JP2003517325A - 心臓適用流体ジェット切開装置 - Google Patents

心臓適用流体ジェット切開装置

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JP2003517325A JP2000526256A JP2000526256A JP2003517325A JP 2003517325 A JP2003517325 A JP 2003517325A JP 2000526256 A JP2000526256 A JP 2000526256A JP 2000526256 A JP2000526256 A JP 2000526256A JP 2003517325 A JP2003517325 A JP 2003517325A
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モウタフィス,ティモシー・イー
フリーマン,ドナルド・シー,ジュニアー
スタイド,ケヴィン
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ハイドロシジョン・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、特にTMR/PMR処置中に心臓を切開または穴明けするための高圧流体ジェットを発生する装置(10)および方法に向けられている。TMR/PMR処置に使用されるさいに、装置(10)は、好ましくは、高圧流体ジェットを発生する可変高圧ポンプ(24)を含む。高圧流体ジェットは、圧力に対応する所定の深さとジェットの持続時間で、多数パルス、チャンネルの深さを増加させる増加持続時間および/または増加圧力でもって心臓にチャンネルを明ける。穴のサイズまたは直径は、手術箇所からのノズル(40)の離間距離、ノズル(40)の設計、ノズル・オリフィス(43)の直径によって決定される。装置は、好ましくは、ポンプ(24)を収容するコンソール(22)およびその他の機構を含む。その他の機構は、外科医が装置(10)への情報を入力できるようにし、例えば、ジェット流れの直径、ジェットの圧力、心臓への切開深さ等を選択的に変えられるようにし、それにより処置の詳細にもとづいて外科医によって装置が特別注文されうるようにする。ある実施例においては、穴明け溶液は、特定の機能目的を達成する添加剤を含有していてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [技術分野] 本発明は、心臓外科処置に用いるための流体ジェット装置および方法に関する
【0002】 [背景技術] 水のような液体の高圧流を用いる流れジェット切開装置は、例えば、眼のレン
ズ組織を分解するために(米国特許第3,930,505号),腫瘍の破壊およ
び除去のために(米国特許第5,037,432号)、静脈または動脈から堆積
物を追い出し、溶解し、除去するために(米国特許第5,370,609号)、
様々な外科処置に利用されてきた。外科処置において水ジェットの使用は、液流
を外科箇所に送り出す費用有利で精密な工具を提供する。外科処置において水ジ
ェットの使用は医療団体において増大する容認を得ているので、新しい器具およ
び技術が、より多くの従来の外科器具に代わって新しい処置に水ジェットを利用
するように開発されつつある。
【0003】 心筋血管移植(TMR)は、心臓筋肉(心筋)に血管新生欠乏疾患を伴う患者
に血流を回復させるように用いられる処置である。この実験的な処置においては
、外科医が、心臓の内側の血液を心筋に流れさせる左心室の心筋をかいして穴(
チャンネル)の回路網を切開または穴明けする。代表的には、直径約1mmの6
から20までのチャンネルに高電力レーザを用いて心筋の穴明けが行われる。チ
ャンネルは、心臓の外側から心室に穴明けされるか(開胸術法)、または心室か
ら外方に穴明けされる(経皮法、以下「PMR」という。)。開胸術法において
は、心臓の表面の穴が、外部デジタル圧力をかけることによって、または開口上
に心外膜ひも縫合術を施すことによって促進される凝固によって閉じられる。経
皮法においては、チャンネルが心室の外面を貫通しない。
【0004】 開胸術法(今日最も一般的方法である。)においては、心臓にチャンネルを明
けるために、外科医はまず目標箇所にレーザの狙いを付け、装置を掴み、そして
好ましくは、鼓動の間(心臓が血液で充満されているとき)にレーザを照射する
ので、心室内の血液は、レーザのエネルギを吸収しかつレーザのエネルギが不注
意に他の組織を損傷させないようにしながら、支えとして作用する。鼓動間の照
