JP4191439B2 - 除塵ヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、除塵対象に対し、単なる清浄エア、超音波周波数で振動する超音波を含むエア、または、プラス・マイナスイオンを含むエア(以下、これらを総称して洗浄エアという)を噴出する除塵ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
TFT(薄膜トランジスタ)液晶パネル、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)、LCD(液晶ディスプレイ)等に用いられるガラス基板、または、長尺の紙、フィルム等のシートなどの除塵対象(以下、単に除塵対象という)に対して、除塵装置により除塵が行われている。
【0003】
図5はこのような現行の除塵装置の概略の構成図であって、図5(a)は一部破断された外観斜視図、図5(b)は破断面の断面図である。図5(a)で示すように、除塵装置1000は、除塵ヘッド100、排気配管200、流入配管300、ヘッド本体400、エンドプレート500を備え、図5(b)で示すように、除塵対象600に洗浄エアを噴射して、除塵を行う装置である。なお、流路等については後述する。
【0004】
このうち除塵ヘッド100は洗浄エアを除塵対象600に噴出し、塵埃を除塵対象600から飛散させ、飛散した塵埃をエアとともに吸引する機能を有している。この除塵ヘッド100について、図を参照しつつ、さらに詳しく説明する。
【0005】
図6は従来技術の除塵ヘッドの除塵対象側から見た斜視構造図、図7は従来技術の除塵ヘッドのヘッド本体側から見た一部の斜視構造図である。 図6,図7で示すように、除塵ヘッド100は、中央の一区画の噴射室101、この噴射室101の両側の二区画の吸引室102、噴射室101・吸引室102を覆って両側にフランジが張り出している天板103、プラスイオン・マイナスイオンを生成する放電部104(図7のみに図示)を備えている。
【0006】
なお、実際の使用時では、図5で示すように除塵ヘッド100の両側の開口部がエンドプレート500で閉鎖され、閉じられた噴射室101・吸引室102が形成される。
噴射室101は、さらに、図6,図7で示すように、噴射口101aおよび流入口101bを、吸引室102は吸引口102aおよび排気口102bを備えている。
【0007】
噴射室101の噴射口101aは、図6で示すように。長尺のスリット状に形成されている。このように噴射口101aが細長いため、幅広の除塵対象600の全領域に余すところなく洗浄エアを吹き付けるようにして除塵対象600から塵埃を飛散させるため、洗浄エアが吹き付けられずに塵埃が残留する事態が発生しないように配慮されている。
【0008】
続いて、このような除塵装置1000における流路について説明する。図5(b)、図7で示すように流入配管300、ヘッド本体400内部の流入流路400a、および、除塵ヘッド100の流入口101bを通過して、噴射室101内に洗浄エアが流入する。洗浄エアは、噴射口101aから除塵対象600へ噴射され、除塵対象600に付着する塵埃を飛散させる。
【0009】
この塵埃は周囲のエアとともに、吸引口102aを通じて吸引室102へ吸引される。この塵埃を含むエアは、除塵ヘッド100の排気口102b(図7参照)、ヘッド本体400の排気流路400b(図5(b)参照)、および、排気配管200(図5(a)参照)を介して、外部へ排気される。
従来技術の除塵装置1000はこのような構成・機能を有していた。
【0010】
しかしながら、この従来技術の除塵ヘッド100では、噴射室101の噴射口101aを図6で示したように長くすることに起因する問題があった。この点について図を参照しつつ説明する。図8は除塵ヘッドの変形を説明する説明図である。運転前で噴射室101内が加圧されていない静止時では、図8(a)で示すように変形等は生じないが、運転時、つまり噴射室101内部が加圧された時では、図8(b)で示すように噴射口101aを通過する洗浄エアが、噴射口101aを拡開し、噴射室101が矢印方向に変形するという現象が知見されている。このような現象は圧力が大きければ大きい程、拡開が大きくなることが知られており、このような噴射口101aの変形により洗浄エアの噴射量・噴射速度が設定値から逸脱してしまい、除塵性能に影響を及ぼすという問題があった。
【0011】
このような噴射口101aの拡開を防ぐため、現状では図9で示すような補強が施されている。図9は、除塵ヘッドの補強を説明する説明図である。例えば、図9(a)で示すように、噴射室101内に補強材105aを張り渡した状態で、ねじ105b・ナット105cにより固定し、噴射室101が変形しないようにすることで噴射口101aの拡開を防止している。
【0012】
