JP4195195B2 - シーケンス発生器 - Google Patents

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/84Generating pulses having a predetermined statistical distribution of a parameter, e.g. random pulse generators

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は数値シーケンスを生成するためのシーケンス発生器に関するものである。
【0002】
(発明の背景)
アナログ信号の伝送や処理がデジタル表示の信号またはデータの伝送や処理に次々と置き換えられている技術的分野が増加している。デジタルデータ伝送あるいはデジタルデータ処理には、信号のアナログ的な伝送あるいは処理と比較して、特にデジタルデータの効率的処理に必要な計算能力を安く利用できる利点がある。
【0003】
通信システムにおいても、デジタル化への傾向は明白であり、アナログデータ処理は相次いで、デジタル表現、デジタル処理、デジタル伝送に切り替わっている。
【0004】
例えば、CDMA(符号分割多元接続)通信システムは、ほとんどデジタル化されている。すなわち、音声信号、ユーザデータ、制御データは、デジタル形式のシステム内で表現され、処理され、伝送される。
【0005】
CDMAシステムでは、受信局に送信される単一信号を生成するために複数の異なる通信チャネルが合成される。受信局では、送信信号から複数の通信チャネルが復元される。しかし、そのようにするためには、受信局で受信された個々のチャンネルを識別できるように、通信チャネルを合成する前に各通信チャネルのデータをデジタル化する必要がある。このような通信チャネルのデータ処理には、それぞれ特定の通信チャネルの狭帯域信号をショートコードによって広帯域信号に拡散する操作が含まれることがある。
【0006】
ショートコードは規定されたビットシーケンスあるいはチップシーケンスであり、他のショートコードと直交していることが好ましい。チャンネルデータのそれぞれの単一ビット値をショートコードまたは反転ショートコードで表すことによって、通信チャネルデータを拡散することが可能である。例えば、各論理1をショートコード自体で表し、各論理0を反転ショートコードで表すことが可能であり、その逆もまた可能である。異なるショートコードの長さの範囲は、例えば16から128チップとする。
【0007】
拡散操作後、拡散チャンネルの合成によって広帯域CDMA信号が生成され、その信号は例えばCDMA通信ネットワークの基地局の空気インタフェースを通して受信局に送信される。
【0008】
例えば1組のショートコードの再利用または上位レベルのデータセキュリティが得られるように、いわゆるロングコードを使用して送信前のCDMA信号を更に処理する場合がある。ロングコードはショートコードと同様に、規定された2進値シーケンスまたはシンボルシーケンス、例えば擬似ランダムシーケンスによって構成される。ロングコードは、例えばXOR(排他的OR)演算によって、合成チャンネルデータとともに処理することができる。受信局では、それと同じロングコードと逆論理演算によって、元の信号を復元することができる。
【0009】
常に処理可能状態にしておくために、ロングコードとショートコードは、あらかじめ生成してメモリに記憶することができる。しかし、多くの異なるショートコード、ロングコードを記憶するには大容量のメモリが必要になり、費用がかかる。また、通信システムにおける極度に高い処理速度に応えるためには高速メモリが必要である。更に、異なるショートコードおよびロングコードを生成しようとすれば、それぞれ専用の疑似雑音発生器を設けることになり、それには異なるシステム規格が必要になり、実用的ではない。したがって、これに代わる方法が要望される。
【0010】
(発明の概要)
本発明の目的は、規定された各種数値シーケンスを発生させるための柔軟なシーケンス発生器を提供することである。
【0011】
この目的は請求項1の特徴によって達成される。
【0012】
少なくとも1つの任意のシフトレジスタ記憶位置をフィードバック位置として選択し、少なくとも1つの任意のシフトレジスタ記憶位置をフィードイン(feed−in)位置として選択し、そしてハードウェア構成を変更することなく、規定された複数の各種数値シーケンスを生成し得ることが望ましい。規定された数値シーケンスの生成時にアクティブになるレジスタ記憶位置の数は、第1のフィードイン位置を選択することによって設定することが可能であり、フィードバック特性は、少なくとも1つのフィードバック位置を選択することによって設定することが可能である。したがって、発明のシーケンス発生器は、規定された各種離散数値シーケンスを生成するように柔軟に適応することが可能であり、その結果、例えばシステム仕様に容易に適応できる。
【0013】
レジスタ記憶位置の出力端子を選択的に処理手段に接続するために第1の選択手段を設け、フィードイン位置として選択されたレジスタ記憶位置に選択的にフィード手段を接続するために第2の選択手段を設けることができる。第1、第2の選択手段は制御手段によって制御されることが望ましい。
【0014】
さらに、処理手段はフィードイン位置として選択された少なくとも1つのレジスタ記憶位置に供給される信号を生成するために、フィードバック位置として選択された少なくとも1つのレジスタ記憶位置の出力信号を処理する複数の処理ユニットを有する。処理手段によって排他的OR(XOR)演算を実行し得ることが望ましい。
【0015】
制御手段は、少なくとも1つのフィードバック位置と少なくとも1つのフィードイン位置を規定するために使われる論理値をもつビットシーケンスを記憶または供給するための記憶手段またはデータ供給手段を有する。
【0016】
ビットシーケンスの最初の論理1がフィードイン位置を規定し、それに続く各論理1がフィードバック位置を規定するか、あるいはビットシーケンスの最初の論理がフィードイン位置を規定し、それに続く各論理0がフィードバック位置を規定するように第1、第2の選択手段を制御するロジック回路を記憶手段に設けることが望ましい。
