JP4184240B2 - 並列組合型複列アンギュラ玉軸受及びその分離方法 - Google Patents

並列組合型複列アンギュラ玉軸受及びその分離方法 Download PDF

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Description

この発明は、並列組合型複列アンギュラ玉軸受及びその分離方法に関する。
従来、並列アンギュラ単列は,単列アンギュラ玉軸受を2個並列に組みあわせて使用していた。この場合,2個の軸受に負荷が均等に分配される必要があるため,差幅(DTすきま)の管理が必要である。そこで、特許文献1、2においては、図13に示すように、内外輪34,35それぞれを一体とし、内外輪にそれぞれ複列のカウンタボア側軌道面36,37、反カウンタボア側軌道面38,39を形成している。即ち、2列のボール群32,33と、この2列のボール群を同一ピッチ円直径で転動するようにされた2つの軌道面を外周に有する一体の内輪34と、内輪の2つの軌道面に対応する2つの軌道面を内周に有する一体の外輪35とで並列組合型複列アンギュラ玉軸受30としている。さらに、ボール32,33の数を増し、負荷容量を増すため、内外輪の一方の軌道面36,37の内外輪端側に軌道面の反内外輪端側より小径又は大径のカウンタボア(肩おとし部)42,43を設け、内外輪のカウンタボアが逆方向に配置されるようにしている。かかる並列組合型複列アンギュラ玉軸受30のアキシャル内部接触線51は図13に示すように左右平行となりその方向は左側方向となり、例えば、これを二組、あるいは円錐ころ軸受と、組み合わせる等して特許文献1に記載のような自動車の終端減速機のピニオン支持用等に使用される。
また、かかる並列組合型複列アンギュラ玉軸受の組立にあたっては、図14に示すように、内輪の他方の軌道面(反カウンタボア側)38に保持器20によりボール32を保持しながら内輪アセンブリ52として組み立てる。一方、外輪の他方の軌道面(反カウンタボア側)39に保持器20によりボール33を保持しながら外輪アセンブリ53として組み立てる。例えば矢印方向に外輪アセンブリ53を移動させ内輪アセンブリ52に嵌挿して組み立てる。ところで、特許文献1の請求項2,3に記載のように、カウンタボア(肩おとし部)42,43とボール33,32とが干渉量を持たないようにすると、組立及び分解が容易である。しかし、並列型複列アンギュラ玉軸受は、その製造工程で一組の軸受に対し、外輪・内輪の軌道径とボール径を調整し、内部隙間を調整する必要がある。このため、組合わされた部品以外の組合せでの互換性がなく、分解が容易であると、搬送時等にばらばらになってしまい正しい組合せが困難となり、管理が非常に煩雑になる。一方、カウンタボア(肩おとし部)42,43とボール33,32とに干渉量をもたせれば分離することはない。しかし、干渉量を持たせると単純に組み立てることができない。そこで、特許文献1においては、外輪35を加熱して径方向に膨張させカウンタボアとボールとが干渉しないようにして組み立てる。さらに、特許文献2のものにおいては、干渉量を楕円形状にして外輪35をプレスで変形させ、ボールの法絡線を楕円状にして干渉をなくした状態で組み立てたものが開示されている。
実開平05−066327号公報 特開昭61−184216号公報 図12 図13
しかし、一体の内外輪への複数の軌道面の加工に当たっては、総形の研削砥石を用いるため、加工負荷抵抗及び工数が増大するという問題があった。さらに、複数の軌道面の一方のカウンタボア42,43を有する側の軌道面36,37断面が略1/4〜1/8円弧に対し他方の軌道面38,39断面は略1/2〜1/4円弧であり、加工面積が約2倍程度異なるので研削抵抗差が生じ研削精度を悪化させるという問題があった。一方、組立・分解にあたっては、外輪を加熱したり、プレスで変形させるので、組立・分解に手間がかかる上、相当の設備が必要であり、費用もかかるという問題があった。さらに、機器・装置へ軸受を組み付ける際、外輪側と内輪側を別々に組み付ける場合がある。この場合は、組み付け現場で外輪を加熱したり、プレスで変形させることはほとんど不可能であり、特許文献1の請求項2,3に記載のように、カウンタボアとボールとの干渉量を無くし、組立・分解を容易にすると搬送時、外輪側と内輪側が分離するおそれがあり、梱包や管理が面倒であるという問題があった。
