JP2567580Y2 - 照光式キースイッチ - Google Patents

照光式キースイッチ

Info

Publication number
JP2567580Y2
JP2567580Y2 JP1993041221U JP4122193U JP2567580Y2 JP 2567580 Y2 JP2567580 Y2 JP 2567580Y2 JP 1993041221 U JP1993041221 U JP 1993041221U JP 4122193 U JP4122193 U JP 4122193U JP 2567580 Y2 JP2567580 Y2 JP 2567580Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
key switch
circuit board
printed circuit
cover cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993041221U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH076431U (ja
Inventor
信夫 渡会
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Lock Manufacturing Co Ltd filed Critical Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1993041221U priority Critical patent/JP2567580Y2/ja
Publication of JPH076431U publication Critical patent/JPH076431U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567580Y2 publication Critical patent/JP2567580Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キー挿入孔の周囲を照
光する照光手段を備えたキースイッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のイグニッションスイッチなどの
キースイッチに於て、夜間のキー挿入を容易にすると共
に、スイッチのポジションを視認し易くするために、キ
ー挿入孔の周囲に照明装置を設けたものが実開昭62−
65327号公報などに提案されている。
【0003】従来、この種の照明装置としては、例えば
アクリル樹脂などのように組織内部で光が拡散する性質
を持つ材料で形成した導光体をキー挿入孔の周囲に設け
ると共に、その背面に発光ダイオードなどの単一光源を
設けたものが知られている。これによれば、点光源をも
って導光体の外面を均一に輝光させることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、例えば自動
車のイグニッションスイッチは、ステアリングロック装
置と共にステアリングコラムに取り付けられており、そ
の取り付け部位のスペースが限られているため、組付け
作業が厄介になりがちである。そのため、上記照明装置
の構造も、できる限り簡略であることが望ましい。ま
た、導光体は、光源に重ねて設けられるが、これも例え
ばビス止めやかしめなどの面倒な工程を要さずに簡単に
固定できることが望ましい。
【0005】本考案は、このような従来望まれていた技
術的課題を解決すべく案出されたものであり、その主な
目的は、簡単な構造であり、かつ組付け性が良好な照光
式キースイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本考
案によれば、照光回路が実装されたプリント基板と、前
記プリント基板の前面を覆う位置に設けられる導光性樹
脂製の環状部材と、前記プリント基板及び前記環状部材
を収容した状態でキースイッチ本体に固定され、かつ当
該キースイッチの各ポジションに対応したポジションマ
ーク表示用の切り欠き窓が形成されたカバーキャップと
を有する照光手段をキー挿入孔の周囲に設けてなる照光
式キースイッチにおいて、前記環状部材が、前記カバー
キャップの内面に弾発的に当接する複数の弾性片を有し
ているものとすることによって達成される。
【0007】
【作用】このような構成によれば、光源及び導光体とし
ての環状部材がカバーキャップに一体的に組み込まれる
ので、照光手段の部分をキースイッチ本体とは別個のユ
ニットとして構成し得ることはもとより、弾性片の弾発
力をもってカバーキャップの内面に環状部材が係止する
ので、格別な固定手段を要さずにプリント基板とカバー
キャップとの間にがたのないように環状部材を挟設し得
【0008】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本考案の構成を詳細に説明する。
【0009】図1並びに図2は、本考案に基づき構成さ
れたキー装置の概略構造を示している。このキー装置1
は、自動車のステアリングシャフト回りのステアリング
コラムに取付けられるものであり、ロータリースイッチ
