JP7225703B2 - 円すいころ軸受 - Google Patents

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本発明は、円すいころ軸受に関する。
図8は、円すいころ軸受の従来構造の1例として、特開2006-29522号公報に記載されたものを示している。図8に示した円すいころ軸受1は、外輪2と、内輪3と、複数個の円すいころ4と、保持器5とを備える。
外輪2は、内周面に円すい凹面状の外輪軌道6を有する。内輪3は、外周面に円すい凸面状の内輪軌道7を有するとともに、内輪軌道7の小径側に隣接する部分から径方向外側に突出した小鍔部8、及び、内輪軌道7の大径側に隣接する部分から径方向外側に突出した大鍔部9を有する。複数個の円すいころ4は、外輪軌道6と内輪軌道7との間に円周方向に離隔して配置されている。保持器5は、複数個の円すいころ4を転動自在に保持している。
保持器5は、鋼板製又は合成樹脂製であり、円すい筒状に構成されている。このような保持器5は、軸方向に離隔して互いに同軸に配置された、小径円環部10、及び、小径円環部10よりも大径の大径円環部11と、円周方向に等間隔に配置され、小径円環部10と大径円環部11とを連結する複数本の柱部12とを有する。そして、円周方向に隣り合う柱部12同士の間部分を、円すいころ4を保持するためのポケット13としている。
上述のような円すいころ軸受1は、外輪2を組み付ける前の状態、すなわち、内輪3と複数個の円すいころ4と保持器5との組立体である、内輪組立体15{図9(c)参照}のみの状態で、内輪3に対する複数個の円すいころ4及び保持器5の分離を防止する必要がある。このために、保持器5を構成する柱部12を、円すいころ4の中心軸よりも径方向外側に配置するとともに、ポケット13の径方向外側の開口部の円周方向幅を、円すいころ4の直径よりも小さくしている。これにより、ポケット13から円すいころ4が径方向外側に抜け出ることを防止している。また、保持器5を弾性変形させることなく、円すいころ4を最も径方向外側に寄せた状態、すなわち、ポケット13内で円すいころ4の外周面である転動面を1対の柱部12の円周方向側面に接触させた状態で、円すいころ4の内接円径を、小鍔部8の外径よりも小さくしている。これにより、円すいころ4が、小鍔部8を軸方向に乗り越えることを防止している。
特に、保持器5が合成樹脂製である場合は、内輪組立体15を組み立てる際には、まず、図9(a)に示すように、保持器5の小径円環部10を下に向けるとともに、保持器5の中心軸の方向を鉛直方向(上下方向)に一致させた状態で、換言すれば、保持器5の姿勢を上側に向かうほど大径となるようにした状態で、保持器5のポケット13内に円すいころ4を径方向内側から挿入する。これにより、複数個の円すいころ4と保持器5との組立体である、円すいころ組立体14を組み立てる。
次に、図9(b)→図9(c)に示すように、小鍔部8を下に向けた内輪3を、円すいころ組立体14の径方向内側に、上方から押し込む。この際に、小鍔部8は、保持器5を弾性変形させることに基づいて、円すいころ4の内接円径を弾性的に拡げながら、円すいころ4の径方向内側を軸方向に通過する。そして、通過後は、保持器5及び円すいころ4の内接円径が弾性的に復元することで、円すいころ4が、内輪軌道7の周囲で小鍔部8と大鍔部9との間に挟まれた位置に配置される。これにより、内輪組立体15が組み立てられる。
特開2006-29522号公報
上述した従来構造は、円すいころ組立体14の組立作業を容易にする面から改良の余地がある。この点について、以下に説明する。
上述したように、円すいころ組立体14を組み立てる際には、保持器5の姿勢を上側に向かうほど大径となるようにした状態で、保持器5のポケット13内に円すいころ4を径方向内側から挿入する。このようにしてポケット13内に挿入された円すいころ4は、下端面である小径側端面を、小径円環部10のポケット13側の軸方向側面である軸方向内側面により支えられるとともに、転動面を、1対の柱部12の円周方向側面により支えられた状態となる。
ところが、この状態で、円すいころ4は、重量の大きい大径側部が上側に位置しているため、大径側部が下側に位置している場合に比べて、姿勢が安定しにくい。また、通常、円すいころ4の小径側端面は平坦面であるのに対し、小径円環部10の軸方向内側面は、保持器5の中心軸を中心とする円すい凸面である。このため、円すいころ4の小径側端面と小径円環部10の軸方向内側面との接触は、面接触に比べて円すいころ4の姿勢が安定しにくい線接触となる。