射は、心筋の組織が最も薄い心臓サイクルの点において心筋に穴明けをすること
になる。レーザ照射は、レーザが適切な時刻に照射されることを保証するように
、心臓波形から通常コンピュータ制御される。一旦チャンネルが心臓に明けられ
てしまうと、チャンネルは心室からの血液で迅速に充満する。多くの研究者の現
在の意見は、新血管の形成を刺激する血管形成要因は、血液が穴明けされたチャ
ンネルに充満し急速に凝固するときに、解除されるとしている。このようにして
、新血管が形成され、以前に不健康で散乱した心筋に副行の循環をもたらす。
【0005】 この処置はまだ実験的ではあるが、それはバイパスまたは血管形成処置を希望
しない多くの患者に医療単独で実行可能な代替を提供する。しかし、現在、レー
ザの使用は、穴を心臓に明けるために唯一の公知の有効な方法である。針の使用
によるようなチャンネルを形成する別の方法は、現在までに成功していない。一
般に受け入れられることではあるが、レーザ装置は非常に高価で、所望のチャン
ネル長さを超えて周囲の心臓組織(例えば、心臓弁の組織のような他の組織を不
注意に損傷することによって)に逆効果を与える熱を発生する。
【0006】 [発明の開示] 本発明は、周囲の組織に熱を分散させずに制御された正確で迅速な穴明けを行
うために、特にTMR/PMR処置中に心臓を切開または穴明けするための高圧
流体ジェットを発生する装置および方法に向けられている。TMR/PMR処置
に使用されるさいに、装置は、好ましくは、高圧流体ジェットを発生する可変高
圧ポンプを含む。高圧流体ジェットは、圧力に対応する所定の深さとジェットの
持続時間で、多数パルス、チャンネルの深さを増加させる増加持続時間および/
または増加圧力でもって心臓にチャンネルを明ける。穴のサイズまたは直径は、
手術箇所からのノズルの離間距離、ノズルの設計、ノズル・オリフィスの直径に
よって決定される。装置は、好ましくは、ポンプを収容するコンソールおよびそ
の他の機構を含む。その他の機構は、外科医が装置への情報を入力できるように
し、例えば、ジェット流れの直径、ジェットの圧力、心臓への切開深さ等を選択
的に変えられるようにし、それにより処置の詳細にもとづいて外科医によって装
置が特別注文されうるようにする。
【0007】 流体ジェットの形状および圧力は、格別な処置および所望の切開にもとづいて
調節されうる。ジェットの有効直径は、TMR/PMR処置について直径約1m
mまでが好ましい。ジェットは、凝集性の毛髪級ジェットとして送り出されても
よく、あるいは、外方に拡散するスプレイのようなその他の形状、またはジェッ
ト・チャンネルの所望の向きおよび形状にもとづいて焦点に収斂する複数のジェ
ット流を採ってもよい。さらに、いくつかの互換性のある器具またはカテーテル
が設けられて、外科医が格別な適用にもとづいて格別な器具を選択できるように
する。穴明け溶液は、水、生理食塩水、炭酸ガスのような液化ガス、またはその
他の穴明け媒体を含んでいてもよい。ある実施例においては、穴明け溶液は、特
定の機能目的を達成するために、添加剤を含有していてもよい。例えば、TMR
/PMR処置においては、血管形成要因が新規な血管の形成を刺激すると考えら
れるので、流体ジェットが形成新生のための血管形成要因を含有していてもよい
。その他の機能添加剤が含まれてもよいが、明視化のためのコントラスト剤、組
織に明けられた穴強化のための変性剤、感染処理または防止のための抗感染剤、
心筋ショックを防止するための薬剤、出血を低減するための麻酔化合物、血液と
の電解質平衡を達成するための様々な塩溶液、および/またはその他の機能添加
剤に限定されない。
【0008】 装置は、好ましくは、穴明けジェットを心筋に送り出すために、加圧流を装置
の末端まで誘導するための高圧流体送出し管を含む。送出し管は、使用者による
操作が容易になるように可撓性でもよく、これにより使用者が心臓に関して流体
ジェットを位置決めできるようにし、また、ガイドワイヤまたは案内カテーテル
によるような管を案内する手段を含んでいてもよい。処置が開胸術または内視鏡
法(TMR)によって行われる場合には、管の末端は内視鏡の口に適合するよう
に採寸された器具の形体になっていることが好ましい。経皮法(PMR)が利用
される場合には、可撓性で案内自在カテーテルで、好ましくは、関節式または可
動ノズルを備えた形体が好ましく、また、血管鏡によって見えるように金属製チ
ップまたはマーカを含んでいてもよい。
【0009】 切開流体を駆動する可変圧力ポンプは、再使用可能要素、使捨て要素、または
その穴明け流体に直接に接触するポンプの一部分が他の要素から分離されるよう
