JPS5916556A - 静電式空気清浄装置の放電イオン化装置 - Google Patents
静電式空気清浄装置の放電イオン化装置Info
- Publication number
- JPS5916556A JPS5916556A JP12296382A JP12296382A JPS5916556A JP S5916556 A JPS5916556 A JP S5916556A JP 12296382 A JP12296382 A JP 12296382A JP 12296382 A JP12296382 A JP 12296382A JP S5916556 A JPS5916556 A JP S5916556A
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- Japan
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- electrodes
- negative ions
- discharge
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、静電式空気清浄装置の放電イオン化装置に
係り、特に、放電極を金属で形成するとともに該放電極
と対向する接地極を二重の高抵抗体で形成した静電式空
気清浄装置の放電イオン化装置に関する。
係り、特に、放電極を金属で形成するとともに該放電極
と対向する接地極を二重の高抵抗体で形成した静電式空
気清浄装置の放電イオン化装置に関する。
従来、室内空気清浄用に用いられるいわゆる静電式空気
清浄装置における放電イオン化部(荷電部)は、金属製
の放電極と該放電極と対向する金属製の接地極から構成
されており、放電極として線状または針状、接地極とし
て平板のものが用いており、両極間に形成される電界は
不平等電界である。そして両極間に加えられる電圧は6
〜12kV、両極間の最短離隔距離は2〜4crnぐら
いである。
清浄装置における放電イオン化部(荷電部)は、金属製
の放電極と該放電極と対向する金属製の接地極から構成
されており、放電極として線状または針状、接地極とし
て平板のものが用いており、両極間に形成される電界は
不平等電界である。そして両極間に加えられる電圧は6
〜12kV、両極間の最短離隔距離は2〜4crnぐら
いである。
この両極間の最短離隔距離は、除去する空気汚染物質が
両極間で荷電される帯域すなわち荷電帯域(移動するイ
オンの幅)が大きくなるように定め、それからアーク放
電に移行しないように両極間印加電圧を定めている。な
お両極間の離隔距離を荷電帯域が大きくなるように定め
るのは、金属製の両極間のコロナ放電において接地極へ
移動するイオンは両極間の最短距離を通るため、細い線
状の放電路になるので(第3図(a)参照)、空気汚染
物質が荷電される機会を多くするだめである。それには
両極間の離隔距離を小さくせざるを得す、このため両極
間印加電圧を大きくすることもできない。それゆえに従
来技術においては、空気汚染物質をイオン化させるイオ
ン濃度は小さく寸だ荷電帯域も小さいので、集塵も粒径
01μm位の空気汚染物質にとどまり、悪臭を発生する
物質は除去できず防臭力が弱いという問題点があった。
両極間で荷電される帯域すなわち荷電帯域(移動するイ
オンの幅)が大きくなるように定め、それからアーク放
電に移行しないように両極間印加電圧を定めている。な
お両極間の離隔距離を荷電帯域が大きくなるように定め
るのは、金属製の両極間のコロナ放電において接地極へ
移動するイオンは両極間の最短距離を通るため、細い線
状の放電路になるので(第3図(a)参照)、空気汚染
物質が荷電される機会を多くするだめである。それには
両極間の離隔距離を小さくせざるを得す、このため両極
間印加電圧を大きくすることもできない。それゆえに従
来技術においては、空気汚染物質をイオン化させるイオ
ン濃度は小さく寸だ荷電帯域も小さいので、集塵も粒径
01μm位の空気汚染物質にとどまり、悪臭を発生する
物質は除去できず防臭力が弱いという問題点があった。
この発明は、このような従来技術の問題点に着目してな
されたもので、放電極は金属で形成するが、接地極を二
重の高抵抗体で形成することによって、上記問題点を解
決することを目的としている。
されたもので、放電極は金属で形成するが、接地極を二
重の高抵抗体で形成することによって、上記問題点を解
決することを目的としている。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示す略平面図である。
まず構成を説明すると、1は放電極で、金属例えばステ
ンレス薄板で形成されており、第2図に示すようにその
長方方向に平行な両側面は鋸歯状に形成されている。放
電極1は略90°に折り曲げられて断面V字状になって
いる。空気流(矢印)は放電極1によって左右に分けら
れている。
ンレス薄板で形成されており、第2図に示すようにその
長方方向に平行な両側面は鋸歯状に形成されている。放
電極1は略90°に折り曲げられて断面V字状になって
いる。空気流(矢印)は放電極1によって左右に分けら
れている。
2は接地極で、放電極1と対向する位置に配置され、二
重の高抵抗体例えばpvc皮膜が被着された木材、紙等
の平板で形成されている。
重の高抵抗体例えばpvc皮膜が被着された木材、紙等
の平板で形成されている。
次に作用を説明する。
放電極1に負高電圧を印加したいわゆる負コロナの場合
について説明すると、放電極1の表面近く(鋸歯の先端
部)の電界強度の強いところから負コロナが発生し、こ
のため電子と同数負イオンが発生する。負イオンは接地
された正極である接地極2に引かれる。接地極2に飛来
した負イオンは、接地極2が金属製であると直ちに放電
中和するが、接地極2が二重の高抵抗体で形成されてい
