JPH0722943Y2 - 送信装置 - Google Patents
送信装置Info
- Publication number
- JPH0722943Y2 JPH0722943Y2 JP1991078685U JP7868591U JPH0722943Y2 JP H0722943 Y2 JPH0722943 Y2 JP H0722943Y2 JP 1991078685 U JP1991078685 U JP 1991078685U JP 7868591 U JP7868591 U JP 7868591U JP H0722943 Y2 JPH0722943 Y2 JP H0722943Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- dielectric strength
- transmitter
- circuit
- weak dielectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05F—STATIC ELECTRICITY; NATURALLY-OCCURRING ELECTRICITY
- H05F3/00—Carrying-off electrostatic charges
- H05F3/02—Carrying-off electrostatic charges by means of earthing connections
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C9/00944—Details of construction or manufacture
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/02—Bases, casings, or covers
- H01H9/0214—Hand-held casings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、樹脂製のケース内に車
両のドアロック等を遠隔的に施解錠するための送信回路
等の電気回路を収容してなる送信装置に関するものであ
る。
両のドアロック等を遠隔的に施解錠するための送信回路
等の電気回路を収容してなる送信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置については、例えば
特開平2−288592号公報等において提案されてお
り、すでに公知である。
特開平2−288592号公報等において提案されてお
り、すでに公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種の送信装置は、
携帯用としてなるべく小型にする必要があることから、
送信回路等を組み込んだ回路基板はケース内にぎりぎり
に収容されるのが一般的である。通常、この種の送信装
置には、ケースの表面に露出して施解錠信号を送信する
ための押ボタンが設けられており、また、ケースは、組
付性を考慮して上ケースと下ケースとの合わせ構造とさ
れている場合が多く、前記回路基板は押ボタンやケース
の合わせ面に近接して配置される構造となっている。と
ころで、押ボタンの薄肉部分や上ケースと下ケースとの
接合面は他の部分に比して絶縁耐力が劣り、しかも前述
のようにその部分が回路基板に比較的近接しているた
め、人体に静電気が帯電している場合には、静電気によ
るサージ電流がこれらの部分を通ってケース内の回路基
板に流れ込みやすくなり、ICチップやその他の回路素
子を破壊して送信装置の機能を損なう虞れがある。
携帯用としてなるべく小型にする必要があることから、
送信回路等を組み込んだ回路基板はケース内にぎりぎり
に収容されるのが一般的である。通常、この種の送信装
置には、ケースの表面に露出して施解錠信号を送信する
ための押ボタンが設けられており、また、ケースは、組
付性を考慮して上ケースと下ケースとの合わせ構造とさ
れている場合が多く、前記回路基板は押ボタンやケース
の合わせ面に近接して配置される構造となっている。と
ころで、押ボタンの薄肉部分や上ケースと下ケースとの
接合面は他の部分に比して絶縁耐力が劣り、しかも前述
のようにその部分が回路基板に比較的近接しているた
め、人体に静電気が帯電している場合には、静電気によ
るサージ電流がこれらの部分を通ってケース内の回路基
板に流れ込みやすくなり、ICチップやその他の回路素
子を破壊して送信装置の機能を損なう虞れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来技術にお
ける上記のような問題点を解決することを目的とするも
のであり、その手段として、樹脂製のケース内に施解錠
信号を送信するための送信回路を収容してなる送信装置
において、前記ケースは少なくとも2つの弱絶縁耐力部
分を有し、複数のアースプレートが前記送信回路とケー
スの間に設けられ、前記少なくとも2つの弱絶縁耐力部
分は、前記複数のアースプレートの少なくとも1つと近
接し、前記複数のアースプレートを電気的に接続するこ
とにより、前記少なくとも2つの弱絶縁耐力部分の間で
低抵抗な回路が形成されるようにしたものである。
ける上記のような問題点を解決することを目的とするも
のであり、その手段として、樹脂製のケース内に施解錠
信号を送信するための送信回路を収容してなる送信装置
において、前記ケースは少なくとも2つの弱絶縁耐力部
