JP4190934B2 - 携帯型送信機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型送信機に関するものであり、例えば、車両ドアロックの施錠、解除を行うキーレスエントリーシステムのIDコード送信機や、車両を走行可能状態にするキーレススタータシステムのIDコード送信機に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の携帯型送信機では、IDコードを送信するトランスポンダと、トランスポンダを収容するケースとから構成されている。そして、例えば、車両のキーレススタータシステムにおいては、トランスポンダから送信されたIDコードが、車両側にて予め設定されたコードと一致した場合に、エンジン走行車両におけるエンジン始動を許可する。
【0003】
そして、前記ケースは、表側分割ケースと裏側分割ケースとを取り外し可能に嵌合させて構成するのが一般的であり、特に、特許文献1に記載の携帯型送信機のように、電池をケース内に収容させている場合には、電池交換を行う必要が生じるため、表側分割ケースと裏側分割ケースとを取り外し可能にすることが必要となる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−140513号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように、両分割ケースを取り外し可能に嵌合させた構造では、当該嵌合を外してトランスポンダを抜き取り、その後、両分割ケースを再び嵌合させれば、ケースに痕跡を残すことなくトランスポンダが盗まれてしまう危険性がある。すると、携帯型送信機の所有者は、トランスポンダの盗難に即座には気づき難くなってしまうため、抜き取られたトランスポンダを用いてエンジンを不正に作動させることよる、車両盗難の危険性が高くなってしまう。
【0006】
なお、IDコードの照合により所定機器の作動を許可するシステムにおいては、キーレススタータシステム以外のものであっても同様にして、所定機器を不正に作動させることによる車内物品の盗難や車両盗難の危険性が高くなってしまう。
【0007】
本発明は、上記点に鑑み、ケースに痕跡を残すことなくトランスポンダが抜き取られてしまうことの防止を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、所定機器の作動許可条件としてのIDコードを送信するトランスポンダ(40)と、トランスポンダ(40)を収容するケース(10)とから構成された携帯型送信機において、ケース(10)は、表側分割ケース(11)と裏側分割ケース(12)とから構成されており、表側分割ケース(11)には、裏側分割ケース(12)に向かって延びる表側フック(11a)が形成され、裏側分割ケース(12)には、表側分割ケース(11)に向かって延びる裏側フック(12a)が形成され、両フック(11a、12a)のそれぞれには、嵌合凸部(11b、12b)および嵌合凹部(11c、12c)が形成されており、表側フック(11a)の嵌合凸部(11b)は裏側フック(12a)の嵌合凹部(12c)に嵌合し、裏側フック(12a)の嵌合凸部(12b)は表側フック(11a)の嵌合凹部(11c)に嵌合し、両嵌合凸部(11b、12b)のうち嵌合後に係合する係合面(11e、12e)が、嵌合方向に対して略水平に拡がる面に形成されていることにより、表側分割ケース(11)と裏側分割ケース(12)とが取り外し不能に嵌合されていると共に、ケース(10)には電池(20)および回路基板(30)が収容されており、裏側分割ケース(12)のうち電池(20)に対向する部分には、電池取出穴(12f)が形成され、裏側分割ケース(12)には、電池取出穴(12f)を閉塞する蓋(13)が脱着可能に取り付けられており、裏側分割ケース(12)には、トランスポンダ(40)と電池(20)との間に仕切壁(12h)が形成され、この仕切壁(12h)と回路基板(30)とによってトランスポンダと電池とが仕切られていることを特徴とする。
【0009】
