JPS5923327Y2 - 静電防止型スイツチ - Google Patents
静電防止型スイツチInfo
- Publication number
- JPS5923327Y2 JPS5923327Y2 JP3989678U JP3989678U JPS5923327Y2 JP S5923327 Y2 JPS5923327 Y2 JP S5923327Y2 JP 3989678 U JP3989678 U JP 3989678U JP 3989678 U JP3989678 U JP 3989678U JP S5923327 Y2 JPS5923327 Y2 JP S5923327Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- operating shaft
- contact
- hole
- mounting bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、スイッチ操作のときに指先等に帯電した静
電気がスイッチの金属製操作軸を介して回路中に流入す
るのを防止した静電防止型スイッチに関する。
電気がスイッチの金属製操作軸を介して回路中に流入す
るのを防止した静電防止型スイッチに関する。
金属製操作軸を操作してスイッチ操作をする方式のスイ
ッチにおいては、円滑な操作感を得るため操作軸を合成
樹脂等の低摩擦係数を有する絶縁性材料で支承せしめる
場合がある。
ッチにおいては、円滑な操作感を得るため操作軸を合成
樹脂等の低摩擦係数を有する絶縁性材料で支承せしめる
場合がある。
この場合操作するときに指先が操作軸に接近した際指先
に静電気が帯電していると、その静電気がノブを飛び越
して金属製操作軸にスパーク放電し、更にスイッチの操
作軸を介して静電気がスイッチの接点端子に放電され回
路中に流入する。
に静電気が帯電していると、その静電気がノブを飛び越
して金属製操作軸にスパーク放電し、更にスイッチの操
作軸を介して静電気がスイッチの接点端子に放電され回
路中に流入する。
スイッチの操作軸は本来スイッチの接点端子とは絶縁状
態にあるが、流入する静電気が多量であると、操作軸の
一部からスイッチの接点端子に放電し、このときスイッ
チにより開閉される部材が十分な耐圧を有していれば別
設問題ないが、例えばIC回路であるとこの際の衝撃電
圧によって破壊されることがある。
態にあるが、流入する静電気が多量であると、操作軸の
一部からスイッチの接点端子に放電し、このときスイッ
チにより開閉される部材が十分な耐圧を有していれば別
設問題ないが、例えばIC回路であるとこの際の衝撃電
圧によって破壊されることがある。
この考案は、指先等に帯電した静電気が、スイッチ操作
のときにスイッチの操作軸を伝わってIC回路等に流入
するのを防止したスイッチを目的としてなされ、即ちス
イッチの操作軸が金属材料で形成されかつ操作軸の軸受
となるスイッチ本体が合成樹脂等の絶縁性材料で形成さ
れると共に可動接点及び固定接点よりなるスイッチ機構
が前記操作軸とは絶縁状態に配設されたスイッチにおい
て、操作軸が挿通される通孔及びアースされた装置ボテ
゛イに取付けるネジ孔を有しかつ側縁より後向きに延長
した一対の翼子とを有するボディ取付金具をスイッチ本
体の前部に当接させ、スイッチにおいて、スイッチ本体
の後部に操作軸の端部が貫通される孔を有するアースプ
レートを設け、該アースプレートとボテ゛イ取付金具の
異子とを加締一体化してスイッチ本体を保持すると共に
、前記操作軸の端部には、この操作軸の非押込み操作時
に前記スイッチ本体内部に配設した押ボタンスイッチ機
能用リターンスプリングの付勢により前記アースプレー
トに圧接して電気的な接触を或す圧接導電部が取付けら
れてなり、スイッチの操作軸をアースプレート及びボデ
ィ取付金具を介して装置ボテ゛イと導通可能と威し、指
先から操作軸に放電された電荷を装置ボディに短絡可能
と威した構成を要旨とするもので゛ある。
のときにスイッチの操作軸を伝わってIC回路等に流入
するのを防止したスイッチを目的としてなされ、即ちス
イッチの操作軸が金属材料で形成されかつ操作軸の軸受