さらに、上述した従来構造では、円すいころ4の小径側端面を支える、小径円環部10の軸方向内側面は、円すいころ4の中心軸よりも径方向外側にしか存在しておらず、又、円すいころ4の転動面を支える、1対の柱部12の円周方向側面も、円すいころ4の中心軸よりも径方向外側にしか存在していない。すなわち、円すいころ4は、ポケット13の周囲部分によって、しっかりと支えられているとはいえない。
このため、ポケット13内に保持された円すいころ4は、保持器5に小さな振動が発生するだけで姿勢を崩しやすく、具体的には、鉛直軸に対する中心軸の傾きが変化する方向(特に、該傾きが大きくなる方向)に姿勢を崩しやすい。したがって、例えば、複数のポケット13内に円すいころ4を順番に挿入する際に、2個目以降の円すいころ4の挿入時に発生する振動によって、挿入済みの円すいころ4の姿勢が崩れてしまい、円すいころ組立体14の組立作業が難しくなる可能性がある。
本発明の目的は、複数個の円すいころと保持器との組立体である、円すいころ組立体の組立作業を容易に行うことができる構造を実現することにある。
本発明の円すいころ組立体は、円周方向に離隔して配置された複数個の円すいころと、前記複数個の円すいころを保持した保持器とを備える。
前記保持器は、軸方向に離隔して互いに同軸に配置された、小径円環部及び該小径円環部よりも大径の大径円環部と、円周方向に等間隔に配置され、前記小径円環部と前記大径円環部とを連結する複数本の柱部とを有し、円周方向に隣り合う1対の前記柱部同士の間部分を、前記円すいころを保持するためのポケットとしている。
前記ポケットは、径方向外側の開口部の円周方向幅が前記円すいころの直径よりも小さくなっている。
前記小径円環部の前記ポケット側の側面である小径側側面は、径方向内側に向かうほど前記ポケット側に向かう方向に傾斜している。
前記ポケット内で前記円すいころの外周面を1対の前記柱部の円周方向側面に接触させるとともに、前記円すいころの小径側端面を前記小径側側面に接触させた基準状態で、前記ポケットの径方向外側の開口部は、前記円すいころの中心軸よりも径方向外側に位置するとともに、前記ポケットの径方向内側の開口部は、前記円すいころの中心軸よりも径方向内側に位置する。
前記基準状態で、前記小径側側面は、前記円すいころの中心軸と直交する断面形状を有するとともに、径方向内側の端縁が前記柱部よりも径方向内側に位置している。
本発明の円すいころ組立体の第1の態様では、前記円すいころは、外周面と大径側端面との間に大径側面取り部を有している。また、前記基準状態で、前記円すいころの小径側端面と前記小径側側面との接触部は、前記円すいころの外周面と前記大径側面取り部との境界線のうち、前記保持器の径方向に関する内側端部と軸方向に重畳する。
本発明の円すいころ組立体の第2の態様では、前記基準状態で、前記円すいころの小径側端面と前記小径側側面との接触部は、前記円すいころの中心軸に直交しかつ該円すいころの大径側端縁に接する仮想平面と該円すいころの外周面を含む仮想円すい面との交線のうち、前記保持器の径方向に関する内側端部と軸方向に重畳する。
本発明の円すいころ軸受は、外輪と、内輪と、複数個の円すいころと、保持器とを備える。
前記外輪は、内周面に円すい凹面状の外輪軌道を有する。
前記内輪は、外周面に円すい凸面状の内輪軌道を有するとともに、前記内輪軌道の小径側に隣接する部分から径方向外側に突出した小鍔部を有する。
前記複数個の円すいころは、前記外輪軌道と前記内輪軌道との間に円周方向に離隔して配置されている。
前記保持器は、前記複数個の円すいころを転動自在に保持している。
また、前記複数個の円すいころ及び前記保持器が、本発明の円すいころ組立体である。
本発明によれば、複数個の円すいころと保持器との組立体である、円すいころ組立体の組立作業を容易に行うことができる。
図1は、実施の形態の第1例に関するハブユニット軸受の断面図である。 図2は、図1の上側部(複列に配置された円すいころの周辺部)の拡大図である。 図3は、実施の形態の第1例に関する保持器の円周方向一部を径方向外側から見た斜視図である。 図4は、実施の形態の第1例に関する保持器(及び該保持器を射出成形する際に用いる固定型及び可動型)の半部断面図である。 図5(a)は、図4のA-A断面図であり、図5(b)は、柱部の円周方向側面の形状の別例を示す図5(a)と同様の図である。 図6は、実施の形態の第1例に関して、内輪組立体の組立工程を工程順に示す断面図である。 図7は、図6(a)のB部拡大図である。 図8は、円すいころ軸受の従来構造の1例を示す断面図である。 図9(a)~図9(c)は、円すいころ軸受の従来構造の1例に関して、内輪組立体の組立工程を工程順に示す断面図である。