部2と、ステアリングロック装置部3と、シリンダ錠部
4とからなり、車両電源の断続機能及びスタータモータ
の起動機能と、ステアリングロック機能とを備えてい
る。そしてこのキー装置1は、シリンダ錠部4のロータ
5とロータリースイッチ部2との間がジョイント軸6に
て連結されると共に、ジョイント軸6の中間部に設けら
れた偏心軸がロックピン7に係合しており、シリンダ錠
部4のロータ5にキー8を挿入して回動することによ
り、ロータリースイッチ部2の接点を断続させると共
に、ステアリングシャフトに対する係合位置と係合解除
位置との間でロックピン7を移動させることができるよ
うになっている。
【0010】キー装置1の本体ケーシング9の前端部に
は、プリント基板10及び該プリント基板10を支持す
る合成樹脂製のケース11からなる電装ユニット12が
取付けられている。そしてプリント基板10には、板ば
ね接点からなる一対の給電端子13と、キーの挿入を検
出するリミットスイッチ14と、ポジションマークを輝
光する発光ダイオード15とが実装されている。
【0011】ところで、本キー装置1に用いるキー8
は、車両側に設けられたドアロック装置を遠隔操作的に
施・解錠するために、例えば赤外光のコード信号を発信
する送信回路をその把持部に内蔵しており、この送信回
路を動作させるための電源電池に対し、キーの基部の両
側に設けられた充電端子16に上記一対の給電端子13
を接触させることにより、車載バッテリーから充電する
ようになっている。
【0012】給電端子13は、ケース11のキー挿入部
の両脇を横断するように設けられている。これらの両端
子13間には、挿入されたキー8の基部の充電端子16
のみを露出させるべく絶縁性材料からなるガイドカラー
17が嵌着されており、キー8がオン位置にある時にの
み給電端子13と充電端子16とが互いに接触するよう
になっている。
【0013】プリント基板10の前面には、透光性樹脂
製の導光リング18(請求の範囲の環状部材に対応)
金属製のカバーキャップ19とが、シリンダ錠部4のロ
ータ5のキー孔へキー8を案内するためのガイドプレー
ト20を挟んで取付けられている。これらは、キー8の
挿入方向に沿ってケース11に突設された一対の突起2
1の先端の爪をカバーキャップ19に設けられた対応孔
22に弾発係合させることにより、互いに脱落しないよ
うにサブアセンブリ化される。
【0014】導光リング18は、上記のようにしてカバ
ーキャップ19の内面と電装ユニット12との間に挟設
されているが、これには、径方向外向きに複数の弾発片
23が突設されている。この弾発片23が、図3に示す
ように、カバーキャップ19の内面に弾発力を伴って当
接することにより、導光リング18のがたつきが防止さ
れている。
【0015】導光リング18には、キーの各ポジション
(LOCK、ACC、ON、START)に対応する部
分に突部24が形成されている。一方、カバーキャップ
19には、この突部24を嵌合させる切り欠き窓25が
形成されている。そして切り欠き窓25に対応する部分
にポジションマーク26が白抜きで蛍光印刷されたポジ
ションリング27が、キー挿入孔28の周囲を囲む位置
に貼り付けられている。
【0016】これにより、発光ダイオード15に通電す
ると、導光リング18を介して切り欠き窓25の部分が
全体的に照明され、これが白抜きで印刷された各ポジシ
ョンマーク27から透ける結果、各ポジションマーク2
7の文字が輝光する。これと共に、キー挿入孔28に対
応する導光リング18の孔の内周面29も輝光して夜間
に於けるキー挿入孔28の視認性が向上する。
【0017】ケース11の側部には、発光ダイオードの
電源線、リミットスイッチ類の信号線、及びキーの内蔵
電池への充電電流の供給線を車両側の制御回路に接続す
るためのターミナルが内設されたコネクタ部31が一体
的に形成されている。そして車両側の制御回路に接続さ
れたリード線の先端のカプラをこのコネクタ部31に接
続することにより、プリント基板10に実装された各電
装品が一括して制御回路に接続されるようになってい
る。
【0018】
【考案の効果】このように本考案によれば、光源(発光
ダイオード)を含む照明回路のプリント基板及び導光リ
ングがカバーキャップに一体的に組み込まれ、照光装置
の部分がサブアセンブリ化されるので、キースイッチ本
体に対する照光装置の組み付けが簡略化される。また導
光リングが、その材料自体の弾発力をもってカバーキャ
ップに係止するので、格別固定手段を設けずにがたを生
じないようにすることができるので、製造工数の削減に
大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用されたキー装置の側断面図。
【図2】同キー装置の要部分解斜視図
【図3】カバーキヤップと導光リングとの関係を示す要
部切断端面図。
【符号の説明】 1 キー装置 2 ロータリースイッチ部 3 ステアリングロック装置部 4 シリンダ錠部 5 ロータ 6 ジョイント軸 7 ロックピン 8 キー 9 本体ケーシング 10 プリント基板 11 ケース 12 電装ユニット 13 給電端子 14 リミットスイッチ 15 発光ダイオード 16 充電端子 17 ガイドカラー 18 導光リング 19 カバーキャップ 20 ガイドプレート 21 突起 22 対応孔 23 弾発片 24 突部 25 切り欠き窓 26 ポジションマーク 27 ポジションリング 28 キー挿入孔 29 孔の内周面 31 コネクタ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照光回路が実装されたプリント基板と、