本発明の課題は前述した問題点に鑑みて、加工抵抗が少なく、精度の高い軌道面を有する並列組合型複列アンギュラ玉軸受を提供することである。さらには、組立・分解が容易でかつ搬送中等でもばらばらになりにくい並列組合型複列アンギュラ玉軸受を提供することである。
本発明においては、同一ピッチ円直径に配設された2列のボール群と、前記各ボール群が同一ピッチ円直径で転動するようにされた2つの軌道面を外周に有する一体の内輪と、前記内輪の2つの軌道面に対応する2つの軌道面を内周に有する一体の外輪と、を有する並列組合型複列アンギュラ玉軸受であって、前記内輪の一方の軌道面の前記内輪端部側に前記軌道面の反内輪端側より小径のカウンタボアを設け、前記内輪の他方の軌道面の前記一方の軌道面側に逃げ部が設けられ、前記内輪の他方の軌道面側に対応する前記外輪の一方の軌道面の前記外輪端部側に前記軌道面の反外輪端側より大径のカウンタボアを設け、前記外輪の他方の軌道面の前記一方の軌道面側に逃げ部が設けられ、前記逃げ部は軌道面とは境界部を介して設けられ、かつ、前記いずれかの逃げ部は内外輪の分離時には、一部のボールが重力や摩擦等により前記逃げ部に移動し、移動したボールと、前記いずれかの逃げ部及び対応する前記軌道面との隙間がなくなるようにされている並列組合型複列アンギュラ玉軸受を提供することにより前述した課題を解決した。
即ち、内外輪のそれぞれを一体として複列の軌道面が設けられ、内外輪のカウンタボアが逆方向に配置された並列組合型複列アンギュラ玉軸受のカウンタボアがない側の他方の軌道面の一方の軌道面側(カウンタボア側)に境界部を介して逃げ部を設けたので、複列の軌道面の形状をほぼ同じとすることができ、加工にあたって軌道面間の抵抗差は小さいか、又は無い。組立後の使用にあたっては、ボールは斜め方向の力を受け、内外輪のカウンタボア側とは反対方向の転動面及び対応する外内輪の転動面に接触し負荷を支える。従って、逃げ部を設けても軸受性能には影響がない。
また、軌道面に境界部を介して逃げ部を設け、さらに、内外輪の分離時には、一部のボールが重力や摩擦等により逃げ部に移動し、移動したボールと、逃げ部及び対応する軌道面との隙間がなくなるようにされているので、ボールの一部がカウンタボアと干渉して、あるいは楔作用による摩擦抵抗により分離しにくい、又は、分離することがない。
かかる、逃げ部を有する並列組合型複列アンギュラ玉軸受を従来と同様なカウンタボアを設けてもよいが、さらに請求項2に記載の発明においては、前記外輪の一方の軌道底の径と前記外輪のカウンタボアの径との差、及び前記内輪のカウンタボアの径と前記内輪の一方の軌道底の径との差が前記ボール群と前記内外輪軌道面とのラジアル隙間より小さくされた並列組合型複列アンギュラ玉軸受とした。
即ち、従来のものは外輪(内輪)の軌道底とカウンタボアの径との差、即ち、カウンタボアの一部又は全部の高さがボールの内外輪軌道面とのラジアル隙間より大きくされているのに対し、請求項2に記載の本発明においては、逆に小さくした。これにより、従来のものは、そのままでは、ボールとカウンタボアとが干渉し、組立・分離ができないので、加熱や変形が必要であるのに対し、本発明においては、ボールとカウンタボアとは寸法的には干渉しないので、大きな抵抗なく、そのままボールと内外輪との組立が容易に行える。このように請求項2に記載の発明においては組立は容易で分離がしにくい。
