JP4193781B2 - レベル調整量設定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の入力チャンネルから入力する信号を複数の出力チャンネルに出力する場合の各入力チャンネルから各出力チャンネルへ送出する信号に対するレベル調整量をそれぞれ設定するレベル調整量設定装置に関する。
従来から、複数の入力チャンネル(ch)から入力する信号の信号レベルを、ユーザが設定したレベル調整量に従って調整して複数の出力チャンネル(ch)に出力する信号処理装置が知られており、このような装置としては、例えば音響信号を取り扱うデジタルミキサ、特にマトリクスミキサが挙げられる。そして、このような装置においては、各入力chから各出力chへ送出する信号に対するレベル調整量を個別に設定可能にすることが行われている。
そして、このようなマトリクスミキサの機能を有する音響信号処理装置としては、ミキサエンジンと単体ミキサとが知られている。
前者のミキサエンジンは、本体のユーザインタフェースは電源スイッチと小型表示器程度であって、外部のPC(パーソナルコンピュータ)等によって制御されるミキサ装置である。そして、PCをミキサエンジンに接続し、PCのOS(オペレーティングシステム)上でミキサエンジンの制御プログラムを動作させることにより、ミキサエンジンの信号処理部(DSP)で行うミキサ処理の内容を編集したり、そのミキシング処理で使用するパラメータの値を編集したりすることができる。そして、PCからの制御によりミキサエンジンにマトリクスミキサとしての信号処理を実行させることができ、PCの画面上に表示された制御画面でそのパラメータの値を制御することができる。
このようなミキサエンジンとしては、例えば非特許文献1に記載のものが挙げられる。
また、後者の単体ミキサは、本体のユーザインタフェースとして、各々割り当てられたch(チャンネル)のパラメータの値を調整するための操作子を備える複数のchストリップ,大型表示器,表示器の表示画面を選択したり、その表示画面上でパラメータの選択や設定を行うための画面制御操作子等を有し、単体でパラメータの値の編集が可能なミキサ装置である。そして、上記の各chストリップには、割り当てられたchの音量を制御するフェーダと、信号のオンオフを行うオンオフスイッチと、上記の表示画面上で割り当てられたchの選択を行うch選択スイッチ等を設けている。また、各入力chから複数のミキシングバスへ信号を出力して信号のミキシングが可能であり、入力chと出力先のミキシングバスの組み合わせ毎にレベル調整量の設定が可能である。
このような単体ミキサとしては、例えば非特許文献2に記載のものが挙げられる。
そして、非特許文献1には、レベル調整量の設定を可能とするため、表示画面に入力chと出力chの組み合わせに対応する操作子をマトリクス状に配置して表示し、その各操作子によって、各入力chから各出力chへ送出する信号に対するレベル調整量の設定を個別に受け付けるようにすることが記載されている。
また、非特許文献2には、入力ch毎に複数の出力バスへ送出する信号に対するレベル調整量を設定するための操作子を表示した表示画面や、出力バス毎に複数の入力chから送出される信号に対するレベル調整量を設定するための操作子を表示した表示画面を用意し、これらの表示画面に表示した操作子によって各入力chから各出力chへ送出する信号に対するレベル調整量の設定を個別に受け付けるようにすることが記載されている。
さらに、これらの文献には、入力chや出力chの数が多く、表示画面中に全ての入力chや出力chについてのレベル調整量と対応する操作子を表示できない場合に、表示画面には一部のchの組み合わせに対応する操作子を表示し、タブや増減操作子等により画面の切り換えを可能として、表示中の画面に応じたchの組み合わせについてのレベル調整量の設定を受け付けるようにすることが記載されている。
「DIGITAL MIXING ENGINE DME32 取扱説明書」,ヤマハ株式会社,2001年,p.173−175 「DIGITAL PRODUCTION CONSOLE DM2000 取扱説明書」,ヤマハ株式会社,2002年,p.88−91,125−126
ところで、上記の各文献に記載のようにレベル調整量の設定を可能にする場合において、各chの組み合わせに関するレベル調整量として設定されている値を、対応する操作子のつまみの位置や向きとして表示したり、その操作子の近傍に数値として表示したりすることが行われている。そして、このような表示を行う場合、表示画面中に全てのchの組み合わせと対応する操作子を表示できない場合には、画面中に表示している操作子と対応するレベル調整量の値のみを表示するようにしていた。
従って、入力chや出力chの数が多く、表示画面中に全ての入力chや出力chについてのレベル調整量と対応する操作子を表示できない場合には、レベル調整量の設定操作を行う際に、画面中に表示されている操作子と対応するレベル調整量の値しか参照することができなかった。そして、例えば、ある入力chからある出力chへ送出する信号に対するレベル調整量を設定しようとする場合において、設定を行おうとする入力chから他の出力chへ送出する信号に対するレベル調整量の値や、設定を行おうとする出力chへの他の入力chから送出される信号に対するレベル調整量の値の状態を、表示画面に表示されている操作子と対応する範囲でしか参照することができなかった。
そして、このような値を参照したければ、参照したいレベル調整量を設定するための画面に一旦切り換え、値を参照した後で元の画面に戻って設定のための操作子を操作する必要があり、操作性が悪いという問題があった。
この発明は、このような問題を解決し、複数の入力チャンネルから入力する信号を複数の出力チャンネルに出力する場合の各入力チャンネルから各出力チャンネルへ送出する信号に対するレベル調整量を設定する場合において、設定値を幅広く参照しながら設定を行うことができるようにし、レベル調整量設定時の操作性を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明のレベル調整量設定装置は、M,Nをそれぞれ自然数として、M個の入力チャンネルから入力する信号をN個の出力チャンネルに送出する場合の各入力チャンネルから各出力チャンネルへ送出する信号に対するレベル調整量をそれぞれ設定するレベル調整量設定装置において、mを2以上でMより小さい自然数、nを2以上でNより小さい自然数として、n×m個のマトリクス状に配置された操作子を表示する表示手段と、上記M個の入力チャンネルのうちm個の入力チャンネルからなる入力チャンネル群を選択する第1の選択手段と、上記N個の出力チャンネルのうちn個の出力チャンネルからなる出力チャンネル群を選択する第2の選択手段と、選択された出力チャンネル群及び入力チャンネル群に対応するn×m個のレベル調整量を、上記n×m個の操作子に割り当てる割当手段と、上記n×m個の操作子のうち1つを選択し、その操作子に割り当てられているレベル調整量を、受け付けた操作に応じて変更するレベル調整量とする第3の選択手段と、上記第3の選択手段が選択した操作子に割り当てられているレベル調整量に係る入力元である入力チャンネルから上記N個の各出力チャンネルへ送出する信号に対するレベル調整量の設定状態をそれぞれ上記表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、上記第3の選択手段が選択した操作子に割り当てられているレベル調整量に係る出力先である出力チャンネルへ上記M個の各入力チャンネルから送出する信号に対するレベル調整量の設定状態をそれぞれ上記表示手段に表示させる第2の表示制御手段とを設けたものである。
