JP4172646B2 - 扉開閉用ハンドルの掛金装置 - Google Patents
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Description
装置に関するものである。
され、ロックシャフトの途中に扉開閉用ハンドルが枢着されており、当該一方の扉を閉鎖
した後、扉開閉用ハンドルによってロックシャフトを回転させて、ロックシャフトの上下
端部のロックカムを荷箱本体側のカムキーパーに係合させ、当該一方の扉を閉鎖位置に保
持する。それから他方の扉を閉鎖した後、扉開閉用ハンドルは下向きに回転させられ、他
方の扉に装備した掛金装置によって拘束される(例えば特許文献1の図1参照)。
バーの背面部に扉開閉用ハンドルが係脱する溝部を設け、固定本体とフックレバーの間に
作用力点の位置に対応してフックレバーを倒伏方向または起立方向に回転付勢するデッド
ポイントバネ機構を設け、フックレバーに隣接して固定本体に錠前収容部を設け、錠前収
容部に収容した錠前の回転内筒に連動して駆動されるストッパーによって、前記溝部に扉
開閉用ハンドルが係合した倒伏位置にフックレバーを錠止するようになっている(例えば
特許文献1、特許文献2参照)。
錠機構を解錠状態に設定して扉を開放する者がいる。このような不正解錠に対する防御機
能を強化するには、ディスクタンブラやピンタンブラといった錠止部材の組み込み数の多
いハイセキュリティの錠前ユニットを装備すれば良いのであるが、錠止部材の組み込み数
を増やすことは、必然的に錠前ユニットの軸方向長さが長大化することを意味している。
他方、貨物自動車では通行車両や通行者との接触の危険性を低減するために、車体外壁面
に装着した金具類は、外壁面からの突出量を出来るだけ少なく設計することが要請されて
いる。そのため、従前は、錠止部材の組み込み数の多いハイセキュリティの錠前ユニット
を扉開閉用ハンドルの掛金装置に装備することができなかった。
きる扉開閉用ハンドルの掛金装置を提供することである。
2を枢軸3によって固定本体1に起伏自在に枢着し、フックレバー2の背面部に扉開閉用
ハンドル4が係脱する溝部5を設け、固定本体1とフックレバー2の間に作用力点の位置
に対応してフックレバー2を倒伏方向または起立方向に回転付勢するデッドポイントバネ
機構6を設け、フックレバー2の基端部に隣接して固定本体1に錠前収容部7を設け、錠
収容部7に収容した錠前ユニット8の回転内筒9に連動して駆動されるストッパー14に
よて、前記溝部に扉開閉用ハンドルが係合した倒伏位置にフックレバーを錠止するように
した扉開閉用ハンドルの掛金装置において、
固定本体1の背面側であって錠前収容部7の延長線上に該錠前収容部7に符合した大きさ
の開口部15を形成し、固定本体1の背面に当接される座板16に該開口部15に符合し
た大きさの短円筒状の付加収容部17を背面側に突出形成し、扉パネル18と座板16に
挟まれるパッキング部材51に該付加収容部17に符合した大きさの透孔を形成し、扉パ
ネル18の正面側に内部断熱材層52に入り込むようにして形成した受入れ凹部19に、
パッキング部材51の前記透孔を通して前記付加収容部17を嵌合し、、錠止部材が格納
されている錠前ユニット8の固定ケース23の後端部24及び回転内筒9の後端部10と
ストッパーカム駆動体11を、前記付加収容部17に収めるようにしたことである。
容部7に符合した大きさの開口部15を形成し、固定本体1の背面に当接される座板16
に該開口部15に符合した大きさの短円筒状の付加収容部17を背面側に突出形成し、扉
パネル18と座板16に挟まれるパッキング部材51に該付加収容部17に符合した大き
さの透孔を形成し、該透孔を通して該付加収容部17を扉パネル18の正面側に形成した
受入れ凹部19に嵌合するようにしたので、本来の錠前収容部7から付加収容部17に至
るまでの長大な収容空間を確保することができ、これによって錠前ユニット8の固定ケー
ス23及び回転内筒9に格納される錠止部材の組み込み数の多いハイセキュリティの錠前
ユニットを使用することができるため、扉開閉用ハンドルの掛金装置の不正解錠に対する
防御機能を飛躍的に向上させることができる。
