JPH059399Y2 - - Google Patents
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- JPH059399Y2 JPH059399Y2 JP10643688U JP10643688U JPH059399Y2 JP H059399 Y2 JPH059399 Y2 JP H059399Y2 JP 10643688 U JP10643688 U JP 10643688U JP 10643688 U JP10643688 U JP 10643688U JP H059399 Y2 JPH059399 Y2 JP H059399Y2
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Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
〈産業上の利用分野〉
本考案は、特定の光学的コード信号を送信する
電子回路及び発光素子を、機械式のロツク装置を
作動させるキーシヤンクの基端部に形成された把
持部に内蔵してなるキー装置に関する。
電子回路及び発光素子を、機械式のロツク装置を
作動させるキーシヤンクの基端部に形成された把
持部に内蔵してなるキー装置に関する。
〈従来の技術〉
機械的な暗号(キーの輪郭形状)と、電気的な
暗号(デイジタルパルス)とを併用してロツク装
置の操作を行なうようにしたキー装置が、種々提
案されている。これによれば、複製キーの使用あ
るいはピツキング(不正解錠)を困難なものと
し、盗難防止をより一層確実化し得ると共に、ド
アなどのロツク装置を遠隔操作することが可能で
ある。
暗号(デイジタルパルス)とを併用してロツク装
置の操作を行なうようにしたキー装置が、種々提
案されている。これによれば、複製キーの使用あ
るいはピツキング(不正解錠)を困難なものと
し、盗難防止をより一層確実化し得ると共に、ド
アなどのロツク装置を遠隔操作することが可能で
ある。
このようなキー装置として、発光素子を用いて
光学的なコード信号を発信する形式のものが、特
開昭62−221952号公報などに提案されている。
光学的なコード信号を発信する形式のものが、特
開昭62−221952号公報などに提案されている。
ところで、発光素子としては、発光ダイオード
(以下LEDと略す)が多用されているが、特に上
記したキー装置に使用可能なほど小形化されたも
のにあつては、LEDに付設されたリード端子を
プリント基板にハンダ付けすることをもつて
LED自体の支持が行われることか通例である。
(以下LEDと略す)が多用されているが、特に上
記したキー装置に使用可能なほど小形化されたも
のにあつては、LEDに付設されたリード端子を
プリント基板にハンダ付けすることをもつて
LED自体の支持が行われることか通例である。
〈考案が解決しようとする課題〉
しかるに、このLEDは、その構造が一般的に
脆弱であり、リード端子の強度は十分とは言い難
く、外力にて曲折し易いために注意深く取扱う必
要があり、作業性低下の一因となつている。
脆弱であり、リード端子の強度は十分とは言い難
く、外力にて曲折し易いために注意深く取扱う必
要があり、作業性低下の一因となつている。
本考案は、このような従来技術の難点を解消す
べくなされたものであり、その主な目的は、
LEDなど発光素子をプリント基板に取付ける際
の組付け作業性を高めるべく改善されたキー装置
を提供することにある。
べくなされたものであり、その主な目的は、
LEDなど発光素子をプリント基板に取付ける際
の組付け作業性を高めるべく改善されたキー装置
を提供することにある。
[考案の構成]
〈課題を解決するための手段〉
このような目的は、本考案によれば、特定の光
学的コード信号を送信する電子回路及び発光素子
を、機械式のロツク装置を作動させるキーシヤン
クの基端部に設けられた把持部に内蔵してなるキ
ー装置であつて、前記把持部が、有底筒状をなす
ケース体と、前記キーシヤンクが挿通されかつ前
記ケース体の開口を閉塞する透光性材料からなる
蓋体とからなり、前記発光素子が前記蓋体の内面
に固定されると共に、前記電子回路を実装するプ
リント基板が前記キーシヤンクの基端部に設けら
れ、かつ前記キーシヤンクを前記蓋体に挿通する
ことをもつて、前記発光素子のリード端子とこれ
に対応するプリント基板の回路パターンとが互い
に電気的に接続するようにされていることを特徴