分を有し、複数のアースプレートが前記送信回路とケー
スの間に設けられ、前記少なくとも2つの弱絶縁耐力部
分は、前記複数のアースプレートの少なくとも1つと近
接し、前記複数のアースプレートを電気的に接続するこ
とにより、前記少なくとも2つの弱絶縁耐力部分の間で
低抵抗な回路が形成されるようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は上ケースを示す底面図、図2は図1のA−
A断面図、図3は本考案に係る送信装置の平面図、図4
は図3のB−B断面図、図5は図3のC−C断面図、図
6は本考案に係る送信装置において下ケースを取り除い
た状態を示す底面図、図7は本考案に係る送信装置の作
用説明図である。
する。図1は上ケースを示す底面図、図2は図1のA−
A断面図、図3は本考案に係る送信装置の平面図、図4
は図3のB−B断面図、図5は図3のC−C断面図、図
6は本考案に係る送信装置において下ケースを取り除い
た状態を示す底面図、図7は本考案に係る送信装置の作
用説明図である。
【0006】図3ないし図6に示すように、送信装置1
は、互いに接着固定される樹脂製の上ケース2と同じく
樹脂製の下ケース3とにより構成されている。前記上ケ
ース2には、その下面にインサートナット16が圧入固
定されており、前記下ケース3に後述するカバー12を
取り付けるに際し、金属製ボルト11を該インサートナ
ット16に螺着するようにされている。また、上ケース
2には、その全周及び前記インサートナット16の周り
に凹溝17,18が形成されており、一方、前記下ケー
ス3には該凹溝17,18に対応して凸条部19,20
が形成されている。そして、凹溝17,18に接着剤を
注入し、該凹溝17,18に凸条部19,20を嵌合さ
せることにより、上ケース2と下ケース3とを接着固定
するようにされている。前記送信装置1の前方には透光
性樹脂レンズ(以下、レンズという。)9が接着固定さ
れている。また、上ケース2内には、プリント基板4が
収容されており、該プリント基板4の上面には、送信回
路等が組み込まれたICチップ5,スイッチ6等の回路
素子が実装されている。ここで、前記上ケース2の表面
には、可撓性を有するゴム製の押ボタン10が露出して
設けられており、該押ボタン10に加えられる押圧操作
力によってスイッチ6をオンにすることができるように
されている。一方、プリント基板4の下面には、プラス
端子13とマイナス端子14が設けられており、該プラ
ス端子13とマイナス端子14とは前記下ケース3内に
収容された電池15の各電極に接触した状態にされてい
る。尚、下ケース3には、前記インサートナット16に
螺着される金属製ボルト11によってカバー12が着脱
自在に取り付けられており、これにより電池15を簡単
に交換することができるようにされている。ここで、カ
バー12と下ケース3との間にはOリング21が介在さ
れており、これにより送信装置1内に浸水することがな
いようにされている。
は、互いに接着固定される樹脂製の上ケース2と同じく
樹脂製の下ケース3とにより構成されている。前記上ケ
ース2には、その下面にインサートナット16が圧入固
定されており、前記下ケース3に後述するカバー12を
取り付けるに際し、金属製ボルト11を該インサートナ
ット16に螺着するようにされている。また、上ケース
2には、その全周及び前記インサートナット16の周り
に凹溝17,18が形成されており、一方、前記下ケー
ス3には該凹溝17,18に対応して凸条部19,20
が形成されている。そして、凹溝17,18に接着剤を
注入し、該凹溝17,18に凸条部19,20を嵌合さ
せることにより、上ケース2と下ケース3とを接着固定
するようにされている。前記送信装置1の前方には透光
性樹脂レンズ(以下、レンズという。)9が接着固定さ
れている。また、上ケース2内には、プリント基板4が
収容されており、該プリント基板4の上面には、送信回
路等が組み込まれたICチップ5,スイッチ6等の回路
素子が実装されている。ここで、前記上ケース2の表面
には、可撓性を有するゴム製の押ボタン10が露出して
設けられており、該押ボタン10に加えられる押圧操作
力によってスイッチ6をオンにすることができるように
されている。一方、プリント基板4の下面には、プラス
端子13とマイナス端子14が設けられており、該プラ
ス端子13とマイナス端子14とは前記下ケース3内に
収容された電池15の各電極に接触した状態にされてい
る。尚、下ケース3には、前記インサートナット16に
螺着される金属製ボルト11によってカバー12が着脱
自在に取り付けられており、これにより電池15を簡単
に交換することができるようにされている。ここで、カ
バー12と下ケース3との間にはOリング21が介在さ
れており、これにより送信装置1内に浸水することがな
いようにされている。
【0007】また、前記プリント基板4の下面には、施
解錠信号を発信させるための赤外線発光素子7と、この
信号の発信状態を確認するためのモニタ用可視光素子8
とが前記レンズ9に臨んで並設されており、該赤外線発
光素子7とモニタ用可視光素子8とは前記送信回路に電
気的に接続されている。これにより、前記押ボタン10
を押圧すれば、スイッチ6を介して送信回路が作動し、
該送信回路の出力信号によって赤外線発光素子7から赤
外線コード信号が送信されるので、車両側のドアロック
を遠隔的に施解錠することができる。