[実施の形態の第1例]
実施の形態の第1例について、図1~図7を用いて説明する。
本例は、自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持するために用いられる、複列の円すいころ軸受であるハブユニット軸受16に本発明を適用した例である。
ハブユニット軸受16は、駆動輪用であり、図1に示すように、使用時にも回転しない外輪17と、使用時に車輪とともに回転するハブ18と、複数個の円すいころ19と、2つの保持器20とを備える。
なお、ハブユニット軸受16に関して、軸方向内側は、車両への組み付け状態で車両の幅方向中央側となる、図1及び図2の右側であり、軸方向外側は、車両への組み付け状態で車両の幅方向外側となる、図1及び図2の左側である。
外輪17は、複列の外輪軌道21と、静止フランジ22とを有する。複列の外輪軌道21は、外輪17の内周面に形成されている。複列の外輪軌道21のそれぞれは、軸方向に関して互いに離れる方向に向かうほど直径が大きくなる方向に傾斜した円すい凹面状である。静止フランジ22は、外輪17を懸架装置のナックルに結合固定するために用いられるもので、外輪17の軸方向中間部から径方向外側に突出している。
ハブ18は、複列の内輪軌道23と、回転フランジ24と、スプライン孔25とを有する。複列の内輪軌道23は、ハブ18の外周面に形成されている。複列の内輪軌道23のそれぞれは、軸方向に関して互いに離れる方向に向かうほど直径が大きくなる方向に傾斜した円すい凸面状である。回転フランジ24は、ハブ18に車輪及び制動用回転部材を結合固定するために用いられるもので、ハブ18の軸方向外側部から径方向外側に突出している。スプライン孔25は、駆動軸であるスプライン軸をスプライン係合させるためのもので、ハブ18の径方向中心部を軸方向に貫通している。
ハブ18は、ハブ輪26と、1対の内輪27とを組み合わせることにより構成されている。
ハブ輪26は、軸部28と、側板部29とを備える。軸部28は、径方向中心部を軸方向に貫通するスプライン孔25を有する。側板部29は、軸部28の軸方向外側部から径方向外側に突出しており、径方向外側部を回転フランジ24としている。
1対の内輪27のそれぞれは、外周面に内輪軌道23を有するとともに、内輪軌道23の小径側に隣接する部分から径方向外側に突出した小鍔部30、及び、内輪軌道23の大径側に隣接する部分から径方向外側に突出した大鍔部31を有する。
軸方向外側の内輪27は、軸部28の軸方向外方の外周面に圧入により(締り嵌めで)外嵌されるとともに、軸方向外側面(大鍔部31側の軸方向側面)を、側板部29の径方向内側部の軸方向内側面に当接させている。軸方向内側の内輪27は、軸部28の軸方向内方の外周面に圧入により外嵌されるとともに、軸方向外側面(小鍔部30側の軸方向側面)を、軸方向外側の内輪27の軸方向内側面(小鍔部30側の軸方向側面)に当接させている。
円すいころ19は、複列の外輪軌道21と複列の内輪軌道23との間に、それぞれの列ごとに複数個ずつ、円周方向に離隔して配置されるとともに、それぞれの列の保持器20により転動自在に保持されている。円すいころ19は、外周面を円すい凸面状の転動面32としたもので、転動面32と小径側端面33との接続部に断面形状が円弧形の小径側面取り部34を有するとともに、転動面32と大径側端面35との接続部に断面形状が円弧形の大径側面取り部36を有する。また、本例では、小径側端面33を、円すいころ19の中心軸αに直交する平坦面とし、大径側端面35を、円すいころ19の中心軸α上に頂部を有する球状凸面としている。円すいころ19は、小径側端面33を小鍔部30の内側面に小さな隙間を介して対向させ、大径側端面35を大鍔部31の内側面に摺接させている。また、ハブユニット軸受16の接触角θ(外輪軌道21とハブユニット軸受16の中心軸の交角)は、15°~25°程度である。
保持器20は、合成樹脂製で、円すい筒状に構成されている。保持器20は、軸方向に離隔して互いに同軸に配置された、円環状の小径円環部37、及び、該小径円環部37よりも大径で円環状の大径円環部38と、円周方向に等間隔に配置され、小径円環部37と大径円環部38とを連結する複数本の柱部39とを有する。複数本の柱部39のそれぞれは、小径円環部37から大径円環部38に向かうほど径方向外側に向かう方向に伸長している。そして、円周方向に隣り合う柱部39同士の間部分を、円すいころ19を保持するためのポケット40としている。