とするキー装置を提供することにより達成され
る。
学的コード信号を送信する電子回路及び発光素子
を、機械式のロツク装置を作動させるキーシヤン
クの基端部に設けられた把持部に内蔵してなるキ
ー装置であつて、前記把持部が、有底筒状をなす
ケース体と、前記キーシヤンクが挿通されかつ前
記ケース体の開口を閉塞する透光性材料からなる
蓋体とからなり、前記発光素子が前記蓋体の内面
に固定されると共に、前記電子回路を実装するプ
リント基板が前記キーシヤンクの基端部に設けら
れ、かつ前記キーシヤンクを前記蓋体に挿通する
ことをもつて、前記発光素子のリード端子とこれ
に対応するプリント基板の回路パターンとが互い
に電気的に接続するようにされていることを特徴
とするキー装置を提供することにより達成され
る。
〈作用〉
このように、キーシヤンクの基端部にプリント
基板を設けると共に、把持部を形成するケース体
の開口を閉塞する蓋体にあらかじめ発光素子を固
定するようにすれば、蓋体をキーシヤンクに取付
けることによつて、発光素子に直接手を触れるこ
となく発光素子のリード端子をプリント基板に接
続することができる。
基板を設けると共に、把持部を形成するケース体
の開口を閉塞する蓋体にあらかじめ発光素子を固
定するようにすれば、蓋体をキーシヤンクに取付
けることによつて、発光素子に直接手を触れるこ
となく発光素子のリード端子をプリント基板に接
続することができる。
〈実施例〉
以下、本考案の好適実施例を添付の図面につい
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
第1〜3図は、本考案に基づき構成された車輌
用キー装置を示している。このキー装置1は、公
知のシリンダ錠からなるロツク装置の施錠・解錠
を行なうための所定のキー山2aを形成してなる
キーシヤンク2と、キーシヤンク基部2bに設け
られた回路基板3と、回路基板3の全面を覆うた
めのケース体4と、ケース体4の開口5を閉塞す
ると同時にケース体4とキーシヤンク2とを連結
する蓋体6とからなつている。
用キー装置を示している。このキー装置1は、公
知のシリンダ錠からなるロツク装置の施錠・解錠
を行なうための所定のキー山2aを形成してなる
キーシヤンク2と、キーシヤンク基部2bに設け
られた回路基板3と、回路基板3の全面を覆うた
めのケース体4と、ケース体4の開口5を閉塞す
ると同時にケース体4とキーシヤンク2とを連結
する蓋体6とからなつている。
キーシヤンク2は、金属板からなり、基本的に
は、在来の機械式キーと何等変わるところはない
が、在来のキーの握りに相当するキーシヤンク基
部2bの両面に亘り、前記した回路基板3が貼着
されている。
は、在来の機械式キーと何等変わるところはない
が、在来のキーの握りに相当するキーシヤンク基
部2bの両面に亘り、前記した回路基板3が貼着
されている。
回路基板3は、LSIあるいはICチツプなどから
なるコード発信回路7及び押釦スイツチ8が実装
された可撓性を有するフイルム状プリント基板か
らなり、キーシヤンク基部2bの両面を覆うよう
に折り畳まれている。そしてコード発信回路など
の反対側の面には、充放電可能な内蔵電池9を含
む電源部が形成されている。
なるコード発信回路7及び押釦スイツチ8が実装
された可撓性を有するフイルム状プリント基板か
らなり、キーシヤンク基部2bの両面を覆うよう
に折り畳まれている。そしてコード発信回路など
の反対側の面には、充放電可能な内蔵電池9を含
む電源部が形成されている。
ケース体4は、偏平な有底筒状をなし、合成樹
脂材などにて一体成形されており、回路基板3が
貼着されたキーシヤンク基部2bの端部にその開
口5を臨ませて、キーシヤンク基部2bの全体を
その内部に収容し得るようにされている。また、
このケース体4の周壁に於ける押釦スイツチ8に
対応する部分には、ゴム材など可撓性に富む材料
にて形成されたタツチ部10が設けられており、
ケース体4の外面から押釦スイツチ8を操作する
ことができるようにされている。
脂材などにて一体成形されており、回路基板3が
貼着されたキーシヤンク基部2bの端部にその開
口5を臨ませて、キーシヤンク基部2bの全体を
その内部に収容し得るようにされている。また、
このケース体4の周壁に於ける押釦スイツチ8に
対応する部分には、ゴム材など可撓性に富む材料
にて形成されたタツチ部10が設けられており、
ケース体4の外面から押釦スイツチ8を操作する