にする限られた用途の要素を含んでいてもよい。このようにして、吸引された流
体は使捨て要素にのみ接触し、使用済みの使捨て要素を新鮮で無菌のものに単に
交換することによって、ポンプ装置の無菌再使用を許す。ポンプは689.5−
3447500hPa(10−50000psi)の範囲で作動するのが好まし
いので、流体ジェットの圧力および速度は、穴明け範囲(約48265−344
7500hPa(700−50000psi))内に圧力を増加させる前で、目
標が非穴明けジェットによって正確に指示された後に、心臓に著しい穴明け影響
を及ぼさない正確指示圧(約689.5−34475hPa(10−500ps
i))間で選択的に制御されうる。TMR/PMR処置期間中、正確指示は心臓
に明けられるチャンネルを選択的に離間させるように利用されてもよいが、穴明
け前に目標を正確指示する必要性はない。
【0010】 一実施例においては、所定の圧力に対して液体の単一パルスが所定の深さで心
臓に穴明けする。例えば、1つのパルスが2mm深さの穴に等しい。多数パルス
が切開の深さを増加するように利用される。例えば、上記の例においては2つの
パルスが4mm深さ穴を明ける。別の実施例においては、ポンプは、ポンプを通
過する液体の流れが心臓に所定の深さで穴明けをするために制御された時間で外
科箇所に「ゲート」されまたは送り出されれる流れと連続するように設計され、
流れが長くなればなるほど、切開も深くなる。両実施例は、必要に応じて、穴の
深さを増加する融通性をもって心臓に正確な穴明けを許す。
【0011】 一実施例においては、流体ジェット装置が、心臓の心筋に1またはそれを超え
るチャンネルを明けるように、TMR処置に使用するために設計される。
【0012】 別の実施例においては、流体ジェット装置が、心臓の心筋に1またはそれを超
えるチャンネルを明けるように、PMR処置に使用するために設計される。
【0013】 別の実施例においては、流体ジェット装置が、特定の機能目的を達成するよう
に添加剤を含有する穴明け溶液を利用する。
【0014】 別の実施例においては、装置の要素は、必要に応じて、様々な要素の互換性を
許すように着脱自在である。
【0015】 本発明の目的は、高圧で作動し、TMRおよび/またはPMR処置において用
いられる心臓適用流体ジェット穴明け装置を提供することにある。
【0016】 [発明を実施するための最良の形態] 心臓外科処置、例えば、TMRおよび/またはPMRに用いるための流体ジェ
ット切開装置10が図1に示されている。TMR/PMRに用いられるとき、装
置10は、可変圧ポンプ24(図2)を含む。ポンプ24は、ジェットの圧力お
よび持続時間に対応した所定の深さで、切開深さを増加させる多数パルス、増大
された持続持続および/または増大された圧力でもって心臓にチャンネルを明け
る高圧流体ジェットをつくる。装置10は、ポンプおよびその他の機構を収容す
るコンソール22を含むことが好ましい。その他の機構は、制御回路に情報を入
力することによって、例えば、コンソールのダイアルまたはボタンを使用するこ
とによって、装置のパラメータを外科医が変えられるようにする。このようなパ
ラメータは、例えば、ジェットの所望の圧力およびサイズ、心臓内への切開の所
望の深さ、またはジェットへの機能添加剤の含有を含み、これにより処置の詳細
にもとづいて外科医によって装置が特別に注文されうるようにする。TMR/P
MRに用いられるとき、これは、一例においては、心臓へのチャンネル切開の直
径および/または深さを外科医が変えられるようにし、処置中にその他のパラメ
ータを外科医が変えられるようにする。装置10は、流体ジェットを外科箇所(
心臓)に送り出すように心臓に隣接して装置の末端に加圧流を誘導するための高
圧流体送出し管36を含むことが好ましい。
【0017】 図1に示すように、高圧流体送出し管36は外科ジェット器具40に一端37
において接続されてもよい。外科器具40は、高圧流体送出し管36に連通する
管腔を画定する本体41を好ましくは含み、さらに管腔に連通する1またはそれ
を超えるジェット・オリフィス43を含む。一実施例においては、器具40は内
視鏡用に設計されてもよく、この場合、内視鏡の一部に嵌合するように採寸され
るのが好ましい。経皮的に利用されるときには、器具40は、心臓に繋がる動脈
を通して操作を容易にする可撓性案内可能カテーテルの形体でもよく、それによ
り使用者が心臓に関して流体ジェットを手動で位置決めできるようにする。カテ
ーテルは好ましくは関節式または可動ノズルを含み、また、医療級プラスチック
