されよう。
【0069】
図3cには、圧力管腔内で液体ジェットノズルを形成する1つの代替的な実施の形態が図示されている。圧力管腔192内のノズル領域194は、圧力管腔192を備える管の側壁に穿孔し又はくり抜いた穴を備えている。ノズル194は、圧力管腔192の長手方向軸線に対し実質的に横断状の軸線198に対し液体ジェットの中央領域が共直線状となるように液体ジェットを向けるジェット開口部196を提供する。図3cに図示した実施の形態は、長さ対最小内部断面直径の比が比較的小さいノズル領域を提供する低プロフィールの圧力管腔が望まれる外科機器にて使用するのに十分に適している。以下に更に詳細に説明するように、その周囲のガス状環境内で利用し得る設計とされた外科機器の場合、長さ対最小内径の比が比較的小さいノズルであることが一般に望ましい。ノズル領域194は、ノズル194に隣接する領域内で実質的に圧力管腔192の肉厚に等しい長さを有する。ジェット開口部196の寸法は、ノズル194に対し望ましい長さ対最小内径の比を提供し得るように圧力管腔192の厚さに対し選ぶことができる。ガス状環境内で利用し得る設計とされた外科機器を採用する実施の形態の場合、望ましいノズル194の長さ対最小内径の比は、約4以下であり、より好ましくは約2以下である。典型的に、高圧液体がノズルを通って流れるとき、比較的収束し且つ平行化した液体ジェットを放出する、長さ対最小内径の比が比較的大きいノズルと相違して、長さ対最小内径の比が小さいノズルは、典型的に、図3eに図示するように、平行化の程度が小さく且つより拡がる性質の液体ジェットを放出する。
【0070】
図3dには、圧力管腔内にノズルを提供する更に別の実施の形態が図示されている。上述した図3cと同様に、図示した実施の形態における圧力管腔198は、圧力管腔を備える管の側壁にくり抜いた穴を備えている。上述した図3cの実施の形態の場合と相違して、また、長さ対最小内径の比が大きいノズル202を提供し得るように、圧力管腔198は、管腔の側壁に形成された穴内に密封可能に挿入されたノズル挿入体200を備えている。ノズル挿入体200は、上記の図3cにおけるように形成されたノズルに対して可能なノズルの長さ対直径の比を全体として上廻ることのできる望ましいノズルの長さ対内径の比を提供し得るように望ましい所定の最小内径を有するように形成された通路204を含むことができる。ノズル挿入体200は、例えば、ステンレス鋼のような圧力管腔198と同一の材料で形成し、又は圧力管腔198を形成するために利用される材料を上廻る硬さを有する多岐に亙るその他の材料にて形成することができる。例えば、ノズル挿入体200は、チタン、タングステン、バナジウム又はその他の高硬度の金属のような材料又は当該技術分野の当業者に明らかであるように、サファイア、ダイヤモンド等のような結晶状の非金属材料にて完全に又は少なくとも部分的に形成することができる。代替的な実施の形態において、図示したノズル挿入体を提供することに代えて、排出管腔には、その領域の外側の肉厚を上廻る肉厚を有する側壁領域を設けることができる。かかる実施の形態におけるノズルは肉厚の厚い領域に穴をあけることにより形成することができる。
【0071】
図4には、図3a及び図3bに関して上述したノズルを形成する、本発明による1つの好ましい方法が図示されている。図4のステップ1は、圧力管腔を形成するときに使用される管状導管210を提供することを含む。上述したように、管状導管は、典型的に、ステンレス鋼のような生態適合性金属にて形成され且つ所期の液体圧力に耐えるのに十分な破裂強度を有する(例えば、少なくとも344.738MPa(50,000psig)の破裂強度)を有するように選ばれる。
【0072】
この方法のステップ2は、縮小した断面積を有するくびれ領域212を形成し得るように導管210の一端をくびれさせることを含み、このくびれ領域は、実質的に一定の内部断面積を有するジェットノズル領域214となるようにテーパーが付けられている。ジェットノズル領域214は、ジェット開口部220内のその末端にて終わっている。くびれ領域212は、例えば、くびれ領域212及びジェットノズル領域214を形成すべく導管210の末端をかしめ、圧着し又は熱間引抜きするといった当該技術分野にて既知の多岐に亙る方法により導管210に形成することができる。ステップ2の終結時に、圧力管腔導管210は、内径Rを有し、ジェットノズル領域214は、最小内半径rを有し、また、ジェットノズル領域214は、くびれ領域212の外側で圧力管腔210を備える管の軸方向中心線216と実質的に共直線状である。
【0073】
この方法のステップ3は、ノズル領域214の軸方向中心線218が距離D=R−rだけくびれ領域212の外側で管210の軸方向中心線216から片寄りし、ジェットノズル領域214及び管状導管210が管状導管210の外面に対して共直線状に少なくとも1つの線220に沿って互いに当接するように、ジェットノズル領域214を管210に対し片寄りさせることを含む。
【0074】
ジェット開口部220から放出され液体ジェットの少なくとも中央領域が軸線216に対し平行でない方向に向けられることが望ましい実施の形態の場合、ジェットノズル領域214は、選択的なステップ4にて図示するように、軸線216に対し曲げることができる。典型的な実施の形態において、ノズル領域214は曲がっており、このため、ジェットノズル領域214の軸方向中心線218は軸線216に対し45乃至115゜の範囲、より典型的には、約80乃至100゜の範囲、最も典型的には、約90゜の角度を形成する。また、くびれ領域212の外側で管210の外面により画定された周縁を超えて半径方向に突き出すジェットノズル領域214の部分が実質的に存在しないように、ノズル領域214を管210に対し曲げることが好ましい。長さ対最小径の比が比較的大きく、また、比較的容易に且つ経済的に製造することのできる液体ジェットノズルを製造する方法を提供することに加えて、本発明の方法は、また、圧力管腔を備える管の直径を上廻らない最大の断面プロフィールを有する圧力管腔をも提供する。更に、図4に概略図で示した方法により形成されたノズルは、高圧の液体流がノズルを通って流れるとき、液体ジェットを形成する効率を向上させる点で好ましい。液体ジェットを形成するときの効率は、くびれ領域212がノズル領域214内に流れる液体に対する平滑なテーパー付きの流路を提供し、これにより、乱流、再循環流れパターン、及びジェットノズルの入口における摩擦を少なくし得るように平滑なテーパー付きの流路を提供する点にて、例えば、管腔の側部に形成された穴を有するノズルの設計よりも向上する。この効果は、流体の機械的技術分野にて「縮流」効果として既知であり、ノズルを通る流体の流れ効率を30%も向上させることができる。
【0075】
本発明は、特定の外科的環境内で使用し得るよう特別の設計及び構造とされた外科液体ジェット機器を提供するものである。具体的には、幾つかの実施の形態において、本発明は、機器が作用しているとき、液体ジェットが液体環境内に完全につけられる外科的処置環境内で極めて望ましい性能上の特徴を提供し得るよう特別に設定された外科液体ジェット機器を提供し、また、その他の実施の形態において、本発明は、機器が作用しているとき、液体ジェットがガス状環境により取り巻かれる外科的処置環境内で極めて望ましい性能上の特徴を提供し得るよう特別に設定された外科液体ジェット機器の設計を提供するものである。より具体的には、本発明は、液体又はガス状外科的環境内で所望の機器の性能特徴を提供し得るように特に選ばれた特定の所定の幾何学的関係をジェット形成構成要素とジェット受け入れ構成要素との間に確立し得るように互いに対する形状及び位置が設定された圧力管腔及び排出管腔を含む、外科液体ジェット機器を提供するものである。重要なことは、上述した幾何学的関係及び設計上の特徴は、ガス状環境内で使用し得る設計とされた機器と比較したとき、液体環境内で使用し得る設計とされた機器の場合、大幅に相違することである。
【0076】
次に、液体を保持する周囲の外科的環境内に完全につけられる液体ジェットを形成するときに使用される好ましい装置の作用及び設計上の特徴を説明するために図5aを参照する。図5aには、例えば、先に図2aに図示したような外科機器の一部を形成することのできる圧力管腔230及び排出管腔240の末端の一部切欠き図が図示されている。作用する前、圧力管腔230及び排出管腔240の末端を処置領域内に挿入し且つ少なくとも部分的に液体244内につけて、少なくともノズル232及びジェット受け入れ開口部234が液体244によって完全に取り巻かれるようにする。機器が作用しているとき、高圧力下の液体は、圧力管腔230を介してノズル232に供給され、高圧の液体が流れるとき、ジェット開口部236が液体ジェット238を形成するようにする。上述したように、液体ジェット238がその周囲の液体環境244内に形成される実施の形態の場合、ジェットがジェット開口部236から出るとき、ジェット238が実質的に平行化されることが好ましい。液体ジェットが平行化されればされる程、液体ジェットがジェット開口部236とジェット受け入れ開口部234との間の空隙を横断するときに液体ジェットが拡がり又は分散する程度がより小さくなる。このように、極めて平行化されたジェットは、ジェット受け入れ開口部234にて、ジェット開口部236における液体ジェットの断面形状及び面積と実質的に同様の断面形状及び面積を有する。
【0077】
上述したように、液体ジェット238を形成すべくノズル232に供給される高圧液体の圧力は、ノズル232の特別の設計及び切断し又は剥離すべき組織又は材料の硬さ/粘性に依存する。典型的に、高圧の液体は少なくとも3.44738MPa(500psig)の圧力にてジェット開口部236に供給され、その他の実施の形態にて、少なくとも約34.4738MPa(約5,000psig)の圧力、更に他の実施の形態において、少なくとも約103.421MPa(約15,000psig)の圧力、更に他の実施の形態において、少なくとも約206.843MPa(約30,000psig)の圧力、更に他の実施の形態において、少なくとも約344.738MPa(約50,000psig)の圧力にて供給される。同様に上述したように、平行化されたジェットが望まれる実施の形態の場合、ノズル232は、長さ対最小内径の比が、少なくとも約4、より好ましくは少なくとも約6、他の実施の形態において少なくとも約10であることが好ましい。ジェット開口部236は、典型的に、円形の断面積を有するが、その他の実施の形態において、特定の所望の目的のため異なる形状のジェットを形成すべく矩形、楕円形、スリット状等のようなその他の断面形状とすることができる。好ましい実施の形態において、ジェット開口部236は、約0.0254mm(約0.001インチ)乃至約0.508mm(約0.02インチ)の範囲、より好ましくは、約0.0762mm(約0.003インチ)乃至約0.254mm(約0.01インチ)、最も好ましくは約0.127mm(約0.005インチ)の内径を有する。
【0078】
ジェット開口部236を出るときに平行化される液体ジェット238は、液体ジェット238を取り巻く視覚的に不透明の吸収領域242を形成し勝ちである。吸収領域242は、液体ジェット238の運動エネルギにより吸収され且つ駆動される迅速に移動する液体から成っている。液体ジェット238は、液体環境244を通って迅速に移動するとき、実質的に吸収領域242と同程度に拡がる低圧領域を形成し勝ちである。高圧液体及び迅速に移動する液体ジェットを採用する典型的な実施の形態において、吸収領域/低圧領域242内の圧力は液体環境244内の取り巻く液体のベーパ圧力よりも低く、これにより、吸収領域242内に液体のキャビテーションを発生させ、また、これに伴って、吸収領域242内の液体中に極めて小さい多数の気泡246を形成し、その領域を視覚的に不透明にする。
【0079】
前述したように、好ましい実施の形態において、安全上及び性能の点で、機器は、液体ジェットのブローバイ、ジェット受け入れ開口部及び排出管腔の詰まり、組織/壊死組織片の吸収及び除去の非効率さのような望ましくない効果を軽減し且つ好ましくは、解消し得るような設計とすることが望ましい。また、上述したように、好ましい実施の形態において、剥離した組織及び壊死組織片は、別個の吸引源を排出管腔の基端に作用させることを必要とせずに、排出管腔を通じて外科的処置領域から排出し得ることが望ましい。上述した特徴を提供し得るよう、液体環境内で使用される本発明の外科機器は、特定の所定の距離にてジェット開口部に対し配置可能である特定的に選んだ所定の形状及び形態を有する排出管腔を含むことができる。具体的には、好ましい実施の形態において、機器が作用しているとき、ジェット受け入れ開口部234は、ジェット開口部236から所定の距離lにてジェット開口部236と対向する位置に配置し、また、液体ジェット238内の実質的に全ての流体がジェット受け入れ開口部234内に入るよう長さ対最小直径の比を有するノズル232に提供されるようにする。上述したように、液体ジェット238は、機器が作用しているとき、液体ジェット238を取り巻く吸収領域242を形成し勝ちである。吸収領域242は、典型的に、液体ジェット238の周りで左右対称に配置され且つジェット開口部236からジェット受け入れ開口部234までの方向に拡がり勝ちとなる。ジェット開口部236が円形の形状である典型的な実施の形態において、吸収領域242は、ジェット開口部236に截頭円錐形の頂点を有し且つジェット受け入れ開口部234の面に円錐体の断面として画定された基部を有する截頭円錐体の形状をしている。好ましい実施の形態において、吸収領域242の基部は、機器が作用しているとき、液体ジェット受け入れ開口部234の断面積の約50%乃至約100%を占め、より好ましくは、機器が作用しているとき、吸収領域は、ジェット受け入れ開口部234の断面積の少なくとも約75%、より好ましくは、少なくとも約90%、最も好ましくは少なくとも約95%を占める。
【0080】
図5cに図示するように、吸収領域242が上述したように、ジェット受け入れ開口部234の断面積の望ましい相対的な一部分を占めることを確実にするために必要なジェット受け入れ開口部234の断面積は、ジェット開口部232とジェット受け入れ開口部234との間の選ばれた所定の距離lと、吸収領域を特徴付ける拡がり角度(図5cに角度Φで図示)とに機能的に関係している。具体的には、ジェット受け入れ開口部234における吸収領域242の基部の望ましい断面半径bは、所定の距離lと、吸収領域の拡がり程度とに関係している、すなわちb=l tan Φとなる。所定の距離lは、必要な流体路切断/剥離長さを設定する望ましい外科機器の用途に基づいて選ばれる。この望ましい所定の距離lに基づいてジェット受け入れ開口部234の必要な寸法は、液体環境244内に圧力管腔230及びノズル232をつけることで典型的に実験的に決定され、望ましい所定の圧力にて液体をノズル232に供給することにより液体ジェット238を形成し、液体ジェット238の周りに形成された吸収領域242又はキャビテーション円錐体の寸法を視覚的に観察し且つその観察結果から角度Φを推定することで行われる。
【0081】
上述したように、ジェット開口部236とジェット受け入れ開口部234との間の所定の分離距離Lは、外科機器が使用される特定の外科的処置法の必要条件に依存する。しかし、幾つかの典型的な実施の形態の場合、この所定の距離は約1cm、その他の典型的な実施の形態の場合、約5mm、更にその他の典型的な実施の形態の場合、約1mmの最大値を有する。ジェット受け入れ開口部234は、典型的に、約0.254mm(約0.01インチ)乃至約5.08mm(約0.2インチ)の範囲の直径、その他の実施の形態において、約0.762mm(約0.03インチ)乃至約2.54mm(約0.1インチ)、幾つかの好ましい実施の形態において、約1.524mm(約0.06インチ)の直径を有する。
【0082】
図5aを再度、参照しつつ、排出管腔240の1つの好ましい形態に関して説明する。液体環境内で作用することを目的とする外科機器内で使用される排出管腔240の好ましい実施の形態は、ジェット受け入れ開口部234にて排出管腔240への入口内且つ/又はその下流で且つ該入口に近接する融離領域246を含んでいる。融離領域246は、機器が作用しているとき、強力な乱流を生じさせ且つ排出管腔の内面に鋭角度にて衝撃力を加え、これにより、吸収された材料/組織を融離することのできる顕著な衝撃力を発生させる液体を保持する領域として画定される。融離領域246内の強力な液体の乱流と排出管腔240の壁に対する吸収領域242内の液体ジェット238及び液体の衝撃力との組み合わせにより、融離領域内の液体は、吸収領域242内の液体により吸収された全ての組織又は材料の少なくとも一部を複数の小さい粒子に融離することが可能となる。好ましい実施の形態において、融離領域は、吸収された組織の相当な部分(すなわち大多数)を複数の細かい粒子に融離することができる。最も好ましい実施の形態において、複数の粒子は極めて小さくて人間の裸眼にて見ることができない複数の顕微鏡的粒子を少なくとも部分的に含む。全ての場合、これら粒子は、機器が作用しているとき、排出管腔を詰まらせることなく排出管腔240を通り抜けるのに十分に小さくなければならない。
【0083】
融離領域を提供するため、排出管腔240は、ジェット受け入れ開口部234に隣接し且つ該開口部の下流に配置されたジェット偏向部分248を有することが好ましい。ジェット偏向領域248は、液体ジェット238の少なくとも中央部分の方向に対し角度が付けられた直線状表面とし、又は、好ましい実施の形態において、ジェット偏向領域248は、湾曲面が少なくとも一部分を偏向させる形状とされたとき、液体ジェットの少なくとも一部分がその上に衝突する滑らかに湾曲した面を備えており、この場合、この湾曲面は、吸収領域242にある液体ジェット238及び液体の少なくとも一部分、好ましくは、その全てをジェット偏向領域248の基端側の領域内で排出管腔240の長手方向軸線250に対して実質的に平行な方向に偏向させる。好ましい実施の形態において、ジェット偏向領域248を画定する湾曲面の曲率半径は、排出管腔240の内径の約1乃至20倍の範囲の値にて実質的に一定である。図5aに図示した最も好ましい実施の形態において、ジェット偏向領域248を画定する湾曲面の曲率半径は、ジェット偏向領域248の排出管腔240の内径に略等しく、このため、ジェット偏向領域248の基端側で且つ該領域248に隣接して配置された排出管腔の一部分の外面252により画定された周縁を超えて半径方向に突き出す、ジェット開口部234の部分は実質的に存在しない。また、本発明により提供される外科機器にとって、液体ジェットはジェット受け入れ開口部内に向けられ、液体ジェットの少なくとも中央部分の方向がジェット受け入れ開口部を画定する(すなわち同一面状の)面に対して直角(すなわち垂直)の線に対して10°以内の角度を形成するようにすることが全体として好ましい。最も好ましい実施の形態において、液体ジェットの中央部分は、ジェット受け入れ開口部を画定する面に対して直角の線に対し実質的に平行である。
【0084】
幾つかの実施の形態において、排出管腔240の効果的なエダクタポンプの動作を提供するため、排出管腔240は、ジェット受け入れ開口部234から排出管腔の基端が配置された外科機器の末端の基端側の位置まで実質的に一定の内部断面積を有する。その他の実施の形態において、エダクタポンプの動作は、実質的に一定の断面積を有する排出管腔であって、該排出管腔の断面積よりも小さい断面積を有するジェット開口部を有する排出管腔を提供することにより向上させることができる(すなわち、排出管腔の内部断面積はジェット受け入れ開口部にて最小値を有する)。更にその他の実施の形態において、エダクタポンプの動作は、ジェット受け入れ開口部における最小値からジェット受け入れ開口部の基端側の位置に配置された所定の位置における最大値まで増大する内部断面積を有する排出管腔を提供することにより、向上させることができる。かかる実施の形態において、この内部断面積の最大値は、上述した所定の位置に基端側の排出管腔内の位置に対し実質的に一定でなければならない。上述した実施の形態の各々において、上述した融離領域の基端側及び/又は下流の任意の位置にて排出管腔の内部断面積が実質的に全く縮小しないようにすることが好ましい。
【0085】
図5bには、液体外科的環境内にて使用し得るように設計された外科機器の排出管腔の構造の1つの代替的な設計の実施の形態が図示されている。排出管腔260は、該排出管腔の内部断面積の狭小部分262を有している。該狭小部分262は、ジェット受け入れ開口部264の基端側に配置され且つ融離領域266の直ぐ基端側で且つ該融離領域に隣接する位置に配置されることが好ましい。作用時、排出管腔260内の狭小部分262は、排出管腔内の液体が狭小部分を通って流れるとき、ベンチュリ管として作用し、これにより、排出管腔260のエダクタポンプの動作を向上させる。図示した実施の形態において、狭小部分262は、排出管腔260を備える管導管の側壁にピンチ部分268を備えている。好ましい実施の形態において、狭小部分262の断面積は、ノズル272のジェット開口部270の断面積の約3倍乃至約8倍の範囲になければならない。
【0086】
図5aを再度、参照すると、液体ジェット238の少なくとも中央部分がジェット偏向領域248の基端側の領域内で排出管腔240の長手方向軸線250に対し0でない角度を形成する方向(すなわち平行でない方向)に向けてジェット受け入れ開口部234内に向けられるように圧力管腔230に対する形状及び配置とされている。幾つかの実施の形態において、この角度は約45乃至115°の範囲とし、その他の実施の形態において、約80乃至100°の範囲とし、また、図示するように幾つかの好ましい実施の形態において、この角度は約90°とすることができる。液体環境内で使用し得る設計とされた外科機器を採用するその他の実施の形態において、ジェット偏向領域の基端側の領域内で液体ジェットの少なくとも中央部分及び排出管腔の長手方向軸線が、例えば、図7dに図示した実施の形態で示すように、実質的に平行であるようにすることができる。
【0087】
図6a及び図6bには、周囲のガス状環境内で使用し得る設計とされた液体ジェット外科機器の好ましい配置が図示されている。図6aを参照すると、ガス状環境284内で使用される外科液体ジェット機器の圧力管腔280及び排出管腔282の末端の一部切欠き図が図示されている。ガス状環境内で使用する設計とされる機器の場合、ノズル286は、液体環境内で使用する設計とされた機器に採用される好ましいノズルよりも長さ対最小内径の比が小さいことが好ましい。上述したように、図示した実施の形態において、圧力管腔280の側壁にくり抜き穴として形成されたノズル286は、長さ対最小内径の比が約4以下であることが好ましく、約2以下であることがより好ましい。液体環境内で使用される機器に対して好まれる比較的平行化された液体ジェットと相違して、ガス状環境内で使用される機器は、高圧の液体がノズルを通って流れるとき、偏向する液体ジェットを形成することが好ましい。好ましくは、機器が作用しているとき、ジェット開口部290から放出される液体ジェット288は、ガス状環境284内を移動する液滴292の拡がる領域から成る吸収領域を形成する拡がりジェットであるようにする。液体ジェット288を含む液滴領域は、液体ジェット領域288を取り巻くガス内の圧力と比較して比較的低いガス圧力の領域を形成し勝ちであり、このことは、ジェット領域288と実質的に同程度に広がる吸収領域内に組織及び材料を吸収し且つ吸引する傾向となる。
【0088】
ガス状環境内で液体ジェット外科機器を採用する殆どの適用例に対し重要な関心事は、ジェット受け入れ開口部から液体ジェットの霧化及び逆噴霧を最小にし且つ好ましくは解消することである。かかる霧化又は逆噴霧は、その周囲のガス状環境内への感染性材料及び/又は望ましくない材料のエローゾル化を生ずる虞れのあることに加えて、外科的処置領域の視覚化を不良にする可能性がある。排出管腔からの逆噴霧又は霧化を防止するため、排出管腔282は、その末端にて実質的に直線状であり、このため液体ジェット288の少なくとも中央領域の方向を画定する軸線294が排出管腔282の末端の長手方向軸線に対し実質的に共直線状であるようにすることが好ましい。かかる形態の場合、排出管腔の末端の長手方向軸線に対し急峻角度(例えば、45乃至135°)にて向けられた中央領域を有する(例えば、図5aに図示するように)液体ジェットを形成する機器にとって、実質的に完全に組織を融離することは重要でなく、それは、材料及び壊死組織片は、典型的に、排出管腔の実質的に直線状の末端に蓄積し且つその末端を詰まらせるであろう傾向が少ないからである。