ことができるようにされている。
蓋体6は、透光性樹脂材にて形成されており、
中央部にキーシヤンク2を挿通し得る偏平な孔1
1が開設されると共に、一方にケース体4の開口
5に比較的密接に嵌合し得る印籠部12が形成さ
れ、他方にキーシヤンク2の側縁に沿う一対の脚
片13が突設されている。この蓋体6の印籠部1
2の内側に於ける両脚片13の基部側には、窪み
12aがそれぞれ凹設されており、この窪み12
a内には、LED等の発光素子14が、ゴム材か
らなるグロメツト15を介してそれぞれ埋設され
ている。
中央部にキーシヤンク2を挿通し得る偏平な孔1
1が開設されると共に、一方にケース体4の開口
5に比較的密接に嵌合し得る印籠部12が形成さ
れ、他方にキーシヤンク2の側縁に沿う一対の脚
片13が突設されている。この蓋体6の印籠部1
2の内側に於ける両脚片13の基部側には、窪み
12aがそれぞれ凹設されており、この窪み12
a内には、LED等の発光素子14が、ゴム材か
らなるグロメツト15を介してそれぞれ埋設され
ている。
両脚片13の外周面には、部分円筒状をなす電
極16が貼着されている。そして両脚片13の互
いの対向面には、凹溝17が形成されており、キ
ーシヤンク2の基部側の側縁に形成された突条1
8と係合し得るようにされている。これら凹溝1
7と突条18との脚片13遊端側の係合端Aは、
第2図に示すように互いに鋭角にされており、こ
れにより脚片13が、外側に変形することのない
ようにされている。
極16が貼着されている。そして両脚片13の互
いの対向面には、凹溝17が形成されており、キ
ーシヤンク2の基部側の側縁に形成された突条1
8と係合し得るようにされている。これら凹溝1
7と突条18との脚片13遊端側の係合端Aは、
第2図に示すように互いに鋭角にされており、こ
れにより脚片13が、外側に変形することのない
ようにされている。
このように形成されたキー装置1を組立てるに
際しては、あらかじめ発光素子14が組み付けら
れたグロメツト15を窪み12a内に嵌着する。
このとき、キーシヤンク2の軸線に対する発光素
子14の光軸中心Lは、第2図に符号Bで示すよ
うに、幾分か拡散方向を向く所定角度となるよう
にされている。
際しては、あらかじめ発光素子14が組み付けら
れたグロメツト15を窪み12a内に嵌着する。
このとき、キーシヤンク2の軸線に対する発光素
子14の光軸中心Lは、第2図に符号Bで示すよ
うに、幾分か拡散方向を向く所定角度となるよう
にされている。
次に、蓋体6の孔11内にキーシヤンク2を挿
通し、脚片13の凹溝17にキーシヤンク側縁の
突条18を係合させる。これにより、キーシヤン
ク2と蓋体6との相対位置が決まると同時に、発
光素子14のリード端子14a及び電極16のリ
ード端子16aと回路基板3上のプリントパター
ン3aとが、互いに電気的に接続される。この状
態にてハンダ付けを施すことにより、各リード端
子14a,16aがプリント基板3上に固定され
る。
通し、脚片13の凹溝17にキーシヤンク側縁の
突条18を係合させる。これにより、キーシヤン
ク2と蓋体6との相対位置が決まると同時に、発
光素子14のリード端子14a及び電極16のリ
ード端子16aと回路基板3上のプリントパター
ン3aとが、互いに電気的に接続される。この状
態にてハンダ付けを施すことにより、各リード端
子14a,16aがプリント基板3上に固定され
る。
次に、Oリング19を介装した上で、蓋体6の
印籠部12外周にケース体4の開口5を嵌合す
る。この時、第3図に示すように、ケース体4と
蓋体6との間に形成された凸部4aと凹部6aと
が係合することをもつて、ケース体4と蓋体6と
が互いに結合する。
印籠部12外周にケース体4の開口5を嵌合す
る。この時、第3図に示すように、ケース体4と
蓋体6との間に形成された凸部4aと凹部6aと
が係合することをもつて、ケース体4と蓋体6と
が互いに結合する。
このようにして、キーシヤンク2とケース体4
とが、蓋体6を介して一体的に結合される。
とが、蓋体6を介して一体的に結合される。
第4図は、上記したキー装置1を用いた車輌用
エンジン制御回路の一部を模式的に示している。
車輌のステアリングコラム21には、ステアリン
グロツクと一体をなすイグニツシヨンスイツチと
してのキースイツチ22が設けられている。
エンジン制御回路の一部を模式的に示している。
車輌のステアリングコラム21には、ステアリン
グロツクと一体をなすイグニツシヨンスイツチと