または金属(例えば、形状記憶合金)からつくられてもよく、血管鏡によって見
えるように、金属チップまたはマーカを含んでいてもよい。
【0018】 様々な形状が、器具の所望の使用にもとづいて外科器具40の末端チップ44
に対して採用されてもよい。好ましくは、チップは、外科箇所に関してノズルの
位置決めを容易にするために、角度向きを含めた可変形状に外科医がジェット・
チップを再成形または折り曲げられるように選択的に可動である。この特徴は、
作動流体が到達するのに困難な場合に、特に魅力的であり、これにより器具のチ
ップを閉塞箇所のまわりに到達させることができる。外科器具、さらに詳しく言
えば、器具のチップは手術分野を特定する小さな開口および狭い間隔に器具を使
用するのに容易な低輪郭細身形状を有することが好ましい。1またはそれを超え
るジェット・オリフィスが、毛髪級流体ジェットを発生するために、器具の管腔
に関して軸方向にまたは横方向に置かれてもよい。本実施例においては、オリフ
ィスの直径は、直径約1mmまでの穴を明けるように、数十分の1ミリメータで
もよい。穴のサイズまたは直径は、外科箇所からのノズルの離間距離(すなわち
、ノズルと外科箇所との間)、ノズルの設計、ノズルのオリフィスの直径によっ
て決定される。本実施例の離間距離は、約0−5mmの範囲が好ましく、約2m
mが最も好ましい。外科器具は、可変器具が装置と共に利用されうるようにする
ために、高圧流体送出し管36に着脱自在に固定されてもよい。例えば、可変直
径オリフィスを有する器具または異なる予成形チップを有する器具が利用されて
もよい。代案として、外科器具のチップは、チップが交換されうるように器具本
体に着脱自在に固定されてもよい。
【0019】 外科器具は、精密な方法で外科箇所に高圧流体ジェットを送り出す。流体は、
水、生理食塩水、炭酸ガスのような液化ガス、またはその他の切開媒体を含んで
いてもよい。さらに、流体は、必要に応じて、目標を正確に指示し、外科箇所に
潅注するようにより低い穴明け圧力で送り出されてもよい。流体は、特定な機能
目的を達成するために添加剤を含有していてもよい。例えば、流体は、明視化の
ためのコントラスト剤、血管新生を含む血管形成要因、組織に明けられた穴の強
化をするための変性剤、感染処理または防止のための抗感染剤、心筋ショックを
防止するための薬剤、出血を低減するための麻酔化合物、血液との電解質平衡の
ための様々な塩溶液、および/または機能添加物を含有していてもよい。高圧流
体送出し管36は、高圧切開流体を高圧流体送出し管36および器具40に与え
るポンプ装置24に第2端において接続される。
【0020】 図2は、好ましくは、コンソール22に収容され、かつ、再使用可能要素57
および使捨て要素59の両者を含む二要素ポンプ装置を詳細に示す。一実施例に
おいては、所定の圧力に対して液体の単一パルスが所定の深さで心臓に穴明けを
する。例えば、1つのパルスが2mm深さの穴に等しい。多数パルスが切開の深
さを増加するように利用される。例えば、上記の例においては2つのパルスが4
mm深さ穴を明ける。別の実施例においては、ポンプは、ポンプを通過する液体
の流れが心臓に所定の深さで穴明けをするために制御された時間で外科箇所に「
ゲート」されまたは送り出されれる流れと連続するように設計され、流れが長く
なればなるほど、切開も深くなる。両実施例は、必要に応じて、穴の深さを増加
する融通性をもって心臓に正確な穴明けを許す。
【0021】 再使用可能要素は、使捨てポンプ・カートリッジ28の一部となる可撓使捨て
ダイアフラム86(図3)を押し付ける往復プランジャ60を含むことが好まし
い。確動容積モータ駆動プランジャが再使用可能要素として示されているが、空
気増強器のようなその他のポンプ機構が当業者にとっては明らかなように目論ま
れている。本実施例においては、コンソール22はモータ29によって駆動され
るシャフト52を収容する。モータ29は、シャフト52に装着された偏心クラ
ンク56に接続され、かつ、細長い連結棒58の一端に係合される。連結棒58
は、好ましくはピン62によってプランジャ60に接続される。軸受34が、各
可動部品間の摩擦を低減するように各連結点に追加的に設けられてもよい。プラ
ンジャ60は、当業者にとっては明らかなように、好ましくは炭化物含有材料ま
たはその他の対摩耗材料からつくられる。
【0022】 炭化物含有インサートを好ましくは含むシリンダ室64は、プランジャ60を
受けるように採寸される。本実施例においては、シリンダ室64とプランジャ6
0との間の間隙は約0.005mm(0.0002in)であり、プランジャ6
