JP3900063B2 - 携帯機のケース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のキーレスエントリの送信機などの携帯機のケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両の遠隔操作の補助手段としてキーレスエントリシステムがある。このキーレスエントリの送信機などの携帯機は、ケース本体の材料着色は黒色が主流であり、また、ケースの全体または部分的に色変更を行う場合でも、樹脂などの材料着色や2色成形により行われており、意匠性に乏しいという問題があった。さらに、2色成形の場合には色が異なる溶着部分の強度が低いという問題もあった。
【0003】
また、携帯電話機等によく用いられるように、ケース表面にメタリック色を施すものとしてUV塗装が考えられるが、キーレスエントリの携帯機などのように、携帯機と一緒にキーホルダやキーリングに組み付けられる金属の鍵などにより携帯機の表面が傷つけられ耐久性に問題があった。
【0004】
さらに、電波式携帯機にあっては、ケース本体をメタリック塗装すると、塗装という性質上塗装膜の厚みは比較的厚いものになり、この塗装膜に金属を含有するため、電波の透過性能を低下させるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記点に鑑みて、表面を加飾可能で、かつ傷などの損傷を受け難くした携帯機のケースを提供することを目的とする。また、表面に高い電波透過性能を有するメタリック色を施した携帯機のケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、表面に操作部(31a、31b、31c、421b、421c)と本体部(110、120、210、220、410、420)とを有し、外部と通信を行う携帯機(1)のケース(2、9)であって、前記ケースの少なくとも一部は、透光性を有する樹脂フィルム(101)と前記樹脂フィルムの裏面に所定パターンが印刷された印刷層(103)とを備えた加飾フィルム(100、200、310、320、400)と、前記加飾フィルムの裏面上の前記印刷層に接するように成形されているベース材樹脂(BP)とを備え、前記加飾フィルムの表面が最外表面に配置されていることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、外部と通信を行う携帯機のケースを構成するベース材樹脂の少なくとも一部の表面に、ベースとなる透光性のフィルムの裏面に所定パターンの印刷層を形成した加飾フィルムを、加飾フィルムの表面がケースの最外面となるよう設けているので、ケースの最外面ではこの透光性のフィルムとベース材樹脂との間に挟まれた印刷層が両者によって保護されているので、加飾フィルムの印刷層の所定パターンはケース外部からの金属などによる傷を受け難くすることができる。
【0008】
さらに、印刷層に印刷される所定パターンを変えるだけで、異なった機能をもつ携帯機に容易に対応することができる。
【0009】
なお、前記樹脂フィルムの表面には、請求項2に記載のように、透明保護膜(102)を設けるようにすれば、この樹脂フィルムの表面に形成した透明保護膜をケースの最外面に配置することにより、樹脂フィルムをその透光性を損なうことなく保護することができる。
【0010】
前記印刷層は、請求項3に記載のように、金属成分を有するようにすれば、この金属成分により、透光性の樹脂フィルムを透過してケース最外部の表面にメタリック感を与えることができる。
【0011】
なお、前記ケースは、請求項4に記載のように、内部に前記通信のアンテナ(6)を有することができる。
【0012】
なおこの場合、印刷層が金属成分を有していても、印刷層は層厚さが薄いため電磁波の透過性能の低下が少なく、したがってアンテナの電波性能、すなわち携帯機の通信性能の低下を小さく抑えることができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、前記操作部は、操作入力用のノブ(31a、31b、31c、421b、421c)を備え、該ノブの表面が前記加飾フィルムで覆われていることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、携帯機の操作入力用のノブの表面に加飾フィルムを設けているので、ノブそのものを加飾フィルムで保護することができる。
【0015】
このとき、請求項6に記載のように、前記ノブを覆う加飾フィルムの印刷層に、前記ノブの操作内容を表すパターンを印刷することにより、携帯機の使用者がノブの操作内容を認識し易くすることができる。
【0016】
また、請求項7に記載のように、前記加飾フィルムの表面に、凸部または/および凹部(32、432)を備える刻印部が形成されるようにすれば、この刻印部により使用者の触覚による認識性を高めることができる。
【0017】
請求項8に記載の発明は、前記操作部と本体部とが一体の前記加飾フィルムで覆われていることを特徴とする。
【0018】