【0089】
上述したように、液体ジェット288は、ジェット開口部290からジェット受け入れ開口部296まで流れるときに拡がる拡がりジェットであることが好ましい。拡がりジェット288は、ジェット開口部290に頂点を有し、実質的に円形のジェット開口部の形状となるため、截頭円錐形の形状を有し、この場合、その円錐体の截頭頂点はジェット開口部290に位置し且つ円錐体の基部はジェット受け入れ開口部296にて円錐体の平面状の断面として画定される。液体環境内で使用される設計とされた外科機器の場合について上述したように、ガス状環境内で使用し得る設計とされた外科機器の好ましい実施の形態は、機器が作用しているとき、ジェット開口部に対して形状及び位置が設定された排気管腔を提供し、液体ジェット吸収領域の基部がジェット受け入れ開口部の断面積の約50%乃至約100%を占め、より好ましくは、吸収領域はジェット受け入れ開口部の断面積の少なくとも約75%、より好ましくは、少なくとも約90%、最も好ましくは、少なくとも約95%を占めるようにする。液体環境内で使用される機器に関して上述したように、ジェット受け入れ開口部296の寸法は、ジェット開口部290とジェット受け入れ開口部296との間の望ましい分離距離と、液体ジェット288の拡がり程度を決定する、ノズル286の長さ対最小内径の比とに基づいて選ぶことができる。図5cに関して上述した幾何学的関係と同様に、ジェット受け入れ開口部296における液体ジェット吸収領域288の半径の間の関係は、ジェット開口部290とジェット受け入れ開口部296との間の分離距離Lに関係している、すなわち、b=l tan Фとなり、ここでФは、ノズル286の長さ対最小径の比に関係した液体ジェット288の拡がり角度であり、bは液体ジェット吸収流域288の基部の半径として画定される。上述したように、ジェット受け入れ開口部296の望ましい寸法は、典型的に、例えば、望ましい液体供給圧力及び所定のノズルの形態を使用するガス状環境内で液体ジェットを形成し、形成される拡がり液体ジェットを視覚的に観察し且つその観察に基づいて角度Фを推定することにより、実験的に求められる。次に、Ф及び望ましい分離距離Lに基づいて適正なジェット受け入れ開口部の寸法を選ぶことができる。
【0090】
好ましい実施の形態において、排出管腔282内の所定の位置298における液体ジェット288の断面形状及び面積が所定の位置298における排出管腔282の内部断面形状及び面積と実質的に等しいように排出管腔282をジェット開口部290に対しその形状及び位置を設定することも望ましい。所定の位置298は、ジェット受け入れ開口部296と一致するようにし、又はジェット受け入れ開口部296の基端側に配置することができる。所定の位置298がジェット受け入れ開口部296の基端側に配置される実施の形態の場合、この所定の位置298はジェット受け入れ開口部296の基端側に対し約5mm以内となるようにすることが好ましい。このようにして、排出管腔282の形状及び位置を設定することにより、液体ジェット288がその末端の入口にて又はその付近の位置にて排出管腔282の断面積を完全に充填することが確保され、これにより、逆噴霧及び霧化を実質的に防止し且つエダクタポンプの動作を介する排出状態を向上させることができる。
【0091】
排出管腔282は、実質的に一定の内部断面積を有し、また、ジェット受け入れ開口部の断面積が実質的に排出管腔282の断面積よりも小さく又はジェット受け入れ開口部296における最小値からジェット受け入れ開口部296の基端側の所定の位置における最大値まで連続的に増大し、次に、所定の位置の基端側の位置にて実質的に一定のままである内部断面積を有するようにすることができる。これと代替的に、図6bに図示するように、該機器は、ジェット受け入れ開口部304の基端側に配置された狭小部分302を有する排出管腔300を備えることができ、該狭小部分は、排出管腔300のエダクタポンプの動作を向上させるベンチュリ管として機能する。排出管腔内に狭小部分を含む実施の形態の場合、液体ジェット306は、狭小部分302の末端部分に配置された所定の位置308にて排出管腔300の内面に接触するようにすることが好ましい。狭小部分302の断面積は、ノズル305のジェット開口部303の断面積よりも約3倍乃至15倍大きいことが好ましい。
【0092】
液体環境内で使用される本発明の液体ジェット外科機器の特定の好ましい実施の形態は、液体ジェットが衝突するジェット偏向面を提供し得るような構造及び配置とされた排出管腔を含むものとして説明し、また、ガス状環境内で使用される本発明の液体ジェット外科機器の特定の好ましい実施の形態は、実質的に直線状であり且つジェット偏向面を含まない排出管腔を提供するものとして説明したが、本発明の範囲内の液体ジェット外科機器は、そのように限定されるものではないことを理解すべきである。具体的には、図5a及び図5bに図示したような形態は、霧化及び/又は逆噴霧が形成される可能性があることは重要ではない適用例にてガス状管腔内で使用することを目的とする外科機器として採用することができる。同様に、図6a及び図6bに図示した形態は、所望の外科的処置領域へのアクセスを許容し得るように液体ジェットを実質的に同軸状に方向決めすることができる適用例、及び組織を実質的に完全に融離することが重要でない適用例にて液体環境内で使用することを目的とする外科機器として採用することも可能である。
【0093】
図7には、本発明による液体ジェット外科機器の末端に対する多岐に亙る可能な実施の形態が図示されている。図7aには、圧力管腔312が末端方向に伸びるシース310を有する外科機器の末端の部分切欠き図が図示されている。排出管腔314は、シース310内に完全に保持され且つ該シース310によって取り囲まれている。作用中、液体ジェットがジェット開口部316から放出され且つジェット受け入れ開口部318内に向けられ、液体ジェットの少なくとも中央部分が基端方向に且つシース310の長手方向に対し平行に向けられるようにする。図7aに図示した形態は、また、ガス状環境内で使用することを目的とする外科機器に十分に適しており、また、組織を広範囲に融離させることが重要ではない液体環境内で使用することを目的とする外科機器にとっても有用である。
【0094】
図7b及び図7cには、シース320の末端が圧力管腔322及び排出管腔324の双方を実質的に完全に取り巻く、本発明による外科液体ジェット機器の末端の2つの実施の形態が図示されている。シース320の末端に切欠き326を提供することにより機器内に液体ジェットの経路長さが形成され、この場合、切欠き326の基端面がジェット受け入れ開口部328を含み、切欠き326の末端がジェット開口部330を含むようにする。幾つかの実施の形態において、シース320は、重合系材料のような可撓性の材料で製造することができ、また、図7b、図7cに図示した形態は、細長いカテーテルの形態とされた液体ジェット外科機器の一部を備えるようにすることができる。図7b、図7cに図示した形態は、図7bにおいて、ジェット開口部330から放出された液体ジェット331がシース320の長手方向軸線に対して基端方向で且つ該長手方向軸線に対して平行に向けられた中央領域を有する一方、図7cに図示した形態の場合、液体ジェット331の中央領域は、シース320の長手方向軸線に対して約45°の角度にてジェット受け入れ開口部328に向けられる点を除いて、実質的に同様である。
【0095】
図7dには、本発明による外科液体ジェット機器の末端及びシース340が接続される機器の基端の1つの実施の形態が図示されており、この実施の形態において、末端は、その中央領域がシース340の長手方向軸線に対し基端方向に且つ該長手方向軸線に対し略平行に向けられる液体ジェット341に対する融離領域を提供することができる。該シース340は、圧力管腔342及び排出管腔344がそこから突き出す末端を有している。排出管腔344は、その末端付近に2つの湾曲領域347、350を有し、その第二の湾曲領域350はジェット受け入れ開口部348に隣接し且つジェット偏向領域を提供する。
【0096】
図7eには、図7eの形態にてノズル363により形成された液体ジェット361の中央領域が排出管腔360及びシース362の長手方向軸線に対し約45°の角度を形成する方向を有する点、及び図5aに図示した実施の形態の場合、この角度は約90゜である点を除いて、図5aに関して説明したものと同様である、本発明による外科機器の末端の1つの実施の形態が図示されている。
【0097】
本発明はまた、狭小な外科的処置スペース内に末端を挿入し易くし得るように選んだ所定の外形及び寸法を有する外科的処置スペース内に挿入される末端を有する外科液体ジェット機器の色々な実施の形態も提供する。本発明により提供されるかかる外科機器の好ましい実施の形態は、例えば、ジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間の分離距離を拡げ得るように互いに対する管腔の方向、位置決め及び/又は形態を変更し得るように圧力管腔と排出管腔との間に相対的動作を形成する機構を備えている。本発明により提供されるような作動機構を有する外科液体ジェット機器の実施の形態は、典型的に、機器の末端を非展開状態の形態にて外科的処置スペース内に挿入することを可能にし、その後、オペレータが展開させてジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間の望ましい分離距離を提供し、望ましい液体ジェットの経路長さが得られるようにする作動機構を備えている。典型的に、展開可能な液体ジェット外科機器を採用する実施の形態は、関節包のような患者の体内の狭小な領域を対象とする外科的適用例に関するものである。かかる形態の多くの場合、機器が作用しているとき、機器の末端を取り巻く外科的環境は液体環境である。
【0098】
図8a乃至図8cには、本発明による展開可能な液体ジェット外科機器の1つの実施の形態が図示されている。図8aには、末端382が非展開状態の形態にある、機器380が図示されている。機器380の末端382は、シース388の末端から突き出す圧力管腔384及び排出管腔386を有する。図示した非展開状態の形態において、圧力管腔384及び排出管腔386は機器380の末端382内でその長さに沿って実質的に同一方向であり、このため、機器380の末端382に対し最小断面寸法を提供する。シース388は、末端382付近にて機器380の断面寸法を縮小させ得るようにその末端付近に縮小断面領域390も備えている。特定の外科的処置法に対し狭小な外科的処置スペース内に機器380の末端382を挿入し易くし得るように末端382の外形及び寸法を選ぶことができる。例えば、人間の膝にて外科的処置法を行うために機器380が使用される実施の形態において、外科機器380の末端382は、外科機器380が非展開状態の形態にあるとき、約2.8mm以上とならない少なくとも1つの断面寸法を有することが好ましい。膝への外科的処置法のためかかる機器を利用するとき、2.8mmを超えない非展開状態の末端の断面寸法部分は、末端を膝内に挿入し易くし得るように脛骨平坦部の平面に対し実質的に直角に方向決めする。末端382はまた、シース388の長手方向軸線から望ましい角度αだけ角度を付けて変位させた機器380の末端付近に領域392を含むことができる。この角度は、患者の体内の特定の狭小な外科的処置スペース内に装置を挿入し易くし得るように選ぶことができる。例えば、人間の膝を構成する関節包内で外科的処置法を行うべく外科機器380が使用される実施の形態の場合、外科機器380のシース388又は本体394の長手方向軸線に対する末端382の角度付き領域又は湾曲領域392の最大角度αは約15°であることが好ましい。
【0099】
外科機器380の本体394は、オペレータの手に嵌まる形態とされた把持領域396を備えている。本体394は、多岐に亙る材料で製造することができ、また、特定の実施の形態にて本体を形成し得るように射出成形し又は鋳造することのできる弾性的な低廉で容易に成形可能な重合系材料で製造することが好ましい。非限定的に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリ塩化ビニル、フェノール系ポリマー、ナイロン等、及びそれらの混合体、共重合体及び組み合わせを含む、当該技術分野の当業者に明らかであるような、色々な重合系材料を使用して本体394を形成することができる。上述したように、機器380は、機器の全体が1回使用した後に、廃棄可能であるように、比較的低廉で且つ組み立てが容易な材料で製造することが好ましい。また、外科機器380の本体394は、回転可能なノブを有する作動要素398も備えており、該ノブは、以下により詳細に説明するように、オペレータの手で制御可能であり且つ機器380の末端382を展開させるのに有用である。
【0100】
図8bには、展開状態の形態の外科機器380が図示されている。外科機器380は、作動要素398を時計回り方向に回転させ、これに相応して排出管腔386に対して圧力管腔384の末端を回転させることで展開させることができる。圧力管腔384の末端の回転方向は、図面に矢印400で示してある。圧力管腔384が機器380の本体394に対して回転すると、ジェット開口部404とジェット受け入れ開口部406との間の液体ジェット経路の長さを画定する分離距離402は、機器380が非展開位置にあるときの実質的に0の値から作動要素398の移動限界点により画定された望ましいの所定の距離まで増大する、幾つかの実施の形態において、作動要素は、多岐に亙る所定の値となるように所定の距離を調節することを許容し得るように、作動要素を移動限界点の1つ以上の中間位置に保持する構造とされた1つ以上の止め具を備えることができる。かかる止め具の構造は、当該技術分野の当業者により十分に理解されており、従って、本明細書では詳細に説明しない。かかる止め具は、また、以下に説明する展開可能な外科機器の実施の形態の作動機構の一部として設けてもよい。本発明による展開可能な外科液体ジェット機器の好ましい実施の形態において、ジェット経路長さを画定する所定の距離をオペレータが連続的に且つ無限に調節可能であるように、その移動限界点に亙って連続的な動作範囲を有するような作動要素の構造とされている。この望ましい所定の距離は、特定の外科用処置法に対し望ましい液体ジェットの切断/剥離経路長さを提供し得るように選ぶことができる。例えば、人間の膝のような、人間の関節包内で行われる外科的処置法の場合、ジェット開口部404とジェット受け入れ開口部406との間の最大分離距離は約4mm以下であることが好ましい。
【0101】
図8cには、外科機器380の内部の特徴がより明確に図示されている。排出管腔386は、本体394に対して実質的に動かないように外科機器380の本体394内で固定状態に取り付けられている。排出管腔386の基端408は、低圧の排出導管410が接続される顎付き接続具を備えている。圧力管腔384は、機器380のシース388及び本体394内に回転可能に取り付けられ且つ作動要素398に固定状態に取り付けられている。圧力管腔384の基端412は、上述したように、高圧の管カプラー414を介して高圧液体の供給導管416に接続される。外科機器380の本体394は、高圧液体の供給導管416が縦断する回転可能な継手418を備えている。回転可能な継手418は、回転可能なノブ398を操作したとき、導管416及び圧力管腔384が本体394に対して回転するのを許容し得る形態とされている。
【0102】
図8dには、外科機器380のシース388の断面図が図示されている。図示した実施の形態において、圧力管腔384は、シース388の中心付近に配置された平坦領域420を有する半球状の形状をしている。排出管腔386は、圧力管腔384の平坦領域420と同一方向とし且つ該平坦領域420と接触した平坦領域422を有する実質的に矩形の断面形状をしている。管腔384、386の図示した非円形の形態は二重の目的を果たすことができる。第一に、この非円形の形状は、非展開状態の形態にあるとき、機器380の末端382の断面寸法の全体を縮小させることを可能にすることができる。更に、平坦領域420、422は、管腔が処置領域内の表面と接触したときに望ましくない曲がりが生じ、この曲がりによる、液体ジェットの方向の誤り及び間違った組織の傷付けを防止し得るように管腔384、386に対し望ましい横方向硬さを付与する。代替的な実施の形態において、圧力管腔384及び/又は排出管腔386は、実質的に円形の断面形状を有し且つ上述した図2aに図示するような追加的な支持体が得られるようにシース内の別個の通路内で展開させることができる。
【0103】
図9には、展開可能な外科液体ジェット機器の1つの代替的な実施の形態が図示されており、この場合、機器の本体に対して少なくとも1つの内腔を長手方向に動かすことにより展開が行われる。外科機器430は末端446が展開した形態の状態で示してある。機器430は、本体438及び/又はシース436内に固定状態に取り付けられた排出管腔434を有し、このため、排出管腔434は本体438に対し実質的に動くことはできない。外科機器430はまた、機器のオペレータが摺動可能なレバー440を操作したとき、圧力管腔432の末端が摺動してシース436の末端に対し出入りするのを許容し得るようにシース436及び本体438内に摺動可能に取り付けられた圧力管腔432も備えている。摺動可能なレバー440は、ピン要素442への取り付けを介して本体438に枢動可能に取り付けられている。圧力管腔432は、該管腔に固定された2つのカム作用要素444を備えており、これらのカム作用要素は、摺動可能なレバー440の末端446がカム作用要素444の間に配置されるように取り付けられている。摺動可能なレバー440を動かすと、圧力管腔432はシース436及び本体438内で長手方向に移動して圧力管腔432の末端を展開させることができる。
【0104】
図10には、展開可能な外科機器の1つの代替的な実施の形態が図示されており、この場合、該機器は、少なくとも1つの管腔を機器の本体に対して長手方向に動かすことで展開される。外科機器450は、展開状態の形態にて図示されており、また、本体456及び/又はシース454内に固定状態に取り付けられ且つ本体456に対し実質的に動くことができない圧力管腔452を備えている。外科機器450は、本体456内に取り付けられた摺動可能なレバー460を介して本体456に対し長手方向に可動の排出管腔458を更に備えている。オペレータが摺動可能なレバー460を図面に示した位置から本体456に対して末端方向に動かすと、排出管腔458の末端はシース454の末端内に引き込まれる。展開時、排出管腔458の末端はシース454の末端から末端方向に現われ且つ圧力管腔452の末端に対し矢印462で示すように横方向に移動し、ジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間の分離距離を形成することができる。機器450を展開させたとき、排出管腔458の末端を必要な程度、横方向に動かし得るようにするため、排出管腔458の末端は、形状記憶ばね鋼材料にて製造することができ又は該管腔は、排出管腔がシース454から長手方向に展開されたとき、排出管腔を横方向に動かし得るように排出管腔458を箇所464にて枢動させるべくヒンジ止めした継手又は可撓性の曲げ可能な部分又はその他の手段を備えることができる。その他の実施の形態において、展開時の排出管腔458の末端の横方向への動きは、排出管腔458の末端に接続された機器450の本体456に設けられた要素(図示せず)を機器のオペレータが操作することを介して制御可能である。例えば、1つ以上のワイヤーを設けることができ、これらワイヤーは、機器450の本体456に設けられた制御可能な要素に取り付けられ、また、シース454を通って伸び、また、その末端にて排出管腔458の長手方向に可動の末端に取り付けられる。かかる実施の形態において、機器の本体の要素の作動を介して1つ又は2つ以上のワイヤーに張力を持たせることは、排出管腔458の可動の先端に力を発生させて該先端を機器の展開時、圧力管腔452の末端に対して横方向に動かすことができる。当該技術分野の当業者は、本発明の範囲及び精神に属する、排出管腔458の末端を長手方向に且つ横方向に展開させることができる多くの機構が存在することが理解されよう。
【0105】
回転可能に展開された外科液体ジェット機器の1つの代替的な実施の形態が図11a乃至図11fに図示されている。図11aを参照すると、外科機器470は、オペレータの手で保持し得る形態とされた把持領域474を有する本体472と、外科機器470の末端478を展開させるために使用される摺動可能なスリーブ又はカラーを有する作動要素476とを備えている。摺動可能なスリーブ476は、機器470のオペレータの片手で容易に操作可能なように配置されている。摺動可能なレバー476はオペレータが本体472を少なくとも2つの異なる手/把持領域474の方向に保持することを可能にし、オペレータが本体472を少なくとも2つの手/把持領域474の方向の何れかに保持しつつ、摺動可能なスリーブ476を作動させることを可能にする。例えば、オペレータはオペレータの親指が把持領域474の末端の近くに配置される箇所である手の位置にて本体472を把持することができる。かかる位置において、オペレータは摺動可能なスリーブをその親指で動かすことにより、摺動可能なスリーブ476を作動させることができる。第二の手/把持領域の方向にて、オペレータは、例えば、その手のその他の4本の指の1つ以上を介して摺動可能なスリーブ476を操作しつつ、その親指が本体472の基端に向けて配置された状態で本体472を把持することができる。
【0106】
外科機器470はまた、本体472内に回転可能に取り付けられた構成要素480も備えている。回転可能に取り付けられた構成要素480は、シース482に取り付け又は該シース482の一部を形成することのできる、典型的に円筒形の形状のスリーブである。外科機器470の末端478は非展開状態の形態にて図11aに図示されている。スリーブ476が矢印484の方向に摺動すると、回転可能に取り付けた構成要素480が矢印486で示した方向に回転動作し、この回転動作により、排出管腔490はシース482の長手方向軸線の周りで回転し、この長さ方向軸線は本体472の長手方向軸線及びシース482内の排出管腔490の部分の長手方向軸線に対して実質的に平行である。その他の実施の形態において、展開時、排出管腔490は、シース482内の排出管腔490の部分の長手方向軸線に対し実質的に共直線状であるシース482の長手方向軸線の周りで回転可能であり、その長手方向軸線の双方は本体472の長手方向軸線に対して実質的に平行である。更に代替的な実施の形態において、排出管腔490は機器470の展開時、回転せずに、排出管腔490は本体472に対し動くことができず、摺動可能なスリーブ476の作動時、圧力管腔488は回転可能である。
【0107】