0の直径は約12.7mm(0.50in)である。シャフト52の回転によっ
て、偏心クランク56が連結棒58を動かし、それによりシリンダ室64内でプ
ランジャ60を往復させる。伸長位置にあるプランジャ60と後退位置にあるプ
ランジャ60との間の距離は、ストロークの長さになる。本実施例においては、
1ストロークは約2.54mm(0.1in)である。
【0023】 ポンプ24の使捨て要素は、好ましくは、使捨てダイアフラム・カートリッジ
28または図3に示すピストン・ポンプを含む。ダイアフラム・カートリッジ2
8は、その下面88に設けられた円錐形凹部に装着された半剛性円錐体87によ
って支持された可撓ダイアフラム86を含むことが好ましい。可変寸法ポンプ室
89は、切開流体を受けるように変形可能ダイアフラムによって画定される。コ
ンソール22内に配置されたとき、ダイアフラムは円筒形室64の口に着座され
るので、プランジャの進退によってダイアフラムが、後に詳述するように、流体
を流体源からポンプ室へそして高圧流体送出し管36へ吸引するように充満と吐
出との間で撓む。ダイアフラムは、好ましくは、医療級ポリウレタンからつくら
れ、他方、半剛性円錐体は304または316ステンレス鋼または繊維充填硬質
プラスチックからつくられてもよい。円錐体は好ましくはピストンに接着または
押嵌めされる。
【0024】 ポンプ・カートリッジ28は、コンソール・ハウジング27の互換性ソケット
または開口26(図1)に装着されてもよく、また、掛止レバー140およびラ
ッチ148(それらの側面が図2に示されている。)によってコンソールに固定
保持されてもよい。安全スイッチ(図示せず)が、レバーが非鎖錠位置にあると
きに、ポンプの作動を防止するように、レバーに設けられてもよい。図4は、例
示的な掛止機構の上面図を示す。
【0025】 ポンプ・カートリッジはさらに、流体の滅菌源に連通する入口101と可撓ポ
ンプ室89との間で好ましくは延びる入口通路100を含み、また、高圧流体送
出し管36の一端に接続された出口とポンプ室89との間で好ましくは延びる出
口通路112を含む。本実施例においては、入口101は流体送出し管32を一
端に接続される。流体送出し管32は、他端において、IV極(図1)から吊り
下げられた食塩水バッグ30のような切開流体源に接続される。一方弁98が、
滅菌流体源への逆流を防止しながら、充満ストローク期間中にポンプ室への流体
の流れを制御することが好ましい。同様に、一方弁114は吐出ストローク期間
中にポンプ室からの吸引流体の流れを制御する。
【0026】 装置の動作について以下に述べる。装置がまず、ダイアフラム86が室64に
だらりと垂れるようにカートリッジが整列された状態で、手術前にコンソール・
ハウジングにポンプ・カートリッジ28を挿入する使用者によって準備される。
使用者は次に、安全スイッチを不働にしかつダイアフラム86と円錐体87との
間のシールを緊密に圧縮するラッチ148に掛止レバー140を係合することに
よって、カートリッジをコンソールに固定する。流体バッグから延びる管32は
、カートリッジの出口に取り付けられてもよく、また、耐破裂高圧流体送出し管
36がカートリッジの出口に取り付けられてもよい。
【0027】 TMR/PMR処置に対しては、心臓筋肉(心筋)の穴明け箇所が同一にされ
、患者が従来のやり方で麻酔をかけられ、準備される。処置が内視鏡でなされる
場合には、トロカールが患者の胸郭を通して挿入され、内視鏡がトロカールをか
いして入れられて内視鏡をかいして心筋の視覚化を与える。所望の外科ジェット
器具が選ばれ、次いで内視鏡のポートをかいして挿入される。代案として、処置
が経皮的になされる場合には、外科ジェット器具が、好ましくは関節式または可
動ノズルを備えた可撓案内カテーテルの形体で与えられる。外科ジェット器具を
経皮的に送り出すために、典型的にはそれが大腿動脈をかいして大動脈に挿入さ
れ、次いで心室に挿入される。カテーテルは好ましくは、血管鏡が大腿動脈に挿
入され、外科箇所に進められるに従って、カテーテルが血管鏡によって見られう
るように、金属チップまたは金属マーカを含む。
【0028】 いずれの場合にも、器具を外科箇所に送り出すことによって、使用者は穴明け
前に目標を正確に指示することが望ましいか否かにもとづいて非穴明けまたは穴
明け圧力を前以て選択してもよい。正確指示が望ましい場合には、ジェット・ビ
ームが、穴明け箇所が正確に指示されている間に、非穴明け低圧で誘導される。
ジェット・ビームと目標とが一致したとき、流れの圧力が圧力の穴明け範囲内ま
で増加されて、心筋に穴を明ける。
【0029】 穴明け圧力が、心臓の他の部分を傷付けないように、穴明けを意図された壁を