これにより、操作部と本体部との境界部を一体の加飾フィルムで覆うことができ、この境界部からケース内部への水分や埃などの侵入を防止することができる。また、一体的な加飾フィルムで本体部および操作部を同時に成形できるので、製造コストを削減することができる。
【0019】
また、請求項9に記載のように、前記操作部と本体部とをそれぞれ別体の前記加飾フィルムで覆われているようにすることができ、これにより、例えば、機能の異なる携帯機毎に、操作部を覆う加飾フィルムのみを別に作成することにより、柔軟に対応することができる。
【0020】
前記加飾フィルムの端部(M)は、請求項10に記載のように、前記成形されたベース材樹脂の回り込みより該ベース材樹脂内に入るようにすることができ、これによりケースのベース材としての樹脂から加飾フィルムが剥離することを防ぐことができる。
【0021】
本発明は、請求項11に記載のように、表面に操作入力用のノブ(31a、31b、31c、421b、421c)を備えた操作部と本体部(110、120、210、220、410、420)とを有し、内部に備えたアンテナ(6)を介して外部と通信を行う携帯機(1)のケース(2、9)であって、前記ケースの少なくとも一部は、透光性を有する樹脂フィルム(101)と、該樹脂フィルムの表面に設けられた透明保護膜(102)と前記樹脂フィルムの裏面に所定パターンが印刷された金属成分を有する印刷層(103)とを備えた加飾フィルム(100、400)と、前記加飾フィルムの裏面上の前記印刷層に接するように成形されているベース材樹脂(BP)とを備え、前記加飾フィルムの表面上の前記透明保護膜が最外表面に配置されているように構成することができる。
【0022】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本第1実施形態のキーレスエントリ用携帯機1の断面図であり、図2はその組立構成図である。なお、図1において、紙面上方を上部、下方を下部と称する。
【0024】
携帯機1は、そのケースを構成する上部カバー2と下部カバー9とにより形成される内部空間内に、上部より、ノブ部材3、防水カバー4、上部面にスイッチ51a〜51cを、下部面にアンテナ素子6を備えた回路基板5、アンテナ素子6と下部ケース9との間にあって比較的重量の大きなアンテナ素子6への衝撃を緩和するクッション材7および電池ターミナル81、電池ケース82、ボタン電池83、回路基板5を下部ケース9より支持するスペーサ80の順に配置されている。なお図1中、回路基板5の下部面に形成されている回路素子は省略している。
【0025】
図1において、後述する加飾フィルムで凸状に形成されたノブ部材3のノブ31a、31b、31cのそれぞれの下部には、シリコン樹脂製の防水カバー4を介して、回路基板5上部面にスイッチ51a、51b、51cが設けられている。また、ノブ31c上には、他のノブと区別できるよう突起32が刻印されている。
【0026】
次に、上部カバー2、下部カバー9およびノブ部材3の加飾フィルムによる形成方法について説明する。
【0027】
図3(a)は、上部カバー2の加飾フィルム100の平面図、同(b)は断面図、同(c)は断面の一部拡大図である。
【0028】
加飾フィルム100は、ポリカーボネート(PC)製、厚さt=0.3mmの透光性、詳しくは透明の樹脂フィルム101の表面(携帯機1の最外面に相当)全体にハードコート剤による透明保護膜102を塗布し、樹脂フィルム101の裏面(携帯機1のケースである上部カバー2のベース材となる樹脂BPに接する面)に印刷層103が形成されている。
【0029】
印刷層103は、アルミ粉などの金属成分を有するインクによるメタリック印刷部110と、ケースのボデー色(本第1実施形態の場合は黒)のインクによるボデー色印刷部120との2色印刷部からなる。このメタリック印刷部110とボデー色印刷部120とは、上部カバー2の本体部を構成する。
【0030】
また、メタリック印刷部110には、携帯機1の動作状態を表すLED(図示せず)の発光を透過するために印刷されていないLED部111が形成され、ボデー色印刷部120には、後述する操作部としてのノブ部材3を挿入するためのノブ用穴21a〜21cおよびキーリング用穴20の部分に当たる非印刷部121a〜121cおよび121dが、それぞれ形成されている。
【0031】
ところで、塗装によりメタリック感を出すためには、塗装の性質上塗膜厚さが通常30μm程度あり、この厚みの塗膜内に金属分が含まれるため、メタリック塗膜は電波性能に影響を及ぼすという問題がある。
【0032】
これに対して、本第1実施形態の印刷層103は、メタリック印刷部110およびボデー色印刷部120ともに、3μm程度の厚みである。したがって、メタリック印刷部110により、少ない金属成分でメタリック感を出すことが可能になるとともに、携帯機1内のアンテナ6の電波性能への影響を最低限に抑えることが可能となる。
【0033】
次に、図3(a)に示す加飾フィルム100は、図示しない型によりフォーミング加工が行われる。図4(a)はフォーミング加工後の加飾フィルム100の平面図であり、同(b)はA−A断面図である。