ポケット40内に円すいころ19を保持した状態で、小径円環部37のポケット40側の軸方向側面である小径側側面43は、円すいころ19の小径側端面33と対向し、大径円環部38のポケット40側の軸方向側面である大径側側面44は、円すいころ19の大径側端面35と対向する。また、柱部39の伸長方向は、該柱部39に隣接する円すいころ19の中心軸αの方向とほぼ平行である。
小径円環部37の小径側側面43は、径方向内側に向かうほどポケット40側に向かう方向に傾斜している。本例では、このような小径側側面43は、保持器20の中心軸O(図4)を中心とする円すい凸面である。したがって、小径側側面43の断面形状(母線形状)は、直線状である。また、小径側側面43の法線方向は、円周方向に関する何れの位置においても、近傍に位置する柱部39の伸長方向とほぼ一致している。柱部39の小径側端部(図4の右側端部)は、小径側側面43の径方向外側部にのみ接続されている。すなわち、小径側側面43の径方向内側の端縁は、柱部39よりも径方向内側に位置している。
大径円環部38の大径側側面44は、小径円環部37の小径側側面43と同方向に同角度傾斜した円すい凹面である。したがって、大径側側面44の法線方向は、円周方向に関する何れの位置においても、近傍に位置する柱部39の伸長方向とほぼ一致している。柱部39の大径側端部(図4の左側端部)は、大径円環部38の大径側側面44の径方向の全幅にわたり接続されている。
また、円すいころ19の軸方向に関するポケット40の長さ寸法、すなわち、小径側側面43と大径側側面44との対向間隔は、円すいころ19の軸方向寸法よりも若干大きくなっている。
外輪17の内周面と1対の内輪27の外周面との間に存在する内部空間49の軸方向両端開口のそれぞれは、組み合わせシールリング50により塞がれている。これにより、内部空間49に封入された潤滑用のグリースが、内部空間49の軸方向両端開口を通じて外部空間に漏洩することを防止するとともに、外部空間に存在する泥水などの異物が、内部空間49の軸方向両端開口を通じて内部空間49に侵入することを防止している。
なお、本例では、保持器20は、図4に仮想線(二点鎖線)で示すような、固定型41と、該固定型41に対する軸方向移動が可能な可動型42とを用いた、アキシアルドローによる射出成形によって造られている。すなわち、保持器20を造る際には、図4に示すように、固定型41に対して可動型42を突き合わせることで、固定型41と可動型42との間に成形用空間であるキャビティを画成した後、該キャビティ内に固定型41に設けられたゲートを通じて、加熱溶融した合成樹脂を送り込む。そして、該合成樹脂が冷却・固化した後、可動型42を固定型41から離れる向きに軸方向移動(図4の左側に移動)させることでキャビティを開放し、成形された保持器20を取り出す。具体的には、キャビティを開放する際に、保持器20は、可動型42と一緒に図4の左側に移動するため、その後、エジェクターピンにより、保持器20を可動型42から分離する。
このようにして造られる保持器20は、柱部39の1対の円周方向側面のそれぞれの大径側部(図4の左側部)に、保持器20の中心軸Oに対して略平行な直線縁部であるパーティングライン45を有する。パーティングライン45は、保持器20の射出成形を行う際に、固定型41と可動型42との合わせ面に対応する箇所に形成されている。柱部39の円周方向側面は、図3に示すように、パーティングライン45よりも径方向外側に位置する部分が、パーティングライン45よりも径方向内側に位置する部分に比べて、柱部39の円周方向中央側に向けて凹んでいる。該円周方向中央側への凹みの深さは、大径側側面44を固定型41で成形する必要から、軸方向に関して柱部39の小径側(図4の右側)に向かうほど深くなっている。
本例では、柱部39の円周方向側面のうち、パーティングライン45よりも径方向内側に位置する部分を保持面46としている。保持面46は、図5(a)に示すような、径方向外側に向かうほど円周方向に関してポケット40の中央側に向かう方向に傾斜した平面である。なお、保持面は、例えば図5(b)に示すような、断面円弧形の凹曲面である保持面46aとすることもできる。