【0017】
本発明に関するその他の特長は従属請求項に規定されている。
【0018】
付図と共に説明を読むことにより、本発明を更に深く理解することができる。
【0019】
(実施例の詳細説明)
以下に図1、図4にしたがって発明の第1実施例について述べる。
【0020】
所定数の2進数または離散数値からなる規定されたシーケンスを生成するシーケンス発生器をハードウェア装置として実現することができる。当該技術分野で周知のように、例えば、特性フィードバック構成をもつシフトレジスタを使用してシーケンス発生器を実現することが可能である。その場合、シーケンス発生器は規定数のサンプルをもつ規定シーケンスを出力する。発生器が連続動作するならば、規定の数値シーケンスが反復される。サンプルのシーケンスはレジスタ記憶位置の数および使用する特定のフィードバック構成によって決定する。ロングコードを生成するシーケンス発生器は、例えば18〜41のレジスタ記憶位置またはレジスタ記憶段を含む。したがって、対応するロングコードは218〜241個のサンプルによって構成されることになる。
【0021】
図4はシーケンス発生器を示す。複数のレジスタ位置401〜405をもつシフトレジスタが示されている。それぞれのレジスタ記憶位置は2進数または離散数値を記憶することができる。シフトレジスタは、当該技術分野で周知のように、例えば直列接続のフリップフロップを使用して実現することができる。したがって、個々のレジスタ記憶位置の出力端子は、隣接するそれぞれのレジスタ記憶位置の入力端子に接続される。レジスタ記憶位置401の出力は後で更に処理される。
【0022】
シフトレジスタはフィードバック回路410、411を備えている。フィードバック回路はレジスタ記憶位置401、403の出力信号を処理し、処理結果をレジスタ記憶位置405の入力端子にフィードバックする。
【0023】
一般的に知られているように、各レジスタ記憶位置はシフトレジスタの特定段に対応し、各段には「位数」(order)がある。この例では、レジスタ記憶位置401を含む第1段の位数は1、レジスタ記憶位置402を含む第2段階の位数は2、以下同様になる。レジスタ記憶位置は5つであるから、この場合は位数5のシーケンス発生器となる。
【0024】
各クロック周期において、各レジスタ記憶位置に記憶された値は出力端子を通して出力され、新しい値が各レジスタ記憶位置の入力端子を通して読み込まれる。最低位のレジスタ記憶位置、この例におけるレジスタ記憶位置401からの出力は、その後更に処理される。第1、第2、第4のレジスタ記憶位置の出力は処理され、その処理結果はフィードバック信号として最上位レジスタ記憶位置、この例の第5レジスタ記憶位置405の入力端にフィードバックされる。
【0025】
ここに例示する特定の回路は規定の単一数値シーケンスを生成する。複数の異なる数値シーケンスが必要ならば、異なる位数および異なるフィードバック回路、あるいはいずれか一方をもつシフトレジスタを設ける必要がある。
【0026】
しかし、CDMAシステムなどの用途では、システム特性や外部要因、例えばデータ通信規格などに由来する諸条件にシーケンス発生器を合わせるのは困難であり、費用もかかる。多数の異なるシーケンス発生器を使用するか、またはシステムの既存シーケンス発生器を交換する必要がある。
【0027】
したがって、シーケンス発生器は図1で示される柔軟な装置によって実現することが好ましい。図1の装置は複数のレジスタ記憶位置11、12、13、14、15を備えたシフトレジスタ1を有する。レジスタ記憶位置の数は任意である。例えば、レジスタ記憶位置をn=32とするシフトレジスタを使用することができる。例えば、直列に接続される複数のフリップフロップでシフトレジスタを構成することができる。
【0028】
従来と同様、最初のレジスタ記憶位置11は、一位のレジスタ記憶位置であり、シフトレジスタ1の初段に対応する。同様に、次のレジスタ記憶位置もシフトレジスタの次段にそれぞれ対応する。したがって、n番目のレジスタ記憶位置はn位のレジスタ記憶位置であり、n番目の段に対応する。
【0029】
後処理に備えて、シフトレジスタは第1レジスタ記憶位置の出力端子を通して外部装置に接続することができる。また、他の実施例では後処理のために、その他の位置あるいは全レジスタ記憶位置を外部接続することが可能である。
【0030】
複数のレジスタ記憶位置はそれぞれ2進数または離散数値を記憶することができる。
【0031】
各レジスタ記憶位置の出力端子は第1の選択手段3に接続され、各レジスタ記憶位置の入力端子は第2の選択手段4に接続される。
【0032】
さらに、第1選択手段3は処理手段5と供給(feeding)手段6を通して第2選択手段4に接続される。処理手段は、第1選択手段3からの複数の出力信号を合成し、供給手段6を通して第2選択手段4に送信されるフィードバック信号を生成する。
【0033】
第1選択手段3は、各レジスタ記憶位置の出力端子を処理手段5に接続することによってレジスタ記憶位置をフィードバック位置として選択することを可能にする。
【0034】
制御信号が制御手段2から入力されると、フィードバック位置としてレジスタ記憶位置が選択される。制御信号は第1選択手段3に供給されると、選択されたレジスタ記憶位置は第1選択手段によって処理手段5に接続される。例えば図1の実施例では、制御手段2からの制御信号は第1レジスタ記憶位置11の出力端子および第2レジスタ記憶位置12の出力端子を処理手段5に接続するが、この例では、残りのレジスタ記憶位置の出力端子は第3レジスタ記憶位置13であって、上位段のすべてのレジスタ記憶位置が処理手段5に接続されるわけではない。
【0035】