しかし、このような構造は、噴射室101の両側にある吸引室102からねじ105b・ナット105cを固定する必要が生じ、吸引室102の側面に孔を開けて図示しない取付用の作業孔を設けなければならず、吸引室102の強度低下による補強工程・作業孔を塞ぐ工程の追加等、コスト上昇が避けられない構造であった。
【0013】
また、図9(b)で示すように、噴射室101、両側の吸引室102を覆う天板103に補強部材106を張り渡し、噴射室101が変形しないようにすることで噴射口101aの拡開を防止する構造もある。この場合、図9(a)で示す構造よりも取り付けが容易であって、コスト上昇を抑制することが可能である。
【0014】
しかしながら、噴射室101の流入口101bと補強部材106との間を完全密閉にすることが困難なため、洗浄エアの流出が生じるおそれがあり、洗浄エアの流出による噴射量・噴射速度が設定値から逸脱し、除塵性能に影響を及ぼすという問題があった。
【0015】
また、同様な理由で吸引室102の排気口102bからエアの流出が生じるおそれがあり、収集した塵埃をまた飛散してしまうおそれ等もあるため、別途密閉対策が必要となり、結果として複雑な構造になるという問題があった。
上記した従来技術では、補強に伴い他の構造・機能に影響を及ぼすため、結果として構造の複雑化・機能の低下を招来するという問題があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点を解決するためのものであり、その目的は、噴射室の噴射口の拡開を防止し、しかも簡素で強固な構造を有する除塵ヘッドを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題を解決するため、請求項1に係る発明の除塵ヘッドによれば、
長尺の空間にそれぞれ連通するように形成され、洗浄エアの流入口、および、空間の長手方向に形成された長尺でスリット状の洗浄エアの噴射口が設けられる噴射室と、
長尺の空間にそれぞれ連通するようになされ、エアの排気口、および、噴射室の洗浄エアの流入口と同じ側に配置されて空間の長手方向に形成された長尺でスリット状のエアの吸引口が設けられ、かつ噴射室の噴射口の短手方向の両側で噴射室を挟むように配置される二個の吸引室と、
噴射室の長尺の空間内において流入口と噴射口との間にあって二個の吸引室側を連結するように設けられ、洗浄エアが通過する通過孔を有する隔壁と、
を備え、
これら噴射室、隔壁および二個の吸引室が、一体構造であることを特徴とする。
【0018】
また、請求項2に係る発明の除塵ヘッドによれば、
請求項1に記載の除塵ヘッドにおいて、
噴射室の流入口側および吸引室の排気口側は一枚板の天板により形成され、
これら噴射室、隔壁、二個の吸引室および天板が、一体構造であることを特徴とする。
【0019】
また、請求項3に係る発明の除塵ヘッドによれば、
請求項に記載の除塵ヘッドにおいて、
押し出し成形により噴射室、隔壁、二個の吸引室および天板が、一体構造として形成されることを特徴とする。
【0020】
また、請求項4に係る発明の除塵ヘッドによれば、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の除塵ヘッドにおいて、
前記隔壁は前記噴射口側に近接して設けられることを特徴とする。
【0021】
また、請求項5に係る発明の除塵ヘッドによれば、
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の除塵ヘッドにおいて、
前記噴射室内に放電部を設けたことを特徴とする。
【0022】
また、請求項6に係る発明の除塵ヘッドによれば、
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の除塵ヘッドにおいて、
前記噴射室の流入口および前記隔壁の通過孔は略同一径の円であって、中心軸が略一致するように設けられることを特徴とする。
【0023】
また、請求項7に係る発明の除塵ヘッドによれば、
請求項に記載の除塵ヘッドにおいて、
前記噴射室の流入口および前記隔壁の通過孔がスリット状の洗浄エアの噴射口の長手方向に沿って複数配置されることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。本実施形態の除塵装置は、図5〜図8を用いて説明した従来技術の除塵装置1000とほぼ同じ構成を有しているが、除塵ヘッドの構成が相違する。そこで、除塵装置については重複する説明を省略し、相違点である除塵ヘッドついてのみ図を参照しつつ重点的に説明する。
【0026】
図1は本発明の除塵ヘッドの実施形態の外観斜視図である。図2は除塵ヘッドの内外構造を示す図であって図2(a)はA矢視図、図2(b)はB−B線断面図、図2(c)はC−C線断面図である。図3はC−C線断面の斜視図である。図4は除塵ヘッドの内部構造を示す図であって図4(a)はD−D線断面図、図4(b)はE−E線断面図である。