次に、ハブユニット軸受16の組立方法について説明する。本例のハブユニット軸受16の組立方法は、以下の第1工程~第4工程を備える。
(第1工程)
第1工程では、内輪組立体47{図6(c)}を組み立てる。内輪組立体47は、複数個の円すいころ19と保持器20と内輪27とを組み合わせた組立体である。
なお、本例では、内輪組立体47を組み立てた状態で、内輪27に対する複数個の円すいころ19及び保持器20の分離を防止できるようになっている。このために、図5(a)に示すように、円すいころ19を保持するポケット40の径方向外側の開口部の円周方向幅Woutを、円すいころ4の直径Dよりも小さくしている(Wout<D)。これにより、ポケット40から円すいころ19が径方向外側に抜け出ることを防止している。また、ポケット40に保持された円すいころ19の内接円径を、小鍔部30の外径よりも小さくしている。これにより、円すいころ19が、小鍔部30を軸方向に乗り越えることを防止している。一方、ポケット40の径方向内側の開口部の円周方向幅Winを、円すいころ19の直径Dよりも大きくしている(Win>D)。なお、本例では、ポケット40の径方向外側の開口部の円周方向幅Woutは、ポケット40を挟んで円周方向に対向する1対の保持面46の径方向外端縁同士の円周方向間隔であり、ポケット40の径方向内側の開口部の円周方向幅Winは、ポケット40を挟んで円周方向に対向する1対の保持面46の径方向内端縁同士の円周方向間隔である。これらの点に関しては、図5(b)に示した構造についても同様である。
このような内輪組立体47を組み立てる際には、まず、図6(a)に示すように、保持器20の小径円環部37を下に向けるとともに、保持器20の中心軸の方向を鉛直方向(上下方向)に一致させた状態で、換言すれば、保持器20の姿勢を上側に向かうほど大径となるようにした状態で、保持器20のポケット40内に円すいころ19を径方向内側から挿入する。これにより、複数個の円すいころ19と保持器20との組立体である、円すいころ組立体48を得る。
次に、図6(b)→図6(c)に示すように、小鍔部30を下に向けた内輪27を、円すいころ組立体48の径方向内側に、上方から押し込む。この際に、小鍔部30は、保持器20を弾性変形させることに基づいて、円すいころ19の内接円径を弾性的に拡げながら、複数個の円すいころ19の径方向内側を軸方向に通過する。そして、通過後は、保持器20及び円すいころ19の内接円径が弾性的に復元することで、複数個の円すいころ19が、内輪軌道23の周囲で小鍔部30と大鍔部31との間に挟まれた位置に配置される。このようにして、内輪組立体47を得る。
(第2工程)
第2工程では、第1工程で得られた1対の内輪組立体47を、外輪17の径方向内側に軸方向両側から1つずつ挿入する。具体的には、軸方向外側列の内輪組立体47を、外輪17の径方向内側に、軸方向外側から挿入する。これにより、軸方向外側列の円すいころ19を、軸方向外側列の外輪軌道21と軸方向外側列の内輪軌道23との間に配置する。また、軸方向内側列の内輪組立体47を、外輪17の径方向内側に、軸方向内側から挿入する。これにより、軸方向内側列の円すいころ19を、軸方向内側列の外輪軌道21と軸方向内側列の内輪軌道23との間に配置する。このようにして、外輪17と軸方向外側列の内輪組立体47と軸方向内側列の内輪組立体47との組立体である、第1軸受組立体を得る。
(第3工程)
第3工程では、第2工程で得られた第1軸受組立体に対して、内部空間49へのグリースの充填、及び、1対の組み合わせシールリング50の装着を行う。具体的には、第1軸受組立体の軸方向外側と軸方向内側とのうちの何れか一方の側を上に向ける。そして、この状態で、内部空間49の一方の側の開口部を通じて、内部空間49の一方の側の半部に、所定量のグリースを充填した後、内部空間49の一方の側の開口部に、一方の側の組み合わせシールリング50を装着する。次に、第1軸受組立体を裏返して、第1軸受組立体の軸方向外側と軸方向内側とのうちの他方の側を上に向ける。そして、この状態で、内部空間49の他方の側の開口部を通じて、内部空間49の他方の側の半部に、所定量のグリースを充填した後、内部空間49の他方の側の開口部に、他方の側の組み合わせシールリング50を装着する。これにより、グリースの充填及び1対の組み合わせシールリング50の装着が完了した第1軸受組立体である、第2軸受組立体を得る。第2軸受組立体の状態では、1対の組み合わせシールリング50の存在に基づいて、軸方向外側列の内輪組立体47及び軸方向内側列の内輪組立体47が、外輪17に対して非分離になる。