るため、直ちに放電中和しない。そのため、水の流れを
板でせき止めた場合水が板に沿って流れ水流の幅が次第
に広くなるように、接地極2側において極板全表面にわ
たり、負イオンの洪水のような負イオンの多い放電路と
なる(第3図(b)参照)。
について説明すると、放電極1の表面近く(鋸歯の先端
部)の電界強度の強いところから負コロナが発生し、こ
のため電子と同数負イオンが発生する。負イオンは接地
された正極である接地極2に引かれる。接地極2に飛来
した負イオンは、接地極2が金属製であると直ちに放電
中和するが、接地極2が二重の高抵抗体で形成されてい
るため、直ちに放電中和しない。そのため、水の流れを
板でせき止めた場合水が板に沿って流れ水流の幅が次第
に広くなるように、接地極2側において極板全表面にわ
たり、負イオンの洪水のような負イオンの多い放電路と
なる(第3図(b)参照)。
それ故、両極間の離隔距離および両極間印加電圧が従来
技術と同じ場合は、荷電帯域がより大きくなる。また、
接地極2に飛来した負イオンは直ちに放電中和しないの
で、従来と同じ両極間の離隔距離であっても、火花放電
に移行する電圧はさらに高くなり、18〜20 kvの
高電圧を印加することが可能になる。両極間の印加電圧
を18〜20 kvの高電圧にすると、高電界となるの
で8負イオン濃度はイオン洪水とも云えるように高くな
り、また空気中に存在する非常に安定な粉塵すなわち空
気コロイド(粒径0.001μm程度)を不安定にする
ことができる。しだがって悪臭発生物質をも含んでいる
空気コロイドは荷電集塵され、防臭力は大きくなる。接
地極2に飛来した負イオンによって接地極2の1? V
C皮膜の表面は負電気に帯電きれるので、接地極2の
表面が負イオンの反射板となり、空気中に放出する有効
負イオン濃度t−gらに高くすることができる。
技術と同じ場合は、荷電帯域がより大きくなる。また、
接地極2に飛来した負イオンは直ちに放電中和しないの
で、従来と同じ両極間の離隔距離であっても、火花放電
に移行する電圧はさらに高くなり、18〜20 kvの
高電圧を印加することが可能になる。両極間の印加電圧
を18〜20 kvの高電圧にすると、高電界となるの
で8負イオン濃度はイオン洪水とも云えるように高くな
り、また空気中に存在する非常に安定な粉塵すなわち空
気コロイド(粒径0.001μm程度)を不安定にする
ことができる。しだがって悪臭発生物質をも含んでいる
空気コロイドは荷電集塵され、防臭力は大きくなる。接
地極2に飛来した負イオンによって接地極2の1? V
C皮膜の表面は負電気に帯電きれるので、接地極2の
表面が負イオンの反射板となり、空気中に放出する有効
負イオン濃度t−gらに高くすることができる。
なお負コロナにおいては、オゾン03の発生が従来問題
となっているが、この発明では、オゾン03の発生量は
きわめて少ない。オゾン03は、酸+ 素止イオン02と酸素負イオン02の中和結合によって
生じる。従来技術においては放電路が細い線+ 状でろるだめ、酸素圧イオン02と酸素負イオン02が
同一面積内の電極表面に分布きれており、そのだめよく
結合するのでオゾン発生量が多かった。
となっているが、この発明では、オゾン03の発生量は
きわめて少ない。オゾン03は、酸+ 素止イオン02と酸素負イオン02の中和結合によって
生じる。従来技術においては放電路が細い線+ 状でろるだめ、酸素圧イオン02と酸素負イオン02が
同一面積内の電極表面に分布きれており、そのだめよく
結合するのでオゾン発生量が多かった。
この発明におい′ては接地極2側において放電路が大き
く換言すれば幅が広がっているだめ、接地極 /+ 2板上に酸素イオン02が平均して広範囲に分散されて
おり、そのため酸素イオン02との結合は疎であるので
、オゾン発生量はきわめて少ないのである。また、接地
極2は二重の高抵抗体である」= から、その表面は酸素イオン02の発生する率も少ない
のである。
く換言すれば幅が広がっているだめ、接地極 /+ 2板上に酸素イオン02が平均して広範囲に分散されて
おり、そのため酸素イオン02との結合は疎であるので
、オゾン発生量はきわめて少ないのである。また、接地
極2は二重の高抵抗体である」= から、その表面は酸素イオン02の発生する率も少ない
のである。
以上負コロナについて説明してきたが放電極1に正高電
圧を印加するいわゆる正コロナを用いてもよい。が負コ
ロナを用いた方がよい。正イオンが集塵部、フィルタそ
の他高電圧発生部から漏洩した場合、室内の正イオン比
率が上昇して人体に有害であるのが観測されるからであ
る。
圧を印加するいわゆる正コロナを用いてもよい。が負コ
ロナを用いた方がよい。正イオンが集塵部、フィルタそ
の他高電圧発生部から漏洩した場合、室内の正イオン比
率が上昇して人体に有害であるのが観測されるからであ
る。
以上説明してきたように、この発明は、放電極を金属で
形成するとともに該放電極と対向する接地極を二重の高
抵抗体で形成することによって、両極間の印加電圧を大
きくすることが可能庁ので荷電帯域およびイオン濃度を
大きくでき、それに伴い微細空気汚染物質0.001
ttmiで荷電することができるという効果が得られる
。
形成するとともに該放電極と対向する接地極を二重の高
抵抗体で形成することによって、両極間の印加電圧を大
きくすることが可能庁ので荷電帯域およびイオン濃度を
大きくでき、それに伴い微細空気汚染物質0.001
ttmiで荷電することができるという効果が得られる
。
第1図はこの発明の一実施例を示す略平面図、第2図は
折曲前の放電極を示す図、第3図はコロす放電状態を示
す図で、(a)は従来技術のもの、(b)はこの発明に
係るものである。 1・・・放電極12・・・接地極 特許出願人 スノーデン株式会社 権 必 絃 趙 東変 李 賢 (徹 第1因 第2図 第3図 / 手続補正書(方式) 昭和57年11月6日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第122963号 2、発明の名称 静電式空気清浄装置の放電イオン化
