JP3233131U - 施錠構造及びこの施錠構造を備えるベンチ型宅配ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な施錠強度があり、安全性を保つことができる施錠構造及びこの施錠構造を備えるベンチ型宅配ボックスを提供する。【解決手段】箱体10に対して開閉する蓋体30を箱体に施錠するための施錠構造2であって、箱体に設けられたスライド錠と、蓋体に設けられ、スライド錠により係止される錠受具32と、箱体に設けられ、第1位置と第1位置より箱体の内部方向にある第2位置の間で動作するプッシュ錠と、を有し、スライド錠が、錠受具を係止する係止位置と錠受具の係止を解除する解除位置の間で動作し、スライド錠が係止位置にある状態で、プッシュ錠が第1位置から第2位置に移動することでスライド錠を係止位置に保持し、スライド錠が解除位置にある状態で、プッシュ錠が第1位置から第2位置に移動できない施錠構造を提供する。【選択図】図2

Description

本考案は、施錠構造及びこの施錠構造を備えるベンチ型宅配ボックスに関する。
箱体である保管ボックスに開閉可能に設けられている蓋体である開閉扉をこの保管ボックスに施錠する施錠構造が特許文献1に開示されている。
特開2018−202052号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、開閉扉に設けられたプッシュ錠からプッシュ錠の動作方向に操出されるデッドボルトが、保管ボックスにプッシュ錠の動作方向に略垂直に設けられた薄い板状の受座(係止手段)の受穴に貫通して係止されるものであり、開閉扉をデッドボルトの掛かりが浅くなる方向に引っ張ると比較的簡単に解錠されてしまい施錠強度が保てないこと、及び、前方に突出する受座(係止手段)の端面で手を挟む危険があり、安全性を保てないこと、との問題があった。
そこで、本開示は、十分な施錠強度があり、安全性を保つことができる施錠構造及びこの施錠構造を備えるベンチ型宅配ボックスを提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために以下によって把握される。
(1)本考案の施錠構造は、箱体に対して開閉する蓋体を前記箱体に施錠するための施錠構造であって、前記箱体に設けられたスライド錠と、前記蓋体に設けられ、前記スライド錠により係止される錠受具と、前記箱体に設けられ、第1位置と前記第1位置より前記箱体の内部方向にある第2位置の間で動作するプッシュ錠と、を有し、前記スライド錠が、前記錠受具を係止する係止位置と前記錠受具の係止を解除する解除位置の間で動作し、前記スライド錠が前記係止位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動することで前記スライド錠を前記係止位置に保持し、前記スライド錠が前記解除位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動できない。
(2)上記(1)において、前記スライド錠が、被保持部を有し、前記スライド錠が前記係止位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動して前記被保持部に接することで前記スライド錠を前記係止位置に保持する。
(3)上記(2)において、前記被保持部が、貫通孔であり、前記スライド錠が前記係止位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動して前記貫通孔に貫入することで前記スライド錠を前記係止位置に保持し、前記スライド錠が前記解除位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記貫通孔に貫入できないことで前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動できない。
(4)上記(1)から(3)のいずれかにおいて、前記プッシュ錠に挿抜可能な鍵を有し、前記プッシュ錠が、前記第1位置において前記内部方向の力を受けることで前記第2位置に移動して保持され、前記プッシュ錠に挿入された前記鍵が解錠方向へ回ることで保持が解除されて前記第2位置から前記第1位置に移動する。
(5)本考案の宅配ボックスは、上記(1)から(4)のいずれかに記載の施錠構造を備える。
本開示によれば、十分な施錠強度があり、安全性を保つことができる施錠構造及びこの施錠構造を備えるベンチ型宅配ボックスを提供することができる。