(第4工程)
第4工程では、第3工程で得られた第2軸受組立体を構成する1対の内輪27の径方向内側に、軸方向外側からハブ輪26の軸部28を圧入する。これにより、図1に示すように、互いに対向する軸方向側面同士を当接させた1対の内輪27を、軸部28に締り嵌めで外嵌するとともに、軸方向外側の内輪27の軸方向外側面を、側板部29の径方向内側部の軸方向内側面に当接させる。これによって、ハブユニット軸受16の組み立てを完了する。
また、本例では、円すいころ組立体48のみを取り出した状態で、円すいころ19と保持器20との間に、所定の位置関係が成立する。この点について、以下に説明する。
まず、図5、図6(a)及び図7に示すように、ポケット40内で円すいころ19の転動面32を1対の柱部39の保持面46に接触させる(すなわち、保持器20を弾性変形させることなく、円すいころ19を最も径方向外側に寄せる)とともに、円すいころ19の小径側端面33を小径側側面43に接触させた基準状態を考える。本例では、該基準状態で、ポケット40の径方向外側の開口部は、円すいころ19の中心軸αよりも径方向外側に位置する。これとともに、ポケット40の径方向内側の開口部、すなわち、柱部39の保持面46の径方向内側縁E(図5、図7)は、円すいころ19の中心軸αよりも径方向内側に位置する。
また、前記基準状態で、円すいころ19の小径側端面33(平坦面)は、小径側側面43(円すい凸面)に対して線接触する。具体的には、円すいころ19の小径側端面33と小径側側面43との接触部の形状は、径方向に伸長する直線形状となる。つまり、本例では、前記基準状態で、円すいころの中心軸と小径側側面43の断面形状(母線形状)とが直交するように、保持器20の中心軸Oに対する小径側側面43の傾斜角度が規制されている。
また、本例では、前記基準状態で、円すいころ19の小径側端面33と小径側側面43との接触部は、円すいころ19の転動面32と大径側面取り部36との境界線のうち、保持器20の径方向に関する内側端部であるQ1部(図7)と軸方向に重畳する。換言すれば、Q1部を通過し、かつ、保持器20の中心軸Oと平行な直線L1(図7)が、小径側側面43を通過する。つまり、本例では、Q1部と軸方向に重畳する位置まで、小径側側面43が径方向内側に向けて延びている。
また、本例では、前記基準状態で、円すいころ19の中心軸αに直交しかつ該円すいころ19の大径側端縁(大径側端面35の頂部である中央部)に接する仮想平面Sと、該円すいころ19の転動面32を含む仮想円すい面Cとの交線のうち、保持器20の径方向に関する内側端部をQ2部(図7)とした場合に、小径側側面43は、Q2部と軸方向に重畳する。換言すれば、Q2部を通過し、かつ、保持器20の中心軸Oと平行な直線L2(図7)が、小径側側面43を通過する。つまり、本例では、Q2部と軸方向に重畳する位置まで、小径円環部37の小径側側面43が径方向内側に向けて延びている。
したがって、本例のハブユニット軸受16によれば、円すいころ組立体48の組立作業を容易に行うことができる。
すなわち、前述したように、円すいころ組立体48を組み立てる際には、保持器20の姿勢を上側に向かうほど大径となるようにした状態で、保持器20のポケット40内に円すいころ19を径方向内側から挿入する{図6(a)及び図7参照}。このようにしてポケット40内に挿入された円すいころ19は、下端面である小径側端面33を、小径円環部37の小径側側面43により支えられるとともに、転動面32を、1対の柱部39の保持面46により支えられた状態となる。
この状態で、円すいころ19は、重量の大きい大径側部が上側に位置しているため、大径側部が下側に位置している場合に比べて、姿勢が安定しにくい。また、円すいころ19の小径側端面33と小径側側面43との接触は、面接触に比べて円すいころ19の姿勢が安定しにくい、前述したような線接触となる。また、円すいころ19の軸方向に関するポケット40の長さ寸法は、円すいころ19の軸方向寸法よりも若干大きくなっているため、円すいころ19の大径側端面35と大径円環部38の大径側側面44との間には隙間が存在していることに加えて、円すいころ19の大径側端面35は球状凸面である。したがって、ポケット40内で円すいころ19の姿勢が変化する傾向となった場合でも、円すいころ19の大径側端面35と大径側側面44とは係合しにくく、仮に係合したとしても、係合部に円すいころ19の姿勢の変化を抑制する力が働きにくい。