装置3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 マルタビル6階 名 称 スノーデン株式会社 4、代 理 人 〒104電話03−573−5480
省住 所 東京都中央区銀座8丁目1o番17号昭和5
7年10月7日(発送日 昭和57年10月26日〕6
、補正の対象 図面の第3図 第1図 第2図 第3図 (−a)(b’)
折曲前の放電極を示す図、第3図はコロす放電状態を示
す図で、(a)は従来技術のもの、(b)はこの発明に
係るものである。 1・・・放電極12・・・接地極 特許出願人 スノーデン株式会社 権 必 絃 趙 東変 李 賢 (徹 第1因 第2図 第3図 / 手続補正書(方式) 昭和57年11月6日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第122963号 2、発明の名称 静電式空気清浄装置の放電イオン化
装置3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 マルタビル6階 名 称 スノーデン株式会社 4、代 理 人 〒104電話03−573−5480
省住 所 東京都中央区銀座8丁目1o番17号昭和5
7年10月7日(発送日 昭和57年10月26日〕6
、補正の対象 図面の第3図 第1図 第2図 第3図 (−a)(b’)
Claims (1)
- 1 放電極を金属で形成するとともに該放電極と対向す
る接地極を二重の高抵抗体で形成した静電式空気清浄装
置の放電イオン化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12296382A JPS5916556A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 静電式空気清浄装置の放電イオン化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12296382A JPS5916556A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 静電式空気清浄装置の放電イオン化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5916556A true JPS5916556A (ja) | 1984-01-27 |
Family
ID=14848949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12296382A Pending JPS5916556A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 静電式空気清浄装置の放電イオン化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916556A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001073908A1 (fr) * | 1998-12-10 | 2001-10-04 | Motouchi, Kyoko | Ionisateur |
US6769420B1 (en) | 1998-12-10 | 2004-08-03 | Satoko Fujiwara | Ionizer |
US7224567B2 (en) | 2001-11-16 | 2007-05-29 | Kazuo Motouchi | Structural arrangements for ion generator to promote ionization efficiency |
JP2009082901A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-23 | Panasonic Corp | 電気集じん機 |
JP2013094688A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Panasonic Corp | 電気集塵装置 |
-
1982
- 1982-07-16 JP JP12296382A patent/JPS5916556A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001073908A1 (fr) * | 1998-12-10 | 2001-10-04 | Motouchi, Kyoko | Ionisateur |
US6769420B1 (en) | 1998-12-10 | 2004-08-03 | Satoko Fujiwara | Ionizer |
US7224567B2 (en) | 2001-11-16 | 2007-05-29 | Kazuo Motouchi | Structural arrangements for ion generator to promote ionization efficiency |
JP2009082901A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-23 | Panasonic Corp | 電気集じん機 |
JP2013094688A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Panasonic Corp | 電気集塵装置 |
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