外科機器470の末端が図11b及び図11cにより詳細に図示されている。図11b及び図11cには、シース482及び回転可能に取り付けられた構成要素480がより詳細に図示されている。外科機器470の末端478は非展開位置にて図11bに図示され、また、展開位置にて図11cに示してある。非展開位置にあるとき、末端478は、上述したように、特定の外科的処置法のため、末端478を狭小な外科的処置スペース内に挿入し易くするように選んだ、シース482の長手方向軸線及び機器470の本体472の長手方向軸線に対する断面寸法、長さ及び角度方向αを有する。例えば、関節鏡法の場合、非展開状態の形態にあるとき、末端478の少なくとも1つの断面寸法は、約2.8mm以下であり、末端478の長さが10乃至15mmの範囲にあることが好ましく、また、角度αは約15°であることが好ましい。圧力管腔488は、本体472内に固定状態に取り付けられ、該圧力管腔は本体472に対して実質的に動くことができず且つシース482内に及び回転可能に取り付けられた構成要素480内に回転可能に取り付けられ、末端478を展開させたとき、シースが圧力管腔の外面の周りで回転可能であるようにする。これに反して、排出管腔490はシース482及び/又は回転可能に取り付けた構成要素480に対し固定状態に取り付けられるが、回転可能に取り付けた構成要素480を回転させたとき、本体472内で回転可能に可動であり、回転可能に取り付けた構成要素480及びシース482の回転により排出管腔490の相応する回転が生じ、末端478が展開される。回転可能に取り付けられた構成要素480は、回転可能に取り付けられた構成要素480の長手方向軸線及び機器470の本体472の長手方向軸線に対して平行でない長手方向軸線494を有するスロット又は溝492を備えている。スロット492は、以下により詳細に説明するように、摺動可能なスリーブ476が動いたとき、回転可能に取り付けた構成要素480を回転させるために使用される。回転可能に取り付けた構成要素480はまた、以下により詳細に説明するように、構成要素480の回転を許容し得るように機器470の本体472内に取り付けられたベアリングフランジ496も備えている。末端478の展開は、図11cに図示するように、排出管腔490の末端にてノズル500のジェット開口部498とジェット受け入れ開口部502との間の分離距離Lを確立する。分離距離Lは、機器が作用しているとき、液体ジェットの経路長さを画定する。特定の好ましい実施の形態において、機器が作用しているとき、ジェット開口部498から放出される液体ジェットの中央領域の方向を画定する軸線504は、機器470のシース482及び本体472の長手方向軸線に対して平行ではない。典型的に、かかる実施の形態の場合、軸線504は、約45乃至115°の範囲、より典型的には、約80乃至100°の範囲、最も典型的には、約90°である、本体472の長手方向軸線に対する角度を形成する。
【0108】
図11dには、本体472の基端と、高圧液体の供給導管506への圧力管腔488の接続部と、排出導管510への排出管腔490の接続部とをより明確に示す外科機器470の部分切欠き図が図示されている。圧力管腔488は、上述したように、高圧管コネクタ508を介して高圧液体の供給導管506に接続することができる。圧力管腔488及び/又は高圧液体の導管506は、展開中、圧力管腔488が本体472に対して動くのを防止し得るように本体472内に固定状態に取り付けられている。作動要素476を動かしたとき、排出管腔490は本体472内で回転する。排出管腔490は、排出管腔490の回転を許容し得るように可撓性で且つ/又は本体472内で捩れ可能である排出導管510に接続されている。
【0109】
作動要素476が回転可能に取り付けられた構成要素480及びシース482を回転させて、機器470の末端478を展開させる作動機構が図11e及び図11fにより明確に図示されている。図11eを参照すると、作動要素476の切欠き図が図示されている。作動要素476は、全体として円筒形の形状とすることができ、また、2つの穴512、514を備えている。穴512は作動要素476の基端面に設けられ且つ作動要素476が機器470の本体472を受け入れることを許容する。穴514は作動要素476の末端面に配置され且つ回転可能に取り付けた構成要素480の外周に略等しく又は該外周よりも僅かに大きい外周を有しており、これにより、回転可能に取り付けられた構成要素480が穴514を通過し且つ該穴内で回転するのを許容する。回転可能に取り付けた構成要素480のベアリングフランジ496は本体472のベアリングスロット516内に回転可能に取り付けられている。図11fに図示するように、作動要素476は、穴514内に取り付けられたピン518を備えている。図11eにより明確に図示するように、ピン518は、組み立てられたとき、回転可能に取り付けた構成要素480のスロット492内に嵌まり、オペレータが作動要素476を矢印520の方向に摺動させると、ピン518はスロット492内で前方に摺動し、回転可能に取り付けた構成要素480を矢印522で示した方向に回転させ、これにより、機器470の末端を展開させる。
【0110】
図12a乃至図12eには、本発明による回転可能で且つ展開可能な外科液体ジェット機器の1つの代替的な実施の形態が図示されている。図12aを参照すると、外科機器530は、把持領域として作用する外面536を有する外側本体構成要素534と、外側本体構成要素534内に摺動可能に取り付けられた内側本体構成要素538とを含む本体532を備えている。内側本体構成要素538は、その各々が把持領域536を保持するオペレータの手で作動可能な2つの作動要素540、542を備えている。矢印544、546で示した方向に何れかの作動要素を摺動させることにより、オペレータは回転可能に取り付けた構成要素548及びシース550を矢印552で示した方向に回転動作させることができる。作動要素540、542は把持領域536に対して配置されており、このため、オペレータは作動要素540又は542の少なくとも一方を何れかの手/把持領域の方向にアクセスすることができる一方にて、少なくとも2つの異なる手/把持領域の方向に向けて機器の本体532を保持することができる。この形態は、機器が膝又は肩の関節鏡法に使用し得るような設計とされたとき、特に有益なことである。
【0111】
外科機器530の内部構成要素が図12b乃至図12eの断面図により明確に図示されている。図12bに図示するように、回転可能に取り付けられた構成要素548は、その基端にベアリングフランジ554を備えている。ベアリングフランジ554は、図12dにより明確に図示するように外側本体構成要素534に接続されたベアリングスロット556内で回転可能に取り付けられている。回転可能に取り付けられた構成要素548はベアリングスロット556から作動要素540の穴558を通って末端方向に伸びている。作動要素540は、機器530を組み立てたとき(図11eに図示した形態と同様に)、回転可能に取り付けた構成要素548のスロット562を縦断するピン560を有している。このように、作動要素540又は542を介して内側本体構成要素538を外側本体構成要素534に対して摺動させることにより、オペレータはピン560をスロット562内で摺動させて、回転可能に取り付けられた構成要素548及びシース550を回転させることができる。図示した実施の形態において、圧力管腔564は、本体532内に固定状態に取り付けられるが、回転可能に取り付けられた構成要素548及びシース550内で回転自在である。一方、排出管腔566は、シース550及び/又は回転可能に取り付けられた構成要素548に固定状態に取り付けられており、このため、回転可能に取り付けられた構成要素548及びシース550が回転すると、排出管腔566は本体532に対して回転し、機器530の末端を展開させることができる。排出管腔566が本体532内で回転し得るようにするため、排出管腔566は。その基端568に可撓性/捩れ可能な排出導管570に接続される。上述したように、圧力管腔564は高圧コネクタ574を介して高圧導管572に接続されている。高圧導管572及び排出導管570は、図12cに最も明確に図示するように、外側本体構成要素534に接続された管ホルダ要素576を介して本体532内で固定されている。図12eに最も明確に図示するように、外側本体構成要素534及び内側本体構成要素538は中空で且つ同心状であり、また、構成要素が互いに容易に摺動するのを許容し得るように相補的な形状を有している。好ましくは、外側本体構成要素534及び内側本体構成要素538が構成要素の相対的に長手方向に動く(摺動する)のを許容するが、相対的な回転動作を阻止する相補的な形状を有するようにする。図示した実施の形態において、外側本体構成要素534の平坦な内面577及び内側本体構成要素538の平坦な外面579により相対的な回転が防止される。当該技術分野の当業者に明らかであるように、構成要素の相対的な回転を防止する一方、構成要素が互いに摺動するのを許容する、外側本体構成要素及び内側本体構成要素に対する多数の代替的な形状が可能であり、これら形状の全ては、本発明の範囲及び精神に属するものである。
【0112】
好ましい実施の形態において、外側本体構成要素534及び内側本体構成要素538は、軽量、低廉及び耐久性のある重合系材料で射出成形された構成要素を備えている。これら構成要素は、2つの対称の半体(例えば、外側本体構成要素534の半体582、584)として製造し、これら半体は機器530を組み立てたときに共に接続することができる。参照番号578、580として図示した構成要素の半体の間の接続点は、スナップ嵌め継手とし又はねじ、クリップ、クランプ、テープ、接着剤、溶剤融着又は当該技術分野の当業者に明らかなその他の任意の適当な取り付け手段を介して共に接続することができる。
【0113】
図13には、図12aに図示した外科機器530と構造及び作用の点で同様の外科機器600の分解図が図示されている。外科機器600は、外側本体構成要素の半体608の構成要素606により及び外側本体構成要素半体610の同様の構成要素(図示せず)により形成されたベアリングスロット内に回転可能に取り付けられたベアリングシース604を有する、回転可能に取り付けられた構成要素602を備えている。機器600を組み立てたとき、ベアリングフランジ604は内側本体構成要素半体616、618内で窓部612、614を貫通し、該機器が外側本体半体608、610のベアリングスロット構成要素606と係合することを許容する。内側本体構成要素半体618はまた、機器600を組み立てたとき、回転可能に取り付けられた構成要素602のスロット622を縦断するように取り付けられたピン620を備えている。機器600を組み立てたとき、内側本体構成要素が回転可能に取り付けられた構成要素602上でスロット622の長さによって画定された動作範囲に亙って外側本体構成要素内部を摺動することができる。内側本体構成要素が動き且つ回転可能に取り付けられた構成要素602が回転することは、内側本体構成要素の末端に設けられた作動要素624及び内側本体構成要素の基端に設けられた作動要素626を介して機器600を保持するオペレータが行うことができる。
【0114】
圧力管腔、排出管腔及び回転可能に取り付けられた構成要素602を本体内で支持するのに有用な本体外構成要素及び/又は本体内構成要素の一部として色々な構成要素を含めることができる。例えば、本体外構成要素の半体608における管の支持構成要素628は、機器600を組み立てたとき、圧力及び排出管腔/導管を支持し且つ動かないようにすべく本体外構成要素の半体610の相補的構成要素と相互作用可能である。同様に、本体内の構成要素半体616、618におけるシースの支持構成要素630及び本体外の構成要素半体608、610におけるシースの支持構成要素632は、機器600を組み立てたとき、回転可能に取り付けられた構成要素602を支持し且つ的確に位置決めする作用を果たす。本体内の構成要素半体616は、また、互いに確実に嵌まり、また、機器を組み立てたとき、本体内の構成要素半体618における相補的な要素(図示せず)と合わさる寸法及び形状とされた止め具要素633及び止め具受け入れ要素635も有している。同様に、本体外の構成要素半体608は、組み立てたとき、本体外の構成要素半体610における相補的なスロット(図示せず)と合わさり、組み立てた後、構成要素半体の接続の確実性及び本体の耐久性を向上させる寸法とされ且つそのように配置されたフランジ632を有している。好ましくは、本体内及び本体外の構成要素半体は、接着、溶剤接着、超音波溶接、又は圧力嵌めにより共に更に固着されるが、その他の実施の形態において、非限定的に、ねじ、クリップ、クランプ、ストラップ等を含む、当該技術分野の当業者に明らかな多岐に亙る手段により固着することができる。
【0115】
本発明の外科機器に対する上述した機械的作動構成要素は完全に一例であり、上述した機構の改変例、又は液体ジェット経路の長さを画定する分離距離を提供し得るように本発明の外科機器の末端を展開させる代替的な方法は、当該技術分野の当業者により案出可能であり、また、特許請求の範囲に記載し且つ規定されたように、かかる改変例又は代替的な機構は本発明の範囲及び精神に属するものである。例えば、図11a乃至図11fに図示した実施の形態の場合、ピンを有する作動要素、及び作動要素が摺動するときピンがその内部で摺動する溝を有する、回転可能に取り付けられた構成要素を採用することに代えて、その他の実施の形態において、オペレータが作動要素を回すことにより、回転可能に取り付けられた構成要素が回転するように、作動要素を回転可能に取り付けた構成要素に堅固に取り付けることができる。更に他の実施の形態において、図11a乃至図11f及び図12a乃至図12eに図示するように、互いに対して摺動可能である、摺動可能なスリーブ又は本体構成要素を備える作動構成要素を採用することに代えて、代替的に、作動要素は、ピンが取り付けられた、1つ又は2つ以上の摺動可能なレバー又は回転可能なノブを装置の本体内に備えるようにしてもよい。
【0116】
上述した展開可能な外科機器は、狭小な外科的処置スペースを画定する身体内部の狭小な領域内で外科的処置法を行うのに特に有用である。上述したように、機器の末端には、機器が非展開状態の形態にあるとき、外科機器の末端を狭小な領域内に挿入し易くし得るように特に選んだ寸法の外形が付与されている。従って、本発明の機器は、本発明の機器を使用して新規な外科的処置法を行うことを可能にする。例えば、上述した展開可能な外科液体ジェット機器は、患者の関節包内部の特定の組織を切断し又は剥離することを含む外科的処置法にて使用すべく都合良く採用することができる。この方法は、外科的処置法用として特に設計された末端を有する、本発明により提供される外科液体ジェット機器を患者の関節包内に挿入することを含む。機器を関節包内に挿入すると、次に、機器のオペレータは、液体ジェットの経路長さを画定する、ジェット開口部とジェット受け入れ開口部との間の分離距離を設定し得るように機器の末端を展開させることができる。次に、オペレータは、上述したように、高圧の液体を装置に供給するポンプ又はディスペンサを作動させて、外科機器により液体ジェットを形成することができる。次に、液体ジェットを機器の排出管腔のジェット受け入れ開口部に向けることができ、また、液体ジェットを取り巻く吸収領域を形成し、このことは、関節包内の特定の組織を切断し又は剥離する上で効果的である。
【0117】
幾つかの方法において、組織の切断又は剥離は、例えば、骨の表面のような、関節包内の固い表面に近接して液体ジェットノズルを配置することと、表面から特定の組織を除去し得るように固い表面に対し実質的に平行に液体ジェットを向けることとを備えることができる。表面から除去すべき材料の硬さ及び粘性に依存して、幾つかの場合、液体ジェットを固い表面に実質的に隣接するようにすることが必要となろう。脂肪の多い組織のような、柔軟な材料の場合、液体ジェットは、材料又は該材料を含む固い表面と直接接触させる必要はなく、液体ジェットにより形成された吸収領域は、その材料を表面からジェットに向けて吸引し、材料を切断し/又は剥離し且つ材料を排出管腔を通じて排出することができる。骨のような極めて硬い組織又は軟骨の場合、切断し且つ/又は剥離すべき材料と液体ジェット吸収領域を実質的に直接接触させる必要があろう。好ましくは、本発明による好ましい外科機器は、上述した外科的処置法を行うことができ且つ外部の吸引源を必要とせずに、剥離した材料、血液、及び壊死組織片を外科的処置スペースから排出できる。上述した機器は、材料を処置スペースから除去する効果のため、外科的処置法を行うオペレータの視認性が向上した、外科的処置領域を提供することができる。
【0118】
本発明の流体ジェット切断装置を採用する1つの典型的な処置法すなわち、人間の膝の半骨切開法に関して以下に説明する。第一に、処置法を行うべき患者に麻酔をかけ、止血帯を脚の大腿部に当てがい且つ約280mmHgの圧力に調節する。次に、患者の手術の準備をし且つ従来の方法にて滅菌した布で包む。流入カニューレを使用して上内側門を通じて、又は関節線の横門に配置されたスコープカニューレを通じて食塩水を膝内に導入する。食塩水は関節線の内側門を通って膝から出ることができる。内視鏡カメラを使用して、膝の病理状態を視覚化することができる。膝を曲げた後、関節包内の狭い区画部分にアプローチし易くするため外反又は内反応力を加える。次に、非展開状態の形態にて本発明の外科液体ジェット機器を1つの門を通じて挿入する。上述したように、機器の末端のプロフィール及び外形は、膝の解剖学的部分の狭小な領域内にアクセスし且つ使用中、的確な切断方向を提供し得るよう特別に設計されている。具体的には、非展開位置にある間に、膝の関節空洞内に挿入したとき、外科機器は、顆頭と脛骨平坦部との間の狭い空隙を通り、後方半月箇所に的確に配置された後、機器を展開させることができる。作用中、機器は、剥離し且つ切断した組織を小さく且つ好ましくは、顕微鏡的な破片に破砕し、外部の吸引力を必要とせずに、それら破片を排出管腔を通じて膝から排出する。この外科的処置法が終結した後、流体ジェット機器及び視覚用内視鏡を門及び膝から除去し、また排液し且つ包帯することができる。
【0119】
本発明による外科液体ジェット機器は、例えば、人間の肩のような患者のその他の関節包における処置法に使用することができる。例えば、相当な量の出血を伴う肩内部の肩峰形成法のような特定の処置法の場合、本発明に従って提供される外科機器を外科的処置法に起因する出血を少なくし得るように電気焼灼法と共に利用することが可能であると考えられる。
【0120】
図14a及び図14bには、本発明による外科液体ジェット機器の1つの代替的な実施の形態が図示されている。図14a及び図14bに図示した実施の形態は、患者の身体の外面から材料を分離し又は剥離することを伴うその周囲の空気環境内で使用される方法に使用する上で特に都合良い。機器650は、オペレータの手で保持し得る形態とされた把持部分654を有する本体652を備えている。機器650の端部分末端点658まで末端方向に伸びるシース656が本体652から末端方向に伸びており、該シースは、圧力管腔660及び排出管腔662を実質的に完全に取り巻く(図14bに最も明確に図示)。図14bに図示するように、圧力管腔660は、圧力管腔660の側壁にくり抜き穴を有する2つのジェットノズル664、666を有している。ノズル664、666の各々は、上述したように、排出管腔662の末端にてジェット受け入れ開口部668内に向けられる拡がり液体ジェットを形成する。代替的な実施の形態において、シース656は、単一のノズルのみを備えるようにしてもよい。ノズル664、666から放出された液体ジェットは、排出管腔662、シース656、及び本体652の長手方向軸線に対し実質的に平行な方向を向いた中央領域を有している。代替的な実施の形態において、シース656は、図示するように直線状ではなくて、末端付近にて湾曲させ又は角度を付けて、特定の外科的処置法にとってより都合の良い人間工学的形状を提供するようにしてもよい(例えば、図2b参照)。
【0121】
使用時、図14a及び図14bに図示した本発明による外科機器は、患者の皮膚又は身体の外面から材料を分離する外科的処置法にて利用することができる。かかる外科的処置法は、本発明の外科液体ジェット機器を患者の身体における外面に近接する位置に配置し、次に、高圧の流体を機器に供給することにより液体ジェットを形成し、ジェットの少なくとも一部分が身体の表面に対し実質的に平行に向けられ、実質的にジェットの全体が排出管腔内のジェット受け入れ開口部に向けられるようにすることを含む。上述したように、液体ジェットにより形成された吸収領域は、患者の表面から材料を分離し又は剥離し且つその材料を液体ジェットを含む液体と共に、ジェット受け入れ開口部から排出し且つ好ましくは外部の吸引源を利用せずに排出管腔を通じて排出するために使用することができる。この方法は、創傷、外科的切開部、感染箇所等を清浄にするため都合良く採用することができる。分離した材料は、機器により表面を分離する前に、表面に蓄積するであろう生組織、壊死組織又は有機質/無機質の異物の1つ以上を含むであろう。
【0122】
当業者は、本明細書に記載した全てのパラメータ及び形態は単に一例にしか過ぎず、実際のパラメータ及び形態は本発明の機器及び方法が使用される特定の用途に依存するものであることが容易に理解されよう。当該技術分野の当業者は、通常の実験だけを使用して、本明細書に記載した本発明の特定の実施の形態の多数の均等例を認識し又は確認することができよう。このため、上記の実施の形態は単に一例としてのみ掲げたものであり、特許請求の範囲及びその均等物の範囲内にて、本発明は具体的に記載した以外の形態で実施することが可能であることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 外科液体ジェット装置の概略図である。
【図2】 2aは、外科液体ジェット機器の一部切欠き概略図である。
2bは、外科液体ジェット機器の末端を含む、外科液体ジェット機器の一部分の一部切欠き概略図である。
【図3】 3aは、外科液体ジェット機器の圧力管腔の一部分を示す概略図である。
3bは、外科液体ジェット機器の圧力管腔の一部分を示す概略図である。
3cは、外科ジェット機器の圧力管腔の一部分を示す一部切欠き概略図である。
3dは、外科液体ジェット機器の圧力管腔の一部分を示す一部切欠き概略図である。
3eは、色々な長さ対最小直径の比を有する各種の液体ジェットノズルの概略図である。
【図4】 液体ジェットノズル領域を形成する方法を示す一連の概略図である。
【図5】 5aは、周囲の液体環境内で使用される外科液体ジェット機器の末端の一部分を示す一部切欠き概略図である。
5bは、排出管腔が狭小部分を含む、その周囲の液体環境内で使用される外科液体ジェット機器の末端の一部分を示す一部切欠き概略図である。
5cは、色々な幾何学的関係を示す、外科液体ジェット機器の末端の一部分の概略図である。
【図6】 6aは、その周囲のガス状環境内で使用される外科液体ジェット機器の末端の一部分を示す一部切欠き概略図である。
6bは、排出管腔が狭小部分を含む、その周囲のガス状環境内で使用される外科液体ジェット機器の末端の一部分を示す一部切欠き概略図である。
【図7】 7aは、外科液体ジェット機器の末端を含む、外科液体ジェット機器の一部分を示す一部切欠き概略図である。
7bは、外科液体ジェット機器の末端を含む、外科液体ジェット機器の一部分を示す一部切欠き概略図である。
7cは、外科液体ジェット機器の末端を含む、外科液体ジェット機器の一部分を示す一部切欠き概略図である。
7dは、外科液体ジェット機器の末端を含む、外科液体ジェット機器の一部分を示す一部切欠き概略図である。
7eは、外科液体ジェット機器の末端を含む、外科液体ジェット機器の一部分を示す一部切欠き概略図である。
【図8】 8aは、機器が非展開状態の形態にある、回転可能で且つ展開可能な外科液体ジェット機器の概略図である。
8bは、展開状態の形態にて図示した、図8aの外科液体ジェット機器の概略図である。
8cは、図8bの外科液体ジェット機器の断面図である。
8dは、図8cの外科機器のシース、圧力管腔及び排出管腔の断面図である。
【図9】 圧力管腔が長手方向に動くことにより機器が展開された、展開可能な外科液体ジェット機器の断面図である。
【図10】 圧力管腔が長手方向に動くことにより機器が展開された、展開可能な外科液体ジェット機器の断面図である。
【図11】 11aは、単一の作動要素を有する回転可能で且つ展開可能な外科液体ジェット機器の概略図である。
11bは、非展開状態の形態にあるとき、回転可能に取り付けられた機器の構成要素、シース及び末端をより明確に示す、図11aの外科液体ジェット機器の一部分の概略図である。
11cは、展開状態の形態にあるとき、回転可能に取り付けられた機器の構成要素、シース及び末端をより明確に示す、図11aの外科液体ジェット機器の一部分の概略図である。
11dは、図11aの外科液体ジェット機器の一部分の一部切欠き概略図である。
11eは、図11aの外科液体ジェット機器の一部分の一部切欠き概略図である。
11fは、図11aの外科液体ジェット機器の作動要素の概略図である。
【図12】 12aは、2つの作動要素を有する回転可能で且つ展開可能な外科液体ジェット機器の一部分の概略図である。
12bは、図12aの外科液体ジェット機器の断面図である。
12cは、図12aの外科液体ジェット機器の断面図である。
12dは、図12aの外科液体ジェット機器の断面図である。
12eは、図12aの外科液体ジェット機器の断面図である。
【図13】 2つの作動要素を有する回転可能で且つ展開可能な外科液体ジェット機器の一部分の分解斜視図である。
【図14】 14aは、各々が1つのジェット開口部を提供する、2つのノズルを含む圧力管腔を有する外科液体ジェット機器の概略図である。
14bは、図14aの外科液体ジェット機器の一部切欠き概略図である。