板16などの各構成部品を金属材料やエンジニアリングプラスチックで製作すれば、使用
中の機械的な打撃や歪曲変形に対して強くなる。
体11が嵌合され、抜止めリング12によって回転内筒9に固定されている。錠前ユニッ
ト8の固定ケース23の後端部24と本体回転内筒9の後端部10とストッパー駆動カム
体11は、座板16の付加収容部17に収められている。
固定本体1の正面側壁部20の中央部には縦長の割溝21が形成されており、フックレバ
ー2は中間部において水平方向の枢軸3で固定本体1に枢着されている。扉開閉用ハンド
ル4の係脱用溝部5は、フックレバー2の先端部背面にフック部22に近接して形成され
ている。
バー2に水平方向に打ち込み固着された可動ピン25と、固定本体1の前記正面壁部20
の背面側に4本のビス26で締め付け固着された支持プレート27と、支持プレート27
のU字状開放部28に配置され、先端溝部30に前記可動ピン25が係合し、基端溝部3
1に支持プレート27の支持突起32が係合するバネ保持板29と、バネ保持板29に嵌
合され、先端がバネ保持板29の先端張出部33に当接し、基端が前記開放部28の縁部
34に当接した圧縮コイルバネ35とで構成されている。
あり、作用力点である可動ピン25が前記基準線を図4において右側に越えた位置にある
とき、バネ機構6による回転付勢は枢軸3の周りに反時計回り方向に働いており、フック
レバー2は倒伏位置に保持されている。
前記回転付勢に抗しながらフックレバー2の基端部正面を押してフックレバー2を起立方
向に回転させたとき、可動ピン25が前記基準線を左側に越えた瞬間にバネ機構6による
回転付勢は時計回り方向に反転し、フックレバー2が起立位置へと急速に回転する。
おり、ストッパー14の基端アーム部37には水平ピン38によってバネ保持体39が枢
着され、バネ保持体39の基端部は固定本体1の内壁に固着されたバネ受板40の透孔4
1に挿入されている。バネ保持体39には圧縮コイルバネ43が嵌合されており、圧縮コ
イルバネ43の先端はバネ保持体39の先端張出部42に当接し、圧縮コイルバネ43の
基端は前記バネ受板40に当接している。
前記水平枢軸36、基端アーム部37、水平ピン38、バネ保持体39、バネ受板40及
び圧縮コイルバネ43は、作用力点の位置に対応してストッパー14を錠止方向または解
除方向に回転付勢するデッドポイントバネ機構8を構成している。
基端アーム部37の途中に受動板部45が形成されている。駆動アーム部44は錠前ユニ
ット8の固定ケース43に沿って前方側に屈曲形成されている。錠前ユニット8は、固定
本体1の正面側から錠前収容部7に挿入され、固定ケース43の側面溝に係合する抜止め
クリップ板46によって固定されている。バネ受板40はビス47によって固定本体1に
固定されている。
作用力点である水平ピン38が前記基準線を図4において右側に越えた位置にあるとき、
バネ機構8による回転付勢は水平枢軸36の周りに反時計回り方向に働いており、ストッ
パー14はフックレバー2の基端部背面に近接した錠止位置に保持されている。ストッパ
ー14が錠止位置にあるときには、フックレバー2を起立回転させようとしても、フック
レバー2の基端部の回転予定軌跡上にストッパー14の先端部が位置しているため、スト
ッパー14によって起立回転が直ちに制止される。
時計回り方向に回すと、ストッパー駆動カム体11の駆動アーム部44がストッパー14
の受動板部45を押すため、ストッパー44が水平枢軸36を中心として図4において時
計回り方向に回転させられる。水平ピン38が前記基準線を左側に越えた瞬間にバネ機構
8による回転付勢は時計回り方向に反転し、ストッパー14は解除位置へと急速に回転す
る。これによって、ストッパー14の先端部はフックレバー2の基端部の回転予定軌跡上
から退避し、フックレバー2の起立回転が許容される。
グ材51を介して扉パネル18に締付け固着され、貫通孔48の正面開口はキャップ49
によって閉塞される。座板16には前記貫通孔48に対応して3個の固着孔50が形成さ
れている。また、パッキング部材51と扉パネル18にも同様に固着具53、54がそれ
ぞれ形成されている。座板16の前面側部分は固定本体1の背面凹部52に嵌合されてい
