JP4173233B2 - イオン発生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケーシングの内部に導入された空気をイオン化してオゾンを生成するイオン発生装置に関する。より詳しくは内燃機関、燃焼装置、消臭装置、殺菌装置、空気清浄機、医療機器等のオゾン供給源として機能するイオン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関の燃焼効率を高めたり、低燃費化、低公害化を図ったりするために、イオン化した空気を内燃機関の吸気マニホールドに供給するイオン発生装置が使用されている(特開平9−184455号公報)。
図10はこの公報に開示されたイオン発生装置を示す断面図である。このイオン発生装置のケーシング80は、ステンレス等からなる円筒体89の両端部をキャップ84,85によって閉塞したものであり、一方のキャップ84には吸気口86が、他方のキャップ85には排気口87が形成されている。このイオン発生装置は、これら吸気口86と排気口87との間を、空気流路Aとして構成しているとともに、この空気流路Aの上流側に高電圧発生器88を配置し、下流側にイオン化電極Iを配置している。
【0003】
イオン化電極Iは、円筒体89の一部によって構成された外側電極81と、この外側電極81の中心部に配置された内側電極82と、この内側電極82を支持する一対の円板状の支持部材83とを備えている。内側電極82は、一対の支持部材83間に架け渡した導電性の軸82aの軸方向に沿って所定間隔毎に星型電極82bを配列したものである。そして、内側電極82は高電圧発生器88の一方の極に、外側電極81は高電圧発生器88の他方の極にそれぞれ接続されている。
一対の支持部材83は絶縁材料からなり、その側面には、吸気口86からケーシング80の内部に導入された空気を排気口87に導くための通気口83cが、前記軸82aを中心とする円周上に所定間隔毎に貫通形成されている。
このイオン発生装置においては、イオン化電極Iの外側電極81と内側電極82との間に高電圧を印加し、この両電極間にコロナ放電を発生させることにより、内部の空気がイオン化されてオゾンが発生する。
【0004】
図11は、従来の他のイオン発生装置のイオン化電極Dを示す断面図である。 このイオン化電極Dのケーシング90は、樹脂製の円筒体91の両端部を複数個の通気孔92aが設けられた一対の閉塞板92によって閉塞したものである。 イオン化電極Dは、ケーシング90の一方の閉塞板92に取付けられた黄銅製の中空電極93と、他方の閉塞板92に取付けられ、球電極94a及び支持部材94bからなる球電極部94とを備えている。中空電極93の先端側面には、矩形の薄いステンレス製のフィン93aが周方向に複数枚、等間隔に設けられている。
このイオン化電極Dにおいては、中空電極93側から球電極部94側に空気を流し、電極間に正極性直流高電圧を印加すると、フィン93aの球電極部94に対向する端面から球電極94aに向かってコロナ放電Bが発生し、これにより内部の空気がイオン化されてオゾンが発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示したイオン化電極Iは、コロナ放電の大半が軸82aの両端に配置した星型電極82bから発生し、内側に配置した星型電極82bが効果的に機能せず、空気のイオン化効率が悪いという問題があった。また、外側電極81及び内側電極82の加工誤差や取付け誤差により、星型電極82bの一部に他より外側電極81に接近する部分が生じると、コロナ放電がこの部分に集中し、これがさらに火花放電に発展し、その結果、高電圧発生器88の電気回路素子等が焼損して高電圧発生器88が使用不可能になるという問題もあった。そして、放電が偏らない場合でも、コロナ放電が火花放電に近く不安定であり、トランスの一次側の電流値を大きくしなければならなかった。