してのキースイツチ22が設けられている。
キースイツチ22は、差込まれた状態のキーシ
ヤンク2の基部に位置した両電極16と弾発的に
接触可能なように設けられた一対の端子23及
び、発光素子14からの光を受光すべく設けられ
た、例えばフオトトランジスタからなる受光素子
24を有している。これら端子23及び受光素子
24は、車輌に設けられた制御ユニツト25にそ
れぞれ接続されている。そして制御ユニツト25
には、電源としての車載バツテリ26と、エンジ
ンを始動するためのスタータ回路27と、エンジ
ン回転を制御するためのイグニツシヨン回路28
とがそれぞれ接続されている。
ヤンク2の基部に位置した両電極16と弾発的に
接触可能なように設けられた一対の端子23及
び、発光素子14からの光を受光すべく設けられ
た、例えばフオトトランジスタからなる受光素子
24を有している。これら端子23及び受光素子
24は、車輌に設けられた制御ユニツト25にそ
れぞれ接続されている。そして制御ユニツト25
には、電源としての車載バツテリ26と、エンジ
ンを始動するためのスタータ回路27と、エンジ
ン回転を制御するためのイグニツシヨン回路28
とがそれぞれ接続されている。
キースイツチ22には、前記したスタータ回路
27・イグニツシヨン回路28、及び図示されな
いその他の車載機器を作動させるために、公知形
式の車輌用キースイツチと同様に、「LOCK」・
「OFF」・「ACC」・「ON」・「ST」の各位置が設定
されると共に、キー装置1の回動位置に応じて閉
成する機械的な接点を有している。また、受光素
子24は、例えば「LOCK」位置に配設されてい
る。
27・イグニツシヨン回路28、及び図示されな
いその他の車載機器を作動させるために、公知形
式の車輌用キースイツチと同様に、「LOCK」・
「OFF」・「ACC」・「ON」・「ST」の各位置が設定
されると共に、キー装置1の回動位置に応じて閉
成する機械的な接点を有している。また、受光素
子24は、例えば「LOCK」位置に配設されてい
る。
このように構成されたキースイツチ22を作動
させるにあたり、キー装置1をキースイツチ22
に挿入すると、蓋体6の脚片13に設けられた電
極16とキースイツチ22の端子23とが互いに
接触する。すると、蓋体6に内設されたコード発
信回路7に対し、端子23及び電極16を介して
制御ユニツト25から発光指令が発せられる。こ
れにより、コード化された発光信号が発光素子1
4より発信される。このコード信号を受光素子2
4が受信し、制御ユニツト25に於いてこのコー
ド信号と制御ユツト25内に記憶されたコードと
を照合する。そしてこれらの一致することが確認
された場合には、制御ユニツト25からスタータ
回路27及びイグニツシヨン回路28に対し、補
助的なオン信号が出力される。これにより、キー
シヤンク2の位置に対応したキースイツチ22の
スイツチ回路の閉成に応じて各回路が作動し、エ
ンジンが始動する。このとき、発光素子14のコ
ード信号と制御ユニツト25が記憶しているコー
ドとが一致しない場合には、補助的なオン信号が
出力されず、警報が発せられる。上記した補助的
なオン信号は、キースイツチ22からキー装置1
を引き抜くまで保持される。
させるにあたり、キー装置1をキースイツチ22
に挿入すると、蓋体6の脚片13に設けられた電
極16とキースイツチ22の端子23とが互いに
接触する。すると、蓋体6に内設されたコード発
信回路7に対し、端子23及び電極16を介して
制御ユニツト25から発光指令が発せられる。こ
れにより、コード化された発光信号が発光素子1
4より発信される。このコード信号を受光素子2
4が受信し、制御ユニツト25に於いてこのコー
ド信号と制御ユツト25内に記憶されたコードと
を照合する。そしてこれらの一致することが確認
された場合には、制御ユニツト25からスタータ
回路27及びイグニツシヨン回路28に対し、補
助的なオン信号が出力される。これにより、キー
シヤンク2の位置に対応したキースイツチ22の
スイツチ回路の閉成に応じて各回路が作動し、エ
ンジンが始動する。このとき、発光素子14のコ
ード信号と制御ユニツト25が記憶しているコー
ドとが一致しない場合には、補助的なオン信号が
出力されず、警報が発せられる。上記した補助的
なオン信号は、キースイツチ22からキー装置1
を引き抜くまで保持される。
また、キースイツチ22が「ON」位置にある