これにより、ケース(10)を破損させることなくトランスポンダ(40)をケース(10)内から抜き出すことが極めて困難となるので、ケース(10)に痕跡を残すことなくトランスポンダ(40)が抜き取られてしまうことを防止でき、所定機器を不正に作動させることよる、車内物品の盗難や車両盗難の危険性を低減できる。
また、裏側分割ケースには、電池取出穴(12f)が形成され、この電池取出穴(12f)を閉塞する蓋(13)が脱着可能に取り付けられている。そのため、分割ケースを取り外し不能に嵌合する構造にしてトランスポンダの盗難を防止しつつ、電池交換を可能にできる。
更に、裏側分割ケースには、仕切壁(12h)が形成され、この仕切壁(12h)と回路基板(30)とによってトランスポンダと電池とが仕切られている。そのため、電池取出穴(12f)からトランスポンダが抜き取られてしまうことを確実に防止できる。
【0010】
因みに、両分割ケース(11、12)を、嵌合ではなく振動溶着等の溶着により取り外し不能に接合させると、接合強度が不足してしまうため、携帯型送信機を落下させてしまう等の衝撃が加わった場合には、接合が外れてしまうといった不具合が生じる。これに対し、本発明では両分割ケース(11、12)を嵌合させるので、上述の強度不足を回避できる。
【0011】
また、両分割ケース(11、12)を、嵌合ではなく接着剤により取り外し不能に接着させると、刃物等により接着面を切り開いて、トランスポンダ(40)を抜き取り、再度接着面を接着剤で接着させるといった手口により、ケース(10)に痕跡を残すことなくトランスポンダ(40)が抜き取られてしまう危険性がある。これに対し、本発明では両分割ケース(11、12)を嵌合させるので、上記危険性を回避できる。
【0014】
ところで、分割ケース(11、12)を樹脂成形するにあたり、上記嵌合凹部(11cはアンダーカット部分となる。よって、図10(a)に例示するように、金型K1、K2の他にスライドコアK3が必要となる。なお、金型K1、K2は矢印Yの方向(上下方向)に脱型するようになっており、スライドコアK3は矢印Xの方向(矢印Yと直交する方向)に脱型するようになっている。ここで、一般的にスライドコアK3を用いると、樹脂成形品のうちスライドコアの輪郭に対応する部分には、樹脂の隆起によるスライドライン(図10(b)の点線L参照)が形成されてしまう。
【0015】
よって、図10(a)に示すように、嵌合凹部(11cのみならず、第1シール部材(18b)が密着するシール面(11h)までをもスライドコアK3にて形成してしまうと、シール面(11h)にスライドラインLが形成されてしまい、シール不良の原因となる。
【0016】
そこで、請求項に記載の発明では、両分割ケース(11、12)の間には、両分割ケース(11、12)をシールする第1シール部材(18b)が備えられ、表側分割ケースを樹脂成形するにあたり、嵌合凹部(11cはスライドコア(K3)により形成されており、表側分割ケースのうち第1シール部材(18b)が密着するシール面(11h)は、スライドコア(K3)とは別の金型(K1)により形成されていることを特徴とする。
【0017】
これにより、スライドラインLがシール面(11h)に形成されてしまうことを回避できるので、スライドラインLによるシール不良を回避できる。
【0018】
請求項に記載の発明では、複数のフック(11a、12a)のうち所定のフックは、他のフックに比べて、嵌合を取り外そうとする力に対して容易に破損するように形成されていることを特徴とするので、ケース(10)を破損させることなくトランスポンダ(40)をケース(10)内から抜き出すことをより一層困難にできる。
【0020】
請求項に記載の発明では、電池取出穴(12f)には、一方の分割ケースと蓋(13)とをシールする第2シール部材(14)が備えられていることを特徴とするので、電池取出穴(12f)からケース(10)内に水が浸入してしまうことを防止できる。
【0022】
請求項に記載の発明では、ケース(10)には、電池(20)を電源として携帯型送信機用IDコードを送信する電子回路(30)が収容されており、電池(20)の電圧が所定値以上である通常使用時には、電子回路(30)から携帯型送信機用IDコードを送信して所定機器の作動を許可し、電池(20)の電圧が所定値未満である緊急使用時には、トランスポンダ(40)からトランスポンダ用IDコードを送信して所定機器の作動を許可するようになっていることを特徴とする。