本考案の実施形態に係る施錠構造を備える宅配ボックスの斜視図である。 本考案の実施形態に係る施錠構造を備える宅配ボックスの斜視図である。 本考案の実施形態に係る施錠構造を拡大した斜視図である。 本考案の実施形態に係る施錠構造の解錠状態を前方から見た斜視図である。 本考案の実施形態に係る施錠構造の解錠状態を内部から見た斜視図である。 本考案の実施形態に係る施錠構造の解錠状態の上面図である。 本考案の実施形態に係る施錠構造の施錠状態を前方から見た斜視図である。 本考案の実施形態に係る施錠構造の施錠状態を内部から見た斜視図である。 本考案の実施形態に係る施錠構造の施錠状態の上面図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施形態について詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
図1、図2は、本考案の実施形態に係る施錠構造2を備える宅配ボックス1の斜視図である。
図1は蓋体30が閉じた状態を示し、図2は蓋体30が開いた状態を示している。
図1、図2に示すように、宅配ボックス1において、箱体10の中に荷物を収納して、その荷物を第三者が取り出せないようにするために、蓋体30を箱体10に施錠するための施錠構造2が、箱体10及び蓋体30の前面側に設けられている。これによって宅配ボックス1の防犯性を確保している。
図1に示すように、宅配ボックス1は、蓋体30を閉じた状態で蓋体30が略水平面になり、この上に人が座ることができるベンチ型宅配ボックスの場合を示しているが、宅配ボックス1はこれに限定されるものではない。例えば、蓋体30が閉じた状態で前側が低くなって斜めになるものであってもよい。
蓋体30は、箱体10に対して、例えば、ヒンジ36などで固定され、開閉するように設けられており、蓋体30が閉じた状態で、施錠構造2によって蓋体30を箱体10に施錠する。図2において2点鎖線で示すように、箱体10の前パネル17a及び蓋体30に施錠構造2が設けられている。
図2に示すように、箱体10は、4本の支柱12に前フレーム14(14a、14b)、左右の側フレーム15(15a、15b)、後フレーム16などが締結部材18で締結されてフレーム構造を構成し、このフレーム構造に前後左右のパネル17(前パネル17a、右側パネル17b、左側パネル17c、後パネル17d)及び底に図示しない底パネルが取り付けられて荷物等を収納する収納空間を形成している。上面には、荷物を出し入れするための開口が設けられている。箱体10は図2に示す構成に限定されず、締結部材18を用いず溶接構造にしてもよく、支柱12や前フレーム14などによるフレーム構造を用いず前後左右のパネル17及び底パネルで構成してもよい。
図1、図2において、箱体10は、横方向に長い矩形をしており、上面の荷物等を出し入れするための開口を蓋体30が覆うように設けられており、蓋体30がヒンジ36を中心に上下方向に回動して開閉するように構成されている。しかし、これに限定されず、例えば、箱体10の前面に開口があり、蓋体30が左右のどちらかの支柱12にヒンジなどで取り付けられて前方に開閉するように構成されていてもよい。また、箱体10の形状は矩形に限定されず、例えば、多角形や楕円形などであってもよい。
図3は、本考案の実施形態に係る施錠構造2を拡大した斜視図である。
図2を用いて、施錠構造2について説明する。
箱体10の内側において、前パネル17aに錠固定具22が締結部材18によって取り付けられている。締結部材18は一般的な工具では取り外せないように、例えば、リベットのような部材でもよく、あるいは、蓋体30の施錠状態では外側から外せないように、箱体10の内側からねじなどで取り付けてもよい。錠固定具22には、鍵穴20aが設けられたプッシュ部20bが前パネル17aの外側に出るようにプッシュ錠20が取り付けられている。プッシュ錠20は、固定部21により錠固定具22に取り付けられている。
プッシュ錠20は、第1位置と、この第1位置より箱体10の内部方向にある第2位置の間で動作する。そして、図1に示すように、プッシュ部20bに設けられた鍵穴20aに挿抜可能な鍵5を有し、プッシュ錠20が、第1位置において箱体10の内部方向の力を受けることで、すなわち、操作者がプッシュ部20bを押すことで、第2位置に移動して保持され、プッシュ錠20の鍵穴20aに挿入された鍵5が解錠方向へ回ることで、すなわち、操作者が鍵5により解錠操作をすることで、保持が解除されて第2位置から第1位置に移動するように構成してもよい。