図11に示したイオン化電極Dは、フィン93aの端面の幅を0.1mm 程度に薄くしないと放電が発生しにくく、フィン93aの加工が困難であるという問題があった。また、図10のイオン化電極Iと同様に、電極の加工誤差や取付け誤差によって放電が偏り、電気回路素子の焼損等が生じるという問題があり、放電が偏らない場合でもトランスの一次側の電流値を大きくしなければならいという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、電極の加工誤差や取付け誤差に関わらず、コロナ放電を安定して発生させることができ、トランスの一次側の電流値を低減することができるとともに、空気のイオン化効率を高めることができるイオン発生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明のイオン発生装置は、ケーシングに吸気口と排気口とがそれぞれ形成されており、吸気口から導入された空気をイオン化電極によりイオン化するイオン発生装置において、
前記イオン化電極が、先鋭部を縁部の少なくとも一部に含む平板状の一極と、この一極の平面に対向する他極とからなり、
前記一極が星型電極であり、前記他極が球又はその一部であることを特徴とする(請求項1)。
【0007】
このイオン化電極の他極は一極の平面に対向しており、一極の先鋭部は直接他極の方を向いていないので、先鋭部が直接他極を向いている場合と比較してコロナ放電の指向性が鈍くなっていると考えられる。従って、電極の加工時や取付け時の誤差等により一部の先鋭部が他極に対して他の先鋭部より接近しても、放電がこの先鋭部に集中するのが抑制されており、コロナ放電から火花放電に発展するおそれのない、安定した状態でコロナ放電が発生することになる。
また、前記一極が星型電極であり、前記他極が球又はその一部であるので、コロナ放電の指向性がさらに鈍くなり、電極の加工時や取付け時の誤差等により一部の先鋭部が他極に対して他の先鋭部より接近しても、放電がこの先鋭部に集中するのがさらに抑制され、コロナ放電がより安定する。
【0008】
請求項2記載のイオン発生装置は、ケーシングに吸気口と排気口とがそれぞれ形成されており、吸気口から導入された空気をイオン化電極によりイオン化するイオン発生装置において、
前記イオン化電極が、鋸歯状にて直線的に配列された先鋭部を少なくとも含む平板状の一極と、母線が一極の先鋭部と平行に延びる円筒又はその一部である他極とからなり、
前記一極が前記他極の周面に対向させて当該他極の周方向に複数個配置されたことを特徴とする。
このイオン発生装置によれば、一極の先鋭部は直接他極の方を向かず、しかも他極が凸状の曲面であるのでコロナ放電の指向性が鈍くなっており、電極の加工時や取付け時の誤差等により一部の先鋭部が他極に対して他の先鋭部より接近しても、放電がこの部分に集中するのが抑制され、コロナ放電が安定する。また、一極及び他極を長尺にすることにより、一度に多量のコロナ放電を発生させてオゾンの発生量を増加させることができる。
【0009】
請求項2記載のイオン発生装置は、前記一極に先鋭部が複数列形成されており、前記他極が各先鋭部に対してその母線を個別に沿わせて複数個配置されてもよく(請求項3)、この場合にもオゾンの発生量を増加させることができる。
【0010】
請求項1又は2記載のイオン発生装置は、前記一極がタングステン製であるのが好ましく、この場合にはコロナ放電が発生して一極の先鋭部が1000℃近い高温になってもオゾンにより酸化されることがなく、以後のコロナ放電の発生が阻害されることがない。また、一極の表面でタングステンが触媒として作用してオゾンが反応することもない。
【0011】
請求項1又は2記載のイオン発生装置は、内燃機関に空気を供給する吸気装置に内蔵又は接続されていてもよく(請求項4)、この場合には、内燃機関において高効率の燃焼が実現される。
【0012】
請求項1又は2記載のイオン発生装置は、前記吸気口にダストフィルターを、前記排気口にイオン化した空気を外部に送りだすシロッコファンを設けたものであってもよく、この場合には、濾過した空気を逐次取り込み、効率よく空気をイオン化して外部に送りだすことができる。
請求項1又は2記載のイオン発生装置は、前記吸気口にダストフィルターを設け、前記排気口側にイオン化した空気を外部に送るエアポンプを備えたものであってもよく、この場合にも、濾過した空気を逐次取り込み、効率よく空気をイオン化して外部に送りだすことができる。
【0013】