【0023】
このような携帯型送信機では、緊急使用時にしかトランスポンダ(40)を使用しないため、携帯型送信機の所有者は、トランスポンダ(40)の盗難に即座には気づき難いといった問題がより一層顕著となる。よって、このような携帯型送信機に、上記請求項ないしのいずれか1つに記載の携帯型送信機を採用して好適である。
【0024】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
【0026】
本実施形態は、車両に搭載された所定機器の作動許可条件としてのIDコードを送信する車両用の携帯型送信機に、本発明の携帯型送信機を適用したものである。より具体的には、本実施形態の送信機は、車両ドアロックの施錠、解除を行うキーレスエントリーシステムのIDコード送信機、および車両を走行可能状態にするキーレススタータシステムのIDコード送信機として機能するものである。
【0027】
因みに、キーレスエントリーシステムとは、周知の如く、携帯型送信機から送信されたIDコードが車載受信機にて受信されると、ドアロックの施錠、解除を行うアクチュエータを作動させるシステムである。これにより、車両ユーザーは、メカニカルキーを用いることなく遠隔でドアロックを制御可能にするものである。
【0028】
キーレススタータシステムとは、周知の如く、携帯型送信機から送信されたIDコードが車載受信機にて受信されると、イグニッションスイッチをオンさせて、車両走行用エンジンを自動的に始動させるシステムである。これにより、車両ユーザーは、メカニカルキーを用いることなくエンジン始動を制御可能にするものである。なお、エンジン駆動の車両以外にも、電動モータ駆動の車両にもキーレススタータシステムを適用できることは勿論である。
【0029】
また、これらのシステムの採用にともなって、メカニカルキーを挿入するキー挿入穴を車両に設けることを廃止して、車内物品や車両の盗難抑制を図るようにすることもできる。
【0030】
図1ないし図8は本実施形態に係る携帯型送信機を示すものであり、図1は本実施形態に係る携帯型送信機を表面側から見た正面図である。以下、図1の上方を携帯型送信機の上側とし、図1の下方を携帯型送信機の下側として説明する。図2は、携帯型送信機を表面側かつ下側から見た斜視図であり、図3は裏面側かつ上側から見た斜視図である。また、図4は図1のA−A断面図、図5は図1のB−B断面図である。
【0031】
図1ないし図3に示すように、携帯型送信機は樹脂製のケース10を備えており、ケース10には、ボタン電池20、回路基板30、トランスポンダ40、メカニカルキー50等が収容されている。
【0032】
ケース10は、表側分割ケース11と裏側分割ケース12とを取り外し不能に嵌合させて構成されており、嵌合させる事前に、回路基板30およびトランスポンダ40はケース10内に組み付けて収容されるようになっている。
【0033】
取り外し不能な嵌合構造を具体的に説明すると、裏側分割ケース12には、表側分割ケース11に向かって延びる裏側フック12aが複数箇所に形成されている。また、表側分割ケース11には、裏側フック12aの外側に沿って延びる表側フック11aが複数箇所に形成されている。
【0034】
図6は図5の部分拡大図であり、両フック11a、12aのそれぞれには、凸部11b、12bおよび凹部11c、12cが形成されており、表側フック11aの凸部11bは裏側フック12aの凹部12cに嵌合し、裏側フック12aの凸部12bは表側フック11aの凹部11cに嵌合する。
【0035】
両凸部11b、12bのうち嵌合させる際に当接する当接面11d、12dはテーパ形状に形成されており、両凸部11b、12bの凹部11c、12cへの嵌合を案内するようになっている。一方、両凸部11b、12bのうち嵌合後に係合する係合面11e、12eは、嵌合方向に対して略水平に拡がる面に形成されている。これにより、両フック11a、12aのうち少なくとも一方のフックを破損させることなく、両凸部11b、12bを凹部11c、12cから取り外すことを、不能にしている。
【0036】
なお、図6中の符号11hは、表側分割ケース11のうちOリング18bが密着するシール面を示しており、符号12iは、裏側分割ケース12のうちOリング18bが密着するシール面を示している。