箱体10の前フレーム14aには、スライド錠25が設けられている。また、図2、図3に示すように、蓋体30の内側には、補強板34が設けられており、この補強板34の前方側の下側にスライド錠25により係止される錠受具32が取り付けられている。補強板34は必須の要件ではなく、蓋体30に錠受具32を直に取り付けてもよい。箱体10の前フレーム14aに設けられたスライド錠25は、錠受具32を係止する係止位置と錠受具32の係止を解除する解除位置の間で動作するようになっている。
図4は、本考案の実施形態に係る施錠構造2の解錠状態を前方から見た斜視図である。
図5は、本考案の実施形態に係る施錠構造2の解錠状態を内部から見た斜視図である。
図6は、本考案の実施形態に係る施錠構造2の解錠状態の上面図である。
図4、図5及び図6を用いて、施錠構造2の解錠状態について説明する。なお、図6において、蓋体30の下側の各要素をわかり易くするため、蓋体30を2点鎖線で記載している。
図4において、プッシュ錠20は第1位置にある。また、スライド錠25は、錠受具32の係止を解除する解除位置にある。この状態で、蓋体30は箱体10に対して開閉可能になっており、宅配ボックス1への荷物の出し入れができるようになっている。
図5において、錠固定具22にプッシュ錠20を固定する固定部21(図3、図4参照)を取り付けるねじ23が箱体10の内部に取り付けられている。プッシュ錠20を固定する固定部21は錠固定具22を介して箱体10に取り付けられており、箱体10に対して固定され動作しない。また、図5に示すように、スライド錠25に設けられた貫通孔25bからねじ23の頭が出るようにしてもよい。
解錠状態において、プッシュ錠20の内部方向の先端側にある作用部20c(図5で破線で示す)がスライド錠25に当たるため、プッシュ錠20はこの状態から箱体10の内部方向に動作できないようになっている。すなわち、スライド錠25が解除位置にある状態で、プッシュ錠20の作用部20cが貫通孔25bに貫入できないことでプッシュ錠20が第1位置から第2位置に移動できないようになっている。
図5、図6に示すように、スライド錠25が解除位置にある状態で、スライド錠25の施錠部25aが、蓋体30に設けられた錠受具32の錠受部32aに重ならないようになっており、錠受具32がスライド錠25に係止されず、これにより蓋体30は箱体10に対して開閉可能になっている。なお、図6において、錠受具32は、蓋体30の補強板34に締結部材38によって取り付けられているが、この構成に限定されるものではなく、例えば、蓋体30に直に取り付けるようにしてもよい。
図7は、本考案の実施形態に係る施錠構造2の施錠状態を前方から見た斜視図である。
図8は、本考案の実施形態に係る施錠構造2の施錠状態を内部から見た斜視図である。
図9は、本考案の実施形態に係る施錠構造2の施錠状態の上面図である。
図7、図8及び図9を用いて、施錠構造2の施錠状態について説明する。なお、図9において、蓋体30の下側の各要素をわかり易くするため、蓋体30を2点鎖線で記載している。
図4で示す解錠状態において、スライド錠25を矢印Aの方向に動作させることで、解除位置にあったスライド錠25は、図7に示すように、錠受具32を係止する係止位置に動作する。スライド錠25が係止位置にある状態で、プッシュ錠20のプッシュ部20bを押すことで、第1位置にあったプッシュ錠20は、図7に示すように、第1位置より箱体10の内部方向にある第2位置に移動する。この状態で蓋体30は箱体10に対して開閉不能になっており、宅配ボックス1への荷物の出し入れができないようになっている。
図8に示すように、施錠状態において、プッシュ錠20の内部方向の先端側にある作用部20cがスライド錠25の貫通孔25bに貫入している。すなわち、スライド錠25が係止位置にある状態で、プッシュ錠20の作用部20cが貫通孔25bに貫入することでプッシュ錠20が第1位置から第2位置に移動できるようになっている。プッシュ錠20が第2位置にある状態でスライド錠25を解除位置に動作させようとすると、すなわち、図7において矢印Bの方向に動かそうとすると、プッシュ錠20の作用部20cが貫通孔25bの外周に接するため、解除位置に移動できない。このように、プッシュ錠20の作用部20cがスライド錠25の貫通孔25bに貫入することで、スライド錠25を係止位置に保持し、施錠構造2は施錠状態を保持できるようになっている。