となるスイッチ本体が合成樹脂等の絶縁性材料で形成さ
れると共に可動接点及び固定接点よりなるスイッチ機構
が前記操作軸とは絶縁状態に配設されたスイッチにおい
て、操作軸が挿通される通孔及びアースされた装置ボテ
゛イに取付けるネジ孔を有しかつ側縁より後向きに延長
した一対の翼子とを有するボディ取付金具をスイッチ本
体の前部に当接させ、スイッチにおいて、スイッチ本体
の後部に操作軸の端部が貫通される孔を有するアースプ
レートを設け、該アースプレートとボテ゛イ取付金具の
異子とを加締一体化してスイッチ本体を保持すると共に
、前記操作軸の端部には、この操作軸の非押込み操作時
に前記スイッチ本体内部に配設した押ボタンスイッチ機
能用リターンスプリングの付勢により前記アースプレー
トに圧接して電気的な接触を或す圧接導電部が取付けら
れてなり、スイッチの操作軸をアースプレート及びボデ
ィ取付金具を介して装置ボテ゛イと導通可能と威し、指
先から操作軸に放電された電荷を装置ボディに短絡可能
と威した構成を要旨とするもので゛ある。
これにより、スイッチ操作の際に指先等からの放電によ
って操作軸に静電気が流れたとしても、操作軸の端部か
らアースプレート、ボディ取付金具、装置ボディに至る
ループでアースすることによすIC部材等に電撃が加わ
るのを防止したものである。
って操作軸に静電気が流れたとしても、操作軸の端部か
らアースプレート、ボディ取付金具、装置ボディに至る
ループでアースすることによすIC部材等に電撃が加わ
るのを防止したものである。
以下、図示の実施例によりこの考案を更に具体的に説明
すると、1は合成樹脂等の絶縁材にて形成されたスイッ
チ本体であり、内部にスイッチ機構を有し、このスイッ
チ機構に関連させて金属棒からなる操作軸2が前記スイ
ッチ本体1に低摩擦で軸受され、かつスイッチ機構の固
定接点端子3a、3b・・・・・・が操作軸2の同心円
上に配設され、一端は後方に突出形成される。
すると、1は合成樹脂等の絶縁材にて形成されたスイッ
チ本体であり、内部にスイッチ機構を有し、このスイッ
チ機構に関連させて金属棒からなる操作軸2が前記スイ
ッチ本体1に低摩擦で軸受され、かつスイッチ機構の固
定接点端子3a、3b・・・・・・が操作軸2の同心円
上に配設され、一端は後方に突出形成される。
4は金属板からなるボディ取付金具であり、中央部には
通孔4aが形成されると共に、この通孔の両側にはねじ
孔4bが形成され、側縁の要所には1対の異子5が後向
きに突設されている。
通孔4aが形成されると共に、この通孔の両側にはねじ
孔4bが形成され、側縁の要所には1対の異子5が後向
きに突設されている。
6はアースプレートであり、中央部に孔6aが形成され
、両側の張出部には通孔6bがそれぞれ形成されている
。
、両側の張出部には通孔6bがそれぞれ形成されている
。
前記のボテ゛イ取付金具4は、通孔4aにスイッチ本体
1に支承された操作軸2を挿通してスイッチ本体1の前
部に当接させ、アースプレート6は孔6aにスイッチ本
体1の後方に突出した操作軸2の端部を遊嵌すると同時
に、通孔6bに前記異子5の端部5aをそれぞれ挿通し
、アースプレート6をスイッチ本体1の後部に当接させ
た後、異子5の端部5aを折曲げてアースプレート6に
加締めれば、スイッチ本体1を中心としてこれらを一体
化することができる。
1に支承された操作軸2を挿通してスイッチ本体1の前
部に当接させ、アースプレート6は孔6aにスイッチ本
体1の後方に突出した操作軸2の端部を遊嵌すると同時
に、通孔6bに前記異子5の端部5aをそれぞれ挿通し
、アースプレート6をスイッチ本体1の後部に当接させ
た後、異子5の端部5aを折曲げてアースプレート6に
加締めれば、スイッチ本体1を中心としてこれらを一体
化することができる。
尚、10は前記固定接点端子3 a 、3 b・・・・
・・と協動してスイッチ機構を構成する可動接点であっ
て、操作軸2に絶縁性リテーナ11 a、11 bを介
して固定されており、12は固定接点3aと協動して押
ボタンスイッチ機能を得る可動接点10に対する軸方向
のリターンスプリング、13は固定接点3bと協動して