請求項1又は2記載のイオン発生装置は、太陽光線の放射エネルギーを電気エネルギーに変えるソーラーパネルと、前記電気エネルギーを蓄える蓄電池からなる電源部とを備えたものであってもよく(請求項5)、この場合には電源部からコロナ放電用の電流が供給されるので、携帯が可能になる。しかもこの装置はソーラーパネルを備えており、自動的に電気エネルギーが蓄えられるので、蓄電池を充電させなくても長時間使用することができる。
請求項5記載のイオン発生装置は、空気をイオン化して得られたオゾンを分解するオゾン分解装置を備えたものであってもよく(請求項6)、この場合にはオゾンの代わりに酸素を供給することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るイオン発生装置を示す断面図、図2はそのII−II線拡大断面図である。
このイオン発生装置は、空気をイオン化して、内燃機関のエアクリーナとシリンダとの間に介在する吸気マニホールドに供給するものである。
このイオン発生装置においては、筒状のケーシング1の一方の端面1aに吸気口11が、他方の端面1bに排気口12がそれぞれ形成され、これら吸気口11と排気口12との間が空気流路Aとして構成されているとともに、この空気流路Aの上流側に高電圧発生器2が配置され、下流側にイオン化電極3が配置されている。
【0015】
前記ケーシング1は、ポリエーテルイミド等の合成樹脂によって形成されており、一方の端面1aには吸気管4用の接続口14が突設されており、他方の端面1bには、排気管5用の接続口15が突設されている。なお、前記吸気口11及び排気口12は、ケーシング1の軸心と同軸に設けられている。また、前記排気管5は、前記吸気マニホールドに連通されている。
【0016】
前記高電圧発生器2は、高電圧発生用の電気回路部品をケースに収容し、当該部品をエポキシ樹脂等によってモールディングしたものである。この高電圧発生器2は、その外周の複数箇所に突設されたリブを介して、前記ケーシング1の内部に中立状態で支持されており、その外周側と前記吸気口11に対向する端面側とに、当該吸気口11からケーシング1の内部に導入された空気を流通させるための隙間Sが形成されている。また、前記高電圧発生器2は、前記吸気口11及び排気口12と同心状に設けられている。なお、図面符号中、21は電源線であり22はアース線である。
【0017】
イオン化電極3は、外周に先鋭部31bが形成された星型にて薄肉の陽極(一極)31a及び支持軸31cからなる陽極部31と、陽極31aの平面に対向させて配置された球冠状の陰極32a(他極)及び支持軸32bからなる陰極部32と、陽極部31及び陰極部32をそれぞれ支持する一対の円板状の支持部材33とを備えている。先鋭部31bは二等辺三角形状である。陽極31aは高電圧発生器2の一極に接続されており、陰極32aは高電圧発生器2の他極に接続されている。このイオン化電極3では陰極32aが接地されており、高電圧発生器2によって陽極31aと陰極32aとの間にプラスの高電圧が印加される。
陽極31aはタングステン製であり、先鋭部31bがオゾンにより酸化されることがなく、陽極31aの表面でタングステンが触媒として作用してオゾンが反応することもない。陰極32aはステンレス製である。
一対の支持部材33は、ジアリルフタレート樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の絶縁材料からなり、その側面には、吸気口11からケーシング1の内部に導入された空気を排気口12に導くための通気口33cがそれぞれ1個貫通形成されている。また、支持部材33の両平面の中心部には小筒状の突起部33a及び33bがそれぞれ設けられている。
【0018】
以上の構成であれば、吸気マニホールドの内部の負圧によって、吸気口11を通してケーシング1の内部に空気を導入することができ、この導入された空気を、高電圧発生器2とケーシング1との間に構成された隙間Sを通して、排気口12側に導くことができる。このとき前記高電圧発生器2を通過した空気を、イオン化電極3のコロナ放電によってイオン化し、これを排気口12及び排気管5を通して吸気マニホールドに供給する。
【0019】
この実施形態において、コロナ放電Bは陽極31aの外周に設けられた各先鋭部31bから、図1に示した弧を描いて、陰極32aに到達する。