逃げ部の大きさにについては、大きすぎると軸受強度全体を弱くし、また、反対側軌道面の確保ができなくなる。一方小さすぎると加工代が確保できなかったり、分離しやすくなる。そこで、請求項3に記載の発明においては、前記内輪の逃げ部と前記内輪の他方の軌道面との境界部の径が、前記内輪の他方の軌道底径より大きく、前記ボールと前記内輪の他方の軌道面とが接触するアキシャル内部接触相当位置の径より小さくされ、前記外輪の逃げ部と前記外輪の他方の軌道面との境界部の径が、前記外輪の他方の軌道底径より小さく、前記ボールと前記外輪の他方の軌道面とが接触するアキシャル内部接触相当位置の径より大きくされた並列組合型複列アンギュラ玉軸受とした。なお、長手方向には軌道面を確保できる長さがあればよい。
請求項2に記載の発明においては、組立後に分離する場合、そのままでは、ボールが逃げ部に接触し、楔作用等により分離しにくい又は分離できない。そこで、請求項4の発明においては、請求項2記載の並列組合型複列アンギュラ玉軸受を軸を垂直にして置き、上側の前記ボール群を上方にも保持する保持器をつまみ上げ、前記内輪と外輪とを分離する並列組合型複列アンギュラ玉軸受の分離方法を提供する。保持器でボール全体を持ち上げるので、ボールが逃げ部に重力で落ちることがない。また、ボールと一緒に内輪又は外輪の一方(カウンタボアが下側に配置されている方)が持ち上がる。従って、楔作用もなく、ボールのラジアル隙間が保たれ、カウンタボアが上側に配置されている方の内輪又は外輪のカウンタボアと寸法上干渉しないので、ボール、保持器、内輪又は外輪を引き上げることができる。なお、保持器はボールがバラバラになることなく内輪や外輪にアセンブリとして装着可能であればよく、保持器の形状や材質は背景技術で述べたような従来の複列アンギュラ玉軸受で用いられるものでよい。
さらに、水平方向に配した状態での分離も可能である。そこで、請求項5に記載の発明においては、請求項2記載の並列組合型複列アンギュラ玉軸受の軸をおよそ水平方向にして回転させながら前記内輪と外輪とを分離する並列組合型複列アンギュラ玉軸受の分離方法とした。これによれば、回転させることによりボールの逃げ部への軸移動を解除し、楔作用やカウンタボアとの抵抗を少なくし、内輪と外輪とを分離することができる。
本発明においては、複列の軌道面のカウンタボアがない側の他方の軌道面の一方の軌道面側に境界部を介して逃げ部を設けたので、逃げ部を旋削あるいは鍛造仕上げとすることにより研削工程以降の工程負荷を削減することができ、さらに、軌道面形状をほぼ同じにし、加工抵抗差を小さくしたので、研削加工精度を向上するものとなった。さらに、内外輪の分離時には、逃げ部とボールとの挙動により分離しにくくしたので、搬送中などには分離しにくく、互換性のない軸受外内輪を装置に使用する場合、その組み付け直前まで、確実に1対を維持できるものとなった。
また、請求項2に記載の発明においては、ボールとカウンタボアとの寸法的な干渉を無くし、組付けを容易にする一方、逃げ部とボールとの挙動により分離しにくくしたので、外内輪を簡易に組立ることができ、搬送中などには分離しにくく、かつ、簡易な作業により外内輪を分離することが出来る軸受を提供するものとなった。これにより、互換性のない軸受外内輪を装置に使用する場合、その組み付け直前まで、確実に1対を維持し、組み付けの際に分離し、それぞれを装置に組み付けることができ、管理も容易なものとなった。請求項3に記載の発明においては、より好ましい形状を得られ、また組立・分解も確実である。
さらに、請求項4乃至5に記載の発明においては、保持器をボールと共に引き上げたり、回転しながら移動させることにより、容易に分離できるものとなり、搬送時にバラバラになることもほとんど無い。また、組み付け現場での分離・組立が容易で管理、取り扱いが容易なる等の効果を奏する。さらに、加熱やプレス等が不要なので設備が不要でコストのかからないものとなった。なお、本発明においては、2列のボールのピッチ円直径が同一であれば、同径のボールに限定されず、ボール径が異なる場合でも同様の効果を得られる。