【0034】
フォーミング加工では、加飾フィルム100の端部の切断および上部カバー2の表面形状に倣った3次元形状への成形と、ノブ用穴21a〜21cおよびキーリング用穴20が穴あけが行われる。また、この3次元成形時に、ノブ判別用の突起32も成形される。
【0035】
フォーミング加工された加飾フィルム100は、成形機(図示せず)に装着されて、フィルムインモールド工法により、印刷層103側へPCによるベース材樹脂BPが射出成形され、これにより上部カバー2が作成される。図5(a)はフィルムインモールドにより成形された上部カバー2の平面図であり、同(b)はB−B断面図である。また、同(c)は、加飾フィルム100の端部Mの断面拡大図である。
【0036】
端部Mは、インモールド成形時に、上部カバー2のベース材樹脂BPが回り込むことにより、ベース材樹脂BP内に入り込み、外部に露出することがないので、加飾フィルム100のベース材樹脂からの剥離等の損傷を防止することができる。
【0037】
また、加飾フィルム100の樹脂フィルム101の材料とベース材樹脂BPの材料とは、共にPC、すなわち、両者の線膨張係数は同一であるのでインモールド成形された後、両者が剥離することがない。
【0038】
本第1実施形態の携帯機1の下部カバー9も、上述した上部カバー2と同じ工程により作成される。図6は、下部カバー9の加飾フィルム200の平面図、図7(a)、(b)は、それぞれフォーミング加工後の加飾フィルム200の平面図およびC−C断面図、図8(a)、(b)は加飾フィルム200のインモールド成形後の下部カバー9の平面図およびD−D断面図である。
【0039】
図中、表面にハードコート剤の透明保護膜102、裏面にメタリック印刷部210および黒のボデー色印刷部220が形成されたPCよりなる樹脂フィルム201をフォーミング加工し、端部切断、キーリング用穴あけ、および3次元成形を行う。フォーミング加工された加飾フィルム210をPCのベース材樹脂BPでインモールド成形して、下部カバー9を作成する。なお、加飾フィルム210のフォーミング加工時に、メーカーや車種を表すマーク(図示せず)を凸状や凹状に刻印しておけば、携帯機1の下部カバー9の表面にマークを形成することが可能である。
【0040】
一方、ノブ部材3も、ノブ用に加飾されたフィルム310、320を上述と同様にフォーミング成形して作成する。図9(a)、(b)にノブ部材の例を示す。同(a)は、1ボックスカー用の携帯機のノブの例を示しており、スイッチパターン印刷部としてのドアロックスイッチ用ノブ31c、ドアアンロックスイッチ用ノブ31bとスライドドア開スイッチ用ノブ31aをそれぞれ表すパターンが、上述と同様、加飾フィルム310の裏面に多色印刷されている。
【0041】
また、図9(b)は、セダン車用の携帯機として、上述スライドドア開スイッチの代わりに、トランクアンロックスイッチ用ノブ311aを表すパターンが加飾フィルム320の裏面に多色印刷されている。
【0042】
このように、印刷パターンを変更するだけで、異なる車種や機能に対応できる携帯機のケースを作成することができる。
【0043】
なお、ノブ部材3の裏面は、使用者によるスイッチ操作時に、防水カバー4を介してスイッチ51a〜51cと接触するので、ノブ部材3の印刷層103上にハードコート剤でコートすることにより印刷層103を保護することが好ましい。
【0044】
以上、本第1実施形態の携帯機1のケースとしての上部カバー2、下部カバー9およびノブ部材3には、PCよりなる透明の樹脂フィルム101の表面にハードコート剤による透明保護膜102を、裏面にメタリック印刷部110、210およびボデー色印刷部120、220またはスイッチパターン印刷部31a、31b、31c、311aを備えた印刷層103を、それぞれ設けた加飾フィルム100、200、310、320を、フォーミング加工により3次元成形したものを用いる。その後、上部および下部カバー2、9はフィルムインモールドにより、フォーミング加工された加飾フィルム100、200の裏面の印刷層側へベース材樹脂BPが射出成形されることにより、作成される。
【0045】
これにより、加飾フィルム100、200の表面である透明保護膜102が携帯機ケース表面に露出し、印刷層103が加飾フィルム100、200の裏面で樹脂フィルム101とベース材樹脂BPとで挟まれることにより、外部からの自動車キーなどの金属物体による印刷層103への傷つきが防止されるとともに、ケース外部からは、透明保護膜102および透明の樹脂フィルム101を介して印刷層103を見ることができる。
【0046】
さらに、金属成分を有する印刷層103の厚みを塗装膜厚よりも薄くできるので、メタリック印刷部110、210により、携帯機1のケースとしてメタリック感を与えることができると共に、携帯機1の内部のアンテナ6の電波特性に与える影響を最小限にすることができる。
【0047】
すなわち、耐久性のよいメタリック色およびボデー色の加飾がなされた、および、内蔵アンテナの電波性能を損なうことのない携帯機ケースを得ることができる。
