JPH0694744B2 - キー装置 - Google Patents

キー装置

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JPH0694744B2
JPH0694744B2 JP19532790A JP19532790A JPH0694744B2 JP H0694744 B2 JPH0694744 B2 JP H0694744B2 JP 19532790 A JP19532790 A JP 19532790A JP 19532790 A JP19532790 A JP 19532790A JP H0694744 B2 JPH0694744 B2 JP H0694744B2
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JP
Japan
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key
case
circuit
push button
key device
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JP19532790A
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Inventor
恒徳 矢野
貞則 渡会
Original Assignee
株式会社本田ロック
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、機械的なキー体の把持部に設けた樹脂製のケ
ース内にロック装置を施解錠するための送信回路等の電
気回路を収容してなるキー装置に関するものである。
(従来技術) この種のキー装置については、例えば実開昭61−115466
号公報等においてすでに提案されており、公知である。
そして、この種のキー装置には、ケースの表面に露出し
て押ボタンが設けられており、この押ボタンを押圧する
ことにより、無線信号を発信して車両等のロック装置を
遠隔的に施解錠できるようにされている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、人体に静電気が帯電している場合にキー本体
をキーシリンダに挿入すると、キー把持部が比較的絶縁
耐力の大きい樹脂製のケースであるにもかかわらず金属
製のキーを介して人体から車体側にサージ電流が流れる
ことがある。これは、押ボタン部が可撓性を有する薄肉
のゴム等で形成されているため、この押ボタンの薄肉部
分を通してキー本体に放電することが原因の一つとして
考えられる。そして、送信回路が押ボタンに近接して配
置されているような場合には、前記サージ電流が該送信
回路に流れ込み、ICチップやその他の回路素子を破壊し
てキー装置の機能を損なう虞れがある。また、キー装置
が車両側と電気的に接続される外部端子、例えば充電端
子を有している場合には、この外部端子が露出構造であ
り、かつキー装置の電気回路に接続されているために、
人体から外部端子に放電すると、送信回路にサージ電流
が流れ込み、この場合にもやはり前述と同じ問題が生じ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、従来技術における上記のような問題点を解決
することを目的とするものであり、その手段として、キ
ー本体と、該キー本体の把持部に設けられた樹脂製のケ
ース内に収容された電気回路と、前記キー本体をキーシ
リンダに挿入したときに前記電気回路を車両側回路に電
気的に接続するための外部端子とを備えたキー装置にお
いて、前記ケースの表面に前記電気回路を制御するスイ
ッチ部を設けると共に、前記ケースの内部に該スイッチ
部の下方に近接してキー本体に電気的に接続されるアー
スプレートを設け、前記外部端子をツェナーダイオード
を介して該アースプレートに接続したものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るキー装置の平面断面図、第2図は
その側面断面図、第3図は本発明に係るキー装置の作用
説明図である。
第1図,第2図に示すように、キー本体1には、その基
部2の両面にわたって回路基板3が貼着されていると共
に、該回路基板3の全面を覆って樹脂製のケース4が取
付けられている。前記回路基板3は、送信回路等が組込
まれたICチップ5などの電子部品及び送信回路を作動さ
せるための押ボタンスイッチ6が実装された可撓性を有
するフィルム状プリント基板からなっており、前記基部
2の両面を覆うように折り畳まれている。そして、ICチ
ップ5などが実装された面の反対側の面には、充放電可
能な内蔵電池7を含む電源部が形成されている。
前記ケース4の表面には、可撓性を有するゴムで形成さ
れた押ボタン8が露出して設けられており、該押ボタン
8に加えられる押圧操作力は、皿バネ15を介して前記押
ボタンスイッチ6に伝達される。また、前記ケース4に
は、その前部に一対の発光ダイオード17a,17bが設けら
れており、該発光ダイオード17a,17bは前記発信回路に
電気的に接続されている。そして、押ボタン8を押圧す
ることにより、押ボタンスイッチ6を介して送信回路を