第2選択手段4は、供給手段6を通して処理手段5からのフィードバック信号を供給するためのフィードイン位置として1つのレジスタ記憶位置を選択することを可能にする。フィードイン位置として選択されたレジスタ記憶位置はさらに、制御信号によっては、次の上位シフトレジスタ段のレジスタ記憶位置に接続される。この場合、上位シフトレジスタ位置からの出力信号および供給手段からの出力信号は、フィードイン位置として選択されたレジスタ記憶位置の入力に供給される前に処理される。この処理には、例えばXOR演算または加法演算が含まれる。フィードイン位置として選択されないレジスタ記憶位置は次の上位段のレジスタ記憶位置に接続される。
【0036】
第1選択手段3と同様に、第2選択手段4は制御手段2からの制御信号を入力し、供給手段6または次の上位シフトレジスタ段のレジスタ記憶位置、あるいは双方へのシフトレジスタ位置の接続を可能にする。例えば、制御手段2から制御信号が供給される結果、第4シフトレジスタ段の第4レジスタ記憶位置の入力端子14がフィードイン位置として選択され、第3段のレジスタ記憶位置13の出力端子がフィードバック位置として選択されることになる。残りのレジスタ記憶位置がフィードイン位置として選択されないこともあり、その場合、それらは次の各上位段のレジスタ記憶位置に接続される。第3のシフトレジスタ位置13の入力端子がフィードイン位置として更に選択された場合、上述のように、シフトレジスタ位置14の出力信号とフィードイン信号はシフトレジスタ位置13の入力端子に供給される前に処理される。
【0037】
最上位フィードイン位置として選択されたシフトレジスタ位置は次の上位シフトレジスタ位置に接続されないことが好ましい。
【0038】
この例では、フィードバック位置としてのレジスタ記憶位置だけが選択されたと仮定しており、これは、フィードイン位置として選択された場合と、上位レジスタ記憶位置がフィードイン位置として選択された場合の一方または両方の条件を前提にしている。しかし、別の実施例では、このような制約は必要ないかもしれない。
【0039】
この例では更に、任意の数のレジスタ記憶位置をフィードバック位置として選択し、任意の数のレジスタ記憶位置をフィードイン位置として選択することができる。しかし、別の実施例では、フィードイン位置として単一のレジスタ記憶位置を選択することが好ましいかもしれない。
【0040】
図1に基づいて、本発明の第1実施例によるシーケンス発生器の動作について以下に説明する。
【0041】
制御手段2で生成される制御信号を利用することにより、本発明の第1実施例のシーケンス発生器は柔軟な構成が可能になる。したがって、このシーケンス発生器は、規定された別々の数値シーケンスを生成するために使用することができる。任意数のレジスタ記憶位置をフィードバック位置として選択し、任意数のレジスタ記憶位置をフィードイン位置として選択することができる。したがって、段数すなわちその段数で構成されるシーケンス発生器の位数と、シーケンス発生器のフィードバック特性とを指定することができる。
【0042】
この実施例では、例えば第3レジスタ記憶位置13がフィードイン位置として選択されたならば、シフトレジスタに含まれるnレジスタ記憶位置のうち3つのレジスタ記憶位置がコードシーケンスの生成に寄与する。すべての上位レジスタ記憶位置はバイパスされ、それらはシーケンス発生器の出力信号に寄与しない。
【0043】
動作開始前に、初期数値シーケンスを各レジスタ記憶位置にロードすることにより、シフトレジスタは初期化される。シーケンス発生器で2進値シーケンスを生成する場合は、2進値シーケンスを使用してシフトレジスタを初期化することができる。一方、シーケンス発生器で離散値を生成する場合は、任意の大きさの離散値でシフトレジスタを初期化することができる。
【0044】
さらに、動作開始前に制御信号を第1選択手段3および第2選択手段4に入力することが好ましい。上述のように、制御信号は制御手段2によって生成され、前に詳述したとおり、フィードバック位置としてのレジスタ記憶位置およびフィードイン位置としてのレジスタ記憶位置が選択される。この例の場合、動作中に制御手段2で生成される制御信号は静的であることが好ましい。すなわち、規定された数値シーケンスを生成している間、制御信号は変化しないことが好ましい。しかし、本発明は静的な制御信号に限定するわけではなく、別の実施例では、動作中に制御信号が動的に変化することもある。
【0045】
上述のように、供給された制御信号にしたがって確立される内部接続に応じて、クロック周期ごとに各レジスタ記憶位置において数値が入出力される。処理手段5に入力される信号は処理された後、フィードイン位置として選択されたレジスタ記憶位置に供給手段6を介して供給される。すなわち、フィードバック位置として選択されたレジスタ記憶位置から出力される信号は、サイクルごとに処理手段5に入力されて処理された後、前記供給手段6を介して第2選択手段4に送られ、そして、フィードイン位置として選択された少なくとも1つのレジスタ記憶位置に供給される。
【0046】
処理手段5は前記入力信号を処理して、第2選択手段4に対するフィードバック信号を生成する。処理手段5は、レジスタ記憶位置からの出力信号を単一の信号に合成するために論理演算あるいは算術演算、例えば加法、AND、OR、XORや、それらを組み合わせた演算を実行する。
【0047】
この例におけるレジスタ記憶位置11では、最低位レジスタ記憶位置の出力を外部装置に供給することができる。したがって、シーケンス発生器はクロック周期ごとに1サンプルづつの規定数値シーケンスを出力することができる。
【0048】
前述のように、規定値シーケンスは、制御手段2から第1、第2の選択手段3、4に供給される制御信号に依存する。したがって、本発明の第1実施例による装置は、供給される制御信号に応じて異なる長さおよび特性をもつ規定数値シーケンスを生成することができる。
【0049】
例えば、シーケンス発生器が2進データシーケンスを生成する状態であって3つのレジスタ記憶位置がアクティブの場合、すなわち第3レジスタ記憶位置13がフィードイン位置として選択された場合には、装置で発生する数値シーケンスの長さは23になる。シフトレジスタのn個のレジスタ記憶位置がすべてアクティブであれば、生成されるコードの長さは2nになる。異なるレジスタ記憶位置をフィードバック位置として選択することにより、同じ長さの異なるコードが生成される。
【0050】
