JP3214189U - 解錠ボタンを有する錠前装置 - Google Patents

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潤 鈴木
隼 丸山
隼 丸山
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Abstract

【課題】 例えばAED(自動対外式除細動器)などの非常用物品を収納する保管庫で使用する、不特定多数の人が鍵を使用せずに解錠できるが、鍵の所持者でないと施錠できない錠前装置を提供する。【解決手段】 戸板2にカムロック錠1、停止具4、支持具7、固定具8、ボタン9を備え、固定具8に止め板3が軸棒5を介して回転可能に固定され、止め板3は支持具7と弾性体6で接続され、解錠方向へ回動し、停止具4に衝突して停止する。この時、ボタン9の重ね部が止め板3に乗り上げ、ボタン9は背面へ傾倒した状態を維持する。カムロック錠1のカムが施錠方向へ回動すると、止め板3と連動し、ボタン9の重ね部が止め板3から降り、ボタン9の係止部が止め板3を引き留め、施錠状態を維持する。戸板2の開口部から触手などでボタン9を背面へ倒すことで、ボタン9の係止部が止め板3から係脱し、解錠する。【選択図】図5

Description

本考案は、鍵を使わずに解錠するためのボタンを有する錠前装置に関する。
戸、扉、蓋、引き出し、窓などの開閉を行うものには錠前装置を備えたものがあり、鍵による操作を行う事で施錠と解錠を行う。(例えば、特許文献1参照)
特開2013−2179号公報
従来の錠前装置は鍵を所持していない人は解錠を行うことができず、人身や財産の保護、保安などの目的で用いられる一方で、例えばAED(自動対外式除細動器)などの非常用物品を収納する保管庫で盗難防止の観点から錠前装置を用いて施錠を行ってしまうと、非常時には不特定多数の人が解錠を行えることが望ましいにも関わらず、解錠ができないという弊害が起き、また、不特定多数の人が鍵で解錠を行える場合は同時に施錠を行えるため、物品の状態が使用済みかそうでないか分からなくなる。
本考案は鍵を所持していない不特定多数の人でも解錠ボタンを押して解錠はできるが、施錠を行う場合は鍵による操作が必要な錠前装置を提供することによって前述の欠点を解決しようとするものである。
前記目的を達成するために、本考案に係わる錠前装置は、鍵を用いた施錠機能と鍵を用いない解錠機能とを持った錠前装置において、保管庫や室内等の開口部の枠(以下、枠という)に開閉可能に設けられた戸板であって、戸板はカムロック錠と開口部を備え、本考案の錠前装置の正面をカムロック錠の鍵差込口を備えた戸板の前面とすると、背面には軸棒を介して回動可能な止め板を備え、止め板は、施錠状態では、枠に跨るように位置するが、施錠状態の位置から解錠状態の位置まで回動することで、枠から外れ、止め板と戸板とを接続する弾性体の弾性力によって、止め板は解錠状態の位置まで回動する付勢力が常時与えられ、施錠状態では、戸板に備えたばね板状の弾性体であるボタンが鉤状の係止部で止め板を係止することで止め板の施錠状態を維持し、開口部より触手などの手段でボタンを背面へ傾倒させることで、係止部が止め板から係脱し、解錠状態となり、解錠状態では、ボタンの重ね部が止め板の上に乗り上げ、係止部が止め板から係脱した状態を維持し、カムロック錠に鍵を差し込み回すことで、カムロック錠のカムと止め板が接触し、連動して施錠方向へ回動し、重ね部が止め板から降りると、ボタンは背面へ傾倒した状態から弾性力で正面側へ戻り、係止部が止め板を係止することで施錠状態に復帰することを特徴とする。
上述の様に、本考案の解錠ボタンを有する錠前装置は、例えばAED(自動対外式除細動器)などの非常用物品を収納する保管庫での使用を目的とする場合、不特定多数の人が解錠を行うことができるが、鍵を所持していない人は施錠を行うことができないため、鍵の管理者は施錠されているかどうかで物品の使用状態を把握することが可能である。
本考案に係る錠前装置の分解斜視図である。 本考案に係る錠前装置の施錠時状態の正面図であり、止め板とボタンを隠線表示したものである。 本考案に係る錠前装置の解錠時状態の右側面図であり、戸板とカムロック錠及びボタンの位置関係を示したものである。 本考案に係る錠前装置の戸板、固定具、止め板、軸棒の位置関係を示した右側面の部分断面拡大図である。 本考案に係る錠前装置の解錠時状態の背面図であり、停止具と固定具と支持具を隠線表示したものである。 本考案に係る錠前装置の止め板とカムが連動する様子を表した背面図である。 本考案に係る錠前装置のボタンが背面へ傾倒した状態を表した右側面の部分断面拡大図である。 本考案に係る錠前装置のボタンに備えられた係止部によって止め板が静止する様子を表した右側面の部分断面拡大図である。 実施例に係る本考案の錠前装置を用いた扉を持つ保管庫の斜視図である。
以下、本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、錠前装置はカムロック錠1、戸板2、止め板3、停止具4、軸棒5、弾性体6、支持具7、固定具8、ボタン9からなる。
戸板2は図2に示すように、カムロック錠1が配設され、ボタン9を触手などの手段で背面側へ傾倒させることができるようにした開口部2aを備えており、図5に示すように、停止具4と支持具7と固定具8とボタン9が各々取り付けられている。
図3に示すようにボタン9は当接部9aを備え、当接部9aで戸板2に固定され、当接部9aを固定端とするばね板状の弾性体であって、施錠状態の止め板3との係止部9bと解錠状態の止め板3に乗り上げる重ね部9cを備えている。
図4に示すように、止め板3は固定具8に対して、軸棒5を介して回転可能に固定されると共に、図5に示すように止め板3は支持具7と弾性体6で接続され、常時解錠方向に回動する付勢力が与えられる。
図5に示すように、停止具4は、止め板3と衝突することで、解錠方向への回動を阻止し、解錠状態の止め板3にボタン9の重ね部9cが乗り上げる。
図6に示すように、カムロック錠1が回転すると、カム1aと止め板3が接触すると共に、止め板3は付勢力に抗して施錠方向へ回転する。
図7に示すように、止め板3が付勢力に抗して施錠方向へ回転することで、重ね部9cが止め板3から降り、錠前装置背面側へ傾倒していたボタン9は弾性力で戸板2側に戻り、図8に示すように、係止部9bが止め板3を引き留める。
図2のように係止部9bにより引き留められた止め板3は戸板2の外側に露出する。
図9に示すように本考案を用いた戸板を保管庫の扉とし、扉の開閉軸を底面側へ設けることで施錠時は止め板3が枠10を跨ぐことによって扉を引き留め、解錠時は止め板3が戸板内側へ入り込むことで、扉を開くことができる。
1 カムロック錠
1a カム
2 戸板
2a 開口部
3 止め板
4 停止具
5 軸棒
6 弾性体
7 支持具
8 固定具
9 ボタン
9a 当接部
9b 係止部
9c 重ね部
10 枠