作動させ、該送信回路の出力信号によって発光ダイオー
ド17a,17bから赤外線コード信号を送信して、車両側の
ロック装置を遠隔的に施解錠することができるようにさ
れている。
第1図ないし第3図に示すように、前記キー本体1の基
部には、一対の充電端子10a,10bが露出して設けられて
おり、キー本体1を車両のイグニッションキーシリンダ
に挿入してオン位置にもっていったときに、該充電端子
10a,10bがイグニッションキーシリンダ側のターミナル
に接続され、これにより車両側バッテリの電圧がキー本
体1の前記内蔵電池7に印加されて内蔵電池7が充電さ
れるようにされている。尚、充電端子10a,10bは、絶縁
樹脂11a,11bを介在させてキー本体1に取付けられてい
る。前記充電端子10a,10bは、前記回路基板3上に配置
された4個のダイオード12a,12b,12c,12dからなる整流
回路を介して前記内蔵電池7に接続されており、これに
よりイグニッションキーシリンダへのキー本体1の挿入
の向きにかかわりなく充電電圧の極性が一定となるよう
にされている。ここで、ダイオード12a,12bはツェナー
ダイオードであり、充電端子10a,10bから一定値以上の
電圧が印加されたときには逆方向の電流が流れるように
されている。
前記ケース体4の内部には、前記押ボタン8の下端に近
接してドーナツ状のアースプレート13が配置されてお
り、該アースプレート13には、3個の脚片13a,13b及び1
3cが形成されている。そして、脚片13a,13bはキー本体
1に直接接触させて設けられており、脚片13cは前記回
路基板3上に配置されたツェナーダイオード14の一端に
ハンダ付けされている。このツェナーダイオード14の他
端は、充電回路のマイナス側に接続されており、これに
より前記充電端子10aからのサージ電流をアースプレー
ト13を経由させてキー本体1へ流すことができる一方、
充電時にアースプレート13へ電流が流れることがないよ
うにされている。
次に本実施例の作用について説明する。
指が押ボタン8に接触した状態でキー本体1を車両ドア
のキーシリンダに挿入すると、人体に帯電していた静電
気は、押ボタン8の薄肉部分(第2図参照)を通してケ
ース4の内部に入り込むが、この静電気はアースプレー
ト13を経由してキー本体1に流れ、最終的に車体側アー
ス16に落ちる(第3図矢印イ)。また、指が充電端子10
aに接触した状態でキー本体1を車両のドアシリンダに
挿入すると、人体に帯電していた静電気は、ツェナーダ
イオード12a,14及びアースプレート13を経由してキー本
体1に流れていき、最終的に車体側アース16に落ちる
(第3図矢印ロ,ハ,ニ)。尚、充電端子10bの場合も
同様にアース16に落ちる。このように、人体に帯電して
いた静電気は、送信回路等にはほとんど流れ込まないの
で、回路素子が破壊されることはない。
尚、上記実施例においては、充電端子10aに接続された
ツェナーダイオード14を、アースプレート13を介してキ
ー本体1に接続しているが、このような構成に限定され
るものではなく、アースプレート13を介さずに直接キー
本体1に接続するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明は、以上のように構成したので、スイッチ部又は
外部端子に指を接触させた状態でキー本体を把持してキ
ーシリンダに挿入すると、人体に帯電していた静電気は
スイッチ部又はツェナーダイオードを経由しアースプレ
ートを介してキー本体に流れ車体側アースに落ちる。こ
のため、静電気はキー装置の電気回路にはほとんど流れ
込むまなくなるので、回路素子が破壊されてキー装置の
機能を損なうことはないというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るキー装置の平面断面図、第2図は
その側面断面図、第3図は本発明に係るキー装置の作用
説明図である。 1…キー本体、3…回路基板 4…ケース、5…ICチップ 6…押ボタンスイッチ、7…内蔵電池 8…押ボタン 10a,10b…充電端子 13…アースプレート 14…ツェナーダイオード 17a,17b…発光ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キー本体と、該キー本体の把持部に設けら
    れた樹脂製のケース内に収容された電気回路と、前記キ
    ー本体をキーシリンダに挿入したときに前記電気回路を
    車両側回路に電気的に接続するための外部端子とを備え
    たキー装置において、前記ケースの表面に前記電気回路
    を制御するスイッチ部を設けると共に、前記ケースの内
    部に該スイッチ部の下方に近接してキー本体に電気的に
    接続されるアースプレートを設け、前記外部端子をツェ
    ナーダイオードを介して該アースプレートに接続したこ
    とを特徴とするキー装置。
JP19532790A 1990-07-23 1990-07-23 キー装置 Expired - Fee Related JPH0694744B2 (ja)

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