Claims (12)

  1. 患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と、オペレータが制御可能であるようにされた基端とを有する外科機器を備える装置において、
    該外科機器が、
    高圧の液体を前記機器の前記末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有する圧力管腔であって、ジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔と、
    断面積を有するジェット受け入れ開口部を含む排出管腔であって、当該排出管腔は、前記機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れ得るように、前記ジェット開口部から所定の距離にて前記ジェット開口部と対向する位置に配置可能である排出管腔と、
    ノズルであって、高圧の液体が前記ノズルを通って流れるときに、前記ノズルは、液体ジェットを形成るような形状とされ、前記液体ジェットが、移動する液体の吸収領域を形成し、前記機器が作用しているときに、前記吸収領域内を移動する液体の実質的に全てが、前記ジェット受け入れ開口部内に向けられる、ノズルとを備え
    前記機器が作用しているときに、前記吸収領域が、前記ジェット受け入れ開口部の断面積の50%乃至100%の範囲を占めるように、前記ジェット受け入れ開口部の断面積及び前記所定の距離が選ばれ、装置。
  2. 請求項1の装置において、前記所定の距離が調節可能である、装置。
  3. 請求項の装置において、前記圧力管腔及び前記排出管腔の少なくとも一方が他方に対して可動である、装置。
  4. 請求項の装置において、前記圧力管腔及び前記排出管腔の少なくとも一方の動きにより前記所定の距離が変化し、該所定の距離の変化により、前記機器が作用しているときに、前記液体ジェットの長さがそれに相応して変化する、装置。
  5. 請求項1の装置において、前記液体ジェットの少なくとも中央領域の方向を画定する軸線及び前記外科機器の前記基端の長手方向軸線前記機器が作用しているとき、実質的に平行である、装置。
  6. 請求項の装置において、前記機器が少なくとも約34.4738MPa(約5,000psig)の圧力にて作用しているときに、前記高圧の液体が前記ジェット開口部に供給される、装置。
  7. 請求項1の装置において、前記機器が作用しているときに、少なくとも前記ジェット開口部及び前記ジェット受け入れ開口部がガスによって実質的に完全に取り巻かれるガス状環境内で、前記外科機器が作用可能な構造及び配置とされ
    前記機器が作用しているときに、前記ジェット受け入れ開口部から前記ガス状環境内への噴霧又は液体霧の逆流が実質的に解消されるように、前記ノズル及び前記ジェット受け入れ開口部が、互いに対してそのような形状とされ且つ配置可能である、装置。
  8. 請求項1の装置において、前記排出管腔は、領域を前記ジェット受け入れ開口部の内部に及び前記ジェット受け入れ開口部の下流の少なくとも一方に含み、前記機器が作用しているときに、前記領域は、当該領域内の液体が当該液体中に吸収された組織の少なくとも一部を複数の粒子に融解させ得るような、形状とされる、装置。
  9. 請求項の装置において、前記液体ジェットが、移動する液体の吸収領域を形成し、当該吸収領域内の前記移動する液体の実質的に全てが、前記機器が作用しているときに、前記ジェット受け入れ開口部内に向けられる、装置。
  10. 請求項の装置において、前記排出管腔が、前記ジェット受け入れ開口部に隣接し且つ前記ジェット受け入れ開口部の下流に配置されたジェット偏向部分を備え、前記機器が作用しているときに、前記ジェット偏向部分の基端側の領域内における前記排出管腔の長手方向軸線に対して、前記液体ジェットの少なくとも中央部分の方向が実質的に平行であるように、前記液体ジェットが前記ジェット受け入れ開口部内に向けられる、装置。
  11. 患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と本体を含む基端とを有する外科機器を備え、前記本体は、オペレータの手で保持し得る形状とされ且つそのように配置可能とされた把持領域を持つ、装置において、
    該機器が、
    高圧の液体を前記機器の前記末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有する圧力管腔であって、当該圧力管腔は、ジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む末端を有する圧力管腔と、
    ジェット受け入れ開口部を含む前記本体により支持された排出管腔であって、前記ジェット受け入れ開口部が、前記機器が作用しているとき、液体ジェットを受け入れるべく前記ジェット開口部と対向する位置に配置可能である排出管腔とを備えており、前記圧力管腔の前記末端が、前記ジェット開口部を剥離し又は分離すべき表面に隣接する位置に配置可能な形状とされて、前記ジェット開口部から出る液体ジェットが、前記圧力管腔を含む管の、前記ジェット開口部における肉厚に実質的に等しい距離だけ、前記表面から分離される、装置。
  12. 患者に対し外科的処置法を行い得るようにされた末端と本体を含む基端とを有する外科機器を備え、前記本体は、オペレータの手で保持し得る形状とされ且つそのように配置可能とされた把持領域を持つ、装置において、
    該機器が、
    高圧の液体を前記機器の前記末端に向けて運ぶのに十分な破裂強度を有する圧力管腔であって、当該圧力管腔は、ジェット開口部を提供する少なくとも1つのノズルを含む圧力管腔と、
    基端及び末端を有する排出管腔であって、前記末端はジェット受け入れ開口部を有し、当該ジェット受け入れ開口部は、前記機器が作用しているときに、液体ジェットを受け入れ得るように、前記ジェット開口部から所定の距離にて前記ジェット開口部と対向する位置に配置可能である排出管腔とを備えており
    前記排出管腔が、外部の吸引源を必要とせずに、前記液体ジェットを含む液体の実質的に全てを、前記ジェット受け入れ開口部から前記排出管腔の前記基端まで排出し得るような、形状とされ且つそのように配置可能である、装置。
JP2000617808A 1999-05-18 2000-05-18 流体ジェット外科機器 Expired - Lifetime JP4197849B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/313,679 1999-05-18
US09/313,679 US6375635B1 (en) 1999-05-18 1999-05-18 Fluid jet surgical instruments
PCT/US2000/013732 WO2000069348A1 (en) 1999-05-18 2000-05-18 Fluid jet surgical instruments