回転スイッチ機能を得るための可動接点10に対する回
転方向のリターンスプリングである。
・・と協動してスイッチ機構を構成する可動接点であっ
て、操作軸2に絶縁性リテーナ11 a、11 bを介
して固定されており、12は固定接点3aと協動して押
ボタンスイッチ機能を得る可動接点10に対する軸方向
のリターンスプリング、13は固定接点3bと協動して
回転スイッチ機能を得るための可動接点10に対する回
転方向のリターンスプリングである。
また、操作軸2の端部がアースプレート6の孔6aにお
いて電気的な接触が保持されるように操作軸2の後端部
にE形ワッシャ14が嵌着され、リターンスプリング1
2により付勢された圧接導通部が形成されている。
いて電気的な接触が保持されるように操作軸2の後端部
にE形ワッシャ14が嵌着され、リターンスプリング1
2により付勢された圧接導通部が形成されている。
このようにして構成されたスイッチは、車体あるいは金
属パネル板等のアースされた装置ボテ゛イアに操作軸2
の先端部を突出させて背面側に当接させ、ボディ取付金
具4のねし孔4bに止めねしく図示せず)を螺着するこ
とにより取付けられ、操作軸2の先端部に操作用のノブ
8をねじ9止めして使用される。
属パネル板等のアースされた装置ボテ゛イアに操作軸2
の先端部を突出させて背面側に当接させ、ボディ取付金
具4のねし孔4bに止めねしく図示せず)を螺着するこ
とにより取付けられ、操作軸2の先端部に操作用のノブ
8をねじ9止めして使用される。
このスイッチにおいて、操作用のノブ8を回したときに
指先等がねじ9に触れるか又は指先がノブ8に接近した
際、操作軸との間でスパーク放電し、指先等に帯電して
いる静電気が操作軸2に流れると、この静電気は操作軸
2の後端部からアースプレート6に流入すると共に、異
子5を介してボディ取付金具4に移り、このボテ゛イ取
付金具4は装置ボディ7に取付けられているためアース
される。
指先等がねじ9に触れるか又は指先がノブ8に接近した
際、操作軸との間でスパーク放電し、指先等に帯電して
いる静電気が操作軸2に流れると、この静電気は操作軸
2の後端部からアースプレート6に流入すると共に、異
子5を介してボディ取付金具4に移り、このボテ゛イ取
付金具4は装置ボディ7に取付けられているためアース
される。
従って、静電気が操作軸2に流入してもスイッチの固定
接点端子3 a 、3 b・・・・・・に流入すること
はなく、この端子に接続されたIC回路等を静電気から
保護することができる。
接点端子3 a 、3 b・・・・・・に流入すること
はなく、この端子に接続されたIC回路等を静電気から
保護することができる。
尚、第2図において明らかなようにノブ8を押すことに
より実施例のスイッチを押ボタンスイッチとして作動さ
せた場合、E形ワッシャ14はアースプレート6から離
れることになるが、離れる以前に指先等の静電気は全て
放電された後であるので、最早スイッチの固定接点端子
3 a 、3 b・・・・・・に放電されることはない
。
より実施例のスイッチを押ボタンスイッチとして作動さ
せた場合、E形ワッシャ14はアースプレート6から離
れることになるが、離れる以前に指先等の静電気は全て
放電された後であるので、最早スイッチの固定接点端子
3 a 、3 b・・・・・・に放電されることはない
。
自動車に取付けられる各種の安全装置はIC化した電子
部品が多く用いられているが、この種装置のスイッチと
してこの考案によるスイッチを用いると、スイッチ操作
に際しての指先等の静電気をアースプレートを介して装
置ボテ゛イに放電できスイッチに接続された電子回路の
破壊を防止でき、また操作軸の軸受には低摩擦係数の絶
縁性材料が使用でき、極めて円滑な操作感が得られるな
どその効果はきわめて顕著である。
部品が多く用いられているが、この種装置のスイッチと
してこの考案によるスイッチを用いると、スイッチ操作
に際しての指先等の静電気をアースプレートを介して装
置ボテ゛イに放電できスイッチに接続された電子回路の
破壊を防止でき、また操作軸の軸受には低摩擦係数の絶
縁性材料が使用でき、極めて円滑な操作感が得られるな
どその効果はきわめて顕著である。