陽極31aの先鋭部31bは陰極32aの方を直接向かず、しかも陰極32aが凸状の曲面であるので、コロナ放電Bの指向性は鈍くなっていると考えられる。従って、陽極31a及び陰極32aの加工時や取付け時の誤差等により、一部の先鋭部31bが陰極32aに対して他の先鋭部31bより接近しても、放電がこの先鋭部31bに集中するのが抑制されており、コロナ放電Bは火花放電に発展するおそれのない、安定した状態で発生する。このため、高電圧発生器2において電気回路素子が焼損する等のトラブルが生じることがなくなり、トランスの一次側の電流値を従来の3分の1程度まで低減させることができた。そして、単位時間当たりのオゾン生成量が増加し、空気のイオン化効率が向上した。
【0020】
図3は参考例に係るイオン発生装置を示す断面図、図4はそのイオン化電極の平面図、図5は図3におけるV−V線断面図である。
この参考例において、イオン化電極3は、矩形形状の陽極31a及び支持軸31cからなる陽極部31と、半円筒状の陰極32a及び支持軸32bからなる陰極部32とを備えている。陽極31aの長手方向に沿った両側縁には鋸歯状に先鋭部31bが形成されており、陰極32aはその母線が陽極31aの長手方向と平行になるように配置されている。
【0021】
この参考例においても、第1の実施形態と同様に、陽極31aの先鋭部31bが直接陰極32aの方を向かず、陰極32aが凸状の曲面であるので、電極の加工時や取付け時の誤差によってコロナ放電Bが一部に偏るのが抑制されており、コロナ放電Bは安定して発生する。
この参考例では、陽極31aの両端面に先鋭部31bが数多く形成されており、各先鋭部31bから陽極31aの長手方向にコロナ放電Bが並列に数多く発生するので、空気のイオン化効率がさらに向上し、トランスの一次側の電流値も従来の3分の1程度まで低減させることができた。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るイオン化電極3を示した断面図である。このイオン化電極3においては、陰極32aが円筒形状に構成されており、陽極31aが、陰極32aの周面に対向させて陰極32aの周方向に4個配置されている。この結果、さらに多量のコロナ放電Bが発生する。
【0022】
図7は、本発明の第3の実施形態に係るイオン発生装置のイオン化電極3を示す断面図である。
このイオン化電極3は、両側縁に先鋭部31bが形成された矩形形状の陽極31aと、陽極31aの各側縁と平行にその母線が延びるように配置された一対の円筒状の陰極32aとを2組備えている。一対の陽極31aの間には鉄板34が介在している。
このイオン化電極3においても、図6のイオン化電極と同様に、多量のコロナ放電Bが発生する。
【0023】
図8は、参考例に係るイオン発生装置のイオン化電極3を示す斜視図である。
このイオン化電極3は、矩形形状の陽極31aと、この陽極31aの平面に対して所定角度傾斜させて対向配置された平板状の陰極32aとを備えている。陽極31aの長手方向に沿った一側縁には鋸歯状に先鋭部31bが形成されている。
このイオン化電極3においても、コロナ放電が一部に偏るのが抑制されており、コロナ放電が安定する。
【0024】
なお、以上の実施形態においては、イオン発生装置の排気管5を吸気マニホールドに連通させる構成につき説明しているがこれに限定されるものではなく、このイオン発生装置を吸気マニホールドのサージタンク等に内蔵させることにしてもよい。
また、内燃機関の回転数、燃料の噴射量等に対応させ、コンピュータの指令によりトランスの一次側の電圧値若しくは電流値を変更したり、又は陽極31a若しくは陰極32aの少なくとも一方の位置を変えたりすることにより、コロナ放電の発生量を制御してもよい。
そして、以上の実施形態においては、イオン化した空気を内燃機関に供給する場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、ボイラーや焼却炉等の燃焼装置、消臭装置、殺菌装置、空気清浄機、壊疽や水虫等の患部にオゾンを照射して治療する等の医療機器等に供給することにしてもよい。ボイラー等の燃焼装置に適用する場合は、バーナーの吸気管にイオン発生装置の排気管5を連通させ、バーナーに空気とともにオゾンを供給すればよい。
【0025】
図9は、本発明に係る第4の実施形態を示す断面図である。