本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1は本発明の並列組合型複列アンギュラ玉軸受の部分断面図、図2は本発明の(a)は内輪(b)は外輪の軌道面の部分拡大断面図、図3は本発明のカウンタボアとボールの関係を示す部分拡大断面図、図4(a)は本発明、(b)は従来の外輪軌道面の研削加工の説明図である。なお、後述する図を含め、各図において、同様に部品には同符号を付し説明の一部を省略している。また、説明のために隙間等について誇張して図示している。図1に示すように、本発明並列組合型複列アンギュラ玉軸受1は、同一ピッチ円直径Pに配設された2列のボール群2,3と、各ボール群が同一ピッチ円直径で転動するようにされた2つの軌道面6,8を外周に有する一体の内輪4と、内輪の2つの軌道面に対応する2つの軌道面7,9を内周に有する一体の外輪5を有している。内輪4の一方の軌道面6の内輪端側に軌道面の反内輪端側より小径のカウンタボア12が設けられている。さらに、内輪4の他方の軌道面8の一方の軌道面側に逃げ部14が設けられている。逃げ部14に続いて接続部24が形成され、接続部の端は一方の軌道面6が形成されている。同様に、内輪4の他方の軌道面8側に対応する外輪5の一方の軌道面7の外輪端部側に軌道面の反外輪端側より大径のカウンタボア13が設けられ、内輪と同様に、外輪の他方の軌道面9の一方の軌道面7側に逃げ部15及び接続部25が設けられている。かかる並列組合型複列アンギュラ玉軸受1を装置等に組み付けた場合には、従来と同様に、軌道面6,7,8,9は互いに斜め方向で一組とされ、図1においては、負荷を受けるアキシャル内部接触線51、51は左右平行となりその方向は左側方向とされている。
図2に示すように、内輪4の逃げ部14と内輪の他方の軌道面(反カウンタボア側軌道面)8との境界部16の径Dnが、内輪の他方の軌道底径dnより大きく、ボール3と内輪の他方の軌道面8とが接触するアキシャル内部接触相当位置(アキシャル内部接触線と軌道面との交点)18の径Rnより小さくされている。また、外輪5の逃げ部15と外輪の他方の軌道面9との境界部17の径Dgが、外輪の他方の軌道底径dgより小さく、ボール2と外輪の他方の軌道面とが接触するアキシャル内部接触部位置19の径Rgより大きくされている。逃げ部14,15は境界部16,17と接続部24,25を斜め方向に直線又は円弧で結ぶようにされている。なお、図に示すように、逃げ部14,15は境界部より接続部24,25側になるようにされている。また、図3に示すように、外輪5の一方の軌道底の径dgと外輪のカウンタボア13の径Rcgとの差、及び内輪のカウンタボアの径Rcnと内輪の一方の軌道底の径dnとの差、即ちカウンタボア量δがボール群2,3と内外輪軌道面とのラジアル隙間Δsより小さくされている。かかる寸法関係にあるときは、ボール2,3はカウンタボア12,13と干渉することがない、又は低抵抗である。
かかる構成の内外輪4,5の逃げ部14,15の研削加工においては、図4に示すように所定の軌道面の形状31に成形された研削砥石32を前加工された外輪5の軌道溝33(太線で誇張して示している)に押し当て研削加工が行われる。図4(b)に示す従来のものでは、逃げ部がないので、カウンタボア13がない方の軌道溝全体を加工するので、左右の負荷の差があり、負荷も大きい。これに対して、図4(a)に示す本発明においては、逃げ部15に研削砥石32が接触しないので、両軌道面7,9を同一形状とすることができるので、左右の負荷の差がなく、負荷も逃げ部の分だけ小さくなり、加工工数が減り、精度が向上する。