第1図はこの考案に係るスイッチの分解斜視図、第2図
は使用状態における要部の断面図である。 1・・・・・・スイッチ本体、2・・・・・・操作軸、
3 a 、3 b・・・・・・スイッチ固定接点、4・
・・・・・ボディ取付金具、5・・・・・・異子、6・
・・・・・アースプレート、7・・・・・・装置ボディ
、8・・・・・・ノブ、9・・・・・・ねじ、10・・
・・・・可動接点、11 a、11 b・・・・・・絶
縁性リテーナ、12.13・・・・・・リターンスプリ
ング、14・・・・・・E形ワッシャ(圧接導通部)。
は使用状態における要部の断面図である。 1・・・・・・スイッチ本体、2・・・・・・操作軸、
3 a 、3 b・・・・・・スイッチ固定接点、4・
・・・・・ボディ取付金具、5・・・・・・異子、6・
・・・・・アースプレート、7・・・・・・装置ボディ
、8・・・・・・ノブ、9・・・・・・ねじ、10・・
・・・・可動接点、11 a、11 b・・・・・・絶
縁性リテーナ、12.13・・・・・・リターンスプリ
ング、14・・・・・・E形ワッシャ(圧接導通部)。
Claims (1)
- スイッチの操作軸が金属材料で形成されかつ操作軸の軸
受となるスイッチ本体が合成樹脂等の絶縁性材料で形成
されると共に可動接点及び固定接点端子よりなるスイッ
チ機構が前記操作軸とは絶縁状態に配設されたスイッチ
において、操作軸が挿通される通孔及びアースされた装
置ボテ゛イに取付けるネジ孔を有しかつ側縁より後向き
に延長した一対の翼子とを有するボディ取付金具をスイ
ッチ本体の前部に当接させ、スイッチ本体の後部に操作
軸の端部が貫通される孔を有するアースプレートを設け
、このアースプレートとボディ取付金具の翼子とを加締
一体化してスイッチ本体を保持すると共に、前記操作軸
の端部には、この操作軸の非押込み操作時に前記スイッ
チ本体内部に配設した押ボタンスイッチ機能用リターン
スプリングの付勢により前記アースプレートに圧接して
電気的な接触を戊す圧接導電部が取付けられてなる構成
を特徴とする静電防止型スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3989678U JPS5923327Y2 (ja) | 1978-03-28 | 1978-03-28 | 静電防止型スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3989678U JPS5923327Y2 (ja) | 1978-03-28 | 1978-03-28 | 静電防止型スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54142472U JPS54142472U (ja) | 1979-10-03 |
JPS5923327Y2 true JPS5923327Y2 (ja) | 1984-07-11 |
Family
ID=28907582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3989678U Expired JPS5923327Y2 (ja) | 1978-03-28 | 1978-03-28 | 静電防止型スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923327Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58128528U (ja) * | 1982-02-25 | 1983-08-31 | 日本開閉器工業株式会社 | 小型スイツチ |
JPH0247541Y2 (ja) * | 1984-10-23 | 1990-12-13 |
-
1978
- 1978-03-28 JP JP3989678U patent/JPS5923327Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54142472U (ja) | 1979-10-03 |
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