【0037】
ボタン電池20は、回路基板30に電源を供給するものである。そして、裏側分割ケース12のうち電池20に対向する部分には、電池取出穴12fが形成されており、当該電池取出穴12fからケース10に対して脱着可能になっている。
【0038】
なお、図4中の符号12gは、電池取出穴12fから穴の内側に向かって延びる抜け止め突出部を示しており、裏側分割ケース12に一体に形成されている。この抜け止め突出部12gは、ボタン電池20に係合してボタン電池20が電池取出穴12fから容易に抜け落ちてしまうことを防止している。
【0039】
また、裏側分割ケース12には、電池取出穴12fを閉塞する樹脂製の蓋13が、図7に示すネジNにより、脱着可能に取り付けられている。裏側分割ケース12と蓋13との間には第2シール部材14が配置され、ネジNの締め付けにより圧縮変形して、裏側分割ケースと蓋13との間をシールするようになっている。本実施形態では、ゴム製のOリングをシール部材14に適用させている。
【0040】
また、裏側分割ケース12には、ビスNとともに蓋13を覆うスライドカバー15が取り付けられている。当該スライドカバー15は裏側分割ケース12にスライドして脱着可能となるように取り付けられている。なお、上記スライド方向は、携帯型送信機の上下方向と一致する。
【0041】
図7はスライドカバー15を裏側分割ケース12から取り外した状態を示す斜視図であり、図8はスライドカバー15および蓋13を裏側分割ケース12から取り外した状態を示す斜視図である。
【0042】
裏側分割ケース12には、スライドカバー15に向けて延びるように形成され、スライドカバー15に係合するカバー用フック16aが備えられており、当該カバー用フック16aは、上記係合によりスライドカバー15の抜け止めとして機能している。
【0043】
また、裏側分割ケース12には、カバー用フック16aの抜け止め機能を解除操作する操作レバー16bが備えられている。操作レバー16bはカバー用フック16aと樹脂にて一体に形成されており、操作レバー16bを操作すると、カバー用フック16aはスライドカバー15から遠離るように動き、上記係合が解除されて、抜け止め機能が解除されることとなり、スライドカバー15がスライド可能となる。
【0044】
メカニカルキー50は、両分割ケース11、12にて形成された収納部10aに収納されており、スライドカバー15を裏側分割ケース12から取り外す向き(携帯型送信機の下側)と、メカニカルキー50を収納部10aから取り外す向きとが同一となるように構成されている。
【0045】
裏側分割ケース12には、メカニカルキー50に向けて延びるように形成され、メカニカルキー50に係合するキー用フック16cが備えられており、当該キー用フック16cは、上記係合によりメカニカルキー50の抜け止めとして機能している。
【0046】
キー用フック16cの抜け止め機能は、上述の操作レバー16bによって、カバー用フック16aの機能解除と連動して解除操作される。具体的には、操作レバー16bを操作すると、キー用フック16cはメカニカルキー50から遠離るように動き、上記係合が解除されて、抜け止め機能が解除されることとなり、メカニカルキー50はケース10から抜き出し可能となる。
【0047】
回路基板30は、プリント配線板31に押動式のタクトスイッチ32、アンテナ33、ターミナル34およびIC等を実装して構成されている。プリント配線板31は、裏側分割ケース12に表側から組み付けられており、タクトスイッチ32はプリント配線板31に対して表側に位置する。なお、タクトスイッチ32は複数備えられており、携帯型送信機の上下方向に並べて配置されている。
【0048】
また、プリント配線板31の裏側には、アンテナ33と、ボタン電池20のプラス極に接触するプラスターミナル34と、マイナス極に接触するマイナスターミナルとが実装されている。
【0049】
トランスポンダ40は、裏側分割ケース12に表側から圧入されて組み付けられている。これにより、トランスポンダ40がケース10に対してガタつくことによる異音発生を防止できる。
【0050】