次に、本発明の並列組合型複列アンギュラ玉軸受1の組立について説明する。図5は前述した図1に示す並列組合型複列アンギュラ玉軸受の組立説明図であり、(a)は外輪アセンブリー(b)は内輪アセンブリ、(c)は内輪又は外輪側の保持器の他の例を示す斜視図である。図6は外輪アセンブリのカウンタボア側を上側になるように置き内輪アセンブリを挿入する場合の組立説明図、図7は内輪アセンブリのカウンタボア側を上側になるように置き外輪アセンブリを挿入する場合の組立説明図である。まず、図5において、外輪5の反カウンタボア側(他方の)軌道面9にボール3と保持器20を外れないように装着し(a)に示す外輪アセンブリ53とする。次に、内輪4の反カウンタボア側(他方)軌道面8にボール2と保持器20′を外れないように装着し内輪アセンブリ52とする。保持器20,20′は例えば図5の(c)に示すような樹脂製で一体成形され、ボールが収納保持される複数のポケット20aが周状に配置された冠形タイプの一般的なものを用いればよい。但し(c)に記載の保持器は(a)(b)に記載の保持器とは異なるタイプのものである。次に、従来と同様に、外輪アセンブリ53に内輪アセンブリ52を挿入すると、ボール3,2はそれぞれ軌道面8,9に押しつけられ、さらにカウンタボア側軌道面6,7とアキシャル内部接触部位置で接触するようにされる。カウンタボアの径と内外輪の軌道底の径との差、即ちカウンタボア量δはボール群2,3と内外輪軌道面とのラジアル隙間Δsより小さいので、ボール群はカウンタボアと干渉しない、又は低抵抗で内外輪アセンブリ52,53が並列組合型複列アンギュラ玉軸受として組立られる。
図6に示す場合は、外輪アセンブリ53をカウンタボア13側が上になるように置き、矢印A方向に内輪アセンブリ52を押し込むようにすると、下側のボール3は自重により軌道面9に付勢され、上側のボール2はカウンタボア13の抵抗を受けて軌道面8に付勢され、上下共、カウンタボア12,13をボール3,2が容易に通過し、容易に組立ができる。また、同様に図7に示す場合は、内輪アセンブリ52をカウンタボア12側が上になるように置き、矢印A方向に外輪アセンブリ53を押し込むようにすると、下側のボール2は自重により軌道面8に付勢され、上側のボール3はカウンタボア12の抵抗を受けて軌道面9に付勢され、上下共、カウンタボアをボールが容易に通過し、容易に組立ができる。
内外輪アセンブリ52,53の組立後は次の理由で軸受の分離が阻害され、並列組合型複列アンギュラ玉軸受がばらばらになることなく搬送等ができる。図8は外輪が下側に配置されたときの外力の影響を示す説明図、図9は内輪が下側に配置されたときの外力の影響を示す説明図である。図8において、外輪5を下に置き、内輪4を矢印A方向に持ち上げる場合は、ボール2,3は、自重により鉛直方向下向きに垂れ下がろうとする。このとき、軸受が分離するためには、内輪アセンブリ52の上側ボール2が外輪5のカウンタボア13を上方に通り抜け、かつ、内輪4のカウンタボア12が外輪アセンブリ53の下側ボール3を上方に通り抜けなければならない。ところが、内輪4の反カウンタボア側の逃げ部14に上側のボール2は接触し、ボール2は半径方向外側に広がる矢印B方向の力を受ける。これにより、ボール2と外輪5のカウンタボア側軌道面7と近接又は接触し、ラジアル隙間は正規のラジアル隙間より狭く、又は無くなり、ボール2はカウンタボア13を乗り越えられなくなる、あるいは楔作用で抜けにくくなる。従って、外内輪は分離できない。下側のボール3のみを考えると寸法的に分離可能であるが上側のボール2が抜けないので分離できない。
図9において、内輪4を下に置き、外輪5を矢印A方向に持ち上げる場合は、ボール2,3は、自重により鉛直方向下向きに垂れ下がろうとする。このとき、軸受が分離するためには、外輪アセンブリ53のボール3が内輪4のカウンタボア12を上方に通り抜け、かつ、外輪5のカウンタボア13が内輪アセンブリ52の下側ボール2を上方に通り抜けなければならない。ところが、外輪5の反カウンタボア側軌道9の逃げ部15に上側のボール3は接触し、ボールは半径方向内側に矢印B方向の狭まる力を受ける。これにより、図8の場合と同様に、ボール3とカウンタボア側の内輪軌道面6は近接又は接触し、ラジアル隙間は正規のラジアル隙間より狭く、又は無くなり、ボール3はカウンタボア12を乗り越えられなくなる、あるいは楔作用で抜けにくくなる。従って、下側ボール2の動きに関わらず、外内輪は分離しない。