【0048】
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、上部カバー2とノブ部材3とは別体のものを例に説明したが、以下では、両者を一体成形した第2実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態とは、上部カバー2に一体的に設けたスイッチノブの2個である点が異なっている。したがって、以下では、上部カバー2およびその製造工程についてのみ説明する。
【0049】
図10は、第2実施形態の加飾フィルム400の平面図である。なおPCよりなるt=0.3mmの樹脂フィルム101およびUV硬化ハードコート剤による透明保護膜102は第1実施形態と同様である。
【0050】
印刷層103は、第1実施形態と同様、本体部としての金属成分(アルミ粉)を含むインクによるメタリック印刷部410と黒色に印刷されたボデー色印刷部420とを有するとともに、操作部としての灰色に印刷されたノブ印刷部421b、421cを備えている。なお、第1実施形態と同様、メタリック印刷部410には印刷されていないLED部411が、またボデー色印刷部420にはキーリング用穴となる非印刷部421dが、それぞれ形成されている。
【0051】
このように形成された加飾フィルム400は、第1実施形態と同様、図示しない型によりフォーミング加工が行われる。図11(a)はフォーミング加工後の加飾フィルム400の平面図であり、同(b)はE−E断面図である。
【0052】
なお、本第2実施形態のフォーミング加工では、図11(b)に示すように、キーリング用穴20があけられるとともに、ノブ印刷部421b、421cは穴あけせずに凸状に成形され、さらにノブ印刷部421cの表面にはノブ判別用の突起432が設けられる。
【0053】
フォーミング加工された加飾フィルム400は、第1実施形態と同様、成形機(図示せず)に装着されて、フィルムインモールド工法により、印刷層103側へPCによるベース材樹脂BPが射出成形され、これにより上部カバー2が作成される。図12(a)はフィルムインモールドにより成形された上部カバー2の平面図であり、同(b)はF−F断面図である。また、同(c)は、同じくF−F断面図において、ノブ印刷部421b、421cが、ノブ操作のための力により凹状に撓みうることを示している。
【0054】
このように作成された本第2実施形態の携帯機1のケースによれば、第1実施形態と同様、加飾フィルム400の表面である透明保護膜102が携帯機ケース表面に露出し、印刷層103が加飾フィルム400の裏面で樹脂フィルム101とベース材樹脂BPとで挟まれることにより、外部からの自動車キーなどの金属物体による印刷層103への傷つきが防止されるとともに、ケース外部からは、透明保護膜102および透明の樹脂フィルム101を介して印刷層103を見ることができる。
【0055】
さらに、金属成分を有する印刷層103の厚みを塗装膜厚よりも薄くできるので、メタリック印刷部410、210により、携帯機1のケースとしてメタリック感を与えることができると共に、携帯機1の内部のアンテナ6の電波特性に与える影響を最小限にすることができる。
【0056】
また、本第2実施形態では、回路基板5のスイッチ51b、51cを覆う操作部としてのノブ印刷部421b、421cを、本体部としてのボデー色印刷部420およびメタリック印刷部410を形成する加飾フィルム400に一体的に設けたので、ケース表面には操作部と本体部との間に隙間が形成されることがなく、ケースの防水性、防塵性を高めることができる。
【0057】
(他の実施形態)
上記各実施形態では、加飾フィルムのベースとなる樹脂フィルム101として、透明のPC(ポリカーボネート)フィルムを用いたが、これ以外にも、例えば、透明のPET(ポリエチレンテレフタレート)を用いてもよい。また、樹脂フィルムの厚みを0.18〜0.5mm程度の範囲で選択すれば、フォーミング加工時に成形し易い加飾フィルムを得ることができる。
【0058】
また、樹脂フィルム101は透明のもの以外にも、つや消しのメタリック感を得るために半透明(透明のものよりも低い透光性を有するもの)であってもよい。
【0059】
ベース材樹脂BPの材質は、上記各実施形態のようにPC以外にも、例えば、PCとABS樹脂との混合樹脂を用いてもよい。要は、加飾フィルムの樹脂フィルムおよびベース材樹脂BPの線膨張係数が一致または、ほぼ一致するよう両者の材料を選択することが、フィルムインモールド工程での成形性を高めるために必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の携帯機の断面図である。
【図2】第1実施形態の携帯機の組立構成図である。
【図3】(a)は第1実施形態の上部カバーの加飾フィルムの平面図であり、(b)はその断面図であり、(c)は一部の拡大断面図である。
【図4】(a)は第1実施形態のフォーミング加工後の上部カバーの加飾フィルムの平面図であり、(b)はそのA−A断面図である。