このようなレベル調整量設定装置において、上記第1の表示制御手段を、上記表示手段に、上記第2の選択手段が選択している出力チャンネル群に属する出力チャンネルを他の出力チャンネルと識別できる形式で上記設定状態の表示を行わせる手段とし、上記第2の表示制御手段を、上記表示手段に、上記第1の選択手段が選択している入力チャンネル群に属する入力チャンネルを他の入力チャンネルを識別できる形式で上記設定状態の表示を行わせる手段とするとよい。
以上のようなこの発明のレベル調整量設定装置によれば、複数の入力チャンネルから入力する信号を複数の出力チャンネルに出力する場合の各入力チャンネルから各出力チャンネルへ送出する信号に対するレベル調整量を設定する場合において、設定値を幅広く参照しながら設定を行うことができるようにし、レベル調整量設定時の操作性を向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1に、この発明のレベル調整量設定装置を用いてレベル調整量を設定する対象の音響信号処理装置であるデジタルミキサの構成について説明する。図1はそのデジタルミキサの構成を示すブロック図である。
このデジタルミキサ10は、CPU11,フラッシュメモリ12,RAM13,表示器14,操作子15,PC入出力部(I/O)16,外部機器I/O17,波形I/O18,信号処理部(DSP)19を備え、これらがシステムバス20によって接続されている。そして、複数の入力chから入力する音響信号に対して種々の信号処理を施して複数の出力chから出力する機能を有する。
なお、このデジタルミキサ10は、背景技術の項で述べたようなミキサエンジンとして構成することも可能であるし、単体ミキサとして構成することも可能である。そして、前者の場合であれば、主としてPCI/O16に接続されるPC30からの制御信号に従ってパラメータの設定や動作の制御等を行うようにし、後者の場合であれば、主として操作部15における操作に従ってパラメータの設定や動作の制御等を行うようにする。そして、これらのどちらとして構成する場合にも共通となる部分が多いので、ここでは双方の構成について並行して説明することにする。
CPU11は、このデジタルミキサ10の動作を統括制御する制御手段であり、フラッシュメモリ12に記憶された所要のプログラムを実行することにより、各I/O16〜18における通信や表示器14における表示を制御したり、操作子15の操作を検出してその操作に従って各部の動作を制御したり、PC30から受信した信号に基づいて動作の制御やパラメータの値を設定/変更を行ったりといった処理を行う。
フラッシュメモリ12は、CPU11が実行する制御プログラム等を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段である。
RAM13は、一時的に記憶すべきデータを記憶したり、CPU11のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。
表示器14は、このデジタルミキサ10をミキサエンジンとして構成するのであれば、殆どの制御はPC30から行われるので、シーン番号の表示や単一のパラメータの表示程度ができる小型の表示器でよい。一方、単体ミキサとして構成するのであれば、各chのパラメータの詳細な設定や、パラメータの複数chに亘る設定を効率よく行えるように、複数のパラメータを表示したり、設定状態をグラフィカルに表示できたりする大型の表示器とするのがよい。
操作子15は、このデジタルミキサ10をミキサエンジンとして構成するのであれば、殆どの制御はPC30から行われるので、電源スイッチの他には数個のスイッチ程度でよい。一方、単体ミキサとして構成するのであれば、上述したように、複数のchストリップ、画面制御操作子等を備える。そして、画面制御操作子には、画面選択を行うための画面選択操作子、カーソルを上下左右に動かすためのカーソル制御操作子、数値を入力するための数値入力操作子等を含む。さらに、PCの場合と同様なタッチパッドやマウス等を設けるようにしてもよい。
PCI/O16は、PC30と通信を行うためのインタフェースであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)方式のインタフェースとしたり、イーサネット(登録商標)による通信を行うためのインタフェースとすることができる。
外部機器I/O17は、種々の外部機器を接続し入出力を行うためのインタフェースであり、例えば外部のディスプレイ、マウス、文字入力用のキーボード、操作パネル等を接続するためのインタフェースが用意される。そして、本体の表示器14や操作子15をごく単純な構成にしたとしても、これらの外部機器を活用することにより、PC30を用いずにパラメータの変更/設定や動作指示を行うことができるようにすることもできる。
波形I/O18は、DSP19で処理すべき音響信号の入力を受け付け、また処理後の音響信号を出力するためのインタフェースである。そして、この波形I/O18には、1枚で4チャンネル(ch)のアナログ入力が可能なA/D変換ボード,1枚で4chのアナログ出力が可能なD/A変換ボード,1枚で8chのデジタル入出力が可能なデジタル入出力ボードを適宜組み合わせて複数枚装着可能であり、実際にはこれらのボードを介して信号の入出力を行う。
DSP19は、信号処理回路を含み、波形I/O18から入力する音響信号に対し、カレントデータとして設定されている各種処理パラメータに従って、ミキシング、イコライジング等の各種信号処理を施して波形I/O18に出力する信号処理部である。この処理に用いるカレントデータは、RAM13あるいはDSP19自身に備えるメモリに記憶しておくことができる。
ここで、図2に、デジタルミキサ10を単体ミキサとして構成する場合のDSP19の構成をより詳細に示す。
この場合、上記のDSP19は、図2に示すように、内蔵エフェクタ23,入力パッチ24,出力パッチ25,入力ch40,ミキシングバス50,出力ch60を備えている。アナログ入力21,デジタル入力22,アナログ出力26,デジタル出力27は、波形I/O18に装着する上述したボードによる入出力部を示す。
内蔵エフェクタ23は、入力する信号に対し、選択されたエフェクトを付与して出力する複数ブロックのエフェクタである。そのチャンネル構成は、モノラル,ステレオ等で切り換え可能となっている。
入力パッチ24は、アナログ入力21とデジタル入力22の各入力及び内蔵エフェクタ23から入力される信号を、64chある入力ch40に割り振るための任意結線を行うものである。そして、各入力ch40には、入力パッチ24で割り振られた入力信号が入力する。
また、各入力ch40は、入力する信号に対し、イコライザ,ノイズゲート,コンプレッサ,パン,フェーダ,オン等の構成要素による信号処理を行い、その結果を、64系統あるミキシングバス50の各系統に対し、設定されているレベル調整量の値に従って信号レベルを調整した上で出力する。
また、ミキシングバス50は、各入力ch40からの出力を混合するためのバスであり、各ミキシング出力ch60(以下単に「出力ch」ともいう)と対応して64系統設けられている。