解錠信号を発信させるための赤外線発光素子7と、この
信号の発信状態を確認するためのモニタ用可視光素子8
とが前記レンズ9に臨んで並設されており、該赤外線発
光素子7とモニタ用可視光素子8とは前記送信回路に電
気的に接続されている。これにより、前記押ボタン10
を押圧すれば、スイッチ6を介して送信回路が作動し、
該送信回路の出力信号によって赤外線発光素子7から赤
外線コード信号が送信されるので、車両側のドアロック
を遠隔的に施解錠することができる。
【0008】図1,図2,図4,図5,図6に示すよう
に、前記押ボタン10の下面には、可撓性を有する薄い
アルミテープからなる第1のアースプレート22が貼り
付けられている。また、送信装置1の内側には、上ケー
ス2と下ケース3との接合面に近接して第2のアースプ
レート23,24が設けられており、該第2のアースプ
レート23,24はそれぞれ前記第1のアースプレート
22に接続されている。さらに、前記インサートナット
16の近傍には第3のアースプレート25が設けられて
おり、該第3のアースプレート25も前記第1のアース
プレート22に接続されている。
に、前記押ボタン10の下面には、可撓性を有する薄い
アルミテープからなる第1のアースプレート22が貼り
付けられている。また、送信装置1の内側には、上ケー
ス2と下ケース3との接合面に近接して第2のアースプ
レート23,24が設けられており、該第2のアースプ
レート23,24はそれぞれ前記第1のアースプレート
22に接続されている。さらに、前記インサートナット
16の近傍には第3のアースプレート25が設けられて
おり、該第3のアースプレート25も前記第1のアース
プレート22に接続されている。
【0009】次に本実施例の作用について説明する。指
が押ボタン10に接触した状態で金属製ボルト11付近
を車体基板等の外部アース体に接触させると、人体に帯
電していた静電気は、押ボタン10の薄肉部分(図5参
照)を通して送信装置1内に入り込むが、この静電気は
まず第1のアースプレート22に流れ、次いで、第3の
アースプレート25から上ケース2と下ケース3との接
合面を経由してインサートナット16に流れていき、金
属製ボルト11を介して最終的に外部アース体に落ちる
(図7矢印イ)。尚、上ケース2と下ケース3との接合
面付近に外部アース体が存在するときには、押ボタン1
0の薄肉部分を通して送信装置1内に入り込んだ静電気
は、まず第1のアースプレート22に流れ、次いで、第
2のアースプレート23(あるいは24)から上ケース
2と下ケース3との接合面を経由して外部アース体に落
ちる(図7矢印ロ)。また、指が上ケース2と下ケース
3との接合面に接触した状態で金属製ボルト11付近を
外部アース体に接触させると、人体に帯電していた静電
気は、上ケース2と下ケース3との接合面を通して送信
装置1内に入り込むが、この静電気はまず一方の第2の
アースプレート24(あるいは23)を経由して第1の
アースプレート22に流れ、次いで、第3のアースプレ
ート25から上ケース2と下ケース3との接合面を経由
してインサートナット16に流れていき、金属製ボルト
11を介して最終的に外部アース体に落ちる(図7矢印
ハ)。尚、上ケース2と下ケース3との接合面付近に外
部アース体が存在するときには、上ケース2と下ケース
3との接合面を通して送信装置1内に入り込んだ静電気
は、一方の第2のアースプレート24(あるいは23)
から第1のアースプレート22を経由して他方の第2の
アースプレート23(あるいは24)に流れ、上ケース
2と下ケース3との接合面を経由して外部アース体に落
ちる(図7矢印ニ)。また、指が金属製ボルト11付近
に接触した状態で上ケース2と下ケース3との接合面を
外部アース体に接触させると、人体に帯電していた静電
気は、金属製ボルト11を通して送信装置1内に入り込
むが、この静電気はまずインサートナット16から上ケ
ース2と下ケース3との接合面を経由して第3のアース
プレート25に流れ、次いで、第1のアースプレート2
2から第2のアースプレート23(あるいは24)に流
れていき、上ケース2と下ケース3との接合面を介して
最終的に外部アース体に落ちる(図7矢印ホ)。また逆
に、押ボタン10が外部アース体に接触している場合に
は、金属製ボルト11や上ケース2と下ケース3との接
合面を通して送信装置1内に入り込んだ静電気は、第3
のアースプレート25や第2のアースプレート23,2
4を経由して第1のアースプレート22に流れ、押ボタ
ン10の薄肉部分を経由して外部アース体に落ちる(図
7矢印イ,ロの逆方向)。このように、人体に帯電して
いた静電気は、送信回路等にはほとんど流れ込むことが
ないので、回路素子が破壊されて送信装置の機能を損な
うことはない。
が押ボタン10に接触した状態で金属製ボルト11付近
を車体基板等の外部アース体に接触させると、人体に帯
電していた静電気は、押ボタン10の薄肉部分(図5参
照)を通して送信装置1内に入り込むが、この静電気は
まず第1のアースプレート22に流れ、次いで、第3の
アースプレート25から上ケース2と下ケース3との接
合面を経由してインサートナット16に流れていき、金
属製ボルト11を介して最終的に外部アース体に落ちる
(図7矢印イ)。尚、上ケース2と下ケース3との接合
面付近に外部アース体が存在するときには、押ボタン1
0の薄肉部分を通して送信装置1内に入り込んだ静電気
は、まず第1のアースプレート22に流れ、次いで、第