このイオン発生装置は、図1に示すイオン発生装置において、筒状のケーシング1の一方の開口部1cにダストフィルター9が、他方の開口部1dにシロッコファン10が追加構成されている。このシロッコファン10によりダストフィルター9側からケーシング1内に空気が導入され、このとき空気に含まれるゴミはダストフィルター9で除去される。
【0026】
さらに、この実施形態においては、この空気の流路Aの上流側から順に、電源部7、高電圧発生器2及び電気回路部品6、イオン化電極3が配置されている。
電源部7には蓄電池が複数個収容されており、蓄電池には外部部品のソーラーパネル8が接続されている。ソーラーパネル8において太陽光線の放射エネルギーが電気エネルギーに変えられ、この電気エネルギーが蓄電池に蓄えられる。電源部7には電気回路部品6が接続されており、電気回路部品6にはさらにシロッコファン10のモータ10aの電源線が接続されている。高電圧発生器2には高電圧発生用の電気回路部品が収容されている。
なお、電源部7には、ソーラーパネル8から得た電気エネルギーを蓄える蓄電池の他に、交流電源から得た電気エネルギーを蓄える蓄電池を収容してもよい。
【0027】
以上の構成であれば、電源部7の蓄電池を電源として、イオン化電極3の陽極31aと陰極32aとの間に高電圧を印加することができる。これにより両電極間にコロナ放電が発生し、ダストフィルター9から逐次導入された空気がイオン化されてオゾンが発生し、このオゾンがシロッコファン10によりケーシング1の外部に送りだされる。
このとき、第1の実施形態と同様に、コロナ放電Bが安定して発生するので、トランスの一次側の電流値が小さくて済み、空気のイオン化効率も良好である。
この実施形態に係るイオン発生装置は、電源が蓄電池であるので、携帯することができる。しかもこの装置はソーラーパネルを備えており、自動的に電気エネルギーが蓄えられるので、電池を充電させなくても長時間使用することができる。なお、この実施形態においては、開口部1dにシロッコファン10を設けているがこれに代えて開口部1d側にエアポンプを設けることにしてもよい。
さらに、このイオン発生装置にオゾンを触媒により若しくは電気的分解により分解するオゾン分解装置を内蔵させるか又は外部に接続することにより、このイオン発生装置を酸素供給装置として使用することもできる。特にこの実施形態を医療用の酸素供給装置に適用した場合には、従来の酸素ボンベと比較して小型軽量であり、携帯に便利である。
【0028】
本発明のイオン発生装置は、前記実施形態に限定されるものではなく、前記ケーシング1を角形断面に形成する等、種々の設計変更を施すことができる。
また、陽極32aを接地し、高電圧発生器2によりマイナスの高電圧を印加して、陽極31aと陰極32aとの極性を逆にしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載のイオン発生装置によれば、イオン化電極が、先鋭部を縁部の少なくとも一部に含む平板状の一極と、この一極の平面に対向する他極とからなり、一極の先鋭部は直接他極の方を向いていないので、コロナ放電の指向性が鈍くなっていると考えられる。従って、電極の加工時や取付け時の誤差等により一部の先鋭部が他極に対して他の先鋭部より接近しても、放電がこの部分に集中するのが抑制されており、コロナ放電は火花放電に発展するおそれのない、安定した状態で発生する。よって、このイオン発生装置においては、高電圧発生器において電気回路素子が焼損する等のトラブルが生じることがなく、トランスの一次側の電流値を低減することができるとともに、空気のイオン化効率が向上する。
しかも、前記一極が星型電極であり、前記他極が球又はその一部であるので、コロナ放電の指向性がさらに鈍くなり、コロナ放電がさらに安定して発生するので、トランスの一次側の電流値をさらに低減できるとともに、空気のイオン化効率がさらに向上する。
【0030】
請求項2記載のイオン発生装置によれば、一極の先鋭部が、鋸歯状にて直線的に配列されており、他極がその軸線が一極の先鋭部と平行に延びる円筒又はその一部であるので、コロナ放電の指向性が鈍くなっており、放電が一部に集中するのが抑制され、コロナ放電が安定する。従って、トランスの一次側の電流値を低減できるとともに、空気のイオン化効率が向上する。さらに、一極及び他極を長尺にすることにより、一度に多量のコロナ放電を発生させてオゾンの発生量を増加させることができる。