しかしながら、本例では、図6(a)及び図7に示すように、ポケット40内に円すいころ19を径方向内側から挿入した状態で、前記基準状態とすることができる。この基準状態で、円すいころ19の小径側端面33は、小径側側面43の径方向の全幅にわたり接触しており、又、小径側側面43の径方向内側の端縁は、柱部39よりも径方向内側に位置している。このため、小径側側面43により、径方向に関する広い範囲で、円すいころ19の小径側端面33を支えることができる。また、本例では、前記基準状態で、円すいころ19の小径側端面33と小径側側面43との接触部が、前記Q1部(及びQ2部)と軸方向に重畳する。このため、本例によれば、円すいころ19の質量の大部分を、小径側側面43により安定して支承することができる。したがって、ポケット40内に保持された円すいころ19が、鉛直軸に対する中心軸αの傾きが変化する方向(特に、該傾きが大きくなる方向)に姿勢を崩しにくくすることができる。
さらに、本例では、前記基準状態で、ポケット40の径方向内側の開口部、すなわち、円すいころ19の転動面32を支える、1対の柱部39の保持面46の径方向内側縁Eは、円すいころ19の中心軸αよりも径方向内側に位置する。このため、ポケット40内に保持された円すいころ19の姿勢が、円周方向に倒れる傾向となった場合でも、該姿勢を、前記基準状態の姿勢に戻しやすくすることができる。
この結果、本例では、例えば、複数のポケット40内に円すいころ19を順番に挿入する際に、2個目以降の円すいころ19の挿入時に発生する振動にかかわらず、挿入済みの円すいころ19の姿勢が崩れることを有効に抑えられる。したがって、円すいころ組立体48の組立作業を容易に行うことができる。
本発明は、駆動輪用に限らず、従動輪用のハブユニット軸受に適用することもできる。また、本発明は、前述した従来構造のような、単列の円すいころ軸受に適用することもできる。
1 円すいころ軸受
2 外輪
3 内輪
4 円すいころ
5 保持器
6 外輪軌道
7 内輪軌道
8 小鍔部
9 大鍔部
10 小径円環部
11 大径円環部
12 柱部
13 ポケット
14 円すいころ組立体
15 内輪組立体
16 ハブユニット軸受
17 外輪
18 ハブ
19 円すいころ
20 保持器
21 外輪軌道
22 静止フランジ
23 内輪軌道
24 回転フランジ
25 スプライン孔
26 ハブ輪
27 内輪
28 軸部
29 側板部
30 小鍔部
31 大鍔部
32 転動面
33 小径側端面
34 小径側面取り部
35 大径側端面
36 大径側面取り部
37 小径円環部
38 大径円環部
39 柱部
40 ポケット
41 固定型
42 可動型
43 小径側側面
44 大径側側面
45 パーティングライン
46 保持面
47 内輪組立体
48 円すいころ組立体
49 内部空間
50 組み合わせシールリング

Claims (2)

  1. 内周面に複列の外輪軌道を有し、該複列の外輪軌道のそれぞれが、軸方向に関して互いに離れる方向に向かうほど直径が大きくなる方向に傾斜した円すい凹面状である、外輪と、
    軸方向に隣接して配置され、それぞれが外周面に内輪軌道を有し、該内輪軌道のそれぞれが、軸方向に関して互いに離れる方向に向かうほど直径が大きくなる方向に傾斜した円すい凸面状であり、かつ、それぞれが前記内輪軌道の小径側に隣接する部分から径方向外側に突出した小鍔部を有する、1対の内輪と、
    前記複列の外輪軌道と前記複列の内輪軌道との間に、それぞれの列ごとに複数個ずつ、円周方向に離隔して配置された複数個の円すいころと、
    それぞれの列ごとに1つずつ配置され、それぞれの列の前記複数個の円すいころを転動自在に保持した保持器と、
    を備え、
    自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持するためのハブユニット軸受として用いられる、
    円すいころ軸受であって、
    それぞれの前記外輪軌道と前記円すいころ軸受の中心軸の交角である接触角θが、15°~25°の範囲に設定されており、
    前記外輪の内周面と前記1対の内輪の外周面との間に存在する内部空間に、潤滑用のグリースが封入されており、
    それぞれの列に配置される、前記複数個の円すいころ及び前記保持器からなる円すいころ組立体において、
    前記円すいころは、外周面と大径側端面との間に大径側面取り部を有しており、