2のアースプレート23(あるいは24)から上ケース
2と下ケース3との接合面を経由して外部アース体に落
ちる(図7矢印ロ)。また、指が上ケース2と下ケース
3との接合面に接触した状態で金属製ボルト11付近を
外部アース体に接触させると、人体に帯電していた静電
気は、上ケース2と下ケース3との接合面を通して送信
装置1内に入り込むが、この静電気はまず一方の第2の
アースプレート24(あるいは23)を経由して第1の
アースプレート22に流れ、次いで、第3のアースプレ
ート25から上ケース2と下ケース3との接合面を経由
してインサートナット16に流れていき、金属製ボルト
11を介して最終的に外部アース体に落ちる(図7矢印
ハ)。尚、上ケース2と下ケース3との接合面付近に外
部アース体が存在するときには、上ケース2と下ケース
3との接合面を通して送信装置1内に入り込んだ静電気
は、一方の第2のアースプレート24(あるいは23)
から第1のアースプレート22を経由して他方の第2の
アースプレート23(あるいは24)に流れ、上ケース
2と下ケース3との接合面を経由して外部アース体に落
ちる(図7矢印ニ)。また、指が金属製ボルト11付近
に接触した状態で上ケース2と下ケース3との接合面を
外部アース体に接触させると、人体に帯電していた静電
気は、金属製ボルト11を通して送信装置1内に入り込
むが、この静電気はまずインサートナット16から上ケ
ース2と下ケース3との接合面を経由して第3のアース
プレート25に流れ、次いで、第1のアースプレート2
2から第2のアースプレート23(あるいは24)に流
れていき、上ケース2と下ケース3との接合面を介して
最終的に外部アース体に落ちる(図7矢印ホ)。また逆
に、押ボタン10が外部アース体に接触している場合に
は、金属製ボルト11や上ケース2と下ケース3との接
合面を通して送信装置1内に入り込んだ静電気は、第3
のアースプレート25や第2のアースプレート23,2
4を経由して第1のアースプレート22に流れ、押ボタ
ン10の薄肉部分を経由して外部アース体に落ちる(図
7矢印イ,ロの逆方向)。このように、人体に帯電して
いた静電気は、送信回路等にはほとんど流れ込むことが
ないので、回路素子が破壊されて送信装置の機能を損な
うことはない。
【0008】
【考案の効果】本考案は、以上のように構成したので、
人体に帯電した静電気によるサージ電流は、一方の弱絶
縁耐力部分から侵入してアースプレートを介して他方の
弱絶縁耐力部分に流れることとなり、確実にアースプレ
ートを導通して外部に放出されるので、サージ電流が送
信回路の電気回路内に流れ込み回路素子が破壊されて送
信装置の機能を損なうことがないという優れた効果があ
る。
人体に帯電した静電気によるサージ電流は、一方の弱絶
縁耐力部分から侵入してアースプレートを介して他方の
弱絶縁耐力部分に流れることとなり、確実にアースプレ
ートを導通して外部に放出されるので、サージ電流が送
信回路の電気回路内に流れ込み回路素子が破壊されて送
信装置の機能を損なうことがないという優れた効果があ
る。
【図1】上ケースを示す底面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本考案に係る送信装置の平面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】図3のC−C断面図である。
【図6】本考案に係る送信装置において下ケースを取り
除いた状態を示す底面図である。
除いた状態を示す底面図である。
【図7】本考案に係る送信装置の作用説明図である。 1 送信装置 2 上ケース 3 下ケース 4 プリント基板 5 ICチップ 6 スイッチ 10 押ボタン 11 金属製ボルト 12 カバー 15 電池 16 インサートナット 17 凹溝 18 凹溝 19 凸条部 20 凸条部 22 第1のアースプレート 23 第2のアースプレート 24 第2のアースプレート 25 第3のアースプレート
Claims (4)
- 【請求項1】樹脂製のケース内に施解錠信号を送信する
ための送信回路を収容してなる送信装置において、前記
ケースは少なくとも2つの弱絶縁耐力部分を有し、複数
のアースプレートが前記送信回路とケースの間に設けら
れ、前記少なくとも2つの弱絶縁耐力部分は、前記複数
のアースプレートの少なくとも1つと近接し、前記複数
のアースプレートを電気的に接続することにより、前記
少なくとも2つの弱絶縁耐力部分の間で低抵抗な回路が
形成されるようにしたことを特徴とする送信装置。 - 【請求項2】送信回路は該送信回路を制御するスイッチ
を有し、ケースには前記スイッチを覆う可撓性を有する
押ボタンが設けられ、弱絶縁耐力部分の少なくとも1つ
は前記可撓性を有する押ボタンであり、複数のアースプ
レートの1つは可撓性を有する押ボタンの下に設けられ
た第1のアースプレートであることを特徴とする請求項
1記載の送信装置。 - 【請求項3】ケースは上ケースと下ケースの少なくとも
2つのケース部品により構成され、該少なくとも2つの
ケース部品は接合され、弱絶縁耐力部分の少なくとも1
つは接合面であり、複数のアースプレートの1つは送信
回路と前記接合面の間に設けられた第2のアースプレー
トであることを特徴とする請求項1記載の送信装置。 - 【請求項4】ケースは電池の交換をするために取り外し
可能に設けられたカバーを有し、該カバーは金属製ボル
トで固定され、弱絶縁耐力部分の少なくとも1つは前記