Claims (1)

  1. 鍵を用いた施錠機能と鍵を用いない解錠機能とを持った錠前装置において、
    保管庫や室内等の開口部の枠(以下、枠という)に開閉可能に設けられた戸板(2)であって、
    前記戸板(2)はカムロック錠(1)と開口部(2a)を備え、
    本考案の錠前装置の正面を前記カムロック錠(1)の鍵差込口を備えた前記戸板(2)の前面とすると、背面には軸棒(5)を介して回動可能な止め板(3)を備え、
    前記止め板(3)は、本考案の施錠状態では、前記枠に跨るように位置するが、前記施錠状態の位置から本考案の解錠状態の位置まで回動することで、前記枠から外れ、
    前記止め板(3)と前記戸板(2)とを接続する弾性体(6)の弾性力によって、前記止め板(3)は前記解錠状態の位置まで回動する付勢力が常時与えられ、
    前記施錠状態では、前記戸板(2)に備えたばね板状の弾性体であるボタン(9)が鉤状の係止部(9b)で前記止め板(3)を係止することで前記止め板(3)の前記施錠状態を維持し、
    前記開口部(2a)より触手などの手段で前記ボタン(9)を背面へ傾倒させることで、前記係止部(9b)が前記止め板(3)から係脱し、前記解錠状態となり、
    前記解錠状態では、前記ボタン(9)の重ね部(9c)が前記止め板(3)の上に乗り上げ、前記係止部(9b)が前記止め板(3)から係脱した状態を維持し、
    前記カムロック錠(1)に鍵を差し込み回すことで、前記カムロック錠(1)のカム(1a)と前記止め板(3)が接触し、連動して前記施錠方向へ回動し、前記重ね部(9c)が前記止め板(3)から降りると、前記ボタン(9)は背面へ傾倒した状態から弾性力で正面側へ戻り、前記係止部(9b)が前記止め板(3)を係止することで前記施錠状態に復帰することを特徴とする錠前装置。
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