スライド錠25が、被保持部を有し、スライド錠25が係止位置にある状態で、プッシュ錠20が第1位置から第2位置に移動して被保持部に接することでスライド錠25を係止位置に保持するようになっている。被保持部は、図5、図8に示すように、貫通孔25bであってもよいが、これに限定されるものではない。例えば、スライド錠25が係止位置にある状態で、スライド錠25の端部にプッシュ錠20の作用部20cが接するようにして、作用部20cによりスライド錠25を係止位置に保持し、スライド錠25が解除位置に移動できないようにしてもよい。
そして、この被保持部が貫通孔25bである場合には、スライド錠25が係止位置にある状態で、プッシュ錠20が第1位置から第2位置に移動して貫通孔25bに貫入することでスライド錠25を係止位置に保持し、スライド錠25が解除位置にある状態で、プッシュ錠20が貫通孔25bに貫入できないことでプッシュ錠20が第1位置から第2位置に移動できないようにしてもよい。
このように、本実施形態に係る施錠構造2は、スライド錠25が係止位置にある状態で、プッシュ錠20が第1位置から第2位置に移動することでスライド錠25を係止位置に保持し、スライド錠25が解除位置にある状態で、プッシュ錠20が第1位置から第2位置に移動できないようになっている。
図8、図9に示すように、スライド錠25が係止位置にある状態で、スライド錠25の施錠部25aが、蓋体30に設けられた錠受具32の錠受部32aの上側に重なっており、錠受具32がスライド錠25によって係止されている。これによって、蓋体30は閉じた状態から開くことができないようになり、蓋体30が箱体10に対して施錠された状態になっている。
蓋体30が箱体10に施錠された状態において、プッシュ錠20のプッシュ部20bに設けられた鍵穴20aに鍵5を挿入して解錠方向に回すことで、プッシュ錠20の保持が解除されて第2位置から第1位置に移動する。これによって、スライド錠25の貫通孔25bに貫入していたプッシュ錠20の作用部20cが貫通孔25bから抜けて、スライド錠25の係止位置の保持が解除されるため、スライド錠25を係止位置から解除位置に移動できるようになる。これによって、蓋体30が箱体10に施錠された状態から解錠された状態になり、蓋体30を開いて箱体10、すなわち、宅配ボックス1に収納された荷物を取り出すことができる。
なお、本実施形態においてスライド錠25は、箱体10の前フレーム14aに沿って横方向に動作するように示されているが、これに限定されるものではない。例えば、スライド錠25を前パネル17aに回動可能に固定し、スライド錠25が前パネル17aの面に沿って回転中心を中心に回動して、係止位置と解除位置の間で動作するようにしてもよい。
本実施形態に係る施錠構造2において、プッシュ錠20は第2位置において、同じ箱体10に設けられたスライド錠25を係止位置に保持し、解除位置に移動するのを防ぐものである。したがって、プッシュ錠20を手前に移動させるように箱体10の前パネル17aを前方に開くように外力を加えても、プッシュ錠20とスライド錠25の位置関係は影響を受けない。この係止位置に安定的に保持されたスライド錠25によって、蓋体30に設けられた錠受具32を係止するため、箱体10を前方に開くように外力を加えても、この係止を解除することは極めて困難であり、施錠構造2は十分な施錠強度を有するものになっている。本実施形態で例示したように、プッシュ錠20の動作方向(例えば、前後方向)とスライド錠25の動作方向(例えば、左右方向)を異なる方向にすることで、施錠構造2の施錠強度がより確実なものになる。
また、蓋体30に設けられた錠受具32がプッシュ錠20によって直接施錠されるのではなく、スライド錠25によってプッシュ錠20から見て間接的に施錠されるため、プッシュ錠20の動作方向と錠受具32の錠受部32aの設ける方向に直接の関係性がない。このため、錠受具32の錠受部32aをプッシュ錠20の動作方向に垂直に設ける必要がなく、図5、図8などに示すように、錠受具32の錠受部32aをプッシュ錠20の動作方向に平行に設けることが可能となる。したがって、図5、図8などに示すように、錠受具32を蓋体30に対して下側に突出しないように設けることができるため、錠受具32によって操作者の手を挟むことを防止することができ、施錠構造2及びこの施錠構造2を備える宅配ボックス1の安全性を保つことができる。