金属製ボルト近接部分であり、複数のアースプレートの
1つは金属ボルトに近接して設けられた第3のアースプ
レートであることを特徴とする請求項1記載の送信装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078685U JPH0722943Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 送信装置 |
DE4220214A DE4220214C2 (de) | 1991-06-25 | 1992-06-20 | Übertragungsvorrichtung |
US07/903,907 US5351051A (en) | 1991-06-25 | 1992-06-25 | Transmission device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078685U JPH0722943Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 送信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054689U JPH054689U (ja) | 1993-01-22 |
JPH0722943Y2 true JPH0722943Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=13668731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991078685U Expired - Fee Related JPH0722943Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 送信装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5351051A (ja) |
JP (1) | JPH0722943Y2 (ja) |
DE (1) | DE4220214C2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE59202628D1 (de) * | 1992-07-29 | 1995-07-27 | Siemens Ag | Handsender eines fernsteuerbaren Schliesssystemes, bevorzugt für ein Kfz. |
DE4307909A1 (de) * | 1993-03-12 | 1994-09-15 | Marquardt Gmbh | Gehäuseteil mit Drucktastenschalter |
FR2714252B1 (fr) * | 1993-12-17 | 1996-01-19 | Valeo Electronique | Boîtier de commande à distance, notamment pour une installation de verrouillage électrique des ouvrants d'un véhicule automobile, et une telle installation. |
FR2714565B1 (fr) * | 1993-12-29 | 1996-01-19 | Cinch Connecteurs Sa | Perfectionnements aux télécommandes. |
DE19605201B4 (de) * | 1996-02-13 | 2007-04-12 | Marquardt Gmbh | Gehäuse für einen elektronischen Schlüssel |
DE19915969A1 (de) * | 1998-04-28 | 1999-11-04 | Marquardt Gmbh | Gehäuseteil mit einem Betätigungsorgan |
USD430854S (en) * | 1999-03-19 | 2000-09-12 | Legrand | Hand-held dimmer |
JP3900063B2 (ja) * | 2002-10-30 | 2007-04-04 | 株式会社デンソー | 携帯機のケース |
US20040137939A1 (en) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Deubler Donald L. | Method and system for wireless communication |
USD496638S1 (en) | 2003-11-12 | 2004-09-28 | Firefly Mobile, Inc. | Cellular telephone |
JP4190934B2 (ja) * | 2003-04-10 | 2008-12-03 | 株式会社デンソー | 携帯型送信機 |
US7839655B2 (en) * | 2006-05-22 | 2010-11-23 | Continental Automotive Systems Us, Inc. | Peg and hole press fit plastic housing |
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