通してのみ穴を明けるように予め選定される。穴の深さは、流体ジェットの圧力
およびパルス持続時間に対応し、多数のパルスが穴の深さを増すか、あるいは流
れをより長く通すほど、切開をより深くする。使用者は、制御コンソールに表示
されるように、適当な制御つまみを所望の深さまで回すことによって所望の深さ
に選定できる。穴のサイズまたは直径は、外科箇所からのノズルの離間距離、ノ
ズルの設計、ノズル・オリフィスの直径によって決定される。本実施例における
離間距離は、好ましくは0−5mmの間、好ましくは2mmである。
【0030】 使用者が装置を作動したとき、プランジャが後退を開始してポンプ室の圧力を
低下する。低下された圧力は入口逆止弁を開き、滅菌流体をポンプ室に満たす。
プランジャを伸長させると、ポンプ室の圧力を増加させ、出口逆止弁を開き、加
圧流体を出口逆止弁をかいして送出し管に送り、最終的に外科器具に送る。一実
施例においては、加圧流体が単独パルスとして器具から流れ、他方、別の実施例
においては、液体の流れがポンプから連続する。その流れは、制御された持続時
間中に外科箇所に送られる。ポンプ速度は、制御ダイアル、足スイッチ20また
はハンド・スイッチ(図示せず)をかいして使用者によって選択的に制御されて
、必要に応じて、処置中に流体ジェットの圧力および強さを変える。
【0031】 一旦、装置が準備され、かつ、器具が外科箇所に送り出されてしまうと、目標
が穴明け準備を整える。目標を穴明けするために、器具は穴明けジェットを心臓
に送り出すように使用者によって始動される。好ましくは、穴が明けられたとき
、血液が流体ジェットに取り込まれる。血液の取込みは、穴に血液を急速に充満
させ、これにより血管形成要因および新しい血管の形成を促進する。その他の添
加剤が、上述したように、同時に流体ジェットに導入されてもよい。処置が経皮
的な場合には、心室内に切開ジェットが心筋のみを穴明けするために(好ましく
は心筋の大部分をかいしてではあるが、完全な貫通ではなく)、予め選定された
圧力で送り出される。内視鏡法においては、切開ジェットが心筋を穴明けするた
めに予め選定された圧力で送り出される。好ましくは、心筋の完全な貫通がなさ
れる。貫通は、鼓動間で生じるように調時されてもよいが、必ずしもこれは必要
ではない。一旦、穴が明けられてしまうと、外科医は次の穴を明けるために次の
位置に器具を動かし、好ましくは複数の穴が患者の要求にもとづいて明けられる
まで、処置を繰り返す。
【0032】 外科処置が完了したとき、使捨てポンプ・ヘッドが再使用可能コンソールから
取り外され、捨てられるか、再使用のために滅菌される。滅菌流体に接触してい
ないプランジャは、新しい滅菌ポンプ・カートリッジと共に再使用されてもよい
【0033】 [産業上の利用可能性] 種々の変更が上述した実施例になされてもよいことは、理解されるであろう。
例えば、器具の寸法は当業者によって容易に変更されうる。さらに、装置は、T
MR/PMR以外の様々な外科処置に利用されてもよい。したがって、上述した
ことは、限定のために構成されているのではなく、好適実施例の単なる例示であ
る。当業者は本発明の精神の範囲内でその他の変更を構想してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】外科処置に用いるように特に構成された本発明にもとづく流体ジェ
ット穴明け装置の概略図である。
【図2】図1に示す可変高圧ポンプの説明図である。
【図3】可変高圧ポンプの使捨てポンプ・カートリッジ要素の断面図である
【図4】可変高圧ポンプの再使用可能要素にカートリッジを固定する掛止機
構の上面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月6日(2001.3.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月22日(2002.10.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 スタイド,ケヴィン アメリカ合衆国マサチューセッツ州01852, ローウェル,バーウィック・ストリート 51 Fターム(参考) 4C060 FF25 MM25 【要約の続き】 能目的を達成する添加剤を含有していてもよい。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】心臓の組織に穴を明ける方法であって、高圧流体を送り出す流
    体ジェット穴明け装置を設けること、ただし該装置は穴明け流体を心臓に送り出