    前記保持器は、軸方向に離隔して互いに同軸に配置された、小径円環部及び該小径円環部よりも大径の大径円環部と、円周方向に等間隔に配置され、前記小径円環部と前記大径円環部とを連結する複数本の柱部とを有し、円周方向に隣り合う1対の前記柱部同士の間部分を、前記円すいころを保持するためのポケットとしており、
    前記ポケットは、径方向外側の開口部の円周方向幅が前記円すいころの直径よりも小さくなっており、
    前記小径円環部の前記ポケット側の側面である小径側側面は、径方向内側に向かうほど前記ポケット側に向かう方向に傾斜しており、
    前記ポケット内で前記円すいころの外周面を1対の前記柱部の円周方向側面に接触させるとともに、前記円すいころの小径側端面を前記小径側側面に接触させた基準状態で、前記ポケットの径方向外側の開口部は、前記円すいころの中心軸よりも径方向外側に位置するとともに、前記ポケットの径方向内側の開口部は、前記円すいころの中心軸よりも径方向内側に位置し、
    前記基準状態で、前記小径側側面は、前記円すいころの中心軸と直交するとともに、径方向内側の端縁が前記柱部よりも径方向内側に位置しており、
    前記基準状態で、前記円すいころの小径側端面と前記小径側側面との接触部は、前記円すいころの外周面と前記大径側面取り部との境界線のうち、前記保持器の径方向に関する内側端部と軸方向に重畳する、
    円すいころ軸受
  2. 内周面に複列の外輪軌道を有し、該複列の外輪軌道のそれぞれが、軸方向に関して互いに離れる方向に向かうほど直径が大きくなる方向に傾斜した円すい凹面状である、外輪と、
    軸方向に隣接して配置され、それぞれが外周面に内輪軌道を有し、該内輪軌道のそれぞれが、軸方向に関して互いに離れる方向に向かうほど直径が大きくなる方向に傾斜した円すい凸面状であり、かつ、それぞれが前記内輪軌道の小径側に隣接する部分から径方向外側に突出した小鍔部を有する、1対の内輪と、
    前記複列の外輪軌道と前記複列の内輪軌道との間に、それぞれの列ごとに複数個ずつ、円周方向に離隔して配置された複数個の円すいころと、
    それぞれの列ごとに1つずつ配置され、それぞれの列の前記複数個の円すいころを転動自在に保持した保持器と、
    を備え、
    自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持するためのハブユニット軸受として用いられる、
    円すいころ軸受であって、
    それぞれの前記外輪軌道と前記円すいころ軸受の中心軸の交角である接触角θが、15°~25°の範囲に設定されており、
    前記外輪の内周面と前記1対の内輪の外周面との間に存在する内部空間に、潤滑用のグリースが封入されており、
    それぞれの列に配置される、前記複数個の円すいころ及び前記保持器からなる円すいころ組立体において、
    前記保持器は、軸方向に離隔して互いに同軸に配置された、小径円環部及び該小径円環部よりも大径の大径円環部と、円周方向に等間隔に配置され、前記小径円環部と前記大径円環部とを連結する複数本の柱部とを有し、円周方向に隣り合う1対の前記柱部同士の間部分を、前記円すいころを保持するためのポケットとしており、
    前記ポケットは、径方向外側の開口部の円周方向幅が前記円すいころの直径よりも小さくなっており、
    前記小径円環部の前記ポケット側の側面である小径側側面は、径方向内側に向かうほど前記ポケット側に向かう方向に傾斜しており、
    前記ポケット内で前記円すいころの外周面を1対の前記柱部の円周方向側面に接触させるとともに、前記円すいころの小径側端面を前記小径側側面に接触させた基準状態で、前記ポケットの径方向外側の開口部は、前記円すいころの中心軸よりも径方向外側に位置するとともに、前記ポケットの径方向内側の開口部は、前記円すいころの中心軸よりも径方向内側に位置し、
    前記基準状態で、前記小径側側面は、前記円すいころの中心軸と直交するとともに、径方向内側の端縁が前記柱部よりも径方向内側に位置しており、
    前記基準状態で、前記円すいころの小径側端面と前記小径側側面との接触部は、前記円すいころの中心軸に直交しかつ該円すいころの大径側端縁に接する仮想平面と該円すいころの外周面を含む仮想円すい面との交線のうち、前記保持器の径方向に関する内側端部と軸方向に重畳する、
    円すいころ軸受
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