次に、分解する場合について述べる。図10は保持器をつまみ上げることにより分離する方法を示す説明図、図11は軸受を回転させながら分離する方法を示す説明図である。まず、保持器20をつまみ上げる方法について説明する。前述した図8,9において、分解できないのは、ボール2,3が自重により垂れ下がり、逃げ部14,15に接触することで、ラジアル隙間がなくなり、分離を阻害する。そこで、図10に示すように、外輪5のカウンタボア13を下にして、外輪を矢印A方向に分解する場合は、外輪5側の保持器20を上側(矢印C方向)につまみ上げ、保持器を介して上側ボール3を上方(矢印B方向)に持ち上げる。これにより、ボール3は、外輪5の反カウンタボア側軌道面9に接し、内輪4のカウンタボア12側軌道面6との間に半径方向の遊びを保った状態で上側に移動する。従って、本来あるべきラジアル隙間の分、内輪4のカウンタボア12を容易に乗り越える。一方、下側ボール2は自重によって垂れ下がっても、内輪4の反カウンタ側の軌道面8に接するだけなので、本来のラジアル隙間のままであるので、外輪5のカウンタボア13を容易に乗り越える。従って、外内輪を分離することができる。なお、図10とは上下逆に配置した場合は、内輪側の保持器を上方につまみあげれば同様に分離できる。
次に、軸受を回転させながら分離する方法について説明する。前述した図8,9のように軸受の軸方向を鉛直方向に向けた状態では、軸受を回転させても、ボールが逃げ部に落ち込み、軸受の分解は困難である。そこで、図11に示すように、軸受1の軸をおよそ水平方向にし、軸受の外輪5または内輪4を回転(矢印D)させる。回転させることにより、ボール2,3が転動面6,7,8,9で回転し、逃げ部14,15への落ち込みがなく、ラジアル隙間を保つようにできるので、カウンタボア12,13を乗り越えて外内輪アセンブリ52,53を分離することができる。このように、内外輪アセンブリ52,53を単に軸方向に引っ張ったり、回転するのみでは分離が困難あり、搬送時等で並列組合型複列アンギュラ玉軸受がばらばらになることがない。一方、保持器によりボールと一緒に引き上げる、又は水平にして回転させる等の簡単な作業で容易に内外輪アセンブリを分離することができ、現場での装置への軸受の組み込み時に取り扱いが簡単で容易に管理ができる。
なお、逃げ部を有するが、カウンタボア量が少ない、又は無い場合は、ボールが引っかかる部分がなくなるので、分離(着脱)は容易である。この場合については、図12に示す。なお、前述したと同部分については、同符号を付し説明を省略する。図12に示すようにボールの移動があってもカウンタボアを容易にすり抜ける。図12においては、逃げ部14,15は境界部より一度凹形状断面としてから接続部24,25につながるようにされた例を示した。このように、逃げ部の形状は種々の形態があることはいうまでもない。
本発明の並列組合型複列アンギュラ玉軸受の部分断面図である。 本発明の(a)は内輪の軌道面、(b)は外輪の軌道面の部分拡大断面図である。 本発明のカウンタボアとボールの関係を示す部分拡大断面図である。 (a)は本発明、(b)は従来の外輪軌道面の研削加工の説明図である。 図1に示す本発明の並列組合型複列アンギュラ玉軸受の組立説明図であり、(a)は外輪アセンブリー(b)は内輪アセンブリ、(c)は内輪又は外輪側の保持器の他の例を示す斜視図である。 外輪アセンブリのカウンタボア側を上側になるように置き内輪アセンブリを挿入する場合の本発明の組立説明図である。 内輪アセンブリのカウンタボア側を上側になるように置き外輪アセンブリを挿入する場合の本発明の組立説明図である。 本発明の外輪が下側に配置されたときの外力の影響を示す説明図である。 本発明の内輪が下側に配置されたときの外力の影響を示す説明図である。 本発明の保持器をつまみ上げることにより分離する方法を示す説明図である。 本発明の軸受を回転させながら分離する方法を示す説明図である。 本発明の分離型の並列組合型複列アンギュラ玉軸受の部分断面図である。 従来の並列組合型複列アンギュラ玉軸受の部分断面図である。 従来の並列組合型複列アンギュラ玉軸受の組立説明図である。