    すように形成されかつ採寸された少なくとも1つのオリフィスを有する送出し装
    置とポンプとを含み、器具を患者に差し込むこと、所望の穴明け位置において心
    筋に隣接して器具のノズルを定置すること、流体源からの流体をポンプに送り出
    すこと、該ポンプをかいして流体を流すこと、高圧流体を前記ポンプから前記送
    出し装置へそして前記オリフィスをかいして前記穴明け位置へ送り出すこと、心
    筋を前記オリフィスから出る高圧流体に接触させることによって心臓に穴を明け
    ることからなる心臓の組織に穴を明ける方法。
  2. 【請求項2】切開の深さが、高圧流体の流体圧力および送出し持続時間の関
    数である、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】穴明けされた穴の直径が、前記ノズルと手術箇所との離間距離
    および前記オリフィスの直径の関数である、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】所定のパルスで液体を汲み上げる工程をさらに有し、該パルス
    が切開深さを決定する、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】液体の流れを前記ポンプから前記送出し装置へ所定の持続時間
    逸らせる工程をさらに有し、該持続時間が切開深さを決定する、請求項1に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】心臓の穴明け位置を正確に決めるように低圧流体を送り出す工
    程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】心臓の心筋を通り左心室に至るチャンネルを穿つ工程をさらに
    有する、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】心筋に明けられたチャンネルをかいして切開流体内の血液を運
    ぶ工程をさらに有する、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】機能添加剤を穴明け流体に与える工程をさらに有する、請求項
    1に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記機能添加剤は血管の成長を促進させる血管形成要因であ
    る、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記機能添加剤は明視化のためのコントラスト剤である、請
    求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記機能添加剤は穴明けされた穴を強化する変性剤である、
    請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記機能添加剤は感染を防止する抗感染薬である、請求項9
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記機能添加剤は出血を低下させる血管収縮化合物である、
    請求項9に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記機能添加剤は苦痛を弱める麻酔化合物である、請求項9
    に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記機能添加剤は血液との電解質平衡を達成する塩溶液であ
    る、請求項9に記載の方法。
  17. 【請求項17】器具を患者に差し込む工程は経皮的に行われる、請求項1に
    記載の方法。
  18. 【請求項18】前記送出し装置は可撓性カテーテルの形体になっている、請
    求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記カテーテルの少なくとも一部分が金属である、請求項1
    8に記載の方法。
  20. 【請求項20】器具を患者に差し込む工程は視界をかいして行われる、請求
    項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記送出し装置はトロカールをかいして挿入するように形成
    されかつ採寸された器具の形体をしている、請求項20に記載の方法。
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