ときには、電極16と端子23との接触にて、制
御ユニツト25を介してバツテリ26の電圧がキ
ー装置1側の内蔵電池9に印加され、内蔵電池9
に対して充電電流が供給される。
ときには、電極16と端子23との接触にて、制
御ユニツト25を介してバツテリ26の電圧がキ
ー装置1側の内蔵電池9に印加され、内蔵電池9
に対して充電電流が供給される。
ドアロツクあるいはトランクリツドなどについ
ては、キー孔の近傍に受光素子を配設しておき、
ケース体4のタツチ部10を押し込むことにより
出力される押釦スイツチ8の信号にて発光素子1
4からコード信号を送信し、別途図示されないア
クチユエータにてロツク装置の施錠・解錠を行う
ようにすることができる。
ては、キー孔の近傍に受光素子を配設しておき、
ケース体4のタツチ部10を押し込むことにより
出力される押釦スイツチ8の信号にて発光素子1
4からコード信号を送信し、別途図示されないア
クチユエータにてロツク装置の施錠・解錠を行う
ようにすることができる。
さて、この種のプリント基板上に装着される電
子部品に於いては、リード端子を基板上にハンダ
付けすることをもつてその位置決めがなされるこ
とが通例である。しかしながら、このリード端子
は、一般的に大きな強度を有しているわけではな
く、上記のように、光軸方向が正確でなければな
らない装置の場合、リード端子のみにて発光素子
14を保持することは好ましいこととは言い難
い。そこで本考案に於いては、蓋体6の内側に凹
設された窪み12a内に、グロメツト15を介し
て発光素子14を嵌着すると共に、蓋体6をキー
シヤンク2に取付けることにより、発光素子14
のリード端子14aが回路基板3のプリントパタ
ーン3a上に接触するようにしている。このよう
にすることにより、発光素子14のリード端子1
4aと回路基板3のプリントパターン3aとの間
のハンダ付けを容易に行うことができると同時
に、発光素子14に無用な応力が作用することを
グロメツト15の弾性により防止することができ
る。
子部品に於いては、リード端子を基板上にハンダ
付けすることをもつてその位置決めがなされるこ
とが通例である。しかしながら、このリード端子
は、一般的に大きな強度を有しているわけではな
く、上記のように、光軸方向が正確でなければな
らない装置の場合、リード端子のみにて発光素子
14を保持することは好ましいこととは言い難
い。そこで本考案に於いては、蓋体6の内側に凹
設された窪み12a内に、グロメツト15を介し
て発光素子14を嵌着すると共に、蓋体6をキー
シヤンク2に取付けることにより、発光素子14
のリード端子14aが回路基板3のプリントパタ
ーン3a上に接触するようにしている。このよう
にすることにより、発光素子14のリード端子1
4aと回路基板3のプリントパターン3aとの間
のハンダ付けを容易に行うことができると同時
に、発光素子14に無用な応力が作用することを
グロメツト15の弾性により防止することができ
る。
尚、これら一対の発光素子14は、キーシヤン
ク2の軸線に対して対称な位置に配設されている
が、これはキーシヤンク2の差込み方向を可逆と
するためのものである。また、上記実施例に於い
ては、充電池を内蔵するものについて説明した
が、これは電池交換式であつても同様に適用し得
ることは云うまでもない。
ク2の軸線に対して対称な位置に配設されている
が、これはキーシヤンク2の差込み方向を可逆と
するためのものである。また、上記実施例に於い
ては、充電池を内蔵するものについて説明した
が、これは電池交換式であつても同様に適用し得
ることは云うまでもない。
以上本考案の一実施例を車輌のイグニツシヨン
スイツチを操作するものについて詳細に説明した
が、本考案は、この他の制御機器のためのキース
イツチ、あるいは、家屋、収納庫などに用いるこ
とも可能である。
スイツチを操作するものについて詳細に説明した
が、本考案は、この他の制御機器のためのキース
イツチ、あるいは、家屋、収納庫などに用いるこ
とも可能である。
〈考案の効果〉
このように本考案によれば、プリント基板との
接続に際して発光素子に直接手を触れずに作業を
行なえることから、リード端子に無用な機械的負
荷が作用せず、断線などの虞れを効果的に排除す
ることができる。従つて、プリント基板に対する
発光素子の組付け作業を簡略化するうえに大きな
効果がある。
接続に際して発光素子に直接手を触れずに作業を
行なえることから、リード端子に無用な機械的負