以上の説明のとおり、本実施形態によれば、十分な施錠強度があり、安全性を保つことができる施錠構造2及びこの施錠構造2を備える宅配ボックス1(ベンチ型宅配ボックスなど)を提供することができる。
また、本実施形態によれば、スライド錠25が解除位置にある状態では、プッシュ錠20が貫通孔25bに貫入できないようにすることでプッシュ錠20が第1位置から第2位置に移動できないようになっている。このようにすることで、蓋体30が箱体10に対して閉じており、かつ、プッシュ錠20が第2位置にあり、図4に示す解錠状態に対する図7に示す施錠状態のように、前パネル17aに対して突出するプッシュ部20bの高さが低くなっているのを確認することで、蓋体30が施錠されていることを一見して確認することができる。これにより、施錠するのを忘れることを防止できる。
以上、具体的な実施形態に基づいて本考案を説明してきたが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良を実施しても良い。
このように、本考案は、具体的な実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良を施したものも本考案の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは、当業者にとって実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。
1 宅配ボックス1
2 施錠構造
5 鍵
10 箱体
12 支柱
14 前フレーム
14a 前フレーム
15 側フレーム
16 後フレーム
17 パネル
17a 前パネル
18 締結部材
20 プッシュ錠
20a 鍵穴
20b プッシュ部
20c 作用部
21 固定部
22 錠固定具
23 ねじ
25 スライド錠
25a 施錠部
25b 貫通孔
30 蓋体
32 錠受具
32a 錠受部
34 補強板
36 ヒンジ
38 締結部材

Claims (5)

  1. 箱体に対して開閉する蓋体を前記箱体に施錠するための施錠構造であって、
    前記箱体に設けられたスライド錠と、
    前記蓋体に設けられ、前記スライド錠により係止される錠受具と、
    前記箱体に設けられ、第1位置と前記第1位置より前記箱体の内部方向にある第2位置の間で動作するプッシュ錠と、を有し、
    前記スライド錠が、前記錠受具を係止する係止位置と前記錠受具の係止を解除する解除位置の間で動作し、
    前記スライド錠が前記係止位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動することで前記スライド錠を前記係止位置に保持し、
    前記スライド錠が前記解除位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動できないことを特徴とする施錠構造。
  2. 前記スライド錠が、被保持部を有し、
    前記スライド錠が前記係止位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動して前記被保持部に接することで前記スライド錠を前記係止位置に保持することを特徴とする、
    請求項1に記載の施錠構造。
  3. 前記被保持部が、貫通孔であり、
    前記スライド錠が前記係止位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動して前記貫通孔に貫入することで前記スライド錠を前記係止位置に保持し、
    前記スライド錠が前記解除位置にある状態で、前記プッシュ錠が前記貫通孔に貫入できないことで前記プッシュ錠が前記第1位置から前記第2位置に移動できないことを特徴とする、
    請求項2に記載の施錠構造。
  4. 前記プッシュ錠に挿抜可能な鍵を有し、
    前記プッシュ錠が、前記第1位置において前記内部方向の力を受けることで前記第2位置に移動して保持され、前記プッシュ錠に挿入された前記鍵が解錠方向へ回ることで保持が解除されて前記第2位置から前記第1位置に移動することを特徴とする、
    請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の施錠構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の施錠構造を備える宅配ボックス。
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