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002543913A JP2002543913A (ja) 2002-12-24
JP2002543913A5 JP2002543913A5 (ja) 2007-07-12
JP4197849B2 true JP4197849B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=23216667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000617808A Expired - Lifetime JP4197849B2 (ja) 1999-05-18 2000-05-18 流体ジェット外科機器

Country Status (8)

Country Link
US (4) US6375635B1 (ja)
EP (2) EP1182974B1 (ja)
JP (1) JP4197849B2 (ja)
AT (1) ATE306222T1 (ja)
AU (1) AU773181B2 (ja)
CA (1) CA2373687C (ja)
DE (1) DE60023136T2 (ja)
WO (1) WO2000069348A1 (ja)

Families Citing this family (334)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6676627B1 (en) * 1990-08-06 2004-01-13 Possis Medical, Inc. Crossflow thrombectomy catheter and system
US6676637B1 (en) * 1998-02-06 2004-01-13 Possis Medical, Inc. Single operator exchange fluid jet thrombectomy method
WO2009117663A2 (en) 2008-03-20 2009-09-24 Medrad, Inc. Direct stream hydrodynamic catheter system
US7879022B2 (en) * 1998-02-06 2011-02-01 Medrad, Inc. Rapid exchange fluid jet thrombectomy device and method
US9586023B2 (en) 1998-02-06 2017-03-07 Boston Scientific Limited Direct stream hydrodynamic catheter system
US7892229B2 (en) 2003-01-18 2011-02-22 Tsunami Medtech, Llc Medical instruments and techniques for treating pulmonary disorders
US8016823B2 (en) * 2003-01-18 2011-09-13 Tsunami Medtech, Llc Medical instrument and method of use
US6375635B1 (en) * 1999-05-18 2002-04-23 Hydrocision, Inc. Fluid jet surgical instruments
US6451017B1 (en) * 2000-01-10 2002-09-17 Hydrocision, Inc. Surgical instruments with integrated electrocautery
US6511493B1 (en) 2000-01-10 2003-01-28 Hydrocision, Inc. Liquid jet-powered surgical instruments
US7549987B2 (en) 2000-12-09 2009-06-23 Tsunami Medtech, Llc Thermotherapy device
US9433457B2 (en) 2000-12-09 2016-09-06 Tsunami Medtech, Llc Medical instruments and techniques for thermally-mediated therapies
WO2002071955A2 (en) * 2001-03-14 2002-09-19 Microheart, Inc. Method and apparatus for treatment of atrial fibrillation
DE10119328A1 (de) * 2001-04-19 2002-11-21 Univ Hannover Trennvorrichtung für Knochengewebe
CA2484061C (en) 2001-04-27 2008-07-15 Hydrocision, Inc. High pressure pumping cartridges for medical and surgical pumping and infusion applications
WO2003000311A2 (en) * 2001-06-25 2003-01-03 Possis Medical, Inc. Single operator exchange fluid jet thrombectomy method
WO2003000316A1 (en) * 2001-06-25 2003-01-03 Possis Medical, Inc. Single operator exchange fluid jet thrombectomy device
AU2002331012C1 (en) * 2001-08-08 2006-09-21 Hydrocision, Inc. Medical device with high pressure quick disconnect handpiece
US20030055404A1 (en) * 2001-09-17 2003-03-20 Moutafis Timothy E. Endoscopic rotary abraders
DE60227288D1 (de) * 2001-09-17 2008-08-07 Hydrocision Inc Chirurgisches rotierendes abrasionsgerät
US20050021075A1 (en) * 2002-12-30 2005-01-27 Bonnette Michael J. Guidewire having deployable sheathless protective filter
FR2831823B1 (fr) * 2001-11-07 2004-07-23 Saphir Medical Appareil de liposuccion a jet de liquide sous pression et procede de liposuccion utilisant cet appareil
EP1485032B1 (en) * 2001-11-21 2007-07-18 Hydrocision Inc. Liquid jet surgical instruments incorporating channel openings aligned along the jet beam
US8444636B2 (en) * 2001-12-07 2013-05-21 Tsunami Medtech, Llc Medical instrument and method of use
US20060264929A1 (en) * 2001-12-27 2006-11-23 Gyrus Group Plc Surgical system
US8614768B2 (en) * 2002-03-18 2013-12-24 Raytheon Company Miniaturized imaging device including GRIN lens optically coupled to SSID
US6660016B2 (en) * 2002-03-19 2003-12-09 Terumo Corporation Integrated vein dissector and cauterizing apparatus for endoscopic harvesting of blood vessels
US7247161B2 (en) * 2002-03-22 2007-07-24 Gyrus Ent L.L.C. Powered surgical apparatus, method of manufacturing powered surgical apparatus, and method of using powered surgical apparatus
US20040034339A1 (en) * 2002-08-16 2004-02-19 The Regents Of The University Of California Device for improved visualization of operative sites during surgery
ATE379991T1 (de) * 2002-09-23 2007-12-15 Nmt Medical Inc Vorrichtung zur punktion eines septums
US10363061B2 (en) 2002-10-25 2019-07-30 Hydrocision, Inc. Nozzle assemblies for liquid jet surgical instruments and surgical instruments for employing the nozzle assemblies
US8162966B2 (en) 2002-10-25 2012-04-24 Hydrocision, Inc. Surgical devices incorporating liquid jet assisted tissue manipulation and methods for their use
US7115100B2 (en) * 2002-11-15 2006-10-03 Ethicon, Inc. Tissue biopsy and processing device
US7534245B2 (en) * 2002-12-02 2009-05-19 Chappuis James L Flexible tap apparatus and method of use
US7794408B2 (en) 2003-03-28 2010-09-14 Ethicon, Inc. Tissue collection device and methods
US20060129091A1 (en) 2004-12-10 2006-06-15 Possis Medical, Inc. Enhanced cross stream mechanical thrombectomy catheter with backloading manifold
US8034003B2 (en) 2003-09-11 2011-10-11 Depuy Mitek, Inc. Tissue extraction and collection device
US7611473B2 (en) * 2003-09-11 2009-11-03 Ethicon, Inc. Tissue extraction and maceration device
EP1663011A1 (en) * 2003-09-11 2006-06-07 NMT Medical, Inc. Devices, systems, and methods for suturing tissue
NZ546073A (en) * 2003-09-22 2009-07-31 Innovation Technologies Inc Wound irrigation device and method
US8292910B2 (en) 2003-11-06 2012-10-23 Pressure Products Medical Supplies, Inc. Transseptal puncture apparatus
CA2542280A1 (en) 2003-11-06 2005-05-26 Nmt Medical, Inc. Transseptal puncture apparatus
US20050107757A1 (en) * 2003-11-14 2005-05-19 Ipas Medical vacuum aspiration device
US7951073B2 (en) * 2004-01-21 2011-05-31 Boston Scientific Limited Endoscopic device having spray mechanism and related methods of use
CA2553940A1 (en) * 2004-01-30 2005-08-18 Nmt Medical, Inc. Devices, systems, and methods for closure of cardiac openings
GB0403512D0 (en) * 2004-02-17 2004-03-24 Eschmann Holdings Ltd Surgical dissection instrument using a high-pressure liquid jet
US7556633B2 (en) * 2004-03-01 2009-07-07 Terumo Corporation Method and apparatus for endoscopic dissection of blood vessels
DE102004021035B3 (de) * 2004-04-07 2005-11-17 Erbe Elektromedizin Gmbh Gerät für die Wasserstrahlchirurgie
US7172578B2 (en) * 2004-04-15 2007-02-06 Alcon, Inc. Sterile tubing sheath
JP4273039B2 (ja) * 2004-05-24 2009-06-03 Hoya株式会社 内視鏡用鉗子
US8277474B2 (en) * 2004-05-26 2012-10-02 Medtronic, Inc. Surgical cutting instrument
US7572244B2 (en) * 2004-08-02 2009-08-11 Medrad, Inc. Miniature cross stream thrombectomy catheter
US20060058723A1 (en) * 2004-09-15 2006-03-16 Pratt William R Apparatus and method for cleaning a surgically prepared bone surface
US8083671B2 (en) * 2004-09-30 2011-12-27 Boston Scientific Scimed, Inc. Fluid delivery system for use with an endoscope
US20060095056A1 (en) * 2004-10-29 2006-05-04 Peter Douglas Device for incising a blood vessel
US20060100569A1 (en) * 2004-11-11 2006-05-11 Depuy Mitek, Inc Methods and devices for selective bulk removal and precision sculpting of tissue
DE102004057366B4 (de) * 2004-11-27 2009-04-09 Erbe Elektromedizin Gmbh Einrichtung für ein Wasserstrahlchirurgiegerät
US20060129086A1 (en) * 2004-12-13 2006-06-15 Depuy Mitek, Inc. Interchangeable tissue macerating and sculpting methods and devices
WO2006066160A1 (en) * 2004-12-14 2006-06-22 Hydrocision, Inc. Liquid jet surgical instrument
US20060135974A1 (en) * 2004-12-20 2006-06-22 Perkins James T Surge dampening irrigation-aspiration tubing
US20060149193A1 (en) * 2005-01-05 2006-07-06 Biomec, Inc. High pressure liquid jet ablation of tissue and apparatus
US20060156875A1 (en) * 2005-01-19 2006-07-20 Depuy Mitek, Inc. Fluid cutting device and method of use
US20060241566A1 (en) * 2005-04-11 2006-10-26 Orthox, Llc Nucleus Extraction from Spine Intervertebral Disc
US20060253062A1 (en) * 2005-04-26 2006-11-09 Alcon, Inc. Low resistance irrigation system and apparatus
US20070032785A1 (en) * 2005-08-03 2007-02-08 Jennifer Diederich Tissue evacuation device
US8521205B2 (en) * 2005-08-05 2013-08-27 Nokia Corporation Preamble length for discontinuous control channel transmission
US20070078378A1 (en) * 2005-08-29 2007-04-05 Alcon, Inc. Nozzle
US7367983B2 (en) 2005-09-15 2008-05-06 Dziadik Stephen P Vessel harvesting apparatus
US20080188793A1 (en) * 2007-02-06 2008-08-07 Possis Medical, Inc. Miniature flexible thrombectomy catheter
US8012117B2 (en) 2007-02-06 2011-09-06 Medrad, Inc. Miniature flexible thrombectomy catheter
US20070161978A1 (en) * 2005-11-10 2007-07-12 Fedenia Adam S Multifunctional medical device assembly
DE202005019811U1 (de) * 2005-12-12 2006-02-16 Richard Wolf Gmbh Endoskopisches Instrument
US9962168B2 (en) 2005-12-20 2018-05-08 CroJor, LLC Method and apparatus for performing minimally invasive arthroscopic procedures
US10702285B2 (en) 2005-12-20 2020-07-07 Quantum Medical Innovations, LLC Method and apparatus for performing minimally invasive arthroscopic procedures
US8679097B2 (en) * 2005-12-20 2014-03-25 Orthodynamix Llc Method and devices for minimally invasive arthroscopic procedures
US20090312696A1 (en) * 2005-12-28 2009-12-17 Copa Vincent G Devices, Systems, and Related Methods for Delivery of Fluid to Tissue
KR20080098503A (ko) * 2006-01-24 2008-11-10 하이드로시젼, 인크 선택적으로 제어 가능한 형상을 갖는 말단부를 구비한 액체분사 수술 도구
DE202006004045U1 (de) * 2006-03-15 2007-08-02 Synthes Gmbh Chirurgisches Schneidwerkzeug
TR200601204A2 (tr) * 2006-03-16 2007-10-22 Tübi̇tak-Türki̇ye Bi̇li̇msel Ve Teknoloji̇k Araştirma Kurumu Komprese hava disektörü
US7846175B2 (en) * 2006-04-03 2010-12-07 Medrad, Inc. Guidewire and collapsable filter system
US8915842B2 (en) * 2008-07-14 2014-12-23 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Methods and devices for maintaining visibility and providing irrigation and/or suction during surgical procedures
US9138250B2 (en) 2006-04-24 2015-09-22 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Medical instrument handle and medical instrument having a handle
US8211114B2 (en) 2006-04-24 2012-07-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Medical instrument having a medical snare
US20070250012A1 (en) * 2006-04-24 2007-10-25 Ifung Lu Medical instrument having a medical needle-knife
EP2019628A4 (en) * 2006-04-25 2014-03-05 Hydrocision Inc ELECTROFORMED SURGICAL INSTRUMENT WITH LIQUID SPREAD
US7837620B2 (en) 2006-04-25 2010-11-23 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Medical tubular assembly
US7927327B2 (en) 2006-04-25 2011-04-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Medical instrument having an articulatable end effector
US7758593B2 (en) * 2006-05-04 2010-07-20 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Medical instrument handle and medical instrument having same
US7597661B2 (en) * 2006-05-11 2009-10-06 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Medical instrument having a catheter and method for using a catheter
US20070265633A1 (en) * 2006-05-11 2007-11-15 Moon Jon K Implement and method to extract nucleus from spine intervertebral disc
US7959642B2 (en) 2006-05-16 2011-06-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Medical instrument having a needle knife
US7892166B2 (en) 2006-05-18 2011-02-22 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Medical instrument including a catheter having a catheter stiffener and method for using
HU226837B1 (hu) * 2006-05-31 2009-12-28 Semmelweis Egyetem Folyadéksugárral mûködõ deszorpciós ionizációs eljárás és eszköz
US20080234722A1 (en) * 2006-06-14 2008-09-25 Possis Medical, Inc. Inferior vena cava filter on guidewire
US20080081948A1 (en) * 2006-10-03 2008-04-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus for cleaning a distal scope end of a medical viewing scope
US7981074B2 (en) * 2006-11-02 2011-07-19 Novartis Ag Irrigation/aspiration system
US20080119823A1 (en) * 2006-11-21 2008-05-22 Crank Justin M Injection Tube for Jet Injection Device
US7682360B2 (en) * 2006-12-07 2010-03-23 Tyco Healthcare Group Lp Bipolar tissue debrider and method
DE202006018986U1 (de) * 2006-12-16 2008-04-17 Human Med Ag Applikator für eine Wasserstrahleinrichtung, insbesondere zur Behandlung von Wunden und Geschwüren
WO2008081423A2 (en) * 2006-12-29 2008-07-10 Vascure Ltd. Atherectomy methods and apparatus
US12290277B2 (en) 2007-01-02 2025-05-06 Aquabeam, Llc Tissue resection with pressure sensing
US9232959B2 (en) 2007-01-02 2016-01-12 Aquabeam, Llc Multi fluid tissue resection methods and devices
US9326665B2 (en) * 2007-01-09 2016-05-03 Medtronic Xomed, Inc. Surgical instrument, system, and method for biofilm removal
JP5385155B2 (ja) 2007-02-05 2014-01-08 ボストン サイエンティフィック リミテッド 血栓除去装置
US8088095B2 (en) 2007-02-08 2012-01-03 Medtronic Xomed, Inc. Polymeric sealant for medical use
US20080195230A1 (en) * 2007-02-09 2008-08-14 Quijano Rodolfo C Pericardial tissue sheet
US9254144B2 (en) * 2007-03-30 2016-02-09 Covidien Lp Methods and apparatus for thrombectomy system
EP2139415A1 (en) * 2007-04-30 2010-01-06 Andrew Technologies LLC Liposuction based on tissue liquefaction
US9271751B2 (en) 2007-05-29 2016-03-01 Ethicon Endo-Surgery, Llc Ultrasonic surgical system
US9050036B2 (en) 2007-06-19 2015-06-09 Minimally Invasive Devices, Inc. Device for maintaining visualization with surgical scopes
CN101687153A (zh) * 2007-06-28 2010-03-31 宝洁公司 通过产生剪切和/或气穴进行混合的设备和方法以及用于设备的组件
EP2170198B1 (en) 2007-07-06 2015-04-15 Tsunami Medtech, LLC Medical system
US8216217B2 (en) 2007-08-23 2012-07-10 Aegea Medical, Inc. Uterine therapy device and method
US8623046B2 (en) * 2007-08-10 2014-01-07 Donald Lee Sturtevant Treatment for patients after removal of saphenous vascular material
JP5115088B2 (ja) * 2007-08-10 2013-01-09 セイコーエプソン株式会社 手術具
US8303538B2 (en) 2007-12-17 2012-11-06 Medrad, Inc. Rheolytic thrombectomy catheter with self-inflating distal balloon
GB0724836D0 (en) * 2007-12-20 2008-01-30 Smith & Nephew Waste control apparatus
US8439878B2 (en) 2007-12-26 2013-05-14 Medrad, Inc. Rheolytic thrombectomy catheter with self-inflating proximal balloon with drug infusion capabilities
US20090181233A1 (en) * 2008-01-14 2009-07-16 Exhaust Technologies, Inc. Composite material for soft and durable component parts
US8088163B1 (en) 2008-02-06 2012-01-03 Kleiner Jeffrey B Tools and methods for spinal fusion
JP5703030B2 (ja) * 2008-02-07 2015-04-15 アンドリュー・テクノロジーズ・エルエルシー 組織液化を使用した内臓脂肪の脂肪吸引
US9924992B2 (en) 2008-02-20 2018-03-27 Tsunami Medtech, Llc Medical system and method of use
WO2009111736A1 (en) 2008-03-06 2009-09-11 Aquabeam Llc Tissue ablation and cautery with optical energy carried in fluid stream
US20090234193A1 (en) * 2008-03-13 2009-09-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus for keeping clean a distal scope end of a medical viewing scope
EP2306887A4 (en) 2008-05-07 2013-11-27 Novosurge Technologies Ltd STRUCTURED STERNUMINZISION
US20210378834A1 (en) 2008-05-22 2021-12-09 Spinal Surgical Strategies, Inc., A Nevada Corporation D/B/A Kleiner Device Labs Spinal fusion cage system with inserter
US8721632B2 (en) 2008-09-09 2014-05-13 Tsunami Medtech, Llc Methods for delivering energy into a target tissue of a body
EP2303254B1 (en) * 2008-06-12 2019-10-30 Medtronic Xomed, Inc. Product for treating chronic wounds with an extracellular polymeric substance solvating system
US8579888B2 (en) 2008-06-17 2013-11-12 Tsunami Medtech, Llc Medical probes for the treatment of blood vessels
EP2299894B1 (en) 2008-06-18 2020-09-02 Sarcos LC Transparent endoscope head defining a focal length
CA2729210A1 (en) * 2008-06-23 2010-01-21 Raymond Klein Aseptic, high pressure water cleaning chamber
WO2010006564A1 (de) * 2008-07-15 2010-01-21 Human Med Ag Vorrichtung zur chirurgischen behandlung biologischer strukturen
WO2010014792A2 (en) 2008-07-30 2010-02-04 Sterling Lc Method and device for incremental wavelength variation to analyze tissue
US8631831B2 (en) 2008-09-04 2014-01-21 Alcon Research, Ltd. Multi-compliant tubing
US9149387B2 (en) * 2008-09-04 2015-10-06 Novartis Ag Varying material properties of a single fluidic line in ophthalmology tubing
US9561066B2 (en) 2008-10-06 2017-02-07 Virender K. Sharma Method and apparatus for tissue ablation
CN104739502B (zh) 2008-10-06 2018-01-19 维兰德·K·沙马 用于组织消融的方法和装置
US9561067B2 (en) 2008-10-06 2017-02-07 Virender K. Sharma Method and apparatus for tissue ablation
US10695126B2 (en) 2008-10-06 2020-06-30 Santa Anna Tech Llc Catheter with a double balloon structure to generate and apply a heated ablative zone to tissue
US10064697B2 (en) 2008-10-06 2018-09-04 Santa Anna Tech Llc Vapor based ablation system for treating various indications
US9561068B2 (en) 2008-10-06 2017-02-07 Virender K. Sharma Method and apparatus for tissue ablation
USD853560S1 (en) 2008-10-09 2019-07-09 Nuvasive, Inc. Spinal implant insertion device
US9510854B2 (en) 2008-10-13 2016-12-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Thrombectomy catheter with control box having pressure/vacuum valve for synchronous aspiration and fluid irrigation
WO2010053916A2 (en) * 2008-11-04 2010-05-14 Sterling Lc Method and device for wavelength shifted imaging
US9717403B2 (en) 2008-12-05 2017-08-01 Jeffrey B. Kleiner Method and apparatus for performing retro peritoneal dissection
US8864654B2 (en) 2010-04-20 2014-10-21 Jeffrey B. Kleiner Method and apparatus for performing retro peritoneal dissection
US8366748B2 (en) 2008-12-05 2013-02-05 Kleiner Jeffrey Apparatus and method of spinal implant and fusion
USD613403S1 (en) 2008-12-10 2010-04-06 Minimally Invasive Devices, Llc Sheath tip for maintaining surgical scope visualization
CN102307511B (zh) 2008-12-10 2015-06-03 微创设备股份有限公司 使用手术窥镜期间优化和维持手术区可视化的系统
US8470043B2 (en) * 2008-12-23 2013-06-25 Benvenue Medical, Inc. Tissue removal tools and methods of use
US9161773B2 (en) 2008-12-23 2015-10-20 Benvenue Medical, Inc. Tissue removal tools and methods of use
US20100180738A1 (en) * 2009-01-22 2010-07-22 Michael Tavger Liquid cutting device
US11284931B2 (en) * 2009-02-03 2022-03-29 Tsunami Medtech, Llc Medical systems and methods for ablating and absorbing tissue
US9247943B1 (en) 2009-02-06 2016-02-02 Kleiner Intellectual Property, Llc Devices and methods for preparing an intervertebral workspace
USD656610S1 (en) 2009-02-06 2012-03-27 Kleiner Jeffrey B Spinal distraction instrument
WO2010093836A2 (en) * 2009-02-11 2010-08-19 Mark Mallaby Neurovascular microcatheter device, system and methods for use thereof
WO2015035249A2 (en) 2013-09-06 2015-03-12 Procept Biorobotics Corporation Automated image-guided tissue resection and treatment
US9848904B2 (en) 2009-03-06 2017-12-26 Procept Biorobotics Corporation Tissue resection and treatment with shedding pulses
CN102483369B (zh) 2009-05-27 2015-11-25 英国质谱有限公司 用于鉴定生物组织的系统和方法
WO2010148125A1 (en) * 2009-06-18 2010-12-23 The Foundry, Llc Microfracture device and method
US10973656B2 (en) 2009-09-18 2021-04-13 Spinal Surgical Strategies, Inc. Bone graft delivery system and method for using same