【図5】(a)は第1実施形態のフィルムインモールド成形後の上部カバーの平面図であり、(b)はそのB−B断面図であり、(c)は上部カバー端部の拡大断面図である。
【図6】第1実施形態の下部カバーの加飾フィルムの平面図である。
【図7】(a)は第1実施形態のフォーミング加工後の下部カバーの加飾フィルムの平面図であり、(b)はそのC−C断面図である。
【図8】(a)は第1実施形態のフィルムインモールド成形後の下部カバーの平面図であり、(b)はそのD−D断面図である。
【図9】(a)、(b)はともに、フォーミング加工後のノブ部材の加飾フィルムの平面図である。
【図10】第2実施形態の上部カバーの加飾フィルムの平面図である。
【図11】(a)は第2実施形態のフォーミング加工後の上部カバーの加飾フィルムの平面図であり、(b)はそのE−E断面図である。
【図12】(a)は第2実施形態のフィルムインモールド成形後の上部カバーの平面図であり、(b)はそのF−F断面図であり、(c)は同じくノブ印刷部が凹状に撓んだときのF−F断面図である。
【符号の説明】
1…携帯機、2…上部カバー、3…ノブ部材、9…下部カバー、
20…キーリング用穴、21a〜21c…ノブ用穴、
100、200、400…加飾フィルム、101…樹脂フィルム、
102…透明保護膜、103…印刷層、
110、210、410…メタリック印刷層、
120、220、420…ボデー色印刷部、
310、320…ノブ用加飾フィルム、BP…ベース材樹脂。
Claims (11)
- 表面に操作部(31a、31b、31c、421b、421c)と本体部(110、120、210、220、410、420)とを有し、外部と通信を行う携帯機(1)のケース(2、9)であって、
前記ケースの少なくとも一部は、
透光性を有する樹脂フィルム(101)と前記樹脂フィルムの裏面に所定パターンが印刷された印刷層(103)とを備えた加飾フィルム(100、200、310、320、400)と、
前記加飾フィルムの裏面上の前記印刷層に接するように成形されているベース材樹脂(BP)とを備え、
前記加飾フィルムの表面が最外表面に配置されていることを特徴とする携帯機のケース。 - 前記樹脂フィルムの表面には、透明保護膜(102)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯機のケース。
- 前記印刷層は、金属成分を有することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯機のケース。
- 前記ケースは、内部に前記通信のアンテナ(6)を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の携帯機のケース。
- 前記操作部は、操作入力用のノブ(31a、31b、31c、421b、421c)を備え、該ノブの表面が前記加飾フィルムで覆われていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の携帯機のケース。
- 前記ノブを覆う加飾フィルムの印刷層は、前記ノブの操作内容を表すパターンが印刷されていることを特徴とする請求項5に記載の携帯機のケース。
- 前記加飾フィルムの表面に、凸部または/および凹部を備える刻印部(32、432)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の携帯機のケース。
- 前記操作部と本体部とが一体の前記加飾フィルムで覆われていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の携帯機のケース。
- 前記操作部と本体部とがそれぞれ別体の前記加飾フィルムで覆われていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の携帯機のケース。
- 前記加飾フィルムの端部(M)は、前記成形されたベース材樹脂の回り込みより該ベース材樹脂内に入っていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の携帯機のケース。
- 表面に操作入力用のノブ(31a、31b、31c、421b、421c)を備えた操作部と本体部(110、120、210、220、410、420)とを有し、内部に備えたアンテナ(6)を介して外部と通信を行う携帯機(1)のケース(2、9)であって、
前記ケースの少なくとも一部は、
透光性を有する樹脂フィルム(101)と、該樹脂フィルムの表面に設けられた透明保護膜(102)と前記樹脂フィルムの裏面に所定パターンが印刷された金属成分を有する印刷層(103)とを備えた加飾フィルム(100、400)と、
前記加飾フィルムの裏面上の前記印刷層に接するように成形されているベース材樹脂(BP)とを備え、
前記加飾フィルムの表面上の前記透明保護膜が最外表面に配置されていることを特徴とする携帯機のケース。
Priority Applications (5)
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