そして、64chある出力ch60には、それぞれ各系統のミキシングバス50において混合された信号が入力する。そして、その各出力ch60では、その信号に対し、設定されているパラメータに従ってレベル調整及び出力ON/OFFの制御を行って出力する。このとき、イコライザ,ノイズゲート,コンプレッサ等の構成要素による信号処理を併せて行うようにしてもよい。
出力パッチ25は、各出力ch60から入力する信号を、アナログ出力26とデジタル出力27の各出力及び内蔵エフェクタ23に割り振る任意結線を行うものである。そして、1つのchからの信号を複数の出力部に割り振ることも可能である。アナログ出力26又はデジタル出力27に割り振られた信号はここから出力され、内蔵エフェクタ23に割り振られた信号は、ここでの処理の後、再度入力パッチ24に入力する。
次に、図3に、このDSP19のうち、各入力ch40からミキシングバス50への信号の入力に関する部分の構成をより詳細に示す。なお、図3においては、特定の入力chを指す場合には、「40−1」、「40−2」等の沿え字を付した符号を用いているが、以下の説明において、不特定の入力chを指す場合には、沿え字のない「40」の符号を用いる。図3に示す他の各構成要素についても同様である。
図3に示す通り、各入力ch40には、エフェクト処理部41、遅延処理部42、ON/OFFスイッチ43,46、フェーダ44,47、およびプレ/ポストスイッチ45を備えている。図では入力ch40−1のみについて詳細な構成を示しているが、他の入力chもこれと同様な構成を有する。
そして、エフェクト処理部41は、イコライザ,ノイズゲート,コンプレッサ,パン等の構成要素により各種信号処理を行う機能を有し、遅延処理部42は各入力ch40から入力する信号に対して遅延処理を行いタイミングを調整する機能を有するが、ここでは詳細な説明は省略する。
ON/OFFスイッチ43は、入力ch40から全てのミキシングバス50への出力ON/OFFを一括して切り換えるためのスイッチである。また、フェーダ44は、入力ch40から全てのミキシングバス50へ送出する信号に対するレベル調整量を、一括して設定するためのユニットである。
そして、各入力ch40は、フェーダ44の前段及び後段からミキシングバス50の各系統に対する出力線を備え、出力先の各系統毎にプレ/ポストスイッチ45、ON/OFFスイッチ46、およびフェーダ47を設けている。なお、ミキシングバス50は出力ch60と対応して設けられているので、信号は各出力ch60に出力されると言うこともできる。
また、このうちプレ/ポストスイッチ45は、フェーダ44の前段の信号を出力するか後段の信号を出力するかを選択するためのスイッチであり、スイッチが符号aで示した側の端子に接続していれば前段の、bで示した側の端子に接続していれば後段の信号を出力することになる。ON/OFFスイッチ46は、入力ch40からミキシングバス50に対する出力のON/OFFを、系統毎に設定するためのスイッチであり、フェーダ47は、同じく送出する信号に対するレベル調整量を系統毎に設定するためのユニットである。これらの各スイッチやユニットは、入力ch40と出力ch60の組み合わせ毎に設けられている。
また、図には一部のchのみを示しているが、入力ch40と出力chは、それぞれ64系統ずつ設けている。
次に、図4に、デジタルミキサ10をミキサエンジンとして構成する場合のミキシングバスの構成を、入力chや出力chの構成の一部と共に示す。なお、この図において、図3と対応する構成要素には、図3の場合と同じ符号を付している。
そして、この場合も、図4に示すように、ミキシングバス50は、Out1からOut64までの64の出力ch60と対応して64系統設けられており、各系統毎に、In1からIn64までの64chの各入力ch40から入力する信号を、加算器51によって順次加算して混合し、対応する出力ch60に出力する構成としている。そして、各出力ch60にも、ON/OFFスイッチ61とフェーダ62を設け、ch毎にON/OFFとレベル調整量を設定可能としている。
なお、図4においては、入力ch40の構成としてON/OFFスイッチ43,46とフェーダ44,48以外は図示を省略している。また、出力ch60についても、図4に示したもの以外の信号処理部を設けてよい。
以上の構成により、デジタルミキサ10をミキサエンジンとして構成する場合であっても、単体ミキサとして構成する場合であっても、DSP19は、各入力ch40に入力する信号を、出力ch毎にあるいは一括して設定されるレベル調整量やON/OFFの設定に従って処理した上で混合し、各出力ch60から出力するマトリクスミキサとして機能することができる。そして、以上説明したDSP19の各構成要素は、回路によって実現しても、演算処理によって実現してもよい。もちろん、DSP19が以上説明したもの以外の構成要素を有していてもよい。
ところで、図1に示したデジタルミキサ10は、PCI/O16に接続されるPC30から制御可能である。そして、このPC30は、ハードウェアとしては、CPU,ROM,RAM,ディスプレイ,キーボード,ポインティングデバイス(例えばマウス)等を備えた公知のものでよいが、PC30のCPUに所要の制御プログラムを実行させることにより、ユーザがGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を介してデジタルミキサを制御することができるようにしている。
この制御には、信号処理の開始/終了等の指示の他、図1乃至図4を用いて説明したDSP19における信号処理に用いる種々のパラメータの値の設定も含む。そして、このパラメータには、例えば図4に示した各ON/OFFスイッチ43,46,61のON/OFFや、フェーダ44,47,62によるレベル調整量も含む。すなわち、PC30は、所要の制御プログラムを実行することにより、デジタルミキサ10における各入力chから各出力chへ送出する信号に対するレベル調整量を設定するレベル調整量設定装置として機能させることができる。
また、デジタルミキサ10を単体ミキサとして構成する場合には、これらのパラメータの値は、主としてデジタルミキサ10自身の操作子15の操作に基づき、CPU11の制御によって設定する。従って、この場合にはデジタルミキサ10自身がレベル調整量設定装置として機能することになる。
次に、図5に、PC30やデジタルミキサ10の操作子15においてこれらのパラメータの値の設定指示を受け付けるためのミキサ設定画面の例を示す。
このミキサ設定画面100は、PC30に備える表示手段であるディスプレイあるいはデジタルミキサ10の表示器14に表示されるGUIである。そして、シーン選択部110、パラメータ設定部120、および設定項目選択部121を有する。
このうちシーン選択部110は、デジタルミキサ10の動作を規定するパラメータの値のセットであるシーンの呼び出しや保存を指示するためのエリアである。そして、シーン番号選択部111では、直接入力やボタン111aの操作によりシーン番号を選択することができる。シーン名表示部112には、現在編集中のシーンの名称を表示し、ここにテキストを入力することによりシーン名の編集もできるようにしている。
そして、ストアキー113は、パラメータ設定部120にて設定した設定内容を、シーン番号選択部111に表示されているシーン番号のシーンとして所定の記憶領域に保存する指示を行うためのキーである。また、リコールキー114は、シーン番号選択部111に表示されているシーン番号のシーンを所定の記憶領域から読み出す指示の行うためのキーであり、読み出したシーンは、デジタルミキサ10での信号処理に使用したりパラメータ設定部120にて内容を変更したりすることができる状態にする。このとき、パラメータ設定部120の表示も、読み出したシーン中のパラメータの値に従って変更する。
