JPH0119775Y2 - - Google Patents

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JPH0119775Y2
JPH0119775Y2 JP1982057749U JP5774982U JPH0119775Y2 JP H0119775 Y2 JPH0119775 Y2 JP H0119775Y2 JP 1982057749 U JP1982057749 U JP 1982057749U JP 5774982 U JP5774982 U JP 5774982U JP H0119775 Y2 JPH0119775 Y2 JP H0119775Y2
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JP
Japan
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metal fitting
shaped metal
panel
printed board
conductive
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JP1982057749U
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JPS58159123U (ja
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機等の電子機器に適
用される静電破壊の防止装置に関するものであ
る。
通常、人体には条件によつて大小差はあるもの
の静電気を帯びている。したがつて、帯電してい
る人体が電子機器に触れた場合や或は触れようと
接近した場合に人体の静電気が電子機器に伝導
し、この電子機器を構成するIC等の半導体素子
を破壊したり、劣化させることがある。
このことをまず第1図に示されるようなテレビ
ジヨン受像機を例に挙げて説明する。
すなわち第2図は第1図で示されるテレビジヨ
ン受像機の操作部1を取り出して示しており、2
はスライド式の音量ボリユーム、3は電源スイツ
チ、4は選局用の操作ボタンである。第3図は前
記操作ボタン4とともにその周辺の構造を示して
おり、5は合成樹脂等の絶縁物で形成された操作
板、6は該操作板5の外側面に貼着された前板飾
り板、7はキーボードプリント板、8は前記キー
ボードプリント板7に設けられた導電箔、9は該
導電箔8上に設けられたシリコンゴムからなる接
点ゴムシート、10は該ゴムシート9の凹所に設
けられた導電片であり、前記プリント板7はネジ
11によつて操作板5の内側に形成されたボス1
2でネジ止めされて固定される。前記操作ボタン
4は意匠上の見地からメツキされた部分4aとボ
タン基部4bとより構成されており、このボタン
4を押圧することにより導電片10が導電箔8の
間隙を橋絡し、リード線13によつて選局IC等
が設置されたプリント板14に信号を伝達するよ
うになつている。いま、帯電した人やその指Fで
操作ボタン4を押圧すると、静電気が操作ボタン
4のメツキ部分4aに伝わり、このメツキ部分4
aとキーボードプリント板7の導電箔8との間で
スパークし、サージ電圧が前記リード線13を伝
わつてプリント板14に設置された選局ICを破
壊する場合がある。
本考案は、このような静電気によるIC等の半
導体素子の破壊を防止する装置を簡単な構造で得
ようとするものであり、以下その詳細を述べる。
第4図は本考案の静電破壊防止装置の分解した
状態を示し、第5図はその主要部品の分解斜視
図、第6図は組立てた状態を示す要部側断面図で
あつて、従来と同一部分には同じ図番を付してあ
る。
15は合成樹脂等によつて成形された操作板で
あつて従来とは異なり内側に設けられたボス16
のネジ孔は貫通孔17となつている。そして、前
記貫通孔17の長さはネジ18をプリント板7の
取り付け孔7a及びL字状金具19の一辺に設け
られた第1の取り付け孔19aを介して貫通孔1
7に螺着し、プリント板7及びL字状金具19を
操作板15に取り付けたとき前記ネジ18の先端
部18aが操作板15の外側面に設けられた導電
パネル22に当接または近接するように設定され
ている。また、前記L字状金具19には一端が接
地されるアースリード線20に設けられた接続金
具21が第6図の如く前記L字状金具19の一辺
を挿入して接続される。前記操作板15に設けら
れた凸起15aはL字状金具19の他辺に設けら
れた第2の取り付け孔19bに嵌まり端子金具取
り付けの際の回転防止の役目を果している。
斯る構成にすると、前記プリント板7とL字状
金具19をネジ18で操作板15の裏面側に設け
られたボス16の貫通孔17に螺着させるという
簡単な作業で前記プリント板7とL字状金具19
を一緒に固定できる。更にその固定作業は操作板
15の裏面側に設けられた凸起15aを前記L字
状金具19の第2の取り付け孔19bに挿入させ
ているのでL字状金具19が取付け時に回転せず
に容易に固定できる。そして、一端が接地された
アースリード線20に接続された接続金具21を
L字状金具19の一辺に挿入する簡単な作業で静
電気を確実にアースに導くための系路を構成でき
るのである。そして帯電した人の指Fが操作ボタ
ン4に触れたとき、操作ボタン4のメツキ部分4
aとキーボードプリント板7の導電箔8の間でス
パークせず、静電気は操作ボタン4のメツキ部分
4aから導電パネル22に伝わるとともに該導電