本実施形態の除塵ヘッド10は、図2(a)で示すように、噴射室1、吸引室2、天板3を備えている。これら構造については、従来技術と同様であるが、噴射室内が相違する。
【0027】
この除塵ヘッド10の個々の構成について説明する。
噴射室1は、さらに詳しくは、図1〜図4で示すように、噴射口1a、隔壁1b、通過孔1c、放電部1d、エミッタ1e、溝部1f、通過孔1g、突出部1h、切り欠き部1i、流入口1jが含まれる。
【0028】
噴射口1aは、図6で示した従来技術の噴射口101aと同様に長尺のスリットである。図6で示す噴射口101aの長手方向に対して略垂直方向から除塵対象が進入してくるため、除塵対象の全領域に洗浄エアを噴射することができる。
隔壁1bは、図2(a),図4(b)で示すように、噴射口1aと流入口1jとの間に設けられ、好ましくは噴射口1a側に近接して配置される。これは、隔壁1bの配置が噴射口1a側に近づくにつれて、洗浄エアが噴射口1aを通過することに伴う噴射口1aの拡開が発生しづらくなるためである。
【0029】
通過孔1cは、図2(c),図4(b)で示すように、隔壁1bに複数個設けられ、流入口1jから流入する洗浄エアを噴射口1aまで導通させる。
放電部1dは、図2(b),(c)で示すように噴射室1内であって隔壁1bよりも上流側に配置され、洗浄エアにプラスイオン・マイナスイオンを放出する機能を有している。
この放電部1dにはエミッタ1eが取り付けられており、エミッタ1eは直流電流または交流電流が印加されてプラスイオン・マイナスイオンをコロナ放電により放出する。
【0030】
溝部1fは、図2(a)のa部拡大図で示すように噴射室1に設けられ、この溝部1fに放電部1dの突出部1hを摺動させつつ挿入し、噴射室1内に取り付けることとなる。
通過孔1gは放電部1dの配置と同時に形成される。図4(a)で示すように放電部1dの突出部1hに切り欠き部1iが設けられており、図2(a)のa部拡大図で示すように突出部1hを溝部1fに摺動させつつ放電部1dを挿入して噴射室1内に取り付けた場合に、図4(a)で示すように、切り欠き部1iが摺動溝1fで覆われて通過孔1gとなるものである。
流入口1jは、図1,図2(c),図3で示すように、除塵ヘッド10の上面の天板3に設けられる。
【0031】
吸引室2は、図1,図2(c),図3で示すように、吸引口2aと排気口2bとを備えている。
吸引口2aは、図6で示した従来技術の吸引口102aと同様の形状の長尺のスリットであり、噴射口1aから噴射された洗浄エアにより飛散した塵埃を周辺エアとともに吸引する。
排気口2bは、吸引口2aから吸引された気体を排気するための開口である。除塵ヘッド10の構成はこのようなものである。
【0032】
ここで除塵ヘッド10の製造方法について説明する。
この除塵ヘッド10は、押し出し成形により製造される。例えば、アルミなどの金属材料を型に押し込んで、噴射室1、吸引室2、隔壁1b、天板3が一体になった除塵ヘッド10を成形し、端部等の末端処理を行って完成する。なお、押し出し成形終了直後は、流入口1j(図1,図2(c),図3参照)、隔壁1bの通過孔1c(図2(c),図4(b)参照)、噴射口1aおよび吸引口2aはまだ形成されていない。
【0033】
このように押し出し成形された除塵ヘッド10に対して矢印F方向(図1参照)からドリルを進入させ、流入口1j・通過孔1cの孔開けを一度で行う。このような孔開けを多数回行う。
同様に、除塵ヘッド10に対して矢印F方向からドリルを進入させ、排気口2bの孔開けを行う。このような孔開けを多数回行う。なお、この排気口2bは、図7で示した排気口102bのような配置としても良い。
【0034】
その後に図6で示した噴出口101a・吸引口102aと同様の形状の長尺のスリットである噴射口1a・吸引口2aをフライス盤等で切削加工して図1〜図4で示す除塵ヘッド本体を完成させ、さらに噴出室1の側部開口から放電部1dを挿入して除塵ヘッド10を完成させる。この除塵ヘッド10では、噴射室1、隔壁1bおよび吸引室2が一体構造として形成されている。
【0035】
以上説明した製造方法からも明らかなように、除塵装置10の製造は大変容易である。
また、従来技術のように、補強用の特別な部材、および、この部材の取り付け作業が不要となり、製造コストを低減することができる。
【0036】
続いて、除塵ヘッド10の動作および構造について説明する。
流入口1jから洗浄エアを流入させると、放電部1dの通過孔1gを通過する。この洗浄エアには放電部1dから放出されたプラスイオン・マイナスイオンが含まれる。さらに、このような洗浄エアが隔壁1bの通過孔1cを通過し、噴射口1aまで到達し、洗浄エアが噴射口1aから噴射される。
【0037】