また、一極が他極の周面に対向させて他極の周方向に複数個配置されているので、さらにオゾンの発生量を増加させることができる。
【0031】
請求項3記載のイオン発生装置によれば、他極が一極の複数列の先鋭部と平行に複数個配置されているので、請求項6記載のイオン発生装置と同様にオゾンの発生量を増加させることができる。
【0032】
請求項4記載のイオン発生装置によれば、内燃機関に空気を供給する吸気装置に内蔵又は接続されているので内燃機関において高効率の燃焼が実現される。
【0033】
請求項5記載のイオン発生装置によれば、電源部からコロナ放電用の電源が供給されるので、携帯が可能になる。しかもこの装置はソーラーパネルを備えており、自動的に電気エネルギーが蓄えられるので、電池を充電させなくても長時間使用することができる。
請求項6記載のイオン発生装置によれば、オゾン分解装置を備えているので、酸素供給源として機能することができ、これを医療用の酸素供給装置等に適用した場合には、従来の酸素ボンベと比較して小型軽量であり、携帯に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るイオン発生装置を示す断面図である。
【図2】 図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】 参考例に係るイオン発生装置を示す断面図である。
【図4】 参考例に係るイオン化電極を示す平面図である。
【図5】 図3のV−V線拡大断面図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態に係るイオン発生装置のイオン化電極を示す断面図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態に係るイオン発生装置のイオン化電極を示す斜視図である。
【図8】 参考例に係るイオン発生装置を示す断面図である。
【図9】 本発明の第4の実施形態に係るイオン発生装置のイオン化電極を示す断面図である。
【図10】 従来のイオン発生装置を示す断面図である。
【図11】 従来の他のイオン発生装置のイオン化電極を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 高電圧発生器
3 イオン化電極
31 陽極部
31a 陽極
31b 先鋭部
31c 支持軸
32 陰極部
32a 陰極
32b 支持軸
33 支持部材
11 吸気口
12 排気口
Claims (6)
- ケーシングに吸気口と排気口とがそれぞれ形成されており、吸気口から導入された空気をイオン化電極によりイオン化するイオン発生装置において、
前記イオン化電極が、先鋭部を縁部の少なくとも一部に含む平板状の一極と、この一極の平面に対向する他極とからなり、
前記一極が星型電極であり、前記他極が球又はその一部であることを特徴とするイオン発生装置。 - ケーシングに吸気口と排気口とがそれぞれ形成されており、吸気口から導入された空気をイオン化電極によりイオン化するイオン発生装置において、
前記イオン化電極が、鋸歯状にて直線的に配列された先鋭部を少なくとも含む平板状の一極と、母線が一極の先鋭部と平行に延びる円筒又はその一部である他極とからなり、
前記一極が前記他極の周面に対向させて当該他極の周方向に複数個配置されたことを特徴とするイオン発生装置。 - 前記一極に先鋭部が複数列形成されており、前記他極が各先鋭部に対してその母線を個別に沿わせて複数個配置された請求項2記載のイオン発生装置。
- 内燃機関に空気を供給する吸気装置に内蔵又は接続されている請求項1又は2記載のイオン発生装置。
- 太陽光線の放射エネルギーを電気エネルギーに変えるソーラーパネルと、前記電気エネルギーを蓄える蓄電池からなる電源部とを備えた請求項1又は2記載のイオン発生装置。
- 空気をイオン化して得られたオゾンを分解するオゾン分解装置を備えた請求項5記載のイオン発生装置。
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