図1の実施例では、フィードイン位置として選択されたレジスタ記憶位置に、処理手段5から供給手段6を介してフィードバック信号が供給される。この信号は各レジスタ記憶位置の状態に完全に依存する。しかし、別の実施例では、フィードイン位置として選択されたレジスタ記憶位置にフィードバック信号を供給される前に、そのフィードバック信号を外部装置からの外部入力信号と合成すなわち再処理することが可能である。
【0051】
以下に、図2aにしたがって本発明の第2実施例を説明する。
【0052】
図2aのシーケンス発生器もまた、複数のレジスタ記憶位置11〜14を含むシフトレジスタ1を有する。図2の例では単純化するため、4つのレジスタ記憶位置11〜14で構成された状態で示される。しかし、一般的には任意の数のレジスタ記憶位置が含まれる。
【0053】
また、図2aの回路は複数のフィードバックスイッチ31〜34を備えた第1選択手段3を含み、各スイッチは1つづつのレジスタ記憶位置と関連づけられ、対応するレジスタ記憶位置の出力端子に接続されていて、図1の第1実施例と同様に前記出力端子を処理手段5に選択的に接続する働きをする。
【0054】
処理手段5は複数の処理ユニット52〜54を有し、処理ユニットは直列に接続され、複数のフィードバックスイッチのうち対応する少なくとも1つにそれぞれ接続される。直列接続の最後に位置する処理ユニットの出力は供給手段6に接続される。供給手段はプリント配線上の接続部、あるいは他のデータ伝送手段であってもよい。
【0055】
さらに、図2aのシーケンス発生器は、第2選択手段4を構成する複数のフィードインスイッチ41〜43を含む。フィードインスイッチ41〜43は、制御端子に入力される制御信号に応じて出力端子に接続可能な入力端子をそれぞれ2づつ備えている。各フィードインスイッチの出力端子は、対応するレジスタ記憶位置の対応する入力端子に接続される。各フィードインスイッチ41〜43の入力端子の一方は、次の上位段におけるレジスタ記憶位置の出力端子に接続される。各フィードインスイッチの他方の入力端子は、前記供給手段6に接続される。
【0056】
したがって、レジスタ記憶位置の入力端子は、対応するフィードインスイッチを介して次の上位レジスタ記憶位置の出力端子に接続されるか、または供給手段5に接続されるが、いずれに接続されるかは、スイッチの状態によって決まる。
【0057】
第2実施例に対応する図2aの構成は直列に接続された複数の発生器段S1〜S4を含むように図示されている。各段は特定のレジスタ記憶位置に対応しており、第1段は第1レジスタ記憶位置に対応し、この例におけるレジスタ記憶位置11では、次段は次のレジスタ記憶位置に対応する。
【0058】
下記のように3つの異なるタイプの段を定義することができる。
【0059】
第1タイプの段はシーケンス発生器の第1段によって構成され、第1段には、第1レジスタ記憶位置、第1フィードバックスイッチ、第1フィードインスイッチが含まれ、この例では、第1レジスタ記憶位置、第1フィードバックスイッチ、第1フィードインスイッチは、それぞれレジスタ記憶位置11、フィードバックスイッチ31、フィードインスイッチ41である。
【0060】
この第1段の後には、第2タイプの同じ段を複数個直列に接続したものが続く。この例では、第2タイプの段は、シーケンス発生器の第2段、第3段である。第2タイプの段はレジスタ記憶位置、フィードバックスイッチ、フィードインスイッチ、処理ユニットから成る。例えば、この実施例の第2段は、第2レジスタ記憶位置12、第2フィードバックスイッチ32、第2フィードインスイッチ42、処理ユニット52から成る。
【0061】
一連の同じ第2タイプの段の後には、シーケンス発生器の最終段を構成する第3タイプの単一段が続く。この第3タイプの段はレジスタ記憶位置、対応するフィードバックスイッチ、処理ユニットから成る。この実施例では、第4段S4は第3タイプの段を構成し、第4レジスタ記憶位置14、第4フィードバックスイッチ34、処理ユニット54を含む。
【0062】
第2実施例のシーケンス発生器は常に、第1タイプの単一段、任意個数の第2タイプの同じ段、第3タイプの単一段を直列接続して構成される。図2aの例では、第2タイプの中間段は2つだけである。しかし、シーケンス発生器に含まれる第2タイプの段の個数は任意である。
【0063】
複数のフィードバックスイッチ31〜34と複数のフィードインスイッチ41〜43、この両方の状態は制御手段2によって制御される。したがって、制御手段2は複数のフィードバックスイッチ31〜34によってレジスタ記憶位置をフィードバック位置として選択し、そして複数のフィードインスイッチ41〜43を切り換えることによって、レジスタ記憶位置をフィードイン位置として選択することができる。
【0064】
図1の実施例と同様に、制御手段2を用いれば、フィードイン位置を選択することによって、シフトレジスタのアクティブな部分を規定することが可能である。更に、フィードバック位置を選択することによって、構成のフィードバックの特性を指定することも可能である。
【0065】
第1及び第2の実施例で記述された回路は様々な用途に利用することが可能である。例えば、第2実施例の回路はCDMA情報通信システムにおいて、ショートコード発生器、ロングコード発生器のいずれか一方として使用可能であり、両方を兼用することもできる。したがって、この回路は2進値シーケンスの生成に適しており、その特性はフィードバック位置およびフィードイン位置の選択によって規定される。
【0066】
動作開始前に実行される前述のシフトレジスタ初期化によって、サンプルシーケンスにおける相、すなわち発生器が動作を開始するサンプルシーケンスの位置が決定される。さらに、ロングコード発生器またはショートコード発生器として、処理ユニットは排他的OR演算を実行することが好ましい。
【0067】
シーケンス発生器がロングコードを出力する場合、そのロングコードは、例えば、ロングコード発生器の1ビットでデータ列の各ビットを処理するビット単位の排他的OR(XOR)演算でデータ信号を処理するために使用することが可能である。ショートコードの生成にシーケンス発生器を使用する場合は、前述と同様に、そのショートコードを通信チャネルのデータ拡散に使用することができる。