US8685031B2 (en) 2009-09-18 2014-04-01 Spinal Surgical Strategies, Llc Bone graft delivery system
US20170238984A1 (en) 2009-09-18 2017-08-24 Spinal Surgical Strategies, Llc Bone graft delivery device with positioning handle
US9060877B2 (en) 2009-09-18 2015-06-23 Spinal Surgical Strategies, Llc Fusion cage with combined biological delivery system
US9186193B2 (en) 2009-09-18 2015-11-17 Spinal Surgical Strategies, Llc Fusion cage with combined biological delivery system
US10245159B1 (en) 2009-09-18 2019-04-02 Spinal Surgical Strategies, Llc Bone graft delivery system and method for using same
US8906028B2 (en) 2009-09-18 2014-12-09 Spinal Surgical Strategies, Llc Bone graft delivery device and method of using the same
USD750249S1 (en) 2014-10-20 2016-02-23 Spinal Surgical Strategies, Llc Expandable fusion cage
USD723682S1 (en) 2013-05-03 2015-03-03 Spinal Surgical Strategies, Llc Bone graft delivery tool
US9629729B2 (en) 2009-09-18 2017-04-25 Spinal Surgical Strategies, Llc Biological delivery system with adaptable fusion cage interface
US9173694B2 (en) 2009-09-18 2015-11-03 Spinal Surgical Strategies, Llc Fusion cage with combined biological delivery system
US9144664B2 (en) * 2009-10-01 2015-09-29 Sarcos Lc Method and apparatus for manipulating movement of a micro-catheter
WO2011041728A2 (en) 2009-10-01 2011-04-07 Jacobsen Stephen C Needle delivered imaging device
US8717428B2 (en) 2009-10-01 2014-05-06 Raytheon Company Light diffusion apparatus
US8828028B2 (en) 2009-11-03 2014-09-09 Raytheon Company Suture device and method for closing a planar opening
US8900223B2 (en) 2009-11-06 2014-12-02 Tsunami Medtech, Llc Tissue ablation systems and methods of use
US9161801B2 (en) 2009-12-30 2015-10-20 Tsunami Medtech, Llc Medical system and method of use
US9078562B2 (en) 2010-01-11 2015-07-14 Minimally Invasive Devices, Inc. Systems and methods for optimizing and maintaining visualization of a surgical field during the use of surgical scopes
US10588609B2 (en) * 2010-02-04 2020-03-17 Procept Biorobotics Corporation Gene analysis and generation of stem cell methods and apparatus
JP2011177407A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Seiko Epson Corp 流体噴射装置
US9308024B2 (en) * 2010-03-11 2016-04-12 Kci Licensing, Inc. Tissue debridement systems and methods
US8409235B2 (en) 2010-04-30 2013-04-02 Medtronic Xomed, Inc. Rotary cutting tool with improved cutting and reduced clogging on soft tissue and thin bone
EP2568893B1 (en) * 2010-05-14 2015-06-24 Sabanci Universitesi An apparatus for using hydrodynamic cavitation in medical treatment
WO2012019023A1 (en) 2010-08-04 2012-02-09 Minimally Invasive Devices, Llc Systems and methods for optimizing and maintaining visualization of a surgical field during the use of surgical scopes
US9943353B2 (en) 2013-03-15 2018-04-17 Tsunami Medtech, Llc Medical system and method of use
JP5614170B2 (ja) * 2010-08-23 2014-10-29 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、および液体噴射装置を用いた手術用器具
US8905996B2 (en) * 2010-11-01 2014-12-09 Biomet Manufacturing, Llc Cannulated syringe
US9743974B2 (en) 2010-11-09 2017-08-29 Aegea Medical Inc. Positioning method and apparatus for delivering vapor to the uterus
WO2012075487A2 (en) 2010-12-03 2012-06-07 Minimally Invasive Devices, Llc Devices, systems, and methods for performing endoscopic surgical procedures
EP2694125A4 (en) * 2011-04-01 2015-01-14 Christopher Burnside Gordon HARVEST MACHINE WITH A LIQUID CELL AND CELLULAR DISPENSING SYSTEM
GB201109414D0 (en) 2011-06-03 2011-07-20 Micromass Ltd Diathermy -ionisation technique
US8768435B2 (en) 2011-09-07 2014-07-01 Saint Louis University Foreign body location and retrieval device
US9662060B2 (en) 2011-10-07 2017-05-30 Aegea Medical Inc. Integrity testing method and apparatus for delivering vapor to the uterus
HK1197964A2 (zh) 2011-12-03 2015-02-27 DePuy Synthes Products, Inc. 用於快速移除靶组织的安全刀头和系统
US10070990B2 (en) * 2011-12-08 2018-09-11 Alcon Research, Ltd. Optimized pneumatic drive lines
WO2013090827A1 (en) * 2011-12-15 2013-06-20 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Jr. University Apparatus, systems, and methods for removing obstructions in the urinary tract
EP2798344B1 (en) 2011-12-28 2023-12-13 Micromass UK Limited System and method for rapid evaporative ionization of liquid phase samples
CN108511315B (zh) 2011-12-28 2021-01-08 英国质谱有限公司 碰撞离子发生器和分离器
US9238122B2 (en) 2012-01-26 2016-01-19 Covidien Lp Thrombectomy catheter systems
WO2013119849A1 (en) 2012-02-07 2013-08-15 Intervene, Inc. Systems and methods for endoluminal valve creation
BR112014021482B1 (pt) 2012-02-29 2021-12-21 Procept Biorobotics Corporation Aparelho de ressecção de próstata
US9821145B2 (en) 2012-03-23 2017-11-21 Pressure Products Medical Supplies Inc. Transseptal puncture apparatus and method for using the same
US9907604B2 (en) * 2013-01-09 2018-03-06 Stryker Corporation Dual irrigating bipolar forceps
US9955990B2 (en) 2013-01-10 2018-05-01 Intervene, Inc. Systems and methods for endoluminal valve creation
US10231867B2 (en) * 2013-01-18 2019-03-19 Auris Health, Inc. Method, apparatus and system for a water jet
EP2956070A4 (en) 2013-02-14 2016-12-07 Procept Biorobotics Corp METHOD AND DEVICE FOR AQUABLATION AQUABEAM EYE SURGERY
US9737328B2 (en) 2013-03-14 2017-08-22 Boston Scientific Limited Hydrodynamic eccentrically pivoting catheter
WO2014151824A1 (en) 2013-03-14 2014-09-25 Minimally Invasive Devices, Inc. Fluid dispensing control systems and methods
US9480574B2 (en) 2013-03-14 2016-11-01 Benvenue Medical, Inc. Spinal fusion implants and devices and methods for deploying such implants
JP2014188241A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Seiko Epson Corp 液体噴射装置および医療機器
JP2014188239A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Seiko Epson Corp 流体噴射装置、および、医療機器
EP2981219B1 (en) 2013-04-03 2024-08-28 PROCEPT BioRobotics Corporation Water enucleation of the prostate
WO2014201165A1 (en) 2013-06-11 2014-12-18 Auris Surgical Robotics, Inc. System for robotic assisted cataract surgery
WO2015009763A1 (en) 2013-07-19 2015-01-22 Ouroboros Medical, Inc. An anti-clogging device for a vacuum-assisted, tissue removal system
US10426661B2 (en) 2013-08-13 2019-10-01 Auris Health, Inc. Method and apparatus for laser assisted cataract surgery
US10231613B2 (en) 2013-09-27 2019-03-19 Intervene, Inc. Visualization devices, systems, and methods for informing intravascular procedures on blood vessel valves
US9782195B2 (en) * 2013-11-20 2017-10-10 Board Of Regents Of The University Of Nebraska Fluid jet arterial surgical device
JP2015159924A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 セイコーエプソン株式会社 腹腔鏡手術機器
US9320504B2 (en) 2014-03-24 2016-04-26 Intervene, Inc. Devices, systems, and methods for controlled hydrodissection of vessel walls
US9433427B2 (en) 2014-04-08 2016-09-06 Incuvate, Llc Systems and methods for management of thrombosis
US9248221B2 (en) 2014-04-08 2016-02-02 Incuvate, Llc Aspiration monitoring system and method
US10231869B2 (en) * 2014-04-23 2019-03-19 Senju Pharmaceutical Co., Ltd. Intraocular surgery system
US9883877B2 (en) * 2014-05-19 2018-02-06 Walk Vascular, Llc Systems and methods for removal of blood and thrombotic material
ES2942296T3 (es) 2014-05-22 2023-05-31 Aegea Medical Inc Método de prueba de integridad y aparato para administrar vapor al útero
EP3145425B1 (en) 2014-05-22 2024-10-23 CooperSurgical, Inc. Systems for performing endometrial ablation
CN106572864B (zh) * 2014-06-30 2020-06-09 普罗赛普特生物机器人公司 流体射流组织切除和寒凝装置
US10314605B2 (en) 2014-07-08 2019-06-11 Benvenue Medical, Inc. Apparatus and methods for disrupting intervertebral disc tissue
BR112017004454B1 (pt) 2014-09-05 2022-11-01 Procept Biorobotics Corporation Aparelho para remover células intactas de uma área cirúrgica de um paciente
EP3188662B1 (en) 2014-09-05 2024-09-11 PROCEPT BioRobotics Corporation Physician controlled tissue resection integrated with treatment mapping of target organ images
US10022243B2 (en) 2015-02-06 2018-07-17 Benvenue Medical, Inc. Graft material injector system and method
GB2556436B (en) 2015-03-06 2022-01-26 Micromass Ltd Cell population analysis
US11037774B2 (en) 2015-03-06 2021-06-15 Micromass Uk Limited Physically guided rapid evaporative ionisation mass spectrometry (“REIMS”)
CN110057901B (zh) 2015-03-06 2022-07-01 英国质谱公司 拭子和活检样品的快速蒸发电离质谱和解吸电喷雾电离质谱分析
EP3265819B1 (en) 2015-03-06 2020-10-14 Micromass UK Limited Chemically guided ambient ionisation mass spectrometry
GB2554181B (en) 2015-03-06 2021-09-08 Micromass Ltd Inlet instrumentation for ion analyser coupled to rapid evaporative ionisation mass spectrometry ("REIMS") device
EP3265823B1 (en) 2015-03-06 2020-05-06 Micromass UK Limited Ambient ionization mass spectrometry imaging platform for direct mapping from bulk tissue
US10777398B2 (en) 2015-03-06 2020-09-15 Micromass Uk Limited Spectrometric analysis
GB2555921B (en) 2015-03-06 2021-09-15 Micromass Ltd Endoscopic tissue identification tool
WO2016142686A1 (en) 2015-03-06 2016-09-15 Micromass Uk Limited Liquid trap or separator for electrosurgical applications
CA2978165A1 (en) 2015-03-06 2016-09-15 Micromass Uk Limited Improved ionisation of gaseous samples
KR102158736B1 (ko) 2015-03-06 2020-09-23 마이크로매스 유케이 리미티드 개선된 이온화용 충돌 표면
EP3265820B1 (en) 2015-03-06 2023-12-13 Micromass UK Limited Spectrometric analysis of microbes
WO2016142675A1 (en) 2015-03-06 2016-09-15 Micromass Uk Limited Imaging guided ambient ionisation mass spectrometry
EP3265822B1 (en) 2015-03-06 2021-04-28 Micromass UK Limited Tissue analysis by mass spectrometry or ion mobility spectrometry
US20160287279A1 (en) 2015-04-01 2016-10-06 Auris Surgical Robotics, Inc. Microsurgical tool for robotic applications
US9730773B2 (en) 2015-04-22 2017-08-15 Maxillent Ltd. Bone graft injection methods
EP3097876B1 (de) * 2015-05-29 2021-03-17 Medaxis Ag Düsenelement zum aufstrahlen eines wasserstrahls
US10702292B2 (en) 2015-08-28 2020-07-07 Incuvate, Llc Aspiration monitoring system and method
US10561440B2 (en) 2015-09-03 2020-02-18 Vesatek, Llc Systems and methods for manipulating medical devices
GB201517195D0 (en) 2015-09-29 2015-11-11 Micromass Ltd Capacitively coupled reims technique and optically transparent counter electrode
US20170100142A1 (en) 2015-10-09 2017-04-13 Incuvate, Llc Systems and methods for management of thrombosis
USD797290S1 (en) 2015-10-19 2017-09-12 Spinal Surgical Strategies, Llc Bone graft delivery tool
US10639108B2 (en) 2015-10-30 2020-05-05 Auris Health, Inc. Process for percutaneous operations
US9949749B2 (en) 2015-10-30 2018-04-24 Auris Surgical Robotics, Inc. Object capture with a basket
US9955986B2 (en) 2015-10-30 2018-05-01 Auris Surgical Robotics, Inc. Basket apparatus
US20170119953A1 (en) * 2015-10-30 2017-05-04 Medtronic Xomed, Inc. Method and Apparatus for Irrigation
US10226263B2 (en) 2015-12-23 2019-03-12 Incuvate, Llc Aspiration monitoring system and method
US20170215897A1 (en) 2016-01-28 2017-08-03 Gyrus Acmi, Inc., D.B.A. Olympus Surgical Technologies America Apparatus for Stone Fragments Removal
CN109069064B (zh) 2016-02-19 2022-05-13 埃杰亚医疗公司 用于确定体腔的完整性的方法和设备
US10646247B2 (en) 2016-04-01 2020-05-12 Intervene, Inc. Intraluminal tissue modifying systems and associated devices and methods
US10492805B2 (en) 2016-04-06 2019-12-03 Walk Vascular, Llc Systems and methods for thrombolysis and delivery of an agent
WO2017178833A1 (en) 2016-04-14 2017-10-19 Micromass Uk Limited Spectrometric analysis of plants
US12364537B2 (en) 2016-05-02 2025-07-22 Santa Anna Tech Llc Catheter with a double balloon structure to generate and apply a heated ablative zone to tissue
US11331140B2 (en) 2016-05-19 2022-05-17 Aqua Heart, Inc. Heated vapor ablation systems and methods for treating cardiac conditions
US10492821B2 (en) 2016-06-24 2019-12-03 Hydrocision, Inc. Selective tissue removal treatment device
EP3500192B1 (en) * 2016-06-24 2025-03-05 Hydrocision, Inc. Selective tissue removal treatment device
BR112019001476A2 (pt) 2016-07-25 2019-05-07 Med-Aesthetic Solutions, Inc. sistema esfoliante de pele de pressão positiva e método para esfoliação dérmica para rejuvenescimento da pele
US12201704B2 (en) 2016-07-25 2025-01-21 Allan Danto System and method for treating skin and areas proximate thereto
CN108065986B (zh) * 2016-11-14 2024-04-23 惠州科赛医疗有限公司 医用刀头结构、医用水刀器械及其成型方法
US10758286B2 (en) 2017-03-22 2020-09-01 Benvenue Medical, Inc. Minimal impact access system to disc space
US10792466B2 (en) 2017-03-28 2020-10-06 Auris Health, Inc. Shaft actuating handle
US10987174B2 (en) 2017-04-07 2021-04-27 Auris Health, Inc. Patient introducer alignment
US10285574B2 (en) 2017-04-07 2019-05-14 Auris Health, Inc. Superelastic medical instrument
CN107693924A (zh) * 2017-05-17 2018-02-16 威海吉威重症医疗制品有限公司 一种堵塞消除型导尿管
US11116537B2 (en) 2017-06-13 2021-09-14 Board Of Regents Of The University Of Nebraska Surgical devices and methods
EP3664730B1 (en) * 2017-08-09 2024-04-17 Boston Scientific Scimed, Inc. Endoscopy system
EP3694426B1 (en) 2017-10-09 2024-05-01 The Board of Regents of the University of Oklahoma Surgical evacuation apparatus
US12029640B2 (en) 2017-12-07 2024-07-09 Paul V. Fenton, Jr. Method and injection system for bone tissue implant
US11583327B2 (en) 2018-01-29 2023-02-21 Spinal Elements, Inc. Minimally invasive interbody fusion
WO2019175748A1 (en) * 2018-03-12 2019-09-19 Boston Scientific Limited Medical devices and related methods
US11457932B2 (en) 2018-03-15 2022-10-04 Mako Surgical Corp. Robotically controlled water jet cutting
WO2019178575A1 (en) 2018-03-16 2019-09-19 Benvenue Medical, Inc. Articulated instrumentation and methods of using the same
EP3801324B1 (en) 2018-06-01 2025-05-28 Aqua Medical, Inc. Vapor generation and delivery systems
US20240398462A1 (en) 2018-06-01 2024-12-05 Aqua Medical, Inc. Duodenal Ablation with Improved Depth and Consistency of Ablation
EP3813714B1 (en) 2018-06-07 2025-07-30 Auris Health, Inc. Robotic medical systems with high force instruments
US10716880B2 (en) 2018-06-15 2020-07-21 Incuvate, Llc Systems and methods for aspiration and monitoring
JP7391886B2 (ja) 2018-06-28 2023-12-05 オーリス ヘルス インコーポレイテッド 滑車共有を組み込んだ医療システム
US11678905B2 (en) 2018-07-19 2023-06-20 Walk Vascular, Llc Systems and methods for removal of blood and thrombotic material
US10828118B2 (en) 2018-08-15 2020-11-10 Auris Health, Inc. Medical instruments for tissue cauterization
CN112566567B (zh) 2018-08-17 2024-10-29 奥瑞斯健康公司 双极医疗器械
WO2020068303A1 (en) 2018-09-26 2020-04-02 Auris Health, Inc. Systems and instruments for suction and irrigation
WO2020076447A1 (en) 2018-10-08 2020-04-16 Auris Health, Inc. Systems and instruments for tissue sealing
EP3870075B1 (en) 2018-12-20 2025-06-11 Auris Health, Inc. Shielding for wristed instruments
WO2020154100A1 (en) 2019-01-25 2020-07-30 Auris Health, Inc. Vessel sealer with heating and cooling capabilities
CN117365936A (zh) 2019-03-01 2024-01-09 普罗赛普特生物机器人公司 泵筒和操纵台
US12433669B2 (en) 2019-03-07 2025-10-07 Procept Biorobotics Corporation Material removal from surgical site
CN119214798A (zh) 2019-03-07 2024-12-31 普罗赛普特生物机器人公司 用于组织切除和成像的机器人臂和方法
CN113613566B (zh) 2019-03-25 2024-10-11 奥瑞斯健康公司 用于医疗缝合的系统和方法
GB201908251D0 (en) * 2019-06-10 2019-07-24 Smith & Nephew Pte Ltd Water jet debridement and wound bed preparation
US12138003B2 (en) 2019-06-25 2024-11-12 Auris Health, Inc. Medical instruments including wrists with hybrid redirect surfaces
WO2020263629A1 (en) 2019-06-27 2020-12-30 Auris Health, Inc. Systems and methods for a medical clip applier
WO2020263949A1 (en) 2019-06-28 2020-12-30 Auris Health, Inc. Medical instruments including wrists with hybrid redirect surfaces
CN110368065B (zh) * 2019-07-10 2024-06-21 惠州海卓科赛医疗有限公司 一种喷压调整器械
US11896330B2 (en) 2019-08-15 2024-02-13 Auris Health, Inc. Robotic medical system having multiple medical instruments
CN114502094A (zh) 2019-09-26 2022-05-13 奥瑞斯健康公司 用于碰撞检测和避免的系统和方法
US12324645B2 (en) 2019-09-26 2025-06-10 Auris Health, Inc. Systems and methods for collision avoidance using object models
US11737845B2 (en) 2019-09-30 2023-08-29 Auris Inc. Medical instrument with a capstan
US11737835B2 (en) 2019-10-29 2023-08-29 Auris Health, Inc. Braid-reinforced insulation sheath
CN218009855U (zh) * 2019-10-30 2022-12-13 巴德阿克塞斯系统股份有限公司 导管通畅装置
US11071601B2 (en) 2019-11-11 2021-07-27 Procept Biorobotics Corporation Surgical probes for tissue resection with robotic arms
CN114727850A (zh) 2019-11-21 2022-07-08 奥瑞斯健康公司 用于覆盖外科系统的系统和方法
CN114901200A (zh) 2019-12-31 2022-08-12 奥瑞斯健康公司 高级篮式驱动模式
US11950872B2 (en) 2019-12-31 2024-04-09 Auris Health, Inc. Dynamic pulley system
US20210212715A1 (en) * 2020-01-13 2021-07-15 Hydrocision, Inc. Water jet surgical device
CN115515523B (zh) 2020-03-30 2026-01-09 奥瑞斯健康公司 机器人外科手术的工作空间优化
CN111481262A (zh) * 2020-05-29 2020-08-04 上海融脉医疗科技有限公司 一种血栓取出导管结构
US11771501B2 (en) 2020-06-23 2023-10-03 Intervene, Inc. Endovascular valve formation system with imaging capability
US11096753B1 (en) 2020-06-26 2021-08-24 Procept Biorobotics Corporation Systems and methods for defining and modifying range of motion of probe used in patient treatment
EP4171427A4 (en) 2020-06-29 2024-08-07 Auris Health, Inc. Systems and methods for detecting contact between a link and an external object
US11357586B2 (en) 2020-06-30 2022-06-14 Auris Health, Inc. Systems and methods for saturated robotic movement
WO2022003493A1 (en) 2020-06-30 2022-01-06 Auris Health, Inc. Robotic medical system with collision proximity indicators
WO2022016101A2 (en) 2020-07-16 2022-01-20 Intervene, Inc. Intravascular devices and methods for delivery of fluids and therapeutic agents into blood vessel walls and intravascular structures
US12274458B2 (en) 2021-02-15 2025-04-15 Walk Vascular, Llc Systems and methods for removal of blood and thrombotic material
WO2022174175A1 (en) 2021-02-15 2022-08-18 Walk Vascular, Llc Systems and methods for removal of blood and thrombotic material
CN115605148A (zh) 2021-04-20 2023-01-13 普罗赛普特生物机器人公司(Us) 具有独立能量源的外科手术探针
WO2022261043A1 (en) 2021-06-07 2022-12-15 Avantec Vascular Corporation Hybrid atherectomy devices
AU2022289731A1 (en) 2021-06-10 2023-12-21 Shifamed Holdings, Llc Thrombus removal systems and associated methods
US12369971B2 (en) * 2022-07-15 2025-07-29 Varian Medical Systems, Inc. Systems and methods for imaging in connection with thermal ablation treatments
EP4611887A1 (en) 2022-11-09 2025-09-10 Bard Access Systems, Inc. Systems for preventing or treating vascular access device-related thrombosis
EP4637587A1 (en) 2023-08-16 2025-10-29 Avantec Vascular Corporation Thrombectomy devices with lateral and vertical bias
US12544500B2 (en) 2023-08-28 2026-02-10 Incuvate, Llc Systems and methods for injection and aspiration
US12280222B2 (en) 2023-08-28 2025-04-22 Incuvate, Llc Systems and methods for injection and aspiration
EP4613212A1 (de) 2024-03-07 2025-09-10 Erbe Elektromedizin GmbH Vorrichtung und verfahren zur oberflächlichen zellgewinnung
US12414785B1 (en) 2025-03-17 2025-09-16 Avantec Vascular Corporation Cutters with pulsating vacuum control