パネル22→ネジ18→L字状金具19→接続金
具21→アースリード線20→接地の系路で伝わ
る。これは前述したように導電パネル22とネジ
18とが近接もしくは当接するように設定されて
いるからである。尚、前記ネジ18は良導体でで
きていることは言うまでもない。前記ネジ18は
導電パネル22と当接することが望ましいが、ネ
ジ18は組み立て時の寸法誤差を考慮し、導電パ
ネル22をネジ18によつて損傷しないように十
分に近接するような長さ寸法のものを用いれば、
上記のような経路で静電気を逃がすことができる
ので、人体の静電気による選局IC23への悪影
響は回避できる訳である。
また、実施例では操作ボタン4は意匠上の見地
からメツキ部分4aを有するものを挙げて説明し
たが、操作ボタン4が樹脂のみで形成されている
場合においても本考案は有効である。
以上説明した通り本考案に依れば極めて簡単な
構成で、静電気によるIC等の半導体素子の破壊
や劣化を防止することができ、有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はテレビジヨン受像機の正面図、第2図
はその要部を示す図、第3図は第2図で示される
部分の構造を示す断面図である。第4図は本考案
の静電破壊防止装置の分解図、第5図はその主要
部品の分解斜視図、第6図は本考案の静電破壊防
止装置の要部断面図である。 4…操作ボタン、7…キーボードプリント板、
15…操作板、15a…凸起、16…ボス、17
…貫通孔、18…ネジ、19…L字状金具、19
a…第1の取り付け孔、19b…第2の取り付け
孔、20…アースリード線、21…接続金具、2
2…導電パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器の操作ボタンを有する操作板の外側面に導
    電パネルを設けると共に操作板の内側に前記導電
    パネルに至る貫通孔を有するボスを設け、前記操
    作ボタンによつて操作されるスイツチ部品が取り
    付けられたプリント板の取り付け孔及び、一端が
    接地されたアースリード線が接続された接続金具
    に一辺が挿入されるL字状金具の他辺に設けられ
    た第1の取り付け孔を介してネジを前記導電パネ
    ルに近接もしくは当接するように、前記ボスの貫
    通孔に螺着させることによつて前記プリント板及
    び前記L字状金具を操作板に取り付けるようにす
    ると共に、前記操作板には前記L字状金具の取付
    時の回転を防止するために前記L字状金具の前記
    他辺に設けられた第2の取り付け孔に嵌まる凸起
    を設けたことを特徴とする静電破壊防止装置。
JP5774982U 1982-04-20 1982-04-20 静電破壊防止装置 Granted JPS58159123U (ja)

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JP5774982U JPS58159123U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 静電破壊防止装置

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JP5774982U JPS58159123U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 静電破壊防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS58159123U JPS58159123U (ja) 1983-10-24
JPH0119775Y2 true JPH0119775Y2 (ja) 1989-06-07

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JP5774982U Granted JPS58159123U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 静電破壊防止装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0421227Y2 (ja) * 1985-07-08 1992-05-14
JP2008034245A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Idec Corp 防爆形電気機器及び導電性被覆材

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711844B2 (ja) * 1979-07-03 1982-03-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS616657Y2 (ja) * 1980-06-25 1986-02-28

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JPS5711844B2 (ja) * 1979-07-03 1982-03-06

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JPS58159123U (ja) 1983-10-24

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