【0068】
第1、第2の実施例で述べた装置はまた、離散数値シーケンスの生成に使用することができる。
【0069】
図2b〜2dに関連して、第2実施例のシーケンス発生器の動作例を以下に述べる。
【0070】
図2bは複数のフィードインスイッチ41〜43の1つの切り換え状態を示す。第2のフィードインスイッチ41の2つの切り換え状態が例示されている。
【0071】
論理1または論理0に対応する制御信号が制御手段2からフィードインスイッチに入力される。論理0に対応する制御信号がフィードインスイッチに入力されると、図2bの左側に示されるように、スイッチの出力端子は供給手段6に接続される。すなわち、論理0に対応する制御信号が現れると、供給手段6を経由するフィードバック信号は対応するレジスタ記憶位置に入力される。
【0072】
論理1に対応する制御信号がフィードインスイッチに入力されると、図2bの右側に示されるように、スイッチの出力端子は次の上位段のレジスタ記憶位置に接続される。
【0073】
図2c、図2dはフィードバックスイッチおよびフィードインスイッチに供給される制御信号の異なる2つの組み合わせに対する2つの等価回路を示す。
【0074】
次に図2cを用いて、制御信号の第1の組み合わせと、それに対応する図2a、図2bのシーケンス発生器のハードウェア構成について概略を説明する。複数のフィードバックスイッチ31〜34および複数のフィードインスイッチ41〜43に下記の制御信号が供給される。
フィードバックスイッチ31、32、33:閉成
フィードバックスイッチ34:開成
フィードインスイッチ43:論理0
フィードインスイッチ41、42:論理1
【0075】
これらの制御信号により、図2cで示されるように第1、第2、第3のレジスタ記憶位置11、12、13の出力端子は処理手段5に接続される。フィードバックスイッチ33が開いているので、レジスタ記憶位置14の出力端子は処理手段5に接続されない。
【0076】
また、フィードインスイッチ41、42には、論理1に対応する制御信号が供給されるので、第1、第2、第3のレジスタ記憶位置11、12、13は直列に接続される。フィードインスイッチ43には、論理0に対応する制御信号が供給されるので、第3のレジスタ記憶位置13の入力端子は供給手段6に接続される。
【0077】
このように、図2cは上記制御信号が供給されている状態における図2aのシーケンス発生器の等価回路を表す。レジスタ記憶位置11、12、13の出力端子はフィードバック位置として選択され、レジスタ記憶位置13の入力端子はフィードイン位置として選択されている。
【0078】
次に図2dを用いて、制御信号の第2の組み合わせと、それに対応する図2a、図2bのシーケンス発生器のハードウェア構成について説明する。
【0079】
この場合、各フィードバックスイッチおよび各フィードインスイッチに下記の制御信号が供給される。
フィードバックスイッチ31、32:閉成
フィードバックスイッチ33、34:開成
フィードインスイッチ41:論理1
フィードインスイッチ42:論理0
フィードインスイッチ43:任意
【0080】
上記制御信号が供給されている状態では、図2a、2bのシーケンス発生器は図2dの回路と等価的なハードウェア構成をもつことになる。
【0081】
フィードバックスイッチ31、32が閉じると、第1、第2のレジスタ記憶位置11、12の出力端子はフィードバック位置として選択される。第3、第4のレジスタ記憶位置33、34の出力端子は、対応するフィードバックスイッチが開いているので、フィードバック位置として選択されない。また、論理0に対応する制御信号がフィードインスイッチ42に供給されると、レジスタ記憶位置12の入力端子がフィードイン位置として選択される。フィードインスイッチ41には論理1に対応する制御信号が供給されるので、レジスタ記憶位置11の入力端子はレジスタ記憶位置12の出力端子に接続される。
【0082】
この特定の構成では、レジスタ記憶位置13、14は非動作状態、すなわち、それらの状態はシーケンス発生器の出力信号に影響を及ぼさない。また、フィードインスイッチ43の状態も無関係である。
【0083】
したがって、第2の制御信号の組み合わせでは、上述のように図2aのシーケンス発生器の等価回路は図2dと同様に表すことができる。
【0084】
図2c、図2dに関して述べた制御信号の上記例から見られるように、図2a、図2bの第2実施例のシーケンス発生器は、異なる構成を想定して容易に構成することができる。これは、フィードバックスイッチおよびフィードインスイッチに適切な制御信号を供給するだけで実現することが可能であり、シーケンス発生器のハードウェア構造は変わらない。したがって、本発明によるシーケンス発生器は諸条件に柔軟に対応することができる。
【0085】
図3aにしたがって、以下に本発明の第3実施例を説明する。図3aは本発明の第1、第2実施例と同様のシーケンス発生器の詳細なブロック図を示す。
【0086】
この場合も、複数のレジスタ記憶位置11〜14を備えたシフトレジスタが設けられる。また、複数のフィードバックスイッチ31〜34を含む第1の選択手段が設けられ、各フィードバックスイッチは、複数のレジスタ記憶位置の各出力端子とそれぞれ関連する。
【0087】
更に、複数のフィードインスイッチ41〜43を含む第2の選択手段が設けられ、各フィードインスイッチは複数のレジスタ記憶位置とそれぞれ関連する。これらフィードインスイッチの入力端子はそれぞれ、供給手段6に接続されると共に、次の上位レジスタ記憶位置の出力端子に接続される。第1、第2の実施例と同様に、フィードインスイッチ41〜43の出力端子は、それぞれ対応するレジスタ記憶位置の入力端子に接続される。
【0088】
直列に接続された複数の処理ユニット52〜54を含む処理手段が設けられ、各処理ユニットは複数のレジスタ記憶位置とそれぞれ関連しており、対応するフィードバックスイッチの出力端子に接続される。前の例と同様に、処理手段は供給手段6に接続される。
【0089】