そして、裏側分割ケース12には、トランスポンダ40とボタン電池20との間を仕切る仕切壁12hが形成されている。これにより、電池取出穴12fからトランスポンダ40が抜き取られてしまうことを確実に防止できる。
【0051】
回路基板30はボタン電池20を電源として作動するようになっており、上述のIDコードを自動的に常時発信するようになっている。また、回路基板30は、ユーザーのスイッチ操作によるタクトスイッチ32の作動にともなって、上述のIDコードを手動で発信するようになっている。
【0052】
図7は図5の部分拡大図であり、表側分割ケース11のうちタクトスイッチ32に対向する部分には開口部11fが形成されている。図1、図2、図4に示すように、当該開口部11fは複数形成されており、携帯型送信機の上下方向に並べて配置されている。
【0053】
開口部11fは、表側分割ケース11と一体に形成された樹脂製のフィルム部材17により覆われている。これにより、携帯型送信機の見栄えを良好にできるとともに、フィルム部材17の厚み方向に携帯型送信機の小型化を図ることができる。
【0054】
本実施形態では、複数の開口部11fを1枚のフィルム部材17で覆っている。そして、フィルム部材17のうち開口部11fに対応する部分を押せば、フィルム部材17が撓むとともにタクトスイッチ32が押し動かされることとなる。
【0055】
また、フィルム部材17は、透光性シート17aの裏面に機能表示部17b、17c、17dを印刷して構成されているので、機能表示部17b、17c、17dの摩擦等による印刷剥がれを回避できるとともに、印刷内容を変えるだけで表示内容を変更できる。よって、表示内容変更にともなうコストアップを抑制できる。
【0056】
ここで、ユーザーがフィルム部材17を押す操作力は、タクトスイッチ32自体が有する操作力に加え、フィルム部材17の撓みによって生じる弾性力により決定される。そして、フィルム部材17の撓みによって生じる弾性力は、開口部11fを小さくするほど大きくなる。そこで、開口部11fの大きさは、ユーザー操作力が所望の大きさとなるように設定されている。
【0057】
フィルム部材17は、透光性シート17aの裏面に機能表示部17b、17c、17dを印刷して構成されている。そして、透光性シート17aのうち開口部11fに対応する部分には機能表示部17b、17c、17dが印刷されている。一方、透光性シート17aのうち他の部分においても、機能表示部17b、17c、17dの背景としての印刷が施されており、ケース10内を目隠しするとともに意匠性を良好にすることを図っている。
【0058】
機能表示部17bは、ドアロックを施錠させる機能を表示しており、機能表示部17bに対応するタクトスイッチ32が押動操作されると、ドアロックを施錠させる旨の信号が送信される。機能表示部17cは、ドアロックを解除させる機能を表示しており、機能表示部17cに対応するタクトスイッチ32が押動操作されると、ドアロックを解除させる旨の信号が送信される。機能表示部17dは、トランクルームのドアを開ける機能を表示しており、機能表示部17dに対応するタクトスイッチ32が押動操作されると、トランクルームのドアを開ける旨の信号が送信される。
【0059】
なお、図4では4つのタクトスイッチ32が記載されているが、図1では3つの機能表示部17b、17c、17dに対応する3つのタクトスイッチ32しか使用されていない。これは、4つのタクトスイッチ32を使用する携帯型送信機と本実施形態のように3つのタクトスイッチ32を使用する携帯型送信機との共用化を図るためである。
【0060】
また、フィルム部材17のうち開口部11fに対向する部分の他は、表側分割ケース11にインモールドされて一体化されている。従って、フィルム部材17のうち上記一体化された部分は、開口部11fを囲うように環状に延びることとなり、これにより、開口部11f周囲はフィルム部材17によりシールされる。よって、開口部11fからケース10内への水の浸入を防止することができ、フィルム部材17に防水機能を備えさせることができる。
【0061】