Family Cites Families (124)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1889425A (en) 1931-03-02 1932-11-29 C M Sorensen Co Inc Medical douche
US1902418A (en) 1931-11-02 1933-03-21 Jensen Salsbery Lab Inc Surgical instrument
US3565062A (en) * 1968-06-13 1971-02-23 Ultrasonic Systems Ultrasonic method and apparatus for removing cholesterol and other deposits from blood vessels and the like
US3590813A (en) 1969-04-15 1971-07-06 Sunbeam Corp Oral hygiene appliance
US3818913A (en) 1972-08-30 1974-06-25 M Wallach Surgical apparatus for removal of tissue
US3930505A (en) 1974-06-24 1976-01-06 Hydro Pulse Corporation Surgical apparatus for removal of tissue
US4137804A (en) * 1974-07-12 1979-02-06 Gerber Garment Technology, Inc. Fluid cutting jet receiver
US4024866A (en) 1974-12-02 1977-05-24 Hydro Pulse Corporation Surgical apparatus for removal of tissue
US4111490A (en) 1975-09-05 1978-09-05 Liesveld Daniel J Method and apparatus for channel cutting of hard materials using high velocity fluid jets
US4245624A (en) 1977-01-20 1981-01-20 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope with flexible tip control
US4368734A (en) 1978-01-27 1983-01-18 Surgical Design Corp. Surgical instrument
US4294251A (en) 1978-10-17 1981-10-13 Greenwald A Seth Method of suction lavage
US4282867A (en) 1979-12-05 1981-08-11 Christopher Edward Cleaning fluid injection device
US4435902A (en) 1980-12-16 1984-03-13 Flow Industries, Inc. Articulated boom water jet cutting apparatus
JPS59225049A (ja) 1983-06-06 1984-12-18 株式会社 スギノマシン 手術用ノズル装置
JPS60168554A (ja) 1984-02-13 1985-09-02 Sugino Mach:Kk 液中ジエツト噴射用ノズル
US4583531A (en) 1984-03-02 1986-04-22 Terry M. Mattchen Hand-held pulsating jet lavage
DE8426270U1 (de) 1984-09-06 1985-02-14 Veltrup, Elmar Michael, Dipl.-Ing., 4150 Krefeld Vorrichtung zum entfernen von festkoerpern oder ablagerungen aus koerpergefaessen
US4637551A (en) 1985-04-05 1987-01-20 Seeger Corporation Safety guard for airless spray apparatus
US4715848A (en) 1985-04-15 1987-12-29 Beroza Gregory A Gastro-intestinal lavage system and method
US5135482A (en) 1985-12-31 1992-08-04 Arnold Neracher Hydrodynamic device for the elimination of an organic deposit obstructing a vessel of a human body
US4735620A (en) 1986-01-16 1988-04-05 Ruiz Oscar F Non-whip catheter
US4694828A (en) 1986-04-21 1987-09-22 Eichenbaum Daniel M Laser system for intraocular tissue removal
DE3715418A1 (de) 1986-05-08 1987-11-12 Olympus Optical Co Lithotom
US4705500A (en) 1986-07-17 1987-11-10 Mentor O & O, Inc. Ophthalmic aspirator-irrigator
JPS6363450A (ja) * 1986-09-03 1988-03-19 トノクラ医科工業株式会社 ウオ−タ−ジエツト手術装置
US4785796A (en) 1986-09-12 1988-11-22 Mattson Philip D Otoscope and flexible, disposable curette for use therewith
FR2611132B1 (fr) 1987-02-19 1994-06-17 Descartes Universite Rene Bistouri a plasma
EP0280972A1 (de) 1987-03-04 1988-09-07 Siemens Aktiengesellschaft Handstück für eine Flüssigkeitsstrahl-Schneideinrichtung
US5002546A (en) 1987-04-13 1991-03-26 Romano Jack W Curved bore drilling apparatus
US5057098A (en) 1987-05-01 1991-10-15 Ophthalmocare, Inc. Apparatus and method for extracting cataract tissue
JPH01198539A (ja) * 1987-10-26 1989-08-10 Marui Ika:Kk 脳外科用ウオータージェットメス装置
US4935006A (en) 1987-11-12 1990-06-19 Hasson Harrith M Suction and irrigation device with right angle and oblique openings
US4827679A (en) 1987-11-24 1989-05-09 Ltv Aerospace & Defense Company Fluid jet cutting system with self orienting catcher
EP0411170A1 (en) 1988-03-02 1991-02-06 Marui Ika Company Limited Water jet cutter and aspirator for brain surgery
US5052624A (en) 1988-03-11 1991-10-01 Possis Corporation Ultra high pressure water cleaning tool
CH676661A5 (ja) 1988-06-16 1991-02-28 Claude F Dr Rausis
SE462414B (sv) 1988-11-15 1990-06-25 Paal Svedman Instrument foer avlaegsning av vaevnad
US5027792A (en) * 1989-03-17 1991-07-02 Percutaneous Technologies, Inc. Endoscopic revision hip surgery device
FR2649925B1 (fr) * 1989-07-18 1993-12-10 Aerospatiale Ste Nationale Indle Receptacle de jet de coupe pour une machine de decoupage par jet fluide
US4937985A (en) 1989-09-25 1990-07-03 Possis Corporation Abrasive waterjet receiver
US5037431A (en) 1989-11-03 1991-08-06 The Curators Of The University Of Missouri Surgical liquid lance apparatus
US5018670A (en) 1990-01-10 1991-05-28 Possis Corporation Cutting head for water jet cutting machine
NL9000356A (nl) 1990-02-14 1991-09-02 Cordis Europ Drainage-catheter.
US5135484A (en) 1990-05-09 1992-08-04 Pioneering Technologies, Inc. Method of removing plaque from vessels
US5195958A (en) 1990-05-25 1993-03-23 Phillips Edward H Tool for laparoscopic surgery
DE4018736A1 (de) * 1990-06-12 1992-01-02 Wigbert S Prof Dr Med Rau Hochdruck-aspirationskatheter zur wiedereroeffnung von krankhaft verschlossenen gefaessen
CA2048120A1 (en) 1990-08-06 1992-02-07 William J. Drasler Thrombectomy method and device
US5125582A (en) 1990-08-31 1992-06-30 Halliburton Company Surge enhanced cavitating jet
US5250065A (en) 1990-09-11 1993-10-05 Mectra Labs, Inc. Disposable lavage tip assembly
CA2048239A1 (en) 1990-11-08 1992-05-09 William J. Drasler Water jet atherectomy device
US5496267A (en) * 1990-11-08 1996-03-05 Possis Medical, Inc. Asymmetric water jet atherectomy
US5524821A (en) 1990-12-20 1996-06-11 Jetec Company Method and apparatus for using a high-pressure fluid jet
US5242449A (en) 1991-04-23 1993-09-07 Allergan, Inc. Ophthalmic instrument
DE4126886A1 (de) * 1991-08-14 1993-02-18 Hp Medica Gmbh Spuelkatheter
US5162016A (en) 1991-09-04 1992-11-10 Texas Beef Group Abrasive for a water jet cutting head
US5205779A (en) 1991-09-04 1993-04-27 Texas Beef Group Method and apparatus for automatically segmenting animal carcasses
US5697281A (en) 1991-10-09 1997-12-16 Arthrocare Corporation System and method for electrosurgical cutting and ablation
US5551448A (en) 1991-10-18 1996-09-03 United States Surgical Corporation Endoscopic surgical instrument for aspiration and irrigation
AU656628B2 (en) 1991-10-18 1995-02-09 United States Surgical Corporation Endoscopic surgical instrument for aspiration and irrigation
DE4200976C2 (de) 1992-01-16 1995-08-24 Andreas Pein Vorrichtung zum Trennen einer biologischen Struktur, insbesondere des menschlichen Gewebes
DE9200452U1 (de) 1992-01-16 1992-06-04 Rau, Horst-Günter, Dr.med., 8000 München Hochfrequenzstromunterstütztes Hochdruckflüssigkeitsstrahlschneidegerät
DE4201992A1 (de) * 1992-01-25 1993-07-29 Hp Medica Gmbh Fuer Medizintec Hochdruck-fluessigkeitsdispensor zur abgabe von steriler fluessigkeit
US5217465A (en) 1992-02-28 1993-06-08 Alcon Surgical, Inc. Flexible and steerable aspiration tip for microsurgery
US5308673A (en) 1992-05-07 1994-05-03 Minnesota Mining And Manufacturing Company Stitchbonded absorbent articles and method of making same
US5322504A (en) 1992-05-07 1994-06-21 United States Surgical Corporation Method and apparatus for tissue excision and removal by fluid jet
US5186714A (en) 1992-05-18 1993-02-16 Yab Revo-Tech Inc. Multifunctional surgical instrument
US5230704A (en) 1992-06-26 1993-07-27 Biomedical Dynamics Corporation Suction/irrigation instrument having reusable handle with disposable fluid path
US5620414A (en) 1992-06-30 1997-04-15 Campbell, Jr.; Robert M. Apparatus and method for effecting surgical incision through use of a fluid jet
US5300022A (en) 1992-11-12 1994-04-05 Martin Klapper Urinary catheter and bladder irrigation system
AU5666694A (en) 1992-11-13 1994-06-08 William J. Drasler Thrombectomy and tissue removal method and device
AU677808B2 (en) 1992-12-01 1997-05-08 Intella Interventional Systems, Inc. Vibratory element for crossing stenoses
NL9300626A (nl) 1993-04-13 1994-11-01 Cordis Europ Hydrodynamische zuigcatheter.
FR2706276A1 (fr) 1993-06-09 1994-12-23 Philibert Marc Bistouri à jet de liquide.
NL9301181A (nl) * 1993-07-05 1995-02-01 Cordis Europ Werkwijze voor het vervaardigen van een catheter met ten minste één hoge-druklumen en catheter.
CA2127637C (en) 1993-07-26 2006-01-03 Scott Bair Fluid jet surgical cutting tool
US5735815A (en) 1993-07-26 1998-04-07 Sentinel Medical, Inc. Method of using fluid jet surgical cutting tool
US5476450A (en) 1993-11-04 1995-12-19 Ruggio; Joseph M. Apparatus and method for aspirating intravascular, pulmonary and cardiac obstructions
US6135977A (en) * 1994-02-16 2000-10-24 Possis Medical, Inc. Rheolytic catheter
US5441482A (en) 1994-05-11 1995-08-15 The Regents Of The University Of Minnesota Jet driven surgical suction device and method of using
US5454827A (en) 1994-05-24 1995-10-03 Aust; Gilbert M. Surgical instrument
NL9401184A (nl) 1994-07-19 1996-03-01 Cordis Europ Zuigcatheter.
US5527330A (en) * 1994-08-18 1996-06-18 United States Surgical Corporation Fluid cutting instrument
US5556406A (en) 1994-09-12 1996-09-17 Medjet Inc. Corneal template and surgical procedure for refractive vision correction
US5591184A (en) * 1994-10-13 1997-01-07 Sentinel Medical, Inc. Fluid jet surgical cutting instrument
US5468028A (en) 1994-12-19 1995-11-21 Dana Corporation Quick connect tube couplings
DE29501973U1 (de) 1995-02-08 1995-04-06 Pein, Andreas, 19061 Schwerin Vorrichtung zum Trennen einer biologischen Struktur
NL1000105C2 (nl) 1995-04-10 1996-10-11 Cordis Europ Catheter met filter en thrombi-afvoerinrichting.
WO1996039954A1 (en) 1995-06-07 1996-12-19 Surgijet Corporation Instrument having a selectively shapeable tip for creating a fluid jet
US5713878A (en) * 1995-06-07 1998-02-03 Surgi-Jet Corporation Hand tightenable high pressure connector
US5871462A (en) 1995-06-07 1999-02-16 Hydrocision, Inc. Method for using a fluid jet cutting system
US6216573B1 (en) 1995-06-07 2001-04-17 Hydrocision, Inc. Fluid jet cutting system
US5944686A (en) 1995-06-07 1999-08-31 Hydrocision, Inc. Instrument for creating a fluid jet
US5782795A (en) * 1995-06-30 1998-07-21 Xomed Surgical Products, Inc. Surgical suction cutting instrument with internal irrigation
FR2737103B1 (fr) 1995-07-24 1997-10-03 Saphir Medical Sa Instrument chirurgical a jet de liquide, tel que bistouri a jet de liquide, a usage unique
US5709697A (en) 1995-11-22 1998-01-20 United States Surgical Corporation Apparatus and method for removing tissue
US5643299A (en) 1996-01-16 1997-07-01 Sentinel Medical, Inc. Hydrojet apparatus for refractive surgery
DE19717659A1 (de) * 1996-04-25 1997-12-18 Storz Karl Gmbh & Co Chirurgisches Instrumentensystem
NL1003056C2 (nl) 1996-05-07 1997-11-10 Cordis Europ Zuigkatheter met hemostase-inrichting.
FR2750053B1 (fr) 1996-06-21 1999-01-15 Saphir Medical Sa Generateur-distributeur bi-fonction de debit et/ou de pression
US5788667A (en) * 1996-07-19 1998-08-04 Stoller; Glenn Fluid jet vitrectomy device and method for use
US5888200A (en) * 1996-08-02 1999-03-30 Stryker Corporation Multi-purpose surgical tool system
US6126682A (en) 1996-08-13 2000-10-03 Oratec Interventions, Inc. Method for treating annular fissures in intervertebral discs
US5792167A (en) * 1996-09-13 1998-08-11 Stryker Corporation Surgical irrigation pump and tool system
FR2754716B1 (fr) * 1996-10-18 1998-11-13 Synthelabo Piece a main pour dispositif chirurgical d'aspirations-lavages
US5766194A (en) * 1996-12-23 1998-06-16 Georgia Skin And Cancer Clinic, Pc Surgical apparatus for tissue removal
JP2003517325A (ja) 1997-12-31 2003-05-27 ハイドロシジョン・インコーポレーテッド 心臓適用流体ジェット切開装置
FR2779934B1 (fr) 1998-06-17 2001-01-05 Saphir Medical Sa Piece a main a commande pneumatique pour applications chirurgicales et medicales
AU4151899A (en) * 1998-06-19 2000-01-05 Saphir Medical Method for generating a pulse train of sterile liquid jet for medical uses
FR2779935B1 (fr) 1998-06-19 2000-12-29 Saphir Medical Sa Procede de generation d'un train impulsionnel d'un jet liquide sterile pulse-aspire et jet pulse ainsi produit pour une piece a main en vue d'applications chirurgicales
FR2780268B1 (fr) 1998-06-24 2000-09-29 Saphir Medical Sa Appareil de distribution a deux voies d'un liquide sterile de travail selon des sequences predeterminees pour des applications chirurgicales ou medicales a l'aide d'au moins une piece a main
US6280302B1 (en) * 1999-03-24 2001-08-28 Flow International Corporation Method and apparatus for fluid jet formation
US6375635B1 (en) * 1999-05-18 2002-04-23 Hydrocision, Inc. Fluid jet surgical instruments
US6511493B1 (en) * 2000-01-10 2003-01-28 Hydrocision, Inc. Liquid jet-powered surgical instruments
US6451017B1 (en) * 2000-01-10 2002-09-17 Hydrocision, Inc. Surgical instruments with integrated electrocautery
US6419654B1 (en) * 2000-02-01 2002-07-16 Jeffrey S. Kadan Diagnostic needle arthroscopy and lavage system
US6491660B2 (en) * 2001-01-23 2002-12-10 Scimed Life Systems, Inc. Frontal infusion system for intravenous burrs
US6544220B2 (en) * 2001-02-14 2003-04-08 Scimed Life Systems, Inc. Fluid jet PMR
CA2484061C (en) * 2001-04-27 2008-07-15 Hydrocision, Inc. High pressure pumping cartridges for medical and surgical pumping and infusion applications
AU2002331012C1 (en) * 2001-08-08 2006-09-21 Hydrocision, Inc. Medical device with high pressure quick disconnect handpiece
US20030055404A1 (en) * 2001-09-17 2003-03-20 Moutafis Timothy E. Endoscopic rotary abraders
DE60227288D1 (de) * 2001-09-17 2008-08-07 Hydrocision Inc Chirurgisches rotierendes abrasionsgerät
EP1485032B1 (en) * 2001-11-21 2007-07-18 Hydrocision Inc. Liquid jet surgical instruments incorporating channel openings aligned along the jet beam
US8162966B2 (en) * 2002-10-25 2012-04-24 Hydrocision, Inc. Surgical devices incorporating liquid jet assisted tissue manipulation and methods for their use