この場合も、前記フィードインスイッチおよびフィードバックスイッチは制御手段によって制御される。図2bの実施例と同様に、論理0に対応する制御信号が供給されると、対応するレジスタ記憶位置への入力としてフィードバック信号を供給するために、複数のフィードインスイッチによって供給手段6がレジスタ記憶位置に接続される。論理1に対応する制御信号が供給されると、各スイッチは次段のレジスタ記憶位置をそれぞれ接続する。
【0090】
複数のフィードバックスイッチは、複数のフィードインスイッチと同様に制御される。論理1に対応する制御信号が供給されると、これらフィードバックスイッチはそれぞれ、対応するレジスタ記憶位置の出力端子を関連処理ユニットに接続する。論理0に対応する制御信号が供給されると、複数のフィードバックスイッチはOFF状態になり、論理0に対応する入力状態を関連処理ユニットに接続する。
【0091】
複数のフィードバックスイッチおよび複数のフィードインスイッチは当該技術分野で周知のように、マルチプレクサによって構成することができる。
【0092】
本発明の第3実施例では、前記制御手段は、複数の制御記憶位置211〜215を含む制御メモリ21からなり、少なくとも1つの制御記憶位置がレジスタ記憶位置と関連づけられる。
【0093】
各制御記憶位置は論理0を表す情報または論理1を表す情報を記憶することができる。制御記憶位置211〜215の状態によって、関連フィードバックスイッチ31〜34および関連フィードインスイッチ41〜43がそれぞれ制御される。これは、例えばANDやORゲートを含む適切なロジック回路を利用して実行される。
【0094】
図2aの第2実施例と同様に、第3実施例のシーケンス発生器は3つのタイプの段に分割することができる。それらは、最下位レジスタ記憶位置を含む第1段、複数の第2段、最上位レジスタ記憶位置を含む最終段である。第3実施例によるシーケンス発生器は、第1タイプを1段、同じ第2タイプを任意の複数段、第3タイプを1段で構成される。
【0095】
この実施例では、S21、S22で示される第2のタイプの2段が設けられる。第1タイプの段はS1で示され、第3タイプの段はS3で示される。
【0096】
以下では、図3aに示される第3実施例によるシーケンス発生器の3種類の段について、以下に説明する。
【0097】
まず、図3aに例示される初段S1から説明する。シーケンス発生器の第1段はレジスタ記憶位置11、第1フィードバックスイッチ31、第1フィードインスイッチ41から成る。さらに、第1段は、制御記憶位置211、2個の論理ゲート、第1ANDゲート231、第1ORゲート221を含む。
【0098】
前の実施例に関連して述べたように、レジスタ記憶位置11の入力端子は第1フィードインスイッチ41の出力端子に接続される。第1フィードインスイッチ41の入力端子は、供給手段6と後段の上位レジスタ記憶位置の出力端子とにそれぞれ接続される。なお、この場合の上位レジスタ記憶位置は記憶位置12である。
【0099】
第1フィードインスイッチ41の制御入力は次の上位段のORゲート(段S2の第2ORゲート222)の出力端子に接続される。
【0100】
第1段におけるレジスタ記憶位置11の出力端子は、外部装置に接続することができ、さらに第1フィードバックスイッチ31の入力端子の一方に接続される。第1フィードバックスイッチ30の第2入力端子は、論理0に対応する信号に接続される。さらに、第1フィードバックスイッチ31の出力端子は、次の上位段(段S2)の処理ユニット、この場合の処理ユニット52に接続される。第1フィードバックスイッチ31の制御入力は第1ANDゲート231の出力端子に接続される。
【0101】
第1ANDゲート231の一方の入力端子は、第1段のレジスタ記憶位置、この場合のレジスタ記憶位置211の出力端子に接続される。ANDゲート231の第2の入力端子は、第1段の第1ORゲート221の出力端子に接続される。
【0102】
第1段における第1ORゲート221の一方の入力端子は、次の上位段におけるORゲート221の出力端子に接続される。第1段Slにおける第1ORゲート231の第2の入力端子は次の上位段の制御記憶位置、この場合の制御記憶位置222の出力端子に接続される。
【0103】
次に、第2段S2で示されるのは第2タイプの段である。図3aに示される第2タイプの段、すなわち段S2および段S3は同じ構造であるから、第2段S2だけについて説明する。
【0104】
第2タイプの段はレジスタ記憶位置、制御記憶位置、フィードインスイッチ、フィードバックスイッチ、ANDゲート、ORゲート、処理ユニットを含む。第2タイプの段には、上記第1タイプの段と一致する部分が多いが、下記の部分が異なる。
【0105】
第2タイプの段におけるレジスタ記憶位置の出力端子は、外部の装置に接続される代わりに、前の下位段におけるフィードインスイッチの一方の入力端子に接続される。また、ORゲートの出力は前の下位段におけるORゲートに接続される。
【0106】
この場合、第2段S2に示されるように、段S2のレジスタ記憶位置12の出力端子は、段S1のフィードインスイッチ41の入力端子に接続される。さらに、第2段の第2ORゲート222の出力端子は、第2タイプの段におけるANDゲートの入力端子に接続されるとともに、次段、すなわちこの例では第1段SlのORゲートの入力端子にも接続される。
【0107】
最後に、第2段S2の第1フィードバックスイッチ31の出力端子は処理ユニット52に接続される。さらに、処理ユニット52は第3段S3の処理ユニット53に接続される。
【0108】
段S3も第2タイプであって、段S2と同じであるから、説明は省略する。
【0109】
つぎに、最終段を形成する第3タイプの段S4について説明する。
【0110】
シーケンス発生器のこの最終段はレジスタ記憶位置14、2つの制御記憶位置214、215、フィードバックスイッチ34、第4ANDゲート234、処理ユニット54から成る。
【0111】