タクトスイッチ32とフィルム部材17との間には、タクトスイッチ32とフィルム部材17とのギャップを調節する押子プレート(押子部材)11gが配置されている。押子プレート11gの板面は、タクトスイッチ32の操作される部位の形状と相似の形状(本実施形態では円形)に形成され、また、タクトスイッチ32の操作される部位よりも僅かに大きい面積となるように形成されている。
【0062】
特に、本実施形態では図4に示すようにフィルム部材17が湾曲した状態で配置しているため、各タクトスイッチ32により上記ギャップの大きさが異なる。よって、上述のように押子プレート11gによってギャップを調節するようにして好適なものである。なお、押子プレート11gは表側分割ケース11と樹脂により一体に形成されている。
【0063】
ここで、両分割ケース11、12の間には、当該両分割ケース11、12間をシールするゴム製の第1シール部材18bが配置されている。本実施形態では、ゴム製のOリングをシール部材18bに適用させている。
【0064】
また、回路基板30の表面側全体は、第1シール部材としての防水カバー18aにより覆われており、上記フィルム部材17に加え防水カバー18aによっても回路基板30は防水されるようになってる。そして、上記防水カバー18aはOリング18bとゴムにより一体に形成されている。
【0065】
図1の点線35は、プリント配線板31の表面に実装された光源(例えば発光ダイオード)を示している。そして、透光性シート17aの背景印刷部のうち発光ダイオード35に対応する部分には、透光部17eが形成されており、発光ダイオード35から発光した光は透光部17eを透過して携帯型発信機の所有者に視認される。
【0066】
因みに、本実施形態では、ボタン電池20の電圧が回路基板30を駆動させることができない電圧に近づいた際に、発光ダイオード35を発光停止させて、ボタン電池20の電圧低下を所有者に報知するようにしている。
【0067】
図1、図2および図4に示すように、表側分割ケース11の表面には、機能表示部17b、17c、17dをブラインド操作可能にするための凹凸部11iが形成されている。具体的には、凹凸部11iは複数の突起状に形成され、表側分割ケース11の下方部位に形成されている。
【0068】
なお、図4に示すように、フィルム部材17のうち機能表示部17b、17c、17dに対応する部分は、表側分割ケース11の表面から僅かに凹むように形成されており、これにより、機能表示部17b、17c、17dのブラインド操作を容易にするとともに、携帯型送信機をポケットに入れて携帯している場合等に、機能表示部17b、17c、17dを誤って押動操作してしまうことの防止を図っている。
【0069】
次に、上記構成による携帯型送信機の作動を説明すると、ボタン電池20の電圧が所定値以上である通常使用時には、キーレスエントリーシステムの車載受信機から所定距離だけ離れた第1エリア内に携帯型発信機が存在すると、回路基板30から自動的に発信されたIDコードが受信機に受信される。そして、キーレスエントリーシステムにて予め設定されているIDコードと受信したIDコードが一致した場合に、ドアロックの施錠、解除を行うアクチュエータが作動する。
【0070】
第1エリアよりも広い第2エリア内においては、回路基板30から自動的に発信されたIDコードは受信されないものの、機能表示部17b、17c、17dを押してタクトスイッチ32を手動操作することにより発信されたIDコードは受信可能となっており、上記アクチュエータが作動可能である。
【0071】
また、キーレススタータシステムの車載受信機は、携帯型送信機を持つ所有者が乗車した場合、回路基板30から自動的に発信されたIDコードが受信機に受信されて、キーレススタータシステムにて予め設定されているIDコードと受信したIDコードが一致した場合に、イグニッションスイッチをオンさせて、エンジンが始動される。
【0072】
以上により、車両ユーザーは、メカニカルキー50を用いることなく遠隔でドアロックを制御できる。また、メカニカルキー50を用いることなくエンジンを始動させることができる。
【0073】
一方、ボタン電池20の電圧が低くなって所定値未満となり、上述した回路基板30によるIDコード送信が不能になった緊急使用時には、操作レバー16bを操作してメカニカルキー20をケース10の収納部10aから取り出し、メカニカルキー20をドアの鍵穴に挿入して回動操作することにより、ドアロックの施錠、解除を行うことが可能である。