    前記プリント基板の前面を覆う位置に設けられる導光性
    樹脂製の環状部材と、前記プリント基板及び前記環状部
    材を収容した状態でキースイッチ本体に固定され、かつ
    当該キースイッチの各ポジションに対応したポジション
    マーク表示用の切り欠き窓が形成されたカバーキャップ
    とを有する照光手段をキー挿入孔の周囲に設けてなる照
    光式キースイッチであって、前記環状部材が、前記カバーキャップの内面に弾発的に
    当接する複数の弾性片を有している ことを特徴とする照
    光式キースイッチ。
JP1993041221U 1993-06-29 1993-06-29 照光式キースイッチ Expired - Lifetime JP2567580Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993041221U JP2567580Y2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 照光式キースイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993041221U JP2567580Y2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 照光式キースイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH076431U JPH076431U (ja) 1995-01-31
JP2567580Y2 true JP2567580Y2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=12602347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993041221U Expired - Lifetime JP2567580Y2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 照光式キースイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567580Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6265327U (ja) * 1985-10-15 1987-04-23
JPH0748910Y2 (ja) * 1991-09-10 1995-11-08 株式会社本田ロック キースイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH076431U (ja) 1995-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1518726B1 (en) Operating device of air conditioner for vehicle
EP1518728B1 (en) Operating device of air conditioner for vehicle
KR20090114664A (ko) 자동차용 엔진시동 및 정지스위치
JP6017348B2 (ja) スイッチ装置
KR101261209B1 (ko) 자동차용 엔진 시동 및 정지스위치
KR20160112184A (ko) 자동차의 버튼 시동용 스위치장치
KR20000004885A (ko) 컬럼 스위치
JP4195414B2 (ja) 車両用室内灯
JP2567580Y2 (ja) 照光式キースイッチ
JP2576766Y2 (ja) 電気部品のコネクタ構造
JP2567581Y2 (ja) キー装置
JPH0748910Y2 (ja) キースイッチ
JP2576767Y2 (ja) 車両用キー装置
JP3151128B2 (ja) 車両用キー装置
JPH068215Y2 (ja) キー装置
JP2502702Y2 (ja) 自動変速機のシフトレバ―用照明装置
KR102598067B1 (ko) 슬림형 텀블러 버튼의 조명장치
JPH11345530A (ja) スイッチ取付構造
JPH11105644A (ja) 車両用コンビネーションスイッチのベースの構造
JPH0527036Y2 (ja)
KR200145676Y1 (ko) 자동차용 수동식 쉬프트노브
JP2586522Y2 (ja) 配線器具
JP2553214Y2 (ja) 操作ノブのアクション構造
JPH0714070Y2 (ja) 車両用室内灯
JPH068214Y2 (ja) キー装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323532

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term