レジスタ記憶位置14の入力端子は供給手段6に接続され、出力端子は次段のフィードインスイッチ、すなわちこの場合の第3段S3の第3フィードインスイッチ43に接続される。さらに、レジスタ記憶位置14の出力端子は第4フィードバックスイッチ34の一方の入力端子に接続され、このフィードバックスイッチの他方の入力端子は、論理0に対応する信号に接続される。フィードバックスイッチ35の出力端子は処理ユニット54に接続される。処理ユニット54は供給手段6にフィードバック信号を供給する。
【0112】
フィードバックスイッチ34の制御入力は第4ANDゲート234に接続される。フィードバックスイッチ34の各入力端子は、制御記憶位置214、215の出力にそれぞれ接続される。制御記憶位置の出力端子は、前段S3のORゲートへの入力としても機能する。
【0113】
図3aにしたがって記述したシーケンス発生器は図示された段数に限定されることなく、任意の段数を設けることができる。上記回路をロングコード発生器として使用する場合、例えば32段にすればよい。
【0114】
図3aの回路図に関する記述から明らかなように、複数のフィードバックスイッチの状態および複数のフィードインスイッチの状態は、前記制御メモリ21における複数の制御記憶位置211〜215の状態によって制御することができる。本発明によるシーケンス発生器の第3実施例では、制御記憶位置の数がレジスタ記憶位置の数より1つ多いことが分かる。
【0115】
以下に動作説明を行う。
【0116】
論理1に対応する制御信号が対応のフィードバックスイッチに入力されると、第1または第2タイプの段のレジスタ記憶位置がフィードバック位置として選択される。この状況になるのは、論理1に対応する値が対応の制御記憶位置に記憶され、かつ次の上位制御記憶位置のいずれかに論理1に対応する値が記憶されているときである。
【0117】
論理0に対応する制御信号が対応のフィードインスイッチに入力されると、第1または第2タイプの段のレジスタ記憶位置がフィードイン位置として選択される。論理1に対応する制御信号が対応のフィードインスイッチに入力された場合は、レジスタ記憶位置は次の上位段のレジスタ記憶位置に接続される。
【0118】
複数のORゲートがカスケード接続されているため、上位の各段に対応するすべての制御記憶位置に論理0に対応する制御信号が記憶されている場合、論理0に対応する制御信号がその段のフィードインスイッチに供給されるだけである。
【0119】
論理1に対応する制御信号が2つの対応制御記憶位置から対応ANDゲートに供給されると、最上位段すなわち第3タイプの段のレジスタ記憶位置はフィードバック位置として選択される。第3タイプの段のレジスタ記憶位置は常に供給手段6に接続されることが好ましい。したがって、次のレジスタ記憶位置がフィードイン位置として選択されるか否かに依存して、選択されるフィードイン位置は変わる。次のレジスタ記憶位置のいずれかがフィードイン位置として選択されると、最上位レジスタ記憶位置はフィードイン位置として選択されない。
【0120】
したがって、複数の制御記憶位置に記憶されるビットシーケンスが降順、すなわち最上位制御記憶位置から始まっていれば、論理1を記憶する第1制御記憶位置によって、それに対応するレジスタ記憶位置がフィードイン位置として規定される。この場合、論理0に対応する制御信号が上位レジスタ記憶位置の全フィードインスイッチに必ず供給される。したがって、理論上からは、それらはフィードイン位置として選択される。しかし、これは何の影響も及ぼさず、シーケンス発生器からの出力信号に寄与することはない。シーケンス発生器からの出力信号に寄与しない理由は、フィードバックスイッチの制御入力にも論理0が入力されて各記憶位置がフィードバック位置として選択されないからである。
【0121】
フィードイン位置として選択されたレジスタ記憶位置に続く下位レジスタ記憶位置は、いずれもフィードイン位置として選択されることはなく、ORゲートのカスケード接続により、対応フィードインスイッチには、制御信号としての論理1が入力される。したがって、後の前記下位レジスタ記憶位置のすべてが直列に接続される。
【0122】
次に、図3b、図3cにしたがって第3実施例の回路動作を説明する。図3b、3cは、制御メモリに対するプログラミング状態を変えた場合に対応する第3実施例の等価回路を示す。
【0123】
まず、記憶手段21に記憶された制御ビットの第1の組み合わせによる図3aのシーケンス発生器の動作と、その対応等価回路の動作を図3bにしたがって説明する。
【0124】
論理状態00111に対応する制御シーケンスが制御メモリに記憶される。すなわち、第5制御記憶位置215および第4制御記憶位置214に論理0が記憶される。第3制御記憶位置213には、第1、第2制御記憶位置211、212と同様に論理1が記憶される。
【0125】
ビットシーケンスの最初の論理1は制御記憶位置213に記憶される。したがって、第2ORゲート222を通して第2フィードインスイッチ42の制御入力に論理1が入力される。その結果、供給手段6が第2レジスタ記憶位置12に接続されてフィードバック信号を供給する。それにより、第2レジスタ記憶位置12は図3bの等価回路で示されるようにフィードイン位置として選択される。
【0126】
第4、第5制御記憶位置214、215に論理0が記憶され、第3フィードインスイッチ43の制御入力に論理0が入力される。第3、第4レジスタ記憶位置13、14も、供給手段6に接続される。しかし、上述のように、この場合も、これらのレジスタ記憶位置の状態はシーケンス発生器の出力信号に寄与しないので、その影響はない。
【0127】
さらに、第2制御記憶位置212に論理1が記憶される。したがって、第3記憶位置213が論理1の状態になり、第2ANDゲート232から第2フィードバックスイッチ32に論理1に対応する信号が供給される。その結果、図3bで示されるように第2レジスタ記憶位置12はフィードバック位置として選択される。
【0128】
同様に、第1制御記憶位置211に論理1が記憶されている状態では、図3bに示されるように第1レジスタ記憶位置11はフィードバック位置として選択される。
【0129】
次に、記憶手段21に記憶された制御ビットの第2の組み合わせによる図3aのシーケンス発生器の動作と、その対応等価回路の動作を図3cにしたがって説明する。