【0074】
また、回路基板30によるIDコード送信が不能になった場合にエンジン始動させたい場合には、車室内の運転席近傍に設けられた携帯型送信機収納穴に携帯型送信機を収納する。すると、上記収納穴近傍に備えられた呼掛機は、トランスポンダ40に向けて、IDコードを送信する旨の呼掛信号を自動的に送信する。トランスポンダ40は、車両側から電磁誘導等により電源供給され、上記呼掛信号を受信すると、収納穴近傍に備えられた受信機に向けてIDコードを送信する。そして、予め設定されているIDコードと受信したIDコードが一致した場合には、イグニッションスイッチをオンさせて、エンジンが始動される。
【0075】
なお、上記各々のIDコードはセキュリティ性を保つために暗号化されていることは勿論である。
【0076】
図9は、表側分割ケース11を樹脂成形する際の、金型K1、K2およびスライドコアK3の位置関係を示す断面図である。表側分割ケース11のうち嵌合凹部11cはスライドコアK3により形成されており、その他の部分は、上金型K1および下金型K2により形成されている。すなわち、表側分割ケース11のうちOリング18bが密着するシール面11hは、スライドコアK3とは別の下金型K2により形成されている。これにより、スライドラインLがシール面11hに形成されてしまうことを回避でき、スライドラインLによるシール不良を回避できる。
【0077】
なお、金型K1、K2は矢印Yの方向(上下方向)に脱型するようになっており、スライドコアK3は矢印Xの方向(矢印Yと直交する方向)に脱型するようになっている。
【0078】
そして、上述の構成による本実施形態によれば、ケース10を、表側分割ケース11と裏側分割ケース12とを取り外し不能に嵌合して構成しているので、ケース10を破損させることなくトランスポンダ40をケース10内から抜き出すことが極めて困難にできる。よって、ケース10に痕跡を残すことなくトランスポンダ40が抜き取られてしまうことを防止でき、上記キーレスエントリーシステムやキーレススタータシステムを不正に作動させることよる、車内物品の盗難や車両盗難の危険性を低減できる。
【0079】
(他の実施形態)
上記実施形態では、表側フック11aおよび裏側フック12aの両方を備えているが、両フック11a、12aのいずれか一方を廃止するようにしてもよい。
【0080】
また、上記実施形態では、第1エリア内に携帯型発信機が存在すると、回路基板30から自動的に発信されたIDコードの受信によりアクチュエータが作動する機能と、第2エリア内にて、機能表示部17b、17c、17dを押してタクトスイッチ32を手動操作することにより発信されたIDコードの受信によりアクチュエータが作動する機能とを備えているが、本発明の実施にあたり、第1エリア内にて自動発信されたIDコードの受信によりアクチュエータが作動する機能を廃止するようにしてもよい。
【0081】
また、上記実施形態では、本発明の携帯型送信機を、車両用の、キーレスエントリーシステムおよびキーレススタータシステムに適用させているが、本発明は、上記システムに限られるものではなく、また、車両用に限られるものでもない。例えば、本発明は携帯電話にも適用でき、また、住居の出入口に設けられたドアロックの施錠、解除を行うキーレスエントリーシステムにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯型送信機を表面側から見た正面図である。
【図2】図1の携帯型送信機を表面側かつ下側から見た斜視図である。
【図3】図1の携帯型送信機を裏面側かつ上側から見た斜視図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1のB−B断面図である。
【図6】図1における携帯型送信機の、両分割ケース11、12の嵌合部分を示す図5の拡大図である。
【図7】図1における携帯型送信機の、スライドカバー15を裏側分割ケース12から取り外した状態を示す斜視図である。
【図8】図1における携帯型送信機の、スライドカバー15および蓋13を裏側分割ケース12から取り外した状態を示す斜視図である。