荷が作用せず、断線などの虞れを効果的に排除す
ることができる。従つて、プリント基板に対する
発光素子の組付け作業を簡略化するうえに大きな
効果がある。
第1図は本考案に基づくキー装置の分解斜視図
である。第2図は同キー装置を一部切除して示す
部分的な平面図であり、第3図は同じく側面図で
ある。第4図は本考案の一応用例を示すブロツク
図である。 1……キー装置、2……キーシヤンク、2a…
…キー山、2b……キーシヤンク基部、3……回
路基板、3a……プリントパターン、4……ケー
ス体、5……開口、6……蓋体、7……コード発
信回路、8……押釦スイツチ、9……内蔵電池、
10……タツチ部、11……挿通孔、12……印
籠部、12a……窪み、13……脚片、14……
発光素子、14a……リード端子、15……グロ
メツト、16……電極、16a……リード端子、
17……凹溝、18……突状、19……Oリン
グ、21……ステアリングコラム、22……キー
スイツチ、23……端子、24……受光素子、2
5……制御ユニツト、26……バツテリー、27
……スタータ回路、28……イグニツシヨン回
路。
である。第2図は同キー装置を一部切除して示す
部分的な平面図であり、第3図は同じく側面図で
ある。第4図は本考案の一応用例を示すブロツク
図である。 1……キー装置、2……キーシヤンク、2a…
…キー山、2b……キーシヤンク基部、3……回
路基板、3a……プリントパターン、4……ケー
ス体、5……開口、6……蓋体、7……コード発
信回路、8……押釦スイツチ、9……内蔵電池、
10……タツチ部、11……挿通孔、12……印
籠部、12a……窪み、13……脚片、14……
発光素子、14a……リード端子、15……グロ
メツト、16……電極、16a……リード端子、
17……凹溝、18……突状、19……Oリン
グ、21……ステアリングコラム、22……キー
スイツチ、23……端子、24……受光素子、2
5……制御ユニツト、26……バツテリー、27
……スタータ回路、28……イグニツシヨン回
路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 特定の光学的コード信号を送信する電子回路及
び発光素子を、機械式のロツク装置を作動させる
キーシヤンクの基端部に設けられた把持部に内蔵
してなるキー装置であつて、 前記把持部が、有底筒状をなすケース体と、前
記キーシヤンクが挿通されかつ前記ケース体の開
口を閉塞する透光性材料からなる蓋体とからな
り、 前記発光素子が前記蓋体の内面に固定されると
共に、前記電子回路を実装するプリント基板が前
記キーシヤンクの基端部に設けられ、 かつ前記キーシヤンクを前記蓋体に挿通するこ
とをもつて、前記発光素子のリード端子とこれに
対応するプリント基板の回路パターンとが互いに
電気的に接続するようにされていることを特徴と
するキー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10643688U JPH059399Y2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10643688U JPH059399Y2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0227473U JPH0227473U (ja) | 1990-02-22 |
JPH059399Y2 true JPH059399Y2 (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=31339948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10643688U Expired - Lifetime JPH059399Y2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059399Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP10643688U patent/JPH059399Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0227473U (ja) | 1990-02-22 |
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