【0130】
論理状態11101に対応する制御シーケンスが制御メモリに記憶される。すなわち、第5制御記憶位置215、第4制御記憶位置214、第3制御記憶位置213に論理1が記憶される。そして、第2制御記憶位置212に論理0、第1制御記憶位置211に論理1が記憶される。
【0131】
第5制御記憶位置215が論理1のとき、第3フィードインスイッチ43によって第4と第3レジスタ記憶位置が接続される。同様に、複数のORゲートを介して、他のすべてのレジスタ記憶位置が直列に接続される。その結果、図3cに示されるように、第4レジスタ記憶位置14がフィードイン位置として選択される。
【0132】
上述と同様、第1、第3、第4制御記憶位置211、213、214に論理1が記憶された状態では、図3cで示されるように第1、第3、第4レジスタ記憶位置11、13、14がフィードバック位置として選択される。
【0133】
上述から明らかなように、図3aで示されるシーケンス発生器は、様々なビットシーケンスを「プログラム」することによって、異なった構成にすることができる。
【0134】
上記制御回路によって実現される機能は、発明の範囲内において様々な論理回路を使用して達成することができる。特に前記記憶手段21は一般に、データ供給手段で置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示すブロック図。
【図2a】 本発明の第2実施例を示すブロック図。
【図2b】 図2aの第2実施例の一部であって、切り換え状態を示す図。
【図2c】 異なる制御信号の組み合わせに対応する第2実施例の等価回路。
【図2d】 異なる制御信号の組み合わせに対応する第2実施例の等価回路。
【図3a】 本発明の第3実施例を示すブロック図。
【図3b】 異なるプログラミング状態に対応する第3実施例の等価回路。
【図3c】 異なるプログラミング状態に対応する第3実施例の等価回路。
【図4】 シーケンス発生器のブロック図。

Claims (10)

  1. 複数のレジスタ記憶位置(11、12、13、14、15)を含むシフトレジスタ(1)と、
    少なくとも1つのレジスタ記憶位置をフィードバック位置として選択し、少なくとも1つの任意のレジスタ記憶位置をフィードイン(feed−in)位置として選択するための選択手段(2、3、4)と、
    フィードバック位置として選択された少なくとも1つの任意のレジスタ記憶位置からの出力信号を処理する処理手段(5)と、
    処理手段(5)からフィードイン位置として選択された少なくとも1つのレジスタ記憶位置に出力信号を供給する供給手段(feeding means)(6)とを有する数値シーケンス発生装置において、
    前記選択手段にフィードインスイッチ(41〜43)を設け、そのスイッチの状態に依存してレジスタメモリ位置の入力端子を次の上位レジスタメモリ位置の出力端子または供給手段6のいずれかに接続する前記数値シーケンス発生装置
  2. 請求項1記載の装置であって、前記選択手段が
    フィードバック位置として選択された少なくとも1つのレジスタ記憶位置の出力端子を前記処理手段(5)に接続する第1選択手段(3)と、
    フィードイン位置として選択される少なくとも1つのレジスタ記憶位置の入力端子に前記供給手段(6)を接続する第2選択手段(4)と、
    前記第1、第2選択手段(3、4)を制御する制御手段(2;21;211〜215;221〜223;231〜234)とを含むことを特徴とする前記装置。
  3. 請求項1または2記載の装置であって、フィードイン位置として選択された少なくとも1つのレジスタ記憶位置に供給手段(6)を介して供給される単一の信号を形成するために、フィードバック位置として選択された少なくとも1つのレジスタ記憶位置からの出力信号を処理する複数の処理ユニット(52〜54)を前記処理手段(5)に設けたことを特徴とする前記装置。
  4. 前記いずれかの請求項に記載の装置であって、少なくとも1つのフィードバックレジスタ記憶位置および少なくとも1つのフィードインレジスタ記憶位置を選択するための2進データを供給するデータ供給手段を前記制御手段(2)に設けたことを特徴とする前記装置。
  5. 請求項4記載の装置であって、ビットシーケンスを記憶する複数の制御記憶位置(211〜215)を含む制御記憶手段(21)によって前記データ供給手段が構成され、前記ビットシーケンスの論理値によって少なくとも1つのフィードバック位置およびフィードイン位置が定義されることを特徴とする前記装置。
  6. 請求項5記載の装置であって、複数のフィードバックスイッチ(31〜34)によって前記第1選択手段(3)が構成され、前記各フィードバックスイッチがそれぞれ対応するレジスタ記憶位置の出力端子に接続されて、少なくとも1つの関連する制御記憶位置の論理状態に対応する制御信号によって制御されることを特徴とする前記装置。
  7. 請求項5または6記載の装置であって、複数のフィードインスイッチ(41〜43)によって第2選択手段(4)が構成され、前記各フィードインスイッチがそれぞれ対応するレジスタ記憶位置の入力端子に接続されて、少なくとも1つの関連する制御記憶位置の論理状態に対応する制御信号によって制御されることを特徴とする前記装置。
  8. 請求項5〜7記載のいずれかの装置であって、前記記憶手段(21)に記憶されたビットシーケンスによって前記フィードバックスイッチ(31〜34)およびフィードインスイッチ(41〜43)が制御され、そのシーケンスの最初の論理1でフィードイン位置が定義され、次の論理1でフィードバック位置が定義されることを特徴とする前記装置。
  9. 前記いずれかの請求項に記載の装置であって、処理手段(5)によって排他的OR演算を実行することを特徴とする前記装置。
  10. 前記いずれかの請求項に記載の装置であって、CDMA情報通信システムにおけるショートコード発生器またはロングコード発生器、あるいはそれらの兼用として使用されることを特徴とする前記装置。
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