【図9】図1における携帯型送信機の上側分割ケースを樹脂成形する際の、金型K1、K2およびスライドコアK3の位置関係を示す断面図である。
【図10】(a)は、図1における携帯型送信機の上側分割ケースを樹脂成形する際の、金型K1、K2およびスライドコアK3の位置関係を示す断面図であり、(b)は樹脂成形品を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…ケース、11…表側分割ケース、12…裏側分割ケース、
40…トランスポンダ。

Claims (5)

  1. 所定機器の作動許可条件としてのIDコードを送信するトランスポンダ(40)と、
    前記トランスポンダ(40)を収容するケース(10)とから構成された携帯型送信機において、
    前記ケース(10)は、表側分割ケース(11)と裏側分割ケース(12)とから構成されており、
    前記表側分割ケース(11)には、前記裏側分割ケース(12)に向かって延びる表側フック(11a)が形成され、前記裏側分割ケース(12)には、前記表側分割ケース(11)に向かって延びる裏側フック(12a)が形成され、前記両フック(11a、12a)のそれぞれには、嵌合凸部(11b、12b)および嵌合凹部(11c、12c)が形成されており、前記表側フック(11a)の嵌合凸部(11b)は前記裏側フック(12a)の嵌合凹部(12c)に嵌合し、前記裏側フック(12a)の嵌合凸部(12b)は前記表側フック(11a)の嵌合凹部(11c)に嵌合し、前記両嵌合凸部(11b、12b)のうち嵌合後に係合する係合面(11e、12e)が、嵌合方向に対して略水平に拡がる面に形成されていることにより、前記表側分割ケース(11)と前記裏側分割ケース(12)とが取り外し不能に嵌合されていると共に、
    前記ケース(10)には電池(20)および回路基板(30)が収容されており、
    前記裏側分割ケース(12)のうち前記電池(20)に対向する部分には、電池取出穴(12f)が形成され、前記裏側分割ケース(12)には、前記電池取出穴(12f)を閉塞する蓋(13)が脱着可能に取り付けられており、
    前記裏側分割ケース(12)には、前記トランスポンダ(40)と前記電池(20)との間に仕切壁(12h)が形成され、この仕切壁(12h)と前記回路基板(30)とによって前記トランスポンダと前記電池とが仕切られていることを特徴とする携帯型送信機。
  2. 前記両分割ケース(11、12)の間には、前記両分割ケース(11、12)をシールする第1シール部材(18b)が備えられ、
    前記表側分割ケースを樹脂成形するにあたり、前記嵌合凹部(11c)はスライドコア(K3)により形成されており、
    前記表側分割ケースのうち前記第1シール部材(18b)が密着するシール面(11h)は、前記スライドコア(K3)とは別の金型(K1)により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型送信機。
  3. 前記複数のフック(11a、12a)のうち所定のフックは、他のフックに比べて、前記嵌合を取り外そうとする力に対して容易に破損するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型送信機。
  4. 前記電池取出穴(12f)には、前記一方の分割ケースと前記蓋(13)とをシールする第2シール部材(14)が備えられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の携帯型送信機。
  5. 前記ケース(10)には、前記電池(20)を電源として前記IDコードと同一のIDコードを送信する電子回路が収容されており、前記電池(20)の電圧が所定値以上である通常使用時には、前記電子回路から前記IDコードを送信して前記所定機器の作動を許可し、前記電池(20)の電圧が所定値未満である緊急使用時には、前記トランスポンダ(40)から前記IDコードを送信して前記所定機器の作動を許可するようになっていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の携帯型送信機。
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