また、設定項目選択部121は、パラメータ設定部120において設定するパラメータの種類を選択するエリアであり、ボタン121aの押下により、パラメータ設定部120に表示するGUIを切り換えて種々のパラメータを設定するためのGUIを表示させることができる。そして、図5においては、図4に示した各ON/OFFスイッチ43,46,61のON/OFF及びフェーダ44,47,62におけるレベル調整量を設定するためのGUIを表示させた状態を示している。
そして、このGUIは、8×8操作子部130,入力設定部140,出力設定部150,入力ch一覧部160,出力ch一覧部170を有する。
このうち、8×8操作子部130には、8行8列のマトリクス状に配置された操作子部131を設け、その各操作子部131には、それぞれつまみ132、レベル調整量表示部133、およびON/OFF設定スイッチ134を設けている。また、入力設定部140には、操作子部131の各列に対応する入力ch設定部141を設け、その各入力ch設定部141に、それぞれch名表示部142、入力レベル調整量設定部143、およびON/OFF設定スイッチ144を設けている。また、出力設定部150には、操作子部131の各行に対応する出力ch設定部151を設け、その各出力ch設定部151には、それぞれch名表示部152、出力レベル調整量設定部153、ON/OFF設定スイッチ154を設けている。
そして、各入力ch設定部141にはそれぞれ1つの入力chが割り当てられ、各出力ch設定部151にはそれぞれ1つの出力chが割り当てられる。
また、各操作子部131には、同じ列の入力ch設定部141に割り当てられた入力chから同じ行の出力ch設定部151に割り当てられた出力chへの出力が割り当てられ、操作子部131中の各操作子は、その出力に関するパラメータを設定するための操作子となる。すなわち、つまみ132は、その出力に関する(出力経路における)フェーダ47でのレベル調整量を設定するための操作子であり、ON/OFF設定スイッチ134はその出力に関するON/OFFスイッチ46のON/OFFをトグルで設定するためのスイッチである。なお、つまみ132は、その指示部132aの位置により、設定されているレベル調整量の値も表示する。また、レベル調整量表示部133は、設定されているレベル調整量の値を数値で表示する表示部である。
なお、8×8操作子部130にはメインカーソル135を表示し、PC30の図示しないキーボード上のカーソルキー、あるいはデジタルミキサ10の操作パネル上に操作子15の一部として設けたカーソルキーにより、メインカーソル135を上下左右に移動させたり、図示しないポインティングデバイスのクリックによりメインカーソル135を任意の位置に移動させたりすることができるようにしている。
そして、つまみ132については、メインカーソル135の位置のもののみを操作可能としている。この操作は、図14の処理に関連して後述する値の変更指示に該当する。
また、ON/OFF設定スイッチ134は直接のクリックで操作可能であるが、ON/OFF設定スイッチ134の位置にメインカーソル135を移動させれば、キーボード上あるいは操作パネル上のエンタキー等により操作できるようにしている。
さらに、8×8操作子部130には、入力chグループカーソル136及び出力chグループカーソル137も表示するようにしており、これらのカーソルにより、後述するように、8×8操作子部130のうち入力ch一覧部160や出力ch一覧部170に設定内容を表示させている部分を示すようにしている。
また、各入力ch設定部141のch名表示部142は、対応する入力ch設定部141に割り当てられている入力chの名前又は番号を表示する表示部であり、入力レベル調整量設定部143は、ボタン143aの操作あるいは値の直接入力によりその入力chについてのフェーダ44でのレベル調整量を設定するためのエリア、ON/OFF設定スイッチ144はその入力chについてのON/OFFスイッチ43のON/OFFをトグルで設定するためのスイッチである。
そして、各出力ch設定部151のch名表示部152は、対応する出力ch設定部151に割り当てられている出力chの名前又は番号を表示する表示部であり、出力レベル調整量設定部153は、ボタン153aの操作あるいは値の直接入力によりその出力chについてのフェーダ62でのレベル調整量を設定するためのエリア、ON/OFF設定スイッチ154はその出力chについてのON/OFFスイッチ61のON/OFFをトグルで設定するためのスイッチである。
さらに、入力ch設定部141及び出力ch設定部151において、メインカーソル135の位置する操作子部131と対応する設定部のch名表示部142,152は、他の設定部のch名表示部142,152と区別できるように表示している。ここでは、ハッチングによってこのことを示している。
また、入力ch一覧部160は、メインカーソル135が位置する操作子部131と対応する出力ch設定部151に割り当てられている出力chに対する、各入力chから送出される信号に対するレベル調整量として設定されている値を、レベル調整量の設定状態として表示する表示部である。この表示は、入力ch毎のバーグラフ163によって行い、どの出力chに関するレベル調整量を表示中であるかを出力ch表示部161に、各バーグラフ163がどの入力chから送出される信号に対するレベル調整量を示しているかを入力ch表示部162に表示している。ここでは、バーの黒い部分が長いほど信号レベルを高くする設定がなされていることを示している。また、バーグラフ163のバーは、ON/OFF設定スイッチ134がON状態であるかOFF状態であるかを区別できるように表示するようにしており、図ではON状態の場合に黒塗りのバーで、OFF状態の場合にハッチングを付したバーで示している。
一方、出力ch一覧部170は、メインカーソル135が位置する操作子部131と対応する入力ch設定部141に割り当てられている入力chから、各出力chに対して送出される信号に対するレベル調整量として設定されている値をレベル調整量の設定状態として表示する表示部である。この表示は、出力ch毎のバーグラフ173によって行い、どの入力chから送出される信号に対するレベル調整量を表示中であるかを入力ch表示部171に、各バーグラフ173がどの出力chに関するレベル調整量を示しているかを出力ch表示部172に表示している。また、バーグラフ173のバーの表示形式については、入力ch一覧部160の場合と同様である。
このような入力ch一覧部160や出力ch一覧部170を設けたことにより、ユーザは、ある入力chからある出力chへ送出する信号に対するレベル調整量を設定しようとする場合に、その入力chから各出力chへ送出する信号に対するレベル調整量や、各入力chからレベル調整量を設定しようとする出力chへの送出する信号に対するレベル調整量として設定されている値を容易に幅広く参照することができる。また、この場合において、画面の切り換え操作は不要である。従って、このことにより、レベル調整量設定の際の操作性を向上させることができる。
また、バーグラフ163,173の表示を、ON/OFFの状態を区別できるように行うことは必須ではないが、このようにすると、ユーザは、より多くの情報を直感的に把握し易い状態で参照することができるため、操作性を一層向上させることができる。
なお、入力ch一覧部160や出力ch一覧部170の表示は、各操作子部131において設定されている設定値に基づいて行い、入力ch設定部141や出力ch設定部151における設定の内容は考慮せずに行っている。このようにすると、入力ch設定部141や出力ch設定部151で信号レベルを低くするようなレベル調整量が設定されていたり、ON/OFFのOFFが設定されている場合でも、全てのchについて信号レベルを低くするようなレベル調整量の表示になったりOFFの表示になったりすることがないので、入力chと出力chの各組み合わせと対応する設定内容を見易い状態で参照することができる。しかし、入力ch設定部141や出力ch設定部151における設定の内容を考慮して表示を行うようにすることも考えられる。
また、全てのchについてレベル調整量の値が個別に認識できるように表示することも、必須ではない。例えば、バーグラフ163,173に代えて、折れ線グラフ等の他の形式により表示を行うようにしてもよい。
また、入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170には、それぞれカーソル164,174も表示しているが、これらはそれぞれ、入力ch設定部141に割り当てられている入力chの範囲及び出力ch設定部151に割り当てられている出力chの範囲を示すものである。図5の例では、1〜8番目の入力chが入力ch設定部141に割り当てられ、1〜8番目の出力chが出力ch設定部151に割り当てられていることを示している。このような表示を行うことにより、ユーザが、入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170中での、入力ch設定部141及び出力ch設定部151に割り当てられているchの位置、さらにはメインカーソル135がある位置と対応するレベル調整量の位置を設定操作の際に容易に認識でき、操作性を向上させることができる。
また、上述した入力chグループカーソル136により、カーソル164内のバーグラフと対応する入力chと出力chの組み合わせの範囲を8×8操作子部130上に表示し、同じく出力chグループカーソル137により、カーソル174内のバーグラフと対応する入力chと出力chの組み合わせの範囲を8×8操作子部130上に表示するようにしている。従って、8×8操作子部130中において、入力chグループカーソル136は、メインカーソル135がある行を示し、出力chグループカーソル137は、メインカーソル135がある列を示すことになる。
なお、入力ch一覧部160又は出力ch一覧部170のうちバーグラフ163,173の部分をクリック等することにより、入力ch設定部141や出力ch設定部151に割り当てるchを8ch単位で選択することができる。例えば、入力ch一覧部160中の「25−32」の上側のバーグラフ163の部分をクリックすると、入力ch設定部141に25〜32番目の入力chを割り当てることができる。また、出力ch一覧部170中の「33−40」の右側のバーグラフ173の部分をクリックすると、出力ch設定部151に33〜40番目の出力chを割り当てることができる。
PC30又はデジタルミキサ10においては、以上のようなミキサ設定画面により、デジタルミキサ10において64chの入力chから入力する信号を64chの出力chから出力する場合の各入力チャンネルから各出力チャンネルへの送出する信号に対するレベル調整量の設定指示を受け付け、その指示に従ってデジタルミキサ10における設定を行うことができる。
次に、図5に示したミキサ設定画面100上でユーザが種々の操作を行った場合にそれに応じてPC30のCPU又はデジタルミキサ10のCPU11(以下、単に「CPU」と言った場合にはこれら双方を含むものとする)が実行する処理について、図6乃至図15のフローチャートを用いて説明する。なお、これらのフローチャートは、レベル調整量又はON/OFFの設定やそれに関連する表示を行うための処理を示しており、それ以外の処理については、この実施形態の特徴と関係ないため、説明を省略する。
また、これらのフローチャートにおいて、レジスタi,j,IG,OGには、以下の表1に示す情報を記憶させるものとする。
Figure 0004193781
そして、パラメータ設定部120の表示内容や、パラメータ設定部120に表示した操作子によって設定指示を受け付けるパラメータの種類を、これらのレジスタの値に従って定めるようにしている。例えば、8×8操作子部130の各操作子部131中のつまみ132によって設定指示を受け付けるパラメータは、IGの値と対応する8個の各入力chからOGの値と対応する8個の各出力chへの送出する信号に対するレベル調整量の値であり、これらのchの組み合わせは、IG又はOGの値が変更された場合にそれに応じて自動的に変更するようにしている。従ってこの場合、CPUは、第1の選択手段、第2の選択手段、および割当手段として機能することになる。
ここで、図6乃至図9にそれぞれ、メインカーソル135の右、左、上、下への移動指示があった場合に実行する処理のフローチャートを示す。
CPUは、カーソルキーの操作等によりメインカーソル135の右移動が指示されると、図6のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、メインカーソル135がON/OFF設定スイッチ134上になければ、すなわちつまみ132上にあれば、ステップS1からステップS8に進み、メインカーソル135を同じ操作子部131内のON/OFF設定スイッチ134上に移動させて処理を終了する。この場合、レジスタの内容は変更しない。
一方、ステップS1でメインカーソル135がON/OFFスイッチ134上にあれば、ステップS2以下に進む。この場合、メインカーソルは右側の操作子部131のつまみ132上に移動させるのであるが、jが最大値の8以外であれば、単にjを1増加させるだけでこのような移動が可能であるので、ステップS2からS7,S6と進んでこのような処理を行う。
一方、jが8である場合、同一グループ内ではそれ以上メインカーソル135を右に移動させられないことから、ステップS2からS3,S4,S5,S6と進み、IGを1増加させると共にjを1に設定し、次のグループのうち最も番号の小さい入力chと対応する操作子部131のつまみ132上にメインカーソル135を移動させる。この場合でも、メインカーソル135が元よりもch番号が1大きい入力chと対応する操作子部131に移動したことになる。また、どちらの場合であっても、メインカーソル135が異なる操作子部131に移動することになるので、ステップS6の後はこれに対応する表示の書き換えを行うための表示書き換え処理(SX)を行ってから処理を終了する。
なお、ステップS3でIGが最大値の8である場合にはメインカーソル135はそれ以上右に移動させられないので、そのまま処理を終了する。
また、CPUは、メインカーソル135の左移動が指示されると、図7のフローチャートに示す処理を開始する。
この処理は、メインカーソル135を図6の場合と逆向きに移動させる処理であり、処理の考え方は図6の場合とほぼ同様である。すなわち、例えばメインカーソル135がON/OFF設定スイッチ134上にあった場合にはこれを同じ操作子部131内のつまみ132上に移動させる(S11,S18)。また、つまみ132上にあった場合には左側の操作子部131のON/OFF設定スイッチ上に移動させる(S12,S17,S16)。そして、一番左の列の操作子部131のつまみ132上にあった場合には、前のグループのうち最も番号の大きい入力chと対応する操作子部131のつまみ132上にメインカーソル135を移動させる(S13〜S16)のである。メインカーソル135が別の操作子部131上に移動した場合に表示書き換え処理(SX)を行うことや、メインカーソル135をそれ以上左に移動させられない場合にそのまま終了することも、図6の場合と同様である。
また、CPUは、メインカーソルの上移動が指示されると、図8のフローチャートに示す処理を開始する。
この処理も、メインカーソル135の移動方向が上方向に変わったのみで、処理の考え方は図6の場合と同様である。ただし、メインカーソル135を縦方向に移動させる場合、つまみ132上からON/OFF設定スイッチ134上あるいはその逆の移動をすることはないので、この移動に関する処理はない。
すなわち、メインカーソル135が一番上の行の操作子部131になければiを1減少させてメインカーソル135を一行上の操作子部131に移動させ(S21,S26,S25)、一番上の操作子部131にあれば、前のグループのうち最も番号の大きい出力chと対応する操作子部131にメインカーソル135を移動させる(S22〜S25)のである。メインカーソル135が別の操作子部131上に移動した場合に表示書き換え処理(SX)を行うことや、メインカーソル135を上に移動させられない場合にそのまま終了することは、図6の場合と同様である。
さらに、CPUは、メインカーソルの下移動が指示されると、図9のフローチャートに示す処理を開始する。しかし、この処理は、メインカーソル135の移動方向が下方向である点に伴って図8に示した処理と若干異なるが、これと概ね同様な処理であるので、詳細な説明は省略する。そして、この処理により、メインカーソル135が一番下の行の操作子部131になければ一行下の操子部131に移動させ(S31,S36,S35)、一番下の操作子部131にあれば、次のグループのうち最も番号の小さい出力chと対応する操作子部131に移動させる(S32〜S35)ことができる。
次に、図10に、図6乃至図9に示した表示書き換え処理のフローチャートを示す。
この処理においては、CPUはまず、図6乃至図9の処理においてIG又はOGの値が変化したか否か判断する(S41)。そして、OGに変化があった場合には、出力ch一覧部170のカーソル174を、OGの変化に応じて新たに出力ch設定部151に割り当てられる出力chのグループを示す位置に移動させると共に(S42)、各出力ch設定部151の表示内容を、OGの新たな値に応じた出力chに関するものに更新する(S43)。一方、IGに変化があった場合には、入力ch一覧部160のカーソル164を、IGの変化に応じて新たに入力ch設定部141に割り当てられる入力chのグループを示す位置に移動させると共に(S44)、各入力ch設定部141の表示内容を、IGの値に応じた入力chに関するものに更新する(S45)。
そして、これらのいずれの場合も、8×8操作子部130の各操作子部131と対応する入力chと出力chの組み合わせが変化することから、各操作子部131の表示内容も、OG及びIGの新たな値に対応するものに更新し(S46)、ステップS47以降に進む。ステップS41でIGにもOGにも変化がなかった場合にはそのままステップS47以降に進む。
そして、ステップS47では、iとjのどちらが変化したか判断する。図6乃至図9の記載からわかるように、表示書き換え処理を行う場合には、iとjの少なくとも一方は変化しているはずである。
そして、jが変化していれば、メインカーソル135の位置と対応する入力chが変化したことになるので、ステップS48で、出力ch一覧部170の表示内容を、IGとjの新たな値に応じた入力ch、すなわちメインカーソル135の新たな位置と対応する入力ch、から各出力chに送出する信号に対するレベル調整量及びON/OFFとして設定されている値の表示に更新し、ステップS50に進む。なお、この更新には、入力ch表示部171の更新も含む。
一方、iが変化していれば、メインカーソル135の位置と対応する出力chが変化したことになるので、ステップS49で、入力ch一覧部160の表示内容を、OGとiの新たな値に応じた出力ch、すなわちメインカーソル135の新たな位置と対応する出力ch、へ各入力chから送出される信号に対するレベル調整量及びON/OFFとして設定されている値の表示に更新してステップS50に進む。なお、この更新には、出力ch表示部161の更新も含む。
そして、ステップS50では、入力chグループカーソルを136をiの値に応じた行に移動させ、出力chグループカーソル137をjの値に応じた列に移動させ、メインカーソル135の新たな位置や入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170の新たな表示内容と整合させて元の処理に戻る。
以上の処理により、メインカーソル135の移動に伴って必要となるパラメータ設定部120の表示の更新を行うことができる。なお、この処理において、CPUは、ステップS48では第1の表示制御手段として、ステップS49では第2の表示制御手段としてそれぞれ機能する。以後説明する処理においても、入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170や各グループカーソル136,137の書き換えに関する処理については同様である。
次に、図11に、入力ch一覧部160で入力chのグループの選択指示があった場合に実行する処理のフローチャートを示す。
CPUは、入力chのグループが選択されると、図11のフローチャートに示す処理を開始する。そして、IGに選択されたグループのグループ番号をセットし(S51)、入力ch一覧部160のカーソル164をそのグループを示す位置に移動する(S52)。そして、IGの変化により、各入力ch設定部141に割り当てられる入力chが変化することから、それに応じて各入力ch設定部141、出力ch一覧部170、および各操作子部131の表示内容を、新たなIGの値に対応するものに変更して(S53乃至S55)処理を終了する。
また、図12に、出力ch一覧部170で出力chのグループの選択指示があった場合に実行する処理のフローチャートを示す。
CPUは、出力chのグループが選択されると、図12のフローチャートに示す処理を開始する。そして、OGに選択されたグループのグループ番号をセットし(S61)、出力ch一覧部170のカーソル174をそのグループを示す位置に移動する(S52)。そして、OGの変化により、各出力ch設定部151に割り当てられる出力chが変化することから、それに応じて各出力ch設定部151、入力ch一覧部160、および各操作子部131の表示内容を、新たなOGの値に対応するものに変更して(S63乃至S65)処理を終了する。
以上の図11及び図12に示した処理により、入力ch設定部141や出力ch設定部151に8ch単位で入力chや出力chを割り当てると共に、割り当ての変更に伴って必要な表示の更新を行うことができる。なお、これらの処理において、CPUは、図11のステップS54では第1の表示制御手段として、図12のステップS63では第2の表示制御手段としてそれぞれ機能する。
次に、図13に、8×8操作子部130でつまみ132又はON/OFF設定スイッチ134の選択指示があった場合に実行する処理のフローチャートを示す。
この実施形態では、ユーザが8×8操作子部130中のつまみ132又はON/OFF設定スイッチ134をマウスでクリックする等して選択することにより、メインカーソル135を直接その位置に移動させることができる。そしてこのため、CPUは、上記の選択指示があると図13のフローチャートに示す処理を開始する。
この処理においては、まずi,jに選択(クリック)されたつまみ132又はON/OFF設定スイッチ134が属する操作子部131と対応する値をセットすると共に(S71)、メインカーソル135をその位置に移動させる(S72)。そして、ステップS71の処理によりi及び/又はjの値が変化した場合には、メインカーソル135の位置と対応する出力ch及び/又は入力chが変化する。そこで、必要に応じて入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170の表示内容と、入力chグループカーソル136及び出力chグループカーソル137の位置とを変更して(S73乃至S78)処理を終了する。
以上の図6乃至図13に示した処理により、メインカーソル135の8×8操作子部130中での位置及びその位置と対応する入力ch及び出力chの組み合わせを定めることができ、これらの組み合わせについてのレベル調整量あるいはON/OFFを、ユーザから受け付けた操作に応じて変更するパラメータとして選択することができる。すなわち、図6乃至図13に示した処理、特にIG,OG,i,またはjの値を変更する処理において、CPUが第3の選択手段として機能する。
次に、図14に、つまみ132上にメインカーソル135がある状態で値の変更指示があった場合に実行する処理のフローチャートを示す。
このような変更指示は、例えば、マウスのポインタをつまみ132に合わせてマウスの左ボタンを押下してそのままマウスをドラッグ操作したり、所定のキーを押下しながらの所定方向(上下や左右)へのマウスやカーソルキーの操作する等により行うことができる。そして、このような変更指示があると、CPUは図14のフローチャートに示す処理を開始する。なお、マウスのドラッグの場合、マウスがクリックされた時点で図13に示した処理を行い、メインカーソル135の移動や入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170の表示の更新等を行った後、ドラッグ操作に応じて図14の処理を開始することになる。
そして、この処理においてはまず、変更指示に係る操作量(マウスの移動量やカーソルキーの押下時間等)に基づき、メインカーソル135の位置のつまみ132に割り当てられている入力chと出力chの組み合わせに係るレベル調整量の値を変更する(S81)。そして、メインカーソル135の位置のつまみ132及びそのつまみ132と対応するレベル調整量表示部133に、変更後のレベル調整量の値を表示する(S82)。つまみ132に関するこの表示は、指示部132aの位置を変更後のレベル調整量の値と対応する位置に移動させることによって行う。
そしてその後、入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170の表示を、変更後のレベル調整量の値に基づいて更新して処理を終了する(S83)。メインカーソル135の位置する操作子部131で設定するパラメータの値は、入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170の双方に表示されているため、このような更新が必要になる。なお、ステップS83における更新は、バーグラフ163,173の更新のみでよい。
以上の処理により、メインカーソル135の位置のつまみ132に割り当てられているレベル調整量を、受け付けた操作に応じて変更すると共に、その変更に応じてパラメータ設定部120の表示を更新することができる。
なお、マウスのドラッグに応じた値の変更指示の内容としては、例えば、つまみ132の指示部132aがドラッグされた方向(操作対象のつまみ132を基準としてマウスのポインタがある方向)を向くような値にパラメータの値を変更する指示がされたものとすることが考えられる。また、ドラッグ操作されたマウスポインタの、表示器14の画面内における上下方向の絶対位置に応じた値にパラメータの値を変更する指示がされたものとすることも考えられる。
また、値の変更指示の方法として、上述したもの以外にも、数値入力操作子による数値入力も考えられる。このような数値入力操作子としては、テンキー、INC(増加)/DEC(減少)キー、ロータリーエンコーダ等が考えられ、値の確定が必要なパラメータについてはエンタキーにより値の確定を指示するようにすることが考えられる。
次に、図15に、ON/OFF設定スイッチ134上にメインカーソル135がある状態で値の変更指示があった場合に実行する処理のフローチャートを示す。
このような変更指示は、例えば、マウスによるクリック、エンタキーの押下等により行うことができる。そして、このような変更指示があると、CPUは図15のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、この処理においてはまず、メインカーソル135の位置のON/OFF設定スイッチ134と対応する入力chと出力chの組み合わせに係るON/OFFの値をトグルで変更する(S91)。そして、メインカーソル135の位置のON/OFF設定スイッチ134の表示を、変更後のON/OFFの値に基づいて更新する(S92)。
そしてその後、入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170の表示を、変更後のON/OFFの値に基づいて更新して処理を終了する(S93)。この更新は、バーグラフ163,173の表示態様の更新のみでよい。
以上の処理により、メインカーソル135の位置のON/OFF設定スイッチ134に割り当てられているON/OFFを、受け付けた操作に応じて変更すると共に、その変更に応じてパラメータ設定部120の表示を更新することができる。なお、8×8操作子部130中でON/OFF設定スイッチ134の選択指示があった場合に、図13に示した処理に続けてこの処理を行うようにしてもよい。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明は以上の実施形態に限定されるものではない。
例えば、ここでは入力chと出力chの数がそれぞれ64chである例について説明したが、これらの数は任意でよく、また同じ数である必要もない。また、操作子部131を8行8列に設け、入力chと出力chをそれぞれ8chずつのグループ(群)に分けて選択する例について説明したが、操作子部131の数や、グループ内のch数も任意であり、入力chと出力chについて同数である必要もない。
また、グループ内のch数よりも細かい単位で入力ch設定部141や出力ch設定部151にchを割り当てることができるようにしてもよい。例えば、図5に示した例において4ch単位での割り当てを可能とし、「5−12」や「21−28」のような範囲のchを各設定部に割り当てることができるようにしてもよい。
さらに、入力chや出力chの数が多い場合には、入力ch一覧部160や出力ch一覧部170に全ての入力chや出力chに関するレベル調整量の値を表示することも、必須ではない。最低限、操作子部131の行数あるいは列数よりも多い数の入力chや出力chに関するレベル調整量の値を表示するようにすれば、操作性向上の効果を得ることができる。