符号の説明
1、21、22 並列組合型複列アンギュラ玉軸受
2、3 ボール(群)
4 内輪
4a 内輪外周
5 外輪
5a 外輪内周
6 一方の軌道面(内輪側のカウンタボア側軌道面)
7 一方の軌道面(外輪側のカウンタボア側軌道面)
8 他方の軌道面(内輪側の反カウンタボア側軌道面)
9 他方の軌道面(外輪側の反カウンタボア側軌道面)
10 内輪端
11 外輪端
12 カウンタボア(内輪側)
13 カウンタボア(外輪側)
14 逃げ部(内輪側)
15 逃げ部(外輪側)
16 境界部(内輪)
17 境界部(外輪)
18 アキシャル内部接触相当位置(内輪)
19 アキシャル内部接触相当位置(外輪)
20、20′ 保持器
dg 外輪の軌道底径
dn 内輪の軌道底径
Dg 外輪の境界部の径
Dn 内輪の境界部の径
P ピッチ円直径
Rg 外輪のアキシャル内部接触相当位置の径
Rn 内輪のアキシャル内部接触相当位置の径
δ カウンタボア量(外輪の一方の軌道底の径と外輪のカウンタボアの径との差 、内輪のカウンタボアの径と内輪の一方の軌道底の径との差)
Δs ボール群と内外輪軌道面とのラジアル隙間

Claims (5)

  1. 同一ピッチ円直径に配設された2列のボール群と、前記各ボール群が同一ピッチ円直径で転動するようにされた2つの軌道面を外周に有する一体の内輪と、前記内輪の2つの軌道面に対応する2つの軌道面を内周に有する一体の外輪と、を有する並列組合型複列アンギュラ玉軸受であって、前記内輪の一方の軌道面の前記内輪端部側に前記軌道面の反内輪端側より小径のカウンタボアを設け、前記内輪の他方の軌道面の前記一方の軌道面側に逃げ部が設けられ、前記内輪の他方の軌道面側に対応する前記外輪の一方の軌道面の前記外輪端部側に前記軌道面の反外輪端側より大径のカウンタボアを設け、前記外輪の他方の軌道面の前記一方の軌道面側に逃げ部が設けられ、前記逃げ部は軌道面とは境界部を介して設けられ、かつ、前記いずれかの逃げ部は内外輪の分離時には、一部のボールが重力や摩擦等により前記逃げ部に移動し、移動したボールと、前記いずれかの逃げ部及び対応する前記軌道面との隙間がなくなるようにされていることを特徴とする並列組合型複列アンギュラ玉軸受。
  2. 前記外輪の一方の軌道底の径と前記外輪のカウンタボアの径との差、及び前記内輪のカウンタボアの径と前記内輪の一方の軌道底の径との差が前記ボール群と前記内外輪軌道面とのラジアル隙間より小さくされていることを特徴とする請求項1に記載の並列組合型複列アンギュラ玉軸受。
  3. 前記内輪の逃げ部と前記内輪の他方の軌道面との境界部の径が、前記内輪の他方の軌道底径より大きく、前記ボールと前記内輪の他方の軌道面とが接触するアキシャル内部接触相当位置の径より小さくされ、前記外輪の逃げ部と前記外輪の他方の軌道面との境界部の径が、前記外輪の他方の軌道底径より小さく、前記ボールと前記外輪の他方の軌道面とが接触するアキシャル内部接触相当位置の径より大きくされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の並列組合型複列アンギュラ玉軸受。
  4. 請求項2記載の並列組合型複列アンギュラ玉軸受を軸を垂直にして置き、上側の前記ボール群を上方にも保持する保持器をつまみ上げ、前記内輪と外輪とを分離することを特徴とする並列組合型複列アンギュラ玉軸受の分離方法。
  5. 請求項2記載の並列組合型複列アンギュラ玉軸受の軸をおよそ水平方向にして回転させながら前記内輪と外輪とを分離することを特徴とする並列組合型複列アンギュラ玉軸受の分離方法。
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