Also Published As

Publication number Publication date
US20020111579A1 (en) 2002-08-15
US6960182B2 (en) 2005-11-01
US6375635B1 (en) 2002-04-23
AU773181B2 (en) 2004-05-20
EP1182974A1 (en) 2002-03-06
US8062246B2 (en) 2011-11-22
ATE306222T1 (de) 2005-10-15
JP2002543913A (ja) 2002-12-24
DE60023136T2 (de) 2006-07-06
DE60023136D1 (de) 2005-11-17
CA2373687A1 (en) 2000-11-23
EP1621152A1 (en) 2006-02-01
AU5028900A (en) 2000-12-05
WO2000069348A1 (en) 2000-11-23
US20020177802A1 (en) 2002-11-28
US7122017B2 (en) 2006-10-17
EP1182974B1 (en) 2005-10-12
CA2373687C (en) 2007-10-30
US20050159765A1 (en) 2005-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4197849B2 (ja) 流体ジェット外科機器
CA2296305C (en) Pneumatic tissue dissector with exhaust system
US20100228273A1 (en) Liquid jet surgical instrument
US5634897A (en) Rheolytic occlusion removal catheter system and method
CN101394877B (zh) 远端形状选择性可控的液体喷射外科器械
JP2023030149A (ja) 前立腺の水摘出
EP1246575B1 (en) Liquid jet-powered surgical instruments
US6899712B2 (en) Surgical instruments with integrated electrocautery
WO2003096871A2 (en) Multipurpose fluid jet surgical device
JP3205565B2 (ja) 噴流ジェット手術用の噴流ノズル備えた内視鏡装置
JPH0759789A (ja) 外科手術用ハンドピース
JPH04250154A (ja) 粘性流体噴流手術装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080221

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080520

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080527

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080616

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080930

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4197849

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term