る。座板16の付加収容部17は有底円筒状に形成されており、扉パネル18側の受入れ
部19は扉内部の断熱在材層52に凹み形成されている。
ー14を駆動するように構成したが、錠前ユニット8の回転内筒9に直接ストッパー14
を連結することもできる。
2 フックレバー
3 枢軸
4 扉開閉用ハンドル
5 扉開閉用ハンドルの係脱用溝部
6 デッドポイントバネ機構
7 固定本体の錠前収容部
8 錠前ユニット
9 錠前の回転内筒
10 回転内筒の後端軸部
11 ストッパー駆動カム体
12 抜止めリング
13 鍵
14 ストッパー
15 固定本体の背面側開口部
16 座板
17 付加収容部
18 扉パネル
19 受入れ部
Claims (1)
- フックレバー2を枢軸3によって固定本体1に起伏自在に枢着し、フックレバー2の背面
部に扉開閉用ハンドル4が係脱する溝部5を設け、固定本体1とフックレバー2の間に作
用力点の位置に対応してフックレバー2を倒伏方向または起立方向に回転付勢するデッド
ポイントバネ機構6を設け、フックレバー2の基端部に隣接して固定本体1に錠前収容部
7を設け、錠前収容部7に収容した錠前ユニット8の回転内筒9に連動して駆動されるス
トッパー14によって、前記溝部に扉開閉用ハンドルが係合した倒伏位置にフックレバー
を錠止するようにした扉開閉用ハンドルの掛金装置において、
固定本体1の背面側であって錠前収容部7の延長線上に該錠前収容部7に符合した大きさ
の開口部15を形成し、固定本体1の背面に当接される座板16に該開口部15に符合し
た大きさの短円筒状の付加収容部17を背面側に突出形成し、扉パネル18と座板16に
挟まれるパッキング部材51に該付加収容部17に符合した大きさの透孔を形成し、扉パ
ネル18の正面側に内部断熱材層52に入り込むようにして形成した受入れ凹部19に、
パッキング部材51の前記透孔を通して前記付加収容部17を嵌合し、、錠止部材が格納
されている錠前ユニット8の固定ケース23の後端部24及び回転内筒9の後端部10と
ストッパーカム駆動体11を、前記付加収容部17に収めるようにしたことを特徴とする
扉開閉用ハンドルの掛金装置。
Priority Applications (1)
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JP2004279561A JP4172646B2 (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004279561A JP4172646B2 (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006090076A JP2006090076A (ja) | 2006-04-06 |
JP4172646B2 true JP4172646B2 (ja) | 2008-10-29 |
Family
ID=36231312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004279561A Active JP4172646B2 (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Families Citing this family (1)
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JPH0816419B2 (ja) * | 1993-12-24 | 1996-02-21 | タキゲン製造株式会社 | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 |
JP2003213992A (ja) * | 2002-01-22 | 2003-07-30 | Tokai Rika Co Ltd | シリンダ錠 |
-
2004
- 2004-09-27 JP JP2004279561A patent/JP4172646B2/ja active Active
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