また、上下左右の移動指示に応じて、メインカーソル135を8×8操作子部130の範囲を超えて移動させることができるようにしてもよい。例えば、メインカーソル135が、上移動指示に応じて入力ch一覧部160に移動できるようにして、その移動後に左右の移動指示に応じて入力chのグループ選択を行えるようにしてもよい。このようにしても、入力chグループカーソル136及び出力chグループカーソル137を、メインカーソル135を8×8操作子部130の外に移動させた時点の場所に残しておけば、入力ch一覧部160及び出力ch一覧部170の表示がどのchに関するレベル調整量の表示であるかを把握することができる。
さらに、これら以外の点についても、各装置の構成や、ミキサ設定画面100の構成及び表示形式も、上述したものに限られないことはもちろんである。
例えば、デジタルミキサ10において、画面の表示やユーザからの操作受付のために必要な表示手段や操作子は、デジタルミキサ10の本体と一体に設けても、分離して設けてもよい。また、デジタルミキサ10を、他の装置におけるレベル調整量を設定するためのレベル調整量設定装置として機能させることも考えられる。
さらにまた、レベル調整量の設定対象となる装置が、デジタルミキサ以外の音響信号処理装置であってもよいし、その他の信号処理装置であってもよいことも、もちろんである。
以上の説明から明らかなように、この発明のレベル調整量設定装置によれば、複数の入力チャンネルから入力する信号を複数の出力チャンネルに出力する場合の各入力チャンネルから各出力チャンネルへ送出する信号に対するレベル調整量を設定する場合において、設定値を幅広く参照しながら設定を行うことができるようにし、レベル調整量設定時の操作性を向上させることができる。従って、この発明を利用すれば、操作性のよいレベル調整量設定装置を提供することができる。
この発明のレベル調整量設定装置を用いてレベル調整量を設定する対象の音響信号処理装置であるデジタルミキサの構成を示すブロック図である。 図1に示したデジタルミキサを単体ミキサとして構成する場合のDSPの構成をより詳細に示す図である。 そのDSPのうち各入力chからミキシングバスへの信号の入力に関する部分の構成をより詳細に示す図である。 図1に示したデジタルミキサをミキサエンジンとして構成する場合のDSPのうち、ミキシングバスの構成を、入力chや出力chの構成の一部と共に示す図である。 図1に示したPCにおいてレベル調整量を始めとするパラメータの値の設定指示を受け付けるためのミキサ設定画面の例を示す図である。 CPUが、メインカーソルの右への移動指示があった場合に実行する処理のフローチャートである。 同じくメインカーソルの左への移動指示があった場合に実行する処理のフローチャートである。 同じくメインカーソルの上への移動指示があった場合に実行する処理のフローチャートである。 同じくメインカーソルの下への移動指示があった場合に実行する処理のフローチャートである。 図6乃至図9に示した表示書き換え処理のフローチャートである。
CPUが、入力ch一覧部で入力chのグループの選択指示があった場合に実行する処理のフローチャートである。 同じく出力ch一覧部で出力chのグループの選択指示があった場合に実行する処理のフローチャートである。 同じく8×8操作子部でつまみ又はON/OFF設定スイッチの選択指示があった場合に実行する処理のフローチャートである。 同じくつまみ上にメインカーソルがある状態で値の変更指示があった場合に実行する処理のフローチャートである。 同じくON/OFFスイッチ上にメインカーソルがある状態で値の変更指示があった場合に実行する処理のフローチャートである。
符号の説明
10…デジタルミキサ、11…CPU、12…フラッシュメモリ、13…RAM、14…表示器、15…操作子、16…PCI/O、17…外部機器I/O、18…波形I/O、19…DSP、20…システムバス、21…アナログ入力、22…デジタル入力、23…内蔵エフェクタ、24…入力パッチ、25…出力パッチ、26…アナログ出力、27…デジタル出力、30…PC、40…入力ch、41…エフェクト処理部、42…遅延処理部、43,46,61…ON/OFFスイッチ,44,47,62…フェーダ、45…プレ/ポストスイッチ、50…ミキシングバス、51…加算器、60…出力ch、100…ミキサ設定画面、110…シーン選択部、120…パラメータ設定部、130…8×8操作子部、131…操作子部、132…つまみ、133…レベル調整量表示部、134,144,154…ON/OFF設定スイッチ、135…メインカーソル、136…入力chグループカーソル、137…出力chグループカーソル、140…入力設定部、141…入力ch設定部、142,152…ch名表示部、143…入力レベル調整量設定部、150…出力設定部、151…出力ch設定部、153…出力レベル調整量設定部、160…入力ch一覧部、161,172…出力ch表示部、162,171…入力ch表示部、163,173…バーグラフ、164,174…カーソル、170…出力ch一覧部

Claims (2)

  1. M,Nをそれぞれ自然数として、M個の入力チャンネルから入力する信号をN個の出力チャンネルに送出する場合の各入力チャンネルから各出力チャンネルへ送出する信号に対するレベル調整量をそれぞれ設定するレベル調整量設定装置であって、
    mを2以上でMより小さい自然数、nを2以上でNより小さい自然数として、
    n×m個のマトリクス状に配置された操作子を表示する表示手段と、
    前記M個の入力チャンネルのうちm個の入力チャンネルからなる入力チャンネル群を選択する第1の選択手段と、
    前記N個の出力チャンネルのうちn個の出力チャンネルからなる出力チャンネル群を選択する第2の選択手段と、
    選択された出力チャンネル群及び入力チャンネル群に対応するn×m個のレベル調整量を、前記n×m個の操作子に割り当てる割当手段と、
    前記n×m個の操作子のうち1つを選択し、その操作子に割り当てられているレベル調整量を、受け付けた操作に応じて変更するレベル調整量とする第3の選択手段と、
    前記第3の選択手段が選択した操作子に割り当てられているレベル調整量に係る入力元である入力チャンネルから前記N個の各出力チャンネルへ送出する信号に対するレベル調整量の設定状態をそれぞれ前記表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
    前記第3の選択手段が選択した操作子に割り当てられているレベル調整量に係る出力先である出力チャンネルへ前記M個の各入力チャンネルから送出する信号に対するレベル調整量の設定状態をそれぞれ前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段とを設けたことを特徴とするレベル調整量設定装置。
  2. 請求項1記載のレベル調整量設定装置であって、
    前記第1の表示制御手段は、前記表示手段に、前記第2の選択手段が選択している出力チャンネル群に属する出力チャンネルを他の出力チャンネルと識別できる形式で前記設定状態の表示を行わせる手段であり、
    前記第2の表示制御手段は、前記表示手段に、前記第1の選択手段が選択している入力チャンネル群に属する入力チャンネルを他の入力チャンネルを識別できる形式で前記設定状態の表示を行わせる手段であることを特徴とするレベル調整量設定装置。
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