この場合、噴射室1内は高圧となるが、図4(b)で示すように隔壁1bが噴射室1内で一体に張り渡されて補強されているため、従来技術のような噴射口1aの拡開の発生を抑制している。
さらに、隔壁1bを噴射口1a側に近接した位置に配置したため、噴射口1aの拡開の発生をさらに抑制している。この隔壁1bの位置は噴射口1aに近い程噴射口1aの拡開の発生を抑制できるが、その代わりに除塵ヘッド本体の押し出し成形が困難になるため、適宜間隔があけられる。これら間隔は実状に応じて適宜設定される。
このような除塵ヘッド10の吸引口2aから塵埃とともに周辺エアが吸引され、排気口2bを介して排気される。
除塵ヘッド10の動作および構造はこのようなものとなる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、噴射室の噴射口の拡開を防止し、しかも簡素で強固な構造を有する除塵ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除塵ヘッドの実施形態の外観斜視図である。
【図2】除塵ヘッドの内外構造を示す図であって図2(a)はA矢視図、図2(b)はB−B線断面図、図2(c)はC−C線断面図である。
【図3】C−C線断面の斜視図である。
【図4】除塵ヘッドの内部構造を示す図であって図4(a)はD−D線断面図、図4(b)はE−E線断面図である。
【図5】現行の除塵装置の概略の構成図である。
【図6】従来技術の除塵ヘッドの除塵対象側から見た斜視構造図である。
【図7】従来技術の除塵ヘッドのヘッド本体側から見た一部の斜視構造図である。
【図8】除塵ヘッドの変形を説明する説明図である。
【図9】除塵ヘッドの補強を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 噴射室
1a 噴射口
1b 隔壁
1c 通過孔
1d 放電部
1e エミッタ
1f 溝部
1g 通過孔
1h 突出部
1i 切り欠き部
1j 流入口
2 吸引室
2a 吸引口
2b 排気口
3 天板
1000 除塵装置
100 除塵ヘッド
101 噴射室
101a 噴射口
101b 流入口
102 吸引室
102a 吸引口
102b 排気口
103 天板
104 放電部
105 補強部
105a 補強材
105b ねじ
105c ナット
106 補強部材
200 排気配管
300 流入配管
400 ヘッド本体
400a 排気流路
400b 流入流路
500 エンドプレート
600 除塵対象

Claims (7)

  1. 長尺の空間にそれぞれ連通するようになされ、洗浄エアの流入口、および、空間の長手方向に形成された長尺でスリット状の洗浄エアの噴射口が設けられる噴射室と、
    長尺の空間にそれぞれ連通するようになされ、エアの排気口、および、噴射室の洗浄エアの流入口と同じ側に配置されて空間の長手方向に形成された長尺でスリット状のエアの吸引口が設けられ、かつ噴射室の噴射口の短手方向の両側で噴射室を挟むように配置される二個の吸引室と、
    噴射室の長尺の空間内において流入口と噴射口との間にあって二個の吸引室側を連結するように設けられ、洗浄エアが通過する通過孔を有する隔壁と、
    を備え、
    これら噴射室、隔壁および二個の吸引室が、一体構造であることを特徴とする除塵ヘッド。
  2. 請求項1に記載の除塵ヘッドにおいて、
    噴射室の流入口側および吸引室の排気口側は一枚板の天板により形成され、
    これら噴射室、隔壁、二個の吸引室および天板が、一体構造であることを特徴とする除塵ヘッド。
  3. 請求項2に記載の除塵ヘッドにおいて、
    押し出し成形により噴射室、隔壁、二個の吸引室および天板が、一体構造として形成されることを特徴とする除塵ヘッド。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の除塵ヘッドにおいて、
    前記隔壁は前記噴射口側に近接して設けられることを特徴とする除塵ヘッド。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の除塵ヘッドにおいて、
    前記噴射室内に放電部を設けたことを特徴とする除塵ヘッド。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の除塵ヘッドにおいて、
    前記噴射室の流入口および前記隔壁の通過孔は略同一径の円であって、中心軸が略一致するように設けられることを特徴とする除塵ヘッド。
  7. 請求項6に記載の除塵ヘッドにおいて、
    前記噴射室の流入口および前記隔壁の通過孔がスリット状の洗浄エアの噴射口の長手方向に沿って複数配